JPH11201316A - 弁開閉用油圧駆動装置 - Google Patents

弁開閉用油圧駆動装置

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JPH11201316A
JPH11201316A JP118598A JP118598A JPH11201316A JP H11201316 A JPH11201316 A JP H11201316A JP 118598 A JP118598 A JP 118598A JP 118598 A JP118598 A JP 118598A JP H11201316 A JPH11201316 A JP H11201316A
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
drive shaft
opening
valve
hydraulic
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Application number
JP118598A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kawada
常雄 川田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で既設構造をほとんど改造するこ
となくシステムを二重化することができ、しかも、開度
センサーの交換を容易に行うこと。 【解決手段】 弁棒1aに対向する支持部材2の軸受孔
2aに移動可能に挿通した駆動軸7の一端7aが前記弁
棒1aに同心状に連結され、油圧シリンダ3のシリンダ
本体3aの後端部を前記支持部材2に固定することによ
り該油圧シリンダ3が前記駆動軸7と平行に配置され、
その油圧シリンダ3のピストンロッド3bが連結部材8
を介して前記駆動軸7の他端7bに連結され、前記駆動
軸7を介して弁開度を検出する開度センサー4が前記油
圧シリンダ3の外周面に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化学プラン
トの高温流体制御弁を開閉操作するための弁開閉用油圧
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弁開閉用油圧駆動装置の
一例として図7に示すものがある。これは、1本の油圧
シリンダ3を有し、そのシリンダ本体3aの前端部が高
温流体制御弁1(図3参照)などの弁棒1aに対向する
支持部材2に固定されると共に、そのピストンロッド3
bが支持部材2を貫通して弁棒1aに同心状に連結さ
れ、弁開度を検出する磁気式開度センサー4がシリンダ
本体3aの後端部に固定され、その検出部4aがシリン
ダ本体3a内に設けられている。
【0003】上記構成によれば、油圧シリンダ3を駆動
して弁棒1aを往復移動させることにより、高温流体制
御弁1の開度が調整され、その開度が開度センサー4に
より検出されるが、油圧シリンダ3が1本しかないた
め、その油圧シリンダ3や開度センサー4もしくは油圧
ユニットが故障した場合には、高温流体制御弁1を閉鎖
する必要があり、大きな経済的損失を伴うプラント停止
にもなる。
【0004】そこで、図8に示すように、開度センサー
4付き油圧シリンダ3を2本設け、その両ピストンロッ
ド3bに連結部材5を介して弁棒1aを連結することに
より、システムを二重化することが考えられる。
【0005】上記構成では、ピストンロッド3bが支持
部材2より高温流体制御弁1側に突出されているため、
その支持部材2と高温流体制御弁1との間の既設構造を
大幅に改造する必要があり、製作費が高くつく。また、
一方の油圧シリンダ3の故障により、他方の油圧シリン
ダ3だけを駆動した場合、弁棒1aがこじれて、その往
復移動を円滑に行わせることが困難になる。
【0006】上記難点を解消するため、図9に示すよう
に、開度センサー4付き油圧シリンダ3を3本設け、そ
の3本のピストンロッド3bを連結杆5を介して弁棒1
aに連結し、両側の油圧シリンダ3または中央の油圧シ
リンダ3を駆動するようにして、システムを二重化する
ことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、システ
ムを二重化するために3本の油圧シリンダ3が必要であ
るから、構造が複雑になり、また、図8に示す弁開閉用
油圧駆動装置と同様に、支持部材2と高温流体制御弁1
との間の既設構造を大幅に改造する必要があり、製作費
が高くつく。
【0008】また、図7〜図9に示す各弁開閉用油圧駆
動装置では、開度センサー4の検出部4aがシリンダ本
体3a内に設けられているため、その開度センサー4を
交換する場合には、シリンダ本体3a内の圧油を抜く必
要があり、交換作業に手間がかかって面倒である。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、構造が簡単
で既設構造をほとんど改造することなくシステムを二重
化することができ、しかも、開度センサーの交換を容易
に行うことができる弁開閉用油圧駆動装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、弁棒に対向する支持部材の
軸受孔に移動可能に挿通した駆動軸の一端が前記弁棒に
同心状に連結され、油圧シリンダのシリンダ本体の後端
部を前記支持部材に固定することにより該油圧シリンダ
が前記駆動軸と平行に配置され、その油圧シリンダのピ
ストンロッドが連結部材を介して前記駆動軸の他端に連
結されていることを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、例えば油圧シリンダを
2本用いてシステムを二重化し、その一方の油圧シリン
ダの故障により、他方の油圧シリンダだけを駆動すると
きでも、弁棒に連結した駆動軸が支持部材の軸受孔に移
動可能に挿通されているので、弁棒が従来のようにこじ
れることがなく、その往復移動を円滑に行わせることが
できる。また、支持部材から弁側に駆動軸を突出させて
いるだけであり、前記支持部材と弁側との間の既設構造
を改造する必要がないから、油圧シリンダの増設を容易
に行うことができ、製作費が安くつく。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記駆動軸を介して弁開度を検出する開度
センサーが前記油圧シリンダの外側に配設されているこ
とを特徴としている。
【0013】上記構成によれば、開度センサーが油圧シ
リンダの外側に所謂外付けされているので、その開度セ
ンサーの交換作業を従来のようにシリンダ本体内の圧油
を抜くことなく簡単に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態である弁開閉用油圧駆動装置を示すものであって、
弁棒1aに対向する支持部材2の軸受孔2aに移動可能
に挿通した駆動軸7の一端7aが弁棒1aに同心状に連
結され、2本の油圧シリンダ3のシリンダ本体3aの後
端部を支持部材2に固定することにより該両油圧シリン
ダ3が駆動軸7と平行に配置され、その油圧シリンダ3
のピストンロッド3bが連結部材8を介して駆動軸7の
他端7bに連結されている。図1中、9は両シリンダ本
体3aの前端部間に支持部材2と平行に配置した軸受部
材であって、その中央に貫設した軸受孔9aに駆動軸7
が挿通されており、この軸受部材9と支持部材2とで駆
動軸7を直線的に移動可能に軸支している。また、各油
圧シリンダ3の外側に磁気式開度センサー4が配設さ
れ、その検出部4aにより連結部材8の移動を検出し、
これにより、駆動軸7及び弁棒1aを介して高温流体制
御弁1の開度を検出するようになっている。
【0015】上記構成によれば、油圧シリンダ3を2本
用いてシステムを二重化しており、その一方の油圧シリ
ンダ3の故障により、他方の油圧シリンダ3だけを駆動
するときでも、弁棒1aに連結した駆動軸7が支持部材
2及び軸受部材9により移動可能に軸支されているの
で、弁棒1aが従来のようにこじれることがなく、その
往復移動を円滑に行わせることができる。
【0016】また、支持部材2から高温流体制御弁1側
に駆動軸7を突出させているだけであり、支持部材2と
高温流体制御弁1との間の既設構造を改造する必要がな
いから、図3に示すように、油圧シリンダ3を3本にし
たり、図4に示すように油圧シリンダ3を4本にしたり
して、必要に応じて油圧シリンダ3を容易に増設するこ
とができ、製作費が安くつく。
【0017】更に、開度センサー4が各油圧シリンダ3
の外側に所謂外付けされているので、その開度センサー
4の交換作業を従来のようにシリンダ本体3a内の圧油
を抜くことなく簡単に行うことができる。
【0018】図5及び図6は、配管Pに設けた2つまた
は1つの高温流体制御弁1を2つの油圧ユニット10で
制御する油圧回路に本発明の実施の形態である弁開閉用
油圧駆動装置を組み込んだ状態を示すものであって、例
えば一方の油圧ユニット10が故障したときには、他方
の油圧ユニット10を作動させて、油圧ユニット10の
二重化にも対応できるようにしている。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、例えば油
圧シリンダを2本用いてシステムを二重化し、その一方
の油圧シリンダの故障により、他方の油圧シリンダだけ
を駆動するときでも、弁棒に連結した駆動軸が支持部材
の軸受孔に移動可能に挿通されているので、弁棒が従来
のようにこじれることがなく、その往復移動を円滑に行
わせることができる。また、支持部材から弁側に駆動軸
を突出させているだけであり、前記支持部材と弁側との
間の既設構造を改造する必要がないから、油圧シリンダ
の増設を容易に行うことができ、製作費が安くつく。
【0020】請求項2記載の発明によれば、開度センサ
ーが油圧シリンダの外側に所謂外付けされているので、
その開度センサーの交換作業を簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態である弁開閉用油圧駆
動装置を示す一部切り欠き側面図である。
【図2】 図1のA−A矢視図である。
【図3】 同変形の一例を示す横断面図である。
【図4】 同変形の他の例を示す横断面図である。
【図5】 同弁開閉用油圧駆動装置を組み込んだ油圧回
路の一例を示す回路図である。
【図6】 同弁開閉用油圧駆動装置を組み込んだ油圧回
路の他の例を示す回路図である。
【図7】 従来の一例を示す一部切り欠き側面図であ
る。
【図8】 従来の他の例を示す一部切り欠き側面図であ
る。
【図9】 従来の更に他の例を示す一部切り欠き側面図
である。
【符号の説明】
1 高温流体制御弁 1a 弁棒 2 支持部材 2a 軸受孔 3 油圧シリンダ 3a シリンダ本体 3b ピストンロッド 4 開度センサー 7 駆動軸 8 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒に対向する支持部材の軸受孔に移動
    可能に挿通した駆動軸の一端が前記弁棒に同心状に連結
    され、油圧シリンダのシリンダ本体の後端部を前記支持
    部材に固定することにより該油圧シリンダが前記駆動軸
    と平行に配置され、その油圧シリンダのピストンロッド
    が連結部材を介して前記駆動軸の他端に連結されている
    ことを特徴とする弁開閉用油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸を介して弁開度を検出する開
    度センサーが前記油圧シリンダの外側に配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の弁開閉用油圧駆動装
    置。
JP118598A 1998-01-07 1998-01-07 弁開閉用油圧駆動装置 Pending JPH11201316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104514769A (zh) * 2014-12-30 2015-04-15 天津福云天翼科技有限公司 带有平面静压轴承的对称型双柱塞液压缸
CN113898636A (zh) * 2021-10-13 2022-01-07 山东里能鲁西矿业有限公司 采煤自移式皮带尾

Cited By (3)

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CN113898636B (zh) * 2021-10-13 2023-12-22 山东里能鲁西矿业有限公司 采煤自移式皮带尾

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