JPH11203430A - 非接触型カードシステム - Google Patents

非接触型カードシステム

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JPH11203430A
JPH11203430A JP10007905A JP790598A JPH11203430A JP H11203430 A JPH11203430 A JP H11203430A JP 10007905 A JP10007905 A JP 10007905A JP 790598 A JP790598 A JP 790598A JP H11203430 A JPH11203430 A JP H11203430A
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JP
Japan
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collision
selection
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Application number
JP10007905A
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English (en)
Inventor
Taichi Nishiyama
太一 西山
Yoshio Takahara
義男 高原
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コリジョンが発生したとき、各IDタグに対
する通信回数を低減させるとともに、各IDタグからI
Dデータを収集し終わるまでの時間を短くして、処理速
度を向上させる。 【解決手段】 リーダ/ライタ4は、各IDタグ2から
送信される無線信号が衝突したとき、その衝突によって
生成された衝突信号の最初のビットから衝突が検知され
た位置までのビットデータに基づいて選択用IDコード
を作成して記憶する一方、記憶された選択用IDコード
を各IDタグ2に送信してIDタグの絞り込みを行うと
ともに、次回の絞り込みの際には記憶されている選択用
IDコードを再度使用して絞り込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流システムや各
種施設の入場ゲート、駅の改札ゲートなどに設けられる
非接触型カードシステムに係わり、特に無線信号の送受
信を行って各IDタグに書き込まれたIDデータなどを
読み出して、物流管理や料金の精算処理、入場許可/不
許可判定処理などを行う非接触型カードシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】非接触型カードシステムを導入している
スキー場などでは、特定のIDデータが書き込まれた、
IDタグ(RF−IDカード)を各利用者に渡し、各利
用者がスキー場のリフト乗り場に来たとき、ゲートに設
けられたリーダ/ライタによって、各利用者が携帯して
いる各IDタグと通信を行って、各IDタグに書き込ま
れているIDデータを読み出すとともに、システム側に
保持されている利用可能なIDデータと照合して、ゲー
ト装置を開閉させる。これにより、各利用者がリフトを
利用する権利を持っているかどうかを確認する際の省力
化を図るようにしている。
【0003】図13はスキー場などで使用される非接触
型カードシステムの一例を示すブロック図である。
【0004】この図に示す非接触型カードシステム10
1は、各利用者に渡され、低い周波数の磁界が与えられ
たとき、この磁界によって誘起された起電力を電源とし
て、磁気信号の送受信を行う複数のIDタグ102と、
リフト乗り場の入口103などに設けられ、低い周波数
の磁界を発生しながら、入口103を通過する利用者の
IDタグ102と磁気信号の授受を行って、IDタグ1
02に書き込まれているIDデータを読み出すリーダ/
ライタ104と、入口103に設けられ、入力された制
御信号に応じてゲート105の開閉を行うゲート装置1
06と、リーダ/ライタ104を制御して、IDタグ1
02と通信を行わせ、このIDタグ102に書き込まれ
ているIDデータを読み出させるとともに、このIDデ
ータと既に登録されている各IDデータとを比較し、こ
の比較結果に基づき、IDタグ102がリフト利用可能
なIDタグ102かどうかを判定し、この判定結果に基
づき、ゲート装置106を制御してゲート105の開閉
を行わせる管理装置107とを備えており、利用者がリ
フト乗り場の入口103に来たとき、管理装置107の
制御の下に、リーダ/ライタ104を動作させて、ID
タグ102と通信を行わせ、この通信動作によって得ら
れたIDデータに基づき、ゲート装置106を動作させ
て、利用者のリフト利用状況を管理する。
【0005】この際、多数の利用者がリフト乗り場の入
口103に来たとき、これに対処し得るように、各利用
者が携帯している各IDタグ102に対し、次に述べる
手順で、通信を行って、各IDタグ102に書き込まれ
ているIDデータを読み出す。
【0006】まず、図14のフローチャートに示すよう
に、各利用者がリフト乗り場の入口103に来て、リー
ダ/ライタ104から送出されている低い周波数の磁界
によって各利用者が携帯している各IDタグ102に起
電力が誘起され、各IDタグ102が応答データを含む
磁気信号の送信を開始すると、リーダ/ライタ104に
よってこれが検知されて、IDタグ102に対し、ID
発信命令(IDデータを要求する命令)を含む磁気信号
が送信される(ステップST101)。
【0007】そして、図15、図16のフローチャート
に示すように、IDタグ102によって前記磁気信号が
受信されて(ステップST121)、このIDタグ10
2から自IDタグ102に書き込まれたIDデータを含
む磁気信号が送信されたとき(ステップST122)、
リーダ/ライタ104によって各磁気信号が受信され、
IDデータの識別が行われる(ステップST102)。
【0008】このとき、2つ以上のIDタグ102がリ
ーダ/ライタ104の通信エリア内に入って、図17に
示すように、複数のIDタグ102からIDデータを含
む複数の磁気信号が同時に送信され、各磁気信号に含ま
れるIDデータの衝突(collision:コリジョ
ン)が発生すると、リーダ/ライタ104によって、こ
れが検知される(ステップST103)。このとき、各
IDデータを構成する各ビットデータのうち、最初のビ
ットからコリジョンが検知された位置のビットまでのビ
ットデータに基づき、選択用IDコードが作成されて
(ステップST104)、図18に示すように、この選
択用IDコードを含む磁気信号が各IDタグ102に送
信される(ステップST105)。
【0009】この場合、図17に示すように、各IDタ
グ102から送信されたIDデータを構成する“0”を
示すビットの波形と、“1”を示すビットの波形とが重
なり合って、これらがオア(OR)されたとき、
“0”、“1”以外の波形になることから、この波形変
化に基づき、コリジョンの発生が検知される。そして、
各IDデータを構成する各ビットデータのうち、最初の
ビットからコリジョンが検知された位置のビットまでの
ビットデータ、例えば各IDタグ102から送信される
IDデータを合成したビットデータが“0111”であ
り、2つ目のビットでコリジョンが検知されていれば、
選択用IDコードとして、“01XX”が作成され、こ
れが各IDタグ102に送信される。なお、選択用ID
コードとして送信されるビットのうち、“X”で表され
ているビットは、“0”、“1”のいずれでも良いこと
を示している。
【0010】そして、各IDタグ102によってこれが
検知されると(ステップST123)、自IDタグ10
2に書き込まれているIDデータが前記選択用IDコー
ドと対応しているかどうかがチェックされる(ステップ
ST124)。自IDタグ102に書き込まれているI
Dデータが前記選択用IDコードと対応していれば(ス
テップST125)、各IDタグ102によって、自I
Dタグ102のIDデータを含む磁気信号が生成され
て、これがリーダ/ライタ104に送信される(ステッ
プST126)。
【0011】以下、コリジョンが検出されなくなるま
で、リーダ/ライタ104と、各IDタグ102との間
で、上述した通信処理が繰り返し行われる(ステップS
T102〜ST105、ST123〜ST126)。
【0012】そして、各IDタグ102から送信される
磁気信号中に含まれるIDデータのコリジョンが検出さ
れなくなり、1つのIDタグ102からのみ、IDデー
タを含む磁気信号が送信されると(ステップST10
3)、リーダ/ライタ104によって、この磁気信号に
含まれるIDデータが通信対象となるIDタグ102の
IDデータであると判定されて、このIDデータを送信
したIDタグ102に対し、選択指令を含む磁気信号が
送信される(ステップST106)。
【0013】これによって、この選択指令を含む磁気信
号を受信したIDタグ102により、自IDタグ102
が選択されたことが検知され(ステップST127)、
リーダ/ライタ104との間で、磁気信号を使用した通
信回線が確立される。そして、リーダ/ライタ104に
よって選択されたIDタグ102に対し、データの書き
込みやデータの読み出しが行われる(ステップST10
7、ST128)。
【0014】その後、リーダ/ライタ104と、選択さ
れたIDタグ102との間で、必要な通信が終了すると
(ステップST108、ST129)、リーダ/ライタ
104により、無応答指令を含む磁気信号が生成され、
これが今回選択したIDタグ102に送信され(ステッ
プST109)、図19に示すように、このIDタグ1
02が無応答モードにされるとともに(ステップST1
30、ST131)、リーダ/ライタ104によって、
IDタグ102から読み出したIDデータ、券の種別デ
ータなどが管理装置107に転送されて、ゲート装置1
06が制御され、ゲート105の開閉処理などが行われ
る。
【0015】以下、各IDタグ102に対し、上述した
ID発信命令の送信処理、コリジョン検出処理、選択用
IDコードの作成送信処理、1つのIDタグ102を選
択する処理、このIDタグ102と通信を行って必要な
データの読み出し、書き込みを行う処理、無応答モード
のセット処理が繰り返し行われて、各IDタグ102の
1つが順次選択され、各IDタグ102から読み出され
たIDデータ、券の種別データなどが管理装置107に
転送されて、ゲート装置106の開閉処理などが行われ
る。また、これらの処理とともに、リーダ/ライタ10
4によって、無応答指令を含む磁気信号が生成され、こ
れが今回選択したIDタグ102に送信されて、このI
Dタグ102が無応答モードにされる(ステップST1
01〜ST110、ST121〜ST131)。
【0016】その後、リーダ/ライタ104の通信エリ
ア内にある全てのIDタグ102からIDデータなどの
読み出しが終了すると(ステップST110)、リーダ
/ライタ104によって各IDタグ102に対し、リセ
ット命令を含む磁気信号が送信されて(ステップST1
11)、各IDタグ102の無応答モードが解除され、
通常の応答状態に復帰させられる(ステップST13
2、ST133)。
【0017】このように、この非接触型カードシステム
101では、2つ以上のIDタグ102がリーダ/ライ
タ104の通信エリア内に入って、コリジョンが発生し
たときでも、各IDタグ102を1つずつ順次選択し
て、各IDタグ102のIDデータを確実に読み出し得
るようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非接触型カードシステム101においては、コ
リジョンが発生したとき、各IDデータを構成する各ビ
ットデータのうち、最初のビットからコリジョンが検知
された位置のビットまでのビットデータに基づき、選択
用IDコードを作成し、通信対象となる各IDタグ10
2を絞り込んで、1つのIDタグ102を選択し、この
IDタグ102に対する通信を行った後、最初の状態に
戻って再度同じ絞り込み処理を行って、次のIDタグ1
02を選択するという動作を繰り返し各IDタグ102
のIDデータを収集するようにしているので、各IDタ
グ102に対する通信回数が多くなって複数のIDタグ
102からIDデータを収集し終わるまで、時間がかか
り過ぎるという問題があった。
【0019】また、近年、このようなスキー場や物流シ
ステムの他に、例えば回転寿司店などにおいて、皿の裏
面にIDタグを取り付けるとともに、会計時には、積み
重ねられた複数枚の皿に対して専用の読み取り装置を近
づけてIDタグの情報を読み取ることによって会計処理
を自動化するシステムが提案されているが、このような
システムに、上述した非接触型カードシステム101を
適用した場合にも、同様のコリジョン発生は避けらず、
IDデータの収集を正確に短時間で正確に収集できるシ
ステムの開発が望まれていた。
【0020】本発明は上記の事情に鑑み、コリジョン発
生時における各IDタグに対する通信回数を低減させる
ことができるとともに、各IDタグからIDデータを収
集し終わるまでの時間を短くして、処理速度を向上させ
ることができる非接触型カードシステムを提供すること
を目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、各識別対象毎に取り付け
られ、それぞれ固有のIDデータを記憶した複数のID
タグと、各IDタグと無線信号にて通信を行い、各ID
タグのIDデータを収集する読取装置とを有する非接触
型カードシステムにおいて、前記各IDタグから送信さ
れる無線信号が衝突したとき、その衝突によって生成さ
れた衝突信号の最初のビットから衝突が検知された位置
までのビットデータに基づいて選択用IDコードを作成
して記憶する作成・記憶手段と、この記憶された選択用
IDコードを前記各IDタグに送信してIDタグの絞り
込みを行うとともに、次回の絞り込みの際には記憶され
ている選択用IDコードを再度、使用して絞り込みを行
う絞り込み手段とを備えたことを特徴としている。
【0022】また、請求項2では、請求項1に記載の非
接触型カードシステムにおいて、前記作成・記憶手段
は、各IDタグの絞り込みに使用した選択用IDコード
に対応する補数IDコードを作成して記憶し、前記絞り
込み手段は、記憶された補数IDコードを使用してID
タグの絞り込みを行うことを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、選択用IDコードを
作成し、この選択用IDコードにより各IDタグの絞り
込みを行って1つのIDタグを選択し、このIDタグと
通信を行った後、記憶している選択用IDコードまたは
これの補数コードに基づき、残っているIDタグの絞り
込みを行うことにより、各IDタグに対する通信回数を
低減させるとともに、各IDタグからIDデータを収集
し終わるまでの時間を短くして、処理速度を向上させ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明による非接触型カー
ドシステムの実施の形態を示しており、この図は倉庫な
どで荷物を管理する物流システムで使用される非接触型
カードシステムを示すブロック図である。
【0025】この図に示す非接触型カードシステム1
は、物流倉庫等に保管された各荷物3の適宜ヶ所に取り
付けられ、低い周波数の磁界が与えられたとき、この磁
界によって誘起された起電力を電源として、磁気信号の
送受信を行う複数のIDタグ2と、低い周波数の磁界を
発生しながら、物流倉庫内にある各荷物3のIDタグ2
と磁気信号の授受を行って、IDタグ2に書き込まれて
いるIDデータを読み出すリーダ/ライタ4と、荷物3
に取り付けられたIDタグ2のIDデータとその荷物3
に関する種々の情報とを対にして記憶する大容量記憶装
置5と、前記リーダ/ライタ4を制御してIDタグ2と
通信を行わせ、このIDタグ2に書き込まれているID
データを読み出させるとともに、このIDデータに基づ
き、大容量記憶装置5をアクセスして、前記IDデータ
と既に登録されている各IDデータとを比較し、この比
較結果に基づき、荷物3の種類などを判定し、この判定
結果を集計して、保管されている荷物の種類などを集計
する処理装置7と、この処理装置7から出力される表示
信号を取り込んで、保管されている荷物3の種類を示す
一覧などを表示する表示装置6とを備えている。
【0026】そして、保管されている各荷物3の在庫状
況を調べようする場合には、リーダ/ライタ4によっ
て、各荷物3のIDタグ2と通信を行うとともに、この
通信動作によって得られたIDタグ2のIDデータに基
づき、大容量記憶装置5をアクセスして、現在、保管さ
れている荷物3の種類などを一覧表示形式で表示装置6
上に表示し、倉庫管理者に在庫状況などを知らせる。
【0027】この際、この実施の形態では、複数ある荷
物3の種類などを効率良く識別し得るように、各荷物3
に取り付けられている各IDタグ2に対し、次に述べる
手順で通信を行って、各IDタグ2のIDデータを読み
出す。
【0028】まず、図2、図3のフローチャートに示す
ように、リーダ/ライタ4から送出されている低い周波
数の磁界によって各荷物3に設けられている各IDタグ
2に起電力が誘起されて、各IDタグ2が応答データを
含む磁気信号の送信を開始すると、リーダ/ライタ4に
よってこれが検知されて、IDタグ2に対し、ID発信
命令(IDデータを要求する命令)を含む磁気信号が送
信される(ステップST1)。
【0029】そして、IDタグ2側では、図4、図5の
フローチャートに示すように、リーダ/ライタ4からの
磁気信号が受信され(ステップST21)、これに応答
してIDタグ2からは自IDタグ2に書き込まれたID
データを含む磁気信号が送信される(ステップST2
2)。リーダ/ライタ4では各IDタグ2から送信され
た各磁気信号が受信され、IDデータの識別が行われる
(ステップST2)。
【0030】このとき、2つ以上のIDタグ2がリーダ
/ライタ4の通信エリア内に入って、図6に示すよう
に、複数のIDタグ2からIDデータを含む複数の磁気
信号が同時に送信され、各磁気信号に含まれるIDデー
タの衝突(コリジョン)が発生すると、リーダ/ライタ
4では、これが検知されて(ステップST3)、コリジ
ョンが発生したことが記憶された後、各IDデータを構
成する各ビットデータのうち、最初のビットからコリジ
ョンが検知された位置のビットまでのビットデータに基
づき、選択用IDコードが作成され、これが記憶される
(ステップST4)とともに、図7に示すように、この
選択用IDコードを含む磁気信号が各IDタグ2に送信
される(ステップST5)。
【0031】この場合、各IDタグ2から送信されたI
Dデータを構成する“0”を示すビットの波形と、
“1”を示すビットの波形とが重なり合って、これらの
信号の論理和(OR)がとられたとき、“0”、“1”
以外の波形になることから、この波形変化に基づき、コ
リジョンの発生が検知される。
【0032】図6、図7を参照して具体的に説明する
と、今、1つ目のIDタグ2のIDコードが“010
1”、2つ目のIDタグ2のIDコードが“010
0”、3つ目のIDタグ2のIDコードが“011
1”、4つ目のIDタグ2のIDコードが“0011”
であるとする。この場合、コリジョンが発生すると、そ
の衝突信号として“0111が生成される。そして、図
6に示すように、この衝突信号の最初のビットからコリ
ジョンが検知されるまでのビット、すなわちた2つ目の
ビットによって図7に示すように、選択用IDコードと
して、“01XX”が作成され、これが各IDタグ2に
送信される。なお、選択用IDコードとして送信される
ビットのうち、“X”で表されているビットは、
“0”、“1”のいずれでも良いことを示している。
【0033】こうして前記選択用IDコードが送信さ
れ、各IDタグ2によってこれが検知されると(ステッ
プST23)、自IDタグ2に書き込まれているIDデ
ータが前記選択用IDコードと対応しているかどうかが
チェックされる(ステップST24)。チェックの結
果、自IDタグ2に書き込まれているIDデータが前記
選択用IDコードと対応していれば(ステップST2
5)、各IDタグ2によって、自IDタグ2のIDデー
タを含む磁気信号が生成されて、これがリーダ/ライタ
4に送信される(ステップST26)。
【0034】図7の例では、4つ目のIDタグ2を除く
各IDタグ2が選択用IDコード“01XX”に対応し
ていることが分かる。これら3つのIDタグ2からは、
再びIDコードを含む磁気信号が送出される。リーダ/
ライタ4では、図8に示すように、今度は、衝突信号の
最初のビットから3つ目のビットにより、選択用IDコ
ードとして、“011X”が作成され、これが各IDタ
グ2に送信される。
【0035】以下、コリジョンが検出されなくなるま
で、リーダ/ライタ4と、各無線カード2との間で、上
述した通信処理が繰り返し行われる(ステップST2〜
ST5、ST23〜ST26)。
【0036】図8から分かるように、選択用IDコード
“011X”に対応するのは、3つ目のIDタグ2であ
る。このため、3つ目のIDタグ2からのみ、IDデー
タを含む磁気信号が送信される(ステップST3)。リ
ーダ/ライタ4では、この磁気信号に含まれるIDデー
タが通信対象となるIDタグ2のIDデータであると判
定されて、このIDデータを送信した3つ目のIDタグ
2に対し、選択指令を含む磁気信号が送信される(ステ
ップST6)。
【0037】これによって、この選択指令を含む磁気信
号を受信した3つ目のIDタグ2によって、自IDタグ
2が選択されたことが検知されて(ステップST2
7)、リーダ/ライタ4との間で、磁気信号を使用した
通信回線が確立されて、リーダ/ライタ4によって選択
されたIDタグ2に対し、データの書き込みやデータの
読み出しが行われる(ステップST7、ST28)。
【0038】そして、リーダ/ライタ4と、選択された
IDタグ2との間で、必要な通信が終了すると(ステッ
プST8、ST29)、リーダ/ライタ4によって、無
応答指令を含む磁気信号が生成されて、これが今回選択
された3つ目のIDタグ2に送信され(ステップST
9)、図9に示すように、このIDタグ2が無応答モー
ドにされる(ステップST30、ST31)。また、リ
ーダ/ライタ4によって、IDタグ2から読み出したI
Dデータが処理装置7に転送されて、表示装置6に表示
されている在庫一覧などの情報が更新される。
【0039】こうして、1つのIDタグ2が選択される
と、残りのIDタグ2の選択処理が開始される。この場
合には、リーダ/ライタ4によって、コリジョンの発生
が記憶されているかどうかがチェックされ、コリジョン
の発生が記憶されていると(ステップST10)、選択
用IDコードとして使用された“01XX”が再度、使
用されて、図7に示すように、この選択用IDコードを
含む磁気信号が各IDタグ2に送信される(ステップS
T11)。
【0040】そして、各IDタグ2によってこれが検知
されると(ステップST23)、自IDタグ2に書き込
まれているIDデータが前記選択用IDコードと対応し
ているかどうかがチェックされ(ステップST24)、
自IDタグ2に書き込まれているIDデータが前記選択
用IDコードと対応していれば(ステップST25)、
各IDタグ2によって、自IDタグ2のIDデータを含
む磁気信号が生成されて、これがリーダ/ライタ4に送
信される(ステップST26)。
【0041】以下、コリジョンが検出されなくなるま
で、リーダ/ライタ4と、各無線カード2との間で、上
述した通信処理が繰り返し行われる(ステップST2〜
ST5、ST23〜ST26)。
【0042】そして、各IDタグ2から送信された磁気
信号中に含まれるIDデータのコリジョンが検出されな
くなり、1つのIDタグ2からのみ、IDデータを含む
磁気信号が送信されると(ステップST3)、リーダ/
ライタ4によって、この磁気信号に含まれるIDデータ
が通信対象となるIDタグ2のIDデータであると判定
されて、このIDデータを送信したIDタグ2に対し、
選択指令を含む磁気信号が送信される(ステップST
6)。
【0043】これによって、この選択指令を含む磁気信
号を受信したIDタグ2によって、自IDタグ2が選択
されたことが検知されて(ステップST27)、リーダ
/ライタ4との間で、磁気信号を使用した通信回線が確
立されて、リーダ/ライタ4によって選択されたIDタ
グ2に対し、データの書き込みやデータの読み出しが行
われる(ステップST7、ST28)。
【0044】その後、リーダ/ライタ4と、選択された
IDタグ2との間で、必要な通信が終了すると(ステッ
プST8、ST29)、リーダ/ライタ4によって、無
応答指令を含む磁気信号が生成されて、これが今回選択
したIDタグ2に送信され(ステップST9)、このI
Dタグ2が無応答モードにされるとともに(ステップS
T30、ST31)、リーダ/ライタ4によって、ID
タグ2から読み出したIDデータが処理装置7に転送さ
れて、荷物の種類などの一覧情報の表示が更新される。
【0045】以下、各IDタグ2に対し、上述した選択
用IDコードの再送信処理、コリジョン検出処理、選択
用IDコードの作成送信処理、1つのIDタグ2を選択
する処理、このIDタグ2と通信を行って必要なデータ
の読み出し、書き込みを行う処理、無応答モードのセッ
ト処理が繰り返し行われて、各IDタグ2の1つが順次
選択されて、各IDタグ2から読み出されたIDデータ
が処理装置7に転送されて、表示されている荷物の種類
などの一覧情報が更新されるとともに、リーダ/ライタ
4によって、無応答指令を含む磁気信号が生成され、こ
れが今回選択したIDタグ2に送信されて、このIDタ
グ2が無応答モードにされる(ステップST2〜ST1
1、ST23〜ST31)。
【0046】その後、各IDタグ2から送信されるID
データを含む磁気信号について、コリジョンが発生しな
くなれば、リーダ/ライタ4によって、記憶されていた
選択用IDコードが初期化された後(ステップST1
2)、各IDタグ2に対し、上述したID発信命令の送
信処理、コリジョン検出処理、選択用IDコードの作成
送信処理、1つのIDタグ2を選択する処理、このID
タグ2と通信を行って必要なデータの読み出し、書き込
みを行う処理、無応答モードのセット処理が繰り返し行
われて、各IDタグ2の1つが順次選択されて、各ID
タグ2から読み出されたIDデータが処理装置7に転送
され表示データ等が更新される。また、リーダ/ライタ
4によって、無応答指令を含む磁気信号が生成され、こ
れが今回選択したIDタグ2に送信されて、このIDタ
グ2が無応答モードにされる(ステップST1〜ST1
3、ST21〜ST31)。
【0047】そして、リーダ/ライタ4の通信エリア内
にある全てのIDタグ2からIDデータなどの読み出し
が終了すると(ステップST13)、リーダ/ライタ4
によって各IDタグ2に対し、リセット命令を含む磁気
信号が送信されて(ステップST14)、各IDタグ2
の無応答モードが解除され、通常の応答状態に復帰させ
られる(ステップST32、ST33)。
【0048】このようにこの実施の形態においては、コ
リジョンが発生したとき、コリジョンの内容を記憶しな
がら、コリジョンが発生した各IDタグ2の絞り込みを
行うようにしているので、従来の絞り込み方法に比べ
て、各IDタグ2に対する通信回数を低減させることが
できるとともに、各IDタグ2からIDデータを収集し
終わるまでの時間を短くして、処理速度を向上させるこ
とができる。
【0049】また、上述した実施の形態では、コリジョ
ンが発生したとき、コリジョンの内容として、選択用I
Dコードを記憶しながら、コリジョンが検知されなくな
るまで、一度使用した選択用IDコードを再度、使用し
て、コリジョンが発生した各IDタグ2の絞り込みを行
うようにしているので、再度、選択用IDコードを作成
する動作などを行うことなく、コリジョンが発生した各
IDタグ2を絞り込みを行うことができ、これによって
処理手順を簡素化しながら、従来の絞り込み方法に比べ
て、各IDタグ2に対する通信回数を低減させることが
できるとともに、各IDタグ2からIDデータを収集し
終わるまでの時間を短くして、処理速度を向上させるこ
とができる。
【0050】《他の実施の形態》上述した実施の形態で
は、コリジョンが発生したとき、コリジョンの内容とし
て、選択用IDコードを記憶しながら、コリジョンが検
知されなくなるまで、一時使用した選択用IDコードを
再度使用して、コリジョンが発生した各IDタグ2の絞
り込みを行うようにしているが、このような選択用ID
コードを再度使用する以外の方法で、コリジョンが発生
した各IDタグ2の絞り込みを行うようにしても良い。
【0051】例えば、図10に示すように、コリジョン
が発生したときに作成した選択用IDコードの補数デー
タ(補数IDコード)、すなわち選択用IDコードが
“01XX”であれば、この選択用IDコード“01X
X”に対応する補数“00XX”を求めて、これを記憶
し、その後さらなるIDタグ2の絞り込みを行うときに
使用した選択用IDコードの補数データ(補数IDコー
ド)、すなわち図11に示すように、選択用IDコード
が“011X”であれば、この選択用IDコード“01
1X”に対応する補数“010X”を求めて、これを記
憶し、1回目のIDタグ2の絞り込みが完了し、1つの
IDタグ2を選択してIDデータの読み出しが完了し、
2回目のIDタグ2の絞り込みを行うとき、図12に示
すように、記憶している各補数データを使用して、コリ
ジョンを起こした残りのIDタグ2の再絞り込みを行う
ようにしても良い。
【0052】このようにすることにより、コリジョンを
起こした残りのIDタグ2の中から1つのIDタグ2を
選択するとき、既に選択して無応答モードにしたIDタ
グ2と補数の関係にあるIDタグ2を確実に選択して、
このIDタグ2に書き込まれているIDデータを読み出
すことができ、これによってリーダ/ライタ4と、各I
Dタグ2との間の通信手順を上述した実施の形態より
も、さらに簡素化させることができる。
【0053】この結果、従来の絞り込み方法に比べて、
各IDタグ2に対する通信回数を低減させることができ
るとともに、各IDタグ2からIDデータを収集し終わ
るまでの時間を短くして、処理速度を向上させることが
できる。
【0054】以上、この非接触型カードシステムは、物
流倉庫の他に、スキー場などのリフト乗り場や各種施設
の入場ゲート、駅の改札ゲートなどに設置して、IDタ
グ2を持つ人や物の個別管理を実行するようにしても良
い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
リジョン発生時のIDタグの絞り込みにおける各IDタ
グに対する通信回数を低減させることができ、各IDタ
グからIDデータを収集し終わるまでの時間を短くして
処理速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非接触型カードシステムの実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す非接触型カードシステムを構成する
リーダ/ライタ側の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す非接触型カードシステムを構成する
リーダ/ライタ側の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す非接触型カードシステムを構成する
IDタグ側の動作を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す非接触型カードシステムを構成する
IDタグ側の動作を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す非接触型カードシステムの各動作の
うち、コリジョンを検知したときの動作を模式的に示す
説明図である。
【図7】図1に示す非接触型カードシステムの各動作の
うち、選択用IDコードを使用してIDタグの絞り込み
を行っているときの動作を模式的に示す説明図である。
【図8】図1に示す非接触型カードシステムの各動作の
うち、選択用IDコードを使用したIDタグの絞り込み
が完了したときの動作を模式的に示す説明図である。
【図9】図1に示す非接触型カードシステムの各動作の
うち、記憶していた選択用IDコードを再度、使用して
IDタグの絞り込みを行っているときの動作を模式的に
示す説明図である。
【図10】本発明による非接触型カードシステムの他の
実施の形態の各動作のうち、選択用IDコードを使用し
てIDタグの絞り込みを行っているときの動作を模式的
に示す説明図である。
【図11】図10に示す実施の形態の各動作のうち、選
択用IDコードを使用したIDタグの絞り込みが完了し
たときの動作を模式的に示す説明図である。
【図12】図10に示す実施の形態の各動作のうち、記
憶していた補数IDコードを使用してIDタグの再絞り
込みを行っているときの動作を模式的に示す説明図であ
る。
【図13】従来から知られている非接触型カードシステ
ムの一例を示すブロック図である。
【図14】図13に示す非接触型カードシステムを構成
するリーダ/ライタ側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】図13に示す非接触型カードシステムを構成
するIDタグ側の動作を示すフローチャートである。
【図16】図13に示す非接触型カードシステムを構成
するIDタグ側の動作を示すフローチャートである。
【図17】図13に示す非接触型カードシステムの各動
作のうち、コリジョンを検知したときの動作を模式的に
示す説明図である。
【図18】図13に示す非接触型カードシステムの各動
作のうち、選択用IDコードを使用してIDタグの絞り
込みを行っているときの動作を模式的に示す説明図であ
る。
【図19】図13に示す非接触型カードシステムの各動
作のうち、選択用IDコードを使用したIDタグの絞り
込みが完了したときの動作を模式的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1:非接触型カードシステム 2:IDタグ 3:荷物 4:リーダ/ライタ 5:大容量記憶装置 6:表示装置 7:処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各識別対象毎に取り付けられ、それぞれ
    固有のIDデータを記憶した複数のIDタグと、 各IDタグと無線信号にて通信を行い、各IDタグのI
    Dデータを収集する読取装置とを有する非接触型カード
    システムにおいて、 前記各IDタグから送信される無線信号が衝突したと
    き、その衝突によって生成された衝突信号の最初のビッ
    トから衝突が検知された位置までのビットデータに基づ
    いて選択用IDコードを作成して記憶する作成・記憶手
    段と、 この記憶された選択用IDコードを前記各IDタグに送
    信してIDタグの絞り込みを行うとともに、次回の絞り
    込みの際には記憶されている選択用IDコードを再度、
    使用して絞り込みを行う絞り込み手段と、 を備えたことを特徴とする非接触型カードシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触型カードシステ
    ムにおいて、 前記作成・記憶手段は、各IDタグの絞り込みに使用し
    た選択用IDコードに対応する補数IDコードを作成し
    て記憶し、 前記絞り込み手段は、記憶された補数IDコードを使用
    してIDタグの絞り込みを行うことを特徴とする非接触
    型カードシステム。
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