JPH11188665A - 作業用ベルト - Google Patents

作業用ベルト

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JPH11188665A
JPH11188665A JP37011897A JP37011897A JPH11188665A JP H11188665 A JPH11188665 A JP H11188665A JP 37011897 A JP37011897 A JP 37011897A JP 37011897 A JP37011897 A JP 37011897A JP H11188665 A JPH11188665 A JP H11188665A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
tools
rail body
rail
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP37011897A
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English (en)
Inventor
Masanobu Harada
正伸 原田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトを装着したままで、作業用工具類を腰
の回りに装備したり取り外したり、装備した工具類の位
置を胴回りの何処にでも自由にかつ容易に変更したりす
ることのできる作業用ベルトを得る。 【解決手段】 ベルト本体をレール体に構成し、そのレ
ール体を、それに作業用工具類の収納体が取り外し容易
にかつ回動自在に係合するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内装工事業、電気
工事業、一般建築業等の作業に携わる作業者が作業中に
装着する作業用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】内装工事業、電気工事業、一般建築業等
の作業においては、作業用工具類(例えば、ドライバ
ー、カッター、メジャー、金槌、鑿)を腰の周りに装備
しておき、それらがすぐ手に取れるようにしておけば、
各種の作業が円滑かつ迅速に行える。従来、これを容易
にしたものとして一般に用いられているのは図8および
図9に示すようなものであった。すなわち、普通のもの
よりやや頑丈に作ったベルトに吊下げ孔2を通して工具
等を収納した工具袋1を吊り下げるようにし、それを腰
の周りに締め付け装着するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、一旦ベルトを腰に装着すると、前記吊下げ孔2の
内側も共に体に締め付けられるため、工具袋1の位置を
自由に変更することができなかった。例えば、左利きの
作業者は利き手の左に近い側に工具袋1を位置させてお
けば図9に示すように工具がすぐに手に取れるが、ベル
トを装着する際に工具袋1を体の右側に寄せて装着して
しまうと左の利き手で工具が取りにくくなり、それを改
善するためには、ベルトを外して工具袋1の位置を変
え、もう一度ベルトを締め付け直さなければならなかっ
た。さらに、高い作業現場で作業しているときなど、例
えば、体の右側に装備してしまった工具を左手で取ろう
とするときには、特に工具を取り落としやすく、落とし
た工具で下を通る人などに大怪我を負わせるなどという
重大な事故を引き起こすことにもなる。
【0004】それ故、工具袋1を腰の周りの最適な位置
にぶら下げるには、工具の種類を考慮し工具袋1が取り
やすい位置になるようにして、工具袋1の吊下げ孔2に
ベルトを通すという面倒な操作を一々しなければならな
かった。工具を必要としない作業に移るときに、工具袋
1を取り外して身軽になりたいと思っても、その際に
は、ベルトを外し工具袋1を抜き取りまたベルトを締め
直すという操作が改めて必要になった。
【0005】さらに、作業の種類に応じ工具を取り易く
し作業能率を向上させるべく、例えば、体の左側には鑿
の類いを装備し、体の右側にはドライバーの類いを装備
しておきたいと思っても、鑿等の工具袋とドライバー等
の工具袋とを左または右の最適な位置に振り分けて作業
用ベルトを腰に締め付けるという操作は、前記従来のも
のにおいては簡単にできるようなことではなかった。
【0006】本発明は、作業現場等において、ベルトを
腰部や腹部に締め付けたまま、作業用工具類の収納体
(以下「工具収納体」という。)を腰の周りに装備した
り取り外したりすることが容易にでき、装備した工具類
の位置を腰の周りのどこにも随意にかつ迅速に変更する
ことができ、さらに複数の工具を各別に腰の周りの所望
の位置に装備したり、幅の広い工具収納体をも安定して
装備したりすることができるようにした作業用ベルトを
得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の作業用ベルトにおいては、ベルト本体をレ
ール体に構成した。それは、市販のベルトにレール体を
添設したものであってもよいし、ベルト本体それ自体を
胴を一周するレール体に構成したものであってもよい。
【0008】前記レール体は、作業用工具類が取り外し
容易に係合して自在に回動できるように形成される。例
えば、レール体を、工具収納体に設けられた鉤部が容易
に係合しかつ自在に回動できるような構造のものとす
る。
【0009】また、胴を一周するレール体に単数または
複数の可動体を回動自在に係合させておき、その可動体
には工具収納体に連結した止着体が取り外し自在に係止
できる係止部を設ける。複数の可動体を用いるときに
は、それらが各別に回動できるようにしてもよいし、数
個の回動体を連結しそれが一体的に回動できるようにし
てもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。ここでは、複数の可動体を有するものに
ついて説明するが、本発明の基本思想は、複数の可動体
を有しないものについても適用されることはいうまでも
ない。図1から図7にベルト本体3それ自体を胴を一周
するレール体4に構成したものを示し、図8、図9には
従来のものを示す。
【0011】図1はベルト本体3の平面図であり、図2
は伸展させたベルト本体3の側面図である。ベルト本体
3は、これらの図に示すようにその始端と終端とに留金
Aと留金Bとを取り付けておき、それらを結着させるこ
とによりベルトを腰に締め付ける。留金の形は、本件発
明の技術的思想の具体化の障害にならないものでありさ
えすれば、どのような構造のものであってもよい。単数
または複数の可動体5をレール体4に係合させるのに適
した留金の一例を図4に示す。この留金によりベルトを
腰に締め付けるには、まず図4に示す留金AまたはBの
端面6から図6の可動体5を所望の数だけ嵌め込んだ
後、留金Bの挿入片7を、留金Aの二本の突起部8、8
と該突起部8、8の裏面に添設した裏当て9とでつくら
れた空隙内に挿入する。そして、これら突起部8、8と
挿入片7とをピン10を挿通して結着する。
【0012】レール体4は、硬質プラスチック等の材料
を用いて形成する。図示のレール体4は、図3、図4に
示すとおり横断面でみて外方に(すなわち、放射方向
に)開口した形になっているが、上方に開口する形にし
ても下方に開口する形にしてもよく、あるいはまた、電
車のレールの形にして外方に、上方に、または下方に突
出させるようにしてもよい。しかし、そのような形にし
た場合には、当然のことながら、可動体をそれに適した
形(すなわち、当該各形のレール体に取り外し容易に係
合しかつ自在に回動することができるような形)にする
必要がある。
【0013】可動体5は、硬質プラスチック等の材料を
用いて形成し、レール体4から突出した部分には係止部
11が設けられる。係止部11は、工具収納体12に連
結した止着体13が取り外し自在に係止できるような構
造に形成する。例えば、工具収納体12の止着体13が
図7に示すような形のものであれば、工具収納体12を
係止するときに止着体13の係止片14を係止孔15に
差し込み、工具収納体の重みで係止片14の下端の係止
突起16が係止孔15の内側の下縁に引っ掛かるような
構造にする。
【0014】
【発明の効果】本発明は以下に述べる効果を奏する。本
発明の作業用ベルトにおいては、作業用工具類を体に装
備したり体から取り外したりすることが容易にでき、装
備した工具類はレールに沿って移動できるから、作業者
は一々ベルトの装着のし直しをしなくとも、ベルト装着
後に、工具類の位置を自由に変更させることができ、作
業用工具類を体に装備する際に従来行われていた面倒な
操作が不必要になる。
【0015】作業用ベルトを体に装着した後において、
該ベルトを装着したまま、作業用工具類だけを腰の回り
に装備したり取り外したりすることが造作もなくできる
から、特定の工具を必要とする作業に移るときには、ベ
ルトを装着したまま、該工具を所望の位置に装備し、そ
の工具を必要としない作業に移るときには該工具を取り
外して身軽になるというようなことが直ちに行える。
【0016】レール体は胴を一周して伸びているから、
作業を始めるに当たり、背中の後の方に装備した工具類
を腹部の前の方に回動させてから手にとること、あるい
は、例えば体の右前に装備した工具類を体の左前に回動
させてから手にとる等のことができるため、作業者は、
工具類を常に体の前に持ち来し最も取りやすい位置にお
いてから、それらを確実にかつ素早く手にしたり元へ戻
したりし、あるいはまた、作業の邪魔になる工具類は背
中の後の方に回動させた後に作業を行う等のことによ
り、作業能率を大いに向上させることができる。
【0017】さらに、各種の工具類を取り替えることお
よびその装備位置を変更することが極めて容易にでき、
しかもその変更は胴を一周して行うことができるから、
作業者は、腰の回りのどこの位置にも必要な工具類を位
置させ、例えば、右利き、左利きによって異なる利き手
の方に使いやすい工具類を装備しておいて、手にとった
り元へ戻したりするときにそれらを取り落とすというよ
うな危険が生じる機会を大幅に減らすことができる。
【0018】個々の可動体を多数または数個を連結した
可動体をレール体に係合させておくことができるから、
作業者は一個または少数の工具収納体を何種類も腰の回
りの所要の位置に装備しておくこともできるし、また多
数の工具類を一つの収納体に収納して幅が広くなってい
る工具収納体に対しては、複数の可動体にまたは数個を
連結した可動体にそれを係止し安定した装備を行うこと
もできるから、工具類の種類や工具収納体のサイズに最
も適した装備が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業用ベルトの平面図である。
【図2】伸展させた作業用ベルトの側面図である。
【図3】図1のイ−イ線に沿い断面したレール体と可動
体の拡大図である。
【図4】作業用ベルトの留金の一例を示す拡大斜視図で
ある。
【図5】一部を断面したレール体の拡大斜視図である。
【図6】可動体の拡大斜視図である。
【図7】係止体の拡大斜視図である。
【図8】従来のベルトと工具袋の関係を示す図である。
【図9】従来の工具袋の装備の状況を示す図である。
【符号の説明】
1 工具袋 2 吊下げ孔 3 ベルト本体 4 レール体 5 可動体 6 端面 7 挿入片 8 突起部 9 裏当て 10 ピン 11 係止部 12 工具収納体 13 止着体 14 係止片 15 係止孔 16 係止突起 A 留金 B 留金
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト本体をレール体に構成し、該レー
    ル体を作業用工具類が取り外し容易に係合しかつ自在に
    回動できるように形成したことを特徴とする作業用ベル
    ト。
  2. 【請求項2】 ベルト本体を胴を一周するレール体に構
    成し、該レール体に単数または複数の可動体を回動自在
    に係合させ、該可動体に係止部を設け、該係止部を工具
    収納体に連結した止着体が取り外し自在に係止できるよ
    うに形成したことを特徴とする作業用ベルト。
JP37011897A 1997-12-24 1997-12-24 作業用ベルト Pending JPH11188665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37011897A JPH11188665A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 作業用ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37011897A JPH11188665A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 作業用ベルト

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Publication Number Publication Date
JPH11188665A true JPH11188665A (ja) 1999-07-13

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ID=18496119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37011897A Pending JPH11188665A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 作業用ベルト

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JP (1) JPH11188665A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104440842A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 国家电网公司 一种结构紧凑型安全工器具柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104440842A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 国家电网公司 一种结构紧凑型安全工器具柜
CN104440842B (zh) * 2014-12-03 2016-08-17 国家电网公司 一种结构紧凑型安全工器具柜

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