JPH11202951A - 並列運転電源装置 - Google Patents

並列運転電源装置

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JPH11202951A
JPH11202951A JP702998A JP702998A JPH11202951A JP H11202951 A JPH11202951 A JP H11202951A JP 702998 A JP702998 A JP 702998A JP 702998 A JP702998 A JP 702998A JP H11202951 A JPH11202951 A JP H11202951A
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JP
Japan
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power supply
diode
panel
converter
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JP702998A
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English (en)
Inventor
Hiroharu Uematsu
弘治 植松
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列運転によって信頼度を向上させる並列運
転電源装置において、故障した電源盤の差し替えによっ
て出力電圧の変動を生じない技術の提供。 【解決手段】 DC/DCコンバータ10の平滑用コン
デンサ11の後にアイソレート用ダイオード12を接続
するようにしたので、故障した電源盤を取り外し、代替
電源盤を接続するとき、動作中の電源盤による代替電源
盤の平滑コンデンサの充電がなくなり、出力電圧が低下
することがなく、負荷装置の誤動作を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電源装置に関し、
特に並列接続によって冗長運転を行う電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高信頼度を要求される光CATVシステ
ム等では通信装置である光送信装置、中継装置、光受信
装置等のいずれにおいても各装置を駆動する電源盤(電
源モジュール)を複数台設け、たとえ前記複数の電源盤
のうちの1台が故障してもその影響が通信装置の動作に
及ばないようにしてMTBFの向上を図っている。
【0003】図2は多チャンネル映像信号中継装置の構
成と信号の流れを説明するための図であり、多チャンネ
ル映像信号は光送信装置1によって増幅され光線路2を
経由してサブラック形式の中継装置3の光受信盤4に入
力される。この光受信盤4に入力された信号は、光送信
盤5に渡され、光線路6を経由して光受信装置7に入力
される。前記中継装置3は前記光受信盤4、光送信盤
5、複数の電源盤8およびその他の盤9から構成され
る。
【0004】また、図3は前記中継装置3の各電圧出力
の接続を示す図であり、光受信盤4,光送信盤5および
その他の盤9には並列運転される複数の電源盤8から2
4V、12V、5Vおよび−12Vの各電圧が供給され
る。ここで各盤への電圧供給は並列運転される複数の電
源盤8によって行われるので、たとえ前記複数の電源盤
8のうちの1台が故障して電圧を供給できなくなって
も、健全な電源盤8によって電圧を供給することができ
るので、各盤の動作は影響を受けることなく、正常に動
作を続けることができる。
【0005】次に、図4に示す前記電源盤8内の構成を
表すブロック図について説明する。この電源盤8には、
DC入力−48Vが入力され、電源スイッチ51,ヒュ
ーズ52を介してDC/DCコンバータ10〜DC/D
Cコンバータ40の各コンバータに供給され、コンバー
タ10はダイオード12を通して24Vを出力し、コン
バータ20はダイオード22を通して12Vを出力し、
コンバータ30はダイオード32を通して5Vを出力
し、コンバータ40は前記3台のコンバータとは逆向き
のダイオード42を通して−12Vを出力する。
【0006】前記電源盤8を構成する前記各コンバータ
は、出力と負荷端との間に挿入された前記ダイオードを
通して他の電源盤8のコンバータの出力とつき合わせて
各盤に接続することにより、複数の電源盤のそれぞれ同
電圧のコンバータの出力(たとえばコンバータ10同
士、20同士、30同士、40同士)がダイオードOR
を形成して電圧を供給する冗長運転方式とすることがで
きる。
【0007】図5は、従来の技術による冗長並列運転を
行う電源装置の構成を表した図であり、電源盤8のDC
/DCコンバータ10の出力側には、並列運転を行う他
の電源盤8のDC/DCコンバータ10の出力とのアイ
ソレート用ダイオード12が接続され、さらに大容量の
平滑用コンデンサ11と小容量のノイズ吸収用コンデン
サ13がライン−アース間に接続されて光受信盤や光送
信盤の電源として24V出力が供給される。DC/DC
コンバータ20、30及び40も同様の構成によってそ
れぞれ12V、5V、−12V出力を供給する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法で
は、中継器等の負荷装置が動作中に複数の電源盤のうち
の1台が故障したとき、この故障した電源盤をサブラッ
クから取り外し、代わりの電源盤を実装するときに、大
容量の平滑用コンデンサが稼働中の他の電源盤の電圧に
よって充電されるため、電圧降下が発生して光受信盤や
光送信盤が誤動作を起こすという問題点があり、その解
決策が課題となっていた。
【0009】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、電源盤の交換時に稼働中の電源の電圧降下を起こ
すことがなく、負荷装置の誤動作を防止することができ
る並列運転電源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、複数の電源モジュールを
並列接続して冗長運転を行う並列運転電源装置におい
て、出力に所定方向への電流のみを許容するダイオード
を設け、このダイオードの一端(正電源の場合はアノー
ド側、負電源の場合はカソード側)を平滑用コンデンサ
を介して接地し、前記ダイオードの他端をノイズ吸収用
コンデンサを介して接地したことを特徴とする並列運転
電源装置を提供する。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記各電源モジ
ュールの出力はコネクタを介して直流出力電源ラインに
接続され、動作中に脱着が可能なことを特徴とする請求
項1に記載の並列運転電源装置を提供する。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記電源モジュ
ールはDC/DCコンバータであることを特徴とする請
求項1または2に記載の並列運転電源装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態による並列運転電源装置のうち1台分の電源盤
(電源モジュール)の構成を示す図である。図2から図
4は、この発明の一実施形態による並列運転電源装置を
適用した負荷装置の構成を説明するための図である。
【0014】図2は多チャンネル映像信号中継装置の構
成と信号の流れを説明するための図である。この図にお
いて多チャンネル映像信号は光送信装置1によって増幅
され光線路2を経由してサブラック形式の中継装置3の
光受信盤4に入力される。この光受信盤4に入力された
信号は、光送信盤5に渡され、光線路6を経由して光受
信装置7に入力される。前記中継装置3は前記光受信盤
4、光送信盤5、複数の電源盤8およびその他の盤9か
ら構成される。
【0015】また、図3は前記中継装置3の各電圧出力
の接続を示す図である。この図において、光受信盤4,
光送信盤5およびその他の盤9には並列運転される複数
の電源盤8から24V、12V、5Vおよび−12Vの
各電圧が供給される。ここで各盤への電圧供給は並列運
転される複数の電源盤8によって行われるので、たとえ
前記複数の電源盤8のうちの1台が故障して電圧を供給
できなくなっても、健全な電源盤8によって電圧を供給
することができるので、各盤の動作は影響を受けること
なく、正常に動作を続けることができる。
【0016】次に、図4に示す前記電源盤8内の構成を
表すブロック図について説明する。この電源盤8には、
DC入力−48Vが入力され、電源スイッチ51,ヒュ
ーズ52を介してDC/DCコンバータ10〜DC/D
Cコンバータ40に供給され、コンバータ10はダイオ
ード12を通して24Vを出力し、コンバータ20はダ
イオード22を通して12Vを出力し、コンバータ30
はダイオード32を通して5Vを出力し、コンバータ4
0は前記3台のコンバータとは逆向きのダイオード42
を通して−12Vを出力する。
【0017】前記電源盤8を構成する前記各コンバータ
は、出力と負荷端との間に挿入された前記ダイオードを
通して他の電源盤8のコンバータの出力とつき合わせて
各盤に接続することにより、複数の電源盤のそれぞれ同
電圧のコンバータの出力(たとえばコンバータ10同
士、20同士、30同士、40同士)がダイオードOR
を形成して電圧を供給する冗長運転方式とすることがで
きる。
【0018】さて、図1において、符号8は電源盤であ
り、−48VのDC入力によって動作するDC/DCコ
ンバータ10の出力側には大容量の平滑コンデンサ11
が接続されて逆変換後の電圧の平滑を行う。このコンデ
ンサ11には通常、電解コンデンサが使われる。
【0019】出力ラインには直列にダイオード12が接
続され、他の電源盤8の出力(+24V)とダイオード
OR回路を形成し、通常はどちらか高い出力電圧の方の
電源盤から電源が供給され、他方がバックアップとなっ
ており、出力電圧が低下して、一方が高電圧になった場
合はこちら側から電源が供給されるようになっており、
1台の電源盤8が故障したときは、このダイオード12
によってアイソレートされ、故障した電源盤8の影響が
負荷に及ばないようになっている。さらに前記ダイオー
ドのカソード側にはノイズ吸収用コンデンサ13が接続
されている。
【0020】DC/DCコンバータ20、DC/DCコ
ンバータ30およびDC/DCコンバータ40も出力側
の部品配置と動作はDC/DCコンバータ10と同様で
あるが、DC/DCコンバータ40は出力が−12Vな
のでダイオード42の向きが逆となっている。
【0021】このような構成の電源盤8を複数台実装し
た中継装置3が動作中に、1台の電源盤8が故障し、こ
の故障した電源盤8をサブラックから取り外して代わり
の電源盤8をサブラックに実装するとき、この電源盤8
はまだ動作していないので、コンデンサ13、23、3
3および43は動作中の他の電源盤8の電圧によって充
電されるが、前記各コンデンサはノイズ防止の目的のた
めの小容量のコンデンサなので、充電電流の影響は無視
することができる。大容量の平滑コンデンサ11、2
1、31および41はダイオード12、22、32およ
び42によって阻止されて、他の電源によって充電され
ることはない。
【0022】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0023】例えば、この発明の並列運転電源装置の適
用範囲は、多チャンネル映像信号中継装置に限られるも
のではなく、高信頼度が要求されるあらゆる装置の電源
として適用できる。また、入力や出力の電圧は上述の電
圧に限られるものではなく、どんな電圧であってもよ
い。たとえば入力電圧はDC−48Vに限定されるもの
ではなく、AC入力を受電し、整流装置によって直流に
変換するものであってもよい。また、電源盤の数は2台
の場合に限られるものではなく、3台以上の電源盤を使
用したものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、並列運転によって信頼度を向上させる並列運転
電源装置において、DC/DCコンバータの平滑用コン
デンサの後にアイソレート用ダイオードを接続するよう
にしたので、故障した電源盤を取り外し、代替電源盤を
接続するとき、動作中の電源盤による代替電源盤の平滑
コンデンサの充電がなくなり、出力電圧が低下すること
がなく、負荷装置の誤動作を防止することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による並列運転電源装置
のうち1台分の電源装置の構成を示す図
【図2】 多チャンネル映像信号中継装置の構成を示す
【図3】 図2の多チャンネル映像信号中継装置の各電
圧出力の接続を示す図
【図4】 図2の多チャンネル映像信号中継装置の電源
盤内の構成を表すブロック図
【図5】 従来の技術による並列運転電源装置のうち1
台分の電源装置の構成を示す図
【符号の説明】
1 光送信装置 2、6 光伝送路 3 中継装置 4 光受信盤 5 光送信盤 7 光受信装置 8 電源盤(電源モジュール) 9 その他の盤 10、20、30、40 DC/DCコンバータ 11、21、31、41 平滑用コンデンサ 12、22、32、42 ダイオード 13、23、33、43 ノイズ吸収用コンデンサ 51 電源スイッチ 52 ヒューズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源モジュールを並列接続して冗
    長運転を行う並列運転電源装置において、 出力に所定方向への電流のみを許容するダイオードを設
    け、このダイオードの一端(正電源の場合はアノード
    側、負電源の場合はカソード側)を平滑用コンデンサを
    介して接地し、前記ダイオードの他端をノイズ吸収用コ
    ンデンサを介して接地したことを特徴とする並列運転電
    源装置
  2. 【請求項2】 前記各電源モジュールの出力はコネクタ
    を介して直流出力電源ラインに接続され、動作中に脱着
    が可能なことを特徴とする請求項1に記載の並列運転電
    源装置
  3. 【請求項3】 前記電源モジュールはDC/DCコンバ
    ータであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    並列運転電源装置
JP702998A 1998-01-16 1998-01-16 並列運転電源装置 Withdrawn JPH11202951A (ja)

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JP702998A JPH11202951A (ja) 1998-01-16 1998-01-16 並列運転電源装置

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JP (1) JPH11202951A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016005392A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 三菱電機株式会社 冗長化電源装置
WO2020066142A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016005392A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 三菱電機株式会社 冗長化電源装置
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Effective date: 20050405