JPH11206730A - 生体磁気測定装置 - Google Patents

生体磁気測定装置

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Publication number
JPH11206730A
JPH11206730A JP10018885A JP1888598A JPH11206730A JP H11206730 A JPH11206730 A JP H11206730A JP 10018885 A JP10018885 A JP 10018885A JP 1888598 A JP1888598 A JP 1888598A JP H11206730 A JPH11206730 A JP H11206730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring apparatus
awakening
subject
magnetic
biomagnetism measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP10018885A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Haruta
康博 春田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP10018885A priority Critical patent/JPH11206730A/ja
Publication of JPH11206730A publication Critical patent/JPH11206730A/ja
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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド室内に横たわる被測定者の覚醒を促
し効率的な測定を行うことが可能な生体磁気測定装置を
提供する。 【解決手段】センサ部が磁気シールド室内に配置され、
前記センサ部により被検体からの微弱な磁気信号を前記
シールド室外に配置されたデータ解析装置により数値化
したり画像処理を行う生体磁気測定装置において、前記
磁気シールド室内の被測定者(被検体)に対する覚醒手
段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人体等の被検体の脳など
から発生する微弱な磁界を測定するための生体磁気測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微弱磁界測定装置では超伝導量子干渉
(SQUID)素子を用いた磁束計が用いられている。
そしてこのような装置で生体から発生する磁界の強さを
測定する場合には、外部からの磁気雑音が大きな問題と
なる。即ち、脳から発生する磁界はfT(=10-15T)程
度の強さに対し、自動車、電車、およびエレベータ等か
ら発生する都市の磁気雑音はnT(=10-9T)程度の強
さなので、このような都市の磁気雑音は脳磁界の100
万倍から1億倍もの大きさである。
【0003】従って、従来は、生体(主として人体の脳
から発生する磁気が測定対象となる)およびセンサ部を
磁気シールドされた室内に配置し、センサが検出した磁
気信号を電気若しくは光信号に変換して磁気シールド室
外に配置されたデータ解析装置により数値化したり画像
処理を行うことにより観察している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気シール
ド室内のセンサ部は被測定者が椅子に腰掛けたり、ベッ
ドに横たわる方式のものがあるが、特にベッドに横たわ
る方式のものでは測定中に人が睡眠状態に陥ることがあ
り、そのような状態になると本来出力されるべき結果が
得られないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたもので、シールド室内のベッドに横たわる被測定者
の覚醒を促し効率的な測定を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、センサ部が磁気シールド室内に配置
され、前記センサ部により検出される被検体からの微弱
な磁気信号を前記シールド室外に配置されたデータ解析
装置により数値化したり画像処理を行う生体磁気測定装
置において、前記磁気シールド室内の測定対象に対する
覚醒手段を設けたことを特徴とし、その覚醒手段として
光,音声,気体を用いたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】磁気シールド内で測定中の被測定者が睡眠状態
になったら光,音声,気体等を用いた覚醒手段によりに
覚醒させる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
を用いて説明する。図1において、測定対象である人体
(被検体)1がベッド2に横たわり、その人体の頭部が
SQUID素子からなるセンサ部3に形成された頭部挿
入部に挿入されている。これら被検体1とセンサ部3は
磁気シールド室4内に配置されている。
【0009】センサ部3には前述のSQUID素子が頭
部の表面に沿って例えば200個程配置されており、そ
れらはデュワー5内で液体ヘリウム温度に維持されてい
る。デュワー5内への液体ヘリウムは液体ヘリウムコン
テナ6からヘリウム自動供給装置7により供給される。
【0010】センサ部3で検出された磁気信号は電気信
号に変換されてセンサ駆動および信号処理装置8に送出
され、ここで所定の信号に増幅・調整されてデータ収録
装置9に格納される。データ解析装置10はデータ収集
装置9に格納されたデータを必要に応じて呼び出して解
析を行い数値化したり図表として表示する。このような
装置において測定に際しては人体の所定の個所に刺激を
与え、それに対する生体磁気の変化等を判定することに
なるが、刺激はデータ解析装置10から刺激装置11を
介して与える。
【0011】ここで、シールド室内は密閉された部屋で
あり、被測定者が睡眠状態に陥ったときに刺激装置11
により刺激を与えることも考えられるが、覚醒させる目
的で刺激装置11を用いると、刺激を与えたときに本来
生ずべき反応が見られなくなる。そこで、本発明におい
ては被測定者(被検体)が睡眠に陥らないようにするた
めの覚醒手段を設けたものである。
【0012】次に、本発明の覚醒手段について説明す
る。図2はシールドルームに本発明の覚醒手段を設置し
た一実施例を示すもので、図1と同一要素には同一符合
を付している。測定室15内には前述のシールド室4、
データ解析装置等が設置されており、磁気シールド室4
を貫通してパイプ20(伝声管)が設けられている。
【0013】このパイプ20の一端は被測定者の顔面近
くに配置され、多端はオペレータの近くに配置されてお
り、オペレータがデータ解析装置10の出力を見ている
とき、被測定者の脳磁気が睡眠状態若しくはそれに近い
状態に陥ったと判断したときにパイプの端部から呼びか
ける。
【0014】なお、パイプ20は磁気シールド室内にお
いて、伸縮自在に形成されており、被測定者を覚醒させ
るための最適な位置に配置可能になっている。また、図
では省略するが測定室内に加熱、若しくは冷気作製手段
を設け、これらの手段によりパイプ20を介して適当な
温度の低温や暖気の気体を送り込んでもよく、単に常温
の空気を送風するようにしてもよい。
【0015】また、パイプに変えてバンドル光ファイバ
を設けると共に測定室15内に光照射手段を設け、その
一端から光を照射することにより覚醒を促がしてもよ
い。その場合、光の点滅若しくは光の強弱として照射す
れば、より効果的である。更に、覚醒手段としてオペレー
タが発生したり、気体を送り込んだりする他に一定時間
毎に、あるいは脳磁気信号の状態を自動的に判断して音
声信号や光信号を出力するようにしてもよい。
【発明の効果】以上詳しく説明したような本発明によれ
ば、磁気シールド内で測定中の被測定者が睡眠状態にな
ったら光,音声,気体覚醒手段によりに覚醒させること
ができるので、被測定者がベッドの上で寝てしまうこと
がなくスムーズな測定が可能となり、測定の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す構成図であ
る。
【図2】シールド室に覚醒手段を設けた本発明の実施の
形態の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 人体(被検体) 2 ベッド 3 センサ部 4 磁気シールド室 5 デュワー 6 液体ヘリウムコンテナ 7 ヘリウム自動供給装置 8 センサ駆動および信号処理部 9 データ格納装置 10 データ解析装置 11 刺激装置 15 測定室 20 パイプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ部が磁気シールド室内に配置され、
    前記センサ部により検出される被検体からの微弱な磁気
    信号を前記シールド室外に配置されたデータ解析装置に
    より数値化したり画像処理を行う生体磁気測定装置にお
    いて、 前記磁気シールド室内の被検体に対する覚醒手段を設け
    たことを特徴とする生体磁気測定装置。
  2. 【請求項2】前記覚醒手段として光を用いたことを特徴
    とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  3. 【請求項3】前記覚醒手段は光の点滅若しくは光の強弱
    としたことを特徴とする請求項2記載の生体磁気測定装
    置。
  4. 【請求項4】前記覚醒手段として音声を用いたことを特
    徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  5. 【請求項5】前記覚醒手段として気体を用いたことを特
    徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  6. 【請求項6】気体は冷気若しくは暖気であることを特徴
    とする請求項5記載の生体磁気測定装置。
JP10018885A 1998-01-30 1998-01-30 生体磁気測定装置 Pending JPH11206730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010274A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Toyota Motor Corp 照明式覚醒装置および建築構造物
CN113040775A (zh) * 2021-03-22 2021-06-29 漫迪医疗仪器(上海)有限公司 生物磁探测装置、方法、存储介质及控制终端

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JP2008010274A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Toyota Motor Corp 照明式覚醒装置および建築構造物
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