JPH11201776A - 電磁式回転検出器 - Google Patents

電磁式回転検出器

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JPH11201776A
JPH11201776A JP1772698A JP1772698A JPH11201776A JP H11201776 A JPH11201776 A JP H11201776A JP 1772698 A JP1772698 A JP 1772698A JP 1772698 A JP1772698 A JP 1772698A JP H11201776 A JPH11201776 A JP H11201776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で位置検出精度の高い電磁式回転検出器
を提供する。 【解決手段】 円周方向に等間隔に複数対の凸極部21
と、凸極部21の両側に開口する複数のスロット2の中
に挿入した励磁コイル3を有する回転子1と、回転子1
に空隙を介して対向し、機械的に90度位相がずれた位
置に設けた二つの検出コイル5a,5bを有する固定子
4とを備えた電磁式回転検出器において、励磁コイル3
は、集中巻きに巻回した複数対の単位コイル31〜38
を円周方向に順次スロット2に挿入し、単位コイル31
〜38の磁束発生に有効な巻数を、円周方向に移動する
に従って正弦波状に変化させたものである。したがっ
て、励磁コイル3は、正弦波に比例した高調波成分のな
い正弦波波形の磁界を発生するので、検出電圧から回転
子1の1回転中の正確な絶対位置を検出することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子側に励磁巻
線を、固定子側に検出巻線を備えた電磁式回転検出器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁式回転検出器は、例えば図1
1の回転子の説明図および図12の構成図に示すよう
に、回転子1の外周に設けた複数のスロット2(スロッ
ト番号n1 〜n8 )の中に励磁コイル3を設け、回転子
1に空隙を介して対向する固定子4に機械的に90度位
相がずれたα相検出コイル5a,β相検出コイル5bを
設けてある。励磁コイル3には回転トランス6を介して
無接触で電圧を印加するようにしてある。励磁コイル3
を正弦波(sinωt)の電圧で励磁し、回転角θのと
き、検出コイル5a,5bにそれぞれ位相の異なる正弦
波状のα相およびβ相の検出電圧(Vα=Kcosθ・
sinωtと,Vβ=Ksinθ・sinωt)を出力
し、それぞれの検出電圧から検出回路7により回転子2
の回転角を求めるようにしたものが開示されている(例
えば、実開平7−26718号公報)。回転子1に設け
た励磁コイル3は、1極対では検出精度が低いため、検
出精度を高めるために多極対コイルを設けている。例え
ば、回転子1の外周に8個のスロット2を設け、順次多
相電源から励磁された多相コイルc1 〜c8 をスロット
2に挿入し、多極対の励磁を行うようにしてある。励磁
コイル3は検出コイル5a,5bに磁束が効率的に鎖交
するように、スロット2を数個飛びに挿入してある。ま
た、1回転中の絶対位置を検出するためには、1極対の
励磁コイル3xと検出コイル5x,5yを設けた絶対位
置検出器を別に備えて、検出コイル5x,5yの検出信
号から絶対位置を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、励磁コイル3がスロット2を数個飛びに挿入す
るため、スロット2の飛び角が機械角で180度以上に
なり、コイルをスロット2に挿入する時、各多相コイル
1 〜c8 の間で重なりが多くなり、最初に挿入したコ
イルの下に最後のコイルを挿入するというように、コイ
ル挿入作業が複雑で多くの作業工数を必要とするという
問題があった。また、1回転中の絶対位置検出のため
に、別に絶対位置検出器を設ける必要があり、コストが
高くなるという問題があった。本発明は、コイル挿入作
業が容易となる安価で位置検出精度の高い電磁式回転検
出器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、円周方向に等間隔に複数対の凸極部と、
前記凸極部の両側に開口する偶数のスロットの中に挿入
した励磁コイルを有する回転子と、前記回転子に空隙を
介して対向し、機械的に90度位相がずれた位置に設け
た二つの検出コイルを有する固定子とを備えた電磁式回
転検出器において、前記励磁コイルは、前記凸極部の回
りに集中巻きに巻回した複数の単位コイルを円周方向に
順次前記スロットに挿入し、前記各スロットにおける前
記単位コイルの磁束発生に有効な巻数を円周方向に移動
するに従って正弦波状に変化させたものである。また、
前記単位コイルの磁束発生に有効な巻数は、前記単位コ
イルの巻き方向の一方の符号を+、他方の符号を−とし
て各スロットの中の巻数を加算した値である。したがっ
て、励磁コイルによって1回転が1周期となる正弦波に
近似した高調波成分のない正弦波波形の磁界を発生する
ことができ、それにともない、検出電圧も正弦波状とな
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例の回転子を
示す正断面図、図2は構成図、図3は励磁コイルとスロ
ットの関係を示す説明図である。図において、1は磁性
体からなる回転子で、円周方向に等間隔に開口する8個
のスロット2(スロット番号n1 〜n8 )を設けてあ
り、それぞれ隣り合うスロット2の間に挟まれた凸極部
21を8極形成している。3は励磁コイルで、各凸極部
21に集中巻きで巻回した8個の単位コイル31〜38
から構成されている。4は回転子1に空隙を介して対向
する固定子で、機械的に90度位相がずれた検出コイル
5a,5bを設けてある。6は回転トランスで、無接触
で励磁コイル3に電圧を印加するようにしてある。7は
検出コイルの出力から回転子1の回転角を演算する検出
回路である。
【0006】各凸極部21に発生する磁束密度は、各凸
極部21両側のスロット2の中に挿入されたコイル巻数
と、そのコイルに流れる電流の方向によって決まる。し
たがって、一つのスロットの中に挿入されたコイルによ
って発生する磁束は、そのコイルに流れる電流の方向
(+,−)を付したコイル巻数の加算値に比例し、その
加算値が磁束を発生させるために有効なコイル巻数とな
る。そこで、単位コイル31〜38の巻き回数は、各ス
ロット2の中に挿入されたコイルの巻数に、そのコイル
に流れる電流の方向の符号(+、−)を付し、スロット
の中のコイルの巻数の加算値が円周方向に移動するに従
って、正弦波状に変化するように巻回してある。すなわ
ち、図4に示すように、スロット番号n1 〜n8 に挿入
した単位コイル31〜38の磁束発生に有効な巻数が正
弦波状に変化するように、1回転の回転角360度をス
ロット数8で分割した45度毎に区分してスロット2の
中の巻線数を加算する。また、各単位コイル31〜38
の巻数比の種類を、90度を45度で分割した数の2グ
ループ(AグループおよびBグループ)に分け、コイル
の巻き方向を正方向(+)と逆方向(−)に分ける。そ
の上で、図4に示すように、sin90°=2A=1、
sin45°=−A+B≒0.7となるようにA,B
の値を決定する。したがって、A=0.5,B=0.7
+0.5=1.2となり、A:B=0.5:1.2
の巻数比となる。
【0007】ここで、図1および図3に示すように、単
位コイル31、34を逆方向のAグループ、単位コイル
35、38を正方向のAグループ、単位コイル32、3
3を逆方向のBグループ、36、67を正方向のBグル
ープとする。例えば、スロット番号n1 〜n4 につい
て、コイルの巻き方向を考慮した巻数の加算から、磁束
発生に有効な巻数比を求めると、次のような値となる。 n1 :−A−A=−0.5−0.5=−1.0 n2 :−B+A=−1.2+0.5=−0.7 n3 :+B−B=−1.2+1.2=0 n4 :−A+B=−0.5+1.2=0.7 これは図4に示した正弦波状の曲線上の値となる また巻数は、例えば、Aグループの単位コイル31、3
4、35、38の巻数を20ターンとすると、Bグルー
プの単位コイル32、33、36、37の巻数は 20×(1.2/0.5)=48ターンとなる。
【0008】このように、単位コイル31〜38によっ
て構成された励磁コイル3は、図3に示したように、回
転子1に固有の位置を基準とした1回転が1周期となる
正弦波に近似した高調波成分のない正弦波波形の磁界を
発生することができ、それにともない、検出電圧も正弦
波状となる。すなわち、1極対の励磁コイルを持つもの
では、円周方向に対して正弦波状に変化する磁束分布が
得られないので、α相およびβ相の検出電圧は、 Vα’=(ΣKn cosnθ)・sinωt Vβ’=(ΣKn sinnθ)・sinωt で表されるように、高調波成分を含んでいるが、本発明
では、 Vα=Kcosθ・sinωt Vβ=Ksinθ・sinωt で表されるように、高調波成分のない、正弦波の検出電
圧が得られる。したがって、検出コイル5a,5bによ
って検出される検出電圧Vα,Vβから、回転角θは、
θ=tan-1(Vα/Vβ)として、回転子1の1回転
中の正確な絶対位置が検出される。また、各単位コイル
31〜38は、集中巻きで巻回すればよいので、自動巻
線機による自動化が容易となりとともに、巻数の増減が
容易であるため、検出精度を任意に設定することができ
る。また、各単位コイル31〜38が集中巻きであるた
め、他の単位コイルに影響されることなくスロットに挿
入できるので、各スロットに励磁コイルを挿入する作業
が極めて簡単となる。さらに、毎極毎相のスロット数を
増やして検出精度を高めるようにしても、作業工数が極
端に増えることがない。
【0009】図5は本発明の第2の実施例の回転子を示
す正断面図、図6は構成図、図7は励磁コイルとスロッ
トの関係を示す説明図である。上記第1の実施例では凸
極部21を8極にした例について説明したが、第2の実
施例では凸極部21を12個にした場合を示している。
すなわち、回転子1の円周方向に等間隔に開口する12
個のスロット2(スロット番号n1 〜n12)を設けてあ
り、それぞれ隣り合うスロット2の間に挟まれた凸極部
21を12極形成している。3は励磁コイルで、各凸極
部21に集中巻きで巻回した12個の単位コイル301
〜312から構成されている。4は回転子1に空隙を介
して対向する固定子で、機械的に90度位相がずれた検
出コイル5a,5bを設けてある。6は回転トランス
で、無接触で励磁コイル3に電圧を印加するようにして
ある。7は検出コイルの出力から回転子1の回転角を演
算する検出回路である。
【0010】一つのスロットの中に挿入されたコイルに
よって発生する磁束は、そのコイルに流れる電流の方向
(+,−)を付したコイル巻数の加算値に比例し、その
加算値が磁束を発生させるために有効なコイル巻数とな
る。そこで、単位コイル301〜312の巻き回数は、
各スロット2の中に挿入されたコイルの巻数に、そのコ
イルに流れる電流の方向の符号(+、−)を付し、スロ
ットの中のコイルの巻数の加算値が円周方向に移動する
に従って、正弦波状に変化するように巻回してある。す
なわち、図6に示すように、スロット番号n1 〜n12
挿入した単位コイル301〜312の磁束発生に有効な
巻数が正弦波状に変化するように、1回転の回転角36
0度をスロット数12で分割した30度毎に区分して、
スロット2の中の巻線数を加算する。各単位コイル30
1〜312の巻数比の種類を、90度を30度毎に分割
した数である3個のグループ(Aグループ、Bグループ
およびCグループ)に分ける。また、コイルの巻き方向
を正方向(+)と逆方向(−)に分ける。その上で、図
7に示すように、 sin90°=2A=1、 sin60°=−A+B≒0.9 sin30°=−B+C=0.5、 sin0°=−C+C=0 となるように、A、B、Cの値を決定する。 したがって、A=0.5 B=0.9+0.5=1.4 C=0.5+1.4=1.9となり、 A:B:C=0.5:1.4:1.9 の巻数比とな
る。
【0011】ここで、図1および図3に示すように、単
位コイル301、306を逆方向のAグループ、単位コ
イル307、312を正方向のAグループ、単位コイル
302、305を逆方向のBグループ、308、311
を正方向のBグループ、単位コイル303、304を逆
方向のCグループ、単位コイル309、310を正方向
のCグループとする。例えば、スロット番号n1 〜n7
について、コイルの巻き方向を考慮した巻数の加算か
ら、磁束発生に有効な巻数比を求めると、次のような値
となる。 n1 :−A−A=−0.5−0.5=−1.0 n2 :+A−B=+0.5−1.4=−0.9 n3 :+B−C=+1.4−1.9=0.5 n4 :+C−C=+1.9−1.9=0 n5 :−B+C=−1.4+1.9=0.5 n6 :−A+B=−0.5+1.4=0.9 n7 :+A+A=+0.5+0.5=1.0 これは図4に示した正弦波状の曲線上の値となる また巻数は、例えば、Aグループの単位コイル301、
306、307、312の巻数を20ターンとすると、
Bグループの単位コイル302、305、308、31
1の巻数は 20×(1.4/0.5)=56ターンとなる。 同様に、Cグループの単位コイル303、304、30
9、310の巻数は 20×(1.9/0.5)=76ターンとなる。 このように、単位コイル301〜312によって構成さ
れた励磁コイル3は、図7に示したように、回転子1に
固有の位置を基準とした1回転が1周期となる正弦波に
近似した高調波成分のない正弦波波形の磁界を発生する
ことができ、それにともない、検出電圧も正弦波状とな
る。
【0012】図8は本発明の第3の実施例の回転子を示
す正断面図、図9は構成図、図10は励磁コイルとスロ
ットの関係を示す説明図である。第3の実施例は凸極部
21を10個にした場合を示している。1回転の回転角
360度をスロット数10で分割した36度毎に区分し
て、スロット2の中の巻線数を加算する。各単位コイル
301〜310の巻数比の種類を、3個のグループ(A
グループ、BグループおよびCグループ)に分ける。ま
た、コイルの巻き方向を正方向(+)と逆方向(−)に
分ける。その上で、図10に示すように、 sin90°=2A=1、 sin(90-36) °=−A+B≒0.8 sin(90-36-36)°=−B+C=0.3 となるように、A、B、Cの値を決定する。 したがって、A=0.5 B=0.8+0.5=1.3 C=0.3+1.3=1.6となり、 A:B:C=0.5:1.3:1.6 の巻数比とな
る。
【0013】例えば、スロット番号n1 〜n6 につい
て、コイルの巻き方向を考慮した巻数の加算から、磁束
発生に有効な巻数比を求めると、次のような値となる。 n1 :−A−A=−0.5−0.5=−1.0 n2 :+A−B=+0.5−1.3=−0.8 n3 :+B−C=+1.3−1.6=−0.3 n4 :−B+C=−1.3+1.6=+0.3 n5 :−A+B=−0.5+1.3=+0.8 n6 :+A+A=+0.5+0.5=+1.0 これは図10に示した正弦波状の曲線上の値となる.ま
た巻数は、例えば、Aグループの単位コイル301、3
05、306、310)の巻数を20ターンとすると、
Bグループの単位コイル302、304、307、30
9)の巻数は 20×(1.3/0.5)=52ターンとなる。同様
に、Cグループの単位コイル303、308の巻数は 20×(1.6/0.5)=64ターンとなる。このよ
うに、単位コイル301〜310によって構成された励
磁コイル3は、図7に示したように、回転子1に固有の
位置を基準とした1回転が1周期となる正弦波に近似し
た高調波成分のない正弦波波形の磁界を発生することが
でき、それにともない、検出電圧も正弦波状となる。
【0014】上記実施例からわかるように、本発明は、
回転子1の表面に設ける凸極部21の数は偶数とし、各
凸極部21の回りにはそれぞれ単位コイルを集中巻きの
方法によって巻回して、凸極部21の両側に形成された
スロット2に装着する。それぞれの単位コイルの巻数
は、一つのスロット2の中に装着された単位コイル3の
巻き方向を考慮して加算した数、すなわちコイルの巻き
方向の正方向を(+)、逆方向を(−)としてコイル巻
数を加算した、いわゆる磁束発生に有効な巻数数を、回
転子1の円周方向に順次正弦波に近似した値に変化する
ように設定したものである。したがって、凸極部21の
数は上記実施例で説明した8個、10個、12個の場合
に限るものではなく、凸極部21が2極対以上の多極対
を形成するものであれば可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、回
転子に複数対の凸極部を設け、各凸極部にそれぞれ巻回
した単位コイルからなる励磁コイルを設け、単位コイル
の巻数を、円周方向に移動するに従って磁束発生に有効
な巻数が正弦波状に変化するように設定してあるので、
回転子の1回転中の絶対位置が正確に検出できると共
に、励磁コイルを回転子のスロットに挿入する作業が極
めて簡単になり、安価で位置検出精度の高い電磁式回転
検出器を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す回転子の説明図
である。
【図2】 本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図3】 本発明の第1の実施例を示す単位コイルの装
着状態を示す説明図である。
【図4】 本発明の第1の実施例のスロット位置と磁束
発生に有効な巻数との関係を示す説明図である。
【図5】 本発明の第2の実施例を示す回転子の説明図
である。
【図6】 本発明の第2の実施例を示す単位コイルの装
着状態を示す説明図である。
【図7】 本発明の第2の実施例のスロット位置と磁束
発生に有効な巻数との関係を示す説明図である。
【図8】 本発明の第3の実施例を示す回転子の説明図
である。
【図9】 本発明の第3の実施例を示す単位コイルの装
着状態を示す説明図である。
【図10】 本発明の第3の実施例のスロット位置と磁
束発生に有効な巻数との関係を示す説明図である。
【図11】 従来例を示す回転子の説明図である。
【図12】 従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1:回転子、2:スロット、3:励磁コイル、31〜3
8、301〜312:単位コイル、4:固定子、5a,
5b:検出コイル、6:回転トランス、7:検出回路、
1 〜n12:スロット番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に等間隔に複数対の凸極部と、
    前記凸極部の両側に開口する偶数のスロットの中に挿入
    した励磁コイルを有する回転子と、前記回転子に空隙を
    介して対向し、機械的に90度位相がずれた位置に設け
    た二つの検出コイルを有する固定子とを備えた電磁式回
    転検出器において、 前記励磁コイルは、前記凸極部の回りに集中巻きに巻回
    した複数の単位コイルを円周方向に順次前記スロットに
    挿入し、前記各スロットにおける前記単位コイルの磁束
    発生に有効な巻数を円周方向に移動するに従って正弦波
    状に変化させたことを特徴とする電磁式回転検出器。
  2. 【請求項2】 前記単位コイルの磁束発生に有効な巻数
    は、前記単位コイルの巻き方向の一方の符号を+、他方
    の符号を−として各スロットの中の巻数を加算した値と
    したことを特徴とする請求項1記載の電磁式回転検出
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370218C (zh) * 2004-11-17 2008-02-20 三菱电机株式会社 可变磁阻型角度检测器
CN106464109A (zh) * 2014-05-16 2017-02-22 电装多利牡株式会社 内燃机用旋转电机及其制造方法

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