JPH11196420A - モード信号符号化装置 - Google Patents
モード信号符号化装置Info
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- JPH11196420A JPH11196420A JP9336968A JP33696897A JPH11196420A JP H11196420 A JPH11196420 A JP H11196420A JP 9336968 A JP9336968 A JP 9336968A JP 33696897 A JP33696897 A JP 33696897A JP H11196420 A JPH11196420 A JP H11196420A
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- H04N19/103—Selection of coding mode or of prediction mode
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インタレース形状符号化器において2つの
フィールドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信
号を符号化するモード信号符号化装置を提供する。 【解決手段】 第1及び第2基準ブロックに対する目
標ブロックのエラーが予め定められた閾値以下である
と、第1及び第2指示信号を各々生成するフレーム検出
部10と、目標ブロックを上部及び下部フィールドに分
割するフレーム分割器20と、上部フィールド符号化デ
ータと上部モードとを生成する上部フィールド符号化部
30と、下部フィールド符号化データと下部モードとを
生成する下部フィールド符号化部50と、上部モードに
基づいて、下部モードを変更して変更済みの下部モード
を生成する下部モード符号化回路80と、上部モードを
変更済みの下部モードに多重化してモードを生成するMU
X90とを含む。
フィールドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信
号を符号化するモード信号符号化装置を提供する。 【解決手段】 第1及び第2基準ブロックに対する目
標ブロックのエラーが予め定められた閾値以下である
と、第1及び第2指示信号を各々生成するフレーム検出
部10と、目標ブロックを上部及び下部フィールドに分
割するフレーム分割器20と、上部フィールド符号化デ
ータと上部モードとを生成する上部フィールド符号化部
30と、下部フィールド符号化データと下部モードとを
生成する下部フィールド符号化部50と、上部モードに
基づいて、下部モードを変更して変更済みの下部モード
を生成する下部モード符号化回路80と、上部モードを
変更済みの下部モードに多重化してモードを生成するMU
X90とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2値形状信号のモ
ード信号を符号化する装置に関し、特に、インタレース
形状符号化器において2つのフィールドの間の相関関係
を用いてモード信号を符号化するモード信号符号化装置
に関する。
ード信号を符号化する装置に関し、特に、インタレース
形状符号化器において2つのフィールドの間の相関関係
を用いてモード信号を符号化するモード信号符号化装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、テレビ電話及び電子会議のような
ディジタルビデオシステムにおいて、映像フレーム信号
は「画素」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっ
ているため、各映像フレーム信号を表現するのには大量
のディジタルデータが必要である。
ディジタルビデオシステムにおいて、映像フレーム信号
は「画素」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっ
ているため、各映像フレーム信号を表現するのには大量
のディジタルデータが必要である。
【0003】しかしながら、通常の伝送チャネル上の利
用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャ
ネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するために
は、特に、テレビ電話及び電子会議のような低ビットレ
ートの映像信号符号化の場合、様々なデータ圧縮技法を
用いて伝送すべきデータの量を圧縮するか減らさなけれ
ばならない。
用可能な周波数帯域幅は制限されているので、そのチャ
ネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するために
は、特に、テレビ電話及び電子会議のような低ビットレ
ートの映像信号符号化の場合、様々なデータ圧縮技法を
用いて伝送すべきデータの量を圧縮するか減らさなけれ
ばならない。
【0004】低ビットレートの映像信号符号化システム
において、映像信号を符号化する方法の1つに、いわゆ
る物体指向分析/合成符号化方法(Object-Oriented An
alysis-Synthesis coding technique)がある。この物体
指向分析/合成符号化技法によれば、入力映像信号は複
数の物体(オブジェクト)に分けられ、各物体の動き、
輪郭線及び画素データを規定する3つの組よりなるパラ
メータが互いに異なる符号化チャネルを通じて取り扱わ
れる。
において、映像信号を符号化する方法の1つに、いわゆ
る物体指向分析/合成符号化方法(Object-Oriented An
alysis-Synthesis coding technique)がある。この物体
指向分析/合成符号化技法によれば、入力映像信号は複
数の物体(オブジェクト)に分けられ、各物体の動き、
輪郭線及び画素データを規定する3つの組よりなるパラ
メータが互いに異なる符号化チャネルを通じて取り扱わ
れる。
【0005】そのような物体指向分析/合成符号化方法
の一例として、所謂、MPEG-4(Moving Picture Exp
erts Group phase 4)があるが、このMPEG-4は低
ビットレート通信、対話式マルチメディア(例えば、ゲ
ーム、対話式テレビ、等々)及び領域監視用機器のよう
な応用分野において内容ベース対話式、改善された符号
化効率及び/または汎用アクセシビリティを可能するよ
うにする視聴符号化標準案を提供する。
の一例として、所謂、MPEG-4(Moving Picture Exp
erts Group phase 4)があるが、このMPEG-4は低
ビットレート通信、対話式マルチメディア(例えば、ゲ
ーム、対話式テレビ、等々)及び領域監視用機器のよう
な応用分野において内容ベース対話式、改善された符号
化効率及び/または汎用アクセシビリティを可能するよ
うにする視聴符号化標準案を提供する。
【0006】MPEG-4において、入力ビデオ映像
は、使用者がアクセスして操作できるビットストリーム
内のエンティティに対応する、複数のビデオ物体平面
(VOP,Video Object Plane)に分けられる。VOPは
物体としても定義され、その幅及び高さが各物体を取り
囲む16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数に
なる四角形で表され得る。よって、符号化はVOP単
位、即ち、物体単位で入力ビデオ映像を取り扱うことに
なる。
は、使用者がアクセスして操作できるビットストリーム
内のエンティティに対応する、複数のビデオ物体平面
(VOP,Video Object Plane)に分けられる。VOPは
物体としても定義され、その幅及び高さが各物体を取り
囲む16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数に
なる四角形で表され得る。よって、符号化はVOP単
位、即ち、物体単位で入力ビデオ映像を取り扱うことに
なる。
【0007】MPEG-4に記載のVOPは、2値マス
クで表現される形状情報と、クロミナンスデータ及びル
ミナンスデータよりなる色情報とを有する。2値マスク
において、1つの2値(例えば、0)はVOPにおける物
体の外側に位置する画素(背景画素)を、他方の2値(例
えば、255)は物体の内側に位置する画素(物体画素)
を各々表す。
クで表現される形状情報と、クロミナンスデータ及びル
ミナンスデータよりなる色情報とを有する。2値マスク
において、1つの2値(例えば、0)はVOPにおける物
体の外側に位置する画素(背景画素)を、他方の2値(例
えば、255)は物体の内側に位置する画素(物体画素)
を各々表す。
【0008】フレームまたはVOP内の物体の位置及び
形状を表す2値形状信号は、例えば、「16×16」の
2値画素の大きさの2値アルファブロック(BAB: Bin
aryAlpha Block)として表現され、各々の2値画素は、
例えば、背景画素を表す値「0」及び物体画素を表す値
「255」のうちのいずれか1つである。
形状を表す2値形状信号は、例えば、「16×16」の
2値画素の大きさの2値アルファブロック(BAB: Bin
aryAlpha Block)として表現され、各々の2値画素は、
例えば、背景画素を表す値「0」及び物体画素を表す値
「255」のうちのいずれか1つである。
【0009】BABは、公知のビットマップベース形状
符号化(Context-based ArithmeticEncoding: CAE)技
法によって符号化されるBAB(BAB; Binary alpha blo
ck)で表現される。詳述すると、イントラモードにおい
て現フレーム(VOP)内のBABは、イントラCAE方
法を用いて符号化され、符号化BABが生成される。こ
こで、イントラCAE方法において、現フレーム内のB
ABの2値画素のコンテキスト値は現フレーム(または
VOP)内のBABの2値画素の周囲にある2値画素の
コンテキスト値を用いて求められる。
符号化(Context-based ArithmeticEncoding: CAE)技
法によって符号化されるBAB(BAB; Binary alpha blo
ck)で表現される。詳述すると、イントラモードにおい
て現フレーム(VOP)内のBABは、イントラCAE方
法を用いて符号化され、符号化BABが生成される。こ
こで、イントラCAE方法において、現フレーム内のB
ABの2値画素のコンテキスト値は現フレーム(または
VOP)内のBABの2値画素の周囲にある2値画素の
コンテキスト値を用いて求められる。
【0010】インターモードにおいて、現フレーム(V
OP)内のBABは、イントラCAE方法及びインター
CAE方法のうち予め定められた1つの技法を用いて符
号化され、符号化BABが生成される。インターCAE
方法において、現フレーム内のBABの2値画素のコン
テキスト値は現フレーム(またはVOP)内のBABの2
値画素の周囲にある2値画素のコンテキスト値及び前フ
レーム内の2値画素のコンテキスト値を用いて求められ
る(MPEG−4 Video Verification Model Version
7.0,International Organization for Standardizati
on, Coding of Moving and Associated Audio Informat
ion, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N164
2, Bristol, April, pp28-30参照)。
OP)内のBABは、イントラCAE方法及びインター
CAE方法のうち予め定められた1つの技法を用いて符
号化され、符号化BABが生成される。インターCAE
方法において、現フレーム内のBABの2値画素のコン
テキスト値は現フレーム(またはVOP)内のBABの2
値画素の周囲にある2値画素のコンテキスト値及び前フ
レーム内の2値画素のコンテキスト値を用いて求められ
る(MPEG−4 Video Verification Model Version
7.0,International Organization for Standardizati
on, Coding of Moving and Associated Audio Informat
ion, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N164
2, Bristol, April, pp28-30参照)。
【0011】一方、符号化効率を向上させるために、例
えば、従来のCAE方法によると、BAB内の全ての2
値画素値を符号化して、符号化2値画素値を復号器へ伝
送する代わりにBABに対する該当する符号化の条件を
表すかまたは特徴付けられるモード信号を符号化して、
符号化モード信号を伝送する。
えば、従来のCAE方法によると、BAB内の全ての2
値画素値を符号化して、符号化2値画素値を復号器へ伝
送する代わりにBABに対する該当する符号化の条件を
表すかまたは特徴付けられるモード信号を符号化して、
符号化モード信号を伝送する。
【0012】従来のモード符号化方法によると、BAB
を符号化することにおいて各々のBABに対して次の
[表1]に示すように7個の互いに異なるモードのうち
のいずれか1つを表すモード信号を与え、これを符号化
モード信号として符号化して伝送する。
を符号化することにおいて各々のBABに対して次の
[表1]に示すように7個の互いに異なるモードのうち
のいずれか1つを表すモード信号を与え、これを符号化
モード信号として符号化して伝送する。
【0013】
【表1】
【0014】[表1]を参照すると、7個のモード信号
がある。即ち、BABに対する動きベクトル差分(MV
Ds: Motion Vector Difference for shape)が「0」と定
義され、BAB内の2値画素値が符号化されていないこ
とを表す第1モード信号(ここで、MVDsはBABの動
きベクトル(MV: Motion Vector)及びBABに対する
動きベクトル予測値(MVPs: Motion Vector Predicto
r for shape)との間の差を表す)と、BABに対するM
VDが「0」と定義されず、BAB内の2値画素値が符号
化されていないことを表す第2モード信号と、BAB内
の全ての2値画素値が背景画素として定義されることを
表す第3モード信号と、BAB内の全ての2値画素が物
体画素として定義されることを表す第4モード信号と、
BAB内の2値画素値がイントラCAE符号化されるこ
とを表す第5モード信号と、BABに対するMVDが
「0」と定義され、BAB内の2値画素値がインターCA
E符号化されることを表す第6モード信号と、BABに
対するMVDが「0」と定義されず、BAB内の2値画素
値がインターCAE符号化されることを表す第7モード
信号がある(MPEG−4 Video Verification Model V
ersion 7.0,International Organization for Standa
rdization, Coding of Moving and AssociatedAudio In
formation, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N
1642, Bristol, April, 1997, pp 20-21参
照)。
がある。即ち、BABに対する動きベクトル差分(MV
Ds: Motion Vector Difference for shape)が「0」と定
義され、BAB内の2値画素値が符号化されていないこ
とを表す第1モード信号(ここで、MVDsはBABの動
きベクトル(MV: Motion Vector)及びBABに対する
動きベクトル予測値(MVPs: Motion Vector Predicto
r for shape)との間の差を表す)と、BABに対するM
VDが「0」と定義されず、BAB内の2値画素値が符号
化されていないことを表す第2モード信号と、BAB内
の全ての2値画素値が背景画素として定義されることを
表す第3モード信号と、BAB内の全ての2値画素が物
体画素として定義されることを表す第4モード信号と、
BAB内の2値画素値がイントラCAE符号化されるこ
とを表す第5モード信号と、BABに対するMVDが
「0」と定義され、BAB内の2値画素値がインターCA
E符号化されることを表す第6モード信号と、BABに
対するMVDが「0」と定義されず、BAB内の2値画素
値がインターCAE符号化されることを表す第7モード
信号がある(MPEG−4 Video Verification Model V
ersion 7.0,International Organization for Standa
rdization, Coding of Moving and AssociatedAudio In
formation, ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG97/N
1642, Bristol, April, 1997, pp 20-21参
照)。
【0015】上記のような従来のモード符号化方法を採
択している従来の2値形状信号符号化方法は、基本的に
プログレッシブ符号化(Progressive Coding)方法であ
る。即ち、従来の2値形状信号符号化方法においては、
フィールド別の動きベクトル推定技法を用いて行われる
インタレース符号化(Interlaced Coding)方法は用いら
れない。従って、フレーム間の時間的及び/または空間
的な相関度がフィールド間の時間的及び/または空間的
な相関度より低い場合にもインタレース符号化技法は考
慮されなかったので、符号化効率を向上させるに限界が
あるという不都合がある。
択している従来の2値形状信号符号化方法は、基本的に
プログレッシブ符号化(Progressive Coding)方法であ
る。即ち、従来の2値形状信号符号化方法においては、
フィールド別の動きベクトル推定技法を用いて行われる
インタレース符号化(Interlaced Coding)方法は用いら
れない。従って、フレーム間の時間的及び/または空間
的な相関度がフィールド間の時間的及び/または空間的
な相関度より低い場合にもインタレース符号化技法は考
慮されなかったので、符号化効率を向上させるに限界が
あるという不都合がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、インタレース形状符号化器において2つのフィール
ドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信号を符号
化するモード信号符号化装置を提供することにある。
は、インタレース形状符号化器において2つのフィール
ドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信号を符号
化するモード信号符号化装置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、上部フィールドの上
部モードに基づいて下部フィールドの下部モードを変更
することによって効率的にモード信号を符号化するモー
ド信号符号化装置を提供することにある。
部モードに基づいて下部フィールドの下部モードを変更
することによって効率的にモード信号を符号化するモー
ド信号符号化装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するために、
各々のピクチャーが第1値または第2値のうちのいずれ
か1つを有するM×N個の画素よりなる複数のブロック
に分割される複数のピクチャーを備える2値形状信号
の、符号化されるべき現ピクチャーのブロックのうちの
いずれか1つを表す目標ブロックのモード信号を符号化
するモード信号符号化装置であって、各基準ブロックが
M×N個の画素を有し、第1及び第2基準ブロックの全
ての画素が各々第1及び第2値を有するとき、前記第1
基準ブロックに対する前記目標ブロックのエラーが予め
定められた閾値以下である場合は、第1指示信号を生成
し、前記第2基準ブロックに対する前記目標ブロックの
エラーが前記予め定められた閾値以下である場合に、第
2指示信号を生成するフレーム検出手段と、前記目標ブ
ロックを、前記目標ブロックの全ての奇数の行がM/2
×N個の画素を有する上部フィールドと、前記目標ブロ
ックの全ての偶数の行がM/2×N個の画素を有する下
部フィールドとに分割するフレーム分割器と、前記上部
フィールドを符号化して、上部フィールド符号化データ
と、前記上部フィールド符号化データの符号化条件を表
す上部モードとを生成する上部フィールド符号化器と、
前記上部フィールド符号化データに基づいて、前記下部
フィールドを符号化して下部フィールド符号化データ
と、前記下部フィールド符号化データの符号化条件を表
す下部モードとを生成する下部フィールド符号化器と、
前記上部モードに基づいて、前記下部モードを変更して
変更済みの下部モードを生成する下部モードモジュレー
ターと、前記上部モードを前記変更済みの下部モードに
多重化してモードを生成する多重化器とを含むことを特
徴とするモード信号符号化装置が提供される。
各々のピクチャーが第1値または第2値のうちのいずれ
か1つを有するM×N個の画素よりなる複数のブロック
に分割される複数のピクチャーを備える2値形状信号
の、符号化されるべき現ピクチャーのブロックのうちの
いずれか1つを表す目標ブロックのモード信号を符号化
するモード信号符号化装置であって、各基準ブロックが
M×N個の画素を有し、第1及び第2基準ブロックの全
ての画素が各々第1及び第2値を有するとき、前記第1
基準ブロックに対する前記目標ブロックのエラーが予め
定められた閾値以下である場合は、第1指示信号を生成
し、前記第2基準ブロックに対する前記目標ブロックの
エラーが前記予め定められた閾値以下である場合に、第
2指示信号を生成するフレーム検出手段と、前記目標ブ
ロックを、前記目標ブロックの全ての奇数の行がM/2
×N個の画素を有する上部フィールドと、前記目標ブロ
ックの全ての偶数の行がM/2×N個の画素を有する下
部フィールドとに分割するフレーム分割器と、前記上部
フィールドを符号化して、上部フィールド符号化データ
と、前記上部フィールド符号化データの符号化条件を表
す上部モードとを生成する上部フィールド符号化器と、
前記上部フィールド符号化データに基づいて、前記下部
フィールドを符号化して下部フィールド符号化データ
と、前記下部フィールド符号化データの符号化条件を表
す下部モードとを生成する下部フィールド符号化器と、
前記上部モードに基づいて、前記下部モードを変更して
変更済みの下部モードを生成する下部モードモジュレー
ターと、前記上部モードを前記変更済みの下部モードに
多重化してモードを生成する多重化器とを含むことを特
徴とするモード信号符号化装置が提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
て図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0020】図1を参照すると、本発明の好適な実施例
によるインタレース形状コーダ(interlaced shape code
r)において2値アルファブロック(BAB: binary alpg
block)に基づいて形状情報のモードを符号化する装置
が示されている。ここで、2値形状信号内に表れている
形状情報は、ピクチャー、即ちアルファ平面(alpha pla
ne)として称される。アルファ平面は複数の2値アルフ
ァブロックに分割され、2値アルファブロックは形状情
報としてフレーム検出回路10に供給される。ここで、
2値アルファブロック(BAB)はM×N個の2値画素を
有し、M及びNは通常的に4〜6の範囲の偶数である。
によるインタレース形状コーダ(interlaced shape code
r)において2値アルファブロック(BAB: binary alpg
block)に基づいて形状情報のモードを符号化する装置
が示されている。ここで、2値形状信号内に表れている
形状情報は、ピクチャー、即ちアルファ平面(alpha pla
ne)として称される。アルファ平面は複数の2値アルフ
ァブロックに分割され、2値アルファブロックは形状情
報としてフレーム検出回路10に供給される。ここで、
2値アルファブロック(BAB)はM×N個の2値画素を
有し、M及びNは通常的に4〜6の範囲の偶数である。
【0021】説明の便宜上、供給されるBABは前基準
ピクチャーから予測されたPピクチャーである予測ピク
チャー(Pピクチャー)であると仮定する。
ピクチャーから予測されたPピクチャーである予測ピク
チャー(Pピクチャー)であると仮定する。
【0022】フレーム検出回路10は、各BABの符号
化モードが「all_0」または「all_255」であるか否かを
調査する。特に、BABは、好ましく4×4画素のサブ
ブロックの16個の番号に分割する。BABの全てのサ
ブブロックと「all_0」サブブロックとの間の全てのエラ
ーが予め定められた閾値の以下である場合、BABの全
ての2値画素は画素値「0」を有する背景画素に変更さ
れ、BABが「all_0」として定義されることを表す指示
信号S0=「all_0」がマルチプレクサ(MUX)90に供給
される。ここで、「all_0」サブブロックは、全て「0」の
2値画素値を有するサブブロックである。BABの全て
のサブブロックと「all_255」との間の全てのエラーが
予め定められた閾値以下である場合、BABの全ての2
値画素は画素値「255」を有する物体画素に変更され、
BABが「all_255」として定義されることを表す指示
信号S0=「all_255」がMUX90に供給される。ここ
で、「all_255」サブブロックは、全て「255」の2値
画素値を有するサブブロックである。BABの符号化モ
ードが「all_0」または「all_255」のうちの何れでもな
い場合、BABのアルファ平面はフレーム分割器20に
供給される。
化モードが「all_0」または「all_255」であるか否かを
調査する。特に、BABは、好ましく4×4画素のサブ
ブロックの16個の番号に分割する。BABの全てのサ
ブブロックと「all_0」サブブロックとの間の全てのエラ
ーが予め定められた閾値の以下である場合、BABの全
ての2値画素は画素値「0」を有する背景画素に変更さ
れ、BABが「all_0」として定義されることを表す指示
信号S0=「all_0」がマルチプレクサ(MUX)90に供給
される。ここで、「all_0」サブブロックは、全て「0」の
2値画素値を有するサブブロックである。BABの全て
のサブブロックと「all_255」との間の全てのエラーが
予め定められた閾値以下である場合、BABの全ての2
値画素は画素値「255」を有する物体画素に変更され、
BABが「all_255」として定義されることを表す指示
信号S0=「all_255」がMUX90に供給される。ここ
で、「all_255」サブブロックは、全て「255」の2値
画素値を有するサブブロックである。BABの符号化モ
ードが「all_0」または「all_255」のうちの何れでもな
い場合、BABのアルファ平面はフレーム分割器20に
供給される。
【0023】フレーム分割器20は、M×N個の2値画
素を有する各BABをBABの上部及び下部フィールド
に分割する。ここで、M/2×N個の2値画素を有する
上部フィールドBABは各BABの全ての奇数の行を有
し、M/2×N個の2値画素画素を有する下部フィール
ドBABは各BABの全ての偶数の行を有し、フレーム
分割器20はBABの上部及び下部フィールドを各々上
部及び下部フィールド符号化回路30、50に供給す
る。BABが16×16画素を有する場合、BAB上部
及び下部フィールドが全て8×16画素を有するのが好
ましい。
素を有する各BABをBABの上部及び下部フィールド
に分割する。ここで、M/2×N個の2値画素を有する
上部フィールドBABは各BABの全ての奇数の行を有
し、M/2×N個の2値画素画素を有する下部フィール
ドBABは各BABの全ての偶数の行を有し、フレーム
分割器20はBABの上部及び下部フィールドを各々上
部及び下部フィールド符号化回路30、50に供給す
る。BABが16×16画素を有する場合、BAB上部
及び下部フィールドが全て8×16画素を有するのが好
ましい。
【0024】図2を参照すると、図1に示す上部フィー
ルド符号化回路30の詳細なブロック図が示されてい
る。ここで、上部フィールドBABは現フィールドとし
てフィールド検出回路31に供給される。
ルド符号化回路30の詳細なブロック図が示されてい
る。ここで、上部フィールドBABは現フィールドとし
てフィールド検出回路31に供給される。
【0025】フィールド検出回路31は、フィールド単
位に基づいて現フィールドの符号化モードが「all_0」ま
たは「all_255」のうちのいずれか1つであるか否かを
検査する。最初、8×16画素を有する現フィールド
は、好ましく4×4画素のサブブロックの8個の番号に
分割される。必要であれば、現フィールドは2×4画素
のサブブロックの16個の番号に分割できる。
位に基づいて現フィールドの符号化モードが「all_0」ま
たは「all_255」のうちのいずれか1つであるか否かを
検査する。最初、8×16画素を有する現フィールド
は、好ましく4×4画素のサブブロックの8個の番号に
分割される。必要であれば、現フィールドは2×4画素
のサブブロックの16個の番号に分割できる。
【0026】現フィールドの全てのサブブロックと「all
_0」サブブロックとの間の全てのエラーが予め定められ
た閾値以下である場合、現フィールドの全ての2値画素
は画素値「0」を有する背景画素に変更され、現フィール
ドが「all_0」として定義されることを表す指示信号S1=
「all_0」がモード決定部43に供給される。ここで、「a
ll_0」サブブロックは、全て「0」の2値画素値を有する
サブブロックである。現フィールドの全てのサブブロッ
クと「all_255」サブブロックとの間の全てのエラーが
予め定められた閾値以下である場合、現フィールド「all
_255」として定義されることを表す指示信号S1=「all
_255」がモードMUX90に供給される。ここで、「a
ll_255」サブブロックは、全て「255」を有する2値
画素値を有するサブブロックである。現フィールドの符
号化モードが「all_0」または「all_255」のうちのいず
れか1つである場合、現フィールドが「all_0」または「a
ll_255」のうちのいずれか1つであることを表す指示
信号S1がモード決定部43に供給される。現フィール
ドの符号化モードが「all_0」または「all_255」のうち
の何れでもない場合、現フィールドはフィールド「no_up
date」回路32、ME及びMC回路33、フィールド再
構成部44内の上部MUX35に供給される。
_0」サブブロックとの間の全てのエラーが予め定められ
た閾値以下である場合、現フィールドの全ての2値画素
は画素値「0」を有する背景画素に変更され、現フィール
ドが「all_0」として定義されることを表す指示信号S1=
「all_0」がモード決定部43に供給される。ここで、「a
ll_0」サブブロックは、全て「0」の2値画素値を有する
サブブロックである。現フィールドの全てのサブブロッ
クと「all_255」サブブロックとの間の全てのエラーが
予め定められた閾値以下である場合、現フィールド「all
_255」として定義されることを表す指示信号S1=「all
_255」がモードMUX90に供給される。ここで、「a
ll_255」サブブロックは、全て「255」を有する2値
画素値を有するサブブロックである。現フィールドの符
号化モードが「all_0」または「all_255」のうちのいず
れか1つである場合、現フィールドが「all_0」または「a
ll_255」のうちのいずれか1つであることを表す指示
信号S1がモード決定部43に供給される。現フィール
ドの符号化モードが「all_0」または「all_255」のうち
の何れでもない場合、現フィールドはフィールド「no_up
date」回路32、ME及びMC回路33、フィールド再
構成部44内の上部MUX35に供給される。
【0027】ME及びMC回路33は、フィールド再構
成部44内のメモリ34から検索された候補MVPに基
づいて現フィールドの動きベクトル予測値(MVP: mot
ionvector predictor)を決定し、現フィールドの動きベ
クトル(MV)及び動きベクトル差分(MVD)を計算し、
境界動き補償(境界MC)フィールドを生成するためにM
Vによって動き補償を行い、MVD及び境界MCフィー
ルドを各々MVD符号化回路36及びフィールド「no_up
date」回路32に供給する。ここで、MVDはMVとM
VPとの間の変位を表し、境界MCフィールドはMVに
よるMVPに対応する各2値画素の前上部/下部フィー
ルドを変位させることによって獲得された動き補償フィ
ールド(MCフィールド)及びMCフィールド周辺の「1」
画素幅の境界全体を表す。
成部44内のメモリ34から検索された候補MVPに基
づいて現フィールドの動きベクトル予測値(MVP: mot
ionvector predictor)を決定し、現フィールドの動きベ
クトル(MV)及び動きベクトル差分(MVD)を計算し、
境界動き補償(境界MC)フィールドを生成するためにM
Vによって動き補償を行い、MVD及び境界MCフィー
ルドを各々MVD符号化回路36及びフィールド「no_up
date」回路32に供給する。ここで、MVDはMVとM
VPとの間の変位を表し、境界MCフィールドはMVに
よるMVPに対応する各2値画素の前上部/下部フィー
ルドを変位させることによって獲得された動き補償フィ
ールド(MCフィールド)及びMCフィールド周辺の「1」
画素幅の境界全体を表す。
【0028】MVD符号化回路36は、MVDが「0」で
あるか否かを表すMVD信号S2を生成し、そのMVD
信号S2をモード決定部43に供給する。MVDが「0」
でないと、MVD符号化回路36は現フィールドのMV
Dを符号化して、この符号化MVDデータをラインL3
6を通じてコンテキストベース算術符号化部(CAE)4
5内のインタービット計算部40及びMUX90に供給
する。
あるか否かを表すMVD信号S2を生成し、そのMVD
信号S2をモード決定部43に供給する。MVDが「0」
でないと、MVD符号化回路36は現フィールドのMV
Dを符号化して、この符号化MVDデータをラインL3
6を通じてコンテキストベース算術符号化部(CAE)4
5内のインタービット計算部40及びMUX90に供給
する。
【0029】一方、フィールド「no_update」回路32
は、現フィールドがMCフィールドと同一であるか否か
を決定して、現フィールドが符号化されるべきか否かを
表す「no_update」信号S3をモード決定部43に供給す
る。最初、フィールド「no_update」回路32は現フィー
ルドをサブブロックに分割し、MCフィールドをMCサ
ブブロックに分割する。ここで、各々のMCサブブロッ
クは2×4画素または4×4画素を有し、MCフィール
ドは境界MCフィールドの周辺の「1」画素幅の境界を捨
てることによって獲得される。フィールド「no_update」
回路32は、各々のサブブロックとMCサブブロックに
対応するサブブロックとの間の各エラーが予め定められ
た閾値以下であるか否かを決定する。全てのエラーが予
め定められた閾値以下である場合、現フィールドが符号
化される必要がないので信号S3は「no_update」、即ち「n
ot_encoded」を確認するのが好ましい。
は、現フィールドがMCフィールドと同一であるか否か
を決定して、現フィールドが符号化されるべきか否かを
表す「no_update」信号S3をモード決定部43に供給す
る。最初、フィールド「no_update」回路32は現フィー
ルドをサブブロックに分割し、MCフィールドをMCサ
ブブロックに分割する。ここで、各々のMCサブブロッ
クは2×4画素または4×4画素を有し、MCフィール
ドは境界MCフィールドの周辺の「1」画素幅の境界を捨
てることによって獲得される。フィールド「no_update」
回路32は、各々のサブブロックとMCサブブロックに
対応するサブブロックとの間の各エラーが予め定められ
た閾値以下であるか否かを決定する。全てのエラーが予
め定められた閾値以下である場合、現フィールドが符号
化される必要がないので信号S3は「no_update」、即ち「n
ot_encoded」を確認するのが好ましい。
【0030】これとは反対に、1つまたは複数のエラー
が予め定められた閾値より大きければ、即ち後述するよ
うに現フィールドが符号化される必要があれば、フィー
ルド「no_update」回路32は現フィールドをCAE部4
5内のイントラコンテキストベース算術符号化(イント
ラCAE)回路37及びインターCAE回路39に供給
し、境界MCをインターCAE回路39に供給する。
が予め定められた閾値より大きければ、即ち後述するよ
うに現フィールドが符号化される必要があれば、フィー
ルド「no_update」回路32は現フィールドをCAE部4
5内のイントラコンテキストベース算術符号化(イント
ラCAE)回路37及びインターCAE回路39に供給
し、境界MCをインターCAE回路39に供給する。
【0031】イントラCAE回路37は、従来のイント
ラCAE方法を用いてラインL35を通じて再構成部4
4内の上部MUX35から検索された再構成フィールド
の隣接する3個の番号に基づいて現フィールドの全ての
2値画素を符号化し、上部左側、上部または左側方向に
ある現フィールドに隣接する各々の隣接する再構成フィ
ールドは、各々、8×16の再構成画素を有する。従来
のイントラCAE方法において、現フィールド内の各2
値画素のイントラコンテキスト値は、2値画素値の予め
定められた個数、即ち各2値画素を取囲む10個の候補
画素を用いて計算される。ここで、候補画素は3個の隣
接する再構成フィールドにある全ての再構成画素とイン
トラCAE方法によって予め符号化された1つまたは複
数のイントラ符号化画素のうちから選択され、各2値画
素はこれに対してイントラ符号化画素として供給される
イントラコンテキスト値に基づいて符号化される。図5
Aを参照すると、斜線で示されている部分内の2値画素
に対して10個の候補画素C0〜C9が示されている。こ
こで、候補画素C1は通常的に候補C0より先に、C2は
C1より先に、各々、符号化される。イントラ符号化画
素は、イントラCAEデータとしてイントラビット計算
部38及び選択部42に供給される。
ラCAE方法を用いてラインL35を通じて再構成部4
4内の上部MUX35から検索された再構成フィールド
の隣接する3個の番号に基づいて現フィールドの全ての
2値画素を符号化し、上部左側、上部または左側方向に
ある現フィールドに隣接する各々の隣接する再構成フィ
ールドは、各々、8×16の再構成画素を有する。従来
のイントラCAE方法において、現フィールド内の各2
値画素のイントラコンテキスト値は、2値画素値の予め
定められた個数、即ち各2値画素を取囲む10個の候補
画素を用いて計算される。ここで、候補画素は3個の隣
接する再構成フィールドにある全ての再構成画素とイン
トラCAE方法によって予め符号化された1つまたは複
数のイントラ符号化画素のうちから選択され、各2値画
素はこれに対してイントラ符号化画素として供給される
イントラコンテキスト値に基づいて符号化される。図5
Aを参照すると、斜線で示されている部分内の2値画素
に対して10個の候補画素C0〜C9が示されている。こ
こで、候補画素C1は通常的に候補C0より先に、C2は
C1より先に、各々、符号化される。イントラ符号化画
素は、イントラCAEデータとしてイントラビット計算
部38及び選択部42に供給される。
【0032】イントラビット計算部38はイントラCA
Eデータを表すに必要なビット数を計算し、イントラC
AEデータのビット数を比較部41に供給する。
Eデータを表すに必要なビット数を計算し、イントラC
AEデータのビット数を比較部41に供給する。
【0033】一方、インターCAE回路39は、ライン
L35を通じて検索された隣接する再構成フィールドに
基づいて、現フィールドの全ての2値画素を符号化し、
インターCAE方法を用いて境界MCフィールドを符号
化する。インターCAE方法において、現フィールド内
の各2値画素のインターコンテキスト値は2値画素値の
予め定められた番号、例えば現フィールド内の各2値画
素を取囲む再構成またはインター符号化フィールドの4
及び境界MCフィールド内の境界MC画素の5を用いて
計算される。図5Bを参照すると、インターCAE方法
において、斜線で示されている部分内の2値画素に対す
る候補画素C0〜C8の9個の番号が示されている。ここ
で、各々の点線で示されているC4〜C8は境界フィール
ド内の境界MC画素を表し、各々の候補実線で示されて
いるC0〜C3は再構成フィールド内の再構成画素または
現フィールド内のインター符号化画素を表す。境界MC
画素C6が境界MCフィールドであるように、斜線で示
されている2値画素が、現フィールドである。各2値画
素は、インターコンテキスト値に基づいて符号化され、
各2値画素に対するインター符号化画素を生成する。全
てのインター符号化画素は、インターCAEデータとし
てインタービット計算部40及び選択部42に供給され
る。
L35を通じて検索された隣接する再構成フィールドに
基づいて、現フィールドの全ての2値画素を符号化し、
インターCAE方法を用いて境界MCフィールドを符号
化する。インターCAE方法において、現フィールド内
の各2値画素のインターコンテキスト値は2値画素値の
予め定められた番号、例えば現フィールド内の各2値画
素を取囲む再構成またはインター符号化フィールドの4
及び境界MCフィールド内の境界MC画素の5を用いて
計算される。図5Bを参照すると、インターCAE方法
において、斜線で示されている部分内の2値画素に対す
る候補画素C0〜C8の9個の番号が示されている。ここ
で、各々の点線で示されているC4〜C8は境界フィール
ド内の境界MC画素を表し、各々の候補実線で示されて
いるC0〜C3は再構成フィールド内の再構成画素または
現フィールド内のインター符号化画素を表す。境界MC
画素C6が境界MCフィールドであるように、斜線で示
されている2値画素が、現フィールドである。各2値画
素は、インターコンテキスト値に基づいて符号化され、
各2値画素に対するインター符号化画素を生成する。全
てのインター符号化画素は、インターCAEデータとし
てインタービット計算部40及び選択部42に供給され
る。
【0034】インタービット計算部40は、インターC
AEデータ及び符号化MVDデータを全て表すに必要な
ビット数を計算し、これを比較部41に供給する。
AEデータ及び符号化MVDデータを全て表すに必要な
ビット数を計算し、これを比較部41に供給する。
【0035】比較部41は、イントラCAEデータのビ
ット数とインターCAEデータ及び符号化MVDデータ
のビット数とを比較する。比較部41において、イント
ラCAEデータのビット数が、インターCAEデータ及
び符号化MVDデータのビット数より小さい場合は、イ
ントラCAEデータを表すイントラ/インター信号S
4が、選択部42及びモード決定部43に供給され、そ
うでない場合には、インターCAEデータ及び符号化M
VDデータを表すイントラ/インター信号S4が供給され
る。
ット数とインターCAEデータ及び符号化MVDデータ
のビット数とを比較する。比較部41において、イント
ラCAEデータのビット数が、インターCAEデータ及
び符号化MVDデータのビット数より小さい場合は、イ
ントラCAEデータを表すイントラ/インター信号S
4が、選択部42及びモード決定部43に供給され、そ
うでない場合には、インターCAEデータ及び符号化M
VDデータを表すイントラ/インター信号S4が供給され
る。
【0036】イントラ/インター信号S4に応答して、選
択部42はイントラCAEデータまたはインターCAE
データのうちのいずれか1つと符号化MVDデータとを
選択することによって、選択結果をラインL42を通じ
てMUX95に供給する。
択部42はイントラCAEデータまたはインターCAE
データのうちのいずれか1つと符号化MVDデータとを
選択することによって、選択結果をラインL42を通じ
てMUX95に供給する。
【0037】一方、モード決定部43は、現フィールド
の上部モード、即ち信号にS1、S2、S3、S4基づく上
部フィールドを生成し、その上部モードをフィールド再
構成部44内の上部MUX35及び図1中の上部モード
符号化部70に供給する。
の上部モード、即ち信号にS1、S2、S3、S4基づく上
部フィールドを生成し、その上部モードをフィールド再
構成部44内の上部MUX35及び図1中の上部モード
符号化部70に供給する。
【0038】モード決定部43から出力される上部モー
ドに応答して、上部MUX35は現フィールドを再構成
して再構成フィールドを生成する。言換えれば、上部M
UX35は、上部モードに基づいて再構成BABを有す
るMC及びME回路33から入力された境界MCBAB
のうち「all_0」、「all_255」、現フィールドの自体ま
たはMCフィールドを置換する。再構成フィールドは、
次のフィールドを処理するために、ラインL35を通じ
て、上部MUX35からメモリ34、イントラCAE回
路37及びインターCAE回路39に供給される。また
再構成フィールドは、下部フィールドを処理するライン
L35を通じて、図3中の上部CAE回路66及び下部
MUX55に供給される。
ドに応答して、上部MUX35は現フィールドを再構成
して再構成フィールドを生成する。言換えれば、上部M
UX35は、上部モードに基づいて再構成BABを有す
るMC及びME回路33から入力された境界MCBAB
のうち「all_0」、「all_255」、現フィールドの自体ま
たはMCフィールドを置換する。再構成フィールドは、
次のフィールドを処理するために、ラインL35を通じ
て、上部MUX35からメモリ34、イントラCAE回
路37及びインターCAE回路39に供給される。また
再構成フィールドは、下部フィールドを処理するライン
L35を通じて、図3中の上部CAE回路66及び下部
MUX55に供給される。
【0039】図1を再び参照すると、上部モード符号化
部70は上部モード信号を下部モード符号化部80内の
下部モードモジュレーター85及びMUX90に供給す
るために、従来の統計的な符号化技法に基づいて、現B
ABに対する上部モード信号を生成する。表2を参照す
ると、信号S1、S2、S3及びS4に基づくPピクチャー
内の上部フィールドBABに対する7個の上部モード信
号T1〜T7が例として示されている。ここで、T1
は、BABに対する形状の動きベクトル差分(MVD)が
「0」として定義され、 BAB内の全ての2値画素は符
号化される必要がないことを表す第1上部モードを表
す。
部70は上部モード信号を下部モード符号化部80内の
下部モードモジュレーター85及びMUX90に供給す
るために、従来の統計的な符号化技法に基づいて、現B
ABに対する上部モード信号を生成する。表2を参照す
ると、信号S1、S2、S3及びS4に基づくPピクチャー
内の上部フィールドBABに対する7個の上部モード信
号T1〜T7が例として示されている。ここで、T1
は、BABに対する形状の動きベクトル差分(MVD)が
「0」として定義され、 BAB内の全ての2値画素は符
号化される必要がないことを表す第1上部モードを表
す。
【0040】
【表2】
【0041】図3を参照すると、図1に示されている下
部フィールド符号化回路の詳細なブロック図が示されて
おり、下部フィールドBABが他の現フィールドとして
フィールド検出回路51に供給される。下部フィールド
符号化回路50は、CAE符号化部65及びモード決定
部63のみを除いて、上部フィールド符号化部30と類
似であるため、下部フィールド符号化部は次のように簡
略に説明される。
部フィールド符号化回路の詳細なブロック図が示されて
おり、下部フィールドBABが他の現フィールドとして
フィールド検出回路51に供給される。下部フィールド
符号化回路50は、CAE符号化部65及びモード決定
部63のみを除いて、上部フィールド符号化部30と類
似であるため、下部フィールド符号化部は次のように簡
略に説明される。
【0042】フィールド検出部51において、現フィー
ルドが「all_0」及び「all_255」のうちのいずれか1つ
として定義されることを表す指示信号S6がモード決定
回路63に供給される。現フィールドの符号化モードが
「all_0」または「all_255」のうちの何れでもない場
合、現フィールドはフィールド「no_update」回路52、
ME及びMC回路53及びフィールド再構成部64内の
下部MUX55に供給される。
ルドが「all_0」及び「all_255」のうちのいずれか1つ
として定義されることを表す指示信号S6がモード決定
回路63に供給される。現フィールドの符号化モードが
「all_0」または「all_255」のうちの何れでもない場
合、現フィールドはフィールド「no_update」回路52、
ME及びMC回路53及びフィールド再構成部64内の
下部MUX55に供給される。
【0043】ME及びMC回路53は、従来のMPEG
-4によってフィールド再構成部64内のメモリ34か
ら検索された候補MVPに基づいて現フィールドの動き
ベクトル予測値(MVP)を生成する。ここで、各々の候
補MVPは、好ましくは、メモリ34内の再構成下部フ
ィールドのうちから選択される。通常的に上部フィール
ド符号化部30及び下部フィールド符号化部50はメモ
リ34を有する。現フィールドのMV及びMVDを計算
した後、ME及びMC回路53はMVD及び境界MCフ
ィールドを各々MVD符号化回路56及びフィールド「n
o_update」回路52に供給する。
-4によってフィールド再構成部64内のメモリ34か
ら検索された候補MVPに基づいて現フィールドの動き
ベクトル予測値(MVP)を生成する。ここで、各々の候
補MVPは、好ましくは、メモリ34内の再構成下部フ
ィールドのうちから選択される。通常的に上部フィール
ド符号化部30及び下部フィールド符号化部50はメモ
リ34を有する。現フィールドのMV及びMVDを計算
した後、ME及びMC回路53はMVD及び境界MCフ
ィールドを各々MVD符号化回路56及びフィールド「n
o_update」回路52に供給する。
【0044】実際にMVD符号化回路36と同一のMV
D符号化回路56は、MVDが「0」であるか否かを表す
MVD信号S6をモード決定回路63に供給し、MVD
があれば現フィールドのMVDを符号化して符号化MV
Dデータ自体をラインL56を通じてインタービット計
算回路60及びMUX90に供給する。
D符号化回路56は、MVDが「0」であるか否かを表す
MVD信号S6をモード決定回路63に供給し、MVD
があれば現フィールドのMVDを符号化して符号化MV
Dデータ自体をラインL56を通じてインタービット計
算回路60及びMUX90に供給する。
【0045】一方、フィールド「no_update」回路52
は、「no_update」信号S7をモード決定回路63に供給す
る。ここで、「no_update」信号S7は、現フィールドがM
Cフィールドと同一であるか否かを表すため、現フィー
ルドが符号化されなければならない。現フィールドが後
述したように符号化されるべきであれば、フィールド「n
o_update」回路52は、現フィールドを上部CAE回路
66に更に供給する点のみを除いて、上部フィールド符
号化回路30に対する上述した類似な方式で現フィール
ド及び境界MCフィールドをCAE符号化部65に供給
する。
は、「no_update」信号S7をモード決定回路63に供給す
る。ここで、「no_update」信号S7は、現フィールドがM
Cフィールドと同一であるか否かを表すため、現フィー
ルドが符号化されなければならない。現フィールドが後
述したように符号化されるべきであれば、フィールド「n
o_update」回路52は、現フィールドを上部CAE回路
66に更に供給する点のみを除いて、上部フィールド符
号化回路30に対する上述した類似な方式で現フィール
ド及び境界MCフィールドをCAE符号化部65に供給
する。
【0046】CAE符号化部65は、上部CAE回路6
6、上部モード選択部67及び上部ビット計算部68を
更に有する点のみを除いて、図2に示されているCAE
部45と類似である。言換えれば、イントラCAE回路
57は、イントラCAE方法によって、図5Aに示すよ
うに、各2値画素を取囲む予め決められた個数の2値画
素値、例えば10個の候補画素C0〜C9を用いて現フィ
ールドの各2値画素に対するイントラコンテキスト値を
計算して、このコンテキスト値に基づいて各2値画素を
符号化してイントラ符号化データを生成する。また、イ
ンターCAE回路59は、図5Bに示すように、現フィ
ールド内の各2値画素を取囲む予め決められた個数の2
値画素値、例えば4個の再構成またはインター符号化画
素C0〜C3及び境界MCフィールド内の5個の境界MC
画素C4〜C8を用いて、現フィールド内にある各2値画
素のインターコンテキスト値を計算し、このインターコ
ンテキスト値に基づいて各2値画素を符号化してインタ
ー符号化データを生成する。
6、上部モード選択部67及び上部ビット計算部68を
更に有する点のみを除いて、図2に示されているCAE
部45と類似である。言換えれば、イントラCAE回路
57は、イントラCAE方法によって、図5Aに示すよ
うに、各2値画素を取囲む予め決められた個数の2値画
素値、例えば10個の候補画素C0〜C9を用いて現フィ
ールドの各2値画素に対するイントラコンテキスト値を
計算して、このコンテキスト値に基づいて各2値画素を
符号化してイントラ符号化データを生成する。また、イ
ンターCAE回路59は、図5Bに示すように、現フィ
ールド内の各2値画素を取囲む予め決められた個数の2
値画素値、例えば4個の再構成またはインター符号化画
素C0〜C3及び境界MCフィールド内の5個の境界MC
画素C4〜C8を用いて、現フィールド内にある各2値画
素のインターコンテキスト値を計算し、このインターコ
ンテキスト値に基づいて各2値画素を符号化してインタ
ー符号化データを生成する。
【0047】一方、上部CAE回路66は、本発明によ
る上部CAE方法を用いてラインL35を通じて検索さ
れた再構成上部フィールドに基づいて現フィールドの全
ての2値画素を符号化する。最初、各2値画素、即ち下
部画素に対して、予め定められた番号、例えば各2値画
素に対して6個の再構成上部画素が、上部/下部フィー
ルドに分割される以前の元のBAB内の各2値画素の位
置に基づいて、上部フィールド内容画素として検出され
る。図5Cを参照すると、インターCAE方法において
斜線で示されている2値画素に対する7個の候補画素C
0〜C6が示されている。ここで、各点線で示されている
C0〜C6は再構成上部フィールド内の上部フィールド内
容画素、即ち下部フィールドBABを表す。斜線で示さ
れている各2値画素が下部フィールドであるように、上
部フィールド内容画素C5が上部フィールドである。上
記検出されたように、7個の候補画素の2値画素値を用
いて現フィールド内の各2値画素の上部コンテキスト値
を計算した後、上部CAE回路66は上部コンテキスト
値に基づいて各2値画素を符号化して、これに対する上
部符号化画素を生成する。全てのインター符号化画素は
上部CAEデータとして上部モード選択部67及び選択
部62に供給される。
る上部CAE方法を用いてラインL35を通じて検索さ
れた再構成上部フィールドに基づいて現フィールドの全
ての2値画素を符号化する。最初、各2値画素、即ち下
部画素に対して、予め定められた番号、例えば各2値画
素に対して6個の再構成上部画素が、上部/下部フィー
ルドに分割される以前の元のBAB内の各2値画素の位
置に基づいて、上部フィールド内容画素として検出され
る。図5Cを参照すると、インターCAE方法において
斜線で示されている2値画素に対する7個の候補画素C
0〜C6が示されている。ここで、各点線で示されている
C0〜C6は再構成上部フィールド内の上部フィールド内
容画素、即ち下部フィールドBABを表す。斜線で示さ
れている各2値画素が下部フィールドであるように、上
部フィールド内容画素C5が上部フィールドである。上
記検出されたように、7個の候補画素の2値画素値を用
いて現フィールド内の各2値画素の上部コンテキスト値
を計算した後、上部CAE回路66は上部コンテキスト
値に基づいて各2値画素を符号化して、これに対する上
部符号化画素を生成する。全てのインター符号化画素は
上部CAEデータとして上部モード選択部67及び選択
部62に供給される。
【0048】上部モード選択部67は「no_update」信号
S8をモード決定部63に供給する。ここで、「no_updat
e_top」信号S8は、現フィールド、即ち下部フィールド
BAB内の上部フィールド内容画素に基づいて予測され
た上部CAEが実際に上部フィールドBABと同一であ
るか否かを表す。下部フィールドが上部フィールドBA
Bと同一であれば、指示信号S8は「予測値に符号化され
ない」ことを表し、そうでない場合、指示信号S8は「上
部フィールド内容に符号化される」こと、即ち上部CA
Eデータを表す。上部CAEデータが上部フィールドB
ABと異なる場合、上部モード選択部67は上部CAE
データを上部ビット計算回路68に供給する。
S8をモード決定部63に供給する。ここで、「no_updat
e_top」信号S8は、現フィールド、即ち下部フィールド
BAB内の上部フィールド内容画素に基づいて予測され
た上部CAEが実際に上部フィールドBABと同一であ
るか否かを表す。下部フィールドが上部フィールドBA
Bと同一であれば、指示信号S8は「予測値に符号化され
ない」ことを表し、そうでない場合、指示信号S8は「上
部フィールド内容に符号化される」こと、即ち上部CA
Eデータを表す。上部CAEデータが上部フィールドB
ABと異なる場合、上部モード選択部67は上部CAE
データを上部ビット計算回路68に供給する。
【0049】イントラビット計算部58、インタービッ
ト計算部60及び上部ビット計算部68は、インターC
AEデータに対するビット数、インターCAEデータの
ビット数のみでなく、符号化MVDデータ及び上部CA
Eデータのビット数を各々計算して、これらを互いに比
較するため比較部61に供給する。
ト計算部60及び上部ビット計算部68は、インターC
AEデータに対するビット数、インターCAEデータの
ビット数のみでなく、符号化MVDデータ及び上部CA
Eデータのビット数を各々計算して、これらを互いに比
較するため比較部61に供給する。
【0050】比較部61から、イントラCAEデータ、
インターCAEデータ及び上部CAEデータが最小ビッ
ト数を有することを表すイントラ/インター/上部信号S
9が選択部62及びモード決定部63に供給される。イ
ントラ/インター/上部信号S9に応答して、選択部62
はイントラCAEデータ、インターCAEデータ及び上
部CAEデータのうちのいずれか1つを選択して、その
選択された結果をラインL62を通じてMUX90に供
給する。
インターCAEデータ及び上部CAEデータが最小ビッ
ト数を有することを表すイントラ/インター/上部信号S
9が選択部62及びモード決定部63に供給される。イ
ントラ/インター/上部信号S9に応答して、選択部62
はイントラCAEデータ、インターCAEデータ及び上
部CAEデータのうちのいずれか1つを選択して、その
選択された結果をラインL62を通じてMUX90に供
給する。
【0051】その一方で、モード決定部63は、信号S
5、S6、S7、S8及びS9に基づいて現フィールドのフ
ィールド符号化モードを生成する。ここで、フィールド
符号化モードは、MPEG-4内の従来の7個のモード
に付加して2個以上の特定のモード、即ち「上部フィー
ルド内容に符号化される」ことと「予測値として符号化さ
れない」ことを有する9個のフィールド符号化モードの
うち選択され、フィールド符号化モードを再構成部64
内の下部MUX55及び図1に示す下部モード符号化部
80内の下部モード生成部83に供給する。
5、S6、S7、S8及びS9に基づいて現フィールドのフ
ィールド符号化モードを生成する。ここで、フィールド
符号化モードは、MPEG-4内の従来の7個のモード
に付加して2個以上の特定のモード、即ち「上部フィー
ルド内容に符号化される」ことと「予測値として符号化さ
れない」ことを有する9個のフィールド符号化モードの
うち選択され、フィールド符号化モードを再構成部64
内の下部MUX55及び図1に示す下部モード符号化部
80内の下部モード生成部83に供給する。
【0052】モード決定回路63から出力されるフィー
ルド符号化モードに応答して、下部MUX55は現フィ
ールド、即ち下部フィールドBABを再構成する。言換
えれば、フィールド符号化モードに応答して、下部MU
X55において、「all_0」フィールド、「all_255」フ
ィールド、フィールド検出部51から入力された現フィ
ールド自体、ME及びMC回路53から入力されたMC
フィールド、及び上部MUX35から入力された上部フ
ィールドのうちのいずれか1つが、現フィールドに対す
る再構成フィールドに置換される。再構成フィールドは
次の下部フィールドデータを処理するためにラインL5
5を通じて下部MUX55からメモリ34、イントラC
AE回路57及びインターCAE回路59に供給され
る。
ルド符号化モードに応答して、下部MUX55は現フィ
ールド、即ち下部フィールドBABを再構成する。言換
えれば、フィールド符号化モードに応答して、下部MU
X55において、「all_0」フィールド、「all_255」フ
ィールド、フィールド検出部51から入力された現フィ
ールド自体、ME及びMC回路53から入力されたMC
フィールド、及び上部MUX35から入力された上部フ
ィールドのうちのいずれか1つが、現フィールドに対す
る再構成フィールドに置換される。再構成フィールドは
次の下部フィールドデータを処理するためにラインL5
5を通じて下部MUX55からメモリ34、イントラC
AE回路57及びインターCAE回路59に供給され
る。
【0053】また図1を参照すると、下部モード符号化
部80内にある下部モード生成部83は、従来の統計的
な符号化技法に基づいて現下部フィールドに対する下部
モード信号を生成する。下部モード信号が上部モード信
号によって変調されるように、モードモジュレーター8
5は上部モード信号に依存する変更済みの下部モード信
号を生成する。
部80内にある下部モード生成部83は、従来の統計的
な符号化技法に基づいて現下部フィールドに対する下部
モード信号を生成する。下部モード信号が上部モード信
号によって変調されるように、モードモジュレーター8
5は上部モード信号に依存する変更済みの下部モード信
号を生成する。
【0054】
【表3】
【0055】表3を参照すると、7個のモード信号によ
って変更済みの下部フィールドに対する59個の変更済
みの下部モード信号が、例として例示されている。ここ
で、iは1〜7であり、Biは下部フィールドであるの
は、Tiが上部フィールドであるのと同一であり、B8
〜B9は、各々、「上部フィールド内容で符号化される」
こと及び「予測値に符号化されない」ことを表す。6番目
の上部モードT6において、フレームBABに対する「a
ll_0」が予めフレーム検出回路10において検査されて
いるので、6番目の下部モードB6、即ち下部モード内
の「all_0」はない。
って変更済みの下部フィールドに対する59個の変更済
みの下部モード信号が、例として例示されている。ここ
で、iは1〜7であり、Biは下部フィールドであるの
は、Tiが上部フィールドであるのと同一であり、B8
〜B9は、各々、「上部フィールド内容で符号化される」
こと及び「予測値に符号化されない」ことを表す。6番目
の上部モードT6において、フレームBABに対する「a
ll_0」が予めフレーム検出回路10において検査されて
いるので、6番目の下部モードB6、即ち下部モード内
の「all_0」はない。
【0056】また図1を参照すると、MUX90は、指
示信号S0、上部モード信号、下部モード信号、上部符
号化データを下部符号化データと多重化して伝送用の伝
送器(図示せず)に供給する。
示信号S0、上部モード信号、下部モード信号、上部符
号化データを下部符号化データと多重化して伝送用の伝
送器(図示せず)に供給する。
【0057】図4を参照すると、本発明によるI/Pピ
クチャーにおいて、上部フィールドと下部フィールドと
の間の相関関係が示されている。ここで、Iピクチャー
は任意の他の基準ピクチャーを考慮せずに符号化され、
PピクチャーはPピクチャーの前基準ピクチャーから予
測される。Iピクチャーにおいて、下部フィールドは鎖
線で示されているイントラ符号化方法または上部符号化
方法のうちのいずれか1つによって符号化される反面、
上部フィールドはイントラ符号化方法または実線で示さ
れているインター符号化方法のうちのいずれか1つによ
って符号化され得る。
クチャーにおいて、上部フィールドと下部フィールドと
の間の相関関係が示されている。ここで、Iピクチャー
は任意の他の基準ピクチャーを考慮せずに符号化され、
PピクチャーはPピクチャーの前基準ピクチャーから予
測される。Iピクチャーにおいて、下部フィールドは鎖
線で示されているイントラ符号化方法または上部符号化
方法のうちのいずれか1つによって符号化される反面、
上部フィールドはイントラ符号化方法または実線で示さ
れているインター符号化方法のうちのいずれか1つによ
って符号化され得る。
【0058】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0059】
【発明の効果】従って、本発明によれば、2つのフィー
ルドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信号を符
号化し、また上部フィールドの上部モードに基づいて下
部フィールドの下部モードを変更させることによって効
率的にモード信号を符号化することができる。
ルドの間の相関関係を考慮して効率的にモード信号を符
号化し、また上部フィールドの上部モードに基づいて下
部フィールドの下部モードを変更させることによって効
率的にモード信号を符号化することができる。
【図1】本発明の好適な実施例による2値アルファブロ
ック(BAB: binary alpha block)に基づくモード信号
符号化装置のブロック図。
ック(BAB: binary alpha block)に基づくモード信号
符号化装置のブロック図。
【図2】図1中の上部フィールド符号化回路の詳細なブ
ロック図。
ロック図。
【図3】図1中の下部フィールド符号化回路の詳細なブ
ロック図。
ロック図。
【図4】I/Pピクチャーにおいて上部フィールドと下部
フィールドとの間の相関関係を示す図。
フィールドとの間の相関関係を示す図。
【図5】A〜Cよりなり、Aは、イントラコンテキスト
値(top context values)を計算する複数の候補画素を示
す図、Bは、インターコンテキスト値(top context val
ues)を計算する複数の候補画素を示す図、Cは、上部コ
ンテキスト値(top context values)を計算する複数の候
補画素を示す図。
値(top context values)を計算する複数の候補画素を示
す図、Bは、インターコンテキスト値(top context val
ues)を計算する複数の候補画素を示す図、Cは、上部コ
ンテキスト値(top context values)を計算する複数の候
補画素を示す図。
10 フレーム検出部 20 フレーム分割器 30 上部フィールド符号化部 50 下部フィールド符号化部 70 上部モード符号化 83 下部モード生成部 85 下部モードモジュレーター 90 マルチプレクサ(MUX)
Claims (8)
- 【請求項1】 各々のピクチャーが第1値または第2
値のうちのいずれか1つを有するM×N個の画素よりな
る複数のブロックに分割される複数のピクチャーを備え
る2値形状信号の、符号化されるべき現ピクチャーのブ
ロックのうちのいずれか1つを表す目標ブロックのモー
ド信号を符号化するモード信号符号化装置であって、 各基準ブロックがM×N個の画素を有し、第1及び第2
基準ブロックの全ての画素が各々第1及び第2値を有す
るとき、前記第1基準ブロックに対する前記目標ブロッ
クのエラーが予め定められた閾値以下である場合は、第
1指示信号を生成し、前記第2基準ブロックに対する前
記目標ブロックのエラーが前記予め定められた閾値以下
である場合に、第2指示信号を生成するフレーム検出手
段と、 前記目標ブロックを、前記目標ブロックの全ての奇数の
行がM/2×N個の画素を有する上部フィールドと、前
記目標ブロックの全ての偶数の行がM/2×N個の画素
を有する下部フィールドとに分割するフレーム分割器
と、 前記上部フィールドを符号化して、上部フィールド符号
化データと、前記上部フィールド符号化データの符号化
条件を表す上部モードとを生成する上部フィールド符号
化器と、 前記上部フィールド符号化データに基づいて、前記下部
フィールドを符号化して下部フィールド符号化データ
と、前記下部フィールド符号化データの符号化条件を表
す下部モードとを生成する下部フィールド符号化器と、 前記上部モードに基づいて、前記下部モードを変更して
変更済みの下部モードを生成する下部モードモジュレー
ターと、 前記上部モードを前記変更済みの下部モードに多重化し
てモードを生成する多重化器とを含むことを特徴とする
モード信号符号化装置。 - 【請求項2】 前記上部フィールド符号化器が、 各基準フィールドがM/2×N個の画素を有し、第1及
び第2基準フィールドの全ての画素が、各々、前記第1
及び第2値を有するとき、前記第1基準フィールドに対
する前記上部フィールドのエラーが予め定められた閾値
以下である場合は、第1上部指示信号を生成し、前記第
2基準フィールドに対する前記上部フィールドのエラー
が予め定められた閾値以下である場合は、第2上部指示
信号を生成する指示信号生成手段と、 前記現ピクチャーの1つまたは複数の前ピクチャーに対
して、前記上部フィールドを動き推定及び動き補償し
て、動きベクトル及び前記上部フィールドに最も類似な
フィールドを有する動き補償フィールドを備える動きベ
クトル情報を生成する動き推定補償手段と、 前記上部フィールドと前記最も類似なフィールドとの間
の動き補償エラー(MCE)と、前記動きベクトルとその
予測値との間の動きベクトル差分(MVD)とを計算する
MCE/MVD計算手段と、 前記MVDが「0」であるか否かを表す上部MVD信号を
生成する上部MVD信号生成手段と、 前記MVDが「0」でない場合、前記MVDを符号化して
MVDデータを生成するMVD符号化手段と、 前記MCEが前記予め定められた閾値より小さいか否か
を表す上部no_update信号を設定する信号設定手段と、 前記上部フィールドの予め定められた画素に基づいて、
前記上部フィールドの前記画素を符号化して生成される
イントラ符号化データと、前記上部フィールドと前記動
き補償フィールド内に含まれている予め決められた画素
に基づいて、前記上部フィールドの前記画素を符号化し
て生成されるインター符号化データとを生成するイント
ラ/インター符号化器と、 前記イントラ符号化データまたは前記インター符号化デ
ータのうちのいずれか1つが選択される場合にイントラ
/インター信号を発生するイントラ/インター信号発生手
段と、 前記第1及び第2上部指示信号、前記上部MVD信号、
前記上部「no_update」信号及び/または前記イントラ/イ
ンター信号に基づいて、前記上部モードを決定する上部
モード決定手段とを備えることを特徴とする請求項1に
記載のモード信号符号化装置。 - 【請求項3】 前記イントラ/インター信号発生器
が、 前記イントラ符号化データのビット数及び前記インター
符号化データのビット数を計算するビット数計算手段
と、 前記イントラ符号化データのビット数と前記インター符
号化データのビット数とを比較して、そのうち最小のビ
ット数を選択する比較手段と、 前記最小のビット数に応じて、前記イントラ符号化デー
タのビット数が前記インター符号化データのビット数よ
り小さいか否かを表す前記イントラ/インター信号を発
生するイントラ/インター信号発生手段と、 前記イントラ/インター信号に応じて、前記上部フィー
ルド符号化データとして、前記イントラ符号化データ及
び前記インター符号化データのうちのいずれか1つを発
生する上部フィールド符号化データ発生手段とを備える
ことを特徴とする請求項2に記載のモード信号符号化装
置。 - 【請求項4】 前記イントラ符号化データがイントラ
内容ベース算術符号化(CAE)方法によって供給され、 前記インター符号化データがインターCAE方法によっ
て供給されることを特徴とする請求項2に記載のモード
信号符号化装置。 - 【請求項5】 前記下部フィールド符号化器が、 各基準ブロックがM/2×N個の画素を有し、前記第1
及び第2基準フィールドの全ての画素が各々前記第1及
び第2値を有しており、前記第1基準フィールドに対す
る前記下部フィールドのエラーが予め定められた閾値以
下である場合に第1下部指示信号を生成し、前記第2基
準フィールドに対する前記下部フィールドのエラーが予
め定められた閾値以下である場合には第2下部指示信号
を生成する下部指示信号生成手段と、 現ピクチャーの1つまたは複数の前ピクチャーに対して
前記下部フィールドを動き推定及び動き補償することに
よって、動きベクトル及び前記下部フィールドに最も類
似なフィールドを有する動き補償フィールドよりなる動
きベクトル情報を生成する動き推定補償手段と、 前記下部フィールドと前記最も類似なフィールドとの間
の動き補償エラー(MCE)と、前記動きベクトルとその
予測値との間の動きベクトル差分(MVD)とを計算する
MCE/MVD手段と、 前記MVDが「0」であるか否かを表す下部MVD信号を
生成する下部MVD信号生成手段と、 前記MVDが「0」でない場合、前記MVDを符号化して
MVDデータを生成するMVD符号化手段と、 前記MCEが前記予め定められた閾値より小さいか否か
を表す下部no_update信号を設定する信号設定手段と、 前記下部フィールドの予め定められた画素に基づいて、
前記下部フィールドの前記画素を符号化して生成される
イントラ符号化データと、前記下部フィールドと前記動
き補償フィールド内に含まれている予め決められた画素
に基づいて前記下部フィールドの前記画素を符号化して
供給されるインター符号化データと、前記上部フィール
ド内に含まれている予め定められた画素に基づいて前記
下部フィールドの前記画素を符号化して供給される上部
符号化データとを生成するイントラ/インター/上部符号
化器と、 前記イントラ符号化データ、前記インター符号化データ
または前記下部符号化データのうちのいずれか1つが選
択される場合にイントラ/インター/下部信号を発生する
イントラ/インター/下部信号発生手段と、 前記第1及び第2下部指示信号、前記下部MVD信号、
前記下部「no_update」信号及び/または前記イントラ/イ
ンター/上部信号に基づいて、前記下部モードを決定す
る下部モード決定手段とを備えることを特徴とする請求
項2に記載のモード信号符号化装置。 - 【請求項6】 前記イントラ/インター/上部信号発生
器が、 前記イントラ符号化データのビット数、前記インター符
号化データのビット数、及び前記上部符号化データのビ
ット数を計算するビット数計算手段と、 前記イントラ符号化データのビット数、前記インター符
号化データのビット数、及び前記上部符号化データのビ
ット数を互いに比較して、そのうち最小のビット数を選
択する比較手段と、 前記最小のビット数に応じて、前記イントラ符号化デー
タのビット数、前記インター符号化データのビット数、
及び前記上部符号化データのビット数のうち最小値を表
す前記イントラ/インター/上部信号を発生するイントラ
/インター信号発生手段と、 前記イントラ/インター/上部信号に応じて、前記下部フ
ィールド符号化データとして前記イントラ符号化デー
タ、前記インター符号化データ及び前記上部符号化デー
タのうちのいずれか1つを発生する下部フィールド符号
化データ発生手段とを備えることを特徴とする請求項5
に記載のモード信号符号化装置。 - 【請求項7】 前記下部フィールド符号化器が、 前記下部フィールドの前記上部符号化データと前記上部
フィールドとを比較して、前記上部符号化データが実際
に前記上部フィールドと同一であるか否かを表す上部関
連信号を発生する比較手段と、 前記上部関連信号に基づいて、前記下部モードを変更し
て、変更済みの下部モードを生成する変更手段とを更に
備えることを特徴とする請求項5に記載のモード信号符
号化装置。 - 【請求項8】 前記イントラ符号化データがイントラ
内容ベース算術符号化(CAE)方法によって供給され、 前記インター符号化データがインターCAE方法によっ
て供給されることを特徴とする請求項5に記載のモード
信号符号化装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/984,031 US5973743A (en) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder |
EP97309823A EP0923251A1 (en) | 1997-12-02 | 1997-12-05 | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder |
JP9336968A JPH11196420A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-08 | モード信号符号化装置 |
CNB971217513A CN100459707C (zh) | 1997-12-02 | 1997-12-19 | 用于隔行形状编码器的模式编码方法及装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/984,031 US5973743A (en) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder |
EP97309823A EP0923251A1 (en) | 1997-12-02 | 1997-12-05 | Mode coding method and apparatus for use in an interlaced shape coder |
JP9336968A JPH11196420A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-08 | モード信号符号化装置 |
CNB971217513A CN100459707C (zh) | 1997-12-02 | 1997-12-19 | 用于隔行形状编码器的模式编码方法及装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11196420A true JPH11196420A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=27430011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9336968A Pending JPH11196420A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-08 | モード信号符号化装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5973743A (ja) |
EP (1) | EP0923251A1 (ja) |
JP (1) | JPH11196420A (ja) |
CN (1) | CN100459707C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005086825A (ja) * | 2003-09-07 | 2005-03-31 | Microsoft Corp | 順方向予測インターレース映像フレームのフィールド用の動きベクトルの予測 |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100535631B1 (ko) * | 1997-09-29 | 2006-07-10 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 적응적 비월주사 모양정보 부호화/복호화 장치및 방법 |
KR100374717B1 (ko) * | 1998-03-05 | 2003-03-04 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 비월주사방식 영상을 위한 색차신호 모양정보 추출방법 및 장치 |
KR100281462B1 (ko) * | 1998-03-30 | 2001-02-01 | 전주범 | 격행 부호화에서 이진 형상 신호의 움직임 벡터 부호화 방법 |
US6031872A (en) * | 1998-06-16 | 2000-02-29 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for encoding a video signal |
US6983018B1 (en) * | 1998-11-30 | 2006-01-03 | Microsoft Corporation | Efficient motion vector coding for video compression |
US6563953B2 (en) * | 1998-11-30 | 2003-05-13 | Microsoft Corporation | Predictive image compression using a single variable length code for both the luminance and chrominance blocks for each macroblock |
WO2003053066A1 (en) | 2001-12-17 | 2003-06-26 | Microsoft Corporation | Skip macroblock coding |
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