JPH111909A - 桟橋ユニット - Google Patents

桟橋ユニット

Info

Publication number
JPH111909A
JPH111909A JP15255397A JP15255397A JPH111909A JP H111909 A JPH111909 A JP H111909A JP 15255397 A JP15255397 A JP 15255397A JP 15255397 A JP15255397 A JP 15255397A JP H111909 A JPH111909 A JP H111909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating body
deck
pier
floating
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15255397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Tomohisa Kakei
智央 加計
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP15255397A priority Critical patent/JPH111909A/ja
Publication of JPH111909A publication Critical patent/JPH111909A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 桟橋ユニットの浮体を体積が変更可能な袋浮
体で形成することにより、使用していない時には浮体の
容積を小さくして桟橋ユニットの保管スペースをできる
限り小さくする。 【解決手段】 デッキ2と、デッキ2の下面に取り付け
られる浮体3とを有する桟橋ユニット1である。浮体3
が空気の流入または流出により体積が増減変更可能な袋
体からなり、浮体3に空気口が設けられている。デッキ
2の周端部に、隣接する桟橋ユニット1と接続可能な連
結部11が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばボートな
どが係留される浮き桟橋を構成する桟橋ユニットに関
し、さらに詳しくはマリーナ、ヨットビーチなどの海
辺、水辺において、緊急時に設置され、あるいは季節に
応じて設置される浮き桟橋を構成する簡易な桟橋ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】簡易な浮き桟橋として、例えば、ビーチ
などに夏期だけ設置するものや、イベント用、工事用足
場桟橋として、比較的短期間に設置する場合がある。
【0003】このような浮き桟橋は、図8に示すよう
に、ポリエチレン製の中空浮体20を有する桟橋ユニッ
ト21を複数接続して構成されているものが多い。すな
わち、桟橋ユニット21は略六面体に形成され、その角
部に通孔を有する連結部22が形成されている。複数の
桟橋ユニット21をその角部同士が隣接するように接続
すると共に隣接する桟橋ユニット21の連結部22に固
定ピン23を挿入して相互の桟橋ユニット1,1が連結
されて浮き桟橋が構成される。
【0004】ところが、浮き桟橋が使われていない時に
は、浮き桟橋は分解されて桟橋ユニット21が通常、陸
上に山積みされており、従って、桟橋ユニット21を保
管するための広いスペースが必要となる欠点がある。ま
た、浮き桟橋の桟橋ユニット21をリースで使用すると
しても同様に保管スペースの問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、保管スペースをできる限り小さくすることによ
り、使用勝手がよい桟橋ユニットを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の桟橋ユニット
は、デッキと、該デッキの下面に取り付けられる浮体と
を有する桟橋ユニットであって、該浮体が空気の流入ま
たは流出により体積が増減変更可能な袋体からなり、該
浮体に、該浮体内に空気を流入または該浮体内から空気
を流出し得る空気口が設けられ、該デッキの周端部に、
隣接する桟橋ユニットと接続可能な連結部が設けられて
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0007】本発明の一つの実施態様では、前記デッキ
は矩形状に形成され、前記浮体は該デッキの形状に整合
する上面を有する六面体に形成され、該浮体は該デッキ
下面に着脱可能もしくは一体に取り付けられている。
【0008】本発明の作用は次の通りである。
【0009】従来の桟橋ユニットは、ポリエチレン等の
樹脂製中空体を使用しているため、保管スペースが広く
なる。本発明においては、浮体が袋体から構成されてお
り、必要時にこの浮体に空気を送り込んで膨らませ、不
要時には浮体から空気を抜くことにより、その体積を大
きく減少させることができる。従って、保管時の桟橋ユ
ニットのスペースが小さくてすむ。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0011】浮き桟橋Aは、図1および図2に示すよう
に桟橋ユニット1を複数連結して構成されている。
【0012】このような浮き桟橋Aは、桟橋ユニット
1、1…の連結の仕方によって種々その形状を変更する
ことが可能であり、例えば、図3(a)に示すように、
横部同士を連結した二個の桟橋ユニット1、1を縦方向
に複数連結すれば平面視I字形の浮き桟橋が構成され、
また、図3(b)および(c)に示すように複数の桟橋
ユニット1を連結して平面視T状、コ字形等に構成する
こともできる。
【0013】桟橋ユニット1は、図2に示すように、縦
および横寸法が約50cm、高さ寸法が0.5cm〜10cm
(好ましくは1cm〜3cm)程度の四角形状に形成された
デッキ2と、該デッキ2の下面に取り付けられる浮体3
と、を有する。
【0014】デッキ2と浮体3とは、加硫接着、硬化型
接着等の接着によって一体に形成してもよく、あるいは
別体に構成して、ボルト等の固定具により取り外し可能
に取り付けてもよい。
【0015】デッキ2は、木材、集成材、FRTPなど
の合成樹脂材、ゴム材等で形成することができる。浮体
3は、弾性を有する合成樹脂、ゴム、ゴムと合成樹脂と
の複合材料、あるいはこれらと織布等との複合材料等で
形成することができる。浮体3は空気の流入または流出
により体積が増減可能な可変な袋体から形成されてい
る。浮体3の形状は目的に応じて変更可能であるが立方
体、直方体等の略六面体が好ましい。特に、四角形状の
デッキ2の形状に整合するように浮体3の上面の形状は
デッキ2と同寸法かやや小寸法の四角形が好ましい。こ
の浮体3には、浮体3内に空気を流入または浮体3内か
ら空気を流出し得るよう空気口が設けられ、該空気口を
開閉可能なバルブ(図示せず)が設けられている。空気
口を浮体3に設ける箇所は、浮体3の側面、底面あるい
は上面に設けることができ、空気口を浮体3の上面に設
ける場合は連通管を介してデッキ2に空気口を開閉する
バルブを設けてもよい。浮体3内に空気を送り込む場合
には、例えば、コンプレッサーを用いて行うことができ
る。
【0016】図4に示すように、浮体3を上面が開口す
る袋状に形成して、上面に設けた延出部4をデッキ2下
面に加硫接着、硬化製接着等により接着して桟橋ユニッ
ト1を構成してもよい。
【0017】図5はデッキ2の下面に浮体3を取り外し
可能にボルト等により接合して桟橋ユニット1を構成し
たものである。この場合には、浮体3の上面に固定片5
を延出し、該固定片5をデッキ2下面にボルト等により
固定すればよい。
【0018】桟橋ユニット1は図6に示すように、デッ
キ2の対向する2辺に形成した連結部11によって互い
に連結してもよい。この連結部11は、図7に示すよう
に、デッキ2の端部に形成された縦片12と、該デッキ
2の端部に沿って凹設された凹溝13と、該凹溝13に
向かって突設された係合片14とを有する。連結具15
は断面略コ字形に形成されたやや弾性を有する合成樹脂
材等で形成され、一対の隣接するデッキ2の端部同士を
接した場合に両縦片12を嵌合し得る凹部16と、係止
片17とを有する。桟橋ユニット1を連結する場合に
は、図7(b)に示すように、桟橋ユニット1のデッキ
2の端部同士を突き合わせ、連結具15の係止片17を
凹溝13に挿入して係合片14に係合させる。桟橋ユニ
ット1を分離する場合には、連結具15を撓ませてその
係止片17を凹溝13から抜けばよい。
【0019】このように桟橋ユニット1を複数連して図
3に示した種々形状の浮き桟橋Aが構成される。
【0020】不要時に浮き桟橋Aを保管する場合には、
上記したように桟橋ユニット1を分離し、浮体3の空気
口から内部の空気を抜くことにより、その容積を減少さ
せることができるので、広い保管スペースが不要であ
る。
【0021】上記連結部は種々のものが使用可能であ
り、例えば、図8に示した通孔を有する連結部を固定ピ
ンで相互に連結するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、浮き桟橋を使用しない
時には、桟橋ユニットの浮体の容積を小さくすることに
より、桟橋ユニットの保管スペースを小さくでき使用勝
手がよい。また、浮体をデッキと別体に構成する場合に
は、浮体の製造および修理等が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の桟橋ユニットを組み立てて浮き桟橋を
構成する場合を説明する図であり、(a)は空気を抜い
た状態の桟橋ユニットの斜視図、(b)は空気を入れた
状態の桟橋ユニットの斜視図、(c)は複数の桟橋ユニ
ットを連結して構成した浮き桟橋の平面図である。
【図2】図1で示す桟橋ユニットの分解斜視図である。
【図3】(a)、(b)および(c)はそれぞれ浮き桟
橋の平面図である。
【図4】本発明の桟橋ユニットの他の実施態様の分解斜
視図である。
【図5】本発明の桟橋ユニットのさらに他の実施態様の
分解斜視図である。
【図6】本発明の桟橋ユニットのさらに他の実施態様を
用いて構成した浮き桟橋の平面図である。
【図7】(a)は図6で示す桟橋ユニットを連結する前
の状態を示す要部分解斜視図である。(b)は図6で示
す桟橋ユニットを連結した後の状態を示す一部破断斜視
図である。
【図8】従来の浮き桟橋の斜視図である。
【符号の説明】
1 桟橋ユニット 2 デッキ 3 浮体 11 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デッキと、該デッキの下面に取り付けら
    れる浮体とを有する桟橋ユニットであって、該浮体が空
    気の流入または流出により体積が増減変更可能な袋体か
    らなり、該浮体に、該浮体内に空気を流入または該浮体
    内から空気を流出し得る空気口が設けられ、該デッキの
    周端部に、隣接する桟橋ユニットと接続可能な連結部が
    設けられている桟橋ユニット。
  2. 【請求項2】 前記デッキは矩形状に形成され、前記浮
    体は該デッキの形状に整合する上面を有する六面体に形
    成され、該浮体は該デッキ下面に着脱可能もしくは一体
    に取り付けられている請求項1記載の桟橋ユニット。
JP15255397A 1997-06-10 1997-06-10 桟橋ユニット Withdrawn JPH111909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15255397A JPH111909A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 桟橋ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15255397A JPH111909A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 桟橋ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH111909A true JPH111909A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15542991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15255397A Withdrawn JPH111909A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 桟橋ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH111909A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4897261A (en) * 1985-11-09 1990-01-30 Shiseido Company Ltd. Fingernail cosmetic composition
JP2019500255A (ja) * 2016-01-04 2019-01-10 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. 水上光発電システム
CN113844602A (zh) * 2021-09-26 2021-12-28 武汉理工大学 一种折叠拼装式自航水上作业平台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4897261A (en) * 1985-11-09 1990-01-30 Shiseido Company Ltd. Fingernail cosmetic composition
JP2019500255A (ja) * 2016-01-04 2019-01-10 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. 水上光発電システム
CN113844602A (zh) * 2021-09-26 2021-12-28 武汉理工大学 一种折叠拼装式自航水上作业平台
CN113844602B (zh) * 2021-09-26 2024-02-09 武汉理工大学 一种折叠拼装式自航水上作业平台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6334736B1 (en) Flood barrier
US8850681B2 (en) Modular case and method of forming the same
US4267662A (en) Inflatable mating building blocks
CN103429463B (zh) 船舶用货柜拉杆固定器
US6866694B2 (en) Air filter unit for a vehicle with an internal-combustion engine
KR102107175B1 (ko) 단위부력체를 이용한 부유구조물
JP2016510287A (ja) 組立式ポンツーン
JPH111909A (ja) 桟橋ユニット
US8609226B2 (en) High strength low density multi-purpose panel
US20160347430A1 (en) Modular floating dock system and method
US1981871A (en) Inflatable flexible boat
JP6736213B2 (ja) ウォーターフェンス
CN211032941U (zh) 混凝土浮箱
TWM626225U (zh) 水上浮體裝置
KR900008546Y1 (ko) 공기 매트
KR100892306B1 (ko) 하이브리드 타입의 압력용기
JP6704615B2 (ja) 水上多目的フロート
KR19990001094U (ko) 물놀이용 조립식 보우트
US4928442A (en) Inflatable tents
KR101525785B1 (ko) 접이식 발포수지 상자
JPS6124314Y2 (ja)
JPS6038551Y2 (ja) タンク組立用パネル単位体
CN217092069U (zh) 一种按压玩具
KR920004257Y1 (ko) 가방으로 절첩되는 조립식 보오트
KR200221295Y1 (ko) 공기주입구조물의 공기배출 연결구

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907