JPH11185415A - ディスクドライブの記録ヘッド支持用サスペンション - Google Patents

ディスクドライブの記録ヘッド支持用サスペンション

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Publication number
JPH11185415A
JPH11185415A JP34920197A JP34920197A JPH11185415A JP H11185415 A JPH11185415 A JP H11185415A JP 34920197 A JP34920197 A JP 34920197A JP 34920197 A JP34920197 A JP 34920197A JP H11185415 A JPH11185415 A JP H11185415A
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JP
Japan
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suspension
spring portion
viscoelastic body
spring
recording head
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Application number
JP34920197A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Takashi Yamada
孝 山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の周波数の衝撃に対して跳躍を抑制で
き、高い耐衝撃性が得られるディスクドライブの記録ヘ
ッド支持用サスペンションを提供する。 【解決手段】 サスペンション10Aは、マウント部2
0A、スプリング部30A、ロードビーム40A、及び
ジンバル50Aを有する。そして、スプリング部30A
には、粘弾性体60A及び拘束板70Aが装着されてい
る。粘弾性体60Aは、スプリング部30Aに作用する
振動エネルギをずり変形により熱エネルギに変換して、
スプリング部30Aの曲げモードを減衰する。また、拘
束板70Aは、粘弾性体60Aをより大きくずり変形さ
せる。このような構成により、衝撃によるスプリング部
30Aの曲げモードを減衰し、スプリング部30Aの共
振を抑制するとともに、また、スプリング部自体が高速
に変形しにくくし、全般的な耐衝撃性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、各種情
報処理装置に設けられる大容量記億装置としてのディス
クドライブ、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、光
ディスク等のディスクドライブにおいて、記録ヘッド駆
動用のアクチュエータに用いられる記録ヘッド支持用サ
スペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクドライブの一例として、
ハードディスク装置の構成について簡単に説明する。図
8は、ハードディスク装置100の内部構成を示す概略
斜視図であり、トップカバーを取り外した状態を示して
いる。このハードディスク装置100は、主要な機械要
素として、シャーシ110と、このシャーシ110上に
設置される回動型ヘッドアクチュエータ(以下、単にア
クチュエータという)120と、ディスク130が装着
されたスピンドルモータ140とを有する。
【0003】図9は、アクチュエータ120の構成を示
す概略斜視図である。アクチュエータ120は、駆動マ
グネット150及びヨーク160からなる磁気回路であ
る固定部170と、コイル180、ピボット190、ア
ーム200、及びサスペンション10からなる可動部2
10とにより構成されている。アクチュエータ120の
可動部210は、コイル180に通電することにより矢
印Aに示す方向に回動することができる。
【0004】図10は、サスペンション10の構成を示
す概略斜視図である。このサスペンション10は、ヘッ
ドの取り付けられた浮上ヘッドスライダ(以下、スライ
ダという)をディスクに押し付けるバネの役割を果たし
ている。サスペンション10は、アーム200に取り付
けるためのマウント部20と、バネの役割を果たすスプ
リング部30と、スライダを保持するジンバル50と、
ジンバル50を支持したロードビーム40の4つの構成
要素に分けることができる。
【0005】ハードディスク装置用のサスペンション1
0では、スプリング部30とロードビーム40を一体の
板金で作成し、マウント部20及びジンバル50は、別
部品で作成し、レーザ等のスポット溶接で一体化した構
成が一般的である。そして、スプリング部30及びロー
ドビーム40の材質としては、板厚tが0.06mm〜
0.08mm程度のバネ用ステンレス鋼板が使用される
ことが多い。また、マウント部20には、板厚tが0.
3程度のステンレス鋼板が使用されることが多い。さら
に、ジンバル50には、板厚tが0.02〜t0.03
程度のバネ用ステンレス鋼板が使用されることが多い。
【0006】また、ロードビーム40は剛体であること
が望ましいので、剛性向上のため、側面にリブ230が
設けられている。そのためロードビーム40はほとんど
弾性変型せず、スライダを押し付けるバネ力は、スプリ
ング部30の弾性変型によってのみ決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年では、ハ
ードディスク装置の小型化が進み、携帯型情報処理装置
にも搭載されている。携帯型情報処理装置は、その性格
上、床上に落下したり、壁の角にぶつけるなどで、瞬間
的な加速度、すなわち衝撃を受けやすい。そのため、内
蔵されるハードディスク装置も同様な衝撃を受けてしま
う。
【0008】図11(A)〜(C)は、衝撃を受けたハ
ードディスク装置内のサスペンションの挙動を示す説明
図である。図11(A)は、ハードディスクが衝撃を受
ける前のスライダ220、サスペンション10とディス
ク130の位置関係を示している。また、図11(B)
は、ハードディスク装置に矢印B方向に強い衝撃加速度
を受けた時のスライダ220、サスペンション10とデ
ィスク130の位置関係を示している。
【0009】受けた衝撃が強く、ハードディスク装置内
のサスペンション10にかかる慣性力がサスペンション
10のスプリング部30のバネ力を上回ってしまうと、
図示のように、サスペンション10は矢印C1方向に変
位し、スライダ220が跳躍してしまうことが知られて
いる。そして、跳躍したスライダ220は、その後、図
11(C)に示すように、矢印C2方向に変位し、ディ
スク130にたたきつけられ、この結果、ディスク13
0を傷つけてしまうことがある。
【0010】そのため、携帯型情報処理装置に使用され
るようなハードディスク装置では、耐衝撃性を高めるた
めに以下のような手法をとることが多い。 (1)サスペンション10及びスライダ220を軽く
し、慣性力を少なくする。 (2)サスペンション10のスプリング部30のバネ力
を強くする。 ところが、サスペンションは、スプリング部の曲げモー
ドの半固有周期の印加時間をもつ衝撃を受けたときに共
振し、弱い加速度でも跳躍してしまう(特願平9−22
3759号、特願平9−194182参照)。
【0011】そのため、通常なら問題ない程度の衝撃加
速度を受けても、その印加時間によってはディスクに傷
が付いてしまうという問題があった。すなわち、サスペ
ンションは、ある特定の周波数成分をもった衝撃に対
し、特に弱いという問題があった。
【0012】そこで本発明の目的は、種々の周波数の衝
撃に対して跳躍を抑制でき、高い耐衝撃性を得ることが
できるディスクドライブの記録ヘッド支持用サスペンシ
ョンを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、先端部に記録ヘッドが取り付けられるととも
に、基端部がディスクドライブ内に設置されたアームに
支持され、ディスクドライブ内で回転駆動される記録デ
ィスクに対し、前記記録ヘッドを押し付ける記録ヘッド
支持用サスペンションにおいて、前記アームに取り付け
られるマウント部と、前記記録ヘッドが取り付けられる
ジンバルと、前記ジンバル部を支持したロードビーム
と、前記マウント部とロードビームとの間に連設され、
前記記録ヘッドに押し付け力を付与する板バネ状のスプ
リング部とを有し、前記スプリング部に粘弾性体を装着
したことを特徴とする。
【0014】本発明の記録ヘッド支持用サスペンション
において、外部から衝撃が印加された場合、通常は、ス
プリング部のバネ力によって記録ヘッドを保持したスラ
イダの跳躍を抑制することができる。また、スプリング
部の曲げモードの半固有周期の印加時間をもつ衝撃を受
けた場合、この衝撃によるスプリング部の共振が、スプ
リング部に装着した粘弾性体による減衰作用によって抑
制され、記録ヘッドを保持したスライダの跳躍を抑制す
ることができる。したがって、記録ヘッドを保持したス
ライダが、特定周波数の衝撃に特に反応して跳躍するの
を抑制でき、種々の衝撃に対して安定した耐衝撃性を得
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録ヘッド支
持用サスペンションの実施の形態について説明する。な
お、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具体
例に関するものであるため、技術的に好ましい種々の限
定を付しているが、本発明の範囲は、以下の説明におい
て得に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの
形態に限られるものではない。また、以下の実施の形態
の説明は、ハードディスク装置への適用を前提としてい
るが、本発明は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置
にも同様に適応が可能なものである。
【0016】図1は、本発明によるサスペンション10
Aの第1の構成例を示す斜視図である。サスペンション
10Aは、このサスペンション10Aをハードディスク
装置側のアーム(図1では省略)に取り付けるためのマ
ウント部20Aと、バネの役割を果たすスプリング部3
0Aと、スライダを保持するジンバル50Aと、ジンバ
ル50Aを支持したロードビーム40Aと、スプリング
部30Aに装着された粘弾性体60A及び拘束板70A
とを有している。
【0017】スプリング部30Aとロードビーム40A
は、一体の板金(ロードビーム部材)で成形されてい
る。また、マウント部20A及びジンバル50Aは、レ
ーザ等でロードビーム部材にスポット溶接されている。
スプリング部30A及びロードビーム40Aの材質とし
ては、板厚tが0.06mm〜0.08mm程度のバネ
用ステンレス鋼板が使用されている。また、マウント部
20Aには、板厚tが0.3mm程度のステンレス鋼板
が使用されている。さらに、ジンバル50Aには、板厚
tが0.02mm〜0.03mm程度のバネ用ステンレ
ス鋼板が使用されている。また、ロードビーム40Aの
両側縁部には、曲げ加工によるリブ230Aが設けられ
ている。
【0018】また、図1に示すスプリング部30Aは、
中央に開口部32Aを有することで二股に分かれてお
り、両側にそれぞれ分散して拘束板70A及び粘弾性体
60Aが設けられている。また、粘弾性体60Aは、ス
プリング部30Aに作用する振動エネルギをずり変形に
より熱エネルギに変換することにより、スプリング部3
0Aの曲げモードを減衰するものである。この粘弾性体
60Aとしては、厚さ0.1mm程度の板状に形成され
たものであり、例えばアクリル系やポリウレタン系の粘
弾性材料を用いることが望ましい。
【0019】また、拘束板70Aは、粘弾性体60Aを
より大きくずり変形させる役割を担っている。この拘束
板70Aには、スプリング部30Aのバネ定数に影響を
与えないようにするため、厚さ0.01mm〜0.2m
m程度の合成樹脂、具体的にはPET(ポリエチレンテ
レフテレート)またはPI(ポリイミド)を用いること
が望ましい。このような粘弾性体60Aと拘束板70A
は、例えば接着剤等によってスプリング部30Aに装着
されている。すなわち、スプリング部30Aの外表面に
接着剤によって粘弾性体60Aが装着され、この粘弾性
体60Aの外表面に接着剤によって拘束板70Aが装着
されている。したがって、粘弾性体60Aは、スプリン
グ部30Aと拘束板70Aの間に挟持された状態で配置
されている。ここで、拘束板70A及び粘弾性体60A
の厚さは、上述した厚さの範囲内で、スプリング部30
Aの一次曲げモードを特に減衰しやすくなるように実験
的に最適化した方が好ましい。
【0020】図2は、サスペンション10Aの側面を簡
略化して示す図である。図示のように、粘弾性体60A
及び拘束板70Aは、スプリング部30Aの上側、下
側、両側に配置することが可能である。すなわち、図2
(A)は、スプリング部30Aの上面にだけ粘弾性体6
0A及び拘束板70Aを設けたものである。また、図2
(B)は、スプリング部30Aの下面にだけ粘弾性体6
0A及び拘束板70Aを設けたものである。さらに、図
2(C)は、スプリング部30Aの上面と下面の両方に
粘弾性体60A及び拘束板70Aを設けたものである。
【0021】図3は、スプリング部30A、粘弾性体6
0A、及び拘束板70Aの形状の具体例を示す平面図で
ある。図中、斜線を施した領域が粘弾性体60A及ぴ拘
束板70Aの配置される領域である。すなわち、図3
(A)は、図1に示すように、スプリング部30Aが開
口部32Aを有し、この開口部32Aを挟んで両側に拘
束板70A及び粘弾性体60Aが分散して設けられた例
である。また、図3(B)は、スプリング部30Aが開
口部32Aをもたず、幅広の拘束板70A及び粘弾性体
60Aが設けられた例である。さらに、図3(C)は、
スプリング部30Aが開口部32Aを有し、この開口部
32Aを覆う状態で、幅広の拘束板70A及び粘弾性体
60Aが設けられた例である。
【0022】次に、以上のような拘束板70A及び粘弾
性体60Aによる作用について説明する。上述した構成
により、スプリング部30Aに働く振動エネルギは、粘
弾性体60Aのずり変形により熱エネルギに変換される
ため、外部から衝撃が加わってもスプリング部30Aは
共振、変形しにくくなる。この効果は、変形の速度が大
きい程強いので(粘性抵抗は速度に比例)、スプリング
部が高速で変形しようとするほど(跳ね上がろうとする
ほど)、粘弾性体60Aは、それを押さえ込もうと働く
ことになる。そのため、スプリング部30Aの曲げモー
ドの半固有周期の印加時間をもつ衝撃に対する耐衝撃性
を向上(共振しにくくなるため)することが可能とな
り、また、副次的にその他の衝撃に対する耐性も向上
(変形しにくくなるため)できる。
【0023】次に図4は、本発明のサスペンション10
Bの第2の構成例を示す斜視図である。以上の第1の例
では、拘束板70Aがスプリング部30Aのバネとして
の特性に少なからず影響を与える。そこで、上述した粘
弾性体のみをスプリング部に装着することも可能であ
る。この場合も、上述した第1の例ほどではないもの
の、十分な減衰の効果を得ることができる。
【0024】サスペンション10Bは、マウント部20
B、スプリング部30B、ロードビーム40B、ジンバ
ル50B、及び粘弾性体60Bを有する。すなわち、拘
束板を除いて上述した第1の例と共通の構成要素よりな
っている。粘弾性体60Bとしては、厚さ0.1mm程
度のアクリル系粘弾性材料を用いることが望ましい。た
だし、ここでも、第1の例と同様に、粘弾性体60Bの
厚さはスプリング部30Aの一次の曲げモードの減衰を
最大とするよう実験的に最適化した方が好ましい。
【0025】図5は、サスペンション10Bの側面を簡
略化して示す図である。図示のように、粘弾性体60B
は、スプリング部30Bの上側、下側、両側に配置する
ことが可能である。すなわち、図5(A)は、スプリン
グ部30Bの上面にだけ粘弾性体60Bを設けたもので
ある。また、図5(B)は、スプリング部30Bの下面
にだけ粘弾性体60Bを設けたものである。さらに、図
5(C)は、スプリング部30Bの上面と下面の両方に
粘弾性体60Bを設けたものである。
【0026】図6は、スプリング部30B、及び粘弾性
体60Bの形状の具体例を示す平面図である。図中、斜
線を施した領域が粘弾性体60Bの配置される領域であ
る。すなわち、図6(A)は、図4に示す例に対応して
おり、スプリング部30Bが開口部32Bを有し、この
開口部32Bを挟んで両側に粘弾性体60Bが分散して
設けられた例である。また、図6(B)は、スプリング
部30Bが開口部32Bをもたず、幅広の粘弾性体60
Bが設けられた例である。
【0027】次に、以上のような各例におけるサスペン
ション10A、10Bを用いたハードディスク装置の構
成例について説明する。図7は、ハードディスク装置1
00Aの内部構成を示す概略斜視図であり、トップカバ
ーを取り外した状態を示している。このハードディスク
装置100Aは、主要な機械要素として、シャーシ11
0Aと、このシャーシ110A上に設置される回動型ヘ
ッドアクチュエータ(以下、単にアクチュエータとい
う)120Aと、ディスク130Aが装着されたスピン
ドルモータ140Aとを有する。そして、アクチュエー
タ120Aには、例えばサスペンション10Aが搭載さ
れている。そして、このサスペンション10Aには、拘
束板70A及び粘弾性体60Aが設けられている。な
お、サスペンション10Aの代わりに、サスペンション
10Bを設け得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、記録ヘ
ッド支持用サスペンションを構成するスプリング部に粘
弾性体を装着したことから、この粘弾性体の作用によ
り、サスペンションの曲げモードを減衰することが可能
である。このため、スプリング部の曲げモードの半固有
周期の印加時間を持つ衝撃に対する耐衝撃性を向上する
ことができるという効果が得られる。換言すれば、スプ
リング部の曲げモードの周波数成分をもった衝撃や振動
に対する耐衝撃性を向上することができる。
【0029】また、スプリング部自体が高速に変形しに
くくなるので、全般的に耐衝撃性を向上することができ
るという効果が得られる。したがって、全ての周波数の
衝撃に対して、スライダ部の跳躍によるサスペンション
やディスク等の損傷を防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサスペンションの第1の構成例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示すサスペンションの側面を簡略化して
示す側面図である。
【図3】図1に示すサスペンションにおけるスプリング
部、粘弾性体、及び拘束板の形状の具体例を示す平面図
である。
【図4】本発明によるサスペンションの第2の構成例を
示す斜視図である。
【図5】図4に示すサスペンションの側面を簡略化して
示す側面図である。
【図6】図4に示すサスペンションにおけるスプリング
部、及び粘弾性体の形状の具体例を示す平面図である。
【図7】図1または図2に示すサスペンションを設けた
ハードディスク装置の内部構成を示す概略斜視図であ
る。
【図8】従来のサスペンションを設けたハードディスク
装置の内部構成を示す概略斜視図である。
【図9】図8に示すハードディスク装置に設けられるア
クチュエータの構成を示す概略斜視図である。
【図10】従来のサスペンションの構成を示す概略斜視
図である。
【図11】従来の衝撃を受けたハードディスク装置内の
サスペンションの挙動を示す説明図である。
【符号の説明】
10A、10B……サスペンション、20A、20B…
…マウント部、30A、30B……スプリング部、40
A、40B……ロードビーム、50A、50B……ジン
バル、60A、60B……粘弾性体、70A……拘束
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に記録ヘッドが取り付けられると
    ともに、基端部がディスクドライブ内に設置されたアー
    ムに支持され、ディスクドライブ内で回転駆動される記
    録ディスクに対し、前記記録ヘッドを押し付ける記録ヘ
    ッド支持用サスペンションにおいて、 前記アームに取り付けられるマウント部と、 前記記録ヘッドが取り付けられるジンバルと、 前記ジンバル部を支持したロードビームと、 前記マウント部とロードビームとの間に連設され、前記
    記録ヘッドに押し付け力を付与する板バネ状のスプリン
    グ部とを有し、 前記スプリング部に粘弾性体を装着した、 ことを特徴とするディスクドライブの記録ヘッド支持用
    サスペンション。
  2. 【請求項2】 前記粘弾性体は、前記スプリング部の片
    面に装着されていることを特徴とする請求項1記載の記
    録ヘッド支持用サスペンション。サスペンション。
  3. 【請求項3】 前記粘弾性体は、前記スプリング部の両
    面に装着されていることを特徴とする請求項1記載の記
    録ヘッド支持用サスペンション。
  4. 【請求項4】 前記スプリング部には拘束板が装着さ
    れ、前記スプリング部と前記拘束板との間に、前記粘弾
    性体を挟持したことを特徴とする請求項1記載の記録ヘ
    ッド支持用サスペンション。
  5. 【請求項5】 前記粘弾性体は、前記スプリング部の片
    面に装着されていることを特徴とする請求項4記載の記
    録ヘッド支持用サスペンション。
  6. 【請求項6】 前記粘弾性体は、前記スプリング部の両
    面に装着されていることを特徴とする請求項4記載の記
    録ヘッド支持用サスペンション。
  7. 【請求項7】 前記スプリング部材は、バネ用ステンレ
    ス鋼板よりなることを特徴とする請求項1記載の記録ヘ
    ッド支持用サスペンション。
  8. 【請求項8】 前記スプリング部材は、リン青銅板より
    なることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッド支持用
    サスペンション。
  9. 【請求項9】 前記拘束板は、ポリエチレンテレフテレ
    ートよりなることを特徴とする請求項4記載の記録ヘッ
    ド支持用サスペンション。
  10. 【請求項10】 前記拘束板は、ポリイミドよりなるこ
    とを特徴とする請求項4記載の記録ヘッド支持用サスペ
    ンション。
JP34920197A 1997-12-18 1997-12-18 ディスクドライブの記録ヘッド支持用サスペンション Pending JPH11185415A (ja)

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