JPH1120510A - 車両電装品の取付構造 - Google Patents

車両電装品の取付構造

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JPH1120510A
JPH1120510A JP9174559A JP17455997A JPH1120510A JP H1120510 A JPH1120510 A JP H1120510A JP 9174559 A JP9174559 A JP 9174559A JP 17455997 A JP17455997 A JP 17455997A JP H1120510 A JPH1120510 A JP H1120510A
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connector
vehicle
unit
signal
panel body
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JP9174559A
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Inventor
Nagahisa Fujita
永久 藤田
Kunihiko Matsumura
邦彦 松村
Yoshinori Otsubo
善徳 大坪
Hiroshi Omura
博志 大村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタを流れる多数種の電気信号間での干渉
を防止する。 【解決手段】インストルメントパネル1の一部を構成す
るパネル体Pと複数制御ユニットUA〜UCとが接続、
連結されて、1セット化された組立体とされている。こ
の組立体に設けた第1コネクタ52と車体側の第2コネ
クタ53とが接続されて、組立体とこれ以外の機器類と
の間で多数種の電気信号が伝達される。コネクタ52、
53の多数の接続端子53aが、例えば高周波微弱信号
系のグループG1と、小信号系としての例えばアナログ
信号系のグループG2と、大電流系のグループG3とに
グループ分けされて、G1とG3とがもっとも離れた位
置に配置されると共に、G2が中間に配置される。各グ
ループ間に仕切壁53bが設けられ、またG1の周囲に
は金属シールドKSが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両電装品の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両、特に自動車においては、乗員の操
作に応じて作動される電装品としての制御ユニット(情
報処理ユニット、空間占有ユニットと称されることもあ
る)の数(種類)が多くなる傾向にあり、特にインスト
ルメントパネルのうち運転席と助手席との中間部分に集
中して配置される傾向がある。すなわち、この部分に
は、空調制御用、オ−ディオ制御用のユニットが配置さ
れて、その前面つまり車室内面側にはその操作用のスイ
ッチ等の乗員に操作される入力部や、ユニットの作動状
況を表示するディスプレイ等の出力部が配置される。そ
して、最近では、オ−ディオ用ユニットの種類も増加し
て、AM/FMラジオの他、カセットデッキ、CDプレ
−ヤ、MDプレ−ヤ、イコライザ等々、オ−ディオのみ
でも相当の数になる。また、これに加えて、最近ではナ
ビゲ−ションも搭載する傾向が強くなっており、ナビゲ
−ションの地図表示用のディスプレイも必要になってく
る。
【0003】従来、機能(情報処理の内容)が異なるユ
ニットは、個々独立した存在であり、個々独立したユニ
ット毎に、その前面つまり車室側に臨む面に、乗員によ
り操作される入力部や乗員に対する出力部を有してい
た。そして、出力部や多数の入力部を極力集中あるいは
兼用させるために、複数の異なる機能を有する各ユニッ
トを1つのユニットにまとめるようにすることも行われ
ている。
【0004】特開昭61−244636号公報には、互
いに機能の異なる個々独立した複数のユニットを、1つ
の枠体を利用して1セット化することが提案されてい
る。すなわち、複数のユニットを上下方向に積層した状
態で1つに連結するシャシ−部分と、車室内壁面を構成
する前面板部とを有する枠体が提案されている。しかし
ながら、各ユニットは、個々独立して出力部や入力部を
有しており、上記前面板部には、車室内から出力部を目
視できるようにするための開口や、入力部に対して車室
側から操作できるようにするための開口が形成されてい
るのみとなっている。つまり、上記枠体は、単に、複数
の個々独立したユニットを1つにセット化するための締
結体として機能しているのみである。
【0005】ところで、車両に搭載される電装品は、コ
ネクタを介して種々の機器類に接続されている。特開平
6−107082号公報には、コネクタ結線を簡略化す
るため、電装品の組付と同時にコネクタ結線を行うもの
が開示されている。このものにあっては、電装品側に設
けた1つのコネクタ(第2コネクタ)と、これに対応し
て車体側に設けた1つのコネクタ(第1コネクタ)との
結線を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
情報伝達量の増大に応じてコネクタ内の電気信号量が増
加しているため、1つのコネクタでもって接続を得るも
のでは、このコネクタの接続端子、つまり上記第1コネ
クタ、第2コネクタの接続端子は、その数が極めて多く
なる。一方、上記1つのコネクタを流れる電気信号の種
類も多くなり、このため電気信号間での相互の干渉とい
うものが問題となる。このような問題を回避するため、
干渉が問題となる電気信号毎にグループ分けして、それ
ぞれ別のコネクタを利用して接続を行うようにすること
も考えられるが、この場合はコネクタの数が多くなり、
しかもコネクタの数が多くなる分その接続の手間が面倒
となる。
【0007】特に、前述のように複数の電装品をまとめ
たものについては、上述の干渉が大きな問題となり、こ
の電装品の中にナビゲ−ションやラジオ等の高周波微弱
信号として構成された外部受信信号を使用して情報処理
を行う電装品が含まれる場合には、情報処理作業が正確
に行われない場合も生じる。
【0008】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、1つのコネクタで多数種の電
気信号を流すようにした場合に、電気信号間での相互の
干渉を防止できるようにした車両電装品の取付構造を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあってはその解決手法として次のようにし
てある。すなわち、電装品に設けた配線用の第1コネク
タを車体側に設けた配線用の第2コネクタと接続させて
電装品を車両に搭載するようにした車両電装品の取付構
造において、前記電装品には、高周波微弱信号として構
成された外部受信信号を用いて情報処理を行う情報処理
装置が含まれ、前記各コネクタは、該各コネクタを流れ
る多数種の電気信号の数に応じて多数の接続端子を有
し、前記多数種の電気信号のうち前記外部受信信号は、
その他の信号とはグループ分けされて、前記多数の接続
端子が該グループ分けされた電気信号の種類毎にグルー
プ分けされた配置とされている、ようにしてある。解決
手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲にお
ける請求項2以下に記載のとおりである。
【0010】
【発明の効果】請求項1によれば、高周波微弱信号とな
ってその他の信号との間で干渉を生じ易い外部受信信号
とその他の信号とグループ分けして、コネクタの接続端
子をこのグループ分けされた外部受信信号用とその他の
信号用とにグループ分けした配置としてあるので、干渉
を防止することができる。勿論、1つのコネクタに上記
外部受信信号とその他の信号とを合せて流すようにして
あるので、コネクタの数も最小限とすることができ、ま
たコネクタの接続の手間も簡便となる。
【0011】請求項2によれば、複数の電装品に対応し
てコネクタを流れる電気信号の種類が相当に多くなる
が、このような場合において請求項1に対応した効果を
得ることができる。
【0012】請求項3によれば、電気信号間での相互の
干渉をより効果的に防止する上で好ましいものとなる。
請求項4によれば、金属シールドを利用して、コネクタ
を大きくすることなく電気信号間での相互の干渉をより
効果的に防止することができる。請求項5によれば、仕
切壁を利用して、電気信号間での相互の干渉をより効果
的に防止することができる。
【0013】請求項6によれば、特に干渉が問題となり
易い外部受信信号系と大電力系とをもっとも離れた位置
に配置して、その干渉を防止する上で好ましいものとな
る。
【0014】請求項7によれば、制御ユニットとは別体
に形成されたパネル体に、制御ユニットの出力部や入力
部が設けられているので、この入力部や出力部の配置の
自由度が飛躍的に向上されて、操作性や視認性向上の上
で好ましいものとなる。また、パネル体は制御ユニット
とは別体に形成されているので、パネル体、特にパネル
体のうち車室側に臨む面を、車室内壁面として好適なも
のにデザインして、装飾性向上の上で好ましいものとな
る。さらに、パネル体を交換するだけで、異なる機能の
制御ユニットをそのまま使用することができる。つま
り、車種やグレードの相違に応じて変更される制御ユニ
ットの数や種類の組合せに応じてパネル体を交換するだ
けで、異なる機能を有する複数の制御ユニットを1つに
セット化したものと同じように機能させることができ
る。このことは、異なる機能の複数の制御ユニットの組
合せにより柔軟に対応して、この組合せの数を容易によ
り多くすることが可能となり、またそのためのコストの
点でも有利となる。さらに又、制御ユニットの配設位置
に対する制約が、制御ユニット毎にそれぞれ出力部や入
力部を設けていた場合に比して操作性、視認性を考慮す
る必要がないためはるかに小さくなり、車室内壁面内側
にある空間の有効利用という点でも好ましいものとな
る。以上に加えて、請求項6に対応した効果を得ること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[図1、図2の説明]まず、図1、図2を参照しつつ、
本発明が適用される複数電装品の配置に関する全体的な
概要について説明する。図1、図2において、1は車室
内壁面を構成するパネル部材としてのインストルメント
パネルであり、その車幅方向略中間部には、開口部2が
形成されている。このような開口部2は、パネル体Pに
より施蓋されて、車室内から目視できないようにされて
いる。そして、パネル体Pが、実質的にインストルメン
トパネル1の一部を構成している。
【0016】パネル体Pの背面側つまり車室とは反対側
には、開口部2内つまりインストルメントパネル1内に
位置するように、3つの制御ユニット(情報処理ユニッ
ト、空間占有ユニットに対応)UA、UB、UCが配置
されている。パネル体Pと各ユニットUA、UB、UC
とは、互いに連結、一体化されると共に、電気信号伝達
のために接続されている。なお、ユニットUAはAM/
FMラジオ用であり、ユニットUBはCDプレ−ヤ用で
あり、UCは空調制御用とされている。各ユニットUA
〜UCは、それぞれ上下方向に薄幅のボックス状として
形成されている。
【0017】各ユニットUA〜UCは、それぞれ、乗員
により操作される入力部や、作動状況等を表示する表示
部(出力部)は有しないものとされ(このことは以下に
説明する他の制御ユニットについても同じ)、このユニ
ットUA〜UC用の出力部や入力部は全てパネル体Pに
設けられている。すなわち、パネル体Pには、液晶表示
部から成る視覚的な表示部としてのディスプレイ5と、
ディスプレイ5の下方において形成されたユニットUA
に対するCDディスクの出入れ用開口6と、当該開口6
の周囲に配置されたオ−ディオ用の操作スイッチ群7
と、開口6およびスイッチ群7の下方において設けられ
た空調制御用のスイッチ群8が設けられている。このよ
うなパネル体P、制御ユニットUA〜UCはそれぞれ、
電装品を構成するものである。
【0018】ディスプレイ5は、各ユニットUA〜UC
用として兼用されている。スイッチ群7は、各ユニット
UA、UB用として兼用とされている。また、スイッチ
群8は、ユニットUC専用とされている。このように、
ユニットUA〜UCに対する乗員の操作は、パネル体P
に設けられた入力部としてのスイッチ群7、8を利用し
て行われ、スイッチ群7、8の操作状況に応じた各ユニ
ットUA〜UCの作動状況が、スイッチ群7、8の操作
状態(操作選択状態)をも含めてディスプレイ5に表示
されるようになっている。なお、スイッチ群7、8に含
まれるスイッチの種類や、ディスプレイ5に表示される
表示内容は、従来からあるCDプレ−ヤやAM/FMラ
ジオ用さらには空調制御用と同じである。
【0019】パネル体Pには、さらに、空調制御用スイ
ッチ群8の下方において、灰皿9とシガ−ライタ10と
が車幅方向に互いに並列に設けられている。また、パネ
ル体Pには、その左右方向端部において、空調用エアの
吹出し口11が設けられている。
【0020】前記開口部2は、左右一対の上下方向の伸
びる隔壁3と、略水平方向に伸びる1つの隔壁4とによ
って、全体として4つの小開口部分2A〜2Dに分割さ
れている。もっとも大きい小開口部分2Aに、各ユニッ
トUA〜UCが収納される。小開口部分2Aの下方に形
成される小開口部分2Bに、灰皿9およびシガ−ライタ
10が収納される。小開口部分2Aの左右に形成される
小開口部分2Cと2Dとが、パネル体Pの空調用エア吹
出し口11に整合される空調用エアの通路となり、図示
を略す空調用エアのダクトが接続されるものである。
【0021】パネル体Pと各ユニットUA〜UCとは、
車両搭載前にあらかじめ一体化された組立体とされて、
ユニットUA〜UCが前記小開口部分2Aに収納される
ように、当該ユニットUA〜UC側から開口部2に接近
されて、車両に搭載される。そして、組み付け完了状態
では、パネル体Pがインストルメントパネル1の一部を
実質的に構成することになる。なお、パネル体Pの外周
縁部は、インストルメントパネル1への組み付け完了状
態おにおいて、開口部2の開口端縁部つまりインストル
メントパネル1と略面一となるようにされる。
【0022】[図3の説明]次に、図3を参照しつつ、
パネル体Pとユニット(UA〜UC)との関係につい
て、参照しつつ詳細に説明するが、図3では、高級グレ
−ド用とされていて、パネル体Pに付加し得る機能を総
合的に含めて表示したものとなっており、図1、図2の
ものでは、図3に示す機能の一部のみが実現されたもの
となっている。
【0023】以上のことを前提として、図3一点鎖線で
囲まれた部分がパネル体Pを示す。このパネル体Pは、
マイクロコンピュ−タつまりCPUを有して、複数のI
/Oポ−ト21〜23と、A/Dポ−ト24と、SI/
SOポ−ト25とを有する。I/Oポ−ト21は、デジ
タルI/F26を介して、各種スイッチ等S1〜S11
が接続されている。なお、スイッチ等S1〜S211
は、図3では代表的に1つのみ示してあるが、実際には
複数のスイッチ等から構成される場合もある。
【0024】S1はナビゲ−ション用スイッチであり、
S2はCDプレ−ヤ用スイッチであり、S3はMD(ミ
ニディスク)プレ−ヤ用スイッチである。S4はDVD
(デジタルビデオディスク)用スイッチであり、S5は
カセットデッキ用スイッチであり、S6はAM/FMラ
ジオ用スイッチである。S7はドライバインフォメ−シ
ョンシステム用スイッチであり、現在の車両走行状態や
道路環境状態等を表示するように要求するためのもので
あり、例えば交通情報や現在の燃費、現在までの平均車
速等を表示することを要求するためのものである。
【0025】S8は車室内環境を検知するセンサであ
り、例えば車室内の温度や騒音レベル等を検知する。S
9は受信部としての受光部であり、別途設けたリモコン
スイッチからの無線信号(例えば赤外線信号等)の入力
部となる。S10はマイクであり、例えば自動車電話使
用時における乗員の発声音を検知したり、ユニットに対
して音声入力したりする。S11は空調制御用スイッチ
である。
【0026】前記A/Dポ−ト24は、アナログI/F
27を介して、スイッチ等S12〜S14からの信号が
入力される。S12は空調用エアの吹出しモ−ド選択用
スイッチである。S13は空調用エアの温度選択スイッ
チである。S14は空調用エアの吹出し量選択スイッチ
である。
【0027】パネル体Pは、モニタ/画面モジュ−ル2
8を有して、このモジュ−ル28に、表示部としてのデ
ィスプレイ5が接続されている。なお、ディスプレイ5
としては、図1、図2に示したような大型の液晶を利用
した例えば7インチディスプレイが用いることができ、
この他、1DIN規格のカラ−ディスプレイ、あるいは
1DIN規格のモノクロディスプレイ等を用いることも
できる。
【0028】パネル体Pには、パネル体Pに連結される
ユニット以外の他の制御ユニットに関連したスイッチ等
S15〜S17が設けられる。S15は、エンジンスイ
ッチであり、通常設けられているイグニッションスイッ
チの機能を果たす。S16はハザ−ドスイッチである。
S17はリアウインドガラスのくもり止め熱線用のスイ
ッチである。
【0029】パネル体Pに関連して設けられるユニット
として、図3ではナビゲ−ションユニットU4と、オ−
ディオユニットUOとが示されており、オ−ディオユニ
ットUOとしては、例えばAM/FMラジオ、カセット
テ−ププレ−ヤ、MDプレ−ヤ、DVDプレ−ヤ等の各
種オ−ディオ用ユニットが含まれる。オ−ディオユニッ
トUOには、スピ−カ29が接続される。
【0030】パネル体Pの外部には、さらにドライバ3
0と通信IC31とが設けられて、ドライバ30にはデ
フロスタ等各種の大きな駆動力(電力)を要する機器類
が接続される。また、通信IC31には、多重通信ケ−
ブルを介して、パネル体Pに設けたスイッチ類やディス
プレイに関連した機器類が接続される。
【0031】[図4の説明]図4には、複数電装品の組
立体としての前述したパネル体Pと複数制御ユニットU
A〜UCとの組立体を、インストルメントパネル1に組
付けた状態の詳細が示される。この図4において、空調
用エアダクトが符号50で示され、その分岐された分岐
ダクト(図示略)がユニットの左右側方を通って、パネ
ル体Pに設けた空調用エア吹出し口11に接続される。
組立体とそれ以外の機器類との接続が、下方のユニット
UAを介して、当該ユニットUAに設けた第1コネクタ
(一方側分割コネクタ)52、車体側に固定された第2
コネクタ(他方側分割コネクタ)53を介して行われ
る。この第1コネクタ52と第2コネクタ53とは対と
なって、互いに着脱自在な1つのコネクタを構成するも
のである。
【0032】インストルメントパネル1内には、車幅方
向に伸びて剛性の高いステアリング支持部材54が配置
され、このステアリング支持部材54にはブラケット9
9が固定されている。ブラケット99は、上方へ伸びる
分岐部99Aを有し、ここに支承用嵌合孔100が形成
されている。この嵌合孔100に対応して、組立体の背
面側には支承用突起部98が一体化されている。嵌合孔
100は、開口部2に臨んでいる。
【0033】車体側の第2コネクタ53が、前記ブラケ
ット99の分岐ブラケット99Bに保持されている。第
2コネクタ53の第1コネクタ52に対する接続側の面
は開口部2に指向、つまりインストルメントパネル1に
設けた開口部2を通してユニットUA〜UVが挿入され
る方向と合致するようにされている。第2コネクタ53
には、組立体以外の機器類から伸びる配線55が接続さ
れている。
【0034】組立体を、ユニットUA〜UC側から開口
部2へ挿入していくことにより、突起部98が嵌合孔1
00に嵌合されて、組立体がステアリング支持部材54
にしっかりと支承される。このような組付過程におい
て、コネクタ52と53とが自動的に接続される。この
ような組付状態において、パネル体Pが、ねじ等の固定
具によってインストルメントパネル1に固定され、これ
により組付完了とされる。
【0035】前記コネクタ52、53を流れる電気信号
としては、多数種類とされ、例えば、複数のセンサ信
号、アンテナ信号、アクチュエ−タ制御信号、電力(電
力信号)等がある。これらの多数出力の電気信号は、後
述するようにグループ分けされて、コネクタ52、53
における多数の接続端子がこのグループ分けされた電気
信号の種類毎にグループ分けされた配置とされている。
【0036】[図5〜図11の説明]図5〜図11を参
照しつつ、パネル体Pと制御ユニットとの連結手法およ
び接続手法について説明する。まず、図5は、パネル体
Pと各ユニットUA、UB、UCとの接続手法の一例を
示してある。すなわち、ユニットUAとUBとがバス回
路81によって相互に接続され、ユニットUBとUCと
がバス回路82によって相互に接続され、ユニットUC
とパネル体Pとがバス回路83によって相互に接続され
ている。すなわちパネル体Pに対して、ユニットUBは
ユニットUCを介して接続され、ユニットUAはユニッ
トUCおよびUBを介して接続されている。そして、車
体側のコネクタ53に対する接続用コネクタ52を、ユ
ニットUCにまとめて設けてある。
【0037】上述のような接続手法は、パネル体Pに対
して接続されるユニットの数を、1つのみというように
少なくする上で好ましいものとなる。また、ユニットU
A、UB、UCを相互に上下方向に積層状態で連結する
ときに、この連結に応じて接続関係を得るという点でも
有利となる(後述する図9〜図10の連結、接続手法の
説明をも参照)。
【0038】図6は、図5の場合に比して、パネル体P
からユニットUA、UB、UC側へ長く伸びる延長部8
4を別途形成して、この延長部84の先端にコネクタ5
2を設けてある。この場合は、コネクタ52を、必ず用
いられるパネル体Pに設けておくという利点がある。
【0039】図7は、各ユニットUA、UB、UC共
に、それぞれ個々独立してパネル体Pと接続したもので
ある。そして、コネクタ52は、もっとも下方のユニッ
トUCに設けてある。この場合は、各ユニットが確実に
パネル体に接続されるという利点があり、他のユニット
を経由してパネル体Pに接続される場合に比して、接続
の確実性という点で好ましいものとなる。
【0040】図8は、ユニットを上下方向に積層状態で
連結するときに、ユニット間にゴム等の弾性部材からな
る緩衝部材85を介在させてある。また、もっとも下方
に位置されるユニットUCは、これが載置させる開口部
2内の隔壁4との間にゴム等の弾性部材からなる緩衝部
材86を介在させてある。図8では、緩衝部材85、8
6を明確に示すために極端に肉厚として描いてあるが、
実際には相当に薄いものとされており、後述するユニッ
ト間の上下方向の積層状態での連結手法を採択する場合
にも、この緩衝部材85、86を設けることができる。
【0041】図8では、さらに、もっとも下方に位置す
るユニットUCを、パネル体Pと一体に形成してある。
換言すれば、ユニットUCは、常に所定のパネル体Pと
共に使用されることが前提とされる機能を有するユニッ
トが選択される。そして、このユニットUCに、コネク
タ52が設けられている。
【0042】図9、図10は、パネル体PとユニットU
A、UB、UCの連結手法の一例を示すものである。す
なわち、各ユニットUA、UB、UC共にそれぞれ上下
方2に薄幅とされたボックス状とされているが、その上
面には複数(実施形態では2個)の連結用凹部88が形
成される一方、その下面には複数(実施形態では2個)
の連結用凸部89が形成されて、ユニットUA、UB、
UCを上下方向に積層したときに(UA、UB、UCの
上下方向位置の選択は図示のもに限らず任意である)、
凸部89が凹部88にきつく嵌合されて相互の連結が行
われるようにされている。そして、この凹部88と凸部
89とが、図5等に示すバス回路の接続用コネクタを兼
用していて、連結と同時に接続も行われるようになって
いる。
【0043】パネル体Pの背面には、連結用凹部90が
形成される一方、例えばもっとも下方のユニットUCの
パネル体P側の取付面には連結用凸部91が設けられ
て、この凹部90と凸部91とがきつく嵌合されること
により、パネル体PとユニットUC(したがってUB、
UA)とが連結される。この凹部90、凸部91も、バ
ス回路の接続用コネクタを兼用している。そして、各ユ
ニットUA、UB、UCには、それぞれ、パネル体Pと
は反対側の面において、車体側コネクタ53に対する接
続用のコネクタ52が設けられている。
【0044】図9、図10に示すような連結、接続手法
では、パネル体Pに応じて(車種やそのグレ−ドに応じ
て)、どのユニットを選択しても、容易にユニット同士
およびユニットとパネル体Pとの連結、接続を容易に得
ることができる。また、車体側コネクタ53に対する接
続も、各ユニットの上下方向位置をどのように変更して
も容易に得ることができる。
【0045】なお、例えば車体側コネクタ53がもっと
も下方のユニットUCの高さ位置に配置される一方、も
っとも下方の位置にあるユニットUCの高さ位置にユニ
ットを設ける必要のないときは、別途ダミ−のユニット
(外形形状を構成する枠体と、連結かつ接続用の凹部、
凸部88、89、91およびコネクタ52を有するも
の)を用いて、車体側コネクタ53に対応した位置に、
コネクタ52が必ず位置するようにすればよい。また、
各ユニットUA〜UC全てに、パネル体Pとの連結、接
続用凸部91を設けることもできる。勿論、各凹部と凸
部との形成関係は、図示の場合とは逆の関係となるよう
にしてもよい。
【0046】ユニットのパネル体Pに対する連結を強固
にするため、ねじ等の固定具を別途利用することもでき
る。すなわち、図11に示すように、各ユニットのパネ
ル体P側の取付面に、例えば左右に伸びる短い取付ブラ
ケット92を突設して、このブラケット92にねじ孔9
3を開口させておき、ねじ94のねじ部を、ねじ孔93
を挿通させた後、パネル体P背面に形成されたねじ孔に
螺合させればよい。
【0047】[図12の説明]図12は、あらかじめ用
意された複数の制御ユニットおよび複数のパネル体とか
ら、車種やグレ−ドの相違に応じたユニットとパネル体
との組立体を得るための状況を概念的に示すものであ
る。図44では、制御ユニットとしてU11〜U15
(UA〜UCに対応)の5種類用意されている。この複
数のユニットU11〜U15の中から選択されるユニッ
トの組合せは、K1〜K6の合計6種類とされている。
そして、パネル体は、K1〜K6(Pに対応)の6種類
に対応して、合計6種類用意されている。
【0048】車両のグレ−ドに応じて、ユニットの組合
せK1〜K6の中からいずれか1つの組合せが選択され
る。同様に、グレ−ドに応じて、複数のパネル体P11
〜P16の中から1つのパネル体が選択される。そし
て、選択されたK1〜K5のいずれか1つの組合せと、
選択されたパネル体P11〜P16のいずれか1つと
が、互いに連結、接続されることにより、KP1〜KP
6のいずれか1つの組立体が得られ、この組立体が車両
に搭載される。
【0049】組立体KP1〜KP6は、あらかじめ用意
しておくことができる。すなわち、グレ−ドを基準に考
えたとき、グレ−ドに応じてユニットの組合せが選択さ
れる(K1〜K6の中から1つが選択される)と共に、
グレ−ドに応じてパネル体が選択されて(P11〜P1
6の中から1つが選択される)、選択されたユニットの
組合せと選択されたパネル体とを連結、接続して組立体
P11〜P16が得られる。
【0050】組合せK1〜K6を基準に考えたときは、
この組合せに応じて必要なパネル体が選択されて(P1
1〜P16の中から1つが選択される)、ユニットの組
合せに対応した組立体(KP11〜KP16)が得られ
る。パネル体P11〜P16を基準に考えたとき、パネ
ル体に対応したユニットの組合せが選択されて(K1〜
K5の中から1つが選択される)、パネル体に対応した
組立体KP11〜KP16が得られる。
【0051】ユニットの数(種類)に応じた組合せの数
は、ユニットの数と同じでも、ユニットの数よりも少な
くても、ユニットの数よりも多くてもよい。また、パネ
ル体は、通常は、組合せの数と同じ数(種類)だけ用意
されるが、例えば上位グレ−ドのパネル体によって下位
グレ−ドのパネル体を兼用することにより、組合せの数
よりも少ない数とすることも可能である(不用な開口は
盲蓋で施蓋したり、一部のスイッチをダミ−化する)。
勿論、ユニットの数(種類)、組合せの数(種類)、パ
ネル体の数(種類)は、図44に示す数(種類)に限ら
ず、適宜の数(種類)とすることができ、ユニットの数
や組合せの数が多くなるほど本発明の利点が大きくな
る。
【0052】[図13〜図15の説明]図13、図14
は、コネクタ52、53の詳細を示すものである。この
コネクタ52、53は、多少の位置ずれを吸収して互い
に嵌合形式で接続される調芯式とされている。コネクタ
52、53は、1つの電気信号配線毎に個々独立して接
続される多数の接続端子を有するが、この接続端子とし
ては図13、図14では第2コネクタ52側のみが符号
53a示されているが、第1コネクタ52も、この多数
の接続端子53aに対応した多数の接続端子を有するも
のである。
【0053】多数の接続端子53aは、電気信号の種類
に応じて、全体としてG1〜G3の3つにグループ分け
されている。グループG1の接続端子53aは、外部受
信信号としての高周波微弱信号用であり(例えば1mA
以下の電流)、例えばAM/FM用のアンテナ信号、ナ
ビゲ−ション用のアンテナ信号等である。グループG2
の接続端子53aは、小信号系であり、例えば制御信号
としてのON、OFFのデジタル信号(多重通信用の信
号の場合もある)が含まれ、例えば5mA以下の電流と
される。グループG3の接続端子53aは、大電力系の
信号用であり、例えば電源やアクチュエ−タの駆動信号
等である(例えば1A以上の電流)。各グループG1〜
G3の信号形態の一例が、図15に示される。
【0054】上記3つのグループG1〜G3は、互いに
直列に配置されて、相互の干渉が特に問題となり易いグ
ループG1とG3とがもっとも離れた位置とされ、グル
ープG2が中間に位置される。グループG1とG2との
間、およびグループG2とG3との間は、それぞれ離間
されていて、この間にはそれぞれ干渉防止手段としての
仕切壁53bが位置されている(コネクタが通常合成樹
脂により形成されているので、合成樹脂性の仕切壁とな
る)。さらに、磁界を発生するグループG1について
は、その全周囲が金属シールドKSによって囲まれて、
干渉がより効果的に防止されるようになっている。
【0055】以上実施の形態について説明したが、本発
明はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもの
である。パネル体PとユニットUとの組立体が取付けら
れるのは、インストルメントパネル1に限らず、例えば
車室側面を構成するパネル部材等、車室内壁面構成用の
適宜のパネル部材とすることができる。
【0056】パネル体Pに連結、接続されるユニットと
しては、図示したものに限らず、この他、車両制御ユニ
ット、エンジン制御ユニット、自動変速機の制御ユニッ
ト、ABS制御ユニット、オ−トクル−ズ制御ユニッ
ト、ステアリング制御ユニット、盗難防止制御ユニッ
ト、車高調整用制御ユニット、運転者識別用制御ユニッ
ト(例えばIDカ−ドを用いた識別)、車両のランプ類
の点灯制御ユニット等適宜のものとすることができる。
この場合、制御ユニットによっては、その出力部と入力
部との少なく一方がパネル体Pに設けられて、当該パネ
ル体Pとは離れた位置に配置されたものであってもよい
(パネル体Pに対する連結はされない)。とりわけ、乗
員により操作されるスイッチ等の入力部の数が少ない制
御ユニットに関しては、パネル体Pとの連結は行わない
ようにしておくのが好ましい。パネル体Pには、図示の
他、パネル体Pに、制御ユニットとは無関係の操作部、
例えばリッドオ−プナ等を設けることもできる。
【0057】多数種の電気信号が流れるコネクタ52、
53における多数種の電気信号のグループ分けは、干渉
防止を勘案して2つあるいは4以上にグループ分けする
こともできる。また、コネクタ52と53とは、電装品
の車両への搭載時に自動的に接続される場合に限らず、
作業者によって別途その接続作業が行われるものであっ
てもよい。各グループG1〜G3毎にそれぞれ、個々独
立して金属シールドを設けるようにしてもよく、この場
合は干渉防止がより一層効果的に行われる。
【0058】パネル体Pは、CPUおよびこれに関連し
たROM等を有しないものであってもよく、この場合
は、信号伝達を制御する制御ユニット(CPUおよびこ
れに関連したROM等を有する)を別途パネル体Pに設
けるようにすればよい。本発明の目的は、明記されたも
のに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として記載
された内容のものを提供することをも暗黙的に含むもの
である。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をインストルメントパネル部分に適用し
た場合の一例を示す斜視図。
【図2】図1の要部分解斜視図。
【図3】パネル体とユニット等との接続関係例を示す全
体系統図。
【図4】制御ユニットとパネル体との組立体を車両に搭
載したときの一例を示す側面一対部断面図。
【図5】制御ユニットとパネル体との接続例を示す簡略
側面図。
【図6】制御ユニットとパネル体との接続例を示す簡略
側面図。
【図7】制御ユニットとパネル体との接続例を示す簡略
側面図。
【図8】制御ユニットとパネル体との接続例を示す簡略
側面図。
【図9】制御ユニットとパネル体との連結例を示す簡略
側面図。
【図10】図9の分解一部断面側面図。
【図11】制御ユニットのパネル体への連結手法の一例
を示す斜視図。
【図12】複数の制御ユニットと複数のパネル体とから
必要な組立体を得る状況を示す説明図。
【図13】グループ分けされた接続端子を有するコネク
タの一例を示す斜視図。
【図14】グループ分けされた接続端子を有するコネク
タを接続端子側から見た図。
【図15】1つのコネクタを流れる複数種の信号の一例
を示す図。
【符合の説明】
1:インストルメントパネル 2:開口部 5:ディスプレイ(出力部) 7:スイッチ群(入力部) 8:スイッチ群(入力部) 11:空調用エア吹出し口 S1〜S7、S11〜S17:スイッチ(入力部) 29:スピ−カ(他の機器類) 52:第1コネクタ(組立体側) 53:第2コネクタ(車体側) 53a:接続端子 53b:仕切壁 54:ステアリング支持部材 99:ブラケット(コネクタ保持用) G1〜G3:接続端子のグループ KS:金属シールド UA〜UC:制御ユニット U11〜U15:制御ユニット P:パネル体 P11〜P16:パネル体 K1〜K6:ユニットの組合せ KP1〜KP6:組立体
フロントページの続き (72)発明者 大村 博志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電装品に設けた配線用の第1コネクタを車
    体側に設けた配線用の第2コネクタと接続させて電装品
    を車両に搭載するようにした車両電装品の取付構造にお
    いて、 前記電装品には、高周波微弱信号として構成された外部
    受信信号を用いて情報処理を行う情報処理装置が含ま
    れ、 前記各コネクタは、該各コネクタを流れる多数種の電気
    信号の数に応じて多数の接続端子を有し、 前記多数種の電気信号のうち前記外部受信信号は、その
    他の信号とはグループ分けされて、前記多数の接続端子
    が該グループ分けされた電気信号の種類毎にグループ分
    けされた配置とされている、ことを特徴とする車両電装
    品の取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 複数の電装品が互いに一体となるように連結された状態
    で車両に搭載されるようにされ、 前記複数の電装品の配線がまとめて前記第1コネクタに
    接続されて、該第1コネクタおよび第2コネクタを該複
    数の電装品における電気信号が流れるにようにされてい
    る、ことを特徴とする車両電装品の取付構造。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記各コネクタに、前記グループ分けされた前記外部受
    信信号用の接続端子と前記その他の信号用の接続端子と
    の間において、干渉防止のための防止手段が設けられて
    いる、ことを特徴とする車両電装品の取付構造。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記防止手段が、金属シールドとされている、ことを特
    徴とする車両電装品の取付構造。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記防止手段が、前記外部受信信号用の接続端子と前記
    その他の信号用の接続端子との間に設けられた仕切壁と
    されている、ことを特徴とする車両電装品の取付構造。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記電気信号が、前記外部受信信号と小信号系と大電力
    系とにグループ分けされ、 前記各コネクタの接続端子が、前記外部受信信号用と大
    電力系用とがもっとも離れた位置とされると共に、前記
    小信号系が中間に位置されている、ことを特徴とする車
    両電装品の取付構造。
  7. 【請求項7】請求項2において、 前記複数の電装品が、1つのパネル体と互いに異なる機
    能を有する複数の制御ユニットとから構成され、 前記複数の制御ユニットはそれぞれ、インストルメント
    パネルに形成された開口部を通してインストルメントパ
    ネル内に収納されると共に、乗員により操作される入力
    部と乗員に対する出力部とを有しないものとして設定さ
    れ、 前記パネル体は、前記各制御ユニットが接続されると共
    に、前記開口部を施蓋して前記インストルメントパネル
    の一部を構成するようにされ、しかも乗員により操作さ
    れる前記複数の制御ユニット用の入力部と、該複数の制
    御ユニットのうち少なくとも一部の制御ユニットの作動
    状態を示す出力部とを有し、 前記パネル体と複数の制御ユニットとの配線が前記第1
    コネクタにまとめて配線されて、該第1コネクタが該パ
    ネル体と複数の制御ユニットとの組立体の背面側に向う
    ようにして該組立体に設けられており、 前記第2コネクタが前記開口部に臨むようにして車体側
    に設けられて、前記組立体を該制御ユニット側から前記
    開口部内に挿入してく過程において、前記第1コネクタ
    と該第2コネクタとが自動的に接続されるようにされ、 前記電気信号が、前記外部受信信号としての高周波微弱
    信号と、小信号系と、大電力系とにグループ分けされ、 前記各コネクタの接続端子が、前記高周波微弱信号用と
    大電力系用とがもっとも離れた位置とされると共に、前
    記小信号系が中間に位置されている、ことを特徴とする
    車両電装品の取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170109416A (ko) * 2016-03-21 2017-09-29 삼성전자주식회사 커넥터 장치 및 이를 구비한 디스플레이 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170109416A (ko) * 2016-03-21 2017-09-29 삼성전자주식회사 커넥터 장치 및 이를 구비한 디스플레이 장치

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