JPH11187198A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11187198A
JPH11187198A JP9347818A JP34781897A JPH11187198A JP H11187198 A JPH11187198 A JP H11187198A JP 9347818 A JP9347818 A JP 9347818A JP 34781897 A JP34781897 A JP 34781897A JP H11187198 A JPH11187198 A JP H11187198A
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image
light
original
film
unit
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JP9347818A
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Atsuhiko Tanaka
篤彦 田中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像原稿から画像イメージを簡単な操作で迅
速かつ常に良好な状態で取り込むことのできる画像読込
装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取装置は、原稿( ネガフィルム)
を照明する照明光を発する照明手段(31)と、この照明手
段により照明された透過型原稿の画像を結像する光学手
段(22)と、原稿上の画像を電気的な画像信号に変換して
読み取る一次元撮像手段(23)と、原稿に対し撮像手段を
相対的に移動して走査を行う走査機構(4,5,)とを有する
装置本体において、この原稿上の画像部外に設けられた
孔部(111)に該照明光を入射させこの光を撮像手段の画
像結像領域部a以外に設けた光量測定領域部bへ導く光
測定用光路( 網掛け部:32,2,111) と、この光測定用光
路により撮像手段へ導かれた光を基に照明手段の特性変
化量を測定する光源測定手段(122,124) と、この光源測
定手段の出力結果に基づいて照明手段と撮像手段の出力
のうち少なくとも1つを調整する調整制御手段15(121,1
23) とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過性原稿を光学
的に読み込むフィルムスキャナ等の画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿の画像イメージを読み込むた
めの画像読取装置としては例えばイメージスキャナが代
表的なものであり、中でもフィルム原稿の画像を読み込
むためのフィルムスキャナの構造については現在まで種
々の提案がなされている。
【0003】一般にフィルムスキャナの原稿照明用の光
源としては、線光源の蛍光灯が多く使用されているが、
蛍光灯は通常、印加電圧や蛍光灯の壁面の温度に依存し
て発光量が大きく変動する。読取り時の原稿の色バラン
スや明るさは使用する照明光の時系列的な変動の影響を
受けるため、これが運用中の画質低下の原因になってし
まう。そのため蛍光灯の光量変動を補正する手段として
主に次の3つの方式が採用されていた。例えば第1に、
ヒーター及びファンを用いて蛍光灯の壁面の温度を安定
させる方式がある。第2に、蛍光灯の点灯後の径時変化
のデータを前もって機器本体のメモリに記憶しておき、
その補正データを用いて画像データの補正を行う方式も
ある。また第3に、蛍光灯近傍にフォトセンサを配置
し、このセンサが受光した蛍光灯の出力を用いて画像デ
ータを補正する方式がある。
【0004】しかしながら、第1の方式のように、画像
取込み期間中においてその蛍光灯の壁面温度を一定に保
つためには大掛かりな保温/冷却装置が必要となり、画
像読取装置自体の大型化及び複雑化を避けることはでき
難い。また第2の方式のように、蛍光灯の光量変化を前
もって機器本体に設けたメモリに記憶しておいて画像デ
ータを補正する方法では、機器本体の使用される環境や
経年変化を考慮することができず充分とは言えなかっ
た。さらに第3の方式のようなフォトセンサを用いた場
合であっても、センサと画像取込み用の撮像素子の特性
の違いから、充分に補正することはできなかった。
【0005】そこで上記方式の不具合を解決するその他
の提案として、特開平03−121658号公報に開示
された方式がある。すなわち、このフィルムスキャナに
おいては、フィルム原稿の画像イメージを撮像系で読み
取る前にそのフィルム原稿を一時退避させておき、蛍光
灯からの光を直接に撮像系のCCD等で取り込み、その
得られた画像データに基づいて撮像素子の補正を行って
から、再度フィルム原稿を本格的にセットして画像イメ
ージを読み取る方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
式では、画像を読み取る前にフィルム原稿を外した状態
で補正を行い、その後にフィルム原稿をセットするとい
う操作を行わなければならないので操作性に問題があ
る。また、補正をした後に長時間そのまま放置すると、
蛍光灯の色特性が変わってしまい、画像を取り込もうと
する時点で再度同じ補正操作をしなくてはならないた
め、運用面において動作シーケンスが複雑となり多くの
時間的損失が発生しがちである。
【0007】このように、従来提案されてきた方式はい
ずれも、運用上における不具合があり、従って根本的に
この不具合を解消する必要性が生ずるが、その不具合を
解決できるような画像読取装置の実現についての提案は
まだされていなかった。そこで本発明の目的は、画像原
稿から画像イメージを簡単な操作で迅速かつ常に良好な
状態(色特性)で取り込むことのできる画像読込装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の現状に鑑
みて成されたものであり、上記問題を解決し目的を達成
するために次のような手段を講じている。すなわち、 [1] 読み取られるべき画像を有する画像領域部とこ
の画像領域部外に設けられたパーフォレーション孔部と
を備えたフィルム原稿を照明するための照明光源と、こ
の照明光源により照明されたフィルム原稿の画像を結像
する光学手段と、この光学手段により結像された画像を
電気的な画像信号に変換して読み取る撮像手段と、上記
照明光源の照明光をフィルム原稿上のパーフォレーショ
ン孔部に入射させると共に、このパーフォレーション孔
部の通過光を前記光学手段を通じて前記撮像手段へ導く
光伝送手段と、を備えた画像読取装置を提供する。
【0009】また[2] 原稿を照明する照明光を発す
る照明手段と、この照明手段により照明された透過型原
稿の画像を結像する光学手段と、原稿上の画像を電気的
な画像信号に変換して読み取る一次元撮像手段と、原稿
に対してこの撮像手段を相対的に移動して走査を行う走
査機構とを有する画像読取装置であって、原稿上の画像
イメージが在る画像部の外に設けられた孔部に照明光を
入射させ、この照明光を撮像手段の画像結像領域部以外
に設けられた光量測定領域部へ導く光測定用光路と、こ
の光測定用光路により撮像手段へ導かれた照明光を基に
して照明手段の特性変化量を測定する光源測定手段と、
この光源測定手段の出力結果に基づき照明手段と撮像手
段の出力のうち少なくとも一方を調整する出力調整制御
手段とを備えた画像読取装置を提供する。 [3] 上記の光測定用光路に設けられ、撮像手段の光
量測定領域部へ到達する光量を調整する光量調節手段を
更に備えた[2]に記載の画像読取装置を提供する。
【0010】詳しくは、撮影レンズとラインタイプの撮
像素子と透過型原稿を保持するための原稿保持手段( ア
ダプタ) と、この透過原稿を撮像素子に対して反対側か
ら照明するための照明手段( 蛍光灯) とを有する画像読
取装置であって、この照明光が原稿を透過せずに撮影レ
ンズから撮像素子に入射するように光測定用の光路を設
ける。また、上記光路上は原稿のフィルムパーフォレー
ションに対応した位置に設けられ、上記光路には光量調
節手段( フィルタ) が設けられている。なお、この光量
調節手段の光透過率は例えばネガフィルムの光透過率と
同等に設定する。また、上記光路から入射する光線が撮
像素子上の画像取込み範囲外に入射させる。なお、ここ
で使用する透過型原稿が銀塩フィルム以外の磁気記録可
能なフィルム( IX240型フィルム等) である場合、
対応する位置に上記光路を2箇所を設け、更に磁気デー
タの読み書き用に磁気ヘッドを備えてもよい。またフィ
ルム長手方向を軸としてこの磁気ヘッドに対向する方向
に上記光路を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像読取装置につ
いての複数の実施形態例及びそれらの変形例を列挙して
詳しく説明する。 (第1実施形態例)図1には、本発明の第1実施形態例
としての画像読取装置の構造が示され、この画像撮像装
置本体はその一部を欠切して内部を見せている。またこ
の装置本体には後述するネガフィルム用アダプタ9を挿
入可能に形成したアダプタ開口部7が設けられている。
また、ここに挿入されるネガフィルム用アダプタ9と、
このアダプタ9にセットされるネガフィルム用のフィル
ムホルダ10が示されている。本第1実施形態例に係わ
る画像読取装置本体1は、図示しないフィルム原稿を照
明するための照明光源3と、この照明光源3により照明
された該フィルム原稿の画像を結像する撮像レンズ22
等の光学手段と、この光学手段により結像された画像イ
メージを電気的な画像信号に変換して読み取る図示しな
い撮像素子23等の撮像手段と、照明光源3からの照明
光を、フィルムのパーフォレーション孔部に入射させる
と共にこのパーフォレーション孔部の通過光を撮像レン
ズ22を介して撮像素子23へ導く経路を成した後述べ
る光伝送手段から構成されている。
【0012】画像読取装置の本体としての135型/I
X240型フィルム兼用スキャナの構成を図1に例示す
ると、装置本体1の内部には、フィルム原稿に対して撮
像手段を相対的に移動して走査を行う走査機構が設けら
れている。セットされたフィルムの画像を走査するため
に、駆動用リードシャフト4とガイドシャフト5によっ
て支持されている鏡枠2が有り、この鏡枠2には上記リ
ードシャフト4とガイドシャフト5に走査可能に支持さ
れるキャリッジ21と撮像レンズ22、さらには図示し
ない一次元のライン状の撮像素子が内蔵されている。
【0013】また、アダプタ開口部7と撮像開口部8を
挟んで鏡枠2の反対側には、照明3が鏡枠2と一体的に
配置されている。なお、ここで使用する照明3は蛍光灯
などの線光源であり、撮像素子に相対する位置に配置さ
れている。前述のようにアダプタ開口部7には、上方か
ら135型フィルム用アダプタ9もしくはIX240型
用アダプタ13を装填できるようになっている。その際
に、このアダプタ開口部7の下方中央側面には、上記フ
ィルム用アダプタ9又は13にも備わる電気的接点( 不
図示) との電気的接続を行う電気接点6が設けられてい
る。また、上記アダプタ9には、スリーブ上の135型
フィルムを挟み込みフィルムの平面性を向上するための
ネガホルダ10がスリット部91にセットできるように
作られている。
【0014】ここで、図2の参照によりネガフィルムホ
ルダ10およびフィルム11について説明する。図2は
ネガフィルムホルダ10に所定の規格の1枚のフィルム
スリーブをセットする状態を示していることがわかる。
図示の如く、ネガフィルムホルダ10は2枚の平板10
1a,101bを回動可能にヒンジ102で結合し、一
連のネガフィルム11を挟み込めるような構造に作ら
れ、これら2枚の平板にはスキャナ本体1にセットした
際に、コマの画像を読み取るための相似形のアパーチャ
103が形成されている。また、このフィルム11は1
35型規格の一連のフィルムスリーブであり、フィルム
原稿として6コマ分の読み取られるべき画像イメージを
有する画像領域部と、この画像領域部外、例えばフィル
ム上端部に長手方向に配列された多数のパーフォレーシ
ョン111の孔を備えている。
【0015】図3( a) には、ネガフィルムをセットし
た状態を横から見た状態を示し、( b) はこの1つの画
像を拡大して示している。図示の如く、アパーチャ10
3の上方には矩形の切欠き部104が形成されており、
ネガフィルム11をセットした状態ではその切欠き部1
04から2,3個の孔のパーフォレーション111が正
面から見える状態となる。
【0016】次に、図4を用いて撮像動作時の画像読取
装置本体の状態を光学的に説明する。図示の如く、フィ
ルム用アダプタ9に装填されたネガフィルムホルダ10
には透過原稿であるネガフィルム11が装置本体1の撮
像開口部を通る光軸にほぼ垂直になるように装填され、
この装置本体1における照明部3と鏡枠2に挟まれた範
囲に配置されている。画像読取装置本体1はさらに次の
ように構成されている。すなわち、撮像開口部8に対面
して光軸にセットされたフィルム11のパーフォレーシ
ョン111孔部に照明手段からの照明光を入射させ、こ
の光を鏡枠2の内部後壁に配された撮像素子23のうち
画像結像領域部( 範囲aに対応する素子) 以外に設けら
れた光量測定領域部( 範囲bに対応する素子) へ導く光
測定用光路(図中、網掛け部)を形成するように有して
いる。
【0017】さらに、上記光量測定領域部の出力結果に
基づいて、蛍光灯31と撮像素子23の出力のうち少な
くとも一方を調整する出力調整制御手段を、装置本体底
部に搭載した回路基板15中の制御用ICチップに備え
ている。
【0018】照明3内の蛍光灯31からの光はネガフィ
ルム11を透過し鏡枠2に入射する。鏡枠2に入射した
光は撮影レンズ22を通り、撮像素子23にネガフィル
ム11の映像が結像される。撮像素子23にはaの範囲
に画像が映し出される。また画像の範囲外では蛍光灯3
1の光がパーフォレーション111、ネガホルダ10の
切欠き部104を通り抜け、撮像レンズに入射し、撮像
素子23上のbで示す範囲に結像される。前述の光測定
用光路(網掛け部)に対応する撮像素子23上の範囲b
に投影される光線を用いて、蛍光灯31の光量変化に対
する撮像系の補正処理を後述する方法によって行うこと
ができる。また、パーフォレーション111を通過する
光線のこの光路上には、撮像素子23のオーバーフロー
防止のためにNDフィルタ32が照明部3の開口部上部
に配置されて、一部の光を透過している。このNDフィ
ルタ32の透過率は、ネガフィルムのベースの透過率と
同等または近似して設定されている。
【0019】続いて、図5および図6を参照し、本発明
の画像読取装置における照明の光量もしくは画像出力の
補正方法についてブロックフロー図に従って説明する。
図5には生産時の画像信号が流れる構成要素の順序を示
しており、図6には補正処理時の画像信号が流れる構成
要素の順序を示している。すなわち、生産時において、
まず最初に読込み画像の色の調整をRGBそれぞれにつ
いてゲインアンプ121で行う。その後、蛍光灯31の
直接光を入射し、その出力のRGB各々のレベルについ
てA/D変換器122にてデジタル値に変換する。この
製造時におけるデジタル値は、装置本体1の回路基板1
5中にある例えばEEPROM等の不揮発性メモリ12
3に記憶保持しておく。この様に製造された画像読取装
置本体内に記憶されたデジタル値は、装置本体がユーザ
によって実際に使用されるときに補正のため参照され
る。すなわち、補正時においては、範囲b(図4参照)
の部分画像データ(即ち、蛍光灯からの直接光)を用い
る。まず最初に、撮像素子23から得られる画像データ
の信号をゲインアンプ121に通し、更にA/D変換器
122によってその時点の検出値をデジタル値に変換す
る。これによりCPU124はこの運用時点でのRGB
各々のデジタル値のレベルが明らかになる。そこでこの
時点における信号レベルと、先に予め不揮発性メモリ1
23に記憶保持しておいた調整時の信号レベルを参照・
比較して、それぞれR・G・BについてCPU124が
比較演算を行う。もし、現時点での信号レベルが調整時
のものより低い場合は、CPU124はゲイン値をゲイ
ンアンプ121に送ってゲインアンプ121のレベルを
上げ、一方、このレベルが高い場合は同様にゲインアン
プ121のレベルを下げるように出力調整制御を行う。
従って、このような制御をR・G・B各々に対して行う
ことにより、画像読取装置本体での画像の色バランス及
び明るさの正確な補正がリアルタイムに可能となる。ま
た、照明光の明るさ調整および、撮像素子23への積分
値を供給して積分時間を調整することによって出力調整
制御することでも、補正が可能である。
【0020】「色補正」を行う際には、図7に示すフロ
ーチャートの手順で行われる。135型フィルムの場
合、パーフォレーションの位置がフィルムによつて異な
るため、1回「プレビュースキャン」を行う。すなわ
ち、所望するフィルムを装置本体にアダプタおよびホル
ダを介してセットし(S10)、ここで予めプレビュー
スキャンを行い(S20)、得られたプレビュー画像の
データから当該パーフォレーションの画像だけを抽出す
る(S30)。次に、前述したように装置本体はA/D
変換を行い(S40)、得られたパーフォレーションの
画像に関する信号レベルの比較を、予めメモリ内に記憶
保持しておいた製造調整時の信号レベルと行い(S5
0)、前述同様にして算出されたゲイン値に基づいてゲ
インアンプの調整を行う(S60)。そしてパーフォレ
ーションの画像を基にした一連の補正処理を終了する。
【0021】(作用効果1)このように、図1〜図7で
例示の本発明の第1実施形態例によれば、特に135型
のスリーブフィルムの原稿を読み取る場合は、フィルム
原稿を機器本体から取り外すことなく簡単・迅速に画像
の色/明るさに関する補正が可能となる。
【0022】よって、光源としての蛍光灯の経年変化の
みならず、連続使用時の初期との変化も適宜補正するこ
とができ、この結果、従来の方式のような補正のための
煩わしい操作を行わずに、常に正確・忠実な色調/明る
さの画像イメージを得ることができる。また、運用上に
おいて何ら意識する必要なく迅速かつ容易に使用できる
という利点も有している。
【0023】(変形例1)なお、本第1実施形態例に例
示した撮像手段は、原稿上の画像イメージを所定の線状
単位で電気的な画像信号に変換して読み取る一次元の撮
像素子でもよいし、平面的に読み取ることができる二次
元の撮像素子でもよい。また、例示した形態は、使用す
る画像原稿を有する媒体の種類に基づいて種々に変形実
施できる。例えば、媒体の材質、コマのサイズの大小、
パーフォレーション配列の位置、およびネガ/ポジの
別、その他に対応して適合するようにアダプタまたは原
稿ホルダ等を変形実施して用いることで、装置本体をそ
のままの構成で運用できる。
【0024】(第2実施形態例)続いて、図8〜図11
を参照しながら、例えばIX240型フィルムカートリ
ッジをそのまま装填して使用できる第2の実施形態例と
しての画像読取装置について説明する。本例のような画
像読取装置の構成は、カートリッジ内に格納されたフィ
ルムから直接読み込むような用途に適するように構成さ
れている。図8に本例のフィルムスキャナのIX240
型用アダプタ13の斜視図を示す。カートリッジ装填口
131に矢印の如くIX240型カートリッジ14を装
填し、リッド132を閉めると、図示しないフィルム給
送用モータ及び給送用駆動系機構によってこのカートリ
ッジ14内のフィルムがアダプタ13内に自動給送され
るような構成になっている。そしてフィルム給送後には
アパーチャ133に撮像コマ143の1コマ目が自動的
に停止するように、図示しない制御回路で制御されてい
る。なお、この自動給送動作に必要とされる電源や別な
コマにフィルムを送る命令信号等の制御信号は、本体側
の電気接点6(図1)とそれに対応する図示しないアダ
プタ側の接点により電気的に接続され、それら制御信号
の授受および駆動系の動作のための電源供給が行われ
る。
【0025】このアダプタ13の中央部には、1コマに
対応する広さのアパーチャ133とその下部の両側に矩
形の開口部134がそれぞれ1個づつ所定間隔に設けら
れている。
【0026】ここで使用する、図9に示すIX240型
カートリッジフィルム14のパーフォレーション142
の配列位置について説明すると、IX240型カートリ
ッジフィルム14は図示のようなカートリッジ14の外
に引き出された状態では、各撮像コマ143の下方の略
両端部に1個づつ矩形のパーフォレーション142が上
記同等の間隔で開口されている。
【0027】図10には、上記のようなIX240型カ
ートリッジフィルム14の1つの撮影コマ143が、ア
ダプタ13(図8)に形成されたアパーチャ133に合
致して停止した状態が示されている。図示の如く、この
アパーチャ133の下方両端には開口部134が配設さ
れている。そして、この撮像コマ143がアパーチャ1
33の位置に停止した状態では、パーフォレーション1
42は開口部134の対応する位置に正確に一致して透
視可能に配置構成されていることがわかる。また、副走
査機能を有する鏡枠2がフィルム画像のどちらの端に存
在しても、開口部134が両端に2つ設けられているこ
とにより、それらのうちの近い方の開口部を用いること
で、補正処理にかかる時間を短縮することができる。
【0028】次に、図11を用いて本第2実施形態例で
のフィルムスキャナの撮像時の状態について説明する。
IX240型アダプタ13に装填された透過原稿である
フィルム141は、照明3と鏡枠2に挟まれる形態にセ
ットされるアダプタ13により給送される。所望のコマ
の位置で停止したとき、照明3からの光はフィルム14
1を透過して鏡枠2に入射し、レンズ22を介して撮像
素子23に結像する。このとき当該コマの画像イメージ
は撮像素子23上の範囲cに映し出される。一方、この
画像の範囲外であるパーフォレーション142の範囲を
通る光線は蛍光灯31からパーフォレーション142を
通過して鏡枠2に入射し、レンズ22を介して撮像素子
23のdの範囲に映し出される。光測定用光路(網掛け
の光線)に対応するこの撮像素子上の範囲dに投影され
る光線は、フィルムを透過していない直接的な蛍光灯光
であるため、この光線を用いて蛍光灯31の光量変化に
対する撮像系の補正を行うことができる。なお、ここで
の補正のための信号処理に関しては前述した第1実施形
態例と同等である。また第1実施形態例と同様に、パー
フォレーションを通過する光線のこの光路上の照明部側
には、オーバーフロー防止用のNDフィルタ32が配置
されている。
【0029】また、IX240型フィルムには通常、磁
気データを記録できる記録領域が長手方向にトラック状
に配列されているので、本例のIX240型アダプタ1
3内には図11に示すパーフォレーション142が配列
された反対側にフィルムに対応する、フィルム給送方向
に垂直に対面した位置に磁気ヘッド135が配置されて
いる。なお、上述したフィルムスキャナで読み取る場合
の補正方法は、前述した図5、図6および図7に示すも
のと基本的に同等な原理と方法手順で行えるので、その
説明は省略する。
【0030】(作用効果2)このように、本発明の第2
実施形態例のフィルムスキャナの以上の構成によれば、
この構成は、IX240型フィルムのようなカートリッ
ジ内蔵フィルムに適することがわかる。そして、IX2
40型カートリッジフィルムの原稿を読み取る場合に
は、補正のためにあえてフィルム原稿カートリッジ内に
一旦巻き上げることなく、アパーチャの開口部にどの撮
影コマが位置している状態であっても簡単・迅速に所望
の画像の色/明るさ補正が可能となり、常に安定した正
しく補正された画像イメージが得られる。
【0031】(変形例2)なお、本例に示した構成はこ
のまま135型のフィルムにも応用可能である。勿論、
パーフォレーションの配列形態が異なるに伴なって、ア
ダプタ、ホルダおよび装置本体の配置設計の変形は必要
となる。
【0032】(第3実施形態例)また同様に、図12に
は本発明の第3実施形態例に係わる画像読取装置の例を
示している。本例の画像読取装置の特徴は、線光源であ
る蛍光灯31からの光を採取する手段としてライトガイ
ド33を更に備えた構成にある。詳しくは、IX240
型アダプタ13に装填された透過原稿であるフィルム1
41は同様に、アダプタを介して照明3と鏡枠2に挟ま
れる形態で配置され、照明3からの光がこのフィルム1
41を透過して鏡枠2に入射し、レンズ22を介して撮
像素子23に結像する。この撮像素子23上には範囲c
にフィルムの画像イメージが映し出される。
【0033】また照明3には、蛍光灯31の略中央部背
面から画像の範囲外であるパーフォレーション142の
範囲を通る光線の位置に、蛍光灯31の中央またはその
近傍からの光を導くためのライトガイド33の一端が蛍
光灯31の表面から間隔eの位置に図示の如く配置され
ている。このライトガイド33からの光線はパーフォレ
ーション142を通過し鏡枠2に入射し、撮像素子23
の範囲dに映し出される。この光測定用光路(網掛け部
分)に対応する撮像素子23上の範囲dに投影される光
線は、フィルムを透過していないライトガイド33から
の蛍光灯光である故、この光線を用いて蛍光灯31の光
量に対する撮像系の補正を行うことができる。
【0034】さらに、第1実施形態例と同様にパーフォ
レーション142を通過する光線の光路上にはオーバー
フロー防止用のNDフィルタ32が配置されている。な
お、補正のため信号処理に関しては前述した第1実施形
態例と同等であるのでその説明は省略する。
【0035】(作用効果3)このように、本第3実施形
態例の画像読取装置によれば、蛍光灯の中央近傍からN
Dフィルタに至るような新たな光伝送経路としてのライ
トガイドが例えば光ファイバを利用して設けられた構成
とすることで、この蛍光灯の端の光線でなく実際に画像
取り込みに使用する中央またはその近傍の照明光を採取
することで、色/明るさのより正確な補正が可能とな
る。また、このライトガイドが光ファイバのような形成
容易な部材で構成されることにより、自在に装置内を取
り回せるので、光学的要素の配置に関する設計の自由度
が増大する。
【0036】(変形例3)なお、オーバーフロー防止用
としてのNDフィルタ32の代わりに、蛍光灯31とラ
イトガイド33との間隔eを選択的に増減するように構
成してもよい。また、ライトガイド33の先端が蛍光灯
の任意な位置に移動できるように構成してもよい。この
ように相対位置を変更して、補正のため採取する光量自
体を調節することも可能であると共に、ライトガイド3
3の径や材質、色により明るさの減衰量等も調整でき
る。なお、この構成は同様にこのまま135型フィルム
にも使用可能である。
【0037】(その他の変形例)本発明は前述した各実
施形態例の他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。例えば、例示した画像読取
装置本体およびこれに係わる各部位の形状・寸法ならび
に材質等は、必要に応じて種々の変更が可能であると共
に、他の構成要素との適宜な組合せも可能である。ま
た、本発明における画像読取装置と従来技術との組合せ
や使用する画像媒体は、例示のものに限らず適用できる
ように変形して実施可能である。
【0038】以上、複数の実施形態例を列挙して本発明
の要旨を説明したが、本明細書中には次の発明が含まれ
ていることがわかる。すなわち、 [1] 読み取られるべき画像を有する画像領域部とこ
の画像領域部外に設けられたパーフォレーション孔部と
を備えたフィルム原稿を照明するための照明光源と、前
記照明光源により照明されたフィルム原稿の画像を結像
する光学手段と、前記光学手段により結像された画像を
電気的な画像信号に変換して読み取る撮像手段と、前記
照明光源の照明光を、フィルム原稿上の前記パーフォレ
ーション孔部に入射させると共に、このパーフォレーシ
ョン孔部の通過光を前記光学手段を通じて前記撮像手段
へ導く光伝送手段と、を具備することを特徴とする画像
読取装置。
【0039】[2] 原稿を照明する照明光を発する照
明手段と、この照明手段により照明された透過型原稿の
画像を結像する光学手段と、該原稿上の画像を電気的な
画像信号に変換して読み取る一次元撮像手段と、該原稿
に対して前記撮像手段を相対的に移動して走査を行う走
査機構とを有する画像読取装置において、該原稿上の画
像イメージが在る画像部の外に設けられた孔部に該照明
光を入射させ、この照明光を前記撮像手段の画像結像領
域部以外に設けられた光量測定領域部へ導く光測定用光
路と、前記光測定用光路により前記撮像手段へ導かれた
照明光を基に、前記照明手段の特性変化量を測定する光
源測定手段と、前記光源測定手段の出力結果に基づい
て、前記照明手段と前記撮像手段の出力のうち少なくと
も一方を調整する出力調整制御手段と、を具備すること
を特徴とする画像読取装置。 [3] 前記光測定用光路に設けられ、前記撮像手段の
前記光量測定領域部へ到達する光量を調整する光量調節
手段を更に具備することを特徴とする[2]に記載の画
像読取装置。
【0040】また、次なる発明も本明細書中には含まれ
ている。 (1) 撮影レンズと、ラインタイプの撮像素子と、透
過型原稿を保持するための原稿保持手段と、該透過型原
稿を上記撮像素子に対して対向する側から照明する照明
手段と、この照明手段により照明された透過型原稿の画
像を結像する光学手段と、を有する画像読取装置におい
て、該照明光の一部を該透過型原稿に設けられたパーフ
ォレーション孔を通過させて、上記撮像素子に入射させ
る光路を具備することを特徴とする画像読取装置。
【0041】(2) 上記光路から上記撮像素子に入射
した光の光量を測定して測定値を出力する光量測定手段
と、上記測定値に基づいて、撮像信号の増幅率、照明の
光量又は撮像素子の積分時間を変更可能とする調整手段
と、を具備することを特徴とする(1)記載の画像読取
装置。 (3) 上記光路中に上記撮像素子に入射する光量を補
正する光量補正手段を更に具備することを特徴とする
(1)記載の画像読取装置。 (4) 上記透過型原稿は、現像済みの銀塩フィルムで
あって、上記光量補正手段の光透過率は、該フィルムの
光透過率と略同等に設定されることを特徴とする(1)
に記載の画像読取装置。 (5) 上記透過型原稿のパーフォレーション孔に入射
した光は、上記撮像素子の画像読取用範囲外に入射する
ことを特徴とする(1)記載の画像読取装置。
【0042】(6) 上記透過型原稿は、1つの画面に
つき2つのパーフォレーション孔を有するフィルムであ
ることを特徴とする(1)記載の画像読取装置。 (7) 上記照明手段の所定位置の光を、上記パーフォ
レーション孔に導く光伝送ガイド部材を配設することを
特徴とする(1)記載の画像読取装置。 (8) 上記透過型原稿は、上記原稿の幅方向の一端近
傍側の面上に磁気記録部を有する透過型フィルムであ
り、上記画像読取装置は、上記磁気記録部に記録された
磁気情報を読み取る磁気ヘッドと、該原稿の幅方向の他
端近傍側の面上にパーフォレーション孔を有しているこ
とを特徴とする(1)記載の画像読取装置。
【0043】(9) 原稿を照明する照明手段と、この
照明手段により照明された透過型原稿の画像を結像する
光学手段と、該原稿上の画像を電気的な画像信号に変換
して読み取る一次元撮像手段と、該原稿に対して上記撮
像手段を相対的に移動して走査を行う走査機構とを有す
る画像読取装置において、該原稿上の画像部外に規則的
に設けられた孔部に該照明光が入射し、この光を上記光
学を介して上記撮像手段へ導く光伝送路を具備すること
を特徴とする画像読取装置。 (10) 原稿を照明する照明光を発する照明手段と、
この照明手段により照明された透過型原稿の画像を結像
する光学手段と、該原稿上の画像を電気的な画像信号に
変換して読み取る一次元または二次元の撮像手段と、該
原稿に対して上記撮像手段を相対的に移動して走査する
走査機構を有する画像読取装置において、該原稿上の画
像部外に規則的に設けられた孔部に該照明光を入射さ
せ、この光を上記撮像手段へ導く光伝送手段と、上記光
伝送手段により上記撮像手段へ導かれた光を基に、上記
照明手段の特性変化量を測定する光源測定手段と、上記
光源測定手段の出力結果に基づいて、上記照明手段が発
する照明光の光量、上記撮像手段の積分時間又は上記撮
像手段の撮像信号の増幅率のうちの少なくとも1つを変
更可能とする調整制御手段と、を具備することを特徴と
する画像読取装置。
【0044】(11) フィルム上の画像を読み取り、
デジタル信号に変換する画像読取装置において、読み取
られるべき画像を有する画像領域部と、この画像領域部
外に設けられたパーフォレーション孔部とを備えたフィ
ルム原稿を保持可能であって、上記画像領域部及びパー
フォレーション孔部を露呈した開口を有するフィルム保
持アダプタと、上記フィルム保持アダプタを上記画像読
取装置本体に対し着脱可能とする着脱手段と、上記フィ
ルム原稿を照明する照明光源と、上記照明光源により照
明されたフィルム原稿の画像領域部の画像を結像する光
学手段と、上記光学手段により結像された画像を電気的
な画像信号に変換して読み取る撮像領域部をもつ撮像手
段と、上記照明光源の照明光を、フィルム上の該パーフ
ォレーション孔部に入射させると共に、このパーフォレ
ーション孔部の通過光を上記光学手段を通じて上記撮像
手段へ導く光伝送手段と、を具備することを特徴とする
画像読取装置。
【0045】更にまた、次なる発明も含んでいる。 (a) 撮影レンズと、ラインタイプの撮像素子と、透
過型原稿を保持するための原稿保持手段と、この透過原
稿を撮像素子に対して反対側から照明するための照明手
段とを有する画像読取装置において、原稿は135型フ
ィルムであり、照明光はフィルムパーフォレーションを
通り、撮像素子に入射する光路を設けたことを特徴とす
る画像読取装置。 (b) 光路から撮像素子に入射した光の光量を測定す
る手段と、上記測定値に基づいて撮像信号の増幅率で照
明の光量又は、撮像素子の積分時間を変更可能とする調
整手段を設けた(a)記載の画像読取装置。 (c) 上記光路上に光量調節手段を設けたことを特徴
とする(a)記載の画像読取装置。 (d) 上記光量調節手段の光線透過率がネガフィルム
の光線透過率と同等であることを特徴とする(a)記載
の画像読取装置。 (e) 上記光路から入射する光線が撮像素子上の画像
取込み範囲外に入射することを特徴とする(a)記載の
画像読取装置。 (f) 透過型原稿がIX240型フィルムであり、上
記光路を2箇所設けたことを特徴とする(a)記載の画
像読取装置。 (g) 照明の略中央の光線を上記光路上に導くライト
ガイドを設けたことを特徴とする(a)記載の画像読取
装置。 (h) 透過型原稿がIX240型フィルムであり、磁
気データ読み書き用の磁気ヘッドと、フィルム長手方向
を軸として当該磁気ヘッドに対向する方向に上記光路を
設けたことを特徴とする(a)記載の画像読取装置。
【0046】
【発明の効果】以上、複数の実施形態例および変形例に
従って説明の如く、本発明の画像読取装置によれば、画
像取り込み機器の照明として一般的に用いられている蛍
光灯の径時変化や温度特性による明るさや色バランスの
変化を、原稿を機器本体から取り外すことなく簡単に補
正することが可能となる。よって、画像原稿から画像イ
メージを簡単な操作で迅速かつ常に良好な状態で取り込
むことのできる画像読込装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例としての画像撮像装
置の一部欠切して内部を見せる装置本体と、これにセッ
トされるネガフィルム用のフィルムアダプタの構成を示
す斜視図。
【図2】 同じく上記フィルムアダプタに挿入され読取
り対象のネガフィルムを保持するフィルムホルダを示す
斜視図。
【図3】 上記ネガフィルムを保持したフィルムホルダ
を示し、( a) は、フィルムホルダの一部を拡大して示
す斜視図、( b) は、フィルムホルダの一部を拡大して
示す正面図。
【図4】 本発明の第1実施形態例の画像撮像装置の機
能構造を光学的に示す概念図。
【図5】 本発明の実施形態例の画像撮像装置の生産時
の画像信号の処理される流れを示すブロック図。
【図6】 同じく画像撮像装置の補正時の画像信号の処
理される流れを示すブロック図。
【図7】 本発明の実施形態例における色補正方法の手
順を示すフローチャート。
【図8】 本発明の第2実施形態例としての画像撮像装
置のIX240型アダプタの構成を示す斜視図。
【図9】 同じく読取り対象のIX240型カートリッ
ジフィルムを示す斜視図。
【図10】 同じく第2実施形態例のアパーチャにおい
て得られる画像を示す平面図。
【図11】 本発明の第21実施形態例の画像撮像装置
の機能構造を光学的に示す概念図。
【図12】 本発明の第3実施形態例の画像撮像装置の
機能構造を光学的に示す概念図。
【符号の説明】
1…画像読取装置(フィルムスキャナ本体)、 2…鏡枠、 3…照明部、 4…リードシャフト(駆動機構)、 5…ガイドシャフト(駆動機構)、 6…電気接点、 7…アダプタ開口部、 8…撮像開口部、 9…フィルム用アダプタ(135型/IX240型フィ
ルム兼用)、 10…ネガフィルムホルダ(135型フィルム用)、 11…ネガフィルム(135型フィルム)、 13…IX240型アダプタ(IX240型フィルムカ
ートリッジ専用)、 14…IX240型フィルムカートリッジ、 15…回路基板、 21…キャリッジ、 22…撮像レンズ、 23…撮像素子、 31…蛍光灯、 32…NDフィルタ、 33…ライトガイド、 91…スリット部、 102…ヒンジ、 103…アパーチャ、 104…切欠き部、 111,142…パーフォレーション、 121…ゲインアンプ、 122…A/D変換器、 123…不揮発性メモリ、 124…CPU、 131…カートリッジ装填口、 132…リッド、 133…アパーチャ、 134…開口部、 135…磁気ヘッド、 141…IX240型フィルム(透過型原稿)、 143…撮像コマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取られるべき画像を有する画像領域
    部とこの画像領域部外に設けられたパーフォレーション
    孔部とを備えたフィルム原稿を照明するための照明光源
    と、 前記照明光源により照明されたフィルム原稿の画像を結
    像する光学手段と、 前記光学手段により結像された画像を電気的な画像信号
    に変換して読み取る撮像手段と、 前記照明光源の照明光を、該フィルム原稿上の前記パー
    フォレーション孔部に入射させると共に、このパーフォ
    レーション孔部の通過光を前記光学手段を通じて前記撮
    像手段へ導く光伝送手段と、 を具備することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿を照明する照明光を発する照明手段
    と、この照明手段により照明された透過型原稿の画像を
    結像する光学手段と、該原稿上の画像を電気的な画像信
    号に変換して読み取る一次元撮像手段と、該原稿に対し
    て前記撮像手段を相対的に移動して走査を行う走査機構
    とを有する画像読取装置において、 該原稿上の画像イメージが在る画像部の外に設けられた
    孔部に該照明光を入射させ、この照明光を前記撮像手段
    の画像結像領域部以外に設けられた光量測定領域部へ導
    く光測定用光路と、 前記光測定用光路により前記撮像手段へ導かれた照明光
    を基に、前記照明手段の特性変化量を測定する光源測定
    手段と、 前記光源測定手段の出力結果に基づいて、前記照明手段
    と前記撮像手段の出力のうち少なくとも一方を調整する
    出力調整制御手段と、 を具備することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光測定用光路に設けられ、前記撮像
    手段の前記光量測定領域部へ到達する光量を調整する光
    量調節手段を更に具備することを特徴とする、請求項2
    に記載の画像読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650443B1 (en) 1999-07-30 2003-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for reading image, and computer-readable storage medium storing image processing program
US8259364B2 (en) 2007-02-26 2012-09-04 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor

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US6650443B1 (en) 1999-07-30 2003-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for reading image, and computer-readable storage medium storing image processing program
US8259364B2 (en) 2007-02-26 2012-09-04 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor
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