JPH11207706A - 木材用防腐・殺虫剤 - Google Patents

木材用防腐・殺虫剤

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JPH11207706A
JPH11207706A JP10016808A JP1680898A JPH11207706A JP H11207706 A JPH11207706 A JP H11207706A JP 10016808 A JP10016808 A JP 10016808A JP 1680898 A JP1680898 A JP 1680898A JP H11207706 A JPH11207706 A JP H11207706A
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JP
Japan
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insecticide
wood
wood preservative
fold dilution
preservative
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Application number
JP10016808A
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English (en)
Inventor
Takahide Ueno
高秀 上野
Tadayasu Yonetani
維康 米谷
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Yuko Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Yuko Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液剤の調製工程が簡単で溶媒を多量に含ま
ず、水で希釈可能な高濃度の木材用防腐・殺虫剤とし、
しかも原液および希釈液が長時間分離せず、安定性に優
れた木材用防腐・殺虫剤とし、特に40倍以上、好まし
くは100倍以上の高希釈倍率で使用できる高濃度性液
剤の木材用防腐・殺虫剤とすることである。 【解決手段】 木材防腐成分(A)および殺虫成分
(B)を有効濃度の40倍以上含み、水を希釈剤として
製剤されかつ水で希釈して施用する液状の木材用防腐・
殺虫剤において、前記木材防腐成分(A)としてプロピ
コナゾールを配合し、前記殺虫成分(B)として、トラ
ロメスリン、ビフェントリン、ペルメトリン、イミダク
ロプリド、フェノブカルブ、フィプロニルおよびピリプ
ロキシフェンから選ばれる一種以上の殺虫剤を配合し、
これら両成分の配合重量比(B/A)を1.0〜15.
0とした木材用防腐・殺虫剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材防腐成分と
殺虫成分を高濃度に含有し、水を希釈剤として製剤され
かつ施用時に水で希釈する液状の木材用防腐・殺虫剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、木材用防腐・殺虫剤は、建築材
料などに使用される木材が、カビや腐朽菌に侵されるこ
とを防止するための防腐性(すなわち抗菌性)を有し、
かつシロアリやキクイムシなどの木材の耐久性を損じる
害虫を駆除するための殺虫(防除)性を有する複合的作
用のある薬剤である。このような薬剤は、処理対象の木
材の表面に塗布するか、または含浸するなどの適当な方
法で木材表面より内部に浸透させるようにして施用す
る。
【0003】周知の木材用防腐剤および木材用殺虫剤
(特に殺蟻効果を有するもの、殺蟻剤とも称される。)
を下記の表1に例示した。
【0004】
【表1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液状の木材用
防腐・殺虫剤を調製する際に、上記した防腐成分および
殺虫成分の両成分として常温(15〜25℃)で固体の
ものを採用すると、これらの成分のそれぞれについて粒
径10μm以下の微粒子に粉砕するか、または有機溶剤
などの溶媒に溶解して液状化しなければならず、製造工
程が煩雑になるという問題がある。
【0006】木材用防腐・殺虫剤は、成分をその有効濃
度または使用時の濃度(通常、有効濃度の10〜100
倍濃度である。)の所定倍数に濃縮した状態で製剤し、
使用時に希釈して施用することが好ましい。なぜなら、
木材用防腐・殺虫剤は、その処理対象が木質の建造物で
あって一度に多量を使用する場合が多く、薬剤を輸送
し、保存し、流通させる利便性のためにはできるだけ小
体積で軽量化された製剤形態であることが好ましいから
である。
【0007】このような事情によって濃縮して製剤され
る木材用防腐・殺虫剤は、常温で固体の成分を多く含む
場合には、前述のように製造コストが増大して実用性が
低くなり、さらに最終製品の液剤が不要の溶媒を多量に
含むことになるので、希釈時の防腐成分および殺虫成分
を有効濃度にすることが困難になり、特に40倍以上の
高希釈倍率で使用する高濃度性液剤にすることができな
いという問題点があった。
【0008】また、製剤用希釈剤として、灯油、キシレ
ン、ヘキサン、アルキルベンゼン、アセトン、メタノー
ル、エタノールなどの有機溶剤を使用して高濃度に調製
された油剤や乳剤タイプの木材用防腐・殺虫剤は、有機
溶剤の安全性や作業性に問題があるので、製剤のタイプ
として水を希釈剤として製剤されかつ水で希釈して施用
する水性製剤が望ましい。
【0009】また、有効濃度または使用時の濃度の40
倍以上(特に100倍以上)の高希釈倍率の高濃度性液
剤は、高濃度の原液または希釈液が分離や析出を起こし
やすく、原液または希釈液の保存時に物性の安定性が劣
るという問題点があった。
【0010】そこで、この発明の第1の課題は、上記し
た問題点を解決して、液剤の調製工程が簡単であって水
を希釈剤として製剤されかつ水で希釈して施用できる高
濃度で液状の木材用防腐・殺虫剤とすることである。
【0011】また、この発明の第2の課題は、上記課題
を解決すると共に、原液および希釈液が長時間分離・析
出を起こすことなく、安定性に優れた木材用防腐・殺虫
剤を提供することである。
【0012】さらにまた、この発明の第3の課題は、上
記課題を解決すると共に、木材用防腐・殺虫剤を特に4
0倍以上、好ましくは100倍以上の高希釈倍率で使用
できる高濃度で液状の製剤を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の第1および第2の
課題を解決するため、本願の第1の発明においては、木
材防腐成分および殺虫成分を有効濃度の40倍以上含
み、水を希釈剤として製剤されかつ水で希釈して施用す
る液状の木材用防腐・殺虫剤において、前記木材防腐成
分としてプロピコナゾールを配合し、前記殺虫成分とし
て、トラロメスリン、ビフェントリン、ペルメトリン、
イミダクロプリド、フェノブカルブ、フィプロニルおよ
びピリプロキシフェンから選ばれる一種以上の殺虫剤を
配合したのである。
【0014】また、上記の第1〜3の課題を解決するた
め、本願の第2の発明においては、木材防腐成分(A)
および殺虫成分(B)を有効濃度の40倍以上含み、水
を希釈剤として製剤されかつ水で希釈して施用する液状
の木材用防腐・殺虫剤において、前記木材防腐成分
(A)としてプロピコナゾールを配合し、前記殺虫成分
(B)として、トラロメスリン、ビフェントリン、ペル
メトリン、イミダクロプリド、フェノブカルブ、フィプ
ロニルおよびピリプロキシフェンから選ばれる一種以上
の殺虫剤を配合し、これら両成分の配合重量比(B/
A)を1.0〜15.0としたのである。
【0015】前記第1の発明においては、木材防腐成分
として採用したプロピコナゾールの主なカビや腐朽菌に
対する有効濃度が概ね0.03〜0.05重量%という
低濃度であり、かつ水に対する溶解性も比較的良く、常
温で粘稠な液体であるため、所定の殺虫成分と併用して
調製した木材用防腐・殺虫剤が、液剤としての調製工程
が簡単で溶媒を多量に含まず、実質的に水を希釈剤とし
て製剤されかつ水で希釈して施用できる高濃度の木材用
防腐・殺虫剤となる。また、原液および希釈液が長時間
分離せず、安定性に優れた木材用防腐・殺虫剤となる。
【0016】前記第2の発明においては、上記作用に加
え、木材防腐成分(A)と殺虫成分(B)の配合重量比
(B/A)を1.0〜15.0としたことにより、特に
有効濃度または使用時の濃度の40倍以上、好ましくは
100倍以上の高希釈倍率で使用できる液剤になる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明で用いる木材防腐成分の
プロピコナゾールは、1- 2-(2,4-ジクロロフェニル)-4-
プロピル-1,3- ジオキソラン-2- イル)-メチル -1H-1,
2,4- トリアゾール(化審法No.(5)−6187の
指定化学物質)を90%以上含有する木材用防腐剤であ
る。
【0018】プロピコナゾールの物性は、褐色粘稠な液
体で僅かに臭気があり、20℃での蒸気圧0.13mP
a、水への溶解性は100ppm(20℃)、アセト
ン、メタノール、イソプロパノールへの溶解性は50g
以上/100ml、ヘキサンに対する溶解性は60g/
100ml、エチレングリコールに対する溶解性は2
5.90g/100ml、プロピレングリコールに対す
る溶解性は50g/100mlである。その粘度は、7
4300Pa・s(20℃)、1400Pa・s(50
℃)である。そして、抗菌力(MIC)は、カビ類のア
スペルギルス ニガー(Aspergillus niger)に対して
6.25〜12.5ppm a.i.、キートミウム
グロボサム(Cheatomium globosum) に対して<3.12
5、ペニシラムサイトリウム(Penicillum citrium)に対
して<3.125、リゾパス ストロニファー(Rhizopu
s stolonifer) に対して>50、トリコデルマ(Trichod
erma sp.) に対して12.5〜25であり、腐朽菌類の
コリオレラス パルトリス(Coriolellus palutris)に対
して3.125〜6.25、ポリスティクタス ベルシ
カラ(Polystitus versicolor) に対して<3.125、
セルプラ ラクリマンス(Serpula lacrymans) に対して
3.125〜6.25である。
【0019】上述のプロピコナゾールは、臭気、刺激
性、毒性に問題がなく、しかも高希釈使用に耐える低有
効濃度である点で特に好ましいものである。たとえば、
IPBCのように、この発明で所要の有効濃度または使
用時の濃度が1.0%であるものは、20倍希釈用の原
液を調製すると、所要の配合割合は20重量%であり、
40倍希釈用の原液を調製すると、所要の配合割合は4
0重量%であり、さらに100倍希釈用の原液を調製す
ると 所要の配合割合は、100重量%となり、これで
は他の成分を全く添加できないことになる。
【0020】この発明に用いる殺虫成分であるトラロメ
スリン、ビフェントリン、ペルメトリン、イミダクロプ
リド、フェノブカルブ、フィプロニルおよびピリプロキ
シフェンは、それぞれ周知の殺虫成分である。上記殺虫
成分(一般名称)に対応する化合物名を以下に示す。 トラロメスリン:(S)-α- シアノ-3- フェノキシベンジ
ル(1R,3S)-2,2-ジメチル-3-(1,2,2,2-テトラブロモエチ
ル)シクロプロパンカルボキラート、 ビフェントリン:(2- メチル 1,1- ビフェニル -3-イ
ル) メチル=3-(2-クロロ-3,3,3- トリフルオロ-1- プロ
ペニル-2,2- ジメチルシクロプロパンカルボキシラー
ト、 ペルメトリン:3-フェノキシベンジル(1RS)-シス−トラ
ンス-3-(2,2-ジクロロビニル)-2,2-ジメチルシクロプロ
パンカルボキシラート、 イミダクロプリド:1-(6−クロロ-3−ピリジルメチル)-
N-ニトロイミダゾリジン-2−イリデンアミン、 フェノブカルブ:2-セコンダリーブチルフェニルN-メチ
ルカーバメート フィプロニル:5-アミノート-(2,6-ジクロル-4−トリフ
ルオロメチルフェニル)-3-シアノ-4−トリフルオロメタ
ンスルフィニルピラゾール、 ピリプロキシフェン:2- 1−メチル-2-(4-フェノキシフ
ェノキシ)エトキシ〕ピリジン。
【0021】これらの殺虫成分は、いずれも木材を餌と
するシロアリ類やキクイムシ類に対して殺虫性または防
除性を示し、かつ臭気、刺激性、毒性に問題がないもの
である。なお、この発明においては、前記した所定成分
を必須成分としているが、それ以外の殺虫成分であって
前記したような問題がないものであれば、前記必須成分
と共に使用してもよい。
【0022】
【実施例】〔実施例1〕表2に示す配合割合(重量%)
でトラロメスリンをポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルに溶解させた後、これにプロピコナゾールとソルビタ
ン脂肪酸エステルを均一に混合し、この混合物をキサン
タンガム水溶液(水を希釈剤としてキサンタンガムを溶
解した液)中に攪拌しながら添加し、全質を均等にして
木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0023】また、得られた木材用防腐・殺虫剤を評価
するため、以下の試験を行ないその結果を表2中に併記
した。
【0024】a.製造コストの評価 木材防腐成分もしくは殺虫(殺蟻)成分または両成分が
常温で固体であり、前処理として粉砕が必要である場合
には製造コスト高価(×印)と評価し、木材防腐成分お
よび殺虫(殺蟻)成分がいずれも常温で液体であり、粉
砕または溶解の前処理が不要であるか、または両成分の
少なくとも一方が常温で固体であっても溶剤に溶解させ
て製剤可能である場合には製造コスト安価(○印)と評
価した。
【0025】b.流動性試験 製造後の流動性について、容器から容易に流出するもの
(20℃における粘度:3000cP未満)を○印、容
器から容易に流出しないもの(20℃における粘度:3
000cP以上)を×印とする2段階評価を行なった。
【0026】c.原液安定性試験 製造された木材用防腐・殺虫剤の原液を50℃または0
℃で10日間静置した後、分離および結晶析出のないも
のを○印、分離および結晶析出の少なくとも一方が起こ
ったものを×印とする2段階評価を行なった。
【0027】d.希釈安定性試験 製造された木材用防腐・殺虫剤の原液を所定希釈倍数に
水で希釈し、20℃または2℃で3日間静置した後、分
離、沈澱および結晶析出のいずれも起こさないものを○
印、分離、沈澱または結晶析出のいずれかを起こしたも
のを×印とする2段階評価を行なった。
【0028】
【表2】
【0029】表2の結果からも明らかなように、実施例
1は、殺虫成分としてプロピコナゾールを使用し、この
製剤形態は混合により容易(安価)に流動性、原液安定
性、希釈安定性に優れ、40倍以上の高希釈倍数用の製
剤が得られた。
【0030】〔比較例1〕表2に示す配合割合でトラロ
メスリンおよびシプロコナゾールをキシレンに溶解させ
た後、ソルビタン脂肪酸エステルを均一に混合し、これ
を予めキサンタンガムまたはポリビニルアルコールを溶
解させた水溶液中に攪拌しながら添加し、全質を均等に
して20倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤および40倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0031】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験a〜dを行ない、その結果を表2中に併
記した。
【0032】比較例1では、コナゾール系の防腐剤であ
るシプロコナゾールは、常温で固体(融点103〜10
5℃)であるため、実施例1と同様に製剤するには、ま
ず有機溶剤に溶解する必要があった。この場合、油分量
が増えたため、流動性、原液安定性、希釈安定性に問題
のない40倍以上の高希釈倍数用の製剤は得られなかっ
た。
【0033】〔比較例2〕表2に示す配合割合でトラロ
メスリンおよびシプロコナゾールを予めジェットオーマ
イザー(粉砕機)を用いて粒径10μm以下に微粉末化
した。これを予めキサンタンガムを溶解させた水溶液中
にソルビタン脂肪酸エステルと共に攪拌しながら添加
し、全質を均等にして木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0034】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験a〜dを行ない、その結果を表2中に併
記した。
【0035】比較例2は、コナゾール系の防腐剤である
シプロコナゾールを用いており、流動性、原液安定性、
希釈安定性に問題のない40倍以上の高希釈倍数用の製
剤を得るためには、シプロコナゾールを粉砕機により粒
径10μm以下に微粉砕する必要があり、製造コストの
増大を招いて好ましい製剤ができなかった。
【0036】〔実施例2〕表3に示す配合割合でトラロ
メスリンをポリオキシエチレンアルキルエーテルに溶解
した後、プロピコナゾール、乳化剤A、プロピレングリ
コールを加えて均一に混合溶解し、所定量の精製水を加
えて混合し、全質を均等にして40倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤を製造した。
【0037】また、表3に示す配合割合でトラロメスリ
ンをポリオキシエチレンアルキルエーテルに溶解した
後、プロピコナゾールとソルビタン脂肪酸エステルを加
えて均一な混合液を製造した。次いで、所定量の精製水
にポリビニルアルコールを溶解させた水溶液中に前記混
合液を徐々に添加しながら混合し、全質を均等にして1
00倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0038】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表3中に併記
した。
【0039】
【表3】
【0040】〔比較例3〕表3に示す配合割合でトラロ
メスリンおよびIPBCをポリオキシエチレンアルキル
エーテルに溶解した後、乳化剤Aとプロピレングリコー
ルを加えて均一に混合溶解し、さらに所定量の精製水を
添加混合し、全質を均等にして10倍希釈用または20
倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0041】また、表3に示す配合割合でトラロメスリ
ンおよびIPBCを予め、ジェットオーマイザー(粉砕
機)を用いて粒径10μm以下に微粉末化した。これを
キサンタンガム水溶液中にソルビタン脂肪酸エステルと
共に攪拌しながら添加し、全質を均等にして20倍希釈
用木材用防腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤を製造した。
【0042】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表3中に併記
した。
【0043】〔比較例4〕実施例2における100倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、プロピ
コナゾールに代えてサンプラスを使用し、表3に示す配
合割合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用の
木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0044】比較例3の40倍希釈用の木材用防腐・殺
虫剤の製造方法において、IPBCに代えてサンプラス
を使用し、表3に示す配合割合としたこと以外は比較例
3と全く同様にして40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
を製造した。
【0045】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表3中に併記
した。
【0046】〔実施例3〕実施例2における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメ
スリンに代えてビフェントリンを使用し、ポリオキシエ
チレンエーテルに代えてキシレンを使用し、かつ乳化剤
Aに代えて乳化剤Bを使用し、表4に示す配合割合とし
たこと以外は全く同様にして40倍希釈用の木材用防腐
・殺虫剤を製造した。
【0047】実施例2における100倍希釈用の木材用
防腐・殺虫剤の製造方法において、ポリオキシエチレン
アルキルエーテルに代えてキシレンを使用し、トラロメ
スリンに代えてビフェントリンを使用し、表4に示す配
合割合としたこと以外は全く同様にして100倍希釈用
および200倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造し
た。
【0048】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表4中に併記
した。
【0049】
【表4】
【0050】〔比較例5〕実施例2における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメ
スリンに代えてビフェントリンを使用し、プロピコナゾ
ールに代えてIPBCを使用し、乳化剤Aに代えて乳化
剤Bを使用し、表4に示す配合割合としたこと以外は全
く同様にして10倍希釈用および20倍希釈用の木材用
防腐・殺虫剤を製造した。
【0051】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤および40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてビフェン
トリンを使用し、表4に示す配合割合としたこと以外は
全く同様にして、それぞれ20倍希釈用の木材用防腐・
殺虫剤および40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製
造した。
【0052】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表4中に併記
した。
【0053】〔比較例6〕実施例2における100倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロ
メスリンに代えてビフェントリンを使用し、プロピコナ
ゾールに代えてサンプラスを使用し、表4に示す配合割
合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用の木材
用防腐・殺虫剤を製造した。
【0054】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてビフェン
トリンを使用し、IPBCに代えてサンプラスを使用
し、表4に示す配合割合としたこと以外は全く同様にし
て、それぞれ40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を
製造した。
【0055】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表4中に併記
した。
【0056】〔実施例4〕実施例2における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメ
スリンに代えてイミダクロプリドを使用し、乳化剤Aに
代えて乳化剤Bを使用し、表5に示す配合割合としたこ
と以外は全く同様にして40倍希釈用の木材用防腐・殺
虫剤を製造した。
【0057】実施例2における100倍希釈用の木材用
防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメスリンに代
えてイミダクロプリドを使用し、表5に示す配合割合と
したこと以外は全く同様にして100倍希釈用および2
00倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0058】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表5中に併記
した。
【0059】
【表5】
【0060】〔比較例7〕表5に示す配合割合でイミダ
クロプリドとIPBCをポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルに溶解した後、乳化剤Bとプロピレングリコール
を加えて均一に混合溶解し、定量の精製水を加えて混合
し、全質を均等にして10倍希釈用の木材用防腐・殺虫
剤を製造した。
【0061】また、表5に示す配合割合でイミダクロプ
リドおよびIPBCを予めジェットオーマイザーを用い
て粒径10μm以下に微粉砕した。これを予め所定量の
精製水にキサンタンガムを溶解した水溶液にソルビタン
脂肪酸エステルと共に攪拌しながら添加し、全質を均等
にして20倍希釈用木材用防腐・殺虫剤および40
倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0062】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表5中に併記
した。
【0063】〔比較例8〕実施例2における100倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロ
メスリンに代えてイミダクロプリドを使用し、プロピコ
ナゾールに代えてサンプラスを使用し、表5に示す配合
割合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用の木
材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0064】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてイミダク
ロプリドを使用し、IPBCに代えてサンプラスを使用
し、表5に示す配合割合としたこと以外は全く同様にし
て、それぞれ40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を
製造した。
【0065】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表5中に併記
した。
【0066】〔実施例5〕表6に示す配合割合でペルメ
トリン、プロピコナゾール、乳化剤A、プロピレングリ
コールを加えて均一に混合溶解し、定量の精製水を加え
て混合し、全質を均等にして40倍希釈用の木材用防腐
・殺虫剤を製造した。
【0067】また、表6に示す配合割合でペルメトリ
ン、プロピコナゾールとソルビタン脂肪酸エステルを加
えて均一な混合液を製造した。次いで、所定量の精製水
にポリビニルアルコールを溶解させた水溶液中に徐々に
添加しながら混合し、全質を均等にして100倍希釈用
の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0068】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表6中に併記
した。
【0069】
【表6】
【0070】〔比較例9〕実施例2における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメ
スリンに代えてペルメトリンを使用し、プロピコナゾー
ルに代えてIPBCを使用し、表6に示す配合割合とし
たこと以外は全く同様にして10倍希釈用の木材用防腐
・殺虫剤を製造した。
【0071】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてペルメト
リンを使用し、表6に示す配合割合としたこと以外は全
く同様にして20倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤お
よび40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0072】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表6中に併記
した。
【0073】〔比較例10〕実施例2における100倍
希釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラ
ロメスリンに代えてペルメトリンを使用し、プロピコナ
ゾールに代えてサンプラスを使用し、表6に示す配合割
合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用の木材
用防腐・殺虫剤を製造した。
【0074】また、比較例3における20倍希釈用の木
材用防腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・
殺虫剤の製造方法において、トラロメスリンに代えてペ
ルメトリンを使用し、表6に示す配合割合としたこと以
外は全く同様にして40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
を製造した。
【0075】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表6中に併記
した。
【0076】〔実施例6〕表7に示す配合割合でフェノ
ブカルブMCおよびプロピコナゾールを、ポリビニルア
ルコール水溶液にソルビタン脂肪酸エステルと共に攪拌
しながら添加し、全質を均等にして40倍希釈用の木材
用防腐・殺虫剤を製造した。
【0077】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表7中に併記
した。
【0078】
【表7】
【0079】〔比較例11〕表7に示す配合割合でIP
BCをポリオキシエチレンアルキルエーテルに溶解させ
た液およびフェノブカルブMCを、キサンタンガム水溶
液中に、ソルビタン脂肪酸エステルと共に攪拌しながら
添加し、全質を均等にして5倍希釈用の木材用防腐・殺
虫剤および10倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製
造した。
【0080】表7に示す配合割合で、IPBCを予めジ
ェットオーマイザーで粒径10μm以下に微粉砕し、こ
れをキサンタンガム水溶液にフェノブカルブMCおよび
ソルビタン脂肪酸エステルと共に攪拌しながら添加し、
全質を均等にして40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を
製造した。
【0081】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表7中に併記
した。
【0082】〔比較例12〕比較例11における5倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、IPB
Cに代えてサンプラスを使用したこと以外は全く同様に
し、表7に示す配合組成で5倍希釈用の木材用防腐・殺
虫剤または10倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製
造した。
【0083】比較例11の40倍希釈用の木材用防腐・
殺虫剤の製造方法において、IPBCに代えてサンプラ
スを使用し、表7に示す配合組成としたこと以外は全く
同様にして、40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造
した。
【0084】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表7中に併記
した。
【0085】〔実施例7〕実施例4における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、イミダク
ロプリドに代えてフィプロニルを使用し、表8に示す配
合割合としたこと以外は全く同様にして40倍希釈用の
木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0086】実施例4における100倍希釈用および2
00倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法におい
て、イミダクロプリドに代えてフィプロニルを使用し、
表8に示す配合割合としたこと以外は全く同様にして1
00倍希釈用および200倍希釈用の木材用防腐・殺虫
剤を製造した。
【0087】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表8中に併記
した。
【0088】
【表8】
【0089】〔比較例13〕比較例7における10倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、イミダ
クロプリドに代えてフィプロニルを使用し、表8に示す
配合割合としたこと以外は全く同様にして10倍希釈用
の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0090】比較例7における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤および40倍希釈用の木材用防腐・殺虫
剤の製造方法において、イミダクロプリドに代えてフィ
プロニルを使用し、表8に示す配合割合としたこと以外
は全く同様にして、20倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
および40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造し
た。
【0091】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表8中に併記
した。
【0092】〔比較例14〕比較例8における20倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、イミダ
クロプリドに代えてフィプロニルを使用し、表8に示す
配合割合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用
の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0093】比較例8における40倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤の製造方法において、イミダクロプリド
に代えてフィプロニルを使用し、表8に示す配合割合と
したこと以外は全く同様にして40倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤を製造した。
【0094】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表8中に併記
した。
【0095】〔実施例8〕実施例2における40倍希釈
用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメ
スリンに代えてピリプロキシフェンを使用し、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルに代えてPEG200を使
用し、表9に示す配合割合としたこと以外は全く同様に
して40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0096】実施例2における100倍希釈用の木材用
防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメスリンに代
えてピリプロキシフェンを使用し、表9に示す配合割合
としたこと以外は全く同様にして100倍希釈用および
200倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0097】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表9中に併記
した。
【0098】
【表9】
【0099】〔比較例15〕実施例2における40倍希
釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロ
メスリンに代えてピリプロキシフェンを使用し、プロピ
コナゾールに代えてIPBCを使用し、表9に示す配合
割合としたこと以外は全く同様にして10倍希釈用の木
材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0100】実施例2における100倍希釈用の木材用
防腐・殺虫剤の製造方法において、トラロメスリンに代
えてピリプロキシフェンを使用し、プロピコナゾールに
代えてIPBCを使用し、表9に示す配合割合としたこ
と以外は全く同様にして20倍希釈用の木材用防腐・殺
虫剤を製造した。
【0101】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてピリプロ
キシフェンを使用し、表9に示す配合割合としたこと以
外は全く同様にして、20倍希釈用の木材用防腐・殺虫
剤および40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造し
た。
【0102】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表9中に併記
した。
【0103】〔比較例16〕実施例2における100倍
希釈用の木材用防腐・殺虫剤の製造方法において、トラ
ロメスリンに代えてピリプロキシフェンを使用し、プロ
ピコナゾールに代えてサンプラスを使用し、表9に示す
配合割合としたこと以外は全く同様にして20倍希釈用
の木材用防腐・殺虫剤を製造した。
【0104】比較例3における20倍希釈用の木材用防
腐・殺虫剤または40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤
の製造方法において、トラロメスリンに代えてピリプロ
キシフェンを使用し、IPBCに代えてサンプラスを使
用し、表9に示す配合割合としたこと以外は全く同様に
して、40倍希釈用の木材用防腐・殺虫剤を製造し
た。
【0105】得られた木材用防腐・殺虫剤を評価するた
め、前記の試験b〜dを行ないその結果を表9中に併記
した。
【0106】
【発明の効果】本願の発明は、以上説明したように、木
材防腐成分としてプロピコナゾールを採用し、かつ所定
の殺虫成分を採用して調製した木材用防腐・殺虫剤とし
たことにより、このものが、液剤としての調製工程が簡
単で溶媒を多量に含まず、水で希釈可能な高濃度の木材
用防腐・殺虫剤となり、また、原液および希釈液が長時
間分離せず、安定性に優れた木材用防腐・殺虫剤となる
利点がある。
【0107】また、本願の発明は、木材防腐成分(A)
と殺虫成分(B)の配合重量比(B/A)を1.0〜1
5.0の範囲で配合したことにより、上記した利点に加
えて、木材用防腐・殺虫剤が、特に40倍以上、好まし
くは100倍以上の高希釈倍率で使用できる高濃度性液
剤になるという利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 47/22 A01N 47/22 Z 51/00 51/00 53/02 53/00 502 53/06 506Z 53/08 508Z 508C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材防腐成分および殺虫成分を有効濃度
    の40倍以上含み、水を希釈剤として製剤されかつ水で
    希釈して施用する液状の木材用防腐・殺虫剤において、 前記木材防腐成分としてプロピコナゾールを配合し、前
    記殺虫成分として、トラロメスリン、ビフェントリン、
    ペルメトリン、イミダクロプリド、フェノブカルブ、フ
    ィプロニルおよびピリプロキシフェンから選ばれる一種
    以上の殺虫剤を配合したことを特徴とする木材用防腐・
    殺虫剤。
  2. 【請求項2】 木材防腐成分(A)および殺虫成分
    (B)を有効濃度の40倍以上含み、水を希釈剤として
    製剤されかつ水で希釈して施用する液状の木材用防腐・
    殺虫剤において、 前記木材防腐成分(A)としてプロピコナゾールを配合
    し、前記殺虫成分(B)として、トラロメスリン、ビフ
    ェントリン、ペルメトリン、イミダクロプリド、フェノ
    ブカルブ、フィプロニルおよびピリプロキシフェンから
    選ばれる一種以上の殺虫剤を配合し、これら両成分の配
    合重量比(B/A)を1.0〜15.0としたことを特
    徴とする木材用防腐・殺虫剤。
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