JPH11195452A - 差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装置 - Google Patents

差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装置

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JPH11195452A
JPH11195452A JP1205498A JP1205498A JPH11195452A JP H11195452 A JPH11195452 A JP H11195452A JP 1205498 A JP1205498 A JP 1205498A JP 1205498 A JP1205498 A JP 1205498A JP H11195452 A JPH11195452 A JP H11195452A
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plug
electronic device
electric mechanism
type electric
receptor
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JP1205498A
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Akihiro Takahashi
明弘 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器の外側から、該電子機器内に設けられ
たレセプタにPCカードやプラグ等の差し込み式の電気
機構部品を差し込んだ際、該差し込み式の電気機構部品
が上記レセプタから抜脱しないように保持する抜脱防止
装置を提供すること。 【解決手段】パソコンや電子手帳等の電子機器1の内部
に設けられたレセプタ2に、外部から差し込んで電気的
に接続される差し込み式の電気機構部品3が上記レセプ
タ2から抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部
品3の抜脱防止装置であって、装置本体5は固定手段7
を介して上記電子機器1の下面に着脱可能な板状に形成
されるとともに、該装置本体5の長手方向端部には、上
記電子機器1の外側に突出した差し込み式の電気機構部
品3の端部に係合する係止部6を立設させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器内に設け
られたレセプタに外部から差し込まれた差し込み式の電
気機構部品が抜けないようにする差し込み式の電気機構
部品の抜脱防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レセプタは電気回路又は電気機器
を電気的に接続するための手段として種々のものが提供
され、このレセプタに差し込む差し込み式の電気機構部
品としては電源を供給する電源プラグや通信用インター
フェースとしてのPCカード等種々のものが提供されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パソコ
ン等の電子機器に設けられたレセプタに差し込まれた電
源プラグやPCカード等の差し込み式の電気機構部品が
外的要因で抜けるようなことがあると、せっかく入力し
たデータが消失したり、システムが正しく起動しなくな
るトラブルの発生や、通信が途絶えてデータの送受信が
できなくなるトラブルの発生が避けられなかった。
【0004】しかも、電子機器を使用しているシステム
が病院や、公共施設、交通機関、軍事関係であればその
被害の大きさは計り知ることはできなかった。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、電子機器の
外側から、該電子機器内に設けられたレセプタにPCカ
ードやプラグ等の差し込み式の電気機構部品を差し込ん
だ際、該差し込み式の電気機構部品が上記レセプタから
抜脱しないように保持する差し込み式の電気機構部品の
抜脱防止装置を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る差し込み式の電気機構部品の抜脱防止
装置は、パソコンや電子手帳等の電子機器の内部に設け
られたレセプタに、外部から差し込んで電気的に接続さ
れる差し込み式の電気機構部品が上記レセプタから抜脱
しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜脱防止
装置であって、装置本体は固定手段を介して上記電子機
器の下面に着脱可能な板状に形成されるとともに、該装
置本体の長手方向端部には、上記電子機器の外側に突出
した差し込み式の電気機構部品の端部に係合する係止部
を立設させることを特徴とする。
【0007】なお、上記係止部の下端は上記記基部に回
動可能に軸支されるとともに、回動時には基部に重合す
ることが好ましい。
【0008】また、パソコンや電子手帳等の電子機器の
内部に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気
的に接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプ
タから抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品
の抜脱防止装置であって、装置本体は一端が上記電子機
器の上面に操作可能に露出するとともに、他端が電子機
器の内部に突出し、上記レセプタに差し込まれた差し込
み式の電気機構部品の上方に位置するように配置され、
上記一端を回し操作することにより先端が差し込み式の
電気機構部品に係合するようにしてもかまわない。
【0009】そして、パソコンや電子手帳等の電子機器
の内部に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電
気的に接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセ
プタから抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部
品の抜脱防止装置であって、装置本体は上記差し込み式
の電気機構部品を保持する保持部と、該保持部に連接さ
れ上記電子機器の上側面と下側面とにそれぞれ係合し、
該電子機器を挟持する一対の挟持片を備えることが好ま
しい。
【0010】そしてまた、パソコンや電子手帳等の電子
機器の内部に設けられたレセプタに、外部から差し込ん
で電気的に接続される差し込み式の電気機構部品が上記
レセプタから抜脱しないようにする差し込み式の電気機
構部品の抜脱防止装置であって、装置本体は上記差し込
み式の電気機構部品の端部に係合する第1の係合部材
と、上記電子機器の所定の部位に掛合する第2の係合部
材とを有し、上記第1の係合部材と第2の係合部材とは
所定の長さの連結部材で連結されていることが好まし
い。
【0011】さらに、パソコンや電子手帳等の電子機器
の内部に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電
気的に接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセ
プタから抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部
品の抜脱防止装置であって、装置本体は一端が上記電子
機器の外部に配置され、他端が電子機器の内部に配置さ
れるとともに、上記電子機器に出没可能に形成され、引
き出した時には一端に形成された係止部が上記差し込み
式の電気機構部品の端部に係合してもよい。
【0012】さらにまた、パソコンや電子手帳等の電子
機器の内部に設けられたレセプタに、外部から差し込ん
で電気的に接続される差し込み式の電気機構部品が上記
レセプタから抜脱しないようにする差し込み式の電気機
構部品の抜脱防止装置であって、装置本体は電子機器を
載置する載置台と、該載置台上に配置された係止部材と
を有し、上記電子機器を載置台上に載置した時には上記
係止部材の一端が差し込み式の電気機構部品の端部に係
合することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明に係る
差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装置(以下、抜脱
防止装置という)について説明する。図1は、本発明に
係る抜脱防止装置の一例を示し、この抜脱防止装置は、
図2(a)に示すように、電子機器であるノートパソコ
ン1に設けられたPCカードスロット(レセプタ)2に
差し込み式の電気機構部品(以下、電気機構部品とい
う)であるモデムやCD−ROM等の周辺機器接続用の
PCカード3を差し込み、通信網を利用して他のコンピ
ュータと通信を行っている際に、上記PCカード3と携
帯電話(図示せず)とを接続するケーブル4に何らかの
外力が加わってもPCカード3がレセプタ2から抜けた
り、周辺機器とデータ交換している最中にPCカード3
がレセプタ2から抜けたりしないようにするもので、こ
の抜脱防止装置は基板(装置本体)5の一端に上記PC
カード3を係止する係止部6を立設して設け、上記装置
本体5の上面には上記電子機器1の裏面に装置本体5を
着脱可能に固定する固定手段7を備えたものである。
【0014】基板5は金属又は強化プラスチック等の合
成樹脂製で長方形の薄板状の板部材で構成され、上面に
は固定手段7が設けられている。
【0015】係止部6は基板5の長手方向一端側の左右
に、PCカードに接続されたケーブル4のレセプタ4a
に当たらないように所定間隔をおいて立設された2つの
起立片10、10で構成され、PCカード3の端部3a
に係合する高さに形成されている。
【0016】固定手段7は多数のフックを備えた布製テ
ープ11とパイル状の布製テープ12とからなる面状フ
ァスナーで構成され、例えば、フック状のテープ11が
基板5の上面に貼着され、ノートパソコン1の裏面には
上記テープ11に係合するパイル状のテープ12が貼着
されていればよい。このテープ12に装置本体の上面に
貼着したテープ11を係合させることにより、ノートパ
ソコン1に抜脱防止装置を固定できるように構成されて
いる。
【0017】上記構成の抜脱防止装置を使用する際は、
まずPCカード3をノートパソコン1のレセプタ2に差
し込む。次に、係止部6をPCカード3の端部3aに係
合させながら基板5の上面に設けられたテープ11をノ
ートパソコン1の裏面に設けられたテープ12に係合さ
せる。係合させた状態(図2(b)参照)では抜脱防止
装置がノートパソコン1に固定され、しかも係止部6が
PCカード3の端部3aに係合しているので、ケーブル
4に何らかの外力が加えられてもPCカード3がレセプ
タ2から抜けるようなことはなくなる。
【0018】したがって、移動する車内で通信を行うよ
うな場合も、急ブレーキや急発進でノートパソコン若し
くは携帯電話が動くようなことがあっても、PCカード
がレセプタから抜けて通信が中断するようなトラブルの
発生を防止することができる。また、固定手段を面状フ
ァスナーにしたので、固定位置を自由に変更することが
できるとともに、着脱が容易なので取扱に優れるととも
に、対象となる電子機器の形状(PCカードの電子機器
からの突出量)に制約を受けない抜脱防止装置を実現す
ることができる。
【0019】なお、図3(a)示すように起立片10の
先端10aを基板5と平行に折り曲げることにより、P
Cカードが上下に振れても起立片10から外れるような
ことがなくなり、より確実にPCカードの抜脱を防止す
ることができる。
【0020】また、図3(b)に示すように、基板5に
対して係止部6の下端を回動可能に軸支することによ
り、使用しない時は折りたたんで基板5に重合させてコ
ンパクトにすることができ、持ち歩きや収納に最適な抜
脱防止装置を実現することができる。
【0021】さらに、固定手段を螺子で構成し、電子機
器の裏面に、この螺子を螺合する螺子穴(図示せず)を
形成するとともに、図3(c)に示すように、基板5に
は長手方向に細長い切り欠き部15を形成し、電子機器
に対する取付位置を調整できるようにしてもかまわな
い。
【0022】なお、図1〜図3において、符号16は、
ケーブル4の余長を係止部6に巻つけた際、ズレないよ
うにするズレ防止用の切り欠き部である。
【0023】図4(a)、(b)は、抜脱防止装置の他
の例を示し、この抜脱防止装置は螺子体20で構成さ
れ、レセプタ2に差し込まれたPCカード3の上面に対
応する位置の電子機器であるノートパソコン1の上面1
aにねじ込み可能に配置され、この螺子体20をねじ込
むことによって先端がPCカード3に当接するように構
成されている。この螺子体20の先端にはゴムなどの摩
擦係数が高く、弾力性を有する係合部材21を装着して
おくことにより、PCカードに傷などをつけることな
く、しかも確実に固定することができる。
【0024】この抜脱防止装置によれば、PCカード3
をレセプタ2に差し込んだ後、螺子体20の先端の係合
部材21がPCカード3の上面に当接するまで、ねじ込
むことによりPCカード3を電子機器1に簡単に固定す
ることができる。
【0025】図5(a)、(b)は、抜脱防止装置のさ
らに他の例を示し、この抜脱防止装置は、差し込み式の
電気機構部品であるPCカード3を保持する断面コ字状
の保持部30と、この保持部30に連設し、上記電子機
器であるパソコン1の上側面と下側面とにそれぞれ係合
し、該電子機器1を挟持する一対の挟持片31、31と
からなる、全体としてクリップ状に形成され、しかも、
上記挟持片31、31の先端が狭くなるように先窄まり
に形成されている。そして、保持部30の後壁30aに
はPCカード3を保持した時、レセプタ4aを突出させ
る開口部32が形成されている。
【0026】上記抜脱防止装置によれば、PCカード3
をレセプタ2に差し込んだ後、開口部32からケーブル
4とレセプタ4aとが突出するようにし、弾性に抗して
挟持片31、31を広げながら、保持部30の後壁30
aがPCカード3の端部3aに当接するまで押し込み、
電子機器1の上下面それぞれに挟持片31、31を対応
させた後、弾性復元力で電子機器1を上下から挟持させ
る。挟持させた状態では、レセプタ2に差し込まれたP
Cカード3は保持部30の後壁30aで押えられ、挟持
片31、31が電子機器1を挟持しているので、強い力
で無理やり引き抜かない限りはPCカード3はレセプタ
2から抜けるようなことはない。
【0027】なお、符号33は挟持片31が電子機器1
を確実にホールドするように、挟持片31の内側面に貼
着された係合部材を示し、この係合部材33は摩擦係数
が高く、弾力性を有するゴム等の摩擦部材で構成されて
いればよい。
【0028】図6(a)〜(c)は、抜脱防止装置のさ
らに他の例を示し、この抜脱防止装置は、金属又は強化
プラスチック等の合成樹脂製で可撓性を有する板状の装
置本体(基板)40の一端にはPCカード3を係止する
係止部41を立設して設け、下面の略中央にはストッパ
42を下方に突出させたものである。
【0029】上記基板40は電子機器1の内部に図示し
ないガイド部材に案内されて水平方向に摺動可能に配置
され、係止部41がPCカード3を差し込む差込口42
の蓋を兼用している。
【0030】ストッパ42は基板40の下面から下方に
突出して形成され、基板40をガイド部材に沿って外側
に引き出した時、電子機器1の筐体の内壁面1bに当接
し、それ以上引き出せないようにしたものである。な
お、ストッパ42の位置は上記係止部41がレセプタ2
に差し込まれたPCカード3の端部3aに係合する位置
で引き出しが停止する位置に形成されている。この状態
で、基板40を上から押圧すると下方に撓んで係止部4
1が下がり、係止部41の上端41aがPCカード3の
抜き差しの軌道から外れ、押圧を解除すると基板40は
弾性復元力で復帰して係止部41がPCカード3の端部
3aに係合し、PCカード3が抜けないように形成され
ている。
【0031】上述の抜脱防止装置を使用する際は、先
ず、ストッパ42が電子機器1の筐体の内壁面1bに当
接するまで基板40を引き出す。次に、係止部41がP
Cカード3の挿入に邪魔にならないように基板40を上
から押圧して下方に撓ませながらPCカード3をレセプ
タ2に差し込む。PCカード3の差し込みが完了したら
基板40に対する押圧を解除する。基板40は弾性復元
力で復帰し、係止部41が上動してPCカード3の端部
3aに係合し、PCカード3の抜けを阻止することがで
きる。
【0032】上述の抜脱防止装置によれば、PCカード
3を使用しない時は、係止部41が挿入口43を塞ぐま
で基板40を電子機器1の筐体内に押し込み、使用する
時は基板40を引き出すことにより拔脱防止装置として
機能させることができ、特別に保管する場所を用意する
ことがなく取扱に優れた拔脱防止装置を実現することが
できる。
【0033】図7(a)は、抜脱防止装置の別の例を示
し、この抜脱防止装置はPCカード3の端部3aに係合
する第1の係合部材51と、連結部材であるワイヤー5
2を介して第1の係合部材51に連結され、電子機器の
一部に係合する第2の係合部材53とから構成されてい
る。第1の係合部材51は、連接する2つの辺が開口し
た箱状で、この開口部54がPCカード3の端部3aに
嵌合するように形成されたもので、第2の係合部材53
は電子機器1に設けられたフック55に掛止するリング
で構成されている。
【0034】上述の抜脱防止装置を使用する場合は、P
Cカード3をレセプタ2に差し込んだ後、第1の係合部
材51の開口部54をPCカード3の端部3aに嵌合
し、第2の係合部材であるリング53を電子機器1に設
けられたフック55に掛止すればよい。なお、第1の係
合部材はPCカードを差し込む差込口43を塞ぐ蓋部材
を兼用してもかまわない。
【0035】図8は、抜脱防止装置のさらに別の例を示
し、この抜脱防止装置は電子機器であるノートパソコン
1を載置する台60と、この台60に摺動可能に配置さ
れた係止部材61とで構成されている。上記台60はC
D−ROM62やFDD63等を内蔵した拡張ユニット
であっても構わない。係止部材61は、台60の上面に
摺動可能に配置された金属や強化プラスチック等で先端
に起立片64が形成された略L字状の板部材で構成さ
れ、ガイド螺子65に案内されて台60から外方に突出
するように配置され、適宜の位置でガイド螺子65を締
めつけることにより台60上に固定することができるよ
うに構成されているものである。
【0036】この拔脱防止装置を使用する際は、予め、
係止部材61を長穴61aの端部がガイド螺子65に当
接するまで一杯に引き出す。次に、ノートパソコン1に
PCカード3を差し込んだ状態で台60上に載置する。
台60上に載置したら係止部材61を起立片64がPC
カード3の端部3aに当接するまで押し戻す。この状態
で一旦、ノートパソコン1を題60から外してガイド螺
子65を締めつける。その後、再びノートパソコン1を
台60に載置すればPCカード3は係止部材61の起立
片64で止められ、ケーブル4に外力が加わってもレセ
プタ2から抜けるようなことはない。
【0037】そして、上述の電気機構部品は、PCカー
ドに限定されるものではなく、ACアダプターのプラグ
であってもよい。符号70は、ACアダプター71のプ
ラグ72の抜脱を防止する抜脱防止装置を示し、マウス
のプラグ等のプラグも同様に台60上に設ければよい。
なお、図9(a)は上記プラグ72の抜脱防止装置の他
の例を示し、この抜脱防止装置は基板70の端部に第1
の係止部71が立設され、この第1の係止部に直交して
第2の係止部が形成されている。上記第1の係止部71
には下端から上方に向かって第1の切り欠き部73が形
成され、第2の係止部72には下端から上方に向かって
第2の切り欠き部74が形成されている。
【0038】上述の抜脱防止装置によれば、真っ直ぐな
プラグ75であれば図9(b)に示すように、第1の係
止部71の内壁面をプラグ75に当接させてプラグ75
の抜脱を防止するとともに、第1の切り欠き部73でプ
ラグ75のケーブル76を逃がし、直角に曲がったL字
状のプラグ77であれば図9(c)に示すように、第1
の係止部71の内壁面をプラグ77の背中に当接させて
プラグ77の抜脱を防止するとともに、第2の切り欠き
部74でプラグ77のケーブル78を逃がすことがで
き、1つの抜脱防止装置で2種類のプラグに対応するこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電子機器のレ
セプタに差し込まれた電気機構部品を、レセプタから抜
けないように簡単に固定することができ、電気機構部品
の抜脱によるトラブルを未然に回避することができる。
【0040】請求項2の発明によれば、抜脱防止装置を
使用しない時は係止部を折りたたんで基板に重合させて
コンパクトにすることができ、持ち歩きや収納に最適な
抜脱防止装置を実現することができる。
【0041】請求項3の発明によれば、電子機器に内装
されているので、別途抜脱防止装置を持ち歩く必要もな
く、取扱に優れた抜脱防止装置を提供することができ
る。
【0042】請求項4の発明によれば、電子機器に特別
な器材を設ける必要がなく、既存の電子機器にも簡単に
対応させることができる。
【0043】請求項5の発明によれば、抜脱防止装置を
電子機器内に設けたので、簡単に電気機構部品に係合さ
せることができるとともに、電気機構部品を装填しない
時は電子機器内に収納できるので、紛失したり、別途携
行する必要がなく、取扱に優れた抜脱防止装置を実現す
ることができる。
【0044】請求項6の発明によれば、小型化を図るこ
とができ、持ち歩きや保管に最適であるとともに、予め
電気機構部品(PCカード)にセッティングしておくこ
とも可能でになる。
【0045】請求項7の発明によれば、電子機器を載置
台上に載置することにより、電子機器に差し込んだ電気
機構部品の抜脱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機構部品の抜脱防止装置の一
例を示す斜視図
【図2】(a)(b)は上記抜脱防止装置の取り付け及
び使用状態を説明する斜視図
【図3】(a)〜(c)は抜脱防止装置の他の例を示す
斜視図
【図4】(a)(b)は抜脱防止装置のさらに他の例を
示す斜視図及び使用状態を説明する要部断面図
【図5】(a)(b)は抜脱防止装置のさらにまた他の
例を示す斜視図及び使用状態を説明する側面図
【図6】(a)〜(c)は抜脱防止装置の別の例を示す
要部断面図
【図7】(a)(b)は抜脱防止装置のさらに別の例を
示す斜視図及び使用状態を説明する斜視図
【図8】(a)(b)は抜脱防止装置のさらにまた別の
例を示す斜視図及び使用状態を説明する斜視図
【図9】(a)〜(c)は抜脱防止装置の別の例を示す
斜視図及び使用状態を示す底面図
【符号の説明】
1 電子機器 2 レセプタ 3 差し込み式の電気機構部品(PCカード) 5 装置本体(基板) 6 係止部 7 固定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は固定手段を介して上記電子機器の下面に着脱
    可能な板状に形成されるとともに、該装置本体の長手方
    向端部には、上記電子機器の外側に突出した差し込み式
    の電気機構部品の端部に係合する係止部を立設させるこ
    とを特徴とする差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記係止部の下端は前記基部に回動可能
    に軸支されるとともに、回動時には基部に重合する請求
    項1記載の差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装置。
  3. 【請求項3】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は一端が上記電子機器の上面に操作可能に露出
    するとともに、他端が電子機器の内部に突出し、上記レ
    セプタに差し込まれた差し込み式の電気機構部品の上方
    に位置するように配置され、上記一端を回し操作するこ
    とにより先端が差し込み式の電気機構部品に係合するこ
    とを特徴とする差し込み式の電気機構部品の抜脱防止装
    置。
  4. 【請求項4】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は上記差し込み式の電気機構部品を保持する保
    持部と、該保持部に連接され上記電子機器の上側面と下
    側面とにそれぞれ係合し、該電子機器を挟持する一対の
    挟持片を備えたことを特徴とする差し込み式の電気機構
    部品の抜脱防止装置。
  5. 【請求項5】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は上記差し込み式の電気機構部品の端部に係合
    する第1の係合部材と、上記電子機器の所定の部位に掛
    合する第2の係合部材とを有し、上記第1の係合部材と
    第2の係合部材とは所定の長さの連結部材で連結されて
    いることを特徴とする差し込み式の電気機構部品の抜脱
    防止装置。
  6. 【請求項6】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は一端が上記電子機器の外部に配置され、他端
    が電子機器の内部に配置されるとともに、上記電子機器
    に出没可能に形成され、引き出した時には一端に形成さ
    れた係止部が上記差し込み式の電気機構部品の端部に係
    合することを特徴とする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置。
  7. 【請求項7】 パソコンや電子手帳等の電子機器の内部
    に設けられたレセプタに、外部から差し込んで電気的に
    接続される差し込み式の電気機構部品が上記レセプタか
    ら抜脱しないようにする差し込み式の電気機構部品の抜
    脱防止装置であって、 装置本体は電子機器を載置する載置台と、該載置台上に
    配置された係止部材とを有し、上記電子機器を載置台上
    に載置した時には上記係止部材の一端が差し込み式の電
    気機構部品の端部に係合することを特徴とする差し込み
    式の電気機構部品の抜脱防止装置。
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