JPH11201281A - 歯車式変速機の自動変速装置 - Google Patents
歯車式変速機の自動変速装置Info
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- JPH11201281A JPH11201281A JP10018153A JP1815398A JPH11201281A JP H11201281 A JPH11201281 A JP H11201281A JP 10018153 A JP10018153 A JP 10018153A JP 1815398 A JP1815398 A JP 1815398A JP H11201281 A JPH11201281 A JP H11201281A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
- F16H61/28—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H61/30—Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H61/26—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
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- F16H61/32—Electric motors actuators or related electrical control means therefor
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
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- Y10T74/1926—Speed responsive
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯車式変速機を自動変速できる小型の自動変
速装置の提供を目的とする。 【構成】 自動変速装置１内に組込まれたセレクト機構
は、セレクトモーター６によりギヤ７，８を介し正逆回
動される歯車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５に連
結されたセレクトシフト軸１１を備え、また、内部に組
込まれたシフト機構は、セレクトシフト軸１１を軸方向
に移動させる油圧室１３，１４内に設けられたピストン
１２を備え、この油圧室１３，１４には外部のシフト動
作用油圧発生装置から配管を通し油圧が供給されるよう
に構成されている。
速装置の提供を目的とする。 【構成】 自動変速装置１内に組込まれたセレクト機構
は、セレクトモーター６によりギヤ７，８を介し正逆回
動される歯車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５に連
結されたセレクトシフト軸１１を備え、また、内部に組
込まれたシフト機構は、セレクトシフト軸１１を軸方向
に移動させる油圧室１３，１４内に設けられたピストン
１２を備え、この油圧室１３，１４には外部のシフト動
作用油圧発生装置から配管を通し油圧が供給されるよう
に構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、歯車式変速機の自動
変速装置に関するものである。
変速装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、手動の歯車式変速機
のメカニズムをそのまま使用し、コンピューターにより
油圧装置を介して変速操作を自動化したものが存在する
が、クラッチ用，シフト用，セレクト用の３つのシリン
ダと、これらを駆動する多数の電磁弁が必要で、構造が
複雑で大型の装置となり、高価なものとなってしまうと
いう問題点があった。また、歯車式変速機のセレクトま
たはシフトのアクチュエーターにモーターを使用したも
のとして、例えば特公昭６１−５１４９７号公報に開示
されているものが存在するが、この装置ではセレクトラ
インの数だけモーターが必要となり、複数のモーター及
びソレノイドが使用されて、構造が複雑で大型の装置と
なってしまい、高価なものとなるという問題点があっ
た。
のメカニズムをそのまま使用し、コンピューターにより
油圧装置を介して変速操作を自動化したものが存在する
が、クラッチ用，シフト用，セレクト用の３つのシリン
ダと、これらを駆動する多数の電磁弁が必要で、構造が
複雑で大型の装置となり、高価なものとなってしまうと
いう問題点があった。また、歯車式変速機のセレクトま
たはシフトのアクチュエーターにモーターを使用したも
のとして、例えば特公昭６１−５１４９７号公報に開示
されているものが存在するが、この装置ではセレクトラ
インの数だけモーターが必要となり、複数のモーター及
びソレノイドが使用されて、構造が複雑で大型の装置と
なってしまい、高価なものとなるという問題点があっ
た。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、既存の歯車式変速機を
自動変速できる小型の自動変速装置を提供せんことを目
的とし、その第１の要旨は、セレクトシフトロッドを軸
回転方向に回動させて内部のシフトフォークのラインを
セレクトし、次に前記セレクトシフトロッドを軸方向に
移動させ、前記シフトフォークを連動させてギヤのシフ
トを完了させるように構成した歯車式変速機の、前記セ
レクトシフトロッドに連結されて前記セレクト及びシフ
ト動作を実行する自動変速装置であって、該自動変速装
置内には、前記セレクト動作を実行するセレクト機構
と、前記シフト動作を実行するシフト機構が組込まれ、
前記セレクト機構は、セレクトモーターによりギヤを介
し軸回転方向に正逆回動される前記セレクトシフトロッ
ドに連結されたセレクトシフト軸を備え、前記シフト機
構は、前記セレクトシフト軸を軸方向に移動させる油圧
室内に設けられたピストンを備えているとともに、前記
油圧室には、外部のシフト動作用油圧発生装置から油圧
配管を通し油圧が供給されるように構成したことであ
る。また、第２の要旨は、前記シフト動作用油圧発生装
置は、シフトモーターの回転によりギヤ列及びネジ機構
を介し軸方向移動されるスリーブと、該スリーブに連結
されて油圧室内で移動し油圧を発生させるピストンを備
えていることである。また、第３の要旨は、前記シフト
動作用油圧発生装置は、エンジンとか電動モーター等で
駆動される油圧ポンプで構成され、該油圧ポンプからの
作動油が制御弁を介し前記自動変速装置の油圧室に供給
されるように構成したことである。また、第４の要旨
は、前記自動変速装置は、前記歯車式変速機に直結して
車両の下方位置に設置し、前記シフト動作用油圧発生装
置は、車両の上方位置に設置したことである。
点に鑑み案出したものであって、既存の歯車式変速機を
自動変速できる小型の自動変速装置を提供せんことを目
的とし、その第１の要旨は、セレクトシフトロッドを軸
回転方向に回動させて内部のシフトフォークのラインを
セレクトし、次に前記セレクトシフトロッドを軸方向に
移動させ、前記シフトフォークを連動させてギヤのシフ
トを完了させるように構成した歯車式変速機の、前記セ
レクトシフトロッドに連結されて前記セレクト及びシフ
ト動作を実行する自動変速装置であって、該自動変速装
置内には、前記セレクト動作を実行するセレクト機構
と、前記シフト動作を実行するシフト機構が組込まれ、
前記セレクト機構は、セレクトモーターによりギヤを介
し軸回転方向に正逆回動される前記セレクトシフトロッ
ドに連結されたセレクトシフト軸を備え、前記シフト機
構は、前記セレクトシフト軸を軸方向に移動させる油圧
室内に設けられたピストンを備えているとともに、前記
油圧室には、外部のシフト動作用油圧発生装置から油圧
配管を通し油圧が供給されるように構成したことであ
る。また、第２の要旨は、前記シフト動作用油圧発生装
置は、シフトモーターの回転によりギヤ列及びネジ機構
を介し軸方向移動されるスリーブと、該スリーブに連結
されて油圧室内で移動し油圧を発生させるピストンを備
えていることである。また、第３の要旨は、前記シフト
動作用油圧発生装置は、エンジンとか電動モーター等で
駆動される油圧ポンプで構成され、該油圧ポンプからの
作動油が制御弁を介し前記自動変速装置の油圧室に供給
されるように構成したことである。また、第４の要旨
は、前記自動変速装置は、前記歯車式変速機に直結して
車両の下方位置に設置し、前記シフト動作用油圧発生装
置は、車両の上方位置に設置したことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、車両の運転室ＲのフロアＦ内に搭載され
た歯車式変速機Ｍを自動変速する自動変速装置１と、こ
の自動変速装置１に作動用の油圧を供給するシフト動作
用油圧発生装置２の配置構成を示すものであり、自動変
速装置１は、歯車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５
に直結状に設置されて、狭い下方側の空間内に配置され
たものとなっており、また、前記シフト動作用油圧発生
装置２は比較的広い上方側の空間内に配置されたものと
なっており、このシフト動作用油圧発生装置２と前記自
動変速装置１は第１油圧配管３及び第２油圧配管４で連
通されたものとなっている。
する。図１は、車両の運転室ＲのフロアＦ内に搭載され
た歯車式変速機Ｍを自動変速する自動変速装置１と、こ
の自動変速装置１に作動用の油圧を供給するシフト動作
用油圧発生装置２の配置構成を示すものであり、自動変
速装置１は、歯車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５
に直結状に設置されて、狭い下方側の空間内に配置され
たものとなっており、また、前記シフト動作用油圧発生
装置２は比較的広い上方側の空間内に配置されたものと
なっており、このシフト動作用油圧発生装置２と前記自
動変速装置１は第１油圧配管３及び第２油圧配管４で連
通されたものとなっている。
【０００５】即ち、本例の自動変速装置１は小型に形成
させることができるため、車両下部の狭い空間内にコン
パクトに設置することができ、比較的大型のシフト動作
用油圧発生装置２は比較的広い車両上方側位置に設置し
て、自由なレイアウト配管が可能な油圧配管３，４で連
通させて、全体をコンパクトにフロアＦの下方に搭載で
きるように構成したものである。
させることができるため、車両下部の狭い空間内にコン
パクトに設置することができ、比較的大型のシフト動作
用油圧発生装置２は比較的広い車両上方側位置に設置し
て、自由なレイアウト配管が可能な油圧配管３，４で連
通させて、全体をコンパクトにフロアＦの下方に搭載で
きるように構成したものである。
【０００６】なお、歯車式変速機Ｍは、外方へ延出され
た前記セレクトシフトロッド５を軸回転方向に回動させ
ることにより、図５のセレクト動作図に示すように、歯
車式変速機Ｍ内部のシフト方向のラインをセレクトでき
るものであり、図５に示すように、セレクトシフトロッ
ド５を軸回転方向に時計回りに回して、例えば１速また
は２速位置にセレクトでき、また、反時計方向に回して
５速位置にセレクトでき、また、中央部で３速及び４速
の位置にセレクトできるものである。このようにして、
内部のシフト方向のラインをセレクトした後に、セレク
トシフトロッド５を軸方向に移動させて内部のシフトフ
ォークを連動させ、図６のシフトパターン図で示すよう
に、内部のギヤを所定の１速または２速等の位置にシフ
トさせて変速操作を完了することができるものとなって
いる。
た前記セレクトシフトロッド５を軸回転方向に回動させ
ることにより、図５のセレクト動作図に示すように、歯
車式変速機Ｍ内部のシフト方向のラインをセレクトでき
るものであり、図５に示すように、セレクトシフトロッ
ド５を軸回転方向に時計回りに回して、例えば１速また
は２速位置にセレクトでき、また、反時計方向に回して
５速位置にセレクトでき、また、中央部で３速及び４速
の位置にセレクトできるものである。このようにして、
内部のシフト方向のラインをセレクトした後に、セレク
トシフトロッド５を軸方向に移動させて内部のシフトフ
ォークを連動させ、図６のシフトパターン図で示すよう
に、内部のギヤを所定の１速または２速等の位置にシフ
トさせて変速操作を完了することができるものとなって
いる。
【０００７】前記自動変速装置１は、この歯車式変速機
Ｍから延出されたセレクトシフトロッド５に直結で設置
されて、その内部には、図１及び図２に示すように、セ
レクトシフトロッド５と同軸状に連結されてセレクトシ
フト軸１１が設けられており、正逆転制御可能なセレク
トモーター６を備えており、このセレクトモーター６の
モーター軸にはセレクトドライブギヤ７が固設され、こ
のセレクトドライブギヤ７はハウジングＨに設けられた
軸受を介し回転可能なものとなっており、軸受から延出
された外部には、このセレクトドライブギヤ７と同軸状
にセレクトセンサー１５が設けられて、このセレクトセ
ンサー１５により前記セレクトモーター６の回動角度が
検出されるように構成されており、前記セレクトドライ
ブギヤ７にはセレクトドリブンギヤ８が噛み合わされて
おり、このセレクトドリブンギヤ８は扇形で筒部９に一
体形成されており、筒部９は前記セレクトシフト軸１１
の外周側に配置されており、セレクトシフト軸１１の外
周に固定されたスライドキー１０が筒部９の内周に軸方
向に形成されたスプライン９ａ内に嵌合して、筒部９に
対しセレクトシフト軸１１は軸方向へ移動可能であり、
かつ筒部９の回転はスライドキー１０を介しセレクトシ
フト軸１１に伝達されるように構成されている。
Ｍから延出されたセレクトシフトロッド５に直結で設置
されて、その内部には、図１及び図２に示すように、セ
レクトシフトロッド５と同軸状に連結されてセレクトシ
フト軸１１が設けられており、正逆転制御可能なセレク
トモーター６を備えており、このセレクトモーター６の
モーター軸にはセレクトドライブギヤ７が固設され、こ
のセレクトドライブギヤ７はハウジングＨに設けられた
軸受を介し回転可能なものとなっており、軸受から延出
された外部には、このセレクトドライブギヤ７と同軸状
にセレクトセンサー１５が設けられて、このセレクトセ
ンサー１５により前記セレクトモーター６の回動角度が
検出されるように構成されており、前記セレクトドライ
ブギヤ７にはセレクトドリブンギヤ８が噛み合わされて
おり、このセレクトドリブンギヤ８は扇形で筒部９に一
体形成されており、筒部９は前記セレクトシフト軸１１
の外周側に配置されており、セレクトシフト軸１１の外
周に固定されたスライドキー１０が筒部９の内周に軸方
向に形成されたスプライン９ａ内に嵌合して、筒部９に
対しセレクトシフト軸１１は軸方向へ移動可能であり、
かつ筒部９の回転はスライドキー１０を介しセレクトシ
フト軸１１に伝達されるように構成されている。
【０００８】セレクトシフト軸１１の図示左端は前記歯
車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５に連結されてお
り、他端側は右方へ延出されて、ハウジングＨに形成さ
れたシリンダ内に配置されたピストン１２に連結された
ものとなっており、ピストン１２によりシリンダ内は第
１油圧室１３と第２油圧室１４に区画されており、それ
ぞれの油圧室１３，１４には、それぞれ作動油の出入口
１３ａ，１４ａが形成されている。
車式変速機Ｍのセレクトシフトロッド５に連結されてお
り、他端側は右方へ延出されて、ハウジングＨに形成さ
れたシリンダ内に配置されたピストン１２に連結された
ものとなっており、ピストン１２によりシリンダ内は第
１油圧室１３と第２油圧室１４に区画されており、それ
ぞれの油圧室１３，１４には、それぞれ作動油の出入口
１３ａ，１４ａが形成されている。
【０００９】このような構成において、前記セレクトモ
ーター６が駆動されると、セレクトドライブギヤ７，セ
レクトドリブンギヤ８，筒部９が回動されて、これに伴
いセレクトシフト軸１１が軸回転方向に回動し、これに
よりセレクトシフトロッド５が回動して、前述した如く
歯車式変速機Ｍの内部のシフトフォークのラインがセレ
クトされるものである。
ーター６が駆動されると、セレクトドライブギヤ７，セ
レクトドリブンギヤ８，筒部９が回動されて、これに伴
いセレクトシフト軸１１が軸回転方向に回動し、これに
よりセレクトシフトロッド５が回動して、前述した如く
歯車式変速機Ｍの内部のシフトフォークのラインがセレ
クトされるものである。
【００１０】次に、前述したシフト作動用油圧発生装置
２から油圧配管３，４を通り第１油圧室１３または第２
油圧室１４の何れかに作動油が供給されると、ピストン
１２が軸方向に動き、これに伴ってセレクトシフト軸１
１が軸方向に移動してセレクトシフトロッド５を軸方向
に移動させ、歯車式変速機Ｍ内のシフトフォークを連動
させてギヤのシフトが行われるものである。
２から油圧配管３，４を通り第１油圧室１３または第２
油圧室１４の何れかに作動油が供給されると、ピストン
１２が軸方向に動き、これに伴ってセレクトシフト軸１
１が軸方向に移動してセレクトシフトロッド５を軸方向
に移動させ、歯車式変速機Ｍ内のシフトフォークを連動
させてギヤのシフトが行われるものである。
【００１１】このように本例の自動変速装置１は、その
内部に、セレクトモーター６により回動されるギヤ７，
８と、これにより回動されるセレクトシフト軸１１から
なるセレクト機構と、油圧室１３，１４内に設けられた
ピストン１２により軸方向移動される前記セレクトシフ
ト軸１１からなるシフト機構がコンパクトに組み合わさ
れており、全体を極めて小型でコンパクトな形態に形成
することができ、狭い空間内にもコンパクトに設置する
ことができるものとなっている。なお、前記作動油出入
口１３ａには第１油圧配管３が接続され、前記作動油出
入口１４ａには第２油圧配管４が接続されるものであ
る。
内部に、セレクトモーター６により回動されるギヤ７，
８と、これにより回動されるセレクトシフト軸１１から
なるセレクト機構と、油圧室１３，１４内に設けられた
ピストン１２により軸方向移動される前記セレクトシフ
ト軸１１からなるシフト機構がコンパクトに組み合わさ
れており、全体を極めて小型でコンパクトな形態に形成
することができ、狭い空間内にもコンパクトに設置する
ことができるものとなっている。なお、前記作動油出入
口１３ａには第１油圧配管３が接続され、前記作動油出
入口１４ａには第２油圧配管４が接続されるものであ
る。
【００１２】一方、前記自動変速装置１の第１油圧室１
３，第２油圧室１４へシフト動作用の油圧を供給するシ
フト動作用油圧発生装置２は、図３の断面構成図で示す
ような構造となっており、正逆転回転可能なシフトモー
ター２０を備え、ハウジングＨ内には、シフトモーター
２０の軸に固定されてシフトドライブギヤ２１が設けら
れ、このシフトドライブギヤ２１にはシフトドリブンギ
ヤ２２が噛み合わされており、シフトドリブンギヤ２２
は中間軸２３に固定されたものであり、中間軸２３には
更に軸方向に伸びるロングシフトギヤ２４が固設されて
おり、このロングシフトギヤ２４にはシフトギヤ２５が
噛み合わされ、シフトギヤ２５には雌ネジ２６及び軸方
向へ伸びるスライダー２７が固定されたものとなってお
り、雌ネジ２６にはシフト軸２９に外嵌固定された雄ネ
ジ２８が螺合されたものとなっている。
３，第２油圧室１４へシフト動作用の油圧を供給するシ
フト動作用油圧発生装置２は、図３の断面構成図で示す
ような構造となっており、正逆転回転可能なシフトモー
ター２０を備え、ハウジングＨ内には、シフトモーター
２０の軸に固定されてシフトドライブギヤ２１が設けら
れ、このシフトドライブギヤ２１にはシフトドリブンギ
ヤ２２が噛み合わされており、シフトドリブンギヤ２２
は中間軸２３に固定されたものであり、中間軸２３には
更に軸方向に伸びるロングシフトギヤ２４が固設されて
おり、このロングシフトギヤ２４にはシフトギヤ２５が
噛み合わされ、シフトギヤ２５には雌ネジ２６及び軸方
向へ伸びるスライダー２７が固定されたものとなってお
り、雌ネジ２６にはシフト軸２９に外嵌固定された雄ネ
ジ２８が螺合されたものとなっている。
【００１３】シフト軸２９は左端側がハウジングＨに固
定されており、右端側外周にはスライドキー３０が設け
られて、このスライドキー３０の外周に軸方向にスライ
ド可能にスリーブ３１が設けられており、スリーブ３１
の左端側はスライダーベアリング３２を介在させて前記
スライダー２７の右端側と連結されたものとなってい
る。また、前記スライダー２７は軸受３８によりハウジ
ングＨに対し回転可能に配置されており、また、スリー
ブ３１は軸受３９を介しハウジングＨに軸方向移動可能
に配置されている。
定されており、右端側外周にはスライドキー３０が設け
られて、このスライドキー３０の外周に軸方向にスライ
ド可能にスリーブ３１が設けられており、スリーブ３１
の左端側はスライダーベアリング３２を介在させて前記
スライダー２７の右端側と連結されたものとなってい
る。また、前記スライダー２７は軸受３８によりハウジ
ングＨに対し回転可能に配置されており、また、スリー
ブ３１は軸受３９を介しハウジングＨに軸方向移動可能
に配置されている。
【００１４】前記スリーブ３１の右端側には右方向へ延
出されてピストンロッド３３が連結されており、ピスト
ンロッド３３の端部にはピストン３４が固定されてい
る。このピストン３４は、ハウジングに形成されたシリ
ンダ３５内に配置されて、ピストン３４によりシリンダ
３５内は第１油圧室３６と第２油圧室３７に区画されて
おり、それぞれの油圧室３６，３７にはそれぞれ作動油
出入口３６ａ，３７ａが開口されている。作動油出入口
３６ａは前記第１油圧配管３に接続されており、また、
作動油出入口３７ａは前記第２油圧配管４に接続されて
いる。
出されてピストンロッド３３が連結されており、ピスト
ンロッド３３の端部にはピストン３４が固定されてい
る。このピストン３４は、ハウジングに形成されたシリ
ンダ３５内に配置されて、ピストン３４によりシリンダ
３５内は第１油圧室３６と第２油圧室３７に区画されて
おり、それぞれの油圧室３６，３７にはそれぞれ作動油
出入口３６ａ，３７ａが開口されている。作動油出入口
３６ａは前記第１油圧配管３に接続されており、また、
作動油出入口３７ａは前記第２油圧配管４に接続されて
いる。
【００１５】また、前記シフトギヤ２５には図４の分解
図で示すように、外周側に跨がってスライドピース４０
が配置されており、このスライドピース４０の側面のガ
イド溝４０ａにＵ字溝４１ａを嵌め込んでガイドブラケ
ット４１がハウジングに固定されており、また、スライ
ドピース４０の端部はストロークセンサー４２から突出
した接触子４２ａに連結されたものとなっており、シフ
トギヤ２５の軸方向移動量がスライドピース４０を介し
ストロークセンサー４２で検出されるように構成されて
いる。
図で示すように、外周側に跨がってスライドピース４０
が配置されており、このスライドピース４０の側面のガ
イド溝４０ａにＵ字溝４１ａを嵌め込んでガイドブラケ
ット４１がハウジングに固定されており、また、スライ
ドピース４０の端部はストロークセンサー４２から突出
した接触子４２ａに連結されたものとなっており、シフ
トギヤ２５の軸方向移動量がスライドピース４０を介し
ストロークセンサー４２で検出されるように構成されて
いる。
【００１６】このようなシフト動作用油圧発生装置２に
おいては、シフトモーター２０が駆動されることにより
シフトドライブギヤ２１，シフトドリブンギヤ２２を介
してロングシフトギヤ２４が回転されて、これによりシ
フトギヤ２５が回転されるが、このシフトギヤ２５に固
定された雌ネジ２６は雄ネジ２８に螺合されているた
め、雄ネジ２８に沿ってシフトギヤ２５は軸方向に移動
することとなり、これによりスライダー２７が回転しな
がら軸方向に移動し、スライダー２７の回転力はスライ
ダーベアリング３２により遮断されるため、スリーブ３
１には回転力は伝わらず、スリーブ３１は軸方向へのみ
移動されることとなり、これによりピストンロッド３３
が軸方向に移動して、ピストン３４の軸方向移動により
第１油圧室３６または第２油圧室３７の何れかが圧縮さ
れて外部へ作動油が圧送されるものであり、前述した自
動変速装置１の第１油圧室１３または第２油圧室１４に
油圧が供給されて自動変速装置１のシフト動作が油圧に
より行われるものである。
おいては、シフトモーター２０が駆動されることにより
シフトドライブギヤ２１，シフトドリブンギヤ２２を介
してロングシフトギヤ２４が回転されて、これによりシ
フトギヤ２５が回転されるが、このシフトギヤ２５に固
定された雌ネジ２６は雄ネジ２８に螺合されているた
め、雄ネジ２８に沿ってシフトギヤ２５は軸方向に移動
することとなり、これによりスライダー２７が回転しな
がら軸方向に移動し、スライダー２７の回転力はスライ
ダーベアリング３２により遮断されるため、スリーブ３
１には回転力は伝わらず、スリーブ３１は軸方向へのみ
移動されることとなり、これによりピストンロッド３３
が軸方向に移動して、ピストン３４の軸方向移動により
第１油圧室３６または第２油圧室３７の何れかが圧縮さ
れて外部へ作動油が圧送されるものであり、前述した自
動変速装置１の第１油圧室１３または第２油圧室１４に
油圧が供給されて自動変速装置１のシフト動作が油圧に
より行われるものである。
【００１７】即ち、セレクト動作が行われる時にはシフ
トモーター２０は停止しており、前記セレクトモーター
６のみが駆動されてセレクト動作が行われ、その後にセ
レクトモーター６が停止されて、シフトモーター２０が
駆動されることによりシフト動作が行われるものであ
る。
トモーター２０は停止しており、前記セレクトモーター
６のみが駆動されてセレクト動作が行われ、その後にセ
レクトモーター６が停止されて、シフトモーター２０が
駆動されることによりシフト動作が行われるものであ
る。
【００１８】なお、本例では、前記ストロークセンサー
４２はシフトギヤ２５の軸移動を検出するように構成し
たが、その他、スライダー２７，スリーブ３１，ピスト
ンロッド３３の何れか１つ、或いは前記セレクトシフト
軸１１の軸方向の移動量を検知できるようにストローク
センサー４２を設置することができる。このように本例
では、シフト動作用油圧発生装置２は前記自動変速装置
１から離れた位置に設置して、油圧配管３，４を介して
両者を連通させて良好に歯車式変速機Ｍのセレクト動作
及びシフト動作を自動的に行うことができるものとな
る。
４２はシフトギヤ２５の軸移動を検出するように構成し
たが、その他、スライダー２７，スリーブ３１，ピスト
ンロッド３３の何れか１つ、或いは前記セレクトシフト
軸１１の軸方向の移動量を検知できるようにストローク
センサー４２を設置することができる。このように本例
では、シフト動作用油圧発生装置２は前記自動変速装置
１から離れた位置に設置して、油圧配管３，４を介して
両者を連通させて良好に歯車式変速機Ｍのセレクト動作
及びシフト動作を自動的に行うことができるものとな
る。
【００１９】なお、前記シフト動作用油圧発生装置２に
代えて、前記自動変速装置１の第１油圧室１３または第
２油圧室１４へ油圧を供給するために油圧ポンプを用い
ることもでき、この油圧ポンプはエンジンとか電動モー
ターにより駆動するように構成して、油圧ポンプから圧
送される作動油を制御弁を介して前記自動変速装置１の
第１油圧室１３または第２油圧室１４へ切り替えて供給
できるように構成しても良く、この場合にも油圧ポンプ
から油圧配管を通して自動変速装置１の油圧室１３，１
４へ油圧を供給でき、自動変速装置１は小型に形成させ
てコンパクトに設置することができるものとなる。
代えて、前記自動変速装置１の第１油圧室１３または第
２油圧室１４へ油圧を供給するために油圧ポンプを用い
ることもでき、この油圧ポンプはエンジンとか電動モー
ターにより駆動するように構成して、油圧ポンプから圧
送される作動油を制御弁を介して前記自動変速装置１の
第１油圧室１３または第２油圧室１４へ切り替えて供給
できるように構成しても良く、この場合にも油圧ポンプ
から油圧配管を通して自動変速装置１の油圧室１３，１
４へ油圧を供給でき、自動変速装置１は小型に形成させ
てコンパクトに設置することができるものとなる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、セレクトシフトロッドを軸回
転方向に回動させて内部のシフトフォークのラインをセ
レクトし、次に前記セレクトシフトロッドを軸方向に移
動させ、前記シフトフォークを連動させてギヤのシフト
を完了させるように構成した歯車式変速機の、前記セレ
クトシフトロッドに連結されて前記セレクト及びシフト
動作を実行する自動変速装置であって、該自動変速装置
内には、前記セレクト動作を実行するセレクト機構と、
前記シフト動作を実行するシフト機構が組込まれ、前記
セレクト機構は、セレクトモーターによりギヤを介し軸
回転方向に正逆回動される前記セレクトシフトロッドに
連結されたセレクトシフト軸を備え、前記シフト機構
は、前記セレクトシフト軸を軸方向に移動させる油圧室
内に設けられたピストンを備えているとともに、前記油
圧室には、外部のシフト動作用油圧発生装置から油圧配
管を通し油圧が供給されるように構成したことにより、
セレクトモーターを駆動させてギヤを介しセレクトシフ
ト軸を回転方向へ回転させ、歯車式変速機のセレクトシ
フトロッドを回転方向へ回動させてセレクト動作を行う
ことができ、また、別体のシフト動作用油圧発生装置に
て発生された油圧を油圧配管を通し油圧室内に供給して
ピストンを軸方向に移動させて、セレクトシフト軸を介
しセレクトシフトロッドを軸方向に移動させて、シフト
動作を良好に行わせることができ、自動変速装置を小型
化させてコンパクトに形成させることができ、自動変速
装置を狭い空間内にコンパクトに設置させることができ
る効果を有する。
転方向に回動させて内部のシフトフォークのラインをセ
レクトし、次に前記セレクトシフトロッドを軸方向に移
動させ、前記シフトフォークを連動させてギヤのシフト
を完了させるように構成した歯車式変速機の、前記セレ
クトシフトロッドに連結されて前記セレクト及びシフト
動作を実行する自動変速装置であって、該自動変速装置
内には、前記セレクト動作を実行するセレクト機構と、
前記シフト動作を実行するシフト機構が組込まれ、前記
セレクト機構は、セレクトモーターによりギヤを介し軸
回転方向に正逆回動される前記セレクトシフトロッドに
連結されたセレクトシフト軸を備え、前記シフト機構
は、前記セレクトシフト軸を軸方向に移動させる油圧室
内に設けられたピストンを備えているとともに、前記油
圧室には、外部のシフト動作用油圧発生装置から油圧配
管を通し油圧が供給されるように構成したことにより、
セレクトモーターを駆動させてギヤを介しセレクトシフ
ト軸を回転方向へ回転させ、歯車式変速機のセレクトシ
フトロッドを回転方向へ回動させてセレクト動作を行う
ことができ、また、別体のシフト動作用油圧発生装置に
て発生された油圧を油圧配管を通し油圧室内に供給して
ピストンを軸方向に移動させて、セレクトシフト軸を介
しセレクトシフトロッドを軸方向に移動させて、シフト
動作を良好に行わせることができ、自動変速装置を小型
化させてコンパクトに形成させることができ、自動変速
装置を狭い空間内にコンパクトに設置させることができ
る効果を有する。
【００２１】また、前記シフト動作用油圧発生装置は、
シフトモーターの回転によりギヤ列及びネジ機構を介し
軸方向移動されるスリーブと、該スリーブに連結されて
油圧室内で移動し油圧を発生させるピストンを備えてい
ることにより、シフト動作用油圧発生装置はシフトモー
ターの回転をギヤ列及びネジ機構を介し軸方向移動力に
変えてピストンを軸方向移動させて良好に油圧を発生さ
せ、この油圧を前記自動変速装置に供給して良好にシフ
ト動作を行わさせることができるものとなり、シフト動
作用油圧発生装置は自動変速装置とは離れた位置に良好
にレイアウトして設置することができるものとなる。
シフトモーターの回転によりギヤ列及びネジ機構を介し
軸方向移動されるスリーブと、該スリーブに連結されて
油圧室内で移動し油圧を発生させるピストンを備えてい
ることにより、シフト動作用油圧発生装置はシフトモー
ターの回転をギヤ列及びネジ機構を介し軸方向移動力に
変えてピストンを軸方向移動させて良好に油圧を発生さ
せ、この油圧を前記自動変速装置に供給して良好にシフ
ト動作を行わさせることができるものとなり、シフト動
作用油圧発生装置は自動変速装置とは離れた位置に良好
にレイアウトして設置することができるものとなる。
【００２２】また、前記シフト動作用油圧発生装置は、
エンジンとか電動モーター等で駆動される油圧ポンプで
構成され、該油圧ポンプからの作動油が制御弁を介し前
記自動変速装置の油圧室に供給されるように構成したこ
とにより、油圧ポンプで発生された油圧を制御弁を介し
切り替えて良好に前記自動変速装置の油圧室内に供給し
て、自動変速装置のシフト動作を良好に行わせることが
できる効果を有する。
エンジンとか電動モーター等で駆動される油圧ポンプで
構成され、該油圧ポンプからの作動油が制御弁を介し前
記自動変速装置の油圧室に供給されるように構成したこ
とにより、油圧ポンプで発生された油圧を制御弁を介し
切り替えて良好に前記自動変速装置の油圧室内に供給し
て、自動変速装置のシフト動作を良好に行わせることが
できる効果を有する。
【００２３】また、前記自動変速装置は、前記歯車式変
速機に直結して車両の下方位置に設置し、前記シフト動
作用油圧発生装置は、車両の上方位置に設置したことに
より、小型の自動変速装置は狭い空間内にコンパクトに
設置させ、比較的大型のシフト動作用油圧発生装置は車
両の上方の広い空間内に良好に設置させて、歯車式変速
機の周辺に良好なレイアウトを形成して全体をコンパク
ト化させることができる効果を有する。
速機に直結して車両の下方位置に設置し、前記シフト動
作用油圧発生装置は、車両の上方位置に設置したことに
より、小型の自動変速装置は狭い空間内にコンパクトに
設置させ、比較的大型のシフト動作用油圧発生装置は車
両の上方の広い空間内に良好に設置させて、歯車式変速
機の周辺に良好なレイアウトを形成して全体をコンパク
ト化させることができる効果を有する。
【図１】歯車式変速機に対し自動変速装置とシフト動作
用油圧発生装置を配置させた状態の概略配置構成図であ
る。
用油圧発生装置を配置させた状態の概略配置構成図であ
る。
【図２】歯車式変速機に直結して設置した自動変速装置
の断面構成図である。
の断面構成図である。
【図３】シフト動作用油圧発生装置の断面構成図であ
る。
る。
【図４】図３におけるストロークセンサーの取付構造を
示す要部分解斜視図である。
示す要部分解斜視図である。
【図５】歯車式変速機のセレクト動作を示す説明図であ
る。
る。
【図６】歯車式変速機のシフト動作を示すシフトパター
ン図である。
ン図である。
Ｍ 歯車式変速機 Ｈ ハウジング １ 自動変速装置 ２ シフト動作用油圧発生装置 ３ 第１油圧配管 ４ 第２油圧配管 ５ セレクトシフトロッド ６ セレクトモーター ７ セレクトドライブギヤ ８ セレクトドリブンギヤ ９ 筒部 １１ セレクトシフト軸 １２ ピストン １３ 第１油圧室 １４ 第２油圧室 １５ セレクトセンサー ２０ シフトモーター ２１ シフトドライブギヤ ２２ シフトドリブンギヤ ２３ 中間軸 ２４ ロングシフトギヤ ２５ シフトギヤ ２６ 雌ネジ ２７ スライダー ２８ 雄ネジ ２９ シフト軸 ３１ スリーブ ３２ スライダーベアリング ３３ ピストンロッド ３４ ピストン ３５ シリンダ ３６ 第１油圧室 ３７ 第２油圧室 ４２ ストロークセンサー
Claims (4)
- 【請求項１】 セレクトシフトロッドを軸回転方向に回
動させて内部のシフトフォークのラインをセレクトし、
次に前記セレクトシフトロッドを軸方向に移動させ、前
記シフトフォークを連動させてギヤのシフトを完了させ
るように構成した歯車式変速機の、前記セレクトシフト
ロッドに連結されて前記セレクト及びシフト動作を実行
する自動変速装置であって、該自動変速装置内には、前
記セレクト動作を実行するセレクト機構と、前記シフト
動作を実行するシフト機構が組込まれ、前記セレクト機
構は、セレクトモーターによりギヤを介し軸回転方向に
正逆回動される前記セレクトシフトロッドに連結された
セレクトシフト軸を備え、前記シフト機構は、前記セレ
クトシフト軸を軸方向に移動させる油圧室内に設けられ
たピストンを備えているとともに、前記油圧室には、外
部のシフト動作用油圧発生装置から油圧配管を通し油圧
が供給されるように構成したことを特徴とする歯車式変
速機の自動変速装置。 - 【請求項２】 前記シフト動作用油圧発生装置は、シフ
トモーターの回転によりギヤ列及びネジ機構を介し軸方
向移動されるスリーブと、該スリーブに連結されて油圧
室内で移動し油圧を発生させるピストンを備えているこ
とを特徴とする請求項１に記載の歯車式変速機の自動変
速装置。 - 【請求項３】 前記シフト動作用油圧発生装置は、エン
ジンとか電動モーター等で駆動される油圧ポンプで構成
され、該油圧ポンプからの作動油が制御弁を介し前記自
動変速装置の油圧室に供給されるように構成したことを
特徴とする請求項１に記載の歯車式変速機の自動変速装
置。 - 【請求項４】 前記自動変速装置は、前記歯車式変速機
に直結して車両の下方位置に設置し、前記シフト動作用
油圧発生装置は、車両の上方位置に設置したことを特徴
とする請求項２に記載の歯車式変速機の自動変速装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018153A JPH11201281A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 歯車式変速機の自動変速装置 |
| KR1019980048633A KR19990066814A (ko) | 1998-01-12 | 1998-11-13 | 치차식 변속기의 자동변속장치 |
| US09/222,759 US6006621A (en) | 1998-01-12 | 1998-12-30 | Automatic speed-change apparatus for a gear transmission |
| DE69903476T DE69903476T2 (de) | 1998-01-12 | 1999-01-06 | Automatisierte Schaltvorrichtung für ein Gangwechselgetriebe |
| EP99300102A EP0928910B1 (en) | 1998-01-12 | 1999-01-06 | Automatic speed-change apparatus for a gear transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018153A JPH11201281A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 歯車式変速機の自動変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201281A true JPH11201281A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11963679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10018153A Pending JPH11201281A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 歯車式変速機の自動変速装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6006621A (ja) |
| EP (1) | EP0928910B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11201281A (ja) |
| KR (1) | KR19990066814A (ja) |
| DE (1) | DE69903476T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001304390A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 同期噛合式自動変速機の制御装置 |
| FR2814524B1 (fr) * | 2000-09-22 | 2003-01-24 | Magneti Marelli France | Actionneur pour boite de vitesses mecanique de vehicules |
| FR2817314B1 (fr) * | 2000-11-30 | 2003-03-21 | Renault | Dispositif de changement de vitesse pour une boite de vitesses de vehicule automobile |
| FR2851631B1 (fr) * | 2003-02-21 | 2006-03-03 | Renault Sa | Dispositif et selecteur de commande de boite de vitesses |
| JP6801392B2 (ja) * | 2016-11-18 | 2020-12-16 | アイシン精機株式会社 | シフトバイワイヤ式自動変速機のアクチュエータ |
| CN109707842B (zh) * | 2017-03-31 | 2021-11-16 | 法可赛(太仓)汽车配件有限公司 | 换挡驱动器 |
| CN109915592A (zh) * | 2019-03-01 | 2019-06-21 | 吴有智 | 一种直线电驱动机构 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0826934B2 (ja) * | 1987-09-29 | 1996-03-21 | 自動車機器株式会社 | 変速機の遠隔操作装置 |
| JP3210445B2 (ja) * | 1992-11-10 | 2001-09-17 | 田中電子工業株式会社 | 半導体素子のボンディング用ワイヤの製造方法 |
| JPH07301331A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-14 | Hino Motors Ltd | 機械式自動変速機の制御装置 |
| DE19530616C2 (de) * | 1995-08-21 | 1998-10-22 | Daimler Benz Ag | Schaltvorrichtung für Zahnräderwechselgetriebe |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP10018153A patent/JPH11201281A/ja active Pending
- 1998-11-13 KR KR1019980048633A patent/KR19990066814A/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-12-30 US US09/222,759 patent/US6006621A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-01-06 DE DE69903476T patent/DE69903476T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-01-06 EP EP99300102A patent/EP0928910B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6006621A (en) | 1999-12-28 |
| EP0928910B1 (en) | 2002-10-16 |
| DE69903476T2 (de) | 2003-02-20 |
| DE69903476D1 (de) | 2002-11-21 |
| EP0928910A1 (en) | 1999-07-14 |
| KR19990066814A (ko) | 1999-08-16 |
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