JPH11206122A - Ｄｃ／ｄｃコンバータ装置 - Google Patents
Ｄｃ／ｄｃコンバータ装置Info
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- JPH11206122A JPH11206122A JP10006036A JP603698A JPH11206122A JP H11206122 A JPH11206122 A JP H11206122A JP 10006036 A JP10006036 A JP 10006036A JP 603698 A JP603698 A JP 603698A JP H11206122 A JPH11206122 A JP H11206122A
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- transformer
- display tube
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- fluorescent display
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置自体のコストを低く抑えながら、発振回
路などに負担を掛けることなく、フィラメント電圧Ｖｆ
の角を丸めて、放射ノイズを大幅に低減させ、これによ
って自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置などに
悪影響を与えないようにする。 【解決手段】 ２つの抵抗１８、２０と、１つのコンデ
ンサ２１とによって構成される極めて安価な波形整形回
路６によって、トランス５の２次コイル１１から出力さ
れる矩形状の交流電圧を波形整形して、角を丸めた蛍光
表示管のフィラメント電圧Ｖｆを生成する。
路などに負担を掛けることなく、フィラメント電圧Ｖｆ
の角を丸めて、放射ノイズを大幅に低減させ、これによ
って自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置などに
悪影響を与えないようにする。 【解決手段】 ２つの抵抗１８、２０と、１つのコンデ
ンサ２１とによって構成される極めて安価な波形整形回
路６によって、トランス５の２次コイル１１から出力さ
れる矩形状の交流電圧を波形整形して、角を丸めた蛍光
表示管のフィラメント電圧Ｖｆを生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光表示管などを
駆動するのに好適なＤＣ／ＤＣコンバータ装置に係わ
り、特に蛍光表示管などを駆動する際に生じる放射ノイ
ズを軽減させるＤＣ／ＤＣコンバータ装置に関する。
駆動するのに好適なＤＣ／ＤＣコンバータ装置に係わ
り、特に蛍光表示管などを駆動する際に生じる放射ノイ
ズを軽減させるＤＣ／ＤＣコンバータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のメータパネル用光源などに使用
される蛍光表示管に対して、駆動電圧を供給する蛍光表
示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置としては、従来、図３
に示す装置が知られている。
される蛍光表示管に対して、駆動電圧を供給する蛍光表
示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置としては、従来、図３
に示す装置が知られている。
【０００３】この図に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコン
バータ装置１０１は、１つのトランジスタ１０２、２つ
の抵抗１０３、１０４、１つのコンデンサ１０５によっ
て構成され、その負電極が接地ライン１０６に接続され
たバッテリー１０７の正電極から出力される直流の電源
電圧を断続させて、パルス電圧を生成する発振回路１０
８を備えている。また、１つの鉄芯１０９、１つの１次
コイル１１０、１つの帰還コイル１１１、２つの２次コ
イル１１２、１１３によって構成され、発振回路１０８
によって生成されたパルス電圧を変圧して２つの交流電
圧（２次電圧）を生成し、その一方を蛍光表示管のフィ
ラメント電圧Ｖｆとして出力する電圧変換用のトランス
１１４を備えている。さらに、３つのダイオード１１５
〜１１７、３つのコンデンサ１１８〜１２０によって構
成され、トランス１１４から出力される他方の交流電圧
を整流平滑して、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する
整流平滑回路１２１を備えている。
バータ装置１０１は、１つのトランジスタ１０２、２つ
の抵抗１０３、１０４、１つのコンデンサ１０５によっ
て構成され、その負電極が接地ライン１０６に接続され
たバッテリー１０７の正電極から出力される直流の電源
電圧を断続させて、パルス電圧を生成する発振回路１０
８を備えている。また、１つの鉄芯１０９、１つの１次
コイル１１０、１つの帰還コイル１１１、２つの２次コ
イル１１２、１１３によって構成され、発振回路１０８
によって生成されたパルス電圧を変圧して２つの交流電
圧（２次電圧）を生成し、その一方を蛍光表示管のフィ
ラメント電圧Ｖｆとして出力する電圧変換用のトランス
１１４を備えている。さらに、３つのダイオード１１５
〜１１７、３つのコンデンサ１１８〜１２０によって構
成され、トランス１１４から出力される他方の交流電圧
を整流平滑して、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する
整流平滑回路１２１を備えている。
【０００４】そして、この蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコン
バータ装置１０１は、トランス１１４の帰還コイル１１
１から出力される帰還電圧と、バッテリー１０７の正電
極から出力される直流の電源電圧とに基づき、発振回路
１０８によってパルス電圧を生成し、これをトランス１
１４の１次コイル１１０に供給して、このトランス１１
４の２次コイル１１２から出力される一方の交流電圧を
フィラメント電圧Ｖｆとして出力するとともに、整流平
滑回路１２１によってトランス１１４の２次コイル１１
３から出力される他方の交流電圧を整流平滑して、２つ
の直流電圧Ｖａ、Ｖｂを出力する。
バータ装置１０１は、トランス１１４の帰還コイル１１
１から出力される帰還電圧と、バッテリー１０７の正電
極から出力される直流の電源電圧とに基づき、発振回路
１０８によってパルス電圧を生成し、これをトランス１
１４の１次コイル１１０に供給して、このトランス１１
４の２次コイル１１２から出力される一方の交流電圧を
フィラメント電圧Ｖｆとして出力するとともに、整流平
滑回路１２１によってトランス１１４の２次コイル１１
３から出力される他方の交流電圧を整流平滑して、２つ
の直流電圧Ｖａ、Ｖｂを出力する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１０１に
おいては、バッテリー１０７から出力される直流電圧を
発振回路１０８によって断続させてパルス電圧を生成す
る一方、トランス１１４の２次コイル１１２に２次電圧
を誘起させてフィラメント電圧Ｖｆを生成するようにし
ているので、フィラメント電圧Ｖｆが図４に示すような
方形波になり、このフィラメント電圧Ｖｆを蛍光表示管
に供給すると、放射ノイズが大きくなって、自動車に搭
載されているＡＭラジオ装置などに悪影響を与えてしま
うという問題があった。
従来の蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１０１に
おいては、バッテリー１０７から出力される直流電圧を
発振回路１０８によって断続させてパルス電圧を生成す
る一方、トランス１１４の２次コイル１１２に２次電圧
を誘起させてフィラメント電圧Ｖｆを生成するようにし
ているので、フィラメント電圧Ｖｆが図４に示すような
方形波になり、このフィラメント電圧Ｖｆを蛍光表示管
に供給すると、放射ノイズが大きくなって、自動車に搭
載されているＡＭラジオ装置などに悪影響を与えてしま
うという問題があった。
【０００６】そこで、このような問題を解決することが
できる蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置として、
図５に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１２
２が提案されている。
できる蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置として、
図５に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１２
２が提案されている。
【０００７】この図に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコン
バータ装置１２２は、図３に示すＤＣ／ＤＣコンバータ
装置１０１を構成する発振回路１０８のトランジスタ１
０２に対し、コンデンサ１２３を接続して、トランジス
タ１０２によって生成されるパルス電圧の波形を丸め
て、トランス１１４の２次コイル１１２から出力される
２次電圧の波形を丸めることにより、２次コイル１１２
から出力されるフィラメント電圧ＶｆがＡＭラジオ装置
などに悪影響を与えないようにしている。
バータ装置１２２は、図３に示すＤＣ／ＤＣコンバータ
装置１０１を構成する発振回路１０８のトランジスタ１
０２に対し、コンデンサ１２３を接続して、トランジス
タ１０２によって生成されるパルス電圧の波形を丸め
て、トランス１１４の２次コイル１１２から出力される
２次電圧の波形を丸めることにより、２次コイル１１２
から出力されるフィラメント電圧ＶｆがＡＭラジオ装置
などに悪影響を与えないようにしている。
【０００８】しかしかながら、この蛍光表示管用ＤＣ／
ＤＣコンバータ装置１２２では、２次コイル１１２から
出力されるフィラメント電圧ＶｆがＡＭラジオ装置など
に悪影響を与えないようにすることができるものの、コ
ンデンサ１２３の充放電電流によって発振回路１０８に
設けられているトランジスタ１０２に過大な電流が流れ
てしまうことから、トランジスタ１０２の発熱量が増大
して、トランジスタ１０２に対する信頼性が低下してし
まうという問題があった。
ＤＣコンバータ装置１２２では、２次コイル１１２から
出力されるフィラメント電圧ＶｆがＡＭラジオ装置など
に悪影響を与えないようにすることができるものの、コ
ンデンサ１２３の充放電電流によって発振回路１０８に
設けられているトランジスタ１０２に過大な電流が流れ
てしまうことから、トランジスタ１０２の発熱量が増大
して、トランジスタ１０２に対する信頼性が低下してし
まうという問題があった。
【０００９】そこで、このような問題を解決することが
できる蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置として、
図６に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１２
４が提案されている。
できる蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置として、
図６に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１２
４が提案されている。
【００１０】この図に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコン
バータ装置１２４は、図３に示すＤＣ／ＤＣコンバータ
装置１０１のトランス１１４と別個にトランス１２５を
設けるとともに、２つのトランジスタ１２６、１２７、
１つの抵抗１２８、１つのコンデンサ１２９によって構
成される発振回路１３０を設け、一方のトランス１１４
と、発振回路１０８と、整流平滑回路１２１とによっ
て、バッテリー１０７から出力される直流電圧を変圧処
理して、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成しながら、発
振回路１３０と、トランス１２５とによって、バッテリ
ー１０７から出力される直流電圧からサイン波を生成
し、これを変圧して、フィラメント電圧Ｖｆを生成する
ことにより、トランス１２５から出力されるフィラメン
ト電圧ＶｆがＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないよ
うにしている。
バータ装置１２４は、図３に示すＤＣ／ＤＣコンバータ
装置１０１のトランス１１４と別個にトランス１２５を
設けるとともに、２つのトランジスタ１２６、１２７、
１つの抵抗１２８、１つのコンデンサ１２９によって構
成される発振回路１３０を設け、一方のトランス１１４
と、発振回路１０８と、整流平滑回路１２１とによっ
て、バッテリー１０７から出力される直流電圧を変圧処
理して、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成しながら、発
振回路１３０と、トランス１２５とによって、バッテリ
ー１０７から出力される直流電圧からサイン波を生成
し、これを変圧して、フィラメント電圧Ｖｆを生成する
ことにより、トランス１２５から出力されるフィラメン
ト電圧ＶｆがＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないよ
うにしている。
【００１１】しかしながら、この蛍光表示管用ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ装置１２４では、図３に示す蛍光表示管用
ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１０１に比べて、１つのトラ
ンス１２５と、１つの発振回路１３０とを余分に使用し
なけばならないことから、装置自体が非常に高価なもの
になってしまうという問題があった。
Ｃコンバータ装置１２４では、図３に示す蛍光表示管用
ＤＣ／ＤＣコンバータ装置１０１に比べて、１つのトラ
ンス１２５と、１つの発振回路１３０とを余分に使用し
なけばならないことから、装置自体が非常に高価なもの
になってしまうという問題があった。
【００１２】本発明は上記の事情に鑑み、発振回路など
に負担を掛けることなく、フィラメント電圧波形を丸め
て、放射ノイズを大幅に低減させることができ、これに
よって自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置など
に悪影響を与えないようにすることができるＤＣ／ＤＣ
コンバータ装置を提供することを目的としている。
に負担を掛けることなく、フィラメント電圧波形を丸め
て、放射ノイズを大幅に低減させることができ、これに
よって自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置など
に悪影響を与えないようにすることができるＤＣ／ＤＣ
コンバータ装置を提供することを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項１では、発振回路によって直流電
圧を交流電圧に変換し、トランスによって前記交流電圧
を変圧して交流電圧を生成するＤＣ／ＤＣコンバータ装
置において、前記トランスから出力される交流電圧の高
周波成分をカットして、角を丸めた交流電圧波形を生成
する波形整形回路を備えたことを特徴としている。
めに本発明は、請求項１では、発振回路によって直流電
圧を交流電圧に変換し、トランスによって前記交流電圧
を変圧して交流電圧を生成するＤＣ／ＤＣコンバータ装
置において、前記トランスから出力される交流電圧の高
周波成分をカットして、角を丸めた交流電圧波形を生成
する波形整形回路を備えたことを特徴としている。
【００１４】また、請求項２では、請求項１に記載のＤ
Ｃ／ＤＣコンバータ装置において、前記波形整形回路
は、少なくとも１つの抵抗、１つのコンデンサを含むロ
ーパスフィルタで構成され、このローパスフィルタによ
って前記トランスから出力される交流電圧中の高周波成
分をカットすることを特徴としている。
Ｃ／ＤＣコンバータ装置において、前記波形整形回路
は、少なくとも１つの抵抗、１つのコンデンサを含むロ
ーパスフィルタで構成され、このローパスフィルタによ
って前記トランスから出力される交流電圧中の高周波成
分をカットすることを特徴としている。
【００１５】上記の構成により、請求項１では、波形整
形回路によって、前記トランスから出力される交流電圧
の高周波成分をカットして、角を丸めた交流電圧波形を
生成することにより、発振回路などに負担を掛けること
なく、フィラメント電圧Ｖｆを丸めて、放射ノイズを大
幅に低減させ、これによって自動車などに搭載されてい
るＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないようにする。
形回路によって、前記トランスから出力される交流電圧
の高周波成分をカットして、角を丸めた交流電圧波形を
生成することにより、発振回路などに負担を掛けること
なく、フィラメント電圧Ｖｆを丸めて、放射ノイズを大
幅に低減させ、これによって自動車などに搭載されてい
るＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないようにする。
【００１６】また、前記波形整形回路は、少なくとも１
つの抵抗、１つのコンデンサからローパスフィルタを構
成して、前記トランスから出力される交流電圧中の高周
波成分をカットすることができるので、装置自体のコス
トを低く抑えつつ、放射ノイズの低減が可能となる。
つの抵抗、１つのコンデンサからローパスフィルタを構
成して、前記トランスから出力される交流電圧中の高周
波成分をカットすることができるので、装置自体のコス
トを低く抑えつつ、放射ノイズの低減が可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は本発明によるＤＣ／ＤＣコ
ンバータ装置の実施の形態を示す蛍光表示管用ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ装置の回路図である。
ンバータ装置の実施の形態を示す蛍光表示管用ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ装置の回路図である。
【００１８】この図に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコン
バータ装置１は、負電極が接地ライン２に接続されたバ
ッテリー３の正電極から出力される直流の電源電圧を断
続させて、パルス電圧を生成する発振回路４と、この発
振回路４によって生成されたパルス電圧を変圧して２つ
の交流電圧（２次電圧）を生成する電圧変換用のトラン
ス５と、このトランス５から出力される一方の交流電圧
波形を丸めて蛍光表示管のフィラメント電圧Ｖｆを生成
する波形整形回路６と、トランス５から出力される他方
の交流電圧を整流平滑して、２つの直流電圧を生成する
整流平滑回路７とを備えている。そして、トランス５の
帰還コイル１０から出力される帰還電圧と、バッテリー
３の正電極から出力される直流の電源電圧とに基づき、
発振回路４によってパルス電圧を生成し、これをトラン
ス５の１次コイル９に供給して、トランス５の各２次コ
イル１１、１２から交流電圧を出力させながら、波形整
形回路６によって各交流電圧の一方を丸めて蛍光表示管
のフィラメント電圧Ｖｆを生成させるとともに、整流平
滑回路７によって各交流電圧の他方を整流平滑して、２
つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する。
バータ装置１は、負電極が接地ライン２に接続されたバ
ッテリー３の正電極から出力される直流の電源電圧を断
続させて、パルス電圧を生成する発振回路４と、この発
振回路４によって生成されたパルス電圧を変圧して２つ
の交流電圧（２次電圧）を生成する電圧変換用のトラン
ス５と、このトランス５から出力される一方の交流電圧
波形を丸めて蛍光表示管のフィラメント電圧Ｖｆを生成
する波形整形回路６と、トランス５から出力される他方
の交流電圧を整流平滑して、２つの直流電圧を生成する
整流平滑回路７とを備えている。そして、トランス５の
帰還コイル１０から出力される帰還電圧と、バッテリー
３の正電極から出力される直流の電源電圧とに基づき、
発振回路４によってパルス電圧を生成し、これをトラン
ス５の１次コイル９に供給して、トランス５の各２次コ
イル１１、１２から交流電圧を出力させながら、波形整
形回路６によって各交流電圧の一方を丸めて蛍光表示管
のフィラメント電圧Ｖｆを生成させるとともに、整流平
滑回路７によって各交流電圧の他方を整流平滑して、２
つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する。
【００１９】トランス５は、所定形状の磁性部材によっ
て構成される鉄芯８と、この鉄芯８に巻回され、発振回
路４から出力されるパルス電圧を取り込んで、鉄芯８内
に交流磁束を生成させる１次コイル９と、鉄芯８に巻回
され、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基づき、帰
還電圧（２次電圧）を生成する帰還コイル１０と、鉄芯
８に巻回され、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基
づき、交流電圧（２次電圧）を生成して、これを波形整
形回路６に供給する２次コイル１１と、鉄芯８に巻回さ
れ、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基づき、交流
電圧（２次電圧）を生成して、これを整流平滑回路７に
供給する２次コイル１２とを備えている。そして、発振
回路４から供給されるパルス電圧に基づき、１次コイル
９によって鉄芯８内に交流磁束を生成し、帰還コイル１
０、各２次コイル１１、１２に２次電圧を発生させなが
ら、帰還コイル１０に発生した２次電圧を帰還電圧とし
て、発振回路４に帰還させるとともに各２次コイル１
１、１２に発生した各２次電圧を波形整形回路６と、整
流平滑回路７とにそれぞれ供給する。
て構成される鉄芯８と、この鉄芯８に巻回され、発振回
路４から出力されるパルス電圧を取り込んで、鉄芯８内
に交流磁束を生成させる１次コイル９と、鉄芯８に巻回
され、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基づき、帰
還電圧（２次電圧）を生成する帰還コイル１０と、鉄芯
８に巻回され、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基
づき、交流電圧（２次電圧）を生成して、これを波形整
形回路６に供給する２次コイル１１と、鉄芯８に巻回さ
れ、この鉄芯８内に生成された交流磁束に基づき、交流
電圧（２次電圧）を生成して、これを整流平滑回路７に
供給する２次コイル１２とを備えている。そして、発振
回路４から供給されるパルス電圧に基づき、１次コイル
９によって鉄芯８内に交流磁束を生成し、帰還コイル１
０、各２次コイル１１、１２に２次電圧を発生させなが
ら、帰還コイル１０に発生した２次電圧を帰還電圧とし
て、発振回路４に帰還させるとともに各２次コイル１
１、１２に発生した各２次電圧を波形整形回路６と、整
流平滑回路７とにそれぞれ供給する。
【００２０】また、発振回路４は、バッテリー３から出
力される直流電圧を断続させて、トランス５の１次コイ
ル９にパルス電圧を供給するトランジスタ１３と、バッ
テリー３から出力される直流電圧をトランジスタ１３の
ベースに供給して、このトランジスタ１３をバイアスす
るバイアス用の抵抗１４と、トランス５の帰還コイル１
０から出力される帰還電圧によって充電される発振用の
コンデンサ１５と、このコンデンサ１５に充電されてい
る電圧および帰還コイル１０から出力される帰還電圧を
トランジスタ１３のベースに供給する発振用の抵抗１６
とを備えている。そして、抵抗１４によってバッテリー
３から出力される直流電圧をトランジスタ１３のベース
に導いて、このトランジスタ１３をバイアスしながら、
コンデンサ１５と抵抗１６とによってトランス５の帰還
コイル１０から出力される帰還電圧をトランジスタ１３
のベースに導いて、これを発振させ、これによって得ら
れたパルス電圧をトランス５の１次コイル９に供給す
る。
力される直流電圧を断続させて、トランス５の１次コイ
ル９にパルス電圧を供給するトランジスタ１３と、バッ
テリー３から出力される直流電圧をトランジスタ１３の
ベースに供給して、このトランジスタ１３をバイアスす
るバイアス用の抵抗１４と、トランス５の帰還コイル１
０から出力される帰還電圧によって充電される発振用の
コンデンサ１５と、このコンデンサ１５に充電されてい
る電圧および帰還コイル１０から出力される帰還電圧を
トランジスタ１３のベースに供給する発振用の抵抗１６
とを備えている。そして、抵抗１４によってバッテリー
３から出力される直流電圧をトランジスタ１３のベース
に導いて、このトランジスタ１３をバイアスしながら、
コンデンサ１５と抵抗１６とによってトランス５の帰還
コイル１０から出力される帰還電圧をトランジスタ１３
のベースに導いて、これを発振させ、これによって得ら
れたパルス電圧をトランス５の１次コイル９に供給す
る。
【００２１】また、波形整形回路６は、一端がトランス
５を構成する２次コイル１１の一端に接続され、他端が
出力端子１７に接続されるローパスフィルタリング用の
抵抗１８と、一端が２次コイル１１の他端に接続され、
他端が出力端子１９に接続されるローパスフィルタリン
グ用の抵抗２０と、各抵抗１８、２０の他端に接続され
るローパスフィルタリング用のコンデンサ２１とを備え
ている。そして、この波形整形回路６は、図２（ａ）に
示すように、２次コイル１１から出力される交流電圧の
高周波成分をカットして、図２（ｂ）に示すように、角
を丸めた交流電圧波形を生成し、これを蛍光表示管のフ
ィラメント電圧Ｖｆとして、蛍光表示管に供給する。
５を構成する２次コイル１１の一端に接続され、他端が
出力端子１７に接続されるローパスフィルタリング用の
抵抗１８と、一端が２次コイル１１の他端に接続され、
他端が出力端子１９に接続されるローパスフィルタリン
グ用の抵抗２０と、各抵抗１８、２０の他端に接続され
るローパスフィルタリング用のコンデンサ２１とを備え
ている。そして、この波形整形回路６は、図２（ａ）に
示すように、２次コイル１１から出力される交流電圧の
高周波成分をカットして、図２（ｂ）に示すように、角
を丸めた交流電圧波形を生成し、これを蛍光表示管のフ
ィラメント電圧Ｖｆとして、蛍光表示管に供給する。
【００２２】また、整流平滑回路７は、トランス５の２
次コイル１２によって得られた２次電圧を整流して直流
電圧を生成する３つのダイオード２２〜２４と、各ダイ
オード２２〜２４によって得られた直流電圧を平滑し
て、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する３つコンデン
サ２５〜２７とを備えている。そして、この整流平滑回
路７は、各ダイオード２２〜２４と、各コンデンサ２５
〜２７とによってトランス５の２次コイル１２から出力
される２次電圧を整流、平滑して２つの直流電圧Ｖａ、
Ｖｂを生成し、これを蛍光表示管駆動回路などに供給す
るとともに、バイアス電圧を生成して、トランス５の２
次コイル１１をバイアスし、波形整形回路６から出力さ
れるフィラメント電圧Ｖｆを正電位側にシフトさせる。
次コイル１２によって得られた２次電圧を整流して直流
電圧を生成する３つのダイオード２２〜２４と、各ダイ
オード２２〜２４によって得られた直流電圧を平滑し
て、２つの直流電圧Ｖａ、Ｖｂを生成する３つコンデン
サ２５〜２７とを備えている。そして、この整流平滑回
路７は、各ダイオード２２〜２４と、各コンデンサ２５
〜２７とによってトランス５の２次コイル１２から出力
される２次電圧を整流、平滑して２つの直流電圧Ｖａ、
Ｖｂを生成し、これを蛍光表示管駆動回路などに供給す
るとともに、バイアス電圧を生成して、トランス５の２
次コイル１１をバイアスし、波形整形回路６から出力さ
れるフィラメント電圧Ｖｆを正電位側にシフトさせる。
【００２３】このようにこの実施の形態においては、２
つの抵抗１８、２０と、１つのコンデンサ２１とによっ
て構成される極めて安価な波形整形回路６によって、ト
ランス５の２次コイル１１から出力される矩形状の交流
電圧を波形整形して、角を丸めた蛍光表示管のフィラメ
ント電圧Ｖｆを生成するようにしているので、装置自体
のコストを低く抑えながら、発振回路４などに負担を掛
けることなく、フィラメント電圧Ｖｆの角を丸めて、放
射ノイズを大幅に低減させることができ、これによって
自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置などに悪影
響を与えないようにすることができる。
つの抵抗１８、２０と、１つのコンデンサ２１とによっ
て構成される極めて安価な波形整形回路６によって、ト
ランス５の２次コイル１１から出力される矩形状の交流
電圧を波形整形して、角を丸めた蛍光表示管のフィラメ
ント電圧Ｖｆを生成するようにしているので、装置自体
のコストを低く抑えながら、発振回路４などに負担を掛
けることなく、フィラメント電圧Ｖｆの角を丸めて、放
射ノイズを大幅に低減させることができ、これによって
自動車などに搭載されているＡＭラジオ装置などに悪影
響を与えないようにすることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータ装置では、装置自体のコストを低く
抑えつつ、発振回路などに負担を掛けることなく、フィ
ラメント電圧Ｖｆを丸めて、放射ノイズを大幅に低減さ
せることができ、これによって自動車などに搭載されて
いるＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないようにする
ことができる。
Ｃ／ＤＣコンバータ装置では、装置自体のコストを低く
抑えつつ、発振回路などに負担を掛けることなく、フィ
ラメント電圧Ｖｆを丸めて、放射ノイズを大幅に低減さ
せることができ、これによって自動車などに搭載されて
いるＡＭラジオ装置などに悪影響を与えないようにする
ことができる。
【図１】本発明によるＤＣ／ＤＣコンバータ装置の実施
の形態を示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置の
回路図である。
の形態を示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置の
回路図である。
【図２】図１に示す波形整形回路の波形整形動作を説明
する波形図である。
する波形図である。
【図３】従来から知られている蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣ
コンバータ装置の一例を示す回路図である。
コンバータ装置の一例を示す回路図である。
【図４】図３に示す蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ
装置から出力されるフィラメント電圧の一例を示す波形
図である。
装置から出力されるフィラメント電圧の一例を示す波形
図である。
【図５】従来から知られている他の蛍光表示管用ＤＣ／
ＤＣコンバータ装置の一例を示す回路図である。
ＤＣコンバータ装置の一例を示す回路図である。
【図６】従来から知られている他の蛍光表示管用ＤＣ／
ＤＣコンバータ装置の一例を示す回路図である。
ＤＣコンバータ装置の一例を示す回路図である。
１：蛍光表示管用ＤＣ／ＤＣコンバータ装置 ２：接地ライン ３：バッテリー ４：発振回路 ５：トランス ６：波形整形回路 ７：整流平滑回路 ８：鉄芯 ９：１次コイル １０：帰還コイル １１、１２：２次コイル １３：トランジスタ １４、１６、１８、２０：抵抗 １５、２１、２５〜２７：コンデンサ １７、１９：出力端子 ２２〜２４：ダイオード
Claims (2)
- 【請求項１】 発振回路によって直流電圧を交流電圧に
変換し、トランスによって前記交流電圧を変圧して交流
電圧を生成するＤＣ／ＤＣコンバータ装置において、 前記トランスから出力される交流電圧の高周波成分をカ
ットして、角を丸めた交流電圧波形を生成する波形整形
回路を備えたことを特徴とするＤＣ／ＤＣコンバータ装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のＤＣ／ＤＣコンバータ
装置において、 前記波形整形回路は、少なくとも１つの抵抗、１つのコ
ンデンサを含むローパスフィルタで構成され、このロー
パスフィルタによって前記トランスから出力される交流
電圧中の高周波成分をカットすることを特徴とするＤＣ
／ＤＣコンバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006036A JPH11206122A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | Ｄｃ／ｄｃコンバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006036A JPH11206122A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | Ｄｃ／ｄｃコンバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11206122A true JPH11206122A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11627434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10006036A Pending JPH11206122A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | Ｄｃ／ｄｃコンバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11206122A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040043350A (ko) * | 2002-11-18 | 2004-05-24 | 현대모비스 주식회사 | 자동차의 오디오 시스템 |
| JP2014222960A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | 新電元工業株式会社 | 電力変換装置 |
| US9257902B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-02-09 | Denso Corporation | Device for power conversion using switching element |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP10006036A patent/JPH11206122A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040043350A (ko) * | 2002-11-18 | 2004-05-24 | 현대모비스 주식회사 | 자동차의 오디오 시스템 |
| US9257902B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-02-09 | Denso Corporation | Device for power conversion using switching element |
| JP2014222960A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | 新電元工業株式会社 | 電力変換装置 |
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