JPH11189369A - バンド巻き束用保持装置 - Google Patents
バンド巻き束用保持装置Info
- Publication number
- JPH11189369A JPH11189369A JP36703197A JP36703197A JPH11189369A JP H11189369 A JPH11189369 A JP H11189369A JP 36703197 A JP36703197 A JP 36703197A JP 36703197 A JP36703197 A JP 36703197A JP H11189369 A JPH11189369 A JP H11189369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- drum
- band winding
- winding bundle
- bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/37—Tapes
Landscapes
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 持運び容易なスタンドにバンド巻き束を簡単
にセットでき、しかもセット後にバンド巻き束よりバン
ドの一端を引出すと、バンドの絡み合いなしに必要長だ
け引出し可能なバンド巻き束用保持装置を提供する。 【解決手段】 一対の並設されたスタンドと、該スタン
ドのほぼ中央部に固定されたシャフトに回転自在に取付
けられ、かつバンド巻き束の中央開口部を嵌合し得るド
ラムと、該ドラムの両端面に対向して固定可能な一対の
サイドプレートと、該サイドプレートの少なくとも一方
に突設する複数個の突起と、前記シャフトとドラム間に
介在されたフリクション・スプリングとからなることを
特徴とするもので、また前記ドラムの外径は、前記バン
ド巻き束の中央開口部の内径より小さく構成し、さらに
前記ドラムの外方に、前記バンド巻き束の外周面を外方
より径方向に押圧するテンション・ローラーが設けられ
ているバンド巻き束用保持装置を要旨とする。
にセットでき、しかもセット後にバンド巻き束よりバン
ドの一端を引出すと、バンドの絡み合いなしに必要長だ
け引出し可能なバンド巻き束用保持装置を提供する。 【解決手段】 一対の並設されたスタンドと、該スタン
ドのほぼ中央部に固定されたシャフトに回転自在に取付
けられ、かつバンド巻き束の中央開口部を嵌合し得るド
ラムと、該ドラムの両端面に対向して固定可能な一対の
サイドプレートと、該サイドプレートの少なくとも一方
に突設する複数個の突起と、前記シャフトとドラム間に
介在されたフリクション・スプリングとからなることを
特徴とするもので、また前記ドラムの外径は、前記バン
ド巻き束の中央開口部の内径より小さく構成し、さらに
前記ドラムの外方に、前記バンド巻き束の外周面を外方
より径方向に押圧するテンション・ローラーが設けられ
ているバンド巻き束用保持装置を要旨とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は梱包作業に使用され
るバンドの巻き束、特にポリプロピレン（ＰＰ）バンド
の巻き束を保持するための装置に関するものである。
るバンドの巻き束、特にポリプロピレン（ＰＰ）バンド
の巻き束を保持するための装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来梱包作業に使用されるバンドは、ド
ーナツ状に巻回されて巻き束を形成しており、該巻き束
の一端よりバンドを取出して梱包作業などに使用してい
た。さて工場などの専門の梱包現場では近年大掛かりな
自動梱包機によりバンド巻き束の一端よりバンドを引出
して迅速、かつ確実な荷造り作業を実施しているが、当
該工場内においても現場によってはスポット的な梱包作
業をすることが多々あり、また例えば引越業者などの場
合には訪問した家庭内で前記バンド巻き束よりバンドを
引出して使用する場合が頻繁にあった。
ーナツ状に巻回されて巻き束を形成しており、該巻き束
の一端よりバンドを取出して梱包作業などに使用してい
た。さて工場などの専門の梱包現場では近年大掛かりな
自動梱包機によりバンド巻き束の一端よりバンドを引出
して迅速、かつ確実な荷造り作業を実施しているが、当
該工場内においても現場によってはスポット的な梱包作
業をすることが多々あり、また例えば引越業者などの場
合には訪問した家庭内で前記バンド巻き束よりバンドを
引出して使用する場合が頻繁にあった。
【０００３】このような場合、現在は前記バンド巻き
束を段ボール箱内に入れて該バンド巻き束の中央開口部
側にある一端よりバンドを引出して使用するか、あるい
はバンド巻き束の中央開口部を筒状部材に嵌合して前
記バンド巻き束の外側にある一端よりバンドを引出して
使用したり、さらには上記したような段ボール箱や筒
状部材を使用しないでバンド巻き束の中央開口部側にあ
る一端、または外側にある一端よりバンドを引出して使
用していた。
束を段ボール箱内に入れて該バンド巻き束の中央開口部
側にある一端よりバンドを引出して使用するか、あるい
はバンド巻き束の中央開口部を筒状部材に嵌合して前
記バンド巻き束の外側にある一端よりバンドを引出して
使用したり、さらには上記したような段ボール箱や筒
状部材を使用しないでバンド巻き束の中央開口部側にあ
る一端、または外側にある一端よりバンドを引出して使
用していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記バ
ンド巻き束は全長が１０００ｍ程度のバンドを巻回して
形成されているため、やの場合には極めて長いバン
ドが絡まり合って引出された一端が行方が見つからずそ
れを捜し出すのに長時間を要したり、またの場合には
使用するバンド巻き束の中央開口部が楕円形状などに変
形すると筒状部材への嵌合に手間がかかったり、梱包作
業の際に引出すべき一端を強く引張るとバンド巻き束に
慣性がつき、例えば１ｍの長さの使用を求めているのに
実際には数ｍも引出されてしまうなどの不都合があり、
梱包作業を著しく非効率にするためその改善が望まれて
いた。
ンド巻き束は全長が１０００ｍ程度のバンドを巻回して
形成されているため、やの場合には極めて長いバン
ドが絡まり合って引出された一端が行方が見つからずそ
れを捜し出すのに長時間を要したり、またの場合には
使用するバンド巻き束の中央開口部が楕円形状などに変
形すると筒状部材への嵌合に手間がかかったり、梱包作
業の際に引出すべき一端を強く引張るとバンド巻き束に
慣性がつき、例えば１ｍの長さの使用を求めているのに
実際には数ｍも引出されてしまうなどの不都合があり、
梱包作業を著しく非効率にするためその改善が望まれて
いた。
【０００５】本発明は前記したような梱包作業の現状に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、持運び
容易なスタンドにバンド巻き束を簡単にセットでき、し
かもセット後にバンド巻き束よりバンドの一端を引出す
と、バンドの絡み合いなしに必要長だけ引出し可能なバ
ンド巻き束用保持装置を提供することである。
鑑みなされたもので、その目的とするところは、持運び
容易なスタンドにバンド巻き束を簡単にセットでき、し
かもセット後にバンド巻き束よりバンドの一端を引出す
と、バンドの絡み合いなしに必要長だけ引出し可能なバ
ンド巻き束用保持装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、一対の並設されたスタンドと、該スタンドの
ほぼ中央部に固定されたシャフトに回転自在に取付けら
れ、かつバンド巻き束の中央開口部を嵌合し得るドラム
と、該ドラムの両端面に対向して固定可能な一対のサイ
ドプレートと、該サイドプレートの少なくとも一方に突
設する複数個の突起と、前記シャフトとドラム間に介在
されたフリクション・スプリングとからなることを特徴
とするものであり、また前記ドラムの外径は、前記バン
ド巻き束の中央開口部の内径より小さく構成し、さらに
前記ドラムの外方に、前記バンド巻き束の外周面を外方
より径方向に押圧するテンション・ローラーが設けられ
ているバンド巻き束用保持装置を要旨とするものであ
る。
本発明は、一対の並設されたスタンドと、該スタンドの
ほぼ中央部に固定されたシャフトに回転自在に取付けら
れ、かつバンド巻き束の中央開口部を嵌合し得るドラム
と、該ドラムの両端面に対向して固定可能な一対のサイ
ドプレートと、該サイドプレートの少なくとも一方に突
設する複数個の突起と、前記シャフトとドラム間に介在
されたフリクション・スプリングとからなることを特徴
とするものであり、また前記ドラムの外径は、前記バン
ド巻き束の中央開口部の内径より小さく構成し、さらに
前記ドラムの外方に、前記バンド巻き束の外周面を外方
より径方向に押圧するテンション・ローラーが設けられ
ているバンド巻き束用保持装置を要旨とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明する
と、図１は本発明に係るバンド巻き束用保持装置の一実
施例の側面図、図２は図１の正面図、図３は各構成部品
を分解した状態で示す側面図であって、１ａおよび１ｂ
は一対のスタンド、２は該スタンドのほぼ中央部に固定
されたシャフト、３は例えば１０００ｍの長さのバンド
をドーナツ状に巻回して形成されたバンド巻き束、４は
該バンド巻き束３の中央開口部３−１を嵌合し得るよう
該中央開口部の内径より好ましくは１０ｍｍ程度小径の
外径を有するドラム、５ａ、５ｂはドラム４の両端面に
対向し、かつ該ドラム両端面に固定可能な一対のサイド
プレート、６ａ、６ｂは該サイドプレートの対向表面に
突設された複数個の突起、７はシャフト２とドラム４と
の間に介在されたフリクション・スプリング、８はドラ
ム４の外方にバンド巻き束の外周面をコイルスプリング
８−１により外方より径方向に付勢されて押圧するテン
ション・ローラーである。
と、図１は本発明に係るバンド巻き束用保持装置の一実
施例の側面図、図２は図１の正面図、図３は各構成部品
を分解した状態で示す側面図であって、１ａおよび１ｂ
は一対のスタンド、２は該スタンドのほぼ中央部に固定
されたシャフト、３は例えば１０００ｍの長さのバンド
をドーナツ状に巻回して形成されたバンド巻き束、４は
該バンド巻き束３の中央開口部３−１を嵌合し得るよう
該中央開口部の内径より好ましくは１０ｍｍ程度小径の
外径を有するドラム、５ａ、５ｂはドラム４の両端面に
対向し、かつ該ドラム両端面に固定可能な一対のサイド
プレート、６ａ、６ｂは該サイドプレートの対向表面に
突設された複数個の突起、７はシャフト２とドラム４と
の間に介在されたフリクション・スプリング、８はドラ
ム４の外方にバンド巻き束の外周面をコイルスプリング
８−１により外方より径方向に付勢されて押圧するテン
ション・ローラーである。
【０００８】本発明において一対のスタンド１ａ、１ｂ
は、側面でほぼコ字状に形成されて並設され、各スタン
ド１ａ、１ｂの下端部はほぼハ字状に屈曲されて形成さ
れ該スタンドを竪置して使用する際の姿勢安定性を高め
ている。そして一対のスタンドの上端部は把持用のバー
１−１で、また下端部はプレート１−２で相互に結合さ
れ、さらに並設された一対のスタンド１ａ、１ｂのほぼ
中央部において両スタンドを跨がって固着された長板部
材１−３には、該一対のスタンド１ａ、１ｂにより形成
される平面と直交する方向に突出するようシャフト２が
固定されている。またこのシャフト２にはドラム４の中
央貫通孔４−１が嵌合されて該シャフト２に対しドラム
４が回転自在に取付けられるとともに、前記シャフト２
の端面にワッシャー９を介してボルト１０を螺着してシ
ャフト２に対してドラム４が軸方向に位置ずれしないよ
うに構成されている。このようにドラム４はシャフト２
に対して回転自在ではあるが、軸方向へは移動不能に取
付けられている。
は、側面でほぼコ字状に形成されて並設され、各スタン
ド１ａ、１ｂの下端部はほぼハ字状に屈曲されて形成さ
れ該スタンドを竪置して使用する際の姿勢安定性を高め
ている。そして一対のスタンドの上端部は把持用のバー
１−１で、また下端部はプレート１−２で相互に結合さ
れ、さらに並設された一対のスタンド１ａ、１ｂのほぼ
中央部において両スタンドを跨がって固着された長板部
材１−３には、該一対のスタンド１ａ、１ｂにより形成
される平面と直交する方向に突出するようシャフト２が
固定されている。またこのシャフト２にはドラム４の中
央貫通孔４−１が嵌合されて該シャフト２に対しドラム
４が回転自在に取付けられるとともに、前記シャフト２
の端面にワッシャー９を介してボルト１０を螺着してシ
ャフト２に対してドラム４が軸方向に位置ずれしないよ
うに構成されている。このようにドラム４はシャフト２
に対して回転自在ではあるが、軸方向へは移動不能に取
付けられている。
【０００９】一方ドラム４の端面には中央貫通孔４−１
と同芯状に環状凹溝４−２が設けられ、該凹溝の底部と
ワッシャー９の間にはバンド巻き束３よりバンドの一端
が引出された時該バンド巻き束３、換言するとドラム４
に慣性力を与えないためのフリクション・スプリング７
が介在されている。
と同芯状に環状凹溝４−２が設けられ、該凹溝の底部と
ワッシャー９の間にはバンド巻き束３よりバンドの一端
が引出された時該バンド巻き束３、換言するとドラム４
に慣性力を与えないためのフリクション・スプリング７
が介在されている。
【００１０】またドラム４の一対のスタンド１ａ、１ｂ
に面した一端面にはビス１１ａによりサイドプレート５
ａが固定され、該サイドプレート５ａの外方に向いた表
面にはこのサイドプレートと一体の複数個の突起６ａが
設けられ、一方ドラム４の他端面には蝶ねじ１１ｂによ
り取付け可能なサイドプレート５ｂが設けられ、かつ該
サイドプレート５ｂと一体で前記複数個の突起６ａに対
向するサイドプレート５ｂの表面には複数個の突起６ｂ
が設けられている。
に面した一端面にはビス１１ａによりサイドプレート５
ａが固定され、該サイドプレート５ａの外方に向いた表
面にはこのサイドプレートと一体の複数個の突起６ａが
設けられ、一方ドラム４の他端面には蝶ねじ１１ｂによ
り取付け可能なサイドプレート５ｂが設けられ、かつ該
サイドプレート５ｂと一体で前記複数個の突起６ａに対
向するサイドプレート５ｂの表面には複数個の突起６ｂ
が設けられている。
【００１１】さらに一対のスタンド１ａ、１ｂの下端部
を相互に連結するプレート１−２の一端部付近（図示実
施例ではスタンド１ｂの近傍）にはドラム４へのバンド
巻き束３の嵌合時には位置８′に後退して該位置に保持
されるようテンション・ローラー８が設けられ、該テン
ション・ローラーはバンド巻き束３をドラム４に嵌合し
た時、バンド巻き束３の外周面に当接するよう回動させ
該バンド巻き束３の外周面をコイルスプリング８−１に
より外方より径方向に付勢されて押圧し、バンドの絡ま
り合いや脱落を防止するものである。なお、図２におい
て矢印Ａ、Ｂはバンドの引出し方向を示す。
を相互に連結するプレート１−２の一端部付近（図示実
施例ではスタンド１ｂの近傍）にはドラム４へのバンド
巻き束３の嵌合時には位置８′に後退して該位置に保持
されるようテンション・ローラー８が設けられ、該テン
ション・ローラーはバンド巻き束３をドラム４に嵌合し
た時、バンド巻き束３の外周面に当接するよう回動させ
該バンド巻き束３の外周面をコイルスプリング８−１に
より外方より径方向に付勢されて押圧し、バンドの絡ま
り合いや脱落を防止するものである。なお、図２におい
て矢印Ａ、Ｂはバンドの引出し方向を示す。
【００１２】つぎに本発明の動作を説明する。先ず、図
３に示すように一方のサイドプレート５ｂを取外し、テ
ンション・ローラー８を位置８′に回動、保持しておき
バンド巻き束３の中央開口部３−１をドラム４に嵌合す
る。ついでサイドプレート５ｂをドラム４の外方端面に
蝶ねじ１１ｂにより取付け、複数個の突起６ａ、６ｂを
バンド巻き束３の両端面に突刺してバンド巻き束３をド
ラム４と両サイドプレート５ａ、５ｂに保持する。この
ようにしてバンド巻き束３は容易にドラム４にセットで
きる。この際位置８′にあるテンション・ローラー８を
バンド巻き束３の外周面に当接するよう回動させる。
３に示すように一方のサイドプレート５ｂを取外し、テ
ンション・ローラー８を位置８′に回動、保持しておき
バンド巻き束３の中央開口部３−１をドラム４に嵌合す
る。ついでサイドプレート５ｂをドラム４の外方端面に
蝶ねじ１１ｂにより取付け、複数個の突起６ａ、６ｂを
バンド巻き束３の両端面に突刺してバンド巻き束３をド
ラム４と両サイドプレート５ａ、５ｂに保持する。この
ようにしてバンド巻き束３は容易にドラム４にセットで
きる。この際位置８′にあるテンション・ローラー８を
バンド巻き束３の外周面に当接するよう回動させる。
【００１３】ついでスタンド１ａ、１ｂを竪置させ（場
合によっては両スタンド１ａ、１ｂが水平になるよう横
置することもできる）、バンド巻き束３の外面側におい
てバンドの一端を引出し梱包作業に使用するが、この際
バンドの一端の引出しによりバンド巻き束３に生じた慣
性力はフリクション・スプリング７により抑制され、ま
たバンドの絡み合いや脱落はバンド巻き束３の外周面を
外方より径方向に押圧するテンション・ローラー８によ
り、バンド巻き束３の最終巻回位置８″まで確実に防止
される。
合によっては両スタンド１ａ、１ｂが水平になるよう横
置することもできる）、バンド巻き束３の外面側におい
てバンドの一端を引出し梱包作業に使用するが、この際
バンドの一端の引出しによりバンド巻き束３に生じた慣
性力はフリクション・スプリング７により抑制され、ま
たバンドの絡み合いや脱落はバンド巻き束３の外周面を
外方より径方向に押圧するテンション・ローラー８によ
り、バンド巻き束３の最終巻回位置８″まで確実に防止
される。
【００１４】なお上記実施例においては、複数個の突起
６ａ、６ｂはサイドプレート５ａ、５ｂに一体として説
明したが、該サイドプレートとは別体の突起として形成
してもよく、かつサイドプレートの一方にのみ設けても
よく、またドラム４はワッシャー９を介してボルト１０
により回転自在にシャフト２に取付けられるためバンド
巻き束３の中央開口部３−１の内径の大小によって外径
の異なるドラム４を適宜選択して使用することもでき、
さらに一方のサイドプレート５ａをドラム４の端面に予
め固定して構成することもできる。
６ａ、６ｂはサイドプレート５ａ、５ｂに一体として説
明したが、該サイドプレートとは別体の突起として形成
してもよく、かつサイドプレートの一方にのみ設けても
よく、またドラム４はワッシャー９を介してボルト１０
により回転自在にシャフト２に取付けられるためバンド
巻き束３の中央開口部３−１の内径の大小によって外径
の異なるドラム４を適宜選択して使用することもでき、
さらに一方のサイドプレート５ａをドラム４の端面に予
め固定して構成することもできる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、 バンド巻き束の中央開口部よりかなり小径の外径のド
ラムを使用したために、バンド巻き束のドラムへの嵌合
が極めて容易となった。 サイドプレートの複数個の突起によりバンド巻き束が
固定されるためドラムとバンド巻き束が確実に一体的に
回転できる。 フリクション・スプリングによってバンドの引出し時
に慣性力によるドラムの過回転を防止でき、必要長だけ
バンドを引出すことが可能となる。 バンド巻き束の外周面を外方より径方向に押圧するテ
ンション・ローラーによりバンドの絡み合いや脱落が防
止できる。 スタンドは持運び可能な形状に形成され、また必要に
応じ竪置して使用したり、横置して使用したりすること
ができる。 バンド巻き束のドラムへの嵌合時に、テンション・ロ
ーラーをこの作業に支障のない位置に回動、保持できる
ために効率的な作業を実施できる。 など極めて有用なバンド巻き束用保持装置を提供するこ
とができる。
ラムを使用したために、バンド巻き束のドラムへの嵌合
が極めて容易となった。 サイドプレートの複数個の突起によりバンド巻き束が
固定されるためドラムとバンド巻き束が確実に一体的に
回転できる。 フリクション・スプリングによってバンドの引出し時
に慣性力によるドラムの過回転を防止でき、必要長だけ
バンドを引出すことが可能となる。 バンド巻き束の外周面を外方より径方向に押圧するテ
ンション・ローラーによりバンドの絡み合いや脱落が防
止できる。 スタンドは持運び可能な形状に形成され、また必要に
応じ竪置して使用したり、横置して使用したりすること
ができる。 バンド巻き束のドラムへの嵌合時に、テンション・ロ
ーラーをこの作業に支障のない位置に回動、保持できる
ために効率的な作業を実施できる。 など極めて有用なバンド巻き束用保持装置を提供するこ
とができる。
【図１】本発明に係るバンド巻き束用保持装置の一実施
例の側面図である。
例の側面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】各構成部品を分解した状態で示す側面図であ
る。
る。
１ａ、１ｂ スタンド １−１ バー １−２ プレート １−３ 長板部材 ２ シャフト ３ バンド巻き束 ３−１ 中央開口部 ４ ドラム ４−１ 中央貫通孔 ４−２ 環状凹溝 ５ａ、５ｂ サイドプレート ６ａ、６ｂ 複数個の突起 ７ フリクション・スプリング ８ テンション・ローラー ８′、８″ 位置 ８−１ コイルスプリング ９ ワッシャー １０ ボルト １１ａ ビス １１ｂ 蝶ねじ
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の並設されたスタンドと、該スタン
ドのほぼ中央部に固定されたシャフトに回転自在に取付
けられ、かつバンド巻き束の中央開口部を嵌合し得るド
ラムと、該ドラムの両端面に対向して固定可能な一対の
サイドプレートと、該サイドプレートの少なくとも一方
に突設する複数個の突起と、前記シャフトとドラム間に
介在されたフリクション・スプリングとからなることを
特徴とするバンド巻き束用保持装置。 - 【請求項２】 前記ドラムの外径は、前記バンド巻き束
の中央開口部の内径より小さく構成したことを特徴とす
る請求項１記載のバンド巻き束用保持装置。 - 【請求項３】 前記ドラムの外方に、前記バンド巻き束
の外周面を外方より径方向に押圧するテンション・ロー
ラーが設けられていることを特徴とする請求項１または
２記載のバンド巻き束用保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36703197A JPH11189369A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | バンド巻き束用保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36703197A JPH11189369A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | バンド巻き束用保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11189369A true JPH11189369A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18488296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36703197A Pending JPH11189369A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | バンド巻き束用保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11189369A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1695934A3 (de) * | 2005-02-25 | 2007-11-21 | Karl Mayer Malimo Textilmaschinenfabrik GmbH | Vorrichtung zum Zuführen von Faserbändern zu einer Wirkmaschine |
| CN112456220A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-03-09 | 山东兴恒电机有限公司 | 一种织布机用线筒固定结构 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP36703197A patent/JPH11189369A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1695934A3 (de) * | 2005-02-25 | 2007-11-21 | Karl Mayer Malimo Textilmaschinenfabrik GmbH | Vorrichtung zum Zuführen von Faserbändern zu einer Wirkmaschine |
| US7458236B2 (en) | 2005-02-25 | 2008-12-02 | Karl Mayer Malimo Textilmaschinenfabrik Gmbh | Device for feeding fiber bands to a knitting machine |
| CN112456220A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-03-09 | 山东兴恒电机有限公司 | 一种织布机用线筒固定结构 |
| CN112456220B (zh) * | 2020-12-28 | 2023-09-01 | 普宁市成发制衣有限公司 | 一种织布机用线筒固定结构 |
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