JPH11197016A - 酒かん器 - Google Patents

酒かん器

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JPH11197016A
JPH11197016A JP30863098A JP30863098A JPH11197016A JP H11197016 A JPH11197016 A JP H11197016A JP 30863098 A JP30863098 A JP 30863098A JP 30863098 A JP30863098 A JP 30863098A JP H11197016 A JPH11197016 A JP H11197016A
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JP
Japan
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sake
temperature
liquor
heating
hot
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Pending
Application number
JP30863098A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Yamauchi
正勝 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANIKA DENKI HANBAI KK
Original Assignee
TANIKA DENKI HANBAI KK
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Application filed by TANIKA DENKI HANBAI KK filed Critical TANIKA DENKI HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酒かん器において、連続的な吐出であって
も、また、時間をおいた待機後の吐出であっても所望の
燗温度でしかも燗酒が品質を落とすことなく得られる酒
かん器であり、しかもこれに必要な電流が抑えられた酒
かん器を提供すること。 【解決手段】 容器32内に加熱管34を浸して成る熱
交換器3であって前記送出手段7からの酒が加熱管入口
341に送られる熱交換器3を有し、この熱交換器3に
酒を圧送させて燗付けをし、その際、燗酒の吐出温度に
基づいて加熱管34内の流速を速度制御するこにより燗
温度が制御され、又は/及び、燗酒の吐出温度に基づい
て量制御された常温の酒を、加熱管出口342から出る
酒と混ぜて燗酒に混ぜることにより燗温度が制御される
酒かん器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、酒を燗酒として
提供する際に、燗付けをしながら注ぐことのできる酒か
ん器に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】居酒屋、
パブ、バーなどで燗酒を提供する場合、注文の都度に酒
を燗付けして提供している。また、燗付けの省力化のた
め自動的に燗酒の供給ができる酒かん器が各種提供され
ている。
【0003】多く用いられているのは湯煎式酒かん器で
あり、容器に入れた水をヒーターなどで加熱して所定温
度の熱湯に保ち、この容器内に浸したステンレスパイプ
等の管に常温の酒(以下、「常温酒」)を流すことによ
り燗付けしている。容器は4〜10リットル程度のもの
が用いられ、この容器に一例として2合の容量に相当す
る長さの管を浸し、酒かん器の上方から一升ビンを差し
込み、重力により管に酒を流して燗付けするように成っ
ている。この酒かん器に90℃程度の熱湯を満たし、常
温(例えば20℃程度)の酒を流すと、1合当り13秒
程度の所要時間で燗酒が吐出できる。又この様な燗付け
で容器内の熱湯は熱を奪われ、あるいは自然冷却によっ
て降温するが、これに対しては、通常、機械式のサーモ
スタットで制御されたヒーターで加熱されて所定温度に
維持される。
【0004】ただ、この湯煎式酒かん器は、連続的に吐
出させる場合には、降温する熱湯を加熱しても間に合わ
ないため、燗温度が次第に低下してぬるくなってしま
う。例えば、上記例示の酒かん器で1合づつを連続吐出
したときの温度は、初回に吐出した1合が78℃、10
回目の1合が64℃、30回目が55℃程度の燗温度と
次第にぬるくなってしまう。
【0005】その反面、上記例では初回が78℃と熱す
ぎる酒となっている(燗の適温例は60℃強)。これ
は、注文待ちなど酒が管の中で待機させられ熱湯に長く
浸けられた為であり、待機が長引くと吐出する酒は著し
く熱い燗酒になってしまう。熱すぎるだけでなく、酒の
品質や味も劣化してしまう。
【0006】また、何れにしても燗温度は熱湯よって決
定されており、その為、熱燗、ぬる燗など燗温度に色々
な要望があっても、その都度に燗温度を変えることはで
きない。仮に熱湯の設定温度を変更をしても、実際の温
度が変更されるまでには時間がかかる為、やはり間に合
わない。
【0007】これに対して、セラミックヒーターを用い
た酒かん器がある。これによれば、吐出時に、酒を加熱
されたセラミックヒーターで瞬間加熱するので、連続的
に燗酒を吐出してもその燗温度が低下することはない。
ただ、吐出速度は、1350Wのセラミックヒーターを
用いた酒かん器の例で、1合当たり23秒程度であり、
居酒屋など小型店舗においてはそれなりの成果が得られ
ている。ただ、湯煎式酒かん器の例の13秒と較べる
と、パーティー会場など比較的大量の燗酒を準備する場
合などには不向きなこともある。これに対しては、セラ
ミックヒーターの大型化による対処も考えられる。ただ
これ以上にヒーターを大型化すれば、酒かん器は150
0Wを上回ることとなり、15A電源が広く普及してい
ることを考慮すると、汎用性に問題がある。
【0008】以上の問題を鑑み、本発明の目的とすると
ころは、酒かん器において、連続的な吐出であっても、
また、時間をおいた待機後の吐出であっても所望の燗温
度でしかも燗酒が品質を落とすことなく得られる酒かん
器であり、しかもこれに必要な電流が抑えられた酒かん
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】その為、請求項1記載の
発明では、熱交換器3に熱湯などの熱交換液をいれ、こ
れに浸した加熱管34に常温などの酒を圧送させること
により燗酒を吐出させる酒かん器1であって、燗酒の吐
出温度を測定し、所定の燗温度より高ければ圧送の流速
を早くし、低ければ流速を遅くする速度制御により、吐
出される燗酒の温度制御が成されるようにした。熱交換
器にはコイル式熱交換器を用いることができ、管をらせ
ん状に巻いたコイルやうず巻管、そのほか多数の直管を
曲管で連結したものを加熱管34として容器中に浸した
ものである。吐出温度の検出は温度センサなどにより吐
出口5で直接検出してもよく、熱交換器の出口342の
測定で吐出温度を間接的に検知してもよく、或いはその
中間であってもよい。また、連続して注ぐときには燗酒
の温度が次第に降温する傾向にあるので、この降温のし
始めを検知して速度を次第に遅くするように制御するの
である。
【0010】もっとも、最初に注ぎ始める時には、加熱
管の中に停滞していた酒が注がれるため、どうしても熱
し過ぎの燗酒となってしまう。その為、これに常温酒を
混合させて適温の燗酒を得るようにした。具体的には請
求項2記載の発明のように、燗酒の吐出温度に基づいて
常温酒を量制御しながら、熱交換器で加熱された酒に混
ぜるようにした。従って、熱交換器から送出された酒が
熱し過ぎでないなら、常温酒を混ぜることはしない。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1及び2記
載の冷酒サーバーの、より具体的手段の一例であり、
「吸引した酒を速度制御可能に送出する送出手段と、容
器内に加熱管を浸して成る熱交換器であって前記送出手
段からの酒が加熱管入口に送られる熱交換器と、この熱
交換器の加熱管出口の先に設けられる燗酒の吐出口と、
を有する酒かん器であって、常温酒を前記加熱管出口か
ら出る酒と混ぜて燗酒を得るための、常温酒の量制御可
能な供給管、を備えたことを特徴とする請求項2記載の
酒かん器」をその要旨としている。酒受けは容器状を一
例とし、この酒受け自体への供給が、ポンプでの吸引量
に間に合うように注ぎ足されるものならどの様なもので
もよい。例えば、1升ビンを倒立させ、酒受けに溜まっ
ている酒にビン口が浸かるように差し込むものでもよ
い。常温酒の供給源はどの様に設けてもよいが、前記ポ
ンプから熱交換器に送る酒の一部を分岐させ、熱交換器
をバイパスさせて混合用にしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次ぎに、日本酒の燗酒を提供する
酒かん器の実施例を図1〜2に基づいて説明する。この
酒かん器1は、外見が箱状のサーバーケース1’を有し
ており、1升ビンAを倒立させ、酒かん器1上面から内
部の酒受け2に差し込まれており、酒受け2には常時所
定量の酒aが満たされるようになっている。またケース
1’内には熱交換器3が内蔵され、この熱交換器3の容
器開口部31が酒かん器1上面に開口しており、開口部
31の蓋31’を開けて、熱交換液として水を入れてお
き、これを内蔵されたヒーター38の加熱で熱湯にする
様になっている。またこの水を交換するなど容器32か
ら排出する時には、容器底部に設けられたドレン管33
から排出されるようになっている。酒かん器1の前面F
には高さ調整可能な徳利受け4と、その上方に設けられ
た燗酒の吐出口5が管状に設けられている。この吐出口
5は管状の付け根が回動可能になっていて、燗酒を吐出
させる為の「真下向き」と、これを止める為の「斜め下
向き」とに回動させることにより、燗酒を注ぐ際の操作
レバーを兼ねている。また、酒かん器1はマイクロコン
ピュータ6(以下、マイコン6)を内蔵しており、以下
に説明する様々な操作を制御している。
【0013】酒受け2は円筒容器状を成し、開口部21
にはビン受け22がフタされている。このビン受け22
は円板状で、中央には倒立させた1升ビンAが嵌入でき
る大きさの穴が設けられており、1升ビンAを受けとめ
るようになっている。また、酒受け2の底部には残量セ
ンサ23が設けられ、酒切れを知らせるようになってい
る。また酒受け2の底部からは送出手段としての電磁ポ
ンプ7へ配管がされており、酒受けの酒が吸引されるよ
うになっている。尚、酒受けを介さず、ビンから直接に
酒を吸引するようにしてもよく、ポンプへの吸引チュー
ブの先に、一升ビンの口に嵌合させるゴムキャップを設
け、このゴムキャップに空気孔を設けるなどしておけば
よい。この場合は、吸引チューブを酒かん器から引き出
せるようにしておき、そのゴムキャップを倒立前の一升
ビンに嵌合させ、その後、吸引チューブを酒かん器に納
めつつ倒立させた一升ビンを差し込むのである。
【0014】電磁ポンプ7は、吐出口5のレバー操作に
連動して始動/停止するようになっている。また、始動
後はマイコン6により電磁ポンプ7からの圧送を制御す
るようになっており、酒受け2から吸引した酒を速度制
御して、流出口71から熱交換器3に送るようになって
いる。この際、電磁ポンプ7の流出口71から出る配管
は途中で2分岐されており、分岐の一方は熱交換器3に
つながり、他方は常温酒を供給する供給管82になって
いて、熱交換器3の加熱管出口342から出る酒が熱つ
過ぎの場合に混ぜる様になっている。
【0015】熱交換器3は、略円筒状を成す5リットル
の容器32に、ステンレスパイプで成る加熱管34を縦
姿勢で浸けるよう設けてあり、浸かった部分は管内が約
1合の容量に相当する長さで従来のほぼ1/2となって
いる。またU字状に屈曲形成された1400Wのヒータ
ー38が、コイル状の加熱管の上方からコイル内に内方
へ差し込む様にして内蔵されており、容器32の底部に
設けられた熱湯用の温度センサ36に基づくON/OF
Fで、熱湯が所定温度に保たれる。更に熱湯が所定温度
であっても、吐出操作がされたらこれによる熱湯の降温
を予定して、温度センサ36によることなくヒーター3
8がONされる様になっている。また、温度センサ36
による検知に基づき、熱湯が所定温度に達しているか否
かを図示しない水温ランプで表示される。加熱管34
は、その入口341が容器32の側壁上方に設けられて
おり、ここから容器内を経た加熱管は、側壁下方の加熱
管出口342から容器32外方へと抜け出ている。加熱
管出口342の直後には温度センサ35が設けられ、酒
の出口温度を測定している。容器32の底部には、熱湯
を撹拌するためのモーターポンプ37が設けられ、加熱
管周囲の水温低下を防止してる。
【0016】吐出口5は、熱交換器3の出口342から
配管されている吐出用配管81の末端口である。この吐
出用配管81の途中には第1のバルブ811が設けら
れ、吐出口5から燗酒を注ぐためのレバー操作に連動し
てバルブの開閉がされる。また吐出用配管81には、第
1のバルブ811の下流位置に、常温酒の供給管81が
合流配管させてあり、供給管82に設けられた第2のバ
ルブ821により、混ぜる常温酒の(混ぜない場合を含
む)量調整を行っている。
【0017】次ぎに、上記構成による酒かん器1の操作
について述べ、また、操作内容をもってマイコン6の制
御内容の説明を兼ねる。
【0018】まず、熱交換器3の容器32に約5リット
ルの水を入れ、酒受け2には酒の1升ビンAを差し込ん
でおく。この状態で酒かん器1の主電源を入れ、酒かん
器前面Fの温度摘みFaにより燗酒の温度設定を、1例
として70℃程度に合わせておく。容器32内の水が所
定温度の熱湯となったら準備完了であり、吐出口5を注
ぎ位置に操作して電磁ポンプ7を始動させ、加熱管34
や供給管82などの配管系統に酒を充填させて、注文に
備えておく。
【0019】注ぐ場合、例えば徳利を徳利受け4に載
せ、吐出口5を真下向きにレバー操作し、電磁ポンプ7
が始動して酒を吐出して注ぐ。熱交換器3で燗付けされ
た酒の温度は出口342で常時測定されており、マイコ
ン6に記憶されている設定温度より高ければ、電磁ポン
プ7のマイコン制御により、加熱管34内の速度を早く
なるよう速度制御して、燗温度が設定温度まで下がるよ
う温度制御する。また酒の出口温度が設定温度より低け
れば、速度を遅くなるよう制御すればよい。電磁ポンプ
7によれば、速度制御がほぼ無段階に制御できるので、
夏や冬など常温が異なる場合であっても細かく制御で
き、適温に制御された燗酒が提供できる。また、多数の
徳利に連続して注ぐ場合には、加熱管34近傍の熱湯が
降温して燗付け能力が1時的に低下する可能性がある
が、ヒーター38は吐出操作に連動して直ちにONされ
るので、温度センサによる検知を待つことなく加熱が開
始される。更に、容器32底部のモーターポンプ37に
より熱湯は緩やかに撹拌されているので、熱湯の降温に
よる燗付け能力低下の心配はない。
【0020】ただ速度を変えて温度制御をしても、加熱
管34内の酒が後続の酒に入れ替わるまでは、適温から
ズレた酒が出続けてしまう。この場合、ズレが小さけれ
ば、後続して注がれる適温の燗酒にズレがかき消され、
注がれた徳利は1本全体としては概ね適温になるので問
題がない。ただ、例えば出口温度が高すぎる場合は後続
の燗酒によっても徳利全体としても適温にならず熱すぎ
ることがある、特に長い時間、吐出がなかった場合に
は、加熱管34の中に停滞していた酒が極端に過加熱と
なり、この熱すぎる燗酒は速度調整によっては対応でき
ない。この時は、第2のバルブ811を開き、常温酒
(つまり冷たい酒)を供給管82から吐出用配管81に
合流させ混合させることにより、燗酒の温度制御が成さ
れる。尚、加熱管34の出口温度と吐出口温度は若干の
温度差があるが、0.5℃程度の僅かであるため、この
温度差を見込んで制御しておけば問題ない。
【0021】なお、燗酒と常温酒と混合方法は、加熱管
出口からの燗酒と常温酒とを、交互に間欠排出したもの
でもよい。また、燗酒と常温酒の混合比率はどの様であ
ってもよく、量的に常温酒が大半を占めるような混合で
あってもよい。これは、特別に低いぬる燗(例えば40
℃〜50℃程度)にするような場合、燗酒に常温酒を混
合させても所望のぬる燗温度に下がり切らない場合があ
り、この様な時には、常温酒に燗酒を混合させるような
方法で温度を下げることができる。このように、燗酒と
常温酒は互いに連続排出/間欠排出を問わず、また燗酒
と常温酒はどちらにどちらを混合させると云うことも問
わない。
【0022】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
く、発明の趣旨の範囲でどの様にしてもよい。加熱管の
速度制御は、電磁ポンプ以外のどの様なポンプでもよ
く、或いはポンプは固定能力にして流出口でバルブ制御
してもよく、その他どの様であってもよい。また本願発
明とは別に、この酒かん器を温度調整可能な冷酒サーバ
ーと兼用可能に構成するのは自在である。この場合、ヒ
ーターは切断しておき、水の代わりに氷水を入れて酒を
飲み頃の冷酒に冷却するのである。所望温度への速度制
御については、マイコンに組み込む制御プログラムの温
度カバー領域に、冷酒の温度領域も含むようにしておけ
ばよい。また常温酒の混合制御も同様であり、待機中に
冷えすぎとなった酒に、どの程度の量の常温酒を混合す
れば飲み頃の冷酒となるかを、冷酒の吐出温度に合わせ
てプログラミングしておけばよい。
【0023】
【発明の効果】以上、本願請求項1記載の酒かん器の発
明によれば、吐出する酒を速度制御することにより、燗
温度が所望温度に維持できる。その為、連続的な吐出に
よっても燗温度の低下することがなくなる。また、吐出
の都度に燗温度を変えることができるので、徳利などの
提供単位ごとに熱燗、ぬる燗など燗付けを変えることが
できる。またこの様に、高い燗温度が必要な場合でも速
度制御により得られるので、従来の酒かん器の様に(熱
交換器の)加熱管の長さで燗温度を確保するという必要
が無くなるのであり、そのため従来に較べ加熱管を短く
することができる。またその結果、本発明では熱湯に浸
けた状態で待機させておく酒の量が少なくなり、よって
酒の品質や味も劣化を抑えることが可能になる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、熱すぎの燗
酒に常温の酒を混ぜるので、温度調整に即効性がある。
例えば、請求項1記載の発明による温度制御は効果が現
れるまでに多少の遅延時間を要するが、これを補うこと
ができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、上記の諸々
の効果が簡易な構成で実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、酒かん器の主な構成を、配管系統
を主体として示した図であり、加熱管の一部を切り欠い
て示してある。
【図2】 この図は、図1の酒かん器の側面図である。
【符号の説明】 1 酒かん器 2 酒受け 3 熱交換器 34 加熱管 5 吐出口 6 マイクロコンピュータ 7 送出手段としての電子ポンプ 81 吐出用配管 82 供給管 821 第2のバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に加熱管を浸して成る熱交換器を
    有し、前記容器に加熱用の熱交換液を入れると共に、前
    記加熱管に酒を圧送させることにより燗酒を吐出させる
    酒かん器であって、 燗酒の吐出温度に基づいて前記管内の流速を速度制御す
    ることにより、吐出される燗酒の温度制御が成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の酒かん器。
  2. 【請求項2】 容器内に加熱管を浸して成る熱交換器を
    有し、前記容器に加熱用の熱交換液を入れると共に、前
    記加熱管に酒を圧送させることにより燗酒を吐出させる
    酒かん器であって、 燗酒の吐出温度に基づいて量制御された常温の酒を、加
    熱管出口から出る酒に混ぜることにより、吐出される燗
    酒の温度制御が成されることを特徴とする請求項1記載
    の酒かん器。
  3. 【請求項3】 吸引した酒を速度制御可能に送出する送
    出手段と、容器内に加熱管を浸して成る熱交換器であっ
    て前記送出手段からの酒が加熱管入口に送られる熱交換
    器と、この熱交換器の加熱管出口の先に設けられる燗酒
    の吐出口と、を有する酒かん器であって、 常温の酒を前記加熱管出口から出る酒と混ぜて燗酒を得
    るための、常温の酒の量制御可能な供給管、を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の酒かん器。
JP30863098A 1997-11-13 1998-10-29 酒かん器 Pending JPH11197016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30863098A JPH11197016A (ja) 1997-11-13 1998-10-29 酒かん器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31190597 1997-11-13
JP9-311905 1997-11-13
JP30863098A JPH11197016A (ja) 1997-11-13 1998-10-29 酒かん器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010070791A (ko) * 2001-06-07 2001-07-27 김문환 전기 가열봉을 이용한 과즙, 혼합음료, 두유 등의 직접가열, 살균기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010070791A (ko) * 2001-06-07 2001-07-27 김문환 전기 가열봉을 이용한 과즙, 혼합음료, 두유 등의 직접가열, 살균기

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