JPH11201780A - データ収集方法および装置 - Google Patents

データ収集方法および装置

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JPH11201780A
JPH11201780A JP264798A JP264798A JPH11201780A JP H11201780 A JPH11201780 A JP H11201780A JP 264798 A JP264798 A JP 264798A JP 264798 A JP264798 A JP 264798A JP H11201780 A JPH11201780 A JP H11201780A
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JP
Japan
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data
quality
strip
unit
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP264798A
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English (en)
Inventor
Michimasa Okada
導昌 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH11201780A publication Critical patent/JPH11201780A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 帯板の品質保証上必要な最小限のデータ
を、取り扱いの容易なディジタルデータとして漏れなく
収集可能なデータ収集方法および装置を提供する。 【解決手段】 連続処理されつつある帯板の品質データ
をその全長にわたり計測・出力する品質検査装置からの
出力信号をピークホールド部4に取り込み、トリガ出力
部5からのトリガ信号に同期して、帯板の所定進行長毎
に前記出力信号の最大ピーク値および/または最小ピー
ク値を演算してディジタルデータとしてデータ収集部8
に収集し、あるいはさらに、該収集データを帯板の継ぎ
目が品質検査装置を通過する度にトラッキング部7から
の継ぎ目信号に同期してデータ保存部9に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ収集方法お
よび装置に関し、特に、帯板の連続処理ラインにおける
品質保証に係るデータ収集方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯板の製造過程における品質保証では、
帯板の品質データを一定期間保管することが義務づけら
れている。この品質データの収集方法には、従来、
(A)品質検査装置から出力される電気的信号を記録計
によりアナログ波形として記録紙上に記録する方法と、
(B)同電気的信号をディジタル情報として光磁気ディ
スク等のメディアに記録する方法とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(A)の方法では、収集した品質データの保管および解
析の度毎に膨大な量の記録紙を取り扱わねばならず、こ
の保管・解析作業が繁雑でありミスも多いという問題が
あった。また、上記(B)の方法では、品質データが電
子化されているので保管・解析は容易であるが、品質検
査装置から出力される電気的信号すべてを漏れなくディ
ジタル情報に変換して収集しようとすると情報量が多す
ぎて大容量を高速処理する記憶媒体が必要になるという
問題があり、これを回避するために、情報をアトランダ
ムに間引くと品質保証上必要なデータ部分までも欠落し
てしまう場合が生じるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、前記問題点を解決し、帯
板の品質保証上必要な最小限のデータを、取り扱いの容
易なディジタルデータとして漏れなく収集可能なデータ
収集方法および装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、帯板の品質
保証に必要な情報とはそもそも何であるかについて考究
し、保管データには、帯板全長にわたるデータのうちど
の部分が最大あるいは最小であるか、あるいは管理基準
値に対してどれくらい外れているかといった情報が含ま
れていれば十分であるとの結論に達し、これに基づい
て、品質検査装置からの帯板全長にわたる出力信号のう
ちから効率よく冗長なデータを間引き、品質保証に必要
な最小限のデータを収集できる手段を鋭意検討した結
果、本発明をなすに至った。
【0006】すなわち、本発明は、連続処理されつつあ
る帯板の品質データをその全長にわたり計測・出力する
品質検査装置からの出力信号を取り込み、帯板の所定進
行長毎に前記出力信号の最大ピーク値および/または最
小ピーク値を演算してディジタルデータとして収集し、
あるいはさらに、該収集データを帯板の継ぎ目が品質検
査装置を通過する度に保存することを特徴とするデータ
収集方法(本発明方法)である。
【0007】また、本発明は、連続処理されつつある帯
板の品質データをその全長にわたり計測・出力する品質
検査装置からの出力信号を取り込みその最大ピーク値お
よび/または最小ピーク値を演算・ホールドし該ホール
ド値をトリガ信号入力時にディジタルデータとして出力
するピークホールド部と、帯板の所定進行長毎に前記ト
リガ信号を出力するトリガ出力部と、ピークホールド部
の出力データを収集するデータ収集部とからなり、ある
いはさらに、帯板の継ぎ目が品質検査装置を通過する度
に継ぎ目信号を出力するトラッキング部と、受信したデ
ィジタルデータを保存するデータ保存部とを備え、前記
データ収集部が前記継ぎ目信号入力時にその収集データ
をデータ保存部に送信可能に構成されたことを特徴とす
るデータ収集装置(本発明装置)である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明方法によれば、連続処理さ
れつつある帯板の品質データをその全長にわたり計測・
出力する品質検査装置からの出力信号を取り込み、帯板
の所定進行長毎に前記出力信号の最大ピーク値および/
または最小ピーク値を演算してディジタルデータとして
収集するようにしたから、収集されるデータは帯板の所
定進行長(例えば1m)毎の品質データの最大値、最小
値のうちいずれか一方または両方に限定される。よっ
て、品質保証に必要な最小限の情報量が取り扱いの容易
なディジタルデータとしてコンパクトな記憶媒体に漏れ
なく収集できるようになる。
【0009】また、本発明方法によれば、さらに、該収
集データを帯板の継ぎ目が品質検査装置を通過する度に
保存するようにしたから、帯板が連続処理後にコイル状
に巻き取られた後に切断されても、継ぎ目位置と切断位
置との関係をトラッキングしておけば収集データと切断
後の帯板長さ位置との対応づけが容易にできるようにな
る。
【0010】また、本発明装置によれば、連続処理され
つつある帯板の品質データをその全長にわたり計測・出
力する品質検査装置からの出力信号を取り込みその最大
ピーク値および/または最小ピーク値を演算・ホールド
し該ホールド値をトリガ信号入力時にディジタルデータ
として出力するピークホールド部と、帯板の所定進行長
毎に前記トリガ信号を出力するトリガ出力部と、ピーク
ホールド部の出力データを収集するデータ収集部とから
なるデータ収集装置としたから、本発明方法によるデー
タ収集を全自動で行えるようになる。
【0011】また、本発明装置によれば、さらに、帯板
の継ぎ目が品質検査装置を通過する度に継ぎ目信号を出
力するトラッキング部と、受信したディジタルデータを
保存するデータ保存部とを備え、前記データ収集部が前
記継ぎ目信号入力時にその収集データをデータ保存部に
送信可能に構成したから、本発明方法による収集データ
の保存を全自動で行えるようになる。
【0012】
【実施例】帯板が鋼帯である場合を実施例として本発明
を説明する。図1は本発明装置の構成図、図2はピーク
ホールド部の動作説明図である。連続処理されつつある
帯板(鋼帯)1は、板厚計・板幅計などの品質検査装置
3を通って巻取機2で巻き取られる。
【0013】品質検査装置3は帯板1の品質データ(板
厚・板幅など)をその全長にわたり計測し該計測値を電
気的信号としてピークホールド部4に出力する。この品
質検査装置3からの出力信号はアナログ信号でもディジ
タル信号でもよい。ピークホールド部4はトリガ信号を
受けるとその時点(トリガタイミング)から入力データ
(品質検査装置3からの出力信号)の最大ピーク値およ
び/または最小ピーク値を逐次抽出する演算を開始し、
次のトリガタイミングでこの演算結果をホールドしディ
ジタルデータとしてデータ収集部8に出力する。
【0014】すなわち、図2に示されるように、ピーク
ホールド部4は、あるトリガタイミングから次のトリガ
タイミングまでの入力データから最大ピーク値および/
または最小ピーク値を抽出する演算を行って出力すると
いう動作をトリガタイミング毎に繰り返す。ピークホー
ルド部4はこのトリガ信号をトリガ出力部10から受け
る。トリガ出力部10は、入力パルスをカウントしこのカ
ウント値が閾値に達したらトリガ信号を生成・出力する
と共にカウント値をゼロクリアして新たにカウントを開
始する定長カウント部5と、鋼帯1の通過速度と同じ周
速で回転する測長ロール11の何回転か毎にパルスを発生
し該パルスを定長カウント部5に出力するパルス発生器
(PLG)6とから構成されている。
【0015】従って、トリガタイミング間の時間を、そ
の時間内での発生パルス数を介して、鋼帯1の所定進行
長(例えば1m)に対応させることができる。すなわ
ち、トリガ出力部10は鋼帯1の所定進行長毎にトリガ信
号を出力し、それに同期して、鋼帯1の所定進行長毎に
品質データの最大ピーク値および/または最小ピーク値
がピークホールド部4から出力されデータ収集部8に収
集されることになる。
【0016】なお、ピークホールド部4は、その演算周
期が品質検査装置3のスキャニング周期(品質検査機器
が一回の測定値を演算する周期)よりも短い(すなわち
ピーク値抽出演算速度がスキャニング速度より速い)も
のであることが肝要である。さもないと品質保証機器3
からの出力データを取りこぼすことが発生するため品質
保証データとしての信頼性が失われる。
【0017】この実施例ではさらに、鋼帯1の継ぎ目が
品質検査装置3を通過する度に継ぎ目信号を出力するト
ラッキング部7と、受信したディジタルデータを保存す
るデータ保存部8とを備え、前記データ収集部4が前記
継ぎ目信号入力時にその収集データをデータ保存部8に
送信可能であるようにした。なお、鋼帯1は巻き取られ
たのち切断されてコイルとなるが、本実施例では鋼帯1
の継ぎ目位置と切断位置との距離を別途計測できるよう
にしてある。従って、データ保存部9に鋼帯1の継ぎ目
単位で保存された収集データを、切断位置に対応するコ
イル単位に編集し直すことが極めて容易である。
【0018】さらに、本発明は、品質保証データを収集
対象としているが、これ以外のプロセスデータ収集にも
適用でき、有用な操業解析ツールとしての利用が可能で
あることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】かくして本発明によれば、帯板の品質保
証上必要な最小限のデータを、取り扱いの容易なディジ
タルデータとしてコンパクトな記憶媒体に漏れなく収集
できるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成図である。
【図2】ピークホールド部の動作説明図である。
【符号の説明】
1 帯板(鋼帯) 2 巻取機 3 品質検査装置 4 ピークホールド部 5 定長カウント部 6 パルス発生器(PLG) 7 トラッキング部 8 データ収集部 9 データ保存部 10 トリガ出力部 11 測長ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続処理されつつある帯板の品質データ
    をその全長にわたり計測・出力する品質検査装置からの
    出力信号を取り込み、帯板の所定進行長毎に前記出力信
    号の最大ピーク値および/または最小ピーク値を演算し
    てディジタルデータとして収集し、あるいはさらに、該
    収集データを帯板の継ぎ目が品質検査装置を通過する度
    に保存することを特徴とするデータ収集方法。
  2. 【請求項2】 連続処理されつつある帯板の品質データ
    をその全長にわたり計測・出力する品質検査装置からの
    出力信号を取り込みその最大ピーク値および/または最
    小ピーク値を演算・ホールドし該ホールド値をトリガ信
    号入力時にディジタルデータとして出力するピークホー
    ルド部と、帯板の所定進行長毎に前記トリガ信号を出力
    するトリガ出力部と、ピークホールド部の出力データを
    収集するデータ収集部とからなり、あるいはさらに、帯
    板の継ぎ目が品質検査装置を通過する度に継ぎ目信号を
    出力するトラッキング部と、受信したディジタルデータ
    を保存するデータ保存部とを備え、前記データ収集部が
    前記継ぎ目信号入力時にその収集データをデータ保存部
    に送信可能に構成されたことを特徴とするデータ収集装
    置。
JP264798A 1998-01-08 1998-01-08 データ収集方法および装置 Pending JPH11201780A (ja)

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JP264798A Pending JPH11201780A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 データ収集方法および装置

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JP (1) JPH11201780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131606A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Nippon Steel Corp コイル製品の最適製造方法および最適製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131606A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Nippon Steel Corp コイル製品の最適製造方法および最適製造装置

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