JPH11205193A - マッチドフィルタバンク - Google Patents

マッチドフィルタバンク

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JPH11205193A
JPH11205193A JP4618098A JP4618098A JPH11205193A JP H11205193 A JPH11205193 A JP H11205193A JP 4618098 A JP4618098 A JP 4618098A JP 4618098 A JP4618098 A JP 4618098A JP H11205193 A JPH11205193 A JP H11205193A
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sample
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JP4618098A
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English (en)
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Nagaaki Shu
長明 周
Teruhei Shu
旭平 周
Kunihiko Suzuki
邦彦 鈴木
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Yozan Inc
Original Assignee
Yozan Inc
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Publication date
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Priority to CN99102307A priority patent/CN1231545A/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマッチドフィルタを少ない回路規模で
実現する。 【解決手段】 信号入力端子11からの入力信号はサン
プルホールド回路SH#,1#'〜SH#,256#'に順次
サンプルホールドされる。このサンプルホールド回路S
H#,1#'〜SH#,256#'の出力は、乗算器14#,
1#'〜14#,256#'および乗算器17#,1#'〜17
#,256#'に入力される。乗算器14#,1#'〜14
#,256#'ではPN符号レジスタ13からの#,256#'
チップの第1のPN符号とそれぞれ乗算され、加算器1
5から第1のPN符号に対する相関演算結果が出力され
る。乗算器17#,1#'〜17#,256#'では、4チッ
プの第2のPN符号が繰り返し格納されているPN符号
レジスタ16の各段の出力との乗算が実行され、加算制
御レジスタ18により制御されるマルチプレクサ20
#,1#'〜20#,256#'を介して、加算器17#,1
#'〜17#,256#'の乗算結果の4チップ分が加算器
21で加算され、第2のPN符号に対する相関が出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のマッチドフ
ィルタの集合体(以下、マッチドフィルタバンクとい
う)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線システムや無線LANな
どの無線通信システムの分野において、スペクトラム拡
散通信方式、特に、DS−CDMA通信方式が注目を集
めている。スペクトラム拡散通信方式においては、情報
変調された送信データをさらにPN符号を用いて拡散変
調して送信し、受信側においては該スペクトラム拡散変
調された信号と前記PN符号との相関をとって逆拡散を
行い、さらに情報復調してもとの送信データを復調する
ように構成されている。この逆拡散を行う手段として
は、スライディング相関器あるいはマッチドフィルタが
用いられている。スライディング相関器は回路規模は小
さいが相関演算を実行するために多くの時間を必要とす
る。一方、マッチドフィルタは回路規模は大きくなる
が、高速に相関処理を実行することができる。
【0003】一般に、マッチドフィルタとしては、CC
D(Charge Coupled Device)やSAW(Surface Acous
tic Wave)フィルタを用いたもの、あるいは、デジタル
IC回路によるものなどが知られている。また、本出願
人は、低消費電力化および高精度演算を可能とするアナ
ログデジタルマッチドフィルタを提案している(特開平
06−164320号公報)。このマッチドフィルタ
は、入力アナログ信号を複数個のサンプルホールド回路
に順次サンプルホールドして記憶し、係数データを順次
循環シフトするようにして、離散化されたサンプル信号
とデジタルの係数データとをアナログデジタル乗算器に
より乗算し加算するようにしたものであり、低消費電力
および高精度の相関演算を実行することができるように
したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年のマルチメディア
伝送に対する要求の増大に応じて、伝送レートが異なる
複数種類の信号を伝送できるようにすることが求められ
ている。DS−CDMA通信方式において、このような
マルチメディア伝送を実現するための手法として、拡散
率を可変として信号を伝送する可変拡散率伝送方式と、
複数の異なる符号を用いて並列に伝送するマルチコード
伝送方式が知られている。
【0005】上述した可変拡散率伝送方式を用いた場合
には、伝送されるスペクトラム拡散信号の拡散率にそれ
ぞれ対応した逆拡散を行うことが必要とされるため、前
記スペクトラム拡散信号の逆拡散にマッチドフィルタを
用いた場合には、それぞれの拡散率に対応した異なるタ
ップ数を有するマッチドフィルタを別個に設けることが
必要であった。しかしながら、マッチドフィルタは回路
規模が大きく、このようなマッチドフィルタをそれぞれ
の拡散率に対応した個数だけ設けることは、非常に回路
規模が大きくなるとともに、消費電力の点でも不利なも
のとなってしまう。
【0006】そこで、本発明は、複数のマッチドフィル
タを有しているにもかかわらず、回路規模が小さく消費
電力が少ないマッチドフィルタバンクを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマッチドフィルタバンクは、入力信号を順
次サンプルホールドするm個(mは2以上の整数)のサ
ンプルホールド回路を有するサンプルホールド回路群
と、それぞれ係数データが格納されるn個(nは2以上
の整数)のm段構成の循環型シフトレジスタ型のPN符
号レジスタと、前記n個のPN符号レジスタにそれぞれ
対応して設けられたn個の乗算回路群であって、該各乗
算回路群は前記サンプルホールド回路群における各サン
プルホールド回路の出力と対応する前記PN符号レジス
タの各段の出力との乗算を行うm個の乗算回路を有して
いるn個の乗算回路群と、各乗算回路群に属するm個の
乗算回路の出力から当該係数データの長さに対応する数
の出力を選択して加算する加算回路とを有するものであ
る。
【0008】また、前記m個の乗算回路の出力から当該
係数データの長さに対応する数の出力を選択するための
制御信号が格納されたm段構成の循環型シフトレジスタ
型のマスクレジスタと、該マスクレジスタの出力に応じ
て前記m個の乗算回路の出力あるいは「0」に対応する
信号を選択的に前記加算回路に出力するm個のマルチプ
レクサとを有し、前記m個の乗算回路の出力から当該係
数データの長さに対応する数の出力を選択して加算する
ようになされているものである。
【0009】さらに、本発明の他のマッチドフィルタバ
ンクは、入力信号サンプルを順次シフトしながら格納す
るm段(mは2以上の整数)構成の入力信号サンプルシ
フトレジスタと、それぞれ係数データが格納されるn個
(nは2以上の整数)のm段構成のPN符号レジスタ
と、前記n個のPN符号レジスタにそれぞれ対応して設
けられたn個の乗算回路群であって、該各乗算回路群は
前記入力信号サンプルシフトレジスタの各段の出力と対
応する前記PN符号レジスタの各段の出力との乗算を行
うm個の乗算回路を有しているn個の乗算回路群と、各
乗算回路群に属するm個の乗算回路の出力から当該係数
データの長さに対応する数の出力を選択して加算する加
算回路とを有するものである。
【0010】さらにまた、前記m個の乗算回路の出力か
ら当該係数データの長さに対応する数の出力を選択する
ための制御信号が格納されたm段構成のマスクレジスタ
と、該マスクレジスタの出力に応じて前記m個の乗算回
路の出力あるいは「0」に対応する信号を選択的に前記
加算回路に出力するm個のマルチプレクサとを有し、前
記m個の乗算回路の出力から当該係数データの長さに対
応する数の出力を選択して加算するようになされている
ものである。
【0011】1個または複数のPN符号レジスタに対応
して、m個の係数データを保持し得る入力PNレジスタ
を設け、PN符号レジスタによる相関演算に際して次の
係数データを入力PNレジスタに入力し、次の相関演算
開始直前に係数データをPN符号レジスタに並列転送す
る。これによってPN符号レジスタへの係数データ入力
を高速化でき、ロングコードにも対応できる。
【0012】マスクレジスタに対応したm段構成の入力
マスクレジスタをさらに備え、あるシンボル周期におい
て、対応するマスクレジスタに次のシンボル周期に格納
すべき制御信号を入力マスクレジスタに入力し、次のシ
ンボル周期開始の直前に入力マスクレジスタ内の制御信
号を並列にマスクレジスタに転送する。
【0013】入力PNレジスタは係数データに並列接続
されたラッチとされ、入力信号のサンプリングタイミン
グとは独立に各ラッチの取り込みタイミングを設定し得
る。
【0014】入力マスクレジスタは制御信号に並列接続
されたラッチとされ、入力信号のサンプリングタイミン
グとは独立に各ラッチの取り込みタイミングを設定し得
る。
【0015】サンプルホールド回路群はサンプルホール
ド制御回路によって制御されていずれか1個のサンプル
ホールド回路が入力信号をサンプルホールドするように
なっており、前記サンプルホールド制御回路は入力PN
レジスタにおける各ラッチの制御に兼用され、これによ
ってサンプルホールドに同期して制御信号が入力される
ようになっている。
【0016】サンプルホールド回路群はサンプルホール
ド制御回路によって制御されていずれか1個のサンプル
ホールド回路が入力信号をサンプルホールドするように
なっており、前記サンプルホールド制御回路は入力マス
クレジスタにおける各ラッチの制御に兼用され、これに
よってサンプルホールドに同期して制御信号が入力され
るようになっている。
【0017】加算回路はn個の乗算回路群にそれぞれ対
応してn個設けられ、各加算回路は対応する乗算回路群
に属するm個の出力から当該係数データの長さに対応す
る数の出力を選択して加算するように構成され、これに
よってすべてのマッチドフィルタ出力をリアルタイムで
出力し得る。
【0018】あるいは、加算回路は複数の乗算回路群に
対して1個設けられ、加算回路はマルチプレクサを介し
て択一的に対応する乗算回路群に接続され、加算回路に
おいて時分割演算を行うことにより、回路の小規模化が
図られている。
【0019】加算回路の出力はセレクタに接続され、セ
レクタは加算回路の出力を乗算回路群に対応して設けら
た複数のレジスタに択一的接続し、これによって各マッ
チドフィルタ出力をそれぞれ保持し得る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明のマッチドフィルタ
バンクの第1の実施の形態の全体構成を示すブロック図
である。この実施の形態は、前述した入力信号サンプル
はシフトせずに、PN符号を循環シフトするタイプのマ
ッチドフィルタに本発明を適用した実施の形態である。
また、本発明のマッチドフィルタバンクはいかなる長さ
の係数データ(逆拡散に使用する場合は、PN符号)の
場合にも適用することができるものであり、また、該マ
ッチドフィルタバンクに収容されるマッチドフィルタの
個数も任意の個数とすることができるものであるが、こ
こでは、それぞれ4チップのPN符号と256チップの
PN符号の2種類のPN符号に対応する2つのマッチド
フィルタを有するマッチドフィルタバンクを例にとって
説明する。
【0021】図1において、11はアナログ信号入力端
子であり、例えば図示しないアンテナで受信されベース
バンドに変換された受信信号が入力される。12は複数
個(この例においては256個)のサンプルホールド回
路(SH#,1#'〜SH#,256#')からなるサンプル
ホールド回路群であり、各サンプルホールド回路SH
#,1#'〜SH#,256#'は前記アナログ信号入力端子
11に並列に接続されている。各サンプルホールド回路
SH#,1#'〜SH#,256#'は、図中各サンプルホー
ルド回路SH#,1#'〜SH#,256#'の上部に1ある
いは0で示されているサンプルホールド制御信号が
「1」のときに前記信号入力端子11から入力されるア
ナログ信号をサンプルホールドするように制御されてお
り、前記サンプルホールド制御信号はサンプリングクロ
ックCLにより、各サンプリングタイミングごとに順次
右シフトするように構成されている。
【0022】すなわち、動作開始時においては第1のサ
ンプルホールド回路SH#,1#'のサンプルホールド制
御信号が「1」とされ、該サンプルホールド回路SH
#,1#'に前記入力端子11からのアナログ信号がサン
プルホールドされる。そして、次のサンプリングタイミ
ングでは第2のサンプルホールド回路SH#,2#'のサ
ンプルホールド制御信号が「1」、他のサンプルホール
ド回路のサンプルホールド制御信号が「0」となり、第
2のサンプルホールド回路SH#,2#'に入力信号がサ
ンプルホールドされる。以下、各サンプリングタイミン
グごとに順次、SH#,3#'、SH#,4#'、・・・の
順で、入力信号がサンプルホールドされていく。そし
て、最終段のサンプルホールド回路SH#,256#'に入
力信号がサンプルホールドされると、次は、前記第1の
サンプルホールド回路から再びサンプルホールドされる
ようになされている。
【0023】13は第1のPN符号レジスタであり、こ
の例においては256チップ周期の第1のPN符号(P
N#,1#'〜PN#,256#')が格納されている。図示
するように、この第1のPN符号レジスタは循環型シフ
トレジスタ構成とされており、各段の内容はシフトクロ
ックCL1に同期して循環シフトするように構成されて
いる。このシフトクロックCL1は前記サンプリングク
ロックCLと同期した信号であり、各サンプリングタイ
ミング毎にPN符号レジスタを順次シフトするようにク
ロックが供給される。また、14#,1#'〜14#,25
6#'は乗算器であり前記第1のPN符号レジスタ13の
各段の出力と前記サンプルホールド回路群12の各サン
プルホールド回路SH#,1#'〜SH#,256#'の出力
とを乗算する。
【0024】なお、前記第1のPN符号レジスタ13の
各段に格納されている256チップのPN符号は通常は
デジタルデータであり、前記乗算器14#,1#'〜14
#,256#'としてアナログの入力信号サンプルとデジタ
ルデータとを乗算しアナログの乗算結果を出力するアナ
ログデジタル乗算器が用いられる。このようなアナログ
デジタル乗算器は、本出願人により既に提案されてい
る。15は前記各乗算器14#,1#'〜14#,256#'
からの各乗算結果の総和を算出するアナログ加算器であ
る。これにより、加算器15からは前記サンプルホール
ド回路群12に格納された256個の受信信号サンプル
と前記第1のPN符号レジスタ13に格納されている2
56チップのPN符号との相関出力が得られることにな
る。なお、前記アナログ加算器15として、本出願人に
より提案されているニューロ演算回路を使用したアナロ
グ演算回路を使用すると消費電力および演算精度の点で
好適である。
【0025】さて、動作開始後、前記サンプリングクロ
ックCLが入力されるごとに前記信号入力端子11に入
力されているアナログ信号が前記サンプルホールド回路
SH#,1#'〜SH#,256#'に順次サンプルホールド
されていく。そして、前記サンプリングクロックCLが
256個入力されたときには、前記サンプルホールド回
路SH#,1#'〜SH#,256#'の全てに対応するサン
プリングタイミングにおける入力信号のサンプル値S
#,1#'〜S#,256#'が格納される。このとき、前記
乗算器14#,1#'〜14#,256#'において、前記第
1のPN符号レジスタ13のそれぞれ対応する段に格納
されているPN符号(PN#,1#'〜PN#,256#')
と前記サンプルホールド回路SH#,1#'〜SH#,25
6#'に格納されている各サンプル値(S#,1#'〜S
#,256#')との乗算が実行され、前記加算器15から
各乗算結果の総和(PN#,1#'×S#,1#'+PN
#,2#'×S#,2#'+・・・+PN#,256#'×S
#,256#')が算出される。
【0026】次に、前記サンプリングクロックCLの第
257個目のパルスが入力される。このときは、最も古
いデータを格納している前記第1のサンプルホールド回
路SH#,1#'に入力信号がサンプルホールドされる
(S#,257#')。また、前述のようにサンプリングク
ロックCLに同期して、各サンプリングタイミング毎に
PN符号レジスタ13を順次シフトするようにシフトク
ロックCL1が供給されるため、入力信号S#,257#'
がサンプルホールドされるのと同期して、前記第1のP
N符号レジスタ13にもシフトクロックCL1が1個入
力される。これにより、前記第1のPN符号レジスタ1
3の各段の内容は1段ずつ右にシフトされ、その第1段
にはPN#,256#'、第2段にはPN#,1#'、第3段
にはPN#,2#'の順に第1のPN符号が格納される。
したがって、前記加算器15からは(PN#,256#'×
S#,257#'+PN#,1#'×S#,2#'+・・・+P
N#,255#'×S#,256#')が出力される。
【0027】以下、前記サンプリングクロックCLおよ
び前記シフトクロックCL1が入力されるごとに、前記
サンプルホールド回路SH#,2#'〜SH#,256#'に
順次入力信号がサンプルホールドされ、これと同期して
前記第1のPN符号レジスタ13の内容が循環シフトさ
れることにより、前記加算器15から入力信号サンプル
と前記第1のPN符号との相関演算結果が出力される。
このようにして、前記サンプルホールド回路群12、第
1のPN符号レジスタ13、乗算器14#,1#'〜14
#,256#'および加算器15により、256チップのPN
符号(PN#,1#'〜PN#,256#')に対応する相関
出力を得ることができる。
【0028】また、16は第2のPN符号レジスタであ
り、このPN符号レジスタ16も256段の循環シフト
レジスタ構成とされている。この例では、4チップ周期
のPN符号との相関を検出するものとされているため、
この第2のPN符号レジスタ16には、当該4チップの
PN符号(PN’#,1#'〜PN’#,4#')が繰り返
し格納されている。すなわち、前記第2のPN符号レジ
スタ16の第1段〜第4段に当該4チップのPN符号P
N’#,1#'〜PN’#,4#'が順次格納されており、
第5段〜第8段には再び当該4チップのPN符号PN’
#,1#'〜PN’#,4#'が順次格納されている。以
下、同様に、4チップのPN符号PN’#,1#'〜P
N’#,4#'が繰り返し格納されている。また、この第
2のPN符号レジスタ16にはシフトクロックCL2が
印加されており、このシフトクロックCL2に応じて格
納内容が順次右方向に循環シフトされるようになされて
いる。なお、このシフトクロックCL2は前記シフトク
ロックCL1と同一のクロック信号とされている。
【0029】17#,1#'〜17#,256#'は前記第2
のPN符号レジスタ16の各段からのPN符号と前記サ
ンプルホールド回路群12の各段に格納されている入力
信号サンプルとの乗算を実行する乗算器(アナログデジ
タル乗算器)である。また、18は256段構成のマス
クレジスタであり、図示するように循環型のシフトレジ
スタ構成とされている。そして、連続する4つの段に
「1」、他の段には「0」が格納されており、シフトク
ロックCL2に応じて各段の内容が順次右方向に循環シ
フトするように構成されている。この例においては、初
期状態において第253段〜第256段に「1」が格納
されており、第1段〜第252段には「0」が格納され
ている。そして、前記シフトクロックCL2が4個入力
されたときに、図示するように、第1段〜第4段に
「1」、その他の段に「0」が格納された状態となる。
このマスクレジスタ18の各段の出力はそれぞれ対応す
るマルチプレクサMUX20#,1#'〜20#,256#'
に制御信号として印加されている。
【0030】19は後述するアナログ加算器21におけ
る「0」に対応する信号が供給されている定数「0」信
号入力端子であり、20#,1#'〜20#,256#'は前
記乗算器17#,1#'〜17#,256#'の出力と入力端
子19から入力される「0」に対応する信号とを前記マ
スクレジスタ18の対応する各段から出力される制御信
号に対応して選択して出力するマルチプレクサである。
ここで、各マルチプレクサ20#,1#'〜20#,256
#'は、前記マスクレジスタ18の各段から出力される
制御信号が「1」のときは前記乗算器17#,1#'〜1
7#,256#'の出力を選択して出力し、前記制御信号が
「0」のときは前記入力端子19からの「0」に対応す
る信号を選択して出力するように構成されている。21
は前記マルチプレクサ20#,1#'〜20#,256#'か
らの出力を加算する加算器(アナログ加算器)であり、
この加算器21から前記4チップのPN符号と4サンプ
ルの受信信号サンプルとの相関信号が出力される。
【0031】前述のように、前記マスクレジスタ18に
は連続する4つの段に「1」が入力されており、この
「1」が入力されている段に対応するマルチプレクサ2
0#,1#'〜20#,256#'(図示する状態のときに
は、マルチプレクサ20#,1#'〜20#,4#')から
は対応する乗算器17#,1#'〜17#,256#'(図示
する場合には、乗算器17#,1#'〜17#,4#')の
出力が前記加算器21に入力される。一方、前記マスク
レジスタ18における「0」が格納されている段に対応
する前記マルチプレクサ20#,1#'〜20#,256#'
からは、前記入力端子19からの「0」に対応する信号
が出力されている。したがって、前記加算器21から
は、4チップに対応する乗算器の出力の総和が出力され
ることとなる。
【0032】すなわち、動作開始から前記サンプリング
クロックCLが4個入力されると、前記サンプルホール
ド回路群12におけるサンプルホールド回路SH#,1
#'〜SH#,4#'に順次受信信号サンプル(S#,1
#'〜S#,4#')が格納される。これらの受信信号サ
ンプルはそれぞれ前記乗算器17#,1#'〜17#,4
#'において、前記第2のPN符号レジスタ16の第1
〜第4段に格納されているPN符号PN’#,1#'〜P
N’#,4#'と乗算される。一方、前述のように、この
とき前記マスクレジスタ18には図示するように第1段
〜第4段に「1」、他の段には「0」が格納された状態
とされている。したがって、前記マルチプレクサ20
#,1#'〜20#,4#'においてはそれぞれ対応する前
記乗算器17#,1#'〜17#,4#'の出力が選択さ
れ、他のマルチプレクサ20#,5#'〜20#,256#'
からは前記入力端子19からの定数入力「0」が選択出
力されている。したがって、前記加算器21からは、前
記乗算器17#,1#'〜17#,4#'の出力の総和(S
#,1#'・PN’#,1#'+S#,2#'・PN’#,2
#'+S#,3#'・PN’#,3#'+S#,4#'・P
N’#,4#')が出力される。
【0033】次に、前記サンプリングクロックCLが1
個入力されると、前記サンプルホールド回路SH#,5
#'に第5番目の受信信号サンプル(S#,5#')が格
納される。同時に、前記シフトクロックCL2が1個入
力されるため、前記第2のPN符号レジスタ16の内容
および前記マスクレジスタ18の内容がともに右に1段
循環シフトされる。前記マスクレジスタ18の内容が右
に1段循環シフトされることにより、前記マルチプレク
サ20#,2#'〜20#,5#'において前記乗算器17
#,2#'〜17#,5#'の出力が選択され、他のマルチ
プレクサ20#,1#'、20#,6#'〜20#,256#'
からは前述した「0」に対応する信号が出力されること
となる。したがって、前記乗算器17#,2#'からは第
2番目の受信信号サンプル(S#,2#')と前記第2の
PN符号レジスタ16の第2段の内容(PN’#,1
#')との積、前記乗算器17#,3#'からは第3番目
の受信信号サンプル(S#,3#')とPN’#,2#'と
の積、前記乗算器17#,4#'からは受信信号サンプル
(S#,4#')とPN’#,3#'との積、前記乗算器1
7#,5#'からは受信信号サンプル(S#,5#')とP
N’#,4#'との積がそれぞれ出力され、これらの総和
(S#,2#'・PN’#,1#'+S#,3#'・PN’
#,2#'+S#,4#'・PN’#,3#'+S#,5#'・
PN’#,4#')が前記加算器21から出力される。
【0034】以下、同様にして、前記サンプリングクロ
ックCLおよびシフトクロックCL2に同期して、受信
信号サンプルと4チップのPN符号PN’#,1#'〜P
N’#,4#'との相関出力が前記加算器21から出力さ
れる。なお、前記サンプリングクロックCLが256個
入力されて、前記サンプリングホールド回路SH#,25
6#'に受信信号サンプルが格納された後は、第257番
目のサンプリングクロックCLに対応して前記第1のサ
ンプリングホールド回路SH#,1#'に第257番目の
受信信号サンプル(S#,257#')が格納され、前述の
場合と同様に相関出力が前記加算器21から出力され
る。
【0035】このようにして、前記サンプルホールド回
路群12、第2のPN符号レジスタ16、乗算器17
#,1#'〜17#,256#'、マスクレジスタ18、マル
チプレクサ20#,1#'〜20#,256#'および加算器
21により、4チップのPN符号(PN’#,1#'〜P
N’#,4#')に対応する相関出力を得ることができ
る。
【0036】以上のように、この第1の実施の形態によ
れば、256チップのPN符号との相関を算出するマッ
チドフィルタと4チップのPN符号との相関を算出する
マッチドフィルタとで、サンプルホールド回路群12を
共用することができ、2つのマッチドフィルタを別個に
設ける場合と比較して、回路規模を小さくすることがで
き、また、消費電力を低減することができる。さらに、
入力アナログ信号をサンプリングした信号を循環シフト
せずに、デジタルのPN符号を循環シフトするようにな
されているため、シフト処理による誤差の蓄積を防止す
ることができ、高精度の相関演算が可能となる。
【0037】なお、上記実施の形態においては、256
チップと4チップの2つの異なる拡散率の信号を受信す
る場合を例にとって説明したが、これに限られることは
なく、3種類以上の拡散率、例えば256チップ、12
8チップ、64チップ、32チップ、16チップ、8チ
ップなどの各種の拡散率を用いる場合にも前記サンプル
ホールド回路群を共通に用いることにより同様に構成す
ることができる。例えば、256、128、64、3
2、16、8および4チップの各PN符号に対して1つ
のサンプルホールド回路を共用させることも可能であ
り、この場合には、7つのマッチドフィルタでサンプル
ホールド回路を共用することとなるため、回路規模をよ
り縮小することができる。また、上述の実施の形態にお
いて、256段のレジスタ構成としたが、この段数も、
それぞれのPN符号のチップ数に対応した段数とするこ
とができる。
【0038】次に、本発明のマッチドフィルタバンクの
第2の実施の形態について、図2を参照して説明する。
この実施の形態は、入力信号をサンプリングしたデータ
をシフトし、PN符号を保持するPN符号レジスタの内
容と乗積するタイプのマッチドフィルタにおいて、入力
信号をサンプリングしたデータをシフトするシフトレジ
スタ(入力信号サンプルシフトレジスタ)をチップ長の
異なる複数のPN符号に対して共用するようにしたもの
である。また、この実施の形態においても、前述の実施
の形態の場合と同様に、4チップと256チップの2つ
のPN符号に対するマッチドフィルタバンクの場合を例
にとって説明する。
【0039】図2において、31はアナログ信号入力端
子、32は複数段(この例においては256段)従属接
続されたサンプルホールド回路からなるアナログシフト
レジスタ(入力信号サンプルシフトレジスタ)であり、
前記アナログ信号入力端子31から入力されるアナログ
信号をサンプリングクロックCLに同期してサンプリン
グホールドし、順次後段にシフトするように構成されて
いる。33は第1のPN符号レジスタであり、この例に
おいては256チップの第1のPN符号(PN#,1#'
〜PN#,256#')が格納されている。34#,1#'〜
34#,256#'は前記アナログシフトレジスタ32の各
段の出力(S#,1#'〜S#,256#')と前記第1のP
N符号レジスタの各段に格納されている第1のPN符号
(PN#,1#'〜PN#,256#')とをそれぞれ乗算す
る乗算器である。この例においては、前記アナログシフ
トレジスタ32の各段から出力されるサンプリングされ
た受信信号はアナログデータであり、前記PN符号レジ
スタ33に格納されている各PN符号はデジタルデータ
とされているため、前記各乗算器34#,1#'〜34
#,256#'は、前述した実施の形態における各乗算器と
同様に、アナログデータとデジタルデータとの乗算を実
行するアナログデジタル乗算器とされている。
【0040】35は前記256個の乗算器34#,1#'
〜34#,256#'からの各乗算結果の総和を算出するた
めの加算器であり、この加算器35から前記256チッ
プ周期の第1のPN符号と入力信号サンプルとの相関演
算結果が出力されることとなる。すなわち、前記サンプ
リングクロックCLが入力されるごとに前記入力端子3
1から入力されるアナログ信号が前記アナログシフトレ
ジスタの初段のサンプルホールド回路SH#,1#'にサ
ンプルホールドされ、順次、後段のサンプルホールド回
路にシフトされていく。そして、前記サンプリングクロ
ックCLの256個のパルスが印加されたときに、前記
アナログシフトレジスタ32の第256段目のサンプル
ホールド回路SH#,256#'に最初のサンプリングされ
たアナログ信号(S#,1#')が格納される。このと
き、前記乗算器34#,1#'においては、第256番目
の入力信号サンプルS#,256#'と前記第1のPN符号
レジスタ33の初段に格納されている第1のPN符号の
第256チップ目のデータ(PN#,256#')との乗算
が実行され、前記乗算器34#,2#'において、第25
5番目の入力信号サンプルS#,255#'と第1のPN符
号の第255チップ目のデータ(PN#,255#')との
乗算が実行され、以下同様に、前記乗算器34#,256
#'においては、第1番目の入力信号サンプルS#,1
#'と第1のPN符号の第1チップ目のデータ(PN
#,1#')との乗算が実行される。したがって、前記加
算器35からは、PN#,1#'×S#,1#'+PN#,
2#'×S#,2#'+・・・+PN#,256#'×S#,25
6#'が出力される。
【0041】次に、前記サンプリングクロックCLの第
257番目のパルスが入力されると、前記アナログシフ
トレジスタ32の初段のサンプルホールド回路SH#,
1#'に257番目の入力信号サンプルS#,257#'が格
納され、前記最終段のサンプルホールド回路SH#,25
6#'には第2番目の入力信号サンプルが格納される。し
たがって、このときには、前記加算器35からは、PN
#,1#'×S#,2#'+PN#,2#'×S#,3#'+・
・・+PN#,256#'×S#,257#'が出力される。こ
のようにして、前記加算器35からは、前記信号入力端
子31から入力される入力信号をサンプリングしたデー
タと前記第1のPN符号との相関出力が順次出力される
こととなる。
【0042】さて、図2において、36は第2のPN符
号レジスタであり、前記第1のPN符号レジスタ33と
同様に256段構成のレジスタとされている。ここで
は、この第2のPN符号レジスタ36に4チップ周期の
PN符号が格納されている場合について説明する。図示
するように、前記4チップのPN符号(PN’#,1#'
〜PN’#,4#')は前記第2のPN符号レジスタ36
の第4段〜第1段にPN’#,1#'〜PN’#,4#'の
順に格納されており、第5段目以降には0が格納されて
いる。37#,1#'〜37#,256#'は前記アナログシ
フトレジスタ32の各サンプルホールド回路SH#,1
#'〜SH#,256#'に格納されている入力信号サンプ
ルと前記第2のPN符号レジスタ36の各段に格納され
ている内容との乗算を実行する乗算器である。
【0043】また、38は256段構成のマスクレジス
タであり、このマスクレジスタ38の各段の出力は後述
するマルチプレクサ40#,1#'〜40#,256#'にそ
れぞれ選択制御信号として入力されている。この例にお
いては、図示するように、該マスクレジスタ38の第1
〜第4段には「1」が格納されており、第5段〜第25
6段には「0」が格納されている。39は「0」に対応
する信号が入力される定数「0」信号入力端子、40
#,1#'〜40#,256#'は前記定数「0」信号入力端
子39から入力される「0」に対応する信号が一方の入
力とされ、前記乗算器37#,1#'〜37#,256#'の
出力がそれぞれ他方の入力とされているマルチプレクサ
であり、前記マスクレジスタ38からの制御信号が
「1」のときに前記「0」信号入力端子39からの
「0」信号を選択して加算器41に出力し、制御信号が
「0」のときに前記対応する乗算器37#,1#'〜37
#,256#'の出力を選択して加算器41に出力するよう
に構成されている。さらに、41は前記マルチプレクサ
40#,1#'〜40#,256#'の出力の総和を算出する
加算器である。
【0044】さて、前述のように、サンプリングクロッ
クCLの印加が開始されると、前記アナログシフトレジ
スタ32に初段のサンプルホールド回路SH#,1#'に
前記入力端子31からの入力信号がサンプルホールドさ
れ、順次後段にシフトされていく。そして、前記サンプ
リングクロックCLの4つのパルスが入力されると、前
記サンプルホールド回路SH4には最初の入力信号サン
プルS#,1#'が、SH#,3#'にはS#,2#'が、S
H#,2#'にはS#,3#'が、SH#,1#'にはS#,
4#'がそれぞれ格納される。このとき、前記乗算器37
#,4#'〜37#,1#'からは、PN’#,1#'×S
#,1#'、PN’#,2#'×S#,2#'、PN’#,3
#'×S#,3#'およびPN’#,4#'×S#,4#'が
出力される。また、乗算器37#,5#'〜37#,256
#'からは、前記第2のPN符号レジスタ36の対応す
る段の内容が0であるため、0が出力されている。
【0045】また、前述のように、マスクレジスタ38
の第1段〜第4段には「1」が格納されており、第5段
目以降には「0」が格納されている。したがって、前記
マルチプレクサ40#,1#'〜40#,4#'はそれぞれ
対応する前記乗算器37#,1#'〜37#,4#'の出力
を選択し、他のマルチプレクサ40#,5#'〜40#,
256#'は前記定数「0」信号入力端子39から入力され
る「0」に対応する信号を選択する。したがって、前記
加算器41には前記乗算器37#,1#'〜37#,4#'
からの各乗算結果と前記「0」信号入力端子39からの
(256−4)個の「0」に対応する信号が入力される
こととなり、結局、前記乗算器37#,1#'〜37#,
4#'からの乗算結果の総和、PN’#,1#'×S#,1
#'+PN’#,2#'×S#,2#'+PN’#,3#'×
S#,3#'+PN’#,4#'×S#,4#'が出力される
こととなる。
【0046】次に、前記サンプリングクロックCLの第
5番目のパルスが入力されたときには、前記サンプルホ
ールド回路SH#,1#'には第5番目の入力信号サンプ
ルS#,5#'、SH#,2#'にはS#,4#'、SH#,
3#'にはS#,3#'、SH#,4#'にはS#,2#'、S
H#,5#'にはS#,1#'が格納される。このときに
は、前記乗算器37#,1#'ではPN’#,4#'×S
#,5#'が演算され、乗算器37#,2#'ではPN’
#,3#'×S#,4#'が、乗算器37#,3#'ではP
N’#,2#'×S#,3#'が、乗算器37#,4#'では
PN’#,1#'×S#,2#'がそれぞれ演算される。な
お、乗算器37#,5#'〜37#,256#'における演算
結果は前記第2のPN符号レジスタ36の対応する段の
内容が0であるため、0となる。したがって、前記加算
器41からは、PN’#,1#'×S#,2#'+PN’
#,2#'×S#,3#'+PN’#,3#'×S#,4#'+
PN’#,4#'×S#,5#'が出力される。以下、前記
サンプリングクロックCLが入力されるごとに、前記加
算器41から入力信号サンプルと4チップ周期の第2の
PN符号との相関出力が出力されることとなる。
【0047】このようにして、256チップ周期の第1
のPN符号との相関演算と、4チップ周期の第2のPN
符号との相関演算を共通のアナログシフトレジスタを使
用して並列に実行することができる。なお、上述の例で
は、前記第2のPN符号として4チップ周期のPN符号
を採用した場合について説明したが、他の周期のPN符
号、例えばmチップ周期のPN符号との相関処理を実行
する場合には、前記第2のPN符号レジスタ36の第1
段〜第m段にPN’m〜PN’1を、第m+1段以降に
0を格納しておき、前記マスクレジスタ38の第1段〜
第m段に1、第m+1段以降に0を格納することによ
り、任意の周期のPN符号に対応することが可能とな
る。また、上述した例においては、各レジスタ等を25
6段構成として、最大256チップ周期のPN符号との
相関処理を実行するようにしていたが、これに限られる
ことはなく、各レジスタ等の段数は任意のものとするこ
とができる。
【0048】さらに、前記図2に示した実施の形態にお
いては、アナログシフトレジスタ32を用い、入力信号
サンプルをアナログ信号のままシフトするようにしてい
たが、これに限られることはなく、入力信号サンプルを
アナログデジタル変換して、デジタルシフトレジスタに
入力するようにしてもよい。この場合には、前記各PN
符号との乗算はデジタルデータどうしの乗算となるた
め、前記乗算器34#,1#'〜34#,256#'および3
7#,1#'〜37#,256#'にはデジタル乗算器が用い
られる。前記マスクレジスタ38によって制御されるマ
ルチプレクサ40#,1#'〜40#,256#'を通して、
前記各乗算器37#,1#'〜37#,256#'の出力をデ
ジタルデータの加算を実行する加算器41に入力するこ
とができる。
【0049】図3は図1のサンプルホールド回路群のた
めのサンプルホールド制御回路としてのサンプルレホー
ルドレジスタSHRを示す。サンプルホールドレジスタ
SHRはサンプルホールド回路と同一段数の循環シフト
レジスタよりなり、1個の「1」のデータと255個の
「0」のデータを保持している。これらデータはサンプ
ルホールド回路群のサンプルホールドタイミングに同期
して循環シフトされ、「1」のデータがサンプリングの
ための制御信号とされている。
【0050】図4において、前記PN符号レジスタ13
(図1)には、PN符号レジスタの段数と同一段数のシ
フトレジスタ型の入力PNレジスタINP−REGが接
続され、入力PNレジスタINP−REGの各段はPN
符号レジスタ13の対応段に接続されている。入力PN
レジスタはシフトレジスタとされ、係数データPNiを
初段から順次後段に転送する。あるシンボル周期におい
てPN符号レジスタによる相関演算を行っているとする
と、入力PNレジスタでは次のシンボル周期の係数デー
タが入力され、次のシンボル周期の相関演算開始の直前
に入力PNレジスタからPN符号レジスタに係数データ
を転送する。このように前もって係数データを準備して
おくので、高速の係数データロードが可能であり、ロン
グコードを1シンボル周期ずつ読み込んで相関演算を行
うときに特に有効である。図3においては係数データ転
送直後の状態を示し、入力PNレジスタの係数データと
同一データがPN符号レジスタに格納されている。なお
INP−REGに対するクロック入力はサンプルホール
ド回路のサンプリングクロックCLとは無関係に設定し
得るので、高速データ入力も可能である。
【0051】図5は入力PNレジスタを複数の並列なラ
ッチにより構成した変形例を示す。係数データはこれら
ラッチに並列入力され、ラッチに対するクロック入力C
K1〜CK256によって任意のラッチにおけるデータ
取り込みが可能である。各ラッチのデータ取込実行は、
サンプルホールドタップのサンプルホールドレジスタの
データが「1」か「0」かによって制御され、「1」の
ときに取込み、「0」のときには取込を行わない。なお
図5では4個の係数データのみを使用するケースを示し
ており、サンプルホールドレジスタSHRの1タップ目
が「1」で他の全てのタップが「0」だったとき、PN
iの1チップ目入力はINP−REGの1タップ目に取
込まれる。4クロック目のときにSHRの4タップ目の
が「1」になり、他のタップは全て「0」になる。PN
iの4タップ目入力はINP−REGの4タップ目に取
込まれる。図1のマスクレジスタにより所定の4サンプ
ルの受信信号とこの係数データとの演算結果のみが加算
の対象となるため、入力PNレジスタのたの部分のデー
タは不定としてもよい。
【0052】図6において、前記マスクレジスタ18
(図1)には、マスクレジスタの段数と同一段数のシフ
トレジスタ型の入力マスクレジスタINM−REGが接
続され、入力マスクレジスタINM−REGの各段はマ
スクレジスタ18の対応段に接続されている。入力マス
クレジスタは、図4の入力PNレジスタと同じようにシ
フトレジスタとされ、制御信号CNTiを初段から順次
後段に転送する。あるシンボル周期においてマスクレジ
スタによる加算制御を行っているとすると、入力マスク
レジスタでは次のシンボル周期の制御信号が入力され、
次のシンボル周期の相関演算開始の直前に入力マスクレ
ジスタからマスクレジスタに制御信号を転送する。この
ような構成においては入力マスクレジスタに供給するク
ロックをサンプルホールド回路のサンプリングクロック
CLとは無関係に設定し得るので、高速データ入力が可
能である。
【0053】図7は図6の回路の変形例を示す。図5と
同様に、入力マスクレジスタは並列に接続された複数の
ラッチにより構成されており、入力マスクレジスタの各
段には、制御信号入力ラインが並列に接続され、サンプ
ルホールドレジスタSHRの制御信号によって、1ラッ
チタップ毎にデータが取り込まれる。あるシンボル周期
においてはマスクレジスタによる加算制御を行っている
とすると、入力マスクレジスタでは次のシンボル周期の
制御信号が入力され、次のシンボル周期の相関演算開始
の直前に入力マスクレジスタからマスクレジスタに制御
信号を転送する。このように前もって制御信号を準備し
ておくので、必要なタイミングで、高速の制御信号ロー
ドが可能である。図6においては制御信号転送直後の状
態を示し、入力マスクレジスタの制御信号と同一制御信
号がマスクレジスタに格納されている。
【0054】図8は他の実施の形態を示し、図1の構成
において、1個の加算回路15を複数のPN符号レジス
タ13、16の処理に兼用している。レジスタ13とサ
ンプルホールド回路群12との乗算のための乗算回路群
14#,1#'〜14#,256#'、レジスタ16とサンプ
ルホールド回路群12との乗算のための乗算回路群17
#,1#'〜17#,256#'の出力はマルチプレクサMU
X7に入力され、このマルチプレクサはいずれか一方の
乗算結果を択一的に加算回路15に入力する。これによ
って1個の加算回路を複数の乗算結果に兼用でき、回路
規模を小さくできる。なおマルチプレクサMUX7に接
続する乗算回路群をさらに多数とすれば一層回路規模を
小さくし得る。但し、一般に同一タイミングでマッチド
フィルタ出力を得る必要があり、1チップ時間内で全て
の乗算結果を切替え出力する必要があるので、接続乗算
回路群数には限界がある。
【0055】図8の加算回路15の出力はセレクタSE
L7に接続され、このセレクタの出力は乗算回路群1
4、17にそれぞれ対応して設けられたアナログレジス
タREG71、REG72に接続されている。セレクタ
は乗算回路群14の出力をレジスタREG71に入力
し、乗算回路群17の出力をレジスタREG72に入力
する。これによって乗算回路群14、17の出力を保持
でき、これら出力を比較的自由なタイミングで、マッチ
ドフィルタ出力MF71out、MF72outとして
出力し得る。
【0056】さらにまた、上述した2つの実施の形態に
おいては、各マッチドフィルタにおけるPN符号長が異
なるものとして説明したが、同一の符号長の異なるPN
符号に対する逆拡散処理を行う場合にも、本発明のマッ
チドフィルタバンクを適用することができることは明ら
かである。さらにまた、上述した実施の形態において
は、DS−CDMA通信方式における逆拡散に用いられ
るマッチドフィルタを例にとって説明したが、本発明の
マッチドフィルタバンクは、複数の相関処理を行うマッ
チドフィルタに適用することができることは明らかであ
る。さらにまた、上述した実施形態のマッチドフィルタ
バンクは実数型であったが、容易に複素数型マッチドフ
ィルタバンクに拡張し得ることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマッチド
フィルタバンクによれば、複数のマッチドフィルタに共
通にサンプルホールド回路を使用しているため、回路規
模を小さくすることができるとともに、消費電力を少な
くすることができる。したがって、CDMA移動通信シ
ステム等において拡散率可変方式を採用した場合に、携
帯機等を小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマッチドフィルタバンクの第1の実
施の形態の一構成例を示すブロック図である。
【図2】 本発明のマッチドフィルタバンクの第2の実
施の形態の一構成例を示すブロック図である。
【図3】 第1の実施の形態におけるサンプルホールド
レジスタを示すブロック図である。
【図4】 第1の実施の形態に適用される入力PNレジ
スタを示すブロック図である。
【図5】 同入力PNレジスタに他の係数データを入力
した状態を示すブロック図である。
【図6】 第1の実施の形態におけるマスクレジスタお
よび入力マスクレジスタを示すブロック図である。
【図7】 図6のマスクレジスタの変形例を示すブロッ
ク図である。
【図8】 マッチドフィルタバンクの他の形態を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11、31 アナログ信号入力端子 12 サンプルホールド回路群 13、33 第1のPN符号レジスタ 14#,1#'〜14#,256#'、17#,1#'〜17
#,256#'、34#,1#'〜34#,256#'、37#,
1#'〜37#,256#' 乗算器 15、21、35、41 加算器 16、36 第2のPN符号レジスタ 18、38 マスクレジスタ 19、39 定数「0」信号入力端子 201〜20#,256#'、401〜40#,256#' マ
ルチプレクサ INP−REG 入力PNレジスタ INM−REG 入力マスクレジスタ REG−MUX スイッチ回路 MUX7 マルチプレクサ SEL7 セレクタ REG71、REG72 アナログレジスタ。
【外1】
【外2】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を順次サンプルホールドするm
    個(mは2以上の整数)のサンプルホールド回路を有す
    るサンプルホールド回路群と、 それぞれ係数データが格納されるn個(nは2以上の整
    数)のm段構成の循環型シフトレジスタ型のPN符号レ
    ジスタと、 前記n個のPN符号レジスタにそれぞれ対応して設けら
    れたn個の乗算回路群であって、該各乗算回路群は前記
    サンプルホールド回路群における各サンプルホールド回
    路の出力と対応する前記PN符号レジスタの各段の出力
    との乗算を行うm個の乗算回路を有しているn個の乗算
    回路群と、 各乗算回路群に属するm個の乗算回路の出力から当該係
    数データの長さに対応する数の出力を選択して加算する
    加算回路とを有することを特徴とするマッチドフィルタ
    バンク。
  2. 【請求項2】 前記m個の乗算回路の出力から当該係数
    データの長さに対応する数の出力を選択するための制御
    信号が格納されたm段構成の循環型シフトレジスタ型の
    マスクレジスタと、該マスクレジスタの出力に応じて前
    記m個の乗算回路の出力あるいは「0」に対応する信号
    を選択的に前記加算回路に出力するm個のマルチプレク
    サとを有し、前記m個の乗算回路の出力から当該係数デ
    ータの長さに対応する数の出力を選択して加算するよう
    になされていることを特徴とする前記請求項1に記載の
    マッチドフィルタバンク。
  3. 【請求項3】 入力信号サンプルを順次シフトしながら
    格納するm段(mは2以上の整数)構成の入力信号サン
    プルシフトレジスタと、それぞれ係数データが格納され
    るn個(nは2以上の整数)のm段構成のPN符号レジ
    スタと、 前記n個のPN符号レジスタにそれぞれ対応して設けら
    れたn個の乗算回路群であって、該各乗算回路群は前記
    入力信号サンプルシフトレジスタの各段の出力と対応す
    る前記PN符号レジスタの各段の出力との乗算を行うm
    個の乗算回路を有しているn個の乗算回路群と、 各乗算回路群に属するm個の乗算回路の出力から当該係
    数データの長さに対応する数の出力を選択して加算する
    加算回路とを有することを特徴とするマッチドフィルタ
    バンク。
  4. 【請求項4】 前記m個の乗算回路の出力から当該係数
    データの長さに対応する数の出力を選択するための制御
    信号が格納されたm段構成のマスクレジスタと、該マス
    クレジスタの出力に応じて前記m個の乗算回路の出力あ
    るいは「0」に対応する信号を選択的に前記加算回路に
    出力するm個のマルチプレクサとを有し、前記m個の乗
    算回路の出力から当該係数データの長さに対応する数の
    出力を選択して加算するようになされていることを特徴
    とする前記請求項3に記載のマッチドフィルタバンク。
  5. 【請求項5】 1個または複数のPN符号レジスタに対
    応し、m個の係数データを保持し得る1個または複数の
    入力PNレジスタをさらに備え、あるシンボル周期にお
    いて、対応するPN符号レジスタに次のシンボル周期に
    格納すべき係数データを入力PNレジスタに入力し、次
    のシンボル周期開始の直前に入力PNレジスタ内の係数
    データを並列にPN符号レジスタに転送するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1または3記載のマッチ
    ドフィルタバンク。
  6. 【請求項6】 マスクレジスタに対応したm段構成の入
    力マスクレジスタをさらに備え、あるシンボル周期にお
    いて、対応するマスクレジスタに次のシンボル周期に格
    納すべき制御信号を入力マスクレジスタに入力し、次の
    シンボル周期開始の直前に入力マスクレジスタ内の制御
    信号を並列にマスクレジスタに転送するようになってい
    ることを特徴とする請求項2または4記載のマッチドフ
    ィルタバンク。
  7. 【請求項7】 入力PNレジスタは並列なm個のラッチ
    よりなることを特徴とする請求項5記載のマッチドフィ
    ルタバンク。
  8. 【請求項8】 入力マスクレジスタは並列なm個のラッ
    チよりなることを特徴とする請求項6記載のマッチドフ
    ィルタバンク。
  9. 【請求項9】 1個または複数のPN符号レジスタに対
    応し、m個のラッチによってm個の係数データを保持し
    得る1個または複数の入力PNレジスタをさらに備え、
    あるシンボル周期において、対応するPN符号レジスタ
    に次のシンボル周期に格納すべき係数データを入力PN
    レジスタに入力し、次のシンボル周期開始の直前に入力
    PNレジスタ内の係数データを並列にPN符号レジスタ
    に転送し、前記入力PNレジスタの各ラッチおよびサン
    プルホールド回路群はサンプルホールド制御回路によっ
    て制御され、1個のサンプルホールド回路が入力信号を
    サンプルホールドするのと同期して係数データが入力P
    Nレジスタに入力されるようになっていることを特徴と
    する請求項1記載のマッチドフィルタバンク。
  10. 【請求項10】 1個または複数のPN符号レジスタに
    対応し、m個のラッチによってm個の係数データを保持
    し得る1個または複数の入力マスクレジスタをさらに備
    え、あるシンボル周期において、対応するマスクレジス
    タに次のシンボル周期に格納すべき制御信号を入力マス
    クレジスタに入力し、次のシンボル周期開始の直前に入
    力マスクレジスタ内の制御信号を並列にマスクレジスタ
    に転送し、前記入力マスクレジスタの各ラッチおよびサ
    ンプルホールド回路群はサンプルホールド制御回路によ
    って制御され、1個のサンプルホールド回路が入力信号
    をサンプルホールドするのと同期して制御信号が入力マ
    スクレジスタに入力されるようになっていることを特徴
    とする請求項2記載のマッチドフィルタバンク
  11. 【請求項11】 加算回路はn個の乗算回路群にそれぞ
    れ対応してn個設けられ、各加算回路は対応する乗算回
    路群に属するm個の出力から当該係数データの長さに対
    応する数の出力を選択して加算するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1または3記載のマッチドフ
    ィルタバンク。
  12. 【請求項12】 加算回路は複数の乗算回路群に対して
    1個設けられ、加算回路はマルチプレクサを介して択一
    的に対応する乗算回路群に接続され、加算回路において
    時分割演算を行うことを特徴とする請求項1または3記
    載のマッチドフィルタバンク。
  13. 【請求項13】 加算回路の出力はセレクタに接続さ
    れ、セレクタは加算回路の出力を乗算回路群に対応して
    設けられた複数のレジスタに択一的接続するようになっ
    ていることを特徴とする請求項12項記載のマッチドフ
    ィルタバンク。
JP4618098A 1997-11-14 1998-02-12 マッチドフィルタバンク Pending JPH11205193A (ja)

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KR1019990004595A KR100324259B1 (ko) 1998-02-12 1999-02-10 매치드필터뱅크
US09/247,828 US6512785B1 (en) 1998-02-12 1999-02-11 Matched filter bank
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002198779A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Hitachi Kokusai Electric Inc マッチドフィルタ

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