JPH11202053A - 放射線イメージング装置 - Google Patents
放射線イメージング装置Info
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- JPH11202053A JPH11202053A JP28364098A JP28364098A JPH11202053A JP H11202053 A JPH11202053 A JP H11202053A JP 28364098 A JP28364098 A JP 28364098A JP 28364098 A JP28364098 A JP 28364098A JP H11202053 A JPH11202053 A JP H11202053A
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Abstract
供する。 【解決手段】 第1表面(160)および第2表面(1
62)を持つシンチレータ(150)、シンチレータの
第2表面に光学的に結合されたフォトセンサ・アレイ
(110)、並びにシンチレータの第1表面に光学的に
結合されていて、シンチレータの第1表面に入射した光
子がクロストーク反射経路(185)に沿って反射され
てシンチレータ内へ戻るのを防止するように配置された
少なくとも光吸収材料を有する光学的クロストーク減衰
手段(200)を含む。装置は好ましくは更に、シンチ
レータの第2表面に光学的に結合されていて、光学的ク
ロストークを低減するために入射する光子を選択的に内
部反射させるように選ばれた臨界屈折率を持つ実質的に
透明な材料で構成されている光学的スクリーン層(30
0)を含む。
Description
ステート放射線イメージング装置に関し、具体的にはフ
ォトセンサ・アレイに結合されたシンチレータを有する
イメージング装置における空間分解能の改善に関するも
のである。
型的には、シンチレータに結合されたフォトセンサ・ア
レイを有する。検出すべき放射線(例えば、X線など)
はシンチレータに進入して、シンチレータによって吸収
され、その結果として光子が放出される。シンチレータ
に結合されているフォトセンサ・アレイが光子を検出し
て、これにより入射放射線が吸収されたシンチレータ内
の点に対応する空間位置(x,y)がアレイ内に得られ
る。フォトセンサ・アレイの読出しにより、吸収された
放射線のパターンに対応する電気信号が発生される。こ
のような電気信号で得られたデータは可視表示するか、
又は放射線パターンの解析を行えるように処理される。
間分解能を得るには、吸収事象で発生された光子が吸収
事象の直ぐそばのフォトセンサで検出されて、吸収放射
線を表す電気信号が吸収事象の近くにあるアレイ内のセ
ンサから生じるようにすることが必要である。しかしな
がら、吸収事象で発生された光子はあらゆる方向に放出
されて、典型的には実質的に光学的に透明であるシンチ
レータ材料中を容易に進行する。吸収事象から光子が多
方向に放出される結果、光子のほぼ半分はフォトセンサ
・アレイの表面から離れる方向に動く。これらの光子は
フォトセンサ・アレイによって直接検出されないばかり
でなく、フォトセンサ・アレイとは反対側のシンチレー
タの表面によって反射されて、
装置の空間分解能および像品質を改善するには、光学的
クロストークを低減、すなわち吸収事象の空間位置
(x,y)から離れた位置でフォトセンサ・アレイに入
射する光子を低減することが望ましい。
吸収したときにシンチレータから発生される光子を検出
するように、シンチレータに結合されたフォトセンサ・
アレイをする放射線イメージング装置を提供する。本発
明によれば、放射線イメージング装置はシンチレータの
第1表面(すなわち、フォトセンサ・アレイとは反対側
の表面)に光学的に結合された光学的クロストーク減衰
手段を含む。光学的クロストーク減衰手段は、シンチレ
ータ第1表面に入射した光子が反射されてシンチレータ
の中を選ばれたクロストーク反射経路に沿って戻るのを
防止するように配置された光吸収材料を含む。クロスト
ーク反射経路は、シンチレータ内の吸収点に対応する焦
点領域の外側にあるフォトセンサ・アレイの画素に入射
するように光子が辿る経路である。
グ装置は更に、シンチレータとフォトセンサ・アレイと
の間に配置されるように、シンチレータの第2表面に光
学的に結合された光学的スクリーン層を含む。光学的ス
クリーン層は、光学的クロストークを生じるような角度
(これは典型的には、シンチレータの材料と構造とによ
って決定されるシンチレータの臨界角度よりも大きい)
で光学的スクリーン層に入射する光子を選択的に反射す
るような臨界屈折率を持つ実質的に透明な材料で構成さ
れる。
ジング装置100は、典型的には図1に示されているよ
うに、行および列に配列された複数の画素120を持つ
フォトセンサ・アレイ110を含む。フォトセンサ・ア
レイ110は、その上に配置されたシンチレータ150
(図2)に光学的に結合されている。動作において、放
射線イメージング装置100はX線のような放射線がシ
ンチレータ150に入射するように配置される。シンチ
レータ150は典型的には沃化セシウムのような材料で
構成される。入射放射線は典型的には第1表面160を
横切ってシンチレータ150に入って、シンチレータ材
料に吸収され、それにより光子が発生される。入射放射
線がシンチレータ材料によって吸収されたときに発生さ
れた光子をフォトセンサ・アレイ110によって検出す
ることにより、入射放射線のパターンに対応する電気信
号が発生される。
素120はフォトダイオードのようなフォトセンサ12
2を有し、フォトセンサ122はスイッチング装置12
4を介してアドレス線126および128に結合されて
いる。スイッチング装置124は典型的には薄膜電界効
果トランジスタ(TFTまたはFET)で構成され、ま
たアドレス線126は普通は走査線と呼ばれていて、フ
ォトセンサ・アレイ110の行に沿って配置されたTF
T124のそれぞれのゲート電極に結合される。走査線
に印加される信号により、TFT124が導通し、これ
によりフォトセンサ122上の電気信号をアドレス線1
28から読み出すことが出来る。アドレス線128は普
通はデータ線と呼ばれている。
発生される全ての光子が、その放出場所(図2に「E」
で示されている)の空間位置(x,y)に最も密接に対
応するフォトセンサ・アレイ110内の画素120によ
って検出される。本明細書では、位置L(図2)に対応
する空間位置は、(説明の便宜のために、本明細書では
放射線イメージング装置100の配置方向が水平な平面
内にあるとして)入射放射線が吸収される前にシンチレ
ータ150の中にその厚さに沿って進入する(例えば、
水平な平面に直角な平面、すなわち垂直平面内の)距離
に関係なく、フォトセンサ・アレイ110の平面内の座
標(x,y)を持つものとする。
生される光子の波長において)実質的に光学的に透明で
あるので、光学的クロストークはイメージング装置の空
間分解能を劣化させる恐れがある。本明細書で用いる用
語「光学的クロストーク」とは、シンチレータ内の所与
の空間位置(x,y)における吸収事象で発生された光
子が、該吸収事象の空間位置に最も近いフォトセンサ・
アレイ画素以外の画素によって検出されることを表す。
また「空間分解能」または同様な用語は、イメージング
装置が入射放射線の空間的パターンに正確に対応する電
気信号を発生することの出来る能力を表す(信号の精度
の重要な決定因子の1つは、主に吸収事象に最も近いフ
ォトセンサ画素による光子の検出である)。
100は更に、シンチレータ150の第1表面160の
上に配置された光学的クロストーク減衰手段200を有
する。本明細書では、「上」、「下」などの用語は図面
に示した放射線イメージング装置100の要素の相対的
な位置を表し、放射線イメージング装置100の配置方
向または動作に関して何らかの制約を意味するものでは
ないことに留意されたい。光学的クロストーク減衰手段
200は、以下に詳しく説明するように、シンチレータ
150の第1表面160に入射した光子が反射されてシ
ンチレータ150の中をクロストーク反射経路185に
沿って戻るのを防止するように、シンチレータ150に
光学的に結合される(すなわち、シンチレータ150か
ら上向きに進む光子が第1表面160を横切って光学的
クロストーク減衰手段200に入射するように配置され
る)。図2には、裏張り部材220を持つ光学的クロス
トーク減衰手段200が示されており、これは一例とし
て表されているものであって、以下に述べる光学的クロ
ストーク減衰手段200の種々の実施態様をこれに制限
するものではない。
レータ150で吸収された入射放射線は位置Eで光子を
放出する。光子は位置Eからあらゆる方向に放出される
が、位置Eから放出される光子は、入射放射線の吸収位
置Eの空間位置L(例えば、図2で、Lは吸収事象の位
置Eの真下に示されている)に最も近くに配置された画
素のフォトセンサ活性領域122に対応する焦点領域1
70内で検出されるのが望ましい。例えば、直接経路1
65に沿って進む光子は画素120の焦点領域170に
入射する。しかし、例えば間接経路175に沿って進む
光子はシンチレータの第1表面160に入射する。光学
的クロストーク減衰手段200が設けられていない場
合、このような光子は第1表面160から例えばクロス
トーク反射経路185に沿って反射される。クロストー
ク反射経路185は、シンチレータ第1表面160から
反射された光子が焦点領域170より外側のフォトセン
サ・アレイ110の部分に入射するような向きに進む経
路を表す。
ンチレータに使用される一実施態様の光学的クロストー
ク減衰手段200が示されている。この実施態様では、
シンチレータ第1表面160は磨いた面のように滑らか
であり、典型的には入射光の波長よりずっと小さい(例
えば、波長λより一桁小さい、例えばλ/10の)表面
粗さを持つ。このような構成のシンチレータの場合、光
学的クロストーク減衰手段200は、典型的には裏張り
部材220上に配置された光吸収材料210を有する。
この光学的クロストーク減衰手段200は、光吸収材料
210がシンチレータ第1表面160に面するようにシ
ンチレータ150の上に配置される。光吸収材料210
は、典型的には、約25%と約1%未満との間の範囲内
の光透過率を有する。更に、光吸収材料は、イメージン
グ装置100によってイメージングしようとする種類の
入射放射線に対して低い吸収断面を有するものが望まし
い。例えば、X線イメージングの場合、シンチレータ第
1表面の上に配置される材料は入射X線ビームの数%未
満しか吸収しないものが望ましい。一例として挙げる
と、このような吸収材料210は、約10μmと約1μ
mとの間の範囲内の厚さを持つ裏張り部材220上のオ
ーバーコートとして配置された平坦な黒色塗料で構成さ
れる。裏張り部材220もまた、前に述べたように、イ
メージングしようとする放射線に対して低い吸収断面を
有するものが望ましい。裏張り部材220は、通常、約
1mmと約5μmとの間の範囲内の厚さを持つ薄いポリ
エステルのシート(或いは、グラファイトまたはプラス
チックの板)で構成される。光学的クロストーク減衰手
段200に入射する光子は、典型的には、クロストーク
反射経路185に沿って反射されてシンチレータの中を
戻る光子が生じないように(例えば、図3の位置Aで)
吸収される。
に使用されるシンチレータは、シンチレータ第1表面1
60からシンチレータ第2表面162(フォトセンサ・
アレイ110に面する表面)へ延在する、垂直平面内に
配置方向が定められた針状体を持つ針状構造を有するも
のであってよい。このようなシンチレータ構造は、フォ
トセンサ・アレイ110の上へのシンチレータ材料(例
えば、CsI)の堆積プロセスの制御によって形成され
る。この針状構造は、入射放射線を吸収したときに発生
される光子を局在化するように作用する。空間的局在化
は、発生された光子の幾分かが針状体の中で内部全反射
を受けてシンチレータ第2表面から所望の焦点領域17
0へ出て行くことにより得られる。典型的には、このよ
うな針状体は約1μmと約10μmとの間の範囲内の近
似直径を持ち、その結果、フォトセンサ・アレイ110
内の1つの画素120の上には複数の針状構造が配置さ
れる(このようなアレイ内の1つの画素の横方向寸法は
約30μmと約1mmとの間の範囲内にある)。
は、複数の柱状突起155を持つ第1表面160を有す
る。第1表面160は、シンチレータ150内の針状構
造の完全さを保つために研磨されていない不均一な(ま
たは表面模様付きの)仕上げ面を持つ。本発明によれ
ば、特に第1表面160に柱状突起155を持つシンチ
レータを使用する場合、光学的クロストーク減衰手段2
00が更に光結合層230を有し、光結合層230はシ
ンチレータ第1表面160と光吸収材料210との間に
配置される。光結合材料230は、比較的光学的に透明
である(例えば、約50%と約100%との間の範囲内
の光透過率を有する)感圧性接着剤(PSA)のような
材料(例えば、米国マサチュセッツ州スペンサー所在の
フレクスコン(FLEXcon)社製造の部品番号V3
20のPSA)で構成される。光結合材料に使用される
水性PSAは、シンチレータ材料の屈折率に対応する屈
折率(例えば、シンチレータ材料の屈折率の±20%以
内の屈折率)を持つことが望ましい。内部全反射の効果
により、光結合材料はシンチレータの屈折率よりも大き
い屈折率を持つことが好ましい。けれども、低い屈折率
の材料でも許容可能な性能が得られる。例えば、CsI
は約1.79の屈折率を持っているので、CsIと共に
使用するのに有効な光結合材料としては約1.79と約
2.15との間の範囲内の屈折率を持つ材料が望まし
く、約1.79と約1.43との間の範囲内の屈折率を
持つ材料も許容可能である。
(textured)シンチレータ第1表面160の上
に配置されたときに柱状突起155の表面に緊密に接触
するように変位するほど充分に粘りけのあるような粘度
を持つことが望ましい。ここで使用する「緊密に接触」
または同様な用語は、光子がシンチレータ第1表面16
0の約50%以上の面積にわたってシンチレータ第1表
面160から光結合材料の中へ(中間の空気ポケットを
通ることなく)直接に進入するように、材料がシンチレ
ータ第1表面160に隣接して配置されていることを表
す。光結合層230は典型的には約10μmと約1mm
との間の範囲内の厚さを持つ。
では、光吸収材料が光結合層230の中に混合されてい
る(これは図4の光結合層230の中に斑点で示してあ
る)。微細な炭素粉末のような光吸収材料を光結合層2
30中へ添加したことにより、光結合層230は典型的
には「1回のパス」の光透過率が約40%と約1%未満
との間の範囲内にある別の光吸収層になる(光子が光吸
収材料から反射された場合にシンチレータ内へ再び進入
するには、光子は光吸収性光結合層230を2回通るこ
とが必要であり、従って、この光結合層が40%の光透
過率を持つ場合でも、光の16%未満しかシンチレータ
には再び進入していかない)。このような光吸収性光結
合層230の1例は、微細な炭素粉末(例えば、約1μ
m未満と約10μmとの間の範囲内の粒度を持つもの)
を有する。
的クロストーク減衰手段200が示されている。この光
学的クロストーク減衰手段は弱い光吸収性の光結合層2
30および該光結合層の上に配置された光反射層240
を有する。ここで使用する用語「弱い光吸収性」とは、
約90%と約40%との間の範囲内の光透過率を持つこ
とを表す。これらの光透過率は1回のパスすなわち光が
光結合層を1回通ったときの透過率である。ここで説明
するように、本実施態様では、シンチレータ第1表面1
60を横切った光子は再びシンチレータ150に入る前
に光結合層230を2回通る。この実施態様の構成で
は、シンチレータ第1表面160に入射した入射放射線
の吸収位置Eから放出された光子は、典型的には、弱い
光吸収性の光結合層230の中に進入する。比較的短い
経路(例えば、図5の経路255)を作る角度で弱い光
吸収性の光結合層230に進入する光子は、光反射層2
40に当たって、典型的にはフォトセンサ・アレイ11
0の所望の焦点領域170(図2)に入射する経路に沿
って反射される。これと異なり、クロストーク反射経路
265に沿って弱い光吸収性の光結合層230に入る光
子は、弱い光吸収性の光結合層230の中を大きな距離
にわたって進行し、従ってシンチレータ150内へ再び
進入する前に光結合層230内で吸収される可能性が大
きくなる。(例えば、製造の際に光結合層230の中の
光吸収材料の濃度を変えること等によって)光結合層2
30の光透過率を調節することにより、シンチレータ第
1表面160へ向かう経路に沿って放出される光子の幾
分かを捕捉しながら、所望の空間分解能を得る(例え
ば、光学的クロストークを低減する)ように光学的クロ
ストーク減衰手段を「チューニング」することが可能に
なる。この代わりに、光反射層240反射率を製造の際
に調節することによっても、光学的クロストーク減衰手
段200に対する所望のチューニング効果を得ることが
出来る。
クロストーク減衰手段を配置することによって、イメー
ジング装置の性能に望ましい改善が得られる。例えば、
従来知られているように、イメージング装置の性能の1
つの尺度は変調伝達関数(MTF)である。一例を挙げ
ると、1)シンチレータ第1表面160と緊密に接触し
た反射膜(それだけ)を持つイメージング装置と、2)
シンチレータ第1表面160の上に(例えば、約200
μm)配置した(灰色の)グラファイトの滑らかな部材
を持つイメージング装置と、3)透明な光結合層230
およびその上の光吸収層(透明な感圧性接着剤(PS
A)を備えた黒いポリエステル基板)を有する本発明に
従った光学的クロストーク減衰手段を持つイメージング
装置とを比較した。これらの3つの構成のイメージング
装置についてMTFを(2.5 lp/mmの空間周波数で)
測定した。その結果を以下に示す。
はイメージング装置の性能を改善し、シンチレータ第1
表面160から反射されてクロストーク反射経路に沿っ
てシンチレータ中を伝搬する光子の数を低減するように
作用する。
本発明に従って光学的スクリーン層300(図6および
7)を設けることによって更に改善することが出来る。
光学的スクリーン層300は、フォトセンサ・アレイ1
10に面する(すなわち、シンチレータ第1表面160
とは反対側に位置する)シンチレータ第2表面162に
光学的に結合される。光学的スクリーン層300は実質
的に透明な材料で構成される(例えば、約80よりも大
きい光透過率を持つ)。光学的スクリーン層300の材
料は更に、シンチレータ材料の屈折率よりも小さい屈折
率を持つように選択される。シンチレータ材料の屈折率
の値に比べて光学的スクリーン層300の屈折率の値を
小さくしたことにより、シンチレータ第2表面から前記
スクリーン層に入射する光子の幾分かがシンチレータ1
50の中へ反射されて戻る。シンチレータ150に対し
て屈折率の値を小さくすればするほど、シンチレータ1
50の中へ反射されて戻る入射光子(すなわち、内部全
反射を受ける光子)の割合が大きくなる。光学的スクリ
ーン層300の材料として特定の屈折率を持つ材料を選
択することにより、内部反射の割合を「チューニング」
することが可能になる。このようなチューニングによ
り、(光学的クロストークの低減の結果生じる)期待さ
れるMTFの増大と対応する信号レベルの低減(例え
ば、フォトセンサ・アレイに到達する光子の数の低減)
との間で設計上の選定を行うことが可能になる。
ニング」するために光学的スクリーン層300を使用す
ることは、沃化セシウムのようなシンチレータ材料が使
用されるときに特に適用可能である。「チューニング」
プロセスは、不所望なクロストーク光として反射される
光子と光学的スクリーン層300を通ってフォトセンサ
・アレイ110に達する光子とを適度な精密さで分離す
るように、シンチレータ臨界角よりも大きい角度で光学
的スクリーン層300に当たる光子を反射させるように
する臨界屈折率を持つ光学的スクリーン層300を選択
することによって改良される。ここで使用される「臨界
屈折率」または同様な用語は、シンチレータ臨界角より
も大きい角度で光学的スクリーン層に当たる光子の反射
を生じさせる大きさだけ、シンチレータの屈折率よりも
小さい光学的スクリーン層の屈折率を表す。また「シン
チレータ臨界角」とは、シンチレータ第2表面からの光
子が光学的スクリーン層300からシンチレータ150
へ向かって反射される角度を表す。シンチレータ臨界角
は、以下に詳しく説明するようにシンチレータにおける
光学的クロストークを低減する値に選択される。
ジング装置では、光学的スクリーン層300は典型的に
はシリコン酸化物、すなわち、所望の光透過率(例え
ば、1%未満の吸収率)を持ち、且つ製造プロセス、例
えばプラズマ化学蒸着(PECVD)法で容易に一様に
堆積され、更にシンチレータ第2表面からの光子を反射
する所望のシンチレータ臨界角を与える約1.5の屈折
率を有する材料で構成される。この代わりに、弗化マグ
ネシウム(MgF2 )およびポリイミドのような材料
を、異なるシンチレータ臨界角を与える適当な材料とし
て使用することが出来る。光学的スクリーン層300
は、典型的には、(例えば、光の横方向の拡散に起因す
る)空間分解能の劣化を防止するのに充分な薄さである
が、かなりの反射(例えば、シンチレータ臨界角に等し
いか又はそれより大きい角度で入射する約50%以上の
光子の反射)を生じるのに充分な厚さを有する。光学的
スクリーン層300の通常の厚さは約25nmと約5μ
mとの間の範囲内にある。
0は任意のシンチレータ構造に有効に使用することが出
来る。しかしながら、光学的スクリーン層300は、シ
ンチレータ表面からの複数の柱状突起(または針状体)
152(図6にシンチレータ150内の垂直平面内の平
行な線として示されている)を持つシンチレータのよう
な、非常に散乱性でないシンチレータと共に使用される
とき特に有効である。柱状突起152は、吸収事象の位
置Eから放出された光子の一部を隔離するように作用す
る。柱状突起152の長くて細い針状構造(例えば、約
5μmと約10μmとの間の範囲内の直径を持ち且つ約
50μmと1000μmとの間の範囲内の長さを持つ構
造)は、CsI柱体と該柱体を取り囲む材料との間の界
面によって決定される臨界角よりも大きい角度で放出さ
れる全ての光を実質的に捕捉するように作用する。例え
ば、柱体を空気が取り囲んでいる場合、臨界角は約34
度であり、従って34度以上の入射角で柱体の側壁に当
たる全ての光子は針状柱体内で内部全反射を受ける。図
6に経路Tで示した様に、この光は柱体152の中を進
行して、約0度(表面に直角)と(鉛直線に関して)約
56度との間の範囲内の角度でシンチレータ第2表面1
62に突き当たる。この光は吸収事象の空間位置(x,
y)を正確に表すので、これらの光子は光学的スクリー
ン層300を通ってフォトセンサ・アレイ110に達す
るのが望ましい。
側壁に当たる光子は柱状突起152の外へ通過する。前
に述べたように、沃化セシウム(屈折率は1.79)よ
り成るシンチレータの針状体が空隙(屈折率は1.0)
で取り囲まれている場合の臨界角は約34度である。従
って、シンチレータ第2表面162に当たる光子は56
度(「シンチレータ臨界角」;図6に[CA」で示され
ている)以上の入射角を持つ。シンチレータ臨界角はシ
ンチレータ第2表面162の鉛直線から入射光子の経路
まで測った角度である。図8はCsIと光学的スクリー
ン層(SiOx)との界面における有効反射率を示すグ
ラフであり、56度のシンチレータ臨界角でほぼ全反射
が起こることを示している。光学的スクリーン層300
は、臨界屈折率、すなわちシンチレータ臨界角で光学的
スクリーン層に当たる光子の反射を生じさせる屈折率を
持つ材料で構成される。従って、柱状突起152のから
飛び出してシンチレータ第2表面162を通るほぼ全て
の光子が光学的スクリーン層によって反射されてシンチ
レータ150の中へ戻る。
レータ第2表面162に直ぐ隣接して(すなわち、何ら
介在する材料層を設けずに)配置される。この代わり
に、光学的スクリーン層300は、例えばシンチレータ
材料を環境から保護するためにシンチレータ150に隣
接して配置される(典型的には、約1.9と2.0との
間の屈折率を持つ)窒化シリコン(SiN)のような材
料の介在層50を介してシンチレータ第2表面162に
光学的に結合される。このような介在層がCsIの屈折
率よりも大きい屈折率(例えば、約1.84乃至約2.
1)を持っている限り、このような介在層の存在は、シ
ンチレータ臨界角(またはシンチレータ臨界角よりも小
さい角度)でシンチレータ第2表面162を出た光子を
反射する光学的スクリーン層の能力に悪影響を及ぼさな
い。
も必要ではないが、図6に示されているように光学的ク
ロストーク減衰手段200と光学的スクリーン層300
との両方を有することが有利である。
詳述したが、本発明の真の精神および趣旨の範囲から逸
脱せずに上記の実施態様に種々の変更および変形をなし
得ることが当業者には明らかであろう。従って、特許請
求の範囲は本発明の真の精神および趣旨の範囲内にある
この様な全ての変更および変形を包含することを意図し
て記載してあることを理解されたい。
イの概略平面図である。
装置の一部分の断面図である。
グ装置の一部分の断面図である。
グ装置の一部分の断面図である。
グ装置の一部分の断面図である。
グ装置の一部分の断面図であり、装置内の光の種々の反
射角を例示する。
グ装置の一部分の断面図である。
の入射角の関数として反射係数を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 入射放射線を対応する電気信号に変換す
るための放射線イメージング装置において、 第1表面(160)および第2表面(162)を持つシ
ンチレータ(150)、 前記シンチレータの前記第2表面に光学的に結合され
た、複数の画素(120)を持つフォトセンサ・アレイ
(110)、並びに前記シンチレータ第1表面(16
0)に光学的に結合された光学的クロストーク減衰手段
(200)であって、前記シンチレータ第1表面に入射
した光子がクロストーク反射経路(185)に沿って反
射されて前記シンチレータ内へ戻るのを防止するように
配置された少なくとも光吸収材料を有し、前記クロスト
ーク反射経路(185)は、前記シンチレータ内での前
記入射放射線の吸収点に空間的に対応する焦点領域(1
70)の外側にある前記フォトセンサ・アレイの部分に
入射するように光子が辿る経路である光学的クロストー
ク減衰手段(200)、を含んでいることを特徴とする
放射線イメージング装置。 - 【請求項2】 更に、約20%よりも小さい光透過率を
持つように光吸収材料を含む光結合層(230)を設け
た請求項1記載の放射線イメージング装置。 - 【請求項3】 前記シンチレータ第1表面(160)
が、表面模様付きのシンチレータ表面を形成するように
前記シンチレータの残りの部分から延在する複数の突起
(155)を有し、 前記光学的クロストーク減衰手段(200)が更に、前
記突起の付近に配置されるように前記表面模様付きのシ
ンチレータ表面の上に配置された光結合層(230)、
および前記シンチレータ第1表面に緊密に接触した表面
とは反対側の前記光結合層(230)の表面の上に配置
された光反射層(240)を含み、 前記光結合層(230)が、前記シンチレータ(15
0)の屈折率の値の±20%以内の値を持つ屈折率を有
し、 前記光結合層(230)は更に、選定された光学的クロ
ストーク低減角度よりも小さい角度で前記光反射層から
反射される光子と比べて、前記選定された光学的クロス
トーク低減角度よりも大きい角度で前記光反射層から反
射される光子を選択的に吸収するように調節された吸収
範囲内の透過率を有している、請求項1記載の放射線イ
メージング装置。 - 【請求項4】 入射放射線を対応する電気信号に変換す
るための放射線イメージング装置において、 第1表面(160)および第2表面(162)を持つシ
ンチレータ(150)、 前記シンチレータの前記第2表面に光学的に結合され
た、複数の画素を持つフォトセンサ・アレイ(11
0)、並びに前記シンチレータ第2表面(162)に光
学的に結合された光学的スクリーン層(300)であっ
て、イメージング装置における光学的クロストークを低
減するために入射する光子を選択的に内部反射させるよ
うに選ばれた臨界屈折率を持つ実質的に透明な材料で構
成されている光学的スクリーン層(300)、を含んで
いることを特徴とする放射線イメージング装置。 - 【請求項5】 入射放射線を対応する電気信号に変換す
るための放射線イメージング装置において、 第1表面(160)および第2表面(162)を持つシ
ンチレータ(150)、 前記シンチレータの前記第2表面に光学的に結合され
た、複数の画素を持つフォトセンサ・アレイ(11
0)、 前記シンチレータ第1表面(160)に光学的に結合さ
れた光学的クロストーク減衰手段(200)であって、
前記シンチレータ第1表面に入射した光子がクロストー
ク反射経路(185)に沿って反射されて前記シンチレ
ータ内へ戻るのを防止するように配置された少なくとも
光吸収材料を有し、前記クロストーク反射経路(18
5)は、前記シンチレータ内での前記入射放射線の吸収
点に対応する選ばれた焦点領域(170)の外側にある
前記フォトセンサ・アレイの画素に入射するように光子
が辿る経路である光学的クロストーク減衰手段(20
0)、並びに前記シンチレータ第2表面(162)に光
学的に結合された光学的スクリーン層(300)であっ
て、シンチレータ臨界角よりも大きい角度で該光学的ス
クリーン層に入射する光子を該光学的スクリーン層内で
内部全反射させるように選ばれた臨界屈折率を持つ実質
的に透明な材料で構成されている光学的スクリーン層
(300)、を含んでいることを特徴とする放射線イメ
ージング装置。
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