JPH11187504A - 電動車両の出力制御装置 - Google Patents
電動車両の出力制御装置Info
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- JPH11187504A JPH11187504A JP9351302A JP35130297A JPH11187504A JP H11187504 A JPH11187504 A JP H11187504A JP 9351302 A JP9351302 A JP 9351302A JP 35130297 A JP35130297 A JP 35130297A JP H11187504 A JPH11187504 A JP H11187504A
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- Japan
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- distance
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- traveling
- battery
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの要望に応じて出力制御の方法を選択
でき、もって出力の制限を最低限に止めて使用状況に応
じた出力制御を実現することができる電動車両の出力制
御装置を提供する。 【解決手段】 希望の走行距離を入力する希望走行距離
入力手段50と、バッテリ残存容量及び燃費情報に基づ
いて走行可能距離を求める走行可能距離演算手段51
と、上記希望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望
走行距離の走行が可能か否かを外部表示手段に表示させ
る表示制御手段52と、上記バッテリ残存容量及び燃費
情報に基づいて上記希望距離を走行することのできる許
容最大電流値を求めスロットル開度に応じたモータ指令
電流値を上記許容最大電流値に制限する走行制御手段5
3とを備える。
でき、もって出力の制限を最低限に止めて使用状況に応
じた出力制御を実現することができる電動車両の出力制
御装置を提供する。 【解決手段】 希望の走行距離を入力する希望走行距離
入力手段50と、バッテリ残存容量及び燃費情報に基づ
いて走行可能距離を求める走行可能距離演算手段51
と、上記希望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望
走行距離の走行が可能か否かを外部表示手段に表示させ
る表示制御手段52と、上記バッテリ残存容量及び燃費
情報に基づいて上記希望距離を走行することのできる許
容最大電流値を求めスロットル開度に応じたモータ指令
電流値を上記許容最大電流値に制限する走行制御手段5
3とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動スクータのような
電動車両において駆動モータの出力を制御するための装
置に関する。
電動車両において駆動モータの出力を制御するための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両の出力制御では、バッテ
リの限られた電力を有効に利用する観点から駆動モータ
の出力を制御する場合があり、その方法として、ユーザ
がスイッチ操作で省電力走行を行なう「エコノミーモー
ド」を選択して、パワーを抑えて長距離を走ることがで
きるようにするものがある。
リの限られた電力を有効に利用する観点から駆動モータ
の出力を制御する場合があり、その方法として、ユーザ
がスイッチ操作で省電力走行を行なう「エコノミーモー
ド」を選択して、パワーを抑えて長距離を走ることがで
きるようにするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
駆動モータの出力制御では、上記ユーザが選択できるエ
コノミー走行モードは1種類だけであり、しかもこの省
電力走行では通常の走行と比べると明らかに出力が制限
されるため、追い越し等の加速が必要となる場合に十分
な出力を得ることができないという問題がある。
駆動モータの出力制御では、上記ユーザが選択できるエ
コノミー走行モードは1種類だけであり、しかもこの省
電力走行では通常の走行と比べると明らかに出力が制限
されるため、追い越し等の加速が必要となる場合に十分
な出力を得ることができないという問題がある。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、ユーザの要望に応じて出力制御の方法を選択でき、
もって出力の制限を最低限に止めて使用状況に応じた必
要な出力を実現することができる電動車両の出力制御装
置を提供することを課題としている。
で、ユーザの要望に応じて出力制御の方法を選択でき、
もって出力の制限を最低限に止めて使用状況に応じた必
要な出力を実現することができる電動車両の出力制御装
置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図4に示すように、本発
明は、希望の走行距離を入力する希望走行距離入力手段
50と、バッテリ残存容量及び燃費情報に基づいて走行
可能距離を求める走行可能距離演算手段51と、上記希
望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望走行距離の
走行が可能か否かを外部表示手段に表示させる表示制御
手段52と、上記バッテリ残存容量及び燃費情報に基づ
いて上記希望走行距離を走行することのできる許容最大
電流値を求め、スロットル開度に応じたモータ指令電流
値を上記許容最大電流値の範囲内に制限する走行制御手
段53とを備えたことを特徴とする電動車両の出力制御
装置15である。
明は、希望の走行距離を入力する希望走行距離入力手段
50と、バッテリ残存容量及び燃費情報に基づいて走行
可能距離を求める走行可能距離演算手段51と、上記希
望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望走行距離の
走行が可能か否かを外部表示手段に表示させる表示制御
手段52と、上記バッテリ残存容量及び燃費情報に基づ
いて上記希望走行距離を走行することのできる許容最大
電流値を求め、スロットル開度に応じたモータ指令電流
値を上記許容最大電流値の範囲内に制限する走行制御手
段53とを備えたことを特徴とする電動車両の出力制御
装置15である。
【0006】
【作用効果】本発明に係る電動車両の出力制御装置15
によれば、バッテリの残存量及び外部から入力された、
あるいは固有情報として保有している燃費情報に基づい
て走行可能距離が求められ、該走行可能距離とユーザが
入力した希望走行距離とに基づいて希望走行距離の走行
が可能か否かが外部表示手段に表示され、上記バッテリ
残存容量及び燃費情報に基づいて上記希望走行距離を走
行することのできる許容最大電流値が求められ、スロッ
トル開度に応じたモータ指令電流値が上記許容最大電流
値の範囲内に制限される。
によれば、バッテリの残存量及び外部から入力された、
あるいは固有情報として保有している燃費情報に基づい
て走行可能距離が求められ、該走行可能距離とユーザが
入力した希望走行距離とに基づいて希望走行距離の走行
が可能か否かが外部表示手段に表示され、上記バッテリ
残存容量及び燃費情報に基づいて上記希望走行距離を走
行することのできる許容最大電流値が求められ、スロッ
トル開度に応じたモータ指令電流値が上記許容最大電流
値の範囲内に制限される。
【0007】このように、希望の走行距離が走行可能か
否かが表示されるので、ユーザはこの表示に基づいてス
ロットル開度を調整する等の操作が可能であり、走行中
の不意のバッテリ切れを防止することができる。
否かが表示されるので、ユーザはこの表示に基づいてス
ロットル開度を調整する等の操作が可能であり、走行中
の不意のバッテリ切れを防止することができる。
【0008】また、上記希望走行距離を走行することの
できる最大許容電流値を求め、該許容値の範囲内でスロ
ットル開度に応じたモータ指令電流値を出力するように
したので、モータ出力を希望走行距離を走行できる範囲
内でスロットル開度に応じたものとすることができ、加
速等の走行性能の低下を最小限に抑えることができ、も
ってユーザの使用状況に応じた省電力走行と出力走行と
を実現することができる効果がある。
できる最大許容電流値を求め、該許容値の範囲内でスロ
ットル開度に応じたモータ指令電流値を出力するように
したので、モータ出力を希望走行距離を走行できる範囲
内でスロットル開度に応じたものとすることができ、加
速等の走行性能の低下を最小限に抑えることができ、も
ってユーザの使用状況に応じた省電力走行と出力走行と
を実現することができる効果がある。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の一実施
形態による電動車両の出力制御装置を説明するための図
であり、図1は上記出力制御装置を備えた電動スクータ
の側面図、図2はブロック構成図、図3はフローチャー
トである。
図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の一実施
形態による電動車両の出力制御装置を説明するための図
であり、図1は上記出力制御装置を備えた電動スクータ
の側面図、図2はブロック構成図、図3はフローチャー
トである。
【0009】図1において、1は本実施形態出力制御装
置を備えた電動スクータ(電動車両)であり、該スクー
タ1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ2aに接続され
た1本のメインパイプ2bの下端に左,右一対のサイド
パイプ2c,2cを接続し、該左,右一対のサイドパイ
プ2c,2cを左右に拡開させるとともにその下端部を
後方に屈曲させ低床の足載部2dを形成するように後方
に延長し、さらに後方斜め上方に延長した構造となって
いる。
置を備えた電動スクータ(電動車両)であり、該スクー
タ1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ2aに接続され
た1本のメインパイプ2bの下端に左,右一対のサイド
パイプ2c,2cを接続し、該左,右一対のサイドパイ
プ2c,2cを左右に拡開させるとともにその下端部を
後方に屈曲させ低床の足載部2dを形成するように後方
に延長し、さらに後方斜め上方に延長した構造となって
いる。
【0010】また上記車体フレーム2のヘッドパイプ2
aにより左右に操向自在に支持されたフロントフォーク
3の下端には前輪4が軸支され、上端には操向ハンドル
5が固定されている。また上記車体フレーム2の後方延
長部2eには懸架ブラケット2gを介してパワーユニッ
ト6が上下揺動可能に支持されている。このパワーユニ
ット6は、車幅方向に延びるように配置された駆動モー
タ7と、該駆動モータ7の左端部から後方に延び、モー
タ回転を後輪8に伝達する伝動機構を内蔵する伝動ケー
ス9とを一体的に結合してなるユニットスイング式のも
のである。
aにより左右に操向自在に支持されたフロントフォーク
3の下端には前輪4が軸支され、上端には操向ハンドル
5が固定されている。また上記車体フレーム2の後方延
長部2eには懸架ブラケット2gを介してパワーユニッ
ト6が上下揺動可能に支持されている。このパワーユニ
ット6は、車幅方向に延びるように配置された駆動モー
タ7と、該駆動モータ7の左端部から後方に延び、モー
タ回転を後輪8に伝達する伝動機構を内蔵する伝動ケー
ス9とを一体的に結合してなるユニットスイング式のも
のである。
【0011】そして上記車体フレーム2の足載部2dに
は支持ブラケット2fが吊設されており、該支持ブラケ
ット2fの横辺部上にバッテリ(蓄電池)10が搭載さ
れている。このバッテリ10は多数の単電池11を直列
接続するとともにバッテリケース12内に収容配置して
なる組電池である。
は支持ブラケット2fが吊設されており、該支持ブラケ
ット2fの横辺部上にバッテリ(蓄電池)10が搭載さ
れている。このバッテリ10は多数の単電池11を直列
接続するとともにバッテリケース12内に収容配置して
なる組電池である。
【0012】また上記バッテリケース12の後端部には
冷却用ファン13が配設され、該冷却用ファン13の上
側に充電器14が配設されている。さらに、該充電器1
4の上側にはECU15が配設されており、このECU
15が、上記駆動モータ7の出力を制御する出力制御装
置として機能する。
冷却用ファン13が配設され、該冷却用ファン13の上
側に充電器14が配設されている。さらに、該充電器1
4の上側にはECU15が配設されており、このECU
15が、上記駆動モータ7の出力を制御する出力制御装
置として機能する。
【0013】上記出力制御装置15は、図2に示すよう
に、ユーザが所望の航続距離(希望走行距離)を入力す
る希望走行距離入力手段として機能する情報入力部20
と、所定の情報(残走行可能距離,出力制限情報,残電
池容量等)が表示される情報表示部21と、スロットル
22とを含む外部表示装置23を備えている。
に、ユーザが所望の航続距離(希望走行距離)を入力す
る希望走行距離入力手段として機能する情報入力部20
と、所定の情報(残走行可能距離,出力制限情報,残電
池容量等)が表示される情報表示部21と、スロットル
22とを含む外部表示装置23を備えている。
【0014】また、上記走行制御装置15は、バッテリ
の残存容量及び内蔵する燃費情報とに基づいて走行可能
距離を求める走行可能距離演算手段としての機能と、上
記希望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望走行距
離の走行が可能か否かを上記情報表示部21に表示させ
る表示制御手段としての機能と、上記バッテリ残存容量
及び燃費情報に基づいて上記希望走行距離を走行するこ
とのできる許容最大電流値を求め、スロットル開度に応
じたモータ指令電流値を上記許容最大電流値の範囲内に
制限する走行制御手段としての機能とを有する演算部2
8とを備えている。
の残存容量及び内蔵する燃費情報とに基づいて走行可能
距離を求める走行可能距離演算手段としての機能と、上
記希望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望走行距
離の走行が可能か否かを上記情報表示部21に表示させ
る表示制御手段としての機能と、上記バッテリ残存容量
及び燃費情報に基づいて上記希望走行距離を走行するこ
とのできる許容最大電流値を求め、スロットル開度に応
じたモータ指令電流値を上記許容最大電流値の範囲内に
制限する走行制御手段としての機能とを有する演算部2
8とを備えている。
【0015】上記走行可能距離演算手段,表示制御手段
としての機能は主として走行可能距離演算部35により
実行され、また上記走行制御手段としての機能は主とし
て制限電流値計算部29,モータ出力演算部30により
実行される。
としての機能は主として走行可能距離演算部35により
実行され、また上記走行制御手段としての機能は主とし
て制限電流値計算部29,モータ出力演算部30により
実行される。
【0016】上記走行可能距離演算部35は、電流検出
部26により検出されたバッテリ10からモータ7に流
れる電流値に基づいて電池容量計算部33で演算された
電池残容量と、該電池残容量と記憶部34に記憶されて
いる当該電動スクータ固有の燃費情報と、モータ7の回
転数に基づいて走行距離演算部32により演算された走
行距離とに基づいて走行可能距離を演算する。ここで、
上記電池残容量,走行可能距離は上記情報表示部21に
表示され、ユーザはこれを視認することにより、希望走
行距離の走行が可能か否かを知ることができる。従っ
て、本実施形態では、走行可能距離を表示することをも
って希望走行距離の走行が可能か否かの表示としてい
る。
部26により検出されたバッテリ10からモータ7に流
れる電流値に基づいて電池容量計算部33で演算された
電池残容量と、該電池残容量と記憶部34に記憶されて
いる当該電動スクータ固有の燃費情報と、モータ7の回
転数に基づいて走行距離演算部32により演算された走
行距離とに基づいて走行可能距離を演算する。ここで、
上記電池残容量,走行可能距離は上記情報表示部21に
表示され、ユーザはこれを視認することにより、希望走
行距離の走行が可能か否かを知ることができる。従っ
て、本実施形態では、走行可能距離を表示することをも
って希望走行距離の走行が可能か否かの表示としてい
る。
【0017】上記制限電流値計算部29は、上記燃費情
報とユーザが上記情報入力部20に入力した希望走行距
離と、上記走行可能距離演算部35により演算された走
行可能距離と、上記走行距離演算部32により演算され
た走行距離とが入力され、上記希望走行距離を走行する
場合に許容される最大電流値を演算する。
報とユーザが上記情報入力部20に入力した希望走行距
離と、上記走行可能距離演算部35により演算された走
行可能距離と、上記走行距離演算部32により演算され
た走行距離とが入力され、上記希望走行距離を走行する
場合に許容される最大電流値を演算する。
【0018】そして上記許容最大電流値及び開度検出部
24により検出された上記スロットル22の開度がモー
タ出力演算部30に入力され、該演算部30は上記許容
最大電流値の範囲内でスロットル開度に応じた指令電流
値を演算し、モータ駆動部31に出力する。このとき該
モータ出力演算部30からの指令電流値がスロットル開
度に応じた指令電流値以下に制限されている場合にはそ
の旨が上記情報表示部21に表示される。
24により検出された上記スロットル22の開度がモー
タ出力演算部30に入力され、該演算部30は上記許容
最大電流値の範囲内でスロットル開度に応じた指令電流
値を演算し、モータ駆動部31に出力する。このとき該
モータ出力演算部30からの指令電流値がスロットル開
度に応じた指令電流値以下に制限されている場合にはそ
の旨が上記情報表示部21に表示される。
【0019】次に、図3のフローチャートに基づいて本
実施形態装置の動作を説明する。まず、上記走行距離演
算部32によりモータ7の回転数に基づいて求められた
走行距離が読み込まれ、また、上記電流検出部26によ
り検出されたバッテリ10からモータへの電流値が読み
込まれ、このバッテリ電流値に基づいて上記電池容量計
算部33によりバッテリ10の残存容量が推定計算され
る(ステップS1〜S3)。
実施形態装置の動作を説明する。まず、上記走行距離演
算部32によりモータ7の回転数に基づいて求められた
走行距離が読み込まれ、また、上記電流検出部26によ
り検出されたバッテリ10からモータへの電流値が読み
込まれ、このバッテリ電流値に基づいて上記電池容量計
算部33によりバッテリ10の残存容量が推定計算され
る(ステップS1〜S3)。
【0020】次に、上記バッテリ10の残存容量と記憶
部34から読み込んだ燃費情報に基づいて走行可能距離
演算部34により現在のバッテリ残存容量で走行可能な
距離が計算される(ステップS4)。
部34から読み込んだ燃費情報に基づいて走行可能距離
演算部34により現在のバッテリ残存容量で走行可能な
距離が計算される(ステップS4)。
【0021】ここで、上記情報入力部20にユーザの希
望走行距離が入力されていれば(ステップS5)、上記
制限電流値計算部29により上記希望距離を走行できる
範囲内での最大のモータ電流値(許容最大電流値)が計
算される(ステップS6)。なお、上記ステップS5に
おいて希望走行距離の入力がない時は上記許容最大電流
値の計算は行なわれずに以下の処理に進む。
望走行距離が入力されていれば(ステップS5)、上記
制限電流値計算部29により上記希望距離を走行できる
範囲内での最大のモータ電流値(許容最大電流値)が計
算される(ステップS6)。なお、上記ステップS5に
おいて希望走行距離の入力がない時は上記許容最大電流
値の計算は行なわれずに以下の処理に進む。
【0022】そして、上記開度検出部24により検出さ
れたスロットル22の開度が読み込まれ(ステップS
7)、上記モータ出力演算部30により上記許容最大電
流値の範囲内で上記スロットル開度に応じたモータ指令
電流値が計算され(ステップS8)、該指令電流値の大
きさに応じて上記モータ駆動部31によりモータ7が駆
動される(ステップS9,10)。
れたスロットル22の開度が読み込まれ(ステップS
7)、上記モータ出力演算部30により上記許容最大電
流値の範囲内で上記スロットル開度に応じたモータ指令
電流値が計算され(ステップS8)、該指令電流値の大
きさに応じて上記モータ駆動部31によりモータ7が駆
動される(ステップS9,10)。
【0023】本実施形態では、現在のバッテリ残存容量
で走行可能な距離を上記表示部21に表示するようにし
たので、ユーザはこの走行可能距離と希望走行距離とを
比較することで該希望走行距離の走行が可能か否かを知
ることができ、これに応じてスロットル開度を制限する
等の調整が可能であり、走行中の不意のバッテリ切れを
防止することができる。
で走行可能な距離を上記表示部21に表示するようにし
たので、ユーザはこの走行可能距離と希望走行距離とを
比較することで該希望走行距離の走行が可能か否かを知
ることができ、これに応じてスロットル開度を制限する
等の調整が可能であり、走行中の不意のバッテリ切れを
防止することができる。
【0024】また、上記希望走行距離を走行することの
できる最大許容電流値を求め、該許容値の範囲内でスロ
ットル開度に応じたモータ指令電流値に制御するように
したので、つまりバッテリの残存量に応じてモータ出力
を制御するようにしたので、より一層確実に不意のバッ
テリ切れを防止できるとともに、モータ出力を希望走行
距離及びバッテリ残存容量に応じた範囲で最大のものに
でき、加速等の走行性能の低下を最小限に抑えることが
できる。
できる最大許容電流値を求め、該許容値の範囲内でスロ
ットル開度に応じたモータ指令電流値に制御するように
したので、つまりバッテリの残存量に応じてモータ出力
を制御するようにしたので、より一層確実に不意のバッ
テリ切れを防止できるとともに、モータ出力を希望走行
距離及びバッテリ残存容量に応じた範囲で最大のものに
でき、加速等の走行性能の低下を最小限に抑えることが
できる。
【図1】本発明の一実施形態による出力制御装置を備え
た電動スクータの側面図である。
た電動スクータの側面図である。
【図2】上記出力制御装置のブロック構成図である。
【図3】上記出力制御装置のフローチャート図である。
【図4】本発明のクレーム構成図である。
1 電動スクータ(電動車両) 15 出力制御装置 20 情報入力部(希望走行距離入力手段) 28 演算部(走行可能距離演算手段,表示制御手段,
走行制御手段)
走行制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 希望の走行距離を入力する希望走行距離
入力手段と、バッテリ残存容量及び燃費情報に基づいて
走行可能距離を求める走行可能距離演算手段と、上記希
望走行距離と走行可能距離とに基づいて希望走行距離の
走行が可能か否かを外部表示手段に表示させる表示制御
手段と、上記バッテリ残存容量及び燃費情報に基づいて
上記希望走行距離を走行することのできる許容最大電流
値を求め、スロットル開度に応じたモータ指令電流値を
上記許容最大電流値の範囲内に制限する走行制御手段と
を備えたことを特徴とする電動車両の出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9351302A JPH11187504A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 電動車両の出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9351302A JPH11187504A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 電動車両の出力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187504A true JPH11187504A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18416392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9351302A Pending JPH11187504A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 電動車両の出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11187504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150116248A (ko) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전기 자동차의 주행 제어 시스템 및 주행 제어 방법 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9351302A patent/JPH11187504A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150116248A (ko) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전기 자동차의 주행 제어 시스템 및 주행 제어 방법 |
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