JPH11199889A - 作動油および温度感応型ファン・ドライブ - Google Patents

作動油および温度感応型ファン・ドライブ

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JPH11199889A
JPH11199889A JP1487998A JP1487998A JPH11199889A JP H11199889 A JPH11199889 A JP H11199889A JP 1487998 A JP1487998 A JP 1487998A JP 1487998 A JP1487998 A JP 1487998A JP H11199889 A JPH11199889 A JP H11199889A
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JP
Japan
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oil
drive
temperature
casing
hydraulic oil
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JP1487998A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Takigawa
一儀 滝川
Hiroshi Inoue
洋 井上
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱に対して安定で酸化に強く、すぐれた撥水
性を示し、そして、潤滑性能にすぐれる。 【解決手段】 固体潤滑剤12が粉末の状態でおよび、
または有機モリブデン、および四塩化炭素などの少なく
とも一つが、液体の状態でシリコン・オイル11に加え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、潤滑性能に優れ、
そして、各種流体装置に適応する作動油およびその作動
油を用いる温度感応型ファン・ドライブに関する。
【0002】
【背景技術】シリコン・オイルは、同一の粘度の鉱物油
や他の合成油に比べて熱に対して安定であり、酸化に強
く、そして、すぐれた撥水性を示すので、作動油として
各種の流体装置に広く用いられるのが現状である。とこ
ろが、このシリコン・オイルは、潤滑性に乏しいので、
その流体装置は、グリースで潤滑される軸受が回転部分
に用いられるのが一般である。そのように、その軸受は
グリースを封入するので、シールが必要になって高価に
なるに加えてきびしい条件下の長期間の使用では、焼付
きを生じる恐れがあった。それで軸受の寿命は使用条件
に影響された。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、熱に対して安定であ
り、酸化に強く、すぐれた撥水性を示し、そして、すぐ
れた潤滑特性を持つところの作動油の提供にある。
【0004】また、この発明の課題は、作動油でドライ
ブ・ディスクとケーシングとの間にトルク伝達を行いな
がらそのドライブ・ディスクがそのケーシングに接触す
る際、その作動油でその双方の面を保護可能にし、ま
た、その作動油で軸受を冷却も兼ねて強制的に潤滑可能
にし、使用条件に影響されずにその軸受の焼付けが未然
に防止され、そして、その軸受の寿命が確保できて長期
間の使用ができるところの温度感応型ファン・ドライブ
の提供にある。
【0005】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
固体潤滑剤が、粉末の状態でおよび、または有機モリブ
デン、および四塩化炭素などの少なくとも一つが、液体
の状態でシリコン・オイルに加えられ、そして、動力の
伝達や動力の断接に、また、潤滑に用いられ、さらに、
動力の伝達や動力の断接に用いられながら潤滑も可能に
するところである。
【0006】また、この発明は、固体潤滑剤が、粉末の
状態でおよび、または有機モリブデン、および四塩化炭
素などの少なくとも一つが、液体の状態でシリコン・オ
イルに加えられるところの作動油が、内部に満されてド
ライブ・ディスクとケーシングとの間のトルク伝達に用
いられ、また、給油室に導かれてドライブ・シャフト上
にそのケーシングを回転可能に支持する軸受を強制的に
潤滑するところである。
【0007】
【具体例の説明】以下、この発明の作動油の具体的な製
品およびこの発明の温度感応型ファン・ドライブの特定
された具体例について、図面を参照して説明する。図1
は、自動車に搭載されるエンジン(図示せず)の冷却系
統においてそのエンジンで回転される冷却ファンに適用
されるところのこの発明の温度感応型ファン・ドライブ
の具体例20を示し、そして、その温度感応型ファン・
ドライブ20は、この発明の作動油を具体化する製品1
0をトルク伝達および潤滑に用いている。
【0008】その作動油10は、固体潤滑剤が、粉末の
状態でおよび、または有機モリブデン、および四塩化炭
素などの少なくとも一つが、液体の状態でシリコン・オ
イルに加えられるところである。そして、その固体潤滑
剤は、黒鉛、雲母、亜鉛華、滑石、石ケン石、窒化硼
素、硫黄、硫化モリブデン、二硫化モリブデン、二硫化
タングステン、塩化コバルト、塩化カドミウム、ヨウ化
カドミウム、ヨウ化鉛、ステアリン酸亜鉛、四フッ化エ
チレン、六塩化エタン、および塩素化パラフィンなどか
ら選択される。具体的には、その作動油10は、その二
硫化モリブデンが粉末でそのシリコン・オイル11に分
散されるところの製品で熱に安定で酸化に強く、流動点
が低くて沸点や引火点が高く、温度による粘度変化が小
さくて表面張力が低い、撥水性にすぐれ、化学的に不活
性で低毒性であり、耐せん断性にすぐれて圧縮率が大き
く、他の物質に溶けにくくて蒸気圧が非常に低く、そし
て、潤滑にすぐれる。
【0009】その温度感応型ファン・ドライブ20は、
そのエンジンのプーリ・シャフト(図示せず)に結合さ
れるドライブ・シャフト21と、軸受25でハブ24を
そのドライブ・シャフト21に組み付け、そのドライブ
・シャフト21上に回転可能に支持され、そして、シー
ルの下に開口端44に組み付けられるカバー23で内側
に空間26を形成するケーシング22と、所定の位置に
オイル・コントロール・オリフィス28を穴明けされて
そのケーシング22のその空間26をトルク伝達室29
および油溜り室30に区画する仕切り板27と、そのト
ルク伝達室29内に回転可能にされてそのドライブ・シ
ャフト21に固定的に支持され、そして、そのケーシン
グ22にトルクを伝達可能にするドライブ・ディスク3
1と、そのオイル・コントロール・オリフィス28を開
閉するバルブ32と、そのカバー23の外側面に配置さ
れ、そして、空気温度に応じてそのバルブ32を動かす
感温手段33と、そのドライブ・ディスク31の外周側
でそのトルク伝達室29に配置される油回収ダム34,
35と、そのトルク伝達室29のその油回収ダム34側
からその油溜り室30にその作動油10を導く油循環路
36と、そのドライブ・シャフト21の軸線方向におい
てその軸受25から外側に適宜に間隔を置いてそのドラ
イブ・シャフト21およびハブ24の間に配置され、そ
して、それらの間に給油室38を形成するシール37
と、そのケーシング22においてそのトルク伝達室29
のその油回収ダム35側からその給油室38にその作動
油10を導く給油路39とで組み立てられ、そして、内
部にその作動油10が満されてその作動油10がそのド
ライブ・ディスク31とそのケーシング22との間のト
ルク伝達およびその軸受25の強制潤滑に活用されると
ころである。
【0010】そのドライブ・シャフト21は、根元にフ
ランジ41を備え、一方、そのプーリ・シャフトが先端
にフランジを備えてそのエンジンの前面に配置されるの
で、そのフランジ41をそのプーリ・シャフトのそのフ
ランジに突き合わせ、そして、複数のボルト−ナットで
締め付けられてそのプーリ・シャフトのその先端に一体
的に結合される。
【0011】そのケーシング22は、そのカバー23を
含む構造でそのハブ24を外側面に突き出し、そして、
その開口端44で外周面から外側にフランジ45を突き
出すところの皿形構造に鋳造され、そして、そのカバー
23がその開口端44に突き合わせ結合されてその空間
26がその内側に形成され、そしてさらに、その冷却フ
ァンを構成するためのファン・ブレード(図示せず)が
その外周にねじ止めされる。勿論、そのファン・ブレー
トは樹脂で一体成形される。そのケーシング22は、ま
た、その軸受25にすべり軸受を使用し、そして、その
すべり軸受25でそのハブ24をそのドライブ・シャフ
ト21に組み付けられてそのドライブ・シャフト21上
に回転可能に支持される。そのすべり軸受25は、その
ドライブ・シャフト21の先端側に寄せられてそのハブ
24をそのドライブ・シャフト21上に回転可能に組み
付ける。また、そのハブ24は、そのケーシング22の
その外側面に突き出される端面46にリング・ショルダ
48が段付け加工されてそのシール37がそのリング・
ショルダ47にはめ込まれる。
【0012】そのカバー23は、同様に、センタ・ボス
52、一対のバイメタル支柱54,54、およびバイメ
タル・カバー支柱55を外側に突き出し、そして、開口
端49で外周から外側にフランジ50を突き出すところ
の皿形構造に鋳造される。そして、このカバー23は、
シールの下にその開口端49をそのケーシング22のそ
の開口端44に突き合わせ、そのフランジ50をそのケ
ーシング22のそのフランジ45に複数のボルト56で
締め付けてそのケーシング22に一体的に組み合わせら
れ、そして、そのケーシング22の内側にその空間26
を形成する。
【0013】そのセンタ・ボス52は、そのドライブ・
シャフト21の軸線方向においてガイド・ボア53が穴
明けされる。そして、このセンタ・ボス52は、そのガ
イド・ボア53にプッシュ・ピン67を往復摺動可能に
はめ合わせて保持し、そして、そのプッシュ・ピン67
をそのバルブ32に押し付け可能に案内する。また、そ
の一対のバイメタル支柱54,54は、そのセンタ・ボ
ス52の両側に所定の間隔を置いてそのカバー23の外
側に突き出されてその感温手段33の両端を支持する。
そのバイメタル・カバー支柱55は、そのバイメタル支
柱54,54の一方から外周寄りに所定の間隔を置いて
そのカバー23の外側に突き出されてバイメタル・カバ
ー68を支持する。
【0014】その仕切り板27は、リング・ディスクに
作られ、外周寄りにそのオイル・コントロール・オリフ
ィス28が穴明けされ、そして、そのカバー23の内壁
面48に段付け加工されたリング・ショルダ51にはめ
込んでそのカバー3に保持されてそのケーシング22の
その空間26をそのトルク伝達室29とその油溜り室3
0とに区画する。
【0015】そのドライブ・ディスク31は、センタに
心合わせ穴59が穴明けされてそのドライブ・シャフト
21の先端面に突き出されるセンタだぼ42にその心合
わせ穴59をはめ合わせ、複数のボルト65,65でそ
のドライブ・シャフト21のその先端面に締め付けられ
てそのドライブ・シャフト21に支持され、そして、そ
のトルク伝達室29内に回転可能にされる。また、その
ドライブ・ディスク31は、両ディスク面57,58の
外周部分に耐摩耗材61,62がコーティングされる。
その結果、そのドライブ・ディスク31は、そのケーシ
ング22およびカバー23との隙間を狭くできてトルク
をそのケーシング22に効率的に伝達可能にする。勿
論、そのドライブ・ディスク31は、その両ディスク面
57,58の外周部分にフェーシングが取り付けられて
もよい。その場合、そのドライブ・ディスク31とその
ケーシング22との間、また、そのドライブ・ディスク
31とそのカバー23との間の隙間は、その耐摩耗材6
1,62の場合のそれに比べて僅かに広くなる。さら
に、そのドライブ・ディスク31は、複数の大きな穴6
0,60が明けられてそのすべり軸受25を強制的に潤
滑した油がそのトルク伝達室29に戻り易くされてい
る。
【0016】そのバルブ32は、細長い板ばねで作ら
れ、そして、その仕切り板27においてそのオイル・コ
ントロール・オリフィス28に対向する外周側で油溜り
室側面に根元がかしめ止めされて先端でそのオイル・コ
ントロール・オリフィス28を開閉する。この場合、そ
のバルブ32は、先端にバルブ・ヘッド66を備え、そ
して、遠心力によってそのバルブ・ヘッド66をそのオ
イル・コントロール・オリフィス28に近づけ遠ざけて
そのオイル・コントロール・オリフィス28を開閉し、
そして、その油溜り室30からそのトルク伝達室29に
供給されるその作動油10を調整する。
【0017】その感温手段33は、バイメタルが使用さ
れ、細長い板片に作られてその両端でその一対のバイメ
タル支柱54,54に支持され、そして、その冷却系統
においてラジエータ通過後の空気温度に応じてたわんで
そのプッシュ・ピン67をそのバルブ32に押し付け、
そして、そのバルブ32を開閉する。具体的には、その
ラジエータ通過後の空気が低温であると、そのバイメタ
ル33は、たわみが小さくなるので、そのバルブ32の
ばね力に抗してそのプッシュ・ピン67をそのバルブ3
2に押し付け、そして、そのバルブ32にそのオイル・
コントロール・オリフィス28を閉じさせる。また、そ
のラジエータ通過後の空気が高温になると、そのバイメ
タル33は、たわみが大きくなるので、そのプッシュ・
ピン67がそのバルブ32のばね力で押し戻されてその
バイメタル33は、そのバルブ32にそのオイル・コン
トロール・オリフィス28を開かせる。そのようにし
て、このバイメタル33は、そのラジエータ通過後の空
気の温度に応じてそのバルブ32にそのオイル・コント
ロール・オリフィス28を開閉させてその油溜り室30
からそのトルク伝達室29に供給されるその作動油10
の流量を調節する。そのように、その供給される作動油
10の流量が調節されるに伴ってそのドライブ・ディス
ク31からそのケーシング22に伝達されるトルクが変
えられる。その感温手段33は、また、形状記憶合金を
用いて作られてもよい。
【0018】その油回収ダム34,35は、そのドライ
ブ・ディスク31の外周に寄せられてそのドライブ・デ
ィスク31のその両ディスク面57,58とそのトルク
伝達室29の両内壁面43,48との間に形成される隙
間63,64に配置され、そして、その油循環路36を
経てそのトルク伝達室29からその油溜り室30に導か
れるその作動油10がそのドライブ・ディスク31で加
圧されるところで機能する。すなわち、その油回収ダム
34,35は、所謂、サイド・ダムでそのエンジンが運
転されていると、常にそのドライブ・ディスク31にポ
ンピングの作用をさせる。特に、その油回収ダム35
は、ベアリング・オイル・ダムとして機能している。
【0019】その油循環路36は、入口69が回転方向
においてその油回収ダム34の手前に寄せられてそのト
ルク伝達室29に開口され、一方、出力70がその油溜
り室30に開口されるところでそのカバー23に穴明け
され、そして、そのトルク伝達室29のその油回収ダム
34の手前側からその油溜り室30にその作動油10を
導く。勿論、その油循環路36は、パイプを用いて作ら
れてもよく、その場合、そのパイプは、そのカバー23
に鋳込まれるかあるいはそのカバー23の外側に配管さ
れる。
【0020】そのシール37は、そのハブ24のそのリ
ング・ショルダ47にはめ込まれ、そして、そのドライ
ブ・シャフト21とそのハブ24との間を密封してその
ドライブ・シャフト21の軸線方向においてそのすべり
軸受25の外側でそのドライブ・シャフト21とそのハ
ブ24との間にその給油室38を形成する。
【0021】その給油路39は、入口71が回転方向に
おいてそのベアリング・オイル・ダム35の手前に寄せ
られてそのトルク伝達室29に開口され、一方、出口7
2がその給油室38に開口されるところでそのケーシン
グ22に穴明けされ、そして、そのトルク伝達室29の
そのベアリング・オイル・ダム35の手前側からその給
油室38にその作動油10を導いてそのすべり軸受25
を強制的に潤滑可能にする。勿論、その給油路39は、
パイプを用いて作られてもよく、その場合、そのパイプ
は、そのケーシング22に鋳込まれるかあるいはそのケ
ーシング22の外側に配管される。
【0022】次に、その上述された温度感応型ファン・
ドライブ20がその冷却系統においてそのラジエータ通
過後の空気の温度に応じて行なうところの動作、すなわ
ち、カップリング動作ともクラッチ動作とも呼ばれる動
作、そして、その際のそのすべり軸受25の強制潤滑を
説明する。そのエンジンが運転されていると、そのドラ
イブ・シャフト21はそのプーリ・シャフトで回転さ
れ、それに伴ってそのドライブ・ディスク31はそのト
ルク伝達室29内に回転される。その際、空気温度が低
いと、そのバルブ32がそのバイメタル33によってそ
のオイル・コントロール・オリフィス28を閉じてその
作動油10がその油溜り室30からそのトルク伝達室2
9に供給されなくなり、それに伴ってそのトルク伝達室
29に残留するその作動油10は少なくなって小さなト
ルクがそのドライブ・ディスク31からそのケーシング
22に伝達される。その結果、その冷却ファンは低速で
回転される。そして、その作動油10が用いられるの
で、そのドライブ・ディスク31がそのケーシング22
に接触する際、焼付きによるロックが防止される。
【0023】また、その際、そのトルク伝達室29のそ
のベアリング・オイル・ダム35の手前側に導かれるそ
の作動油10の一部は、その給油路39を通ってそのト
ルク伝達室29のそのベアリング・オイル・ダム35の
手前側からその給油室38に導かれ、そして、その給油
室38からそのすべり軸受25に供給されてそのすべり
軸受25を強制的に潤滑する。そしてその後にその作動
油10はそのトルク伝達室29に戻される。そのすべり
軸受25は、そのシリコン・オイル11に潤滑性が乏し
いにもかかわらずそのシリコン・オイル11に分散され
るその粉末の二硫化モリブデン12で十分に潤滑され、
そして、そのシリコン・オイルで冷却されその結果、き
びしい条件下の長期間の使用で焼付きが未然に防止され
てそのすべり軸受25の寿命が向上され、特に、極寒時
の境界潤滑性が改良され、そして軸受の強制潤滑を可能
にすることによってその温度感応型ファン・ドライブ2
0は、そのすべり軸受25を用いることができてコスト
ダウンおよびサイズダウンが図られる。
【0024】また、空気温度が高くなると、そのバイメ
タル33が大きくたわみ、そして、そのバルブ32が自
身のばね力でそのプッシュ・ピン67を押し戻すので、
そのバルブ32はそのオイル・コントロール・オリフィ
ス28を大きく開いてその作動油10はその油溜り室3
0からそのトルク伝達室30に多く供給され、それに伴
ってそのトルク伝達室29に存在してトルク伝達に寄与
するその作動油10は多くなって大きなトルクがそのド
ライブ・ディスク31からそのケーシング22に伝達さ
れる。その作動油10は、温度による粘度変化が小さ
く、耐熱性、耐酸化性、耐せん断性がすぐれ、そして、
圧縮率が高いなどのすぐれた特性を有するので、トルク
伝達が効率的に行なわれてその冷却ファンは高速で回転
される。また、そのドライブ・ディスク31がそのケー
シング22に接触する際、その作動油10の潤滑性によ
って焼付きが阻止されてロックが未然に防止される。
【0025】その際、そのトルク伝達室29のそのベア
リング・オイル・ダム35の手前側に導かれるその作動
油10の一部は、その給油路39を通ってそのトルク伝
達室29のそのベアリング・オイル・ダム35の手前側
からその給油室38に導かれ、そして、その給油室38
からそのすべり軸受25に供給されてそのすべり軸受2
5を強制的に潤滑する。そしてその後にその作動油10
はそのトルク伝達室29に戻される。この場合もそのす
べり軸受25は、その作動油10がより多く供給されて
軸受寿命が確保され、そして勿論のこと極寒時の境界潤
滑性が確保される。
【0026】図2は、自動車に搭載されるエンジンの冷
却系統においてそのエンジンで回転される冷却ファンに
適用されるところのこの発明の温度感応型ファン・ドラ
イブの別の具体例80を示し、そして、この温度感応型
ファン・ドライブ80は、この発明の作動油を具体化す
る製品10をトルク伝達および強制潤滑に用いている。
特に、この温度感応型ファン・ドライブ80では、その
前述された温度感応型ファン・ドライブ20に用いられ
るそのすべり軸受25がニードル・ベアリング81に置
き換えられている。
【0027】具体的には、その温度感応型ファン・ドラ
イブ80は、そのエンジンのそのプーリ・シャフトに結
合されるそのドライブ・シャフト21と、そのニードル
・ベアリング81でそのハブ24をそのドライブ・シャ
フト21に組み付け、そのドライブ・シャフト21上に
回転可能に支持され、そして、そのシールの下にその開
口端44に組み付けられるそのカバー23で内側にその
空間26を形成するケーシング22と、所定の位置にオ
イル・コントロール・オリフィス28を穴明けされてそ
のケーシング22のその空間26をそのトルク伝達室2
9および油溜り室30に区画する仕切り板27と、その
トルク伝達室29内に回転可能にされてそのドライブ・
シャフト21に固定的に支持され、そして、そのケーシ
ング22にトルクを伝達可能にするドライブ・ディスク
31と、そのオイル・コントロール・オリフィス28を
開閉するバルブ32と、そのカバー23の外側に配置さ
れ、そして、空気温度に応じてそのバルブ32を動かす
感温手段33と、そのドライブ・ディスク21の外周側
でそのトルク伝達室29に配置される油回収ダム34,
35と、そのトルク伝達室29のその油回収ダム34側
からその油溜り室30にその作動油10を導く油循環路
36と、そのドライブ・シャフト21の軸線方向におい
てそのニードル・ベアリング81から外側に適宜に間隔
を置いてそのドライブ・シャフト21とそのハブ24と
の間に配置され、そして、それらの間に給油室38を形
成するシール37と、そのケーシング22においてその
トルク伝達室29のそのベアリング・オイル・ダム35
側からその給油室38に油を導く給油路39とで組み立
てられ、内部にその作動油10が満されてその作動油1
0がそのドライブ・ディスク31とそのケーシング22
との間のトルク伝達およびそのニードル・ベアリング8
1の強制潤滑に活用されるところである。
【0028】さらに、その温度感応型ファン・ドライブ
80の詳細なところは、図1に示されたその温度感応型
ファン・ドライブ10の符号で示してその説明を省く。
勿論、そのニードル・ベアリング81は、その前述され
たすべり軸受25と同様に強制的に潤滑される。この場
合、そのニードル・ベアリング81は、その作動油10
を用いる強制潤滑によって軸受寿命が向上され、そして
特に、転走音などのノイズが低減される。
【0029】図3は、自動車に搭載されるエンジンの冷
却系統においてそのエンジンで回転される冷却ファンに
適用されるところのこの発明の温度感応型ファン・ドラ
イブのさらに別の具体例90を示し、そして、この温度
感応型ファン・ドライブ90は、この発明の作動油を具
体化する製品10をトルク伝達および強制潤滑に用いて
いる。特に、この温度感応型ファン・ドライブ90で
は、その前述された温度感応型ファン・ドライブ20に
用いられるそのすべり軸受25がボール・ベアリング9
1に置き換えられ、そして、そのドライブ・ディスク3
1はその耐摩耗材61,62を省いている。
【0030】具体的には、その温度感応型ファン・ドラ
イブ90は、そのエンジンのそのプーリ・シャフトに結
合されるそのドライブ・シャフト21と、そのボール・
ベアリング91でそのハブ24をそのドライブ・シャフ
ト21に組み付け、そのドライブ・シャフト21上に回
転可能に支持され、そして、そのシールの下にその開口
端44に組み付けられるそのカバー23で内側にその空
間26を形成するケーシング22と、所定の位置にオイ
ル・コントロール・オリフィス28を穴明けされてその
ケーシング22のその空間26をそのトルク伝達室29
および油溜り室30に区画する仕切り板27と、そのト
ルク伝達室29内に回転可能にされてそのドライブ・シ
ャフト21に固定的に支持され、そして、そのケーシン
グ22にトルクを伝達可能にするドライブ・ディスク3
1と、そのオイル・コントロール・オリフィス28を開
閉するバルブ32と、そのカバー23の外側に配置さ
れ、そして、空気温度に応じてそのバルブ32を動かす
感温手段33と、そのドライブ・ディスク21の外周側
でそのトルク伝達室29に配置される油回収ダム34,
35と、そのトルク伝達室29のその油回収ダム34側
からその油溜り室30にその作動油10を導く油循環路
36と、そのドライブ・シャフト21の軸線方向におい
てそのボール・ベアリング91から外側に適宜に間隔を
置いてそのドライブ・シャフト21とそのハブ24との
間に配置され、そして、それらの間に給油室38を形成
するシール37と、そのケーシング22においてそのト
ルク伝達室29のそのベアリング・オイル・ダム35側
からその給油室38にその作動油10を導く給油路39
とで組み立てられ、内部にその作動油10が満されてそ
の作動油10がそのドライブ・ディスク31とそのケー
シング22との間のトルク伝達およびそのボール・ベア
リング91の強制潤滑に活用されるところである。そし
て、そのドライブ・ディスク31が、そのボール・ベア
リング91のがたでそのケーシング22に接触する際、
その作動油10によって焼付きが阻止されてロックが未
然に防止される。特に、有利になるところは、その耐摩
耗材61,62が省かれてもそのドライブ・ディスク3
1は、焼き付かずに、そして、ロックされずにそのケー
シング22にトルクを円滑に伝達するところである。す
なわち、その作動油10は、耐摩耗材でなしにそのドラ
イブ・ディスク31を製作可能にする。
【0031】さらに、その温度感応型ファン・ドライブ
90の詳細なところは、図1に示されたその温度感応型
ファン・ドライブ10の符号で示してその説明を省く。
勿論、そのボール・ベアリング91は、その前述された
すべり軸受25と同様に強制的に潤滑される。この場
合、そのボール・ベアリング91は、その作動油10を
用いる強制潤滑によって軸受寿命が向上され、そして特
に転走音などのノイズが低減される。
【0032】図4は、自動車に搭載されるエンジンの冷
却系統においてそのエンジンで回転される冷却ファンに
適用されるところのこの発明の温度感応型ファン・ドラ
イブのさらに別の具体例100を部分的に示し、そし
て、この温度感応型ファン・ドライブ100は、この発
明の作動油を具体化する製品10をトルク伝達および強
制潤滑に用いている。この温度感応型ファン・ドライブ
100は、その前述された温度感応型ファン・ドライブ
20のその給油路39を給油パイプ103に置き換え、
そして、その前述された温度感応型ファン・ドライブ2
0のその給油室38を省くところで具体化される。
【0033】その温度感応型ファン・ドライブ100で
は、油取出し口101が、そのトルク伝達室29に開口
されてそのケーシング22に穴明けされ、また、給油口
102が、そのリング・ショルダ48に部分的に重なっ
てそのハブ24に穴明けされ、その給油パイプ103
が、一端をその油取出し口101に、他端をその給油口
102にそれぞれシールの下に差し込んで抜止め結合さ
れてそのケーシング22の外側に配管され、そして、そ
の作動油10がその給油パイプ103によってそのトル
ク伝達室29からそのすべり軸受25に導かれてそのす
べり軸受25を強制的に潤滑する。
【0034】その温度感応型ファン・ドライブ100の
さらに詳細については、図1に示されたその温度感応型
ファン・ドライブ20の符号で示してその説明を省く。
勿論この温度感応型ファン・ドライブ100では、その
温度感応型ファン・ドライブ20と同様にトルク伝達が
その作動油10によってそのドライブ・ディスク31と
そのケーシング22との間で行なわれる。
【0035】また、それら温度感応型ファン・ドライブ
20,80,90,100は、それぞれ強制潤滑回路を
備え、そして、その軸受25,81,91を強制的に潤
滑するところであるが、その作動油10が潤滑性にすぐ
れるので、その軸受25,81,91はその強制潤滑回
路が省かれても十分に潤滑される。また、その作動油1
0は、その有機モリブデンがそのシリコン・オイル11
に加えられると、即効性にすぐれる。
【0036】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0037】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
作動油は、固体潤滑剤が、粉末の状態でおよび、または
有機モリブデン、および四塩化炭素などの少なくとも一
つが、液体の状態でシリコン・オイルに加えられるの
で、この発明の作動油では、耐熱性、耐酸化性がすぐ
れ、流動点が低くて沸点、引火点が高く、温度による粘
度変化が小さくて表面張力が低く、撥水性がすぐれ、化
学的に不活性で低毒性であり、耐せん断性にすぐれて圧
縮率が大きく、他の物質に溶けにくくて蒸気圧が非常に
低く、そして、潤滑性能がすぐれ、特に、極寒時の境界
潤滑性が改良され、その結果、各種の流体装置にとって
非常に有用で実用的である。
【0038】また、この発明の温度感応型ファン・ドラ
イブは、固体潤滑剤が、粉末の状態でおよび、または有
機モリブデン、および四塩化炭素などの少なくとも一つ
が、液体の状態でシリコン・オイルに加えられるところ
の作動油が、内部に満されてドライブ・ディスクとケー
シングとの間のトルク伝達に用いられ、また、給油室に
導かれてドライブ・シャフト上にそのケーシングを回転
可能に支持する軸受を強制的に潤滑するので、この発明
の温度感応型ファン・ドライブでは、トルク伝達がその
作動油によってそのドライブ・ディスクとそのケーシン
グとの間で効率的に行なわれ、そして、トルクが確実に
伝達および可変され、そのドライブ・ディスクとそのケ
ーシングとの間で接触が生じる際、その作動油によって
焼付きが未然に阻止されてその焼付きによるロックが防
止され、また、その軸受がその作動油によって冷却も兼
ねて強制的に潤滑され、軸受ノイズが低減され、特に、
極寒時の境界潤滑性が改良され、使用条件に影響されず
にその軸受の焼付けが未然に防止され、そして、その軸
受の寿命が確保できて使用が長期間可能になり、さら
に、各種の軸受が使用でき、特に、すべり軸受が使用可
能になってコストダウンおよびサイズダウンが図られ、
その結果、自動車エンジンの冷却系統にとって非常に有
用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車に搭載されるエンジンの冷却系統におい
てそのエンジンで回転される冷却ファンに適用され、そ
して、この発明の作動油の具体的な製品を用いるところ
のこの発明の温度感応型ファン・ドライブの具体例を軸
線方向に断面して示した断面図である。
【図2】自動車に搭載されるエンジンの冷却系統におい
てそのエンジンで回転される冷却ファンに適用され、そ
して、この発明の作動油の具体的な製品を用いるところ
のこの発明の温度感応型ファン・ドライブの別の具体例
を軸線方向に断面して示した断面図である。
【図3】自動車に搭載されるエンジンの冷却系統におい
てそのエンジンで回転される冷却ファンに適用され、そ
して、この発明の作動油の具体的な製品を用いるところ
のこの発明の温度感応型ファン・ドライブのさらに別の
具体例を軸線方向に断面して示した断面図である。
【図4】自動車に搭載されるエンジンの冷却系統におい
てそのエンジンで回転される冷却ファンに適用され、そ
して、この発明の作動油の具体的な製品を用いるところ
のこの発明の温度感応型ファン・ドライブのなおさらに
別の具体例を軸線方向に断面して示した部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 作動油 11 シリコン・オイル 12 二硫化モリブデンの粉末 20 温度感応型ファン・ドライブ 21 ドライブ・シャフト 22 ケーシング 23 カバー 24 ハブ 25 軸受/すべり軸受 26 空間 27 仕切り板 28 オイル・コントロール・オリフィス 29 トルク伝達室 30 油溜り室 31 ドライブ・ディスク 32 バルブ 33 感温手段/バイメタル 34 油回収ダム/サイド・ダム 35 油回収ダム/サイド・ダム/ベアリング・オイ
ル・ダム 36 油循環路 37 シール 38 給油室 39 給油路 103 給油パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 125/18 C10M 125/18 125/22 125/22 125/26 125/26 129/40 129/40 131/04 131/04 139/00 139/00 Z 147/02 147/02 F01P 7/08 F01P 7/08 G // C10N 10:04 10:08 10:12 10:16 30:00 30:08 30:10 40:04 40:08 50:08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体潤滑剤が、粉末の状態でおよび、ま
    たは有機モリブデン、および四塩化炭素などの少なくと
    も一つが、液体の状態でシリコン・オイルに加えられる
    ところの作動油。
  2. 【請求項2】 その固体潤滑剤が、黒鉛、雲母、亜鉛
    華、滑石、石ケン石、窒化硼素、硫黄、硫化モリブデ
    ン、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、塩化コバ
    ルト、塩化カドミウム、ヨウ化カドミウム、ヨウ化鉛、
    ステアリン酸亜鉛、四フッ化エチレン、六塩化エタン、
    および塩素化パラフィンなどから選択される請求項1に
    記載の作動油。
  3. 【請求項3】 固体潤滑剤が、粉末の状態でおよび、ま
    たは有機モリブデン、および四塩化炭素などの少なくと
    も一つが、液体の状態でシリコン・オイルに加えられる
    ところの作動油が、内部に満されてドライブ・ディスク
    とケーシングとの間のトルク伝達に用いられ、また、給
    油室に導かれてドライブ・シャフト上にそのケーシング
    を回転可能に支持する軸受を強制的に潤滑するところの
    温度感応型ファン・ドライブ。
  4. 【請求項4】 その固体潤滑剤が、黒鉛、雲母、亜鉛
    華、滑石、石ケン石、窒化硼素、硫黄、硫化モリブデ
    ン、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、塩化コバ
    ルト、塩化カドミウム、ヨウ化カドミウム、ヨウ化鉛、
    ステアリン酸亜鉛、四フッ化エチレン、六塩化エタン、
    および塩素化パラフィンなどから選択される請求項3に
    記載の温度感応型ファン・ドライブ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149771A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Cosmo Oil Lubricants Co Ltd コントロールケーブル用のグリース組成物およびコントロールケーブル

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