JPH1120270A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
- Publication number
- JPH1120270A JPH1120270A JP9193252A JP19325297A JPH1120270A JP H1120270 A JPH1120270 A JP H1120270A JP 9193252 A JP9193252 A JP 9193252A JP 19325297 A JP19325297 A JP 19325297A JP H1120270 A JPH1120270 A JP H1120270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- temperature
- stopping
- motor driver
- driver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタ本体にセンサを取り付けたり特別な
モータを使用することなく、モータの動作異常を検出し
てモータを停止させる安全装置を備えたプリンタ装置を
提供する。 【構成】 プリンタ装置に、モータドライバの温度を測
定する温度測定手段と、温度測定手段から得られたモー
タドライバの温度と予め設定したモータ動作停止基準温
度とを比較する比較手段と、モータドライバの温度がモ
ータ動作停止基準温度を越えたことを比較手段が検出し
たとき、モータを停止させるモータ停止手段と、を設け
る。
モータを使用することなく、モータの動作異常を検出し
てモータを停止させる安全装置を備えたプリンタ装置を
提供する。 【構成】 プリンタ装置に、モータドライバの温度を測
定する温度測定手段と、温度測定手段から得られたモー
タドライバの温度と予め設定したモータ動作停止基準温
度とを比較する比較手段と、モータドライバの温度がモ
ータ動作停止基準温度を越えたことを比較手段が検出し
たとき、モータを停止させるモータ停止手段と、を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置に関
し、特に、プリンタ装置における動作異状時にモータの
動作を停止させる安全装置技術に関するものである。
し、特に、プリンタ装置における動作異状時にモータの
動作を停止させる安全装置技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置におけるモータの動
作異状においてモータの動作を停止させるための安全装
置として、あらかじめセンサを取り付け、衝撃などの際
に電流の供給を止める方法やモータ内部に回路を組み込
み、異常な波形が生じた場合にモータ動作を止める方法
等がある。
作異状においてモータの動作を停止させるための安全装
置として、あらかじめセンサを取り付け、衝撃などの際
に電流の供給を止める方法やモータ内部に回路を組み込
み、異常な波形が生じた場合にモータ動作を止める方法
等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のセンサを取り付ける方法では、センサの位置まで
配線する必要があり、プリンタ装置の量産時における価
格上昇が避けられない。またモータ内部に回路を組み込
む方法でも特別なモータを必要とし、モータの選択肢を
限定する問題がある。その結果、現状のプリンタ装置で
は特に安全装置を用意していない。
来例のセンサを取り付ける方法では、センサの位置まで
配線する必要があり、プリンタ装置の量産時における価
格上昇が避けられない。またモータ内部に回路を組み込
む方法でも特別なモータを必要とし、モータの選択肢を
限定する問題がある。その結果、現状のプリンタ装置で
は特に安全装置を用意していない。
【0004】したがって、本発明の目的は、プリンタ本
体にセンサを取り付けたり特別なモータを使用すること
なく、モータの動作異常を検出してモータを停止させる
安全装置を備えたプリンタ装置を提供することにある。
体にセンサを取り付けたり特別なモータを使用すること
なく、モータの動作異常を検出してモータを停止させる
安全装置を備えたプリンタ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述した従
来の問題点を解決するため、モータドライバの温度を測
定する温度測定手段と、前記温度測定手段から得られた
モータドライバの温度と予め設定したモータ動作停止基
準温度とを比較する比較手段と、モータドライバの温度
が前記モータ動作停止基準温度を越えたことを前記比較
手段が検出したとき、モータを停止させるモータ停止手
段と、を有し、前記温度測定手段により前記モータドラ
イバの温度を測定し、前記比較手段により、モータが異
常動作を起こしているか否かを判断し、異常を起こして
いると判断したときには、モータを停止させプリンタ装
置を破損したり火災になるのを防ぐものである。
来の問題点を解決するため、モータドライバの温度を測
定する温度測定手段と、前記温度測定手段から得られた
モータドライバの温度と予め設定したモータ動作停止基
準温度とを比較する比較手段と、モータドライバの温度
が前記モータ動作停止基準温度を越えたことを前記比較
手段が検出したとき、モータを停止させるモータ停止手
段と、を有し、前記温度測定手段により前記モータドラ
イバの温度を測定し、前記比較手段により、モータが異
常動作を起こしているか否かを判断し、異常を起こして
いると判断したときには、モータを停止させプリンタ装
置を破損したり火災になるのを防ぐものである。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明が適用されるプリンタ装置の一例を
示す斜視図である。図1において、符号1はプリンタ装
置を示している。符号2はプリンタ装置1上で動作する
キャリッジを示す。図2はプリンタ装置1の内部構成を
概略的に示す斜視図である。図2において、符号3はキ
ャリッジ2を動作させるためのキャリッジモータを示
し、符号4はキャリッジモータ3の動作をキャリッジ2
に伝達するためのキャリッジベルトを示す。符号5はキ
ャリッジ2の位置を決めるための目印を示す。このプリ
ンタ装置では目印5からの移動量でキャリッジの位置が
決定する。
する。図1は本発明が適用されるプリンタ装置の一例を
示す斜視図である。図1において、符号1はプリンタ装
置を示している。符号2はプリンタ装置1上で動作する
キャリッジを示す。図2はプリンタ装置1の内部構成を
概略的に示す斜視図である。図2において、符号3はキ
ャリッジ2を動作させるためのキャリッジモータを示
し、符号4はキャリッジモータ3の動作をキャリッジ2
に伝達するためのキャリッジベルトを示す。符号5はキ
ャリッジ2の位置を決めるための目印を示す。このプリ
ンタ装置では目印5からの移動量でキャリッジの位置が
決定する。
【0007】図3はプリンタ装置に障害物が介在した一
例を示す。図4はモータの制御部の構成を示す。図4に
おいて、符号7はプリンタ装置の紙送り等に使用するL
Fモータを示し、符号8はモータドライバを示し、符号
9はこのプリンタを制御するCPUを示す。CPU9が
モータを動作させるための命令をモータドライバ8に発
行すると、モータドライバ8はキャリッジモータ3とL
Fモータ7に電流を送る。
例を示す。図4はモータの制御部の構成を示す。図4に
おいて、符号7はプリンタ装置の紙送り等に使用するL
Fモータを示し、符号8はモータドライバを示し、符号
9はこのプリンタを制御するCPUを示す。CPU9が
モータを動作させるための命令をモータドライバ8に発
行すると、モータドライバ8はキャリッジモータ3とL
Fモータ7に電流を送る。
【0008】図5はモータドライバ8の温度変化を示す
グラフである。モータドライバはCPU9から受けた動
作命令を基にモータへ電流を送るのでその消費電力に応
じてモータドライバ8は発熱する。縦軸は温度Tで、横
軸のa501はモータが駆動しはじめたとき、a502
はモータが正常に動作しているとき、a503はモータ
が異常動作をしているときを示す。異常動作時の温度b
503はモータドライバが破損する温度であり、b50
2はモータドライバの機能が著しく劣化する温度であ
る。異常動作を検知し、モータの制御を止める為の基準
温度をb501とする。
グラフである。モータドライバはCPU9から受けた動
作命令を基にモータへ電流を送るのでその消費電力に応
じてモータドライバ8は発熱する。縦軸は温度Tで、横
軸のa501はモータが駆動しはじめたとき、a502
はモータが正常に動作しているとき、a503はモータ
が異常動作をしているときを示す。異常動作時の温度b
503はモータドライバが破損する温度であり、b50
2はモータドライバの機能が著しく劣化する温度であ
る。異常動作を検知し、モータの制御を止める為の基準
温度をb501とする。
【0009】図6のフローチャートを用いて、動作チェ
ックを実行する手順について説明する。CPU9はモー
タを動作させる前に監視システムを起動する(ステップ
b601)。監視システムはモータドライバ8の温度を
監視し続ける(ステップa601)。モータドライバの
監視方法にはモータドライバ内に温度チェックの為の素
子を組み込む方法の他に電流量や抵抗値を測定する方法
がある。
ックを実行する手順について説明する。CPU9はモー
タを動作させる前に監視システムを起動する(ステップ
b601)。監視システムはモータドライバ8の温度を
監視し続ける(ステップa601)。モータドライバの
監視方法にはモータドライバ内に温度チェックの為の素
子を組み込む方法の他に電流量や抵抗値を測定する方法
がある。
【0010】制御装置がモータを動作させる(ステップ
b602)と、図5の様に温度が上昇する。監視システ
ムは異常温度かどうかチェックする(ステップa60
2)。図3の様に障害物があると、キャリッジ2は所定
の位置に到達できなくなるが、モータドライバ8は所定
量分キャリッジモータ3に電流を送り続けるので過電流
が流れ温度が上昇する。モータドライバ8の温度がb5
01を越えたと検知すると(ステップa602)、監視
システムは割り込みを発行して強制的に制御装置を停止
させる(ステップa603)。また、モータが正常に動
作し終えた場合は制御装置が監視システムに割り込みを
発行して監視システムを停止させ(ステップb60
3)、制御システムを終了する。
b602)と、図5の様に温度が上昇する。監視システ
ムは異常温度かどうかチェックする(ステップa60
2)。図3の様に障害物があると、キャリッジ2は所定
の位置に到達できなくなるが、モータドライバ8は所定
量分キャリッジモータ3に電流を送り続けるので過電流
が流れ温度が上昇する。モータドライバ8の温度がb5
01を越えたと検知すると(ステップa602)、監視
システムは割り込みを発行して強制的に制御装置を停止
させる(ステップa603)。また、モータが正常に動
作し終えた場合は制御装置が監視システムに割り込みを
発行して監視システムを停止させ(ステップb60
3)、制御システムを終了する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、プリンタ本体にセ
ンサを取り付けたり特別なモータを使用することなく、
異常時にモータを停止させることができる。
ンサを取り付けたり特別なモータを使用することなく、
異常時にモータを停止させることができる。
【図1】図1は、本実施例におけるプリンタ装置の構成
図である。
図である。
【図2】図2は、図1のプリンタ装置の内部構成図であ
る。
る。
【図3】図3は、図1のプリンタにおいて障害物によっ
て正常な動作が阻害された状況説明図である。
て正常な動作が阻害された状況説明図である。
【図4】図4は、本実施例におけるプリンタ装置のモー
タ制御装置の構成図である。
タ制御装置の構成図である。
【図5】図5は、本実施例におけるプリンタ装置のモー
タ制御装置内部のプリンタドライバとモータ動作時の温
度相関図である。
タ制御装置内部のプリンタドライバとモータ動作時の温
度相関図である。
【図6】図6は、本実施例におけるプリンタ装置内部の
処理手順を説明するフローチャートである。
処理手順を説明するフローチャートである。
1 プリンタ装置 2 キャリッジ 3 キャリッジモータ 4 キャリッジベルト 5 位置センサ用の目印 6 障害物 7 LFモータ 8 モータドライバ 9 CPU
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの動作によって変動するモータド
ライバの温度を測定する温度測定手段と、 前記温度測定手段から得られたモータドライバの温度と
予め設定したモータ動作停止基準温度とを比較する比較
手段と、 モータドライバの温度が前記モータ動作停止基準温度を
越えたことを前記比較手段が検出したとき、モータを停
止させるモータ停止手段と、 を有することを特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプリンタ装置において、
前記モータ動作停止基準温度はモータドライバの温度特
性に応じて決定されることを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9193252A JPH1120270A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9193252A JPH1120270A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120270A true JPH1120270A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16304872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9193252A Pending JPH1120270A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120270A (ja) |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9193252A patent/JPH1120270A/ja active Pending
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