JPH1119067A - 心臓を描くnmr画像を作る方法及び装置 - Google Patents

心臓を描くnmr画像を作る方法及び装置

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JPH1119067A
JPH1119067A JP10092134A JP9213498A JPH1119067A JP H1119067 A JPH1119067 A JP H1119067A JP 10092134 A JP10092134 A JP 10092134A JP 9213498 A JP9213498 A JP 9213498A JP H1119067 A JPH1119067 A JP H1119067A
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Frederick Howard Epstein
フレデリック・ハワード・エプスタイン
Andrew Ernest Arai
アンドリュー・アーネスト・アライ
Jeffrey Alan Feinstein
ジェフリー・アラン・フェインスタイン
Thomas Kwok-Fah Foo
トーマス・クオック−ファー・フー
Steven Dana Wolff
スティーブン・ダナ・ウルフ
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    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
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Abstract

(57)【要約】 【課題】速い心臓MRI走査の間、MRデータをより効
率よく収集する方法及び装置を提供する。 【解決手段】心臓サイクル全体を正確に描く多数の段階
のMR画像を再生するために、セグメント分割型勾配呼
び戻しエコー順序を変更して、データを連続的に収集す
る。QRS複合波からの経過時間ではなく、心臓の段階
に基づいて、各々の心臓の愽動から図を選択する事によ
り、遡及的に画像を再生する。愽動から愽動までの心室
収縮率の変化を補償するモデルを使って心臓の段階を計
算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明の分野は核磁気共鳴作像方法及
びシステムである。更に具体的に云えば、この発明は速
い心臓MRIの収集で画像を作る事に関する。人体組織
のような物質が一様な磁界(分極磁界B0)の作用を受
けると、組織内のスピンの個別の磁気モーメントは、こ
の分極磁界と揃おうとするが、その特性的なラーモア周
波数で不規則な順序でその周りの歳差運動をする。この
物質又は組織が、x−y平面内にあって、ラーモア周波
数に近い磁界(励振磁界B1 )の作用を受けると、正味
の整合したモーメントMz をx−y平面へ回転させ又は
「傾け」、正味の横方向磁気モーメントMtを発生する
事が出来る。励振信号B1が終了した後、励振されたス
ピンによって信号が放出され、この信号を受信して処理
し、画像を形成する事が出来る。
【0002】こういう信号を利用して画像を作る時、磁
界勾配(Gx、Gy、Gz)を用いる。典型的には、使わ
れる特定の局在化方法によってこういう勾配が変化する
測定サイクルの順序により、作像しようとする領域を走
査する。その結果得られる1組の受信NMR信号をディ
ジタル化し、処理して、数多くの周知の再生方式の内の
1つを使って、画像を再生する。
【0003】現在医療用の画像を作るために使われてい
る大抵のNMR走査は、必要なデータを収集するのに何
分もかかる。走査時間が短くなれば、患者処理数が増加
し、患者の快適さも改善され、動きによる人為効果を減
らす事によって、画質を改善するので、この走査時間を
短縮する事が重要な観点である。非常に短かな繰返し時
間(TR)を持っていて、その結果完全な走査を何分で
はなく、何秒で行う事が出来るようなある種のパルス順
序がある。例えば心臓の作像に用いた時、そのサイクル
の異なる段階又は異なるスライスの場所での心臓を示す
一連の画像が得られるような完全な走査を、1回息を止
めている内に収集する事が出来る。
【0004】心臓のMR画像を収集する普通の方法は2
つある。その1番目は、見込みゲート式の単一段階の多
重スライスの普通のスピン・エコー順序である。各々の
心臓サイクルで、異なる空間的な場所のデータが、同じ
k−空間位相符号化の値を用いて収集される。その後、
心臓サイクルの異なる時間的な段階で、異なる空間的な
場所の画像が収集される。心臓トリガー当たり、1つの
k−空間線しか収集されないので、位相符号化方向に1
28個のk−空間の図を持つ典型的な走査を完了するに
は、128回の心臓の愽動を必要とする。この時、順序
繰返し時間(TR)が心臓R−R期間である。
【0005】ゲート式スピン・エコーでは、各々のスラ
イスの場所に対するデータが、心臓R−波から一定の遅
延で収集される。心臓のリズムが変化すると、心臓遅延
時間が同じであっても、心臓はデータを収集する時に心
臓サイクルの異なる段階にある事がある。普通、心臓サ
イクルの通常の変動により、心臓サイクルの拡張期に不
釣り合いに大きな変化が生じ、心臓サイクルの終わりに
収集されたゲート式スピン・エコー画像は、ぼけ又はゴ
ーストの人為効果を示す場合が多い。
【0006】ゲート式スピン・エコーの別の欠点は、異
なるスライスの場所の画像が、異なる心臓段階で収集さ
れる事である。そのため、心臓が心臓サイクルの異なる
段階で撮像される時、1つの空間的な場所からの情報と
次の場所の情報とを関係付ける事が困難である事があ
る。更に、時間及び空間的なカバーが不適切であるた
め、小さな構造が見逃される事がある。心臓サイクル中
の心臓の動きも、差別的な飽和又はスライス間の漏話の
ため、スライス毎に画像のコントラストの変動を招く事
がある。
【0007】短TRゲート式勾配エコー・パルス順序を
使って、心臓サイクルの多数の時間フレームで(CIN
E)画像を収集する事が出来る。米国特許第4.71
0.717号に記載されているように、従来のCINE
パルス順序は、各々のR−波トリガーで位相符号化の値
を次の値に歩進させ、心臓サイクルに対して非同期的に
使われる。CINEでは、各々のrf励振パルスが同じ
空間的な場所に印加され、心臓サイクル内でTRの間隔
をおいて繰返される。順序が非同期的に用いられるの
で、rf励振パルスは、R−波からの遅延時間が、ある
心臓サイクルと次の心臓サイクルとで変化して起こる事
がある。次の心臓のR−波を検出した時、前のR−R期
間からの収集データに頼り、それを心臓サイクル内の均
一に分布した時間フレームに補間する。このゲート方法
は、現在のR−波トリガーが検出された後になって、前
のR−R期間のデータを頼りにするので、遡及式ゲート
とも呼ばれる。
【0008】心臓サイクルが、心臓の画像を再生しよう
とする等しい時間的な点又はフレームに分割される。こ
の各々の時間的な点で画像を再生するために、非同期的
に収集されたデータを、心臓サイクル内の予定の時間的
な点に対して、一次補間する。走査中の(心室収縮率の
変化による)心臓R−R期間の変動を考慮に入れるた
め、補間は、R−R期間に応じて、心臓サイクル毎に変
化する。この方法は、心室収縮率の変動に関係なく、心
臓サイクルの任意の段階で画像の再生を出来るようにす
る。ゲート式スピン・エコーの場合の同じく、心臓の愽
動当たり、1つのk−空間位相符号化の図しか得られな
い。この時、画像の全収集時間は、128回の心臓の愽
動程度である。
【0009】k−空間をセグメント分割し、R−R期間
当たり、多数の位相符号化k−空間の図を収集する事に
より、更に速い走査時間を達成する事が出来る。この走
査時間は、画像当たりR−R期間当たりに収集されるk
−空間の図の数に相当する係数倍だけ速くなる。こうす
る事により、位相符号化方向に128個の画素を持つマ
トリックス規模の典型的なCINE収集は、セグメント
当たり8個のk−空間の図を収集する時、心臓の愽動1
6回という少ない数の内に完了する事が出来る。
【0010】各々のR−R期間内の同じk−空間セグメ
ントの収集を繰返すが、心臓サイクル内の異なる時点で
収集されたデータを異なる心臓の段階に割り当てる事に
より、心臓サイクルの多数の段階を描く事が出来る。即
ち、1つのセグメントに対するデータを収集するのに必
要な時間に等しい時間分解能を用いて、心臓サイクルを
標本化する。即ち 時間分解能=vps×TR ここで、vpsはセグメント当たりのk−空間線の数、
TRはパルス順序繰返し時間である。この時、合計走査
時間は 走査時間=yres/vps×R−R時間 であり、ここで、yresは画像内にある位相符号化の
図の数である。典型的には、画像は128又は更に多く
の位相符号化の図を利用し、セグメント当たり8個の図
もしばしば用いられる。
【0011】セグメント分割k−空間走査では、合計走
査時間は、セグメント当たりの図の数(vps)を増加
する事により、大幅に短縮する事が出来る。しかし、こ
れは画像の時間的な分解能を低下させるという犠牲を払
ってのことである。米国特許第5、377、680号に
記載されているように、隣り合った時間セグメントで図
を共有にして、異なる時間的な点に亘って平均した画像
を発生する事によって、画像の時間的な分解能を高める
事が出来る。真の画像の時間的な分解能は変わらない
が、この時、実効的な時間的な分解能は2倍になる。こ
の為、図を共有にする事は、k−空間データを収集する
やり方に影響を与えずに、再生される心臓段階画像の数
を増やす事が出来る。
【0012】見込みゲート式セグメント分割型k−空間
順序は、主に息を止めている内に画像が得られ、従って
呼吸による人為効果に煩わされないので、心臓作像にと
って人気になっている。一連の愽動に亘ってデータを収
集し、データの収集をECGのQRS複合波に対してゲ
ートする事により、画像が形成される。現在の方法を使
って、画像を正しく再生するためには、画像収集の持続
時間は、予想される最も短かいR−R期間の持続時間よ
り短かいか又はそれに等しくなければならない。実際に
は、普通これは、拡張期の最後の10−20%(60
bpmの心室収縮率で〜100−200 msec)は
収集しない事を意味する。
【0013】現在の多くの心臓ゲート式順序に伴う別の
問題は、QRS複合波以降の経過時間に基づいてデータ
を分類する事である。米国特許第4、710、787号
に記載されているように、この方式は、心臓の段階が時
間に正比例すると仮定している。しかし、実際には、心
臓の段階とQRS以降の経過時間との間の関係は厳密に
直線的ではない。例えば、呼吸に伴う心室収縮率の正常
な生理学的な変化がある場合の洞性不整脈を考える。Q
RS複合波と終末心臓拡張期の間の時間は、R−R期間
が一層長い心臓の愽動では一層長く、この場合、終末心
臓拡張期は、(前のではなく)後に続くQRS複合波に
よって定義する方が一層良い。これは、P波(動脈収縮
を意味する)が(前のではなく)後に続くQRS複合波
に対する時間的な相関が一層良い場合に正常なECGに
容易に見る事が出来る。R−R期間のこの変動と、この
変動に伴って、特定の心臓段階がR−波から異なる遅延
時間の所で発生する事から、速いセグメント分割式k−
空間パルス順序並びに普通のCINEパルス順序でも、
画像のぼけを招く。
【0014】
【発明の要約】この発明は、相次ぐ心臓サイクルの間に
収集されるMR作像データを見込みゲートすると共に遡
及的に分類する方法を提供する。更に具体的に云うと、
心臓ゲート信号が発生され、時間スタンプを付したMR
データが相次ぐ心臓サイクルの間に連続的に収集され
る。各々の心臓サイクルに対し、心臓サイクル収縮期及
び心臓サイクル拡張期を定め、収集されたMRデータに
関連する時間スタンプを、収縮期心臓段階又は拡張期心
臓段階と相関させる。相次ぐ心臓サイクルの間に収集さ
れ、相関する心臓段階に基づいて選択されたMR画像デ
ータを使って、特定の心臓段階における画像を再生す
る。
【0015】この発明の全般的な目的は、速いセグメン
ト分割式k−空間及びCINE収集における画像のぼけ
を減らす事である。R−R期間の長さに基づいて、この
期間内の収縮期及び拡張期を決定する。その後、時間ス
タンプを付したMRデータを、R−R期間全体のある段
階ではなく、収縮期の段階或いは拡張期の段階と相関さ
せる事が出来る。こうして、それから一層正確な画像を
再生する事の出来るような1組のデータが、同じ収縮期
の段階又は同じ拡張期の段階で収集されたMRデータを
集める事によって形成される。
【0016】この発明の別の目的は、速い心臓MRI走
査の間、MRデータをより効率よく収集する事である。
データが、R−R期間に関係なく、各々の心臓サイクル
全体に亘って収集される。この全てのデータを収縮期又
は拡張期の段階と正確に相関させ、選ばれた心臓の段階
における画像を再生するために使う事が出来る。
【0017】
【発明の全般的な説明】この発明を実施するには、各々
の心臓サイクル全体に亘ってNMRデータを収集する。
図2に示すように、次のQRS心臓トリガー信号200
を受取るまで、各々のセグメント202に対するk−空
間の図を反復的に収集する。R−R期間はある心臓サイ
クルと次の心臓サイクルとで変化する事があるので、こ
れは収集されるデータ量も変化する事を意味する。
【0018】R−R期間に関係なく、心臓サイクルは収
縮期及び拡張期を完全に通り抜ける。従って、そのサイ
クルの任意の段階における心臓を描くために収集データ
を利用する事が出来る。この発明の目的は、収集された
NMRデータを特定の心臓の段階又は作像しようとする
段階と相関させる事である。走査の間、収集された各々
のk−空間の図に、QRSトリガー200に対する時間
スタンプを付ける。更に具体的に云うと、その収集時間
は、最後のQRSトリガー以降のパルス順序の繰返し時
間(TR)と収集された図の数との積に等しい。
【0019】走査の間のR−R期間の変動を扱うため
に、時間スタンプを付した図を心臓サイクルの収縮期又
は拡張期と相関させる。収縮期及び拡張期は、心臓サイ
クルのモデルを使って計算される。即ち 収縮期=546 ms−2.1(60、000)/R−
R期間 拡張期=R−R期間−収縮期 各々の時間スタンプを付した図は、収縮期又は拡張期の
ある点で収集され、その収集時間を、収縮期の百分率又
は拡張期の百分率と相関させる事が出来る。例えば図2
に示すように、204の所で収集された図は、収縮期の
60%と相関し、206の所で収集された図は拡張期の
80%と相関する。
【0020】特定の心臓の段階における画像を再生する
ため、各々の心臓サイクルの対応する図を使う。云い変
えると、収縮期の50%の時の心臓を描く画像を再生す
る場合、収縮期の50%と相関する各々の心臓サイクル
中の図を使う。典型的には、図は所望の心臓の段階と正
確に相関せず、正確な値を計算するために補間を用い
る。例えば、1つの図は収縮期の47%の段階と相関
し、次の図は収縮期の52%の段階と相関する事があ
る。その時、これらの2つの図の間の一次補間により、
収縮期の50%の時の図を計算する。R−R期間中にい
くつかの異なるk−空間の図が反復的に収集されるセグ
メント分割型k−空間走査では、この補間を実施して、
所要の心臓の段階におけるそのセグメントに対する相異
なるk−空間の図を発生する。例えば、セグメント当た
り4つの図の場合、図k1、k2、k3、k4がセグメ
ント当たり符号化される。最初の4つのk−空間の図
が、収縮期段階の46%、47%、48%、49%に対
応する時刻に収集され、次の4つのk−空間の図が収縮
期段階の50%、51%、52%、53%に対応する場
合、隣接した2つのデータ・セグメントから、4つの図
全部を収縮段階の50%の点に対して補間する。
【0021】
【好ましい実施例の説明】図1には、この発明を用いた
好ましいMRI装置の主な部品が示されている。装置の
動作が、キーボード及び制御パネル102と表示装置1
04を含むオペレータ・コンソール100から制御され
る。コンソール100がリンク116を介して別のコン
ピュータ・システム107と連絡し、このシステムはオ
ペレータがスクリーン上の画像の作成及び表示を制御す
る事が出来るようにする。コンピュータ・システム10
7が、バックプレーン(配線盤)を介して互いに連絡す
る多数のモジュールを含む。その中には、画像プロセッ
サ・モジュール106、CPUモジュール108、及び
この分野では画像データ配列を記憶するためのフレーム
・バッファとして知られているメモリ・モジュール11
3がある。コンピュータ・システム107がディスク記
憶装置111及びテープ駆動装置112に結合され、画
像データ及びプログラムを記憶すると共に、高速直列リ
ンク115を介して別個のシステム制御装置122と連
絡する。
【0022】システム制御装置122は、バックプレー
ンによって一緒に接続された1組のモジュールを含んで
いる。その中には、CPUモジュール119及びパルス
発生器モジュール121があり、このモジュールが直列
リンク125を介してオペレータ・コンソール100に
接続される。システム制御装置122が、実施すべき走
査順序を指示するオペレータからの指令を受取るのは、
このリンク125を介してである。パルス発生器モジュ
ール121は、所望の走査順序を実行するようにシステ
ムの部品を作動する。それが、発生すべきRFパルスの
タイミング、強さ及び形と、データ収集窓のタイミング
と長さを示すデータを発生する。パルス発生器モジュー
ル121が1組の勾配増幅器127に接続され、走査の
間に発生される勾配パルスのタイミングと形を指示す
る。パルス発生器モジュール121は、患者に取付けら
れた電極からのECG信号のような、患者に接続された
多数の異なるセンサからの信号を受取る生理学的収集制
御装置129からの患者データをも受取る。最後に、パ
ルス発生器モジュール121は、患者及び磁石装置の状
態に関係する種々のセンサからの信号を受取る走査室イ
ンターフェース回路133に接続される。患者位置決め
装置134が、患者を走査に対する所望の位置に移動す
るための指令を受取るのは、この走査室インターフェー
ス回路133を介してである。
【0023】パルス発生器モジュール121によって発
生された勾配波形がGx 、Gy 及びGz 増幅器で構成さ
れた勾配増幅器装置127に印加される。各々の勾配増
幅器が全体を139で示した集成体の中にある対応する
勾配コイルを励振して、収集信号を位置で符号化するた
めに使われる磁界勾配を発生する。勾配コイル集成体1
39は、分極磁石140及び全身RFコイル152を含
む磁石集成体141の一部分を形成する。システム制御
装置122にあるトランシーバ・モジュール150が発
生するパルスがRF増幅器151によって増幅され、送
/受信スイッチ154を介してRFコイル152に結合
される。その結果、患者内の励振された原子核から放射
される信号を同じRFコイル152によって感知し、送
/受信スイッチ154を介して前置増幅器153に結合
する事が出来る。増幅されたNMR信号が、トランシー
バ150の受信器部分で復調され、フィルタ作用にかけ
られ、ディジタル化される。送/受信スイッチ154が
パルス発生器モジュール121からの信号によって制御
され、送信モードの間、RF増幅器151をコイル15
2に電気的に接続すると共に、受信モードの間、前置増
幅器153に接続する。送/受信スイッチ154は、送
信モードでも受信モードでも、別個のRFコイル(例え
ば表面コイル)を使う事が出来るようにする。
【0024】RFコイル152が拾ったNMR信号が、
トランシーバ・モジュール150によってディジタル化
され、システム制御装置122内のメモリ・モジュール
160に転送される。走査が完了し、生のk−空間デー
タの配列がメモリ・モジュール160内に収集される。
後で更に詳しく説明するが、この生のk−空間データ
は、再生しようとする各々の心臓段階の画像に対する別
々のk−空間データ配列に配置し直され、その各々が配
列プロセッサ161に入力され、このプロセッサがデー
タを画像データの配列にフーリエ変換するように作用す
る。この画像データが直列リンク115を介してコンピ
ュータ・システム107に伝えられ、そこでディスク・
メモリ111に記憶される。オペレータ・コンソール1
00から受取った指令に応答して、この画像データをテ
ープ駆動装置112に記録しておく事が出来るし、或い
は画像プロセッサ106によって更に処理して、オペレ
ータ・コンソール100へ送り、表示装置104で表示
する事が出来る。トランシーバ150について更に詳し
い事は、米国特許第4、952、877号及び同第4、
992、736号を参照されたい。
【0025】次に特に図2について説明すると、好まし
い実施例による心臓の収集では、一連の速い勾配エコー
・パルス順序を用い、各々の勾配エコー・パルス順序の
繰返し時間TRは、利用し得る勾配ハードウェアの種類
並びに選ばれた作像パラメータに応じて、6乃至15
msである。こういうパルス順序はR−R期間と呼ばれ
る心臓トリガー信号200の合間の期間中に実行され
る。R−R期間の長さは、患者の心室収縮率の関数であ
る。
【0026】勾配エコーを用いる速い心臓収集では、R
−R期間が多数の短い収集に分割され、各々の収集が2
0−30°の公称フリップ角度を持つ速い勾配収集パル
ス順序である。各々の速い勾配エコー収集が、この明細
書で図と呼ぶk−空間の一本の線を表すNMR信号を収
集する。隣り合った速い勾配エコー収集を更に組合わせ
てセグメント202にし、各々のセグメントのデータ
が、複数個の異なる図を含むようにしても良い。好まし
い実施例では、各々のセグメント202が8個の図を含
んでいて、走査の間、k−空間を逐次的にストリップ状
に通過する。即ち、最初の心臓トリガーで、図−60乃
至−53が収集され、次の心臓トリガーで図−52乃至
−45が収集されるというようになる。最後の心臓トリ
ガーが図−64乃至−61及び図+60乃至+63を拾
う。この図の順序は、こうすると、画像の人為効果が極
く少なくなると共に、1個のR−R期間の間に、中心の
8個の空間周波数の低い図が収集され、心臓トリガーの
間の非一貫性から生じる画像の人為効果を最小限に抑え
る事が出来るので、好ましい。このような逐次的なスト
リップという図の順序の別の利点は、画像の人為効果を
極く少なくして、群の間で図を共有する事が出来る事で
ある。然し、特定の用途に応じて、この他の任意の適当
な図収集順序も使う事が出来る。
【0027】この発明の方法は、図3のフローチャート
で示されるプログラムの指示の下に、図1のMRI装置
によって実施される。走査の前、オペレータが作像しよ
うとする心臓の段階の数を、プロセス・ブロック18で
示すように、他の走査パラメータと共に入力する。プロ
セス・ブロック20に示すように、全てのk−空間の段
階符号化の図が収集されるまで、相次ぐセグメントに対
するk−空間の図を収集する事により、走査が実施され
る。完全な心臓サイクル全体に亘って、1つのセグメン
トを繰返し、そのセグメントにある図に対するk−空間
データが、収縮期及び拡張期全体に亘って収集されるよ
うにする。収集されたデータを、それを収集した順序
で、各々の心臓の愽動に対して別々に記憶し、実効的に
それに時間スタンプが付けられるようにする。云い換え
ると、心臓サイクル中の、ある図が収集された時刻が、
生のデータ配列内のその場所によって示され、この時刻
は、パルス順序繰返し時間(TR)と最後のトリガー信
号200以降に収集された図の数の積として計算する事
が出来る。同様に、走査中の対応する各々のR−R期間
の持続時間も記録される。
【0028】画像は、平均心臓サイクルR−R期間に亘
って、所定数の心臓段階画像が時間的に一様な間隔にな
るように再生される。最初に、プロセス・ブロック22
で、下記のように平均R−R期間を計算する事により、
平均心臓サイクルを定める。 RRAVG=TR(収集された全部の図)/(心臓の全愽
動) 心臓の段階の画像は、この平均R−R期間に亘って一様
に分布している。次に、このように一様に隔たった時間
を、平均収縮期又は平均拡張期の百分率として表される
心臓の段階に変換する。男子及び女子に対する平均収縮
期及び拡張期が、プロセス・ブロック22で、心臓サイ
クルのモデルに基づいて計算される。
【0029】 収縮期(AVG)=549 ms−2.1(HR) 拡張期(AVG)=RRAVG−収縮期(AVG) ここで、HRは毎分愽動数で表した平均心室収縮率であ
り、次のように計算される。 HR=(60、000)/RRAVG 例えばRRAVG が1秒である患者に対して、20個の一
様な間隔の画像を再生するため、HRを60 pbm、
平均収縮期を420 ms、平均拡張期を580 ms
と計算する。画像は心臓サイクル全体に亘り、50 m
sの間隔(即ち1秒/20)で時間的に均一に隔たって
いる。こういう50 msごとの時間的な点を、プロセ
ス・ブロック24で心臓の段階に変換する。即ち、上に
述べた例では、段階0の画像は0/420=収縮期の0
%で発生し、段階1の画像は50/420=収縮期の1
2%で発生し、段階8の画像は400/420=収縮期
の95%で発生し、段階9の画像は、30/580=拡
張期の5%で発生するというようにして、段階19の画
像は530/580=拡張期の91%で発生する。この
ため、再生しようとする各々の心臓の段階の画像が、収
縮期又は拡張期の一部分として表された特定の心臓サイ
クルの段階と相関させられる。
【0030】心臓の段階の画像は、各々の心臓サイクル
から、画像の心臓の段階に対応するk−空間の図を選択
する事によって再生される。プロセス・ブロック26で
示すように、再生過程の最初の工程は、生のデータ配列
内の収集された時間スタンプを付したNMRデータを心
臓の段階と相関させる事である。これは次のように行わ
れる。
【0031】平均RR期間が1、000 ms(60
bpmの心室収縮率に対応する)で、10個の段階を再
生しようとする場合、 RRAVG =1、000 ms Δt =100 ms 9番目の段階までの時間=900 ms 収縮期(AVG) =420 ms 拡張期(AVG) =580 ms この時第2の段階は、収縮期の83%に対応する。n番
目のR−R期間でRR期間が833 msに減少(心室
収縮率が72 bpmに増加)した場合、そのR−R期
間に対する収縮期は この時、拡張期の83%の点は、n番目のR−R期間に
対して758 msの遅延に対応する。この時点に最も
近い図を使うか、又は最も近い図(複数)のデータを、
9番目の心臓の段階に対応する時点に対して補間する。
R−R期間が異なる他のR−R期間では、拡張期の83
%はR−波から異なる遅延で起こり、補間のために、異
なる図が、拡張期の83%の点に対する接近度に応じて
利用される。このため、各々の心臓の段階に対するデー
タが、各々の図に対する時間スタンプ並びにそれを収集
したR−R期間に従って、記録されているデータから補
間される。
【0032】プロセス・ブロック28に示すように、そ
の後、生のデータ配列から適当なk−空間の図を選択す
る事により、完全なk−空間のデータ配列が形成され
る。画像に対して計算された心臓の段階を使って、この
選択をし、生のデータ配列から、同じ心臓の段階を持つ
k−空間の図を選択して、k−空間データ配列を形成す
る。大抵の場合、心臓の段階と正確に符合する事はな
く、所望の心臓の段階にまたがる2つの収集されたk−
空間の図の間の一次補間によって、k−空間の図を計算
する事が出来る。
【0033】k−空間データ配列が形成された後、プロ
セス・ブロック30に示すように、心臓の段階の画像が
再生される。好ましい実施例では、これは前に説明した
k−空間データの2−Dフーリエ変換である。この発明
は、1974年ニューヨークのジョン・ワイリー・アン
ド・サンズ・インコーポレーテッド社から出版されたミ
ルスキーI.ギスタ、DN、サンドラHの著書「心臓の
メカニックス。生理学、臨床及び数学的な観点」第23
7頁に記載されている、収縮期及び拡張期を別々に正規
化する心臓モデルを使う。これは、心室収縮率の変化が
収縮期に比べて、拡張期の持続時間に不釣り合いな影響
を与えるので、R−R期間全体を一様に正規化するより
も、生理学的に起こっている事を更に正確に反映する。
休んでいる正常な男子及び女子の研究の後、心室収縮率
に基づいて拡張期及び収縮期の持続時間を記述するモデ
ルを経験的に決定した。この数値による式は、個々に見
ると、収縮期の持続時間を良く予測するもので、標準偏
差は±14 msである。これは、心臓の愽動が60
bpmで収縮期の持続時間が420 msである典型的
な個人に対して、僅か±3%の誤差に過ぎない。
【0034】このモデルの精度は、多くの疾患状態で
も、驚くほど良い。充血性心臓機能不全を持つ27人の
患者全体に対し、収縮期の予測値と測定値の間の標準偏
差は僅か±20 msであった。別のデータから、この
式は、局所貧血性心臓疾患、心筋症、及び心臓弁膜閉鎖
不全並びに狭窄のような公知の心臓の病理を持つ患者に
対しても妥当な近似になり得る事が判った。アドレナリ
ンによる刺激で、予測よりも収縮期の持続時間が一層短
くなることが認められたが、予測値からの最大偏差はそ
れでも約10%にすぎない。使われたモデルが、MR作
像の間、薬理学的なストレス試験を受ける患者にとって
どの程度正確であるかは判らない。然し、更に精度を高
めたい場合、任意の特定の生理学的な状態に対する数値
を用いた式を決定するデータを集め、上に述べた計算で
この式を代わりに用いる事が出来る。
【0035】この発明の作用が図4−6にグラフで示さ
れている。図4は、走査が実施された後に計算された平
均R−R期間を示す。平均収縮期及び拡張期も計算され
ており、発生しようとする20個の所定の心臓の段階の
画像が、R−R期間全体に亘って一様に分布している事
が示されている。例えば18番目の心臓の段階の画像
は、矢印212で示すように、平均拡張期の83%で発
生している。
【0036】図5は、図4の平均R−R期間よりも一層
長い、走査中の一例の「n番目の」R−R期間を示す。
拡張期の83%の場所は、セグメントS9およびS10
の間で起こる、Δtnの遅延時間に対応する。図6は、
図4の平均R−R期間よりも短い、走査中の一例の
「(n+1)番目の」R−R期間を示す。拡張期の83
%の場所は、セグメントS6及びS7の間で発生するΔ
n+1の遅延時間に対応する。こういう例のR−R期間
では、拡張期は収縮期よりもよけいに変化する事に注意
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を用いたMRI装置のブロック図
【図2】図1のMRI装置を使った相次ぐ心臓サイクル
の間のMRデータの収集を示すグラフ。
【図3】この発明の好ましい実施例を実施するために図
1のMRI装置によって行われる工程のフローチャー
ト。
【図4】この発明を用いた典型的な走査の間に起こる心
臓サイクルを示すグラフ。
【図5】この発明を用いた典型的な走査の間に起こる心
臓サイクルを示すグラフ。
【図6】この発明を用いた典型的な走査の間に起こる心
臓サイクルを示すグラフ。
フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・アーネスト・アライ アメリカ合衆国、メリーランド州、ケンジ ントン、ハンプデン・ストリート、4003番 (72)発明者 ジェフリー・アラン・フェインスタイン アメリカ合衆国、ヴァージニア州、アレキ サンドリア、ジェイソン・アヴェニュー、 3762番 (72)発明者 トーマス・クオック−ファー・フー アメリカ合衆国、メリーランド州、ロック ヴィル、グレート・パインズ・コート、ナ ンバー10 (72)発明者 スティーブン・ダナ・ウルフ アメリカ合衆国、メリーランド州、ベセズ ダ、アパートメント・101、ウッドモン ト・アヴェニュー、7500番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心臓の選ばれた段階で被検体の心臓を描
    くNMR画像を作る方法に於て、 a)被検体の心臓の相次ぐサイクルを表す信号を発生
    し、 b)前記相次ぐサイクルの各々の全体に亘ってNMRデ
    ータの図を収集し、各々のNMRデータの図は、1つの
    前記心臓サイクル内でその図が収集された時を示す時間
    スタンプに関連しており、 c)i)心臓の選ばれた段階を、平均心臓サイクルの収
    縮期又は拡張期の何れかの所望の点と相関させ、 ii)NMRデータを収集した心臓サイクルの収縮期又
    は拡張期内の所望の点と相関する収集されたNMRデー
    タを選択する事により、心臓の選ばれた段階における心
    臓を描く画像をそれから再生する事の出来るようなNM
    Rデータの配列を形成し、 d)選択された収集されたNMRデータから形成された
    NMRデータの配列から画像を再生する、工程を含む方
    法。
  2. 【請求項2】 平均心臓サイクルが、被検体の心臓の相
    次ぐサイクルを表す信号の間の期間を平均する事によっ
    て計算される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 平均心臓サイクルの収縮期及び拡張期が
    心臓のモデルに基づいて計算される請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 R−Rを平均期間として、収縮期が次の
    式 収縮期=546−2.1(60、000)/R−R によって計算される請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 工程c)ii)が、NMRデータを収集
    した心臓サイクルの収縮期及び拡張期を計算し、計算し
    た収縮期又は拡張期中の前記所望の点に対応する心臓サ
    イクル中に収集されたNMRデータの時間スタンプを決
    定する事を含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記工程c)ii)で選択されたNMR
    データが、前記決定された時間スタンプに隣接する関連
    した時間スタンプを持つNMRデータの図の間の補間に
    よって計算される請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 心臓の選ばれた段階で被検体の心臓を描
    くNMR画像を作る装置であって、 a)被検体の心臓の相次ぐサイクルを表す信号を発生す
    る手段、 b)前記相次ぐサイクルの各々の全体に亘ってNMRデ
    ータの図を収集する手段であって、各々のNMRデータ
    の図は、1つの前記心臓サイクル内でその図が収集され
    た時を示す時間スタンプに関連しているようにした手
    段、 c)i)心臓の選ばれた段階を、平均心臓サイクルの収
    縮期又は拡張期の何れかの所望の点と相関させ、 ii)NMRデータを収集した心臓サイクルの収縮期又
    は拡張期内の所望の点と相関する収集されたNMRデー
    タを選択する事により、心臓の選ばれた段階における心
    臓を描く画像をそれから再生する事の出来るようなNM
    Rデータの配列を形成する手段、 d)選択された収集されたNMRデータから形成された
    NMRデータの配列から画像を再生する手段、を含む装
    置。
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