JPH11191877A - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

デジタル信号記録再生装置

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JPH11191877A
JPH11191877A JP35719997A JP35719997A JPH11191877A JP H11191877 A JPH11191877 A JP H11191877A JP 35719997 A JP35719997 A JP 35719997A JP 35719997 A JP35719997 A JP 35719997A JP H11191877 A JPH11191877 A JP H11191877A
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太 清水
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号記録再生装置において、十分な
再生データが得られない場合でも、再生機側と記録機側
の画像表示装置で同一の画像が表示されるとともに、記
録機側に正しく復号できないような高能率符号化データ
を出力しないようにすること。 【解決手段】 画像信号を高能率符号化して記録媒体上
に記録再生を行うデジタル信号記録再生装置において、
高能率符号化データ加工手段と、該高能率符号化データ
加工手段を制御する制御手段、前記再生エラー検出手段
を具備し、十分な再生データが得られないときには、前
記高能率符号化データ加工手段にて、DC成分を所定の
値に置換するとともに、AC成分を高能率復号化時に全
て無効となるように高能率符号化データを加工する。こ
のように加工した高能率符号化データを、記録機側にダ
ビング信号として供給するとともに、高能率符号化し
て、画像表示装置に乱れた画像を表示しないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号及び音声
信号を符号化して記録媒体上に記録再生するデジタル信
号記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VHS方式VTRのようなアナログ画像
信号を磁気テープに記録再生する装置において、ストッ
プモードや、高速巻き戻しや高速早送り、あるいは、無
記録部分の再生等、十分な再生データが得られない場
合、画像表示装置に表示する画像が乱れることになるの
で、その対策としてOSD(On Screen Display)回路
等を使用して画像表示装置に出力する画像信号を再生画
像信号からブルーバック信号等のミュート画像信号に切
り替えて表示する方法が知られている。
【0003】この方法は、近年デジタル信号処理の発展
に伴い普及してきている画像信号を高能率符号化して記
録再生する装置(以下、デジタルVTRと称す)におい
ても採用されており、十分な再生データが得られない場
合、再生データを高能率復号化した画像信号を、ブルー
バック信号等のミュート画像に切り替えて表示する方法
を用いることで、画像表示装置に表示する画像の乱れを
防止している。また、前記デジタルVTRを2台使用し
てダビングする場合に、再生機側のデジタルVTRで
は、磁気テープから再生された信号を誤り訂正復号化及
び修整した後、デジタルインターフェース等を通して、
高能率符号化したままの状態で記録機側のデジタルVT
Rに供給し、記録機側のデジタルVTRでは、供給され
た高能率符号化データを誤り訂正符号化した後、磁気テ
ープに記録することで、画質劣化のないダビング等を行
う方式が提案されている。
【0004】ここで、図4を参照して、上記ダビング動
作について説明する。図4において、115は再生機側
のデジタルVTR、215は記録機側VTR、101,
201はA/D変換回路、102,202はD/A変換
回路、103,203は画像信号の情報量削減を行う高
能率符号化回路、104,204は高能率符号化データ
から画像信号を復元する高能率復号化回路、105,2
05は高能率符号化データに誤り訂正符号を付加する誤
り訂正符号化回路、106,206は再生データの誤り
を訂正する誤り訂正復号化回路、107,207は磁気
テープに記録再生を行う記録再生系、108,208は
高能率符号化データと通信パケットを相互変換するデジ
タルインターフェース、109,209はデジタル入出
力端子、110,210はOSD回路、111,211
はOSD回路出力とD/A変換回路出力を切り替えるセ
レクタ、112,212はアナログ画像入力端子、11
3,213はアナログ画像出力端子、114,214は
画像表示装置である。
【0005】以上のように構成されたダビング装置にお
いて、再生機側のデジタル装置において、再生機側のデ
ジタルVTR115では、記録再生系107で磁気テー
プから再生された信号を誤り訂正復号化回路106で誤
り訂正復号化及び修整した後、デジタルインターフェー
ス108で通信パケット化して、デジタル入出力端子1
09からデジタル信号通信ケーブル301を介してデジ
タル入出力端子209に供給することにより、記録機側
のデジタルVTR215に供給し、記録機側のデジタル
VTR215では、デジタル入出力端子209に供給さ
れた通信パケットからデジタルインターフェース208
で高能率符号化データを抽出した高能率符号化データを
誤り訂正符号化回路205で誤り訂正符号化した後、記
録再生系207で磁気テープに記録する。
【0006】このようなダビング方式において、再生機
側のデジタルVTR115で十分な再生データが得られ
ない場合には、再生機側の画像表示装置114には、再
生した高能率符号化データを高能率復号化した画像の代
わりに、OSD回路110から出力されたブルーバック
信号等のミュート画像が供給されるとともに、記録機側
のデジタルVTR215には、再生した高能率符号化デ
ータがそのまま供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、従来例に
示す方法では、記録機側に供給される信号と再生機側の
画像表示装置に供給される信号が異なるため、再生機側
と記録機側で表示される画像が異なってしまう課題があ
る。また、記録機側に供給される高能率符号化データの
信頼度は低く、場合によっては、記録機側の画像表示装
置に乱れた画像を表示したり、正しく復号化できない高
能率符号化データを記録してしまうという課題もある。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みなされたもので
あり、十分な再生データが得られない場合でも、再生機
側と記録機側の画像表示装置で同一の画像が表示される
とともに、記録機側に正しく復号できないような高能率
符号化データを出力しないようにすることができるデジ
タル信号記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
信号を高能率符号化して記録媒体上に記録再生を行うデ
ジタル信号記録再生装置において、高能率符号化データ
を加工する加工手段と、該高能率符号化データ加工手段
を制御する制御手段とを具備し、前記高能率符号化デー
タ加工手段は、前記制御手段の指示に従って、高能率符
号化データを加工した高能率符号化データを生成するデ
ジタル信号記録再生装置である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載された
デジタル信号記録再生装置において、前記高能率符号化
データ加工手段によるデータの加工は、高能率符号化デ
ータのDC成分を所定の値に置換するとともに、AC成
分を高能率復号化時に全て無効にする加工であるデジタ
ル信号記録再生装置である。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載された
デジタル信号記録再生装置において、前記高能率符号化
データ加工手段で置換するDC成分の値は、ブルーバッ
ク信号であるデジタル信号記録再生装置である。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3に記載
されたデジタル信号記録再生装置において、該デジタル
信号記録再生装置が更に記録媒体から再生されるデータ
の再生状態を検出する再生状態検出手段を具備し、前記
再生状態検出手段で検出した高能率符号化データの再生
エラーを表わす値と前記制御手段で設定した所定値とを
比較判別して、前記再生エラーを表わす値が前記所定値
を越えたときには、前記高能率符号化データ加工手段で
前記高能率符号化データを加工した高能率符号化データ
を生成するデジタル信号記録再生装置である。
【0013】請求項5の発明は、請求項1項に記載され
たデジタル信号記録再生装置において、該デジタル信号
記録再生装置が、更に再生された高能率符号化データに
含まれるコピー禁止情報を検出するコピー禁止情報検出
手段を具備し、前記コピー禁止情報を検出したときに
は、前記高能率符号化データ加工手段で高能率符号化デ
ータを加工することにより、該高能率符号化データのコ
ピーを防止するデジタル信号記録再生装置である。
【0014】請求項6の発明は、請求項1に記載された
デジタル信号記録再生装置において、該デジタル信号記
録再生装置が、更に外部機器から供給されるパケット化
された高能率符号化データを入力するデジタル入力手段
と、外部機器から供給された高能率符号化データの前記
コピー禁止情報を検出するコピー禁止情報検出手段とを
具備し、前記コピー禁止情報検出手段でコピー禁止情報
を検出したときは、前記高能率符号化データ加工手段で
高能率符号化データを加工することにより、該高能率符
号化データのコピーを防止するデジタル信号記録再生装
置である。
【0015】請求項7の発明は、請求項1に記載された
デジタル信号記録再生装置において、該デジタル信号記
録再生装置が、更に外部から入力されるアナログ信号の
コピー禁止情報を検出するコピー禁止情報検出手段を具
備し、前記コピー禁止情報検出手段で前記コピー禁止情
報を検出したときは、前記高能率符号化データ加工手段
で高能率符号化データを加工することにより、該高能率
符号化データのコピーを防止することを特徴とするデジ
タル信号記録再生装置である。
【0016】請求項8の発明は、請求項5乃至7に記載
されたデジタル信号記録再生装置において、前記コピー
禁止情報は高能率符号化データのコピー世代管理情報か
ら検出するデジタル信号記録再生装置である。
【0017】請求項9の発明は、請求項1乃至8のいず
れかに記載されたデジタル信号記録再生装置において、
該デジタル信号記録再生装置が、更に高能率符号化デー
タを画像信号に復号する高能率復号化手段及び、高能率
符号化データをパケット化して外部機器へ出力するデジ
タル出力手段を具備し、前記高能率符号化データ加工手
段で加工して生成した高能率符号化データを、前記高能
率復号化手段と前記デジタル出力手段に供給するデジタ
ル信号記録再生装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるデジタル信号記録再
生装置によれば、高能率符号化された画像データを所定
の値に置換する高能率符号化データ加工手段と、記録媒
体から再生された高能率符号化データの再生エラー状態
を検出する再生エラー情報検出手段とを具備し、前記再
生エラー情報検出手段にて、十分な再生データが得られ
ていないと判断された場合は、前記高能率符号化データ
加工手段にて、DC成分を所定の値に置換するととも
に、AC成分を高能率復号化時に全て無効となるように
高能率符号化データを加工する。このように加工した高
能率符号化データを、記録機側にダビング信号として供
給するとともに、高能率復号化して、画像表示装置に乱
れた画像を表示しないようにする。それによって十分な
再生データが得られない場合でも、再生機側と記録機側
の画像表示装置で同一の画像が表示されるとともに、記
録機側に正しく復号できないような高能率符号化データ
を出力しないようにすることができる。
【0019】以下、本発明の実施例を図を参照しなが
ら、詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例におけ
るデジタル信号記録再生装置の構成図、図2は、高能率
符号化データのパケット形式を示す模式図、図3は、後
述する高能率符号化データ加工回路で加工した高能率符
号化データを示す模式図である。図1において、1は画
像信号の符号化を行う高能率符号化回路、2は画像信号
の復号化を行う高能率復号化回路、3は高能率符号化さ
れたデータに対して誤り訂正符号を付加する誤り訂正符
号化回路、4は再生データに対して誤り訂正処理を行う
誤り訂正復号化回路、5は記録媒体上に記録再生する記
録再生系、6は再生エラー状態を検出する誤り検出回
路、7は前記誤り検出回路6と、後記の外部制御回路、
第1及び第2CGMS検出回路の指示にしたがって画像
信号の高能率符号化データを所定の値に置換する高能率
符号化データ加工回路、8は前記高能率符号化データ加
工回路を制御する外部制御回路、9は高能率符号化デー
タを外部機器と通信するためのデジタルインターフェー
ス、10は再生データ及びデジタルインターフェースか
ら入力された画像信号中に含まれるコピー禁止情報を検
出する第1CGMS検出回路、11は外部から入力され
るアナログ画像信号中に含まれるコピー禁止情報を検出
する第2CGMS検出回路、12はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器、13は高能率復号化
データをアナログ信号に変換するD/A変換器、14は
アナログ画像入力端子、15は画像表示装置である。
【0020】まず、以上のように構成されたデジタル信
号記録再生装置における記録再生動作について説明す
る。記録時は、アナログ画像入力端子14から供給され
たアナログ画像信号をA/D変換器でデジタル化して、
高能率符号化回路1にて、DCT(Discrete Cosine Tr
ansform)及び、情報量に応じた量子化等により情報量
を削減するとともに、図2に示すパケット形式の高能率
符号化データを生成する。高能率符号化データ加工回路
7では、第2CGMS検出回路11及び外部制御回路8
の指示に基づいて、高能率符号化データを加工するか否
かを決定し、記録用の高能率符号化データを生成する。
誤り訂正符号化回路3では、前記記録用の高能率符号化
データに再生系で生じるであろう誤りを訂正するための
符号化を行い、記録再生系5にて、記録媒体に記録す
る。
【0021】なお、図2においてパケットは、4つの輝
度信号のDCTブロックと2つの色差信号のDCTブロ
ックにより構成されており、STAは、そのパケットの
修整情報などを示すステータス情報、QNOは高能率符
号化時にどのような量子化が行われたかを示す量子化番
号、DC0〜DC5は、各DCTブロックのDC成分、
AC0〜AC5は、各DCTブロックのAC成分を示し
ている。再生時には、記録再生系5から再生されたデー
タは、誤り訂正復号化回路4にて誤り訂正処理を行い、
誤りが訂正できなかったデータについては修整処理を施
し、高能率符号化データ加工回路7に供給する。高能率
符号化データ加工回路7では、誤り検出回路6、第1C
GMS検出回路10及び外部制御回路8の指示に基づい
て、高能率符号化データを加工するか否かを決定し、再
生用の高能率符号化データを生成し、高能率復号化回路
2とデジタルインターフェース9に供給する。高能率復
号化回路2では、前記再生用高能率符号化データを復号
し、D/A変換器13でアナログ信号に変換して、画像
表示装置15への出力データを生成する。デジタルイン
ターフェース9では、前記再生用高能率符号化データに
デジタル通信用の符号化を行い、図示しない外部機器へ
のデジタルダビングデータを生成する。
【0022】次に、テープの再生中に無記録部分を走査
した時など、画像を復元するために十分な再生データが
得られない場合の動作について説明する。誤り検出回路
6では、検出した再生エラー情報を高能率符号化データ
加工回路7に送る。高能率符号化データ加工回路7は、
検出された再生エラー情報と予め外部制御回路8によっ
て設定された再生エラー情報しきい値とを比較すること
で、十分な再生データが得られているか判定する。前記
再生エラー情報が、前記再生エラーしきい値を越える場
合は、図3に示すように、再生された当該フレームの画
像信号の高能率符号化データのDC成分を外部制御回路
8によって設定された所定の値に置換し、DC成分のデ
ータの直後に高能率符号化データのデータ列の終りを示
す情報(以降、EOBと称す)を付加し、再生用の高能
率符号化データを生成する。EOBを付加した結果、高
能率符号化データは高能率復号化回路2ではDC成分の
みを用いて復号され、画像表示装置への出力データを生
成する。この時、輝度信号を表すDC0〜DC3及び色
差信号のうちCRを表すDC4をセンター値、CBを表
すDC5をセンター値より大きめの値に設定すれば、画
像表示装置にはブルーバック信号が表示される。
【0023】さらに、デジタルインターフェース9に供
給される信号も、上記の通り置換された高能率符号化デ
ータであるため、正しく復号できない高能率符号化デー
タを供給しないようにできるとともに、接続された外部
機器側でも、再生機側と同じブルーバック信号が表示及
び記録されることになる。このように、本発明では、高
能率符号化データのDC成分を所定の値に置換し、DC
成分の直後にEOBを付加するという非常に簡単な回路
で、高能率復号化後の画像データを作り出すことができ
るという特徴がある。
【0024】次に、コピー管理情報を参照した応用例に
ついて説明する。再生時は、第1CGMS検出回路10
において再生されたデータ中のコピー世代管理情報を参
照して、コピー禁止情報の有無を検出する。ここで、コ
ピー禁止情報が検出された場合は、誤り検出回路6の再
生エラー情報に関係なく、当該フレームの高能率符号化
データを外部制御回路8の設定に従って、高能率符号化
データ加工回路7において同様に所定の値に置換して、
デジタルインターフェス9に出力する。これによりデジ
タルインターフェース9で接続された外部機器に対し
て、所定の値に置換された高能率符号化データが出力さ
れるため、誤ってコピー禁止データがコピーされること
を防止できる。
【0025】一方、記録時においては、記録信号をデジ
タルインターフェース経由で入力する場合は、第1CG
MS検出回路10にて、また、アナログ画像入力端子1
4からアナログ信号をA/D変換して入力する場合に
は、第2CGMS検出回路11にて、それぞれ入力され
た画像信号データ中のコピー管理情報を参照して、コピ
ー禁止情報の有無を検出する。コピー禁止情報が検出さ
れた場合には、当該フレームの高能率符号化データを、
外部制御回路8の設定に従って、高能率符号化データ加
工回路7で所定の値に置換して、記録用高能率符号化デ
ータを生成し、誤り訂正符号化回路3及び記録再生系5
に供給する。これにより外部から入力された記録禁止デ
ータを誤って記録してしまうことを防止することができ
る。
【0026】また、ストップモードや、高速巻き戻しや
高速早送り等で、VTRの動作モードによって、明らか
に十分な再生データが得られないと判別できる場合に
は、誤り検出回路6の再生エラー情報に関係なく、外部
制御回路8から強制的に置換する命令を出し、当該フレ
ームの高能率符号化データを、高能率符号化データ加工
回路7で所定の値に置換しても良い。
【0027】このように、外部制御回路8により、高能
率符号化データ加工回路7に供給される画像信号の高能
率符号化データを任意の期間及び所定の値に制御できる
ようにすることで、例えば不必要な画像を記録しないよ
うにした音声信号の記録ができたり、再生時の動作モー
ド遷移時等予め再生画像データが乱れることが予想され
る場合は、所定の期間強制的に再生画像データを所定の
値の画像データに置き換えることができる。なお、本実
施例では、置き換える画像の一例として、ブルーバック
信号を用いて説明したが、ブラック信号、グレイ信号な
どの単一色であれば、外部制御回路8から供給する所定
の値を変更するだけで実現できるため、判定の仕方によ
り色分けすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1乃至4に対応する効果:画像信
号を高能率符号化して記録媒体上に記録再生を行うデジ
タル信号記録再生装置において、記録及び再生する高能
率符号化された画像信号データを、任意の期間及び任意
の値に制御することができるため、十分な再生データが
得られない場合の画像表示装置のミュートを外部機器側
に供給する高能率符号化データに連動させることができ
る。また、高能率符号化データのDC成分を所定の値に
置換し、AC成分を高能率復号化時に全て無効にするだ
けであるので非常に簡単な回路で高能率復号化後のデー
タを実現でき、その経済的価値は大きい。
【0029】請求項5乃至8に対応する効果:高能率符
号化データ中のコピー禁止信号を検出することにより所
定の値に置換された高能率符号化データが生成出力され
るため、誤ってコピー禁止データがコピーされるのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル信号記録再生装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明で扱う高能率符号化データのパケット形
式で示す模式図である。
【図3】本発明における高能率符号化データ加工回路で
加工した高能率符号化データを示す模式図である。
【図4】従来のデジタルVTRを使ったダビングシステ
ム構成概要図である。
【符号の説明】
1…高能率符号化回路、2…高能率復号化回路、3…誤
り訂正符号化回路、4…誤り訂正復号化回路、5…記録
再生系、6…誤り検出回路、7…高能率符号化データ加
工回路、8…外部制御回路、9…デジタルインターフェ
ース、10…第1CGMS検出回路、11…第2CGM
S検出回路、12…A/D変換器、13…D/A変換
器、14…アナログ画像入力端子、15…画像表示装
置、101…A/D変換器、102…D/A変換器、1
03…高能率符号化回路、104…高能率復号化回路、
105…誤り訂正符号化回路、106…誤り訂正復号化
回路、107…記録再生系、108…デジタルインター
フェース、109…デジタル入出力端子、110…OS
D回路、111…セレクタ、112…アナログ画像入力
端子、113…アナログ画像出力端子、114…画像表
示装置、115…再生機側デジタルVTR、201…A
/D変換器、202…D/A変換器、203…高能率符
号化回路、204…高能率復号化回路、205…誤り訂
正符号化回路、206…誤り訂正復号化回路、207…
記録/再生系、208…デジタルインターフェース、2
09…デジタル入出力端子、210…OSD回路、21
1…セレクタ、212…アナログ画像入力端子、213
…アナログ画像出力端子、214…画像表示装置、21
5…記録機側デジタルVTR、301…デジタル信号通
信ケーブル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を高能率符号化して記録媒体上
    に記録再生を行うデジタル信号記録再生装置において、
    高能率符号化データを加工する加工手段と、該高能率符
    号化データ加工手段を制御する制御手段とを具備し、前
    記高能率符号化データ加工手段は、前記制御手段の指示
    に従って、高能率符号化データを加工した高能率符号化
    データを生成することを特徴とするデジタル信号記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデジタル信号記録
    再生装置において、前記高能率符号化データ加工手段に
    よるデータの加工は、高能率符号化データのDC成分を
    所定の値に置換するとともに、AC成分を高能率復号化
    時に全て無効にする加工であることを特徴とするデジタ
    ル信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたデジタル信号記録
    再生装置において、前記高能率符号化データ加工手段で
    置換するDC成分の値は、ブルーバック信号であること
    を特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載されたデジタル信
    号記録再生装置において該デジタル信号記録再生装置
    が、更に記録媒体から再生されるデータの再生状態を検
    出する再生状態検出手段を具備し、前記再生状態検出手
    段で検出した高能率符号化データの再生エラーを表わす
    値と前記制御手段で設定した所定値とを比較判別して、
    前記再生エラーを表わす値が前記所定値を越えたときに
    は、前記高能率符号化データ加工手段で前記高能率符号
    化データを加工した高能率符号化データを生成すること
    を特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1項に記載されたデジタル信号記
    録再生装置において、該デジタル信号記録再生装置が、
    更に再生された高能率符号化データに含まれるコピー禁
    止情報を検出するコピー禁止情報検出手段を具備し、前
    記コピー禁止情報を検出したときには、前記高能率符号
    化データ加工手段で高能率符号化データを加工すること
    により、該高能率符号化データのコピーを防止すること
    を特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載されたデジタル信号記録
    再生装置において、該デジタル信号記録再生装置が、更
    に外部機器から供給されるパケット化された高能率符号
    化データを入力するデジタル入力手段と、外部機器から
    供給された高能率符号化データの前記コピー禁止情報を
    検出するコピー禁止情報検出手段とを具備し、前記コピ
    ー禁止情報検出手段でコピー禁止情報を検出したとき
    は、前記高能率符号化データ加工手段で高能率符号化デ
    ータを加工することにより、該高能率符号化データのコ
    ピーを防止することを特徴とするデジタル信号記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載されたデジタル信号記録
    再生装置において、該デジタル信号記録再生装置が、更
    に外部から入力されるアナログ信号のコピー禁止情報を
    検出するコピー禁止情報検出手段を具備し、前記コピー
    禁止情報検出手段で前記コピー禁止情報を検出したとき
    は、前記高能率符号化データ加工手段で高能率符号化デ
    ータを加工することにより、該高能率符号化データのコ
    ピーを防止することを特徴とするデジタル信号記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7に記載されたデジタル信
    号記録再生装置において、前記コピー禁止情報は高能率
    符号化データのコピー世代管理情報から検出することを
    特徴とするデジタル信号記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載された
    デジタル信号記録再生装置において、該デジタル信号記
    録再生装置が、更に高能率符号化データを画像信号に復
    号する高能率復号化手段及び、高能率符号化データをパ
    ケット化して外部機器へ出力するデジタル出力手段を具
    備し、前記高能率符号化データ加工手段で加工して生成
    した高能率符号化データを、前記高能率復号化手段と前
    記デジタル出力手段に供給することを特徴とするデジタ
    ル信号記録再生装置。
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