JPH11184813A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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Publication number
JPH11184813A
JPH11184813A JP9352612A JP35261297A JPH11184813A JP H11184813 A JPH11184813 A JP H11184813A JP 9352612 A JP9352612 A JP 9352612A JP 35261297 A JP35261297 A JP 35261297A JP H11184813 A JPH11184813 A JP H11184813A
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JP
Japan
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client
server
group
data
request
Prior art date
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Pending
Application number
JP9352612A
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English (en)
Inventor
Atsushi Saito
淳 齋藤
Shigehisa Kawabe
惠久 川邉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバの管理するデータの更新に関するデー
タのクライアントへの配信を適切に実行し、特定データ
を複数のクライアント装置によって共有可能な構成とす
る。 【解決手段】 サーバ中で起動させるメソッドを指定す
るメソッド識別子と、グループを識別するグループ識別
子とをデータリクエストの修飾名としてクライアントか
ら出力する。サーバは、リクエスト中からデータファイ
ル名を取り出し、修飾名からメソッド識別子とグループ
識別子とを取り出す。メソッドにはグループ登録をする
レジスト、更新処理に関するリフレッシュ、通知に関す
るノーティファイがあり、サーバはグループ管理を行う
クライアント管理テーブルを参照してグループのメンバ
・アドレスを取得し、メソッドに定義された必要な通知
等の処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクライアン
ト装置およびサーバを有するデータ通信ネットワークシ
ステムにおいて、ネットワークに接続されたサーバ等に
分散的に存在するデータに対するクライアント装置から
のアクセス構成に関し、特にサーバの管理するデータの
更新および更新データの特定クライアントへの配信、ま
たは特定のデータを複数のクライアント装置によって共
有する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信の可能なネットワークに接続
された複数のクライアント装置およびサーバを有するシ
ステムにおいて、サーバに記憶されたデータをクライア
ント装置からアクセスし、該アクセスデータに対してク
ライアントが更新、変更等の処理を行い、更新データを
新たにサーバに記憶し保管したり、各種のデータをネッ
トワークに接続されたクライアント装置間で送受信する
等の構成が従来から利用されている。
【0003】複数のクライアントが、サーバに保管され
た特定データを随時アクセスする環境において、特定の
クライアントにより、あるいは所定の管理システムによ
って不定期にデータが更新されるような場合、データ更
新の有無に関する情報のクライアントへの通知や、更新
データのクライアントへの配信タイミングの確立が問題
となる。
【0004】このような問題を扱った従来技術として特
開平2−247768で開示される分散処理システムが
ある。この特開平2−247768で開示される分散処
理システムは、ホストプロセッサ(サーバ)と、ホスト
に接続される複数のワークステーション(クライアン
ト)からなるシステムであり、サーバは、クライアント
からのデータ要求に対する返答としてデータを送信する
のに加え、サーバが、クライアントの将来のデータ要求
発生を予測し、要求に対応したデータをあらかじめクラ
イアントに送信する手段を持つ。
【0005】クライアントは、利用者の操作に応じてサ
ーバにデータアクセス要求を出すが、要求に対応するデ
ータが前述の手続きにより、すでに自クライアント内に
送信されていた場合は、要求を出さずに自クライアント
内のデータに対してアクセスすることが可能となる。
【0006】この方式によって、サーバ上のデータに対
する複数のクライアントからのアクセスが一定時間に集
中することを避け、ネットワークトラフィックを平均化
させることが可能となるが、サーバとクライアントの関
係は固定的であり、このように設定された特定のサーバ
に対するクライアンが固定化された環境でのみ有効であ
り、上記の機構をもつサーバ以外のデータに対するアク
セス環境の整備の仕組みについては言及されていない。
【0007】さらに、従来技術として、「http:/
/www.w3.org/TR/NOTE−CDF s
ubmit.html」において開示される「 Cha
nnel Definiton Format(CD
F)」がある。ここでは、HTTPによりアクセスでき
る複数の分散データに対するメタ情報を記述するための
フォーマットについて開示している。CDFファイルに
はデータの集合であるデータの定義や、各データの最終
更新日時、各データの更新のスケジュールなどが記述可
能であり、CDFに対応したWWWクライアントにより
ダウンロードされる。
【0008】この構成において、CDFファイルをダウ
ンロードしたクライアントはCDFに記述されたデータ
について自動的に更新データの取得のためのアクセスを
行なうことが可能となる。
【0009】この方式によって、クライアントを使用す
るユーザが定期的に変更されるデータの最新の状態を継
続的に入手したい場合、更新の都度、クライアントは手
動でアクセスする必要がなくなり、WWWサーバ管理者
の設定した更新スケジュールにしたがってデータの自動
的な取得が可能になる。また、特定のデータを継続的に
入手する設定を複数のクライアントのユーザが行なうこ
とにより、それら、設定済みのクライアント間では、同
時に更新されたデータをうけとることが可能になる。た
だし、CDFの記述はサーバ管理者が事前に行なう必要
があり、サーバ上のデータの更新にともなって自動的に
クライアントにデータをアクセスさせることはできな
い。
【0010】すなわち、クライアントからの変更要求に
より変化する可能性のあるデータの場合、更新が不定期
に行なわれることになり、前もってその時期をCDFと
して記述することができないため、不定期なデータ変更
に応じてのクライアントに対する自動的なデータ取得を
可能とする仕組みは実現できない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明した従来技
術は、情報を提供するサーバと、その情報提供サーバに
対して情報取得のリクエストを行うクライアントの間
で、利用者が明示的にデータリクエストを行う操作をす
ることなしに、クライアントがサーバ上にある情報を取
得する方法を説明するが、特開平2−247768は、
特定のデータを共有しようとするメンバによって構成さ
れるグループ内でファイルを共有するために独自のサー
バおよびクライアントからなる特別なデータアクセスプ
ロトコルが必要になる。
【0012】また、「http://www.w3.o
rg/TR/NOTE−CDFsubmit.htm
l」において開示される「Channel Defin
iton Format(CDF)」に関する技術は、
サーバ上のデータに対して不定期的な変更が実行された
場合の情報取得に関しては、何ら解決手段を提供するも
のではない。
【0013】このように、上述のような従来の技術で
は、分散したサーバ上に存在する情報に対し、複数のク
ライアントがグループを構成し、グループ内でサーバ上
の特定のファイルを共有し、共有したファイルのファイ
ル名を指定して通常のファイルアクセスプロトコルによ
りアクセスしデータを取得する際、グループのメンバで
あるクライアントが任意のタイミングでそのデータの更
新を実行した場合、その更新された最新のデータをグル
ープの他のメンバとともに共有することが困難であっ
た。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信シス
テムは、上記従来技術における問題点を解決するもので
あり、複数のデータファイルを管理するサーバと、デー
タ通信手段によってサーバに接続可能な構成を有し、サ
ーバの管理する複数のデータファイルから特定のデータ
ファイルを指定したリクエストをサーバに対して出力
し、該データファイルを閲覧可能な複数のクライアント
装置とを有するデータ通信システムにおいて、クライア
ントは、サーバの管理するデータファイル中、特定のデ
ータファイルを共有する1以上のクライアントによって
グループを構成し、クライアントは、サーバに対するデ
ータファイルリクエストにおいて、サーバ中で起動可能
な1以上の処理フローである1以上のメソッド中から特
定の実行メソッドを指定するメソッド識別子と、グルー
プを識別するグループ識別子とを該データファイル・リ
クエストの修飾名として出力する構成を有し、サーバ
は、クライアントから受領したデータファイル・リクエ
スト中からデータファイル名を取り出すとともに、修飾
名からメソッド識別子とグループ識別子とを取り出すフ
ァイル名解析手段と、1以上のクライアントの各々の識
別子を該クライアントによって構成されるグループのグ
ループ識別子に対応させて登録したクライアント管理テ
ーブルを有し、グループの管理を行うグループ管理手段
と、クライアントからのデータファイル・リクエストに
応答して、予め登録された複数のメソッドから起動メソ
ッドを決定するメソッド選択手段とを有することを特徴
とする。
【0015】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、グループ識別子によって識別されたグ
ループに属するクライアント装置に前記データファイル
名を送信する送信手段を有することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、送信手段は、データファイル名に加えて前記メソ
ッド識別子および前記グループ識別子を送信する構成を
有することを特徴とする。
【0017】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、データファイル名に対して、メソッド
識別子およびグループ識別子を修飾させて修飾名を生成
する修飾手段を有し、送信手段は、修飾手段によってメ
ソッド識別子およびグループ識別子が修飾されたデータ
ファイル名をメッセージ・データとして送信する構成を
有することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、クライアントをグループのメンバとし
て登録するレジスト・メソッドを実行する構成を有し、
サーバは、クライアントから受領するデータファイル・
リクエストの修飾名としてレジスト・メソッドの指定が
ある場合に、該レジスト・メソッドを実行し、クライア
ントを識別するクライアント識別データをクライアント
管理テーブル中に登録する構成を有することを特徴とす
る。
【0019】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、クライアントからのデータファイル・
リクエストによって指定されたデータ・ファイルの更新
処理を可能とするリフレッシュ・メソッドを実行する構
成を有し、サーバは、クライアントから受領するデータ
ファイル・リクエストの修飾名としてリフレッシュ・メ
ソッドの指定がある場合に、該リフレッシュ・メソッド
を実行し、指定されたデータ・ファイルの更新を可能と
するとともに、該更新データ・ファイルを、クライアン
トのデータファイル・リクエストにおける修飾名として
指定されたグループ識別子に対応するグループに属する
クライアントに送信する構成を有することを特徴とす
る。
【0020】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、クライアント管理テーブルに登録され
たグループに属するクライアントにメッセージを通知す
るノーティファイ・メソッドを実行する構成を有し、サ
ーバは、クライアントから受領するデータファイル・リ
クエストの修飾名としてノーティファイ・メソッドの指
定がある場合に、該ノーティファイ・メソッドを実行
し、クライアントからのデータファイル・リクエストに
よって指定されたデータファイルに関する処理の実行
を、クライアントのデータファイル・リクエストにおけ
る修飾名として指定されたグループ識別子に対応するグ
ループに属するクライアントに通知する構成を有するこ
とを特徴とする。
【0021】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、さらにノーティファイ・メソッドの実
行において、修飾手段において、クライアントからのデ
ータ・リクエスト中の修飾名として指定されたノーティ
ファイ・メソッドのリフレッシュ・メソッドへの書き換
えを実行し、該書き換えの完了したメッセージ・データ
をクライアントのデータファイル・リクエストにおける
修飾名として指定されたグループ識別子に対応するグル
ープに属するクライアントに通知する構成を有すること
を特徴とする。
【0022】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバの修飾手段において書き換えられたメッセ
ージ・データを受領したクライアントは、該書き換えメ
ッセージ・データをサーバに対するデータファイル・リ
クエストとして出力し、サーバは該リクエストを受領す
ることにより、リフレッシュ・メソッドを実行する構成
を有することを特徴とする。
【0023】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、さらにリフレッシュ・メソッドの実行
において、修飾手段において、クライアントからのデー
タ・リクエスト中の修飾名として指定されたリフレッシ
ュ・メソッドのノーティファイ・メソッドへの書き換え
を実行し、該書き換えの完了したメッセージ・データを
クライアントのデータファイル・リクエストにおける修
飾名として指定されたグループ識別子に対応するグルー
プに属するクライアントに通知する構成を有することを
特徴とする。
【0024】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバの修飾手段において書き換えられたメッセ
ージ・データを受領したクライアントは、該書き換えメ
ッセージ・データをサーバに対するデータファイル・リ
クエストとして出力し、サーバは該リクエストを受領す
ることにより、ノーティファイ・メソッドを実行する構
成を有することを特徴とする。
【0025】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバは、クライアント管理テーブルに登録され
たグループ内情報の編集処理を可能とするエディット・
メソッドを実行可能な構成を有し、サーバは、クライア
ントから受領するデータファイル・リクエストの修飾名
としてエディット・メソッドの指定がある場合に、該エ
ディット・メソッドを実行し、グループ内情報の編集
し、編集内容を新たなグループ内情報として登録すると
ともに、該新たなグループ内情報に関するノーティファ
イ・メソッドを起動する構成を有することを特徴とす
る。
【0026】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバおよびクライアント装置は、マルチキャス
トルータ及びネットワークを介して接続可能な構成を有
し、サーバは、クライアント管理テーブル中に登録され
たグループに対応してマルチキャストグループ・アドレ
スを登録データとして有し、クライアントによって構成
されるグループ内のクライアントとサーバ間のデータ通
信は、グループ識別子に対して一意的に決定されるマル
チ・キャスト・アドレスに基づいて実行されることを特
徴とする。
【0027】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、クライアントの指定するデータファイルは、HT
MLページによって構成され、該クライアントおよびサ
ーバ間でのデータ転送はHTTPに従って実行する構成
を有し、サーバの有する修飾手段はURL修飾手段によ
って構成され、データファイル名に対するメソッド識別
子およびグループ識別子の修飾はURLの書き換えによ
って実行する構成であることを特徴とする。
【0028】さらに、本発明のデータ通信システムにお
いて、サーバの実行するリフレッシュ・メソッドにおけ
るデータファイルの編集はHTMLページの編集であ
り、サーバは該編集HTMLページ中に他のサーバの管
理するリンクデータが含まれる場合、該他のサーバの管
理するリンクデータのURLにノーティファイ・メソッ
ドを呼び出す識別子を付加するURLの書き換えを実行
する構成を有することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のデ
ータ通信システムに関する複数の実施例について詳細に
説明する。
【0030】[基本構成の説明]図1は、本発明の概念
を説明するための本発明のデータ通信システムを構成す
る要素を示すブロック図である。
【0031】図1に示すように本発明のデータ通信シス
テムは、ファイルを保持するファイルサーバ101と、
ファイルサーバ101に対するアクセスを行う複数のク
ライアント装置を有する。図1に示すように、複数のク
ライアント装置はグループを構成しており、グループ
A、102とグループB、103とにグループ化されて
いる。これらのグループは、ファイルサーバ1上の特定
のファイルを共通にアクセスまたは使用するグループと
して構成されるものである。
【0032】具体的には、ファイルサーバ101上のフ
ァイル(ファイル1)の読み出し・書き込みをするクラ
イアント(クライアント1−1、1−2...1−k)
と、(ファイル2)の読み出し・書き込みをするクライ
アント(クライアント2−1、2−2...2−n)と
を有する。ここでk、nは、自然数である。
【0033】クライアントのグループがファイルを共有
するとは、例えばクライアント・グループAに属する1
つのクライアントが、ファイルサーバ101のファイル
1を読み出して、このファイルを更新したとき、その更
新ファイルを読み出すように構成された関係である。
【0034】図1中の実線はファイルを更新するときの
データの書き込みを示し、破線は、データの読み出しを
示す。
【0035】ファイルサーバ101はクライアントがグ
ループへの加入をリクエストした時、それぞれクライア
ントが指定したグループへ加入させる。グループに属す
るいずれかのクライアントがサーバに対しファイルを変
更する操作をリクエストした時、グループに属するクラ
イアントに対しファイル名を配信する。クライアントは
配信されたファイル名を用いてサーバにファイルの読み
出しをリクエストし、サーバからファイルを受信する。
このような手順により、同じグループに属するクライア
ント利用者の間でファイルを共有し、指定したファイル
の最新の状態をクライアントが自動的に取得する情報配
信手段を開示する。
【0036】情報配信をおこなうサーバおよびクライア
ントそれぞれの基本構成ブロック図を図2に示す。図2
のブロック図においては、1つのクライアントが示され
ているが、同様の構成を有する複数のクライアント装置
がサーバに対してアクセス可能に接続されている。図2
では代表的に1つのクライアント装置を示したものであ
る。
【0037】図2のサーバ200は、受信部201、フ
ァイル名解析手段202、ディスパッチ手段203、グ
ループ管理手段204、修飾手段205、送信部20
6、207、ファイルサーバ208を有する。また、ク
ライアント装置220は、送信部221、受信部22
2、223、および表示部224を有する。
【0038】サーバ200の受信部201と、クライア
ント装置220の送信部221とによってリクエスト手
段241が構成され、サーバ200の送信部206と、
クライアント装置220の受信部222とによってプッ
シュ手段242が構成され、サーバ200の送信部20
7と、クライアント装置220の受信部223とによっ
てレスポンス手段243が構成される。
【0039】クライアント装置220がサーバ200に
対しファイルアクセスのリクエストを行なうのがリクエ
スト手段241であり、クライアント装置220側では
送信部221においてリクエストの送信を行ない、サー
バ200側では受信部201においてリクエストの受信
を行なう。
【0040】サーバ200はリクエストされたファイル
のデータをクライアント装置220に送信する。この送
信を実行するのがレスポンス手段243であり、サーバ
200側では送信部207においてレスポンスの送信を
行ない、クライアント220側では受信部223におい
てレスポンスの受信を行なう。
【0041】サーバ200からクライアント装置220
にファイル名を配信するのがプッシュ手段242であ
り、サーバー200からファイル名を送信する送信部2
06とクライアント装置220においてファイル名を受
信する受信部222によって構成される。
【0042】リクエスト手段301中の受信部201お
よび、レスポンス手段303の送信部107は、例え
ば、サーバ10がクライアント装置20からのHTTP
リクエストを受けとり、レスポンスをクライアント装置
20に送信するWWWサーバプログラムの機能を利用し
て実現される。
【0043】サーバ200には、分散ファイルアクセス
を行なう際に用いられるファイル名を修飾する修飾手段
205が存在する。修飾手段205はサーバ200上で
の処理を指定するメソッド名、情報を共有するクライア
ントを管理するためのグループ名の情報を付加して修飾
されたファイル名を生成する。
【0044】クライアント装置220から出力されたデ
ータファイル・リクエストに用いられた修飾されたファ
イル名からグループ名、メソッド名の情報を抽出するの
がファイル名解析手段202である。ファイル名解析手
段202によって解析されたメソッドに従ったメソッド
名に対応するメソッドを起動するのがディスパッチ手段
203である。
【0045】クライアント装置220からのファイルア
クセス要求は、サーバ200の受信部201において受
信され、受信データはファイル名解析手段202に転送
される。ファイル名解析手段は、受信されたリクエスト
データから修飾名を分離し、さらにメソッド識別子とグ
ループ識別子と被修飾名を検出する。このように各修飾
データを解析するファイル名解析手段202は、例えば
URLパーザとして実現される。ファイル名解析手段2
02は与えられたURLを文字列として扱い、文法的に
解析して、プログラムの動作を指定するメソッド名、情
報配信をコントロールするためのグループ名、およびク
ライアントの情報を取り出す構成を有する。
【0046】図1に示すクライアントのグループA、1
02またはグループB、103のような各グループを識
別するグループ識別子に対応するグループごとにクライ
アントの情報をメンバとして保持するのがグループ管理
手段204である。グループ管理手段204の中の参加
メソッド、配信メソッド、読み出しメソッドはメソッド
のディスパッチ手段203により起動される。
【0047】[実施例1]以下、本発明のデータ通信シ
ステムの実施例として、ネットワークにおける情報配信
をwwwサーバーおよびクライアント上で実現する方法
を説明する。本実施例のデータ通信システムにおいて
は、複数のwwwクライアント間で同一の情報を共有す
ることが可能になる。また、複数のクライアントでグル
ープを形成し、そのグループに属するクライアント間
で、同時に同じHTMLページを閲覧することを可能と
する。さらに、グループに属するいずれかのクライアン
トがHTML中のリンクをたどる操作を行なった場合
に、そのグループに属する他のクライアントにおいても
同様のリンクをたどったのと同じHTMLページを表示
させることが可能となる。
【0048】本実施例のデータ通信システムは、ネット
ワークに接続されたwwwサーバーの動作する計算機お
よびwwwクライアントの動作する複数の計算機によっ
て構成される。
【0049】図3に本実施例のサーバ300、クライア
ント装置320の構成ブロック図を示す。以下、説明す
る本実施例においては分散ファイルに対するアクセス
は、HTTPによるアクセスとして実行されるものとし
て説明する。
【0050】図3に示す構成は、基本的に図2に示す構
成と同様のものであるが、wwwサーバ、クライアント
におけるURL送受信による構成となっている。サーバ
300は、URL受信部301、ファイル名解析手段と
してのURLパーザ302、ディスパッチ手段としての
メソッドインタプリタ303、グループ管理手段30
4、修飾手段305、URL送信部306、登録結果生
成部307、HTML入力部308、HTML処理部3
09、HTML送信部310を有し、グループ管理手段
304は、メンバチェック部3041、メンバ登録部3
042、メンバ配信部3043、クライアント管理テー
ブル3044を有し、またHTML入力部308は、フ
ァイルサーバ330にアクセス可能な構成となってい
る。クライアント装置320は、URL送信部321、
URL受信部322、HTML受信・表示部323を有
する。
【0051】分散ファイルアクセスにおけるファイル名
はURLであり、ファイル名の修飾はクライアント装置
320がアクセスするサーバのホスト名、およびサーバ
300が起動するメソッド名、グループ名をCGIキュ
エリとしてファイル名に付加したURLである。クライ
アント装置320は、サーバ300に対してアクセスを
要求するファイルをURLによって指定するとともに、
必要な修飾情報、例えばサーバのホスト名、およびサー
バが起動するメソッド名、グループ名をCGIキュエリ
として付加して生成し、URL送信部321からサーバ
300のURL受信部301に送信する。
【0052】
【数1】例えば、アクセスを行うファイル名が、「ht
tp://aa.bb.com/index.htm
l」の場合、修飾されたファイル名は、 「http://host.domain.com/P
ush? method=refresh &gid=0 &input=http://aa.bb.com/i
ndex.html」 のようになる。
【0053】上記式において、「method」はメソ
ッドを指定し、「gid」はグループ識別子(グループ
ID)を指定する。ファイル名を修飾して修飾名を生成
する手段はURLに対する文字列処理をおこなうプログ
ラムにより実現できる。
【0054】サーバ300上にはWWWサーバが起動で
きるプログラムが予め組み込まれてある。このようなプ
ログラムは例えばWWWサーバとしてJava Web
Serverを用いた場合、Javaのクラスである
Java Servletとして実現される。
【0055】クライアント装置320からのファイルア
クセス要求は、サーバ300のURL受信部301にお
いて受信され、受信データはファイル解析手段であるU
RLパーザ302に転送される。URLパーザ302
は、受信されたリクエストデータから修飾名を分離し、
さらにメソッド識別子とグループ識別子と被修飾名を検
出する。URLパーザ302は与えられたURLを文字
列として扱い、文法的に解析して、プログラムの動作を
指定するメソッド名、情報配信をコントロールするため
のグループ名、およびクライアントの情報を取り出す構
成を有する。上記の式に示す例であればメソッド名はレ
ジスト(regist)、グループ名は0が取り出され
る。
【0056】また、URLパーザ302は、クライアン
ト装置320中のURL受信部322の、アドレスを表
す情報がURL中に含まれている場合には、その情報も
取り出す。
【0057】クライアント装置320のIPアドレスと
UDPポート番号の情報がURLに含まれる場合とは、
以下のような構成である。
【0058】
【数2】http://host.domain.co
m/Push? method=regist &gid=0 &IP=192.168.11.1 &port=2002
【0059】上記の指定がある場合は、ファイル名解析
手段であるURLパーザ302は、IPアドレス「19
2.168.11.1」とUDPポート番号「200
2」を取り出すことが可能となる。
【0060】また、同様の手法により、クライアント
は、要求したい他の種類の情報も付加できる。例えば、
あるURLについての情報を送信したい場合、例えば以
下のように指定することが可能である。
【0061】
【数3】http://host.domain.co
m/Push? method=notify &gid=0 &input=http://aa.bb.com/i
ndex.html
【0062】上記のような指定を行うことで、URLと
してhttp://aa.bb.com/index.
htmlが取り出される。これらの取り出された情報
は、メソッドインタプリタ303に渡される。
【0063】メソッドに関するディスパッチ手段として
構成されるメソッドインタプリタ303は、URLパー
ザ302から得たメソッド名によって指定されたメソッ
ドの起動を行なう。URLパーザ302が取り出したグ
ループ名やファイル名など、メソッドが必要とする情報
をメソッドに対する引数として渡す。
【0064】サーバ300のグループ管理手段304
は、グループ名をキーとして、グループに属する複数の
クライアントへの通信チャネルのハンドルを取り出すこ
とができるクライアント管理テーブル3044と、グル
ープ名を利用した操作をおこなうメソッドをもつプログ
ラムとして実現される。
【0065】クライアント管理テーブル3044の例を
図4に示す。グループ名を一つの整数IDとして表し、
そのグループに属するクライアントへの通信チャネルの
ハンドルをクライアントの<IPアドレス、UDPソケ
ットのポート番号>で表し、一つのグループ名をキーと
して、複数のクライアントへのハンドルを格納するよう
なテーブルとして実現される。
【0066】グループ管理手段304の参加メソッドお
よび配信メソッドおよび読み出し(更新)・メソッド
は、それぞれグループ管理プログラム内のレジスト(r
egist)・メソッドと、ノーティファイ(noti
fy)・メソッドと、リフレッシュ(refresh)
・メソッドに対応する。以下、これらの各メソッドにつ
いて説明する。
【0067】レジスト(regist)・メソッドは、
メソッド・ディスパッチャからクライアントを登録する
グループ名と、クライアントのアドレス、ポート番号を
受けとって起動する。リクエストを発したクライアント
をグループ名で表されるグループに登録するため、テー
ブルの指定されたグループ名の列に、クライアントの<
IPアドレス、UDPソケットのポート番号>を追加す
る。
【0068】その後、HTTPレスポンスとして実行の
終了を表すHTMLページを作成し、クライアントに送
信する。
【0069】ノーティファイ(notify)・メソッ
ドは、メソッドディスパッチャからグループ名と、原料
のURLを受けとって起動し、前記修飾手段の実現であ
るURL生成部によりクライアントに配信するURLと
して、リフレッシュ(refresh)・メソッドを呼
び出すURLを生成する。
【0070】
【数4】例えばクライアントからのリクエストに含まれ
た原料のURLが、http://aa.bb.com
/index.htmlであり、グループ名が0であっ
たばあい、 http://host.domain.com/Pu
sh? method=refresh &gid=0 &input=http://aa.bb.com/i
ndex.html というURLを生成する。
【0071】次にクライアント情報のテーブルから指定
されたグループに属するクライアントの<IPアドレ
ス、UDPソケットのポート番号>を得る。生成したU
RLをデータとして含むUDPパケットを生成し、UR
L送信チャネルからそれぞれのクライアントに送信す
る。
【0072】サーバは、メソッドの実行終了を表す情報
と、FORMの記述を含むHTMLページを生成してレ
スポンスとしてクライアントに送信する。FORMの中
には、メソッド名、グループID、URLが埋め込まれ
ており、クライアント側ではユーザがFORMの“su
bmit”を実行することでURLをメソッド名とグル
ープIDで修飾して送信することができる。本実施例に
おいては、リフレッシュ(refresh)メソッドを
呼び出す修飾されたURLを生成するFORMを作成し
て送信する。以下に例を示す。
【0073】
【数5】<HTML> <H1> notify method invoked.</H1> <FORM METHOD=“GET”ACTION=“Push”> <INPUT TYPE=HIDDEN NAME=“method”value=“refres
h”> <HIDDEN NAME=“gid”value=“0”> <HIDDEN NAME=“input”value=“http://aa.bb.com/ind
ex.html”> <INPUT TYPE=“submit”VALUE=“refresh”> </FORM> </HTML>
【0074】
【数6】UDPパケットの受信に失敗した場合にはこの
FORMのsubmitを実行することで、 http://host.domain.com/Pu
sh? method=refresh &gid=0 &input=http://aa.bb.com/i
ndex.html に対するアクセスを行うことができる。
【0075】リフレッシュ(refresh)・メソッ
ドは、メソッドディスパッチャからグループ名と、原料
のURLを受けとって起動する。メンバチェック部30
41に対し、リクエストを出力したクライアントがグル
ープに参加していることを確認するよう指示を出す。メ
ンバチェック部3041は、クライアント管理テーブル
3044からグループ名でクライアントを検索し、リク
エストを出力したクライアントのアドレスがテーブル上
に存在するかどうかを調べる。
【0076】メンバチェック部3041により、クライ
アントがグループに参加していることが確認された場
合、HTML入力部308を介してファイルサーバ33
0から原料のURLに相当するHTMLページを取得す
る。
【0077】HTML処理部309において、ファイル
サーバ330から取得したHTMLページを処理し、H
TML送信部310によりレスポンスとして返す。な
お、ファイルサーバは330はサーバ300内部に構成
してもよく、外部に構成されたものでもよい。
【0078】メンバチェック部3041により、クライ
アントがグループに参加していることが確認されない場
合、HTML入力部308は入力を行わず、HTML処
理部309は、チェックに失敗したことを表すHTML
ページを作成し、HTML送信部310によりレスポン
スとして返す。
【0079】HTML処理部309の処理例を図5に示
す。図5に示すように、HTML処理部309において
は、HTMLの中のリンク部分を加工する処理をおこな
う。HTTP入力部308から渡されたHTMLページ
をHTMLパーザにより解析(501)し、内部データ
形式の解析木に変換する。さらに変換された解析木から
リンク抽出(502)により、HTMLデータ中に存在
する複数のリンク部分を取り出す。取り出されたリンク
部分は、503においてリンクの書き換えが実行され
る。リンク書き換えは、リンク部の列の中のそれぞれの
リンクのURLをURL修飾部504を用いて修飾し変
更されたリンクの列を作成する。URL修飾部504は
URLをノーティファイ(notify)・メソッドを
呼び出すような新しいURLへのリンクにする。具体的
には、例えば以下に示すような変更が実行される。
【0080】
【数7】URLがhttp://aa.bb.com/
index.htmlであり、グループ名が0の場合、
変更後のリンクは、 http://host.domain.com/Pu
sh? method=notify &gid=0 &input=http://aa.bb.com/i
ndex.html とする。
【0081】HTML生成部505は変更されたリンク
を含むHTMLページを生成する。このように修飾され
たファイル名をHTMLページ中に埋め込んで送信する
ことにより、クライアントが最初に指定して呼び出した
HTMLページ中から、該HTMLページにある他のサ
ーバの管理するリンク先データを呼び出した場合でも、
元のHTMLページを管理するサーバの制御から離れる
ことを防止でき、常にグループ管理を実行するサーバに
よる制御が可能となる。
【0082】クライアント装置320にはファイル名を
含むリクエストを送信するリクエスト手段としてのUR
L送信部321、およびレスポンスを受信するレスポン
ス手段のURL受信部322がある。これは一般的なW
WWブラウザを利用することで実現できる。URL生成
部はファイル名としてURLを用い、WWWクライアン
トが持つFORMを扱う機能を利用して、FORMの書
式の中に埋め込まれた情報またはユーザが入力した情報
を付加してファイル名を修飾する。
【0083】サーバー300のURL送信部306から
のファイル名の受信は、クライアント装置320中のU
RL受信部322によって行われる。URL受信部32
2は、例えばソケットを持ちUDPパケットの受信を待
つJava Appletである。
【0084】クライアント装置320のURL送信部3
21と、サーバ300のURL受信部によって構成され
るリクエスト手段と、サーバ装置300のURL送信部
306と、クライアント装置320のURL受信部32
2によって構成されるプッシュ手段の連係は、Java
AppletとJava Scriptなど、WWW
クライアントとプログラムの連係手段を用いて実現され
る。
【0085】サーバ300からファイル名を受信したJ
ava Appletは、ファイル名を含むリクエスト
をサーバ300に対して送出するよう、WWWクライア
ントに対してJava Script命令を送ることが
できる。これは、例えば図6に示すようなコードをもつ
Java Appletとして実現できる。
【0086】サーバ300がクライアント装置320か
らのリクエストを受けとって処理を実行し、クライアン
ト装置320にレスポンスを返す手順のフローチャート
を図7に示す。以下、図7のフローについて説明する。
【0087】ステップ701において、クライアント装
置320のURL送信部321から出力されたhttp
リクエストがサーバ300のURL受信部301におい
て受信される。受信されたhttpリクエストは、UR
Lパーザ302に渡され、URLパーザはリクエストか
らクライアントによって指定されたメソッド名、グルー
プ名を抽出する(ステップ702)。さらに、ステップ
703において、URLパーザ302は、クライアント
・アドレスまたは原料URLのいずれかを抽出する。
【0088】ステップ704では、メソッドデイスパッ
チャがステップ702で抽出されたメソッド名に対応す
るメソッドを起動する。メソッドには、前述のようにレ
ジスト(regist)、リフレッシュ(refres
h)、ノーティファイ(notify)があり、これら
のいずれかが起動される。
【0089】レジスト(regist)が起動された場
合は、ステップ705以降において、クライアントのグ
ループ登録がなされる。まず、ステップ705において
httpリクエスト中で指定され、ステップ702で抽
出されたグループ名に対応するグループに対してクライ
アントのアドレスおよびポートが加えられる。これは具
体的には、図4に示すクライアント管理テーブル中の指
定グループにクライアントのアドレスおよびポートを書
き込んで登録するものである。この登録は、図3中のメ
ンバ登録部3042において実行される。これらの登録
が終了すると、ステップ706でクライアント管理テー
ブルへの登録の実行終了を示すHTMLページが作成さ
れ、ステップ707で作成されたHTMLページがクラ
イアントに対して送信される。
【0090】リフレッシュ(refresh)が起動さ
れた場合は、まずステップ708において、httpリ
クエストを送信したクライアントがグループのメンバで
あるかがチェックされる。これは、図3のメンバチェッ
ク部3041において行われる。グループのメンバであ
ることが確認されると、クライアントがhttpリクエ
スト中で指定したHTMLページを取得する。これは、
図3のHTML入力部がファイルサーバ330からht
tpリクエスト中のフィル名に従って抽出するものであ
る。
【0091】さらに、ステップ710において取得HT
MLのパーズ(解析)を実行し、HTMLページ中のリン
ク部のURLを抽出する(ステップ711)。次にステ
ップ712においてステップ711で抽出されたHTM
Lページ中のリンク部のURLの修飾部の変更を行いノ
ーティファイ(notify)・メソッドを呼び出すよ
うに変更を加え、リンクのURLを変更したHTMLペ
ージを生成する(ステップ713)。このリンク部UR
Lの変更は、前述の図5において説明した変更処理であ
り、例えば先に説明した数5のごとき変更がリンクUR
Lに実行される。この処理によってクライアントが呼び
出したHTMLページ中から、該HTMLページにある
他のサーバの管理するリンク先データを呼び出した場合
でも、元のHTMLページを管理するサーバの制御から
離れることを防止でき、常にグループ管理を実行するサ
ーバによる制御が可能となる。このようにして生成され
たHTMLページがレスポンスとしてHTML送信部3
10からクライアントのHTML受信・表示部323に
送信される。
【0092】ノーティファイ(notify)が起動さ
れた場合は、まず、ステップ715において、リフレッ
シュ(refresh)・メソッドを呼び出すURLが
生成され、さらに、ステップ716においてhttpリ
クエストを出力したクライアントの属するグループ中の
他のクライアントのアドレス、およびポートを獲得す
る。これは図3のメンバ配信部3043においてクライ
アント管理テーブル3044(図4参照)を検索するこ
とによって実行される。次にステップ717において、
獲得されたアドレスおよびポートを指定してURLを含
むパケットの送信を行う。これらの処理が終了すると、
ステップ718において実行終了を示すHTMLページ
が作成され、ステップ719で作成されたHTMLペー
ジがクライアントに対して送信される。ステップ715
でリフレッシュ(refresh)・メソッドを呼び出
すURLが生成されており、サーバはこのURLの受信
により、さらにステップ708以降の処理を行うことに
なる。
【0093】一方、クライアント装置320がサーバ3
00から配信された情報にしたがってHTTPアクセス
を行なう手順のフローチャートを図8に示す。ステップ
801ではクライアント装置においてUDPパケットが
受信され、ステップ802において受信されたUDPパ
ケットからURL文字列が抽出され、ステップ803に
おいてURLロードのJava Script命令が実
行される。さらに、ステップ804でブラウザが命令を
実行し、ステップ802で抽出された URLに対す
るHTTPリクエストがなされる。ステップ805で
は、ステップ804のリクエストに応答して送信された
HTMLを受信する。
【0094】上述したサーバおよびクライアント間のメ
ッセージおよびデータのながれを時系列的に示したのが
図9である。図9では1つのサーバに対し、複数のクラ
イアントがアクセスし、サーバの各メソッドを呼び出し
て、情報配信を行なう際の、メッセージおよびデータの
流れを示している。図の上部から下方に向かって時間的
に経過している。
【0095】図9に示すように、1つのサーバとn個の
クライアントがあり、その間でHTTPのリクエスト、
レスポンスおよびURLをふくんだUDP packe
tにより情報がやりとりされる。
【0096】図9中の上部の各クライアントからのHT
TPリクエスト:URL1、URL1’は、図9下のU
RL説明に示すようにレジスト(regist)・メソ
ッドの起動を指定するものであり、各クライアントから
のリクエストに対して、サーバは、図7におけるステッ
プ705〜707の処理を実行し、登録処理を行って結
果ページをそれぞれのクライアントに送信している。
【0097】クライアントをグループに登録する手順
は、以下のように行われる。クライアント1がグループ
0に加入する際には、サーバに対して、クライアント1
のアドレス、ポートおよびグループ名0を含んだURL
1でHTTPリクエストを送信する。サーバ上ではレジ
スト(regist)・メソッドが実行される。また、
その他のクライアントがグループ0に加入する際には、
各クライアントからサーバに対して、それぞれのクライ
アントのアドレス、ポートおよびグループ名0を含んだ
URL1’でHTTPリクエストを送信する。サーバ上
ではレジスト(regist)・メソッドが実行され
る。registメソッドの実行後、サーバから実行終
了を表す結果ページがレスポンスとしてグループに加入
したクライアントに送信される。
【0098】図9中の中段に示すURL2は、図9下の
URL説明に示すようにノーティファイ(notif
y)・メソッドの起動をURL中で指定するものであ
り、クライアント1からのリクエストに対して、サーバ
は、図7におけるステップ715〜719の処理を実行
する。ステップ717に対応する処理は、グループに属
するクライアントに対してのパケット送信(図9中、配
信用UDP packetURL3を含む)である。さ
らに、それぞれのパケット送信を受けたクライアントか
らHTTPリクエストURL3がサーバに対して実行さ
れる。このリクエストは、図7のステップ715におい
てリフレッシュ(refresh)・メソッドを起動す
るように設定されたURL(図9下欄のURL3参照)
であり、サーバはそれぞれのHTTPリクエストURL
3に応答してリフレッシュ(refresh)・メソッ
ドを起動して図7のステップ708〜714を実行す
る。その結果としてそれぞれのリクエストクライアント
に対してHTMLページが配信される。
【0099】図9の中段に示すクライアント1からのU
RL2の送信以降の処理をまとめると以下のようにな
る。クライアント1からサーバに対して、グループ名
0、配信対象のURLを含むURL2が送られ、サーバ
上ではリクエストに従ってノーティファイ(notif
y)・メソッドが実行される。サーバから実行終了を表
す結果ページがレスポンスとしてクライアント1に送信
される。サーバーは、さらにメソッド名リフレッシュ
(refresh)、グループ名0、および対象ページ
のURLを含むURL3を作成し、URL3をデータと
して持つUDPパケットを作成する。作成されたパケッ
トは、グループ0に属する各クライアントに対して送信
される。UDPパケットを受信した各クライアントはU
RL3を使ってHTTPリクエストを送信し、サーバで
はリフレッシュ(refresh)・メソッドが実行さ
れる。サーバではリフレッシュ(refresh)・メ
ソッドが起動し、リンク部に修飾名を埋め込んだHTM
Lページを作成し、レスポンスとしてクライアントに送
信する。
【0100】以上、本発明の通信ネットワークシステム
の一実施例を説明したが、この実施例によれば、あるグ
ループに属するユーザがWWWクライアントを用いて閲
覧するHTMLページを、同じグループに参加する複数
のユーザの間で共有することが可能となる。つまり、あ
るユーザがサーバに管理されたあるHTMLページを閲
覧した際に、同じグループに属する他のクライアントも
同じページを閲覧することが可能となる。
【0101】さらにあるグループに属するクライアント
が共有するファイル(HTMLページ)について、任意
のタイミングでクライアントによって更新がなされた場
合、グループに属するクライアントは、その更新タイミ
ングが不定期であってもサーバからの通知を随時受領す
ることが可能であり、情報更新に関してグループに属す
るクライアントは特別な操作をする必要がなく、また、
クライアントからサーバーに対するHTTPリクエスト
を出す回数は必要最低限におさえられる。また、グルー
プ内で共有するHTMLページが保持されている場所に
関して制限がなく、ネットワークで接続可能な多数のW
WWサーバー上の情報が扱える。
【0102】なお、上述の実施例1で述べた構成以外に
も、WWWサーバーとして他のものを用いることも可能
であり、サーバー上のプログラムの起動方法はCGIを
用いることが可能である。また、クライアント側におい
ては、Java Applet以外の形態のプログラム
をWWWクライアントと連係させることによっても実現
が可能である。
【0103】[実施例2]以下、クライアントがグルー
プに参加する際にグループ内で共通のマルチキャストグ
ループに参加し、サーバからクライアントに対して情報
配信をおこなう際にはマルチキャストを用いて配信する
実施例について説明する。
【0104】図10に本実施例の通信ネットワークシス
テムのブロック図を示す。本実施例の構成は図3に示し
た実施例1の構成にマルチキャストルータ及びネットワ
ーク1001、サーバ側のマルチキャストグループ参加
部1002、およびクライアント側のマルチキャストグ
ループ参加部1003を付加したものである。
【0105】グループ管理プログラムのクライアント管
理テーブルには、グループごとにクライアントが参加し
ているマルチキャストグループのアドレスが保持されて
いる。このクライアント管理テーブルの例を図11に示
す。図11に示すようにテーブルにはクライアント・ア
ドレスの他にグループ個々に対応してマルチキャストグ
ループのアドレスが登録されている。
【0106】サーバの有するグループ管理プログラムに
は、指定したグループ名に属するクライアントに情報を
送るため、マルチキャストをつかって情報を送信するノ
ーティファイ(notify)・メソッドが予め設定さ
れている。グループ管理プログラムの実行の際には、グ
ループを生成したときにIGMP(InternetG
roup Management Protocol)
メッセージを送信してサーバ自体をマルチキャストグル
ープに参加させるマルチキャストグループ参加部100
2が利用される。サーバ内のグループにクライアントを
追加する手段は、クライアントのアドレスをグループ管
理テーブルに追加し、グループのメンバのチェックに用
いる。クライアントはグループに参加する際に、IGM
Pメッセージを送信してマルチキャストグループに参加
するためにマルチキャストグループ参加部1003を有
する。他の構成は図3に示す実施例1と同様であり、前
述した実施例1と同様の効果を得ることができ、サーバ
からクライアントにURLを配信する際にマルチキャス
トを利用する構成が可能となる。
【0107】また、1つのサーバに対し、複数のクライ
アントがアクセスし、サーバの各メソッドを呼び出し
て、情報配信を行なう際の、メッセージおよびデータの
ながれを図12に示す。
【0108】図12に示すように、1つのサーバとn個
のクライアントがあり、それぞれはマルチキャストルー
タに接続されている。サーバ、クライアント間ではHT
TPのリクエスト、レスポンスおよびURLをふくんだ
UDP packetにより情報がやりとりされる。
【0109】クライアントを、あるグループに加入させ
る手順は、以下のように実行される。前述したようにサ
ーバの有するクライアント管理テーブルは、各グループ
名とマルチキャストグループのアドレスが対応づけられ
て登録されている(図11参照)。すなわち、クライアン
トおよびサーバ間では、各グループ名とマルチキャスト
グループのアドレスの対応が共有されている。
【0110】サーバは、グループ生成時にルータに対し
てIGMPメッセージを送信し、マルチキャストグルー
プに参加する。
【0111】クライアント1がグループ0に加入する際
には、ルータに対してIGMPメッセージを送信し、グ
ループ0に対応するマルチキャストグループに参加す
る。次にサーバに対して、クライアント1のアドレスお
よびグループ名0を含んだURL1(メソッドとしてレ
ジストを指定:図12の下欄のURL説明参照)でHT
TPリクエストを送信する。サーバ上ではリクエストに
従って、レジスト(regist)・メソッドが実行さ
れる。
【0112】また、その他のクライアント2−nがグル
ープ0に加入する際には、ルータに対してIGMPメッ
セージを送信することで、各クライアント2−nはグル
ープ0に対応するマルチキャストグループに参加するこ
とが可能となる。次にサーバに対して、それぞれのクラ
イアントのアドレスおよびグループ名0を含んだURL
1’でHTTPリクエストを送信する。サーバ上ではレ
ジスト(regist)・メソッドが実行される。
【0113】サーバにおけるレジスト(regist)
・メソッドの実行後、サーバから実行終了を表す結果ペ
ージがレスポンスとしてグループに加入したクライアン
トに送信される。以上が図12の上段に示すHTTPリ
クエストURL1、URL1’に対する処理である。
【0114】図12の中段以降のHTTPリクエストU
RL2に対する処理、すなわちクライアントが指定した
HTMLの情報を配信する手順は、以下のようにおこな
われる。クライアント1が配信の要求を出すとすると、
クライアント1からサーバに対して、グループ名0、配
信対象のURLを含むURL2が送られ、サーバ上では
URL2に指定されたメソッド(図12の下欄のURL
2の詳細参照)に従ってノーティファイ(notif
y)・メソッドが実行され、サーバから実行終了を表す
結果ページがレスポンスとしてクライアント1に送信さ
れる。
【0115】さらに、サーバーは、メソッド名リフレッ
シュ(refresh)、グループ名0、および対象ペ
ージのURLを含むURL3を作成し、URL3をデー
タとして持つUDPパケットを作成する。さらに、グル
ープ0に対応するマルチキャストグループのアドレスに
対して作成してUDPパケットを送信する。
【0116】本実施例では、マルチキャストを用いて、
各クライアントに上記のUDPパケットが配信される。
UDPパケットを受信した各クライアントはURL3を
使ってHTTPリクエストを送信し、サーバではURL
3(図12の下欄のURL3の詳細参照)に指定された
リフレッシュ(refresh)・メソッドが実行され
る。サーバではリフレッシュ(refresh)・メソ
ッドが起動し、作成したHTMLページがレスポンスと
して送信される。
【0117】図13にサーバがクライアント装置からの
リクエストを受けとって処理を実行し、クライアント装
置にレスポンスを返す手順のフローチャートを示す。図
13のフローは、多くの部分が図7に共通するものであ
り、図7と異なる部分を中心として説明する。
【0118】ステップ1301において、サーバは、マ
ルチキャストグループの指定をおこなってグループへの
参加を行う。このマルチキャストグループは、図11に
示すクライアント管理テーブルに登録されたグループの
いずれかである。ステップ1302では、クライアント
からのHTTPリクエストを待機する。以降のステップ
1303〜1306は、図7のステップ701〜704
と同様である。
【0119】レジスト(regist)・メソッドが起
動された場合の処理ステップ1307〜1309、およ
びリフレッシュ(refresh)・メソッドが起動さ
れた場合の処理ステップ1310〜1316は図7と同
様である。ノーティファイ(notify)・メソッド
が起動された場合は、ステップ1317において、クラ
イアント管理テーブルからグループに対するマルチキャ
ストグループを得る処理が実行される。これは、ステッ
プ1319で実行されるマルチキャストを介するパケッ
ト配信のために行われる。マルチキャストの利用によ
り、図7のステップ716のグループに属するメンバア
ドレスの取得は省略される。その他の処理ステップ13
18、1320、1321は図7のステップ715、7
18、719と対応する。
【0120】一方、本実施例においてクライアント装置
がサーバから配信された情報に従ってHTTPアクセス
を行なう手順のフローチャートを図14に示す。図14
のフローは、多くの部分が図8に共通するものであり、
図8と異なる部分を中心として説明する。
【0121】まず、クライアント装置はステップ140
1においてマルチキャストグループの指定および参加を
実行し、ステップ1402においてマルチキャストを介
したパケットの受信を待機する。以降の処理ステップ1
403〜1407は、図8のステップ801〜805と
同様の処理である。
【0122】[実施例3]次に、サーバのグループ管理
手段がグループごとにグループの状態を保持する状態デ
ータを持つ実施例について説明する。この実施例におい
ては、同じグループ内で共有し、かつグループ外のクラ
イアントからはアクセスされない内部情報をグループ内
の各クライアントが変更することと、該変更をグループ
内の各クライアントに対して通知することが可能にな
る。
【0123】本実施例に係る構成ブロック図を図15に
示す。基本的構成は前述の実施例1の構成と同様であ
り、異なる部分を中心として説明する。グループの状態
を保持するグループ管理手段1501は、実施例1にお
いて述べたと同様、クライアント管理テーブル1506
を有している。本実施例のクライアント管理テーブル1
506は、内部情報保持部1507を有している。
【0124】図16に本実施例中のクライアント管理テ
ーブル1506の例を示す。図16に示すようにクライ
アント管理テーブルは、登録されたグループ名ごとに、
複数のクライアント情報(IPアドレス、ポートアドレ
ス)と一つの内部情報(グループ内情報)を保持する。
内部情報としてはHTML文書を用いる。
【0125】本実施例においては、メソッドインタプリ
タから起動されるメソッドとして、指定したグループの
内部情報のHTML文書を変更するメソッドとしてエデ
ィット(edit)・メソッドが新たに加えられてい
る。
【0126】エディット(edit)・メソッドは、ク
ライアント管理テーブルからグループ名に対応するHT
MLファイルを取得し、取得したHTMLファイルに変
更処理をおこない、テーブルに登録する。その後、ノー
ティファイ(notify)・メソッドを起動する。
【0127】ノーティファイ(notify)・メソッ
ドは、実施例1と同様に、修飾したURLを生成し、ク
ライアントに配信するが、この実施例では、サーバ上に
保持されているグループ固有のHTML文書を参照する
リフレッシュ(refresh)・メソッドを起動する
URLを生成する。
【0128】クライアントは第1の実施例と同様に、配
信されたURLをもちいてリクエストを送出する。グル
ープの状態を参照するメソッドが、リフレッシュ(re
fresh)・メソッドとして実現される。リフレッシ
ュ(refresh)・メソッドは、グループ名からH
TML文書を取得する部分と、HTML文書をHTTP
レスポンスとしてクライアントへ送信する部分からな
る。
【0129】以上の構成により、あるグループに属する
クライアントが、グループが持つHTML文書を変更す
る要求をサーバに送った場合に、グループの他のクライ
アントは変更された文書を取得する。
【0130】本実施例におけるサーバの処理フローを図
17に示す。図17において、最初のhttpリクエス
ト受信ステップからメソッドディスパッチャによるメソ
ッド起動までのステップと、レジスト(regist)
・メソッドの実行ステップは、前述の実施例1と同様で
あり説明を省略する。
【0131】本実施例においてリフレッシュ(refr
esh)・メソッドが起動された場合は、ステップ17
01、1702、1703においてグループのメンバの
であるかのチェック、共有HTMLページの取得、取得
HTMLページの送信が実行される。これらの処理は、
図15のメンバチェック部1503、およびHTML入
力部1510、およびHTML送信部において実行され
る。
【0132】本実施例特有のエディット(edit)・
メソッドが起動されると、ステップ1711以降の処理
が実行される。ステップ1711では、グループ内のメ
ンバであるかについてチェックされ、ステップ1712
において当グループの共有HTMLページが取得され
る。これは、クライアント管理テーブルにグループ内情
報として登録されたHTMLページ(図16参照)であ
る。ステップ1713において取得されたHTMLペー
ジがクライアントの要求に従って編集されると、ステッ
プ1714においてノーティファイ(notify)・
メソッドが呼び出される。以降のステップ1715〜1
719は、実施例1で示した図7のステップ715〜7
19の処理と同様である。
【0133】上述したように、エディット(edit)
・メソッドの起動が可能な本実施例の構成によれば、グ
ループに対応する特定の情報を同じグループ内で共有
し、かつグループ外のクライアントからはアクセスされ
ない状態で保持することが可能であり、この内部情報を
グループ内の各クライアントが変更し、該変更をグルー
プ内の各クライアントに対して通知することが可能にな
る。
【0134】本実施例におけるサーバおよびクライアン
ト間のメッセージおよびデータのながれを時系列的に示
したのが図18である。図18では1つのサーバに対
し、複数のクライアントがアクセスし、サーバの各メソ
ッドを呼び出して、情報配信を行なう際の、メッセージ
およびデータの流れを示している。図の上部から下方に
向かって時間的に経過している。
【0135】図18における上段のレジスト(regi
st)・メソッドの処理は、前述した実施例で説明した
図9の処理と同様であるので説明を省略する。図18中
の中段に示すURL2は、図18下欄のURLの説明に
示すようにエディット(edit)・メソッドの起動を
指定するものであり、クライアント1からのリクエスト
に対して、サーバは、図17におけるステップ1711
以下の処理を実行することとなる。ステップ1717に
対応する処理は、グループに属するクライアントに対し
てのパケット送信(図17中、配信用UDP pack
et URL3を含む)である。さらに、それぞれのパ
ケット送信を受けたクライアントからHTTPリクエス
トURL3がサーバに対して実行される。このリクエス
トは、図17のステップ1715においてリフレッシュ
(refresh)・メソッドを起動するように設定さ
れたURL(図18下欄のURL3参照)であり、サー
バはそれぞれのHTTPリクエストURL3に応答して
リフレッシュ(refresh)・メソッドを起動して
図17のステップ1701〜1703を実行する。その
結果としてそれぞれのリクエストクライアントに対して
HTMLページが配信される。
【0136】以上説明したエディット(edit)・メ
ソッドの起動による処理をまとめると以下のようにな
る。クライアント1がHTMLページの編集の要求を出
すと、クライアント1からサーバに対して、グループ名
0を含むURL2が送られ、サーバ上でエディット(e
dit)・メソッドが起動し、グループ名0に対応した
HTMLの編集が行なわれる。エディット(edit)
・メソッドによるHTMLページの編集が終了した後、
サーバ上でノーティファイ(notify)・メソッド
が実行される。
【0137】サーバーは、メソッド名としてリフレッシ
ュ(refresh)、グループ名として0を含むUR
L3を作成し、URL3をデータとして持つUDPパケ
ットを作成する。グループ0に属する各クライアントに
対してUDPパケットを送信する。
【0138】UDPパケットを受信した各クライアント
はURL3を使ってHTTPリクエストを送信し、サー
バではリフレッシュ(refresh)・メソッドが実
行される。サーバにおけるリフレッシュ(refres
h)・メソッドの起動により作成されたHTMLページ
がレスポンスとして送信される。
【0139】実施例1においては分散したWWWサーバ
上のアクセスが公開された情報についての共有を可能と
したが、この実施例においては、グループに属する複数
のユーザー間で共有する内部データを、各ユーザがWW
Wクライアントを用いて変更するなどの処理を行ない、
サーバ上に保持される共有データが変更された際にはユ
ーザーはその結果を自動的に受けとることが可能にな
る。
【0140】[実施例4]次に、本発明の他の実施例と
して、リフレッシュ(refresh)・メソッドの起
動により、ノーティファイ(notify)・メソッド
が自動的に実行される実施例にいて説明する。本実施例
においても、上述の他の実施例と同様に基本構成は、ネ
ットワークに接続されたwwwサーバーの動作する計算
機およびwwwクライアントの動作する複数の計算機に
よって構成される。
【0141】情報配信をおこなうサーバおよびクライア
ントの構成を図19に示す。この例においても分散ファ
イルアクセスは、HTTPによるアクセスであるものと
して説明する。図19の構成は基本的に前述の実施例1
で説明した図3の構成と同様の構成を有し、異なる部分
についてのみ説明する。
【0142】図19のメソッドインタプリタ1901に
よって起動されるメソッドは、基本的にリフレッシュ
(refresh)・メソッドと、レジスト(regi
st)・メソッドである。ノーティファイ(notif
y)・メソッドは、リフレッシュ(refresh)・
メソッドの実行に引き続いて実行されるように構成され
ている。
【0143】リフレッシュ(refresh)・メソッ
ドは、メソッドインタプリタ1901からグループ名
と、原料のURLを受けとって起動する。メンバチェッ
ク部1903に対し、リクエストを出力したクライアン
トがグループに参加していることを確認するよう指示を
出す。メンバチェック部1903は、クライアント管理
テーブル1906からグループ名でクライアントを検索
し、リクエストを出力したクライアントのアドレスがテ
ーブル上に存在するかどうかを調べる。本実施例で使用
されるクライアント管理テーブルは、上述の各実施例に
おける各種のテーブルが適用できるが、実施例1のテー
ブル(図4参照)を使用したものとして以下、説明す
る。
【0144】メンバチェック部1906によるクライア
ント管理テーブル1906の検索の結果、クライアント
がグループに参加していることが確認されない場合は、
チェックに失敗したことを表すHTMLページを作成
し、HTML送信部によりレスポンスとして返す。
【0145】メンバチェック部1906によるクライア
ント管理テーブル1906の検索の結果、クライアント
がグループに参加していることが確認された場合、ノー
ティファイ(notify)・メソッドを起動する。ノ
ーティファイ(notify)・メソッドは、グループ
名と、原料のURLを受けとって起動する。
【0146】サーバにおけるメンバ配信部1905は、
クライアント管理テーブル1906から指定されたグル
ープに属するクライアントの<IPアドレス、UDPソ
ケットのポート番号>を得る。URLをデータとして含
むUDPパケットを生成し、URL送信部からそれぞれ
のクライアントに送信する。
【0147】サーバがクライアント装置からのリクエス
トを受けとって処理を実行し、クライアント装置にレス
ポンスを返す手順のフローチャートを図20に示す。以
下、図20のフローについて説明する。
【0148】図20において、最初のhttpリクエス
ト受信ステップからメソッドディスパッチャによるメソ
ッド起動までのステップと、レジスト(regist)
・メソッドの実行ステップは、前述の実施例1で説明し
た図7と同様のステップであり説明を省略する。
【0149】本実施例においてリフレッシュ(refr
esh)・メソッドが起動された場合は、ステップ20
01においてグループのメンバのであるかのチェックが
実行され、引き続いてステップ2002において、ノー
ティファイ(notify)・メソッドが呼び出され
る。
【0150】以降、ステップ2003以降ステップ20
06まで実施例1で説明した図7のステップ716から
ステップ719と同様のステップが実行される。本実施
例の構成によればリフレッシュ(refresh)・メ
ソッドの起動が自動的にノーティファイ(notif
y)を起動するので、クライアントによるリフレッシュ
(refresh)・メソッドの指定を修飾してURL
指定を行った場合、自動的なUDPパケット配信がグル
ープ内のクライアントに行われる。
【0151】本実施例における、1つのサーバと複数の
クライアント間でのメッセージおよびデータのながれを
時系列的に示すと図21のようになる。図21では1つ
のサーバに対し、複数のクライアントがアクセスし、サ
ーバの各メソッドを呼び出して、情報配信を行なう際
の、メッセージおよびデータの流れを示している。図の
上部から下方に向かって時間的に経過している。
【0152】図21における上段のレジスト(regi
st)・メソッドの処理は、前述した実施例で説明した
図9の処理と同様であるので説明を省略する。図21中
の中段に示すURL2は、図21下欄のURLの説明に
示すようにリフレッシュ(refresh)・メソッド
の起動を指定するものであり、クライアント1からのリ
クエストに対して、サーバは、図20におけるステップ
2001以下を実行する。
【0153】図21中の中段に示すURL2によるリク
エストに対する処理であるクライアントが指定したHT
MLの情報を配信する手順は、以下のようにおこなわれ
る。クライアント1があるURLで表されるファイルを
読み出す要求を出すとき、クライアント1からサーバに
対して、グループ名0、配信対象のURLを含むURL
2を送る。サーバ上ではURL2の指定に従ってリフレ
ッシュ(refresh)・メソッドが実行される。図
20で説明したようにリフレッシュ(refresh)
・メソッドの起動により、サーバは、自動的にノーティ
ファイ(notify)・メソッドを起動する。
【0154】さらに、サーバーは、読みだし対象となる
URL(URL3)をデータとして持つUDPパケット
を作成する。次いでグループ0に属する各クライアント
に対してUDPパケットを送信する。
【0155】UDPパケットを受信した各クライアント
はURL3を使ってHTTPリクエストをサーバに対し
て送信し、ファイルサーバからページがレスポンスとし
て各クライアントに送信される。
【0156】本実施例においては、サーバの管理するグ
ループに属する1つのクライアントが、あるHTMLペ
ージを閲覧した時、同じグループに参加する複数のクラ
イアントは、同じHTMLを表示することが可能とな
る。また、対象となるHTMLページが保持されている
場所に関して制限がなく、ネットワークで接続可能な多
数のWWWサーバー上の情報が扱える。
【0157】ここで述べた実現の方法は情報配信を行な
う装置の実装の一例である。WWWサーバーとして他の
ものを用いることも可能であり、サーバー上のプログラ
ムの起動方法はCGIを用いることが可能である。
【0158】また、クライアント側においては、、Ja
va Applet以外の形態のプログラムをWWWク
ライアントと連係させることによっても実現が可能であ
る。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ通
信システムによれば、所定のグループに属するクライア
ントからのファイルアクセス要求を受領したサーバは、
該クライアントからのファイル要求に伴って指定された
メソッドを起動して、ファイルアクセス要求を実行した
クライアントと同一のグループに属する他のクライアン
トに対する処理を実行するように構成したので、複数の
クライアントが共有するファイルに対する更新、閲覧処
理に等に対して、所定の必要な通知を最適なタイミング
で実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ通信システムの全体概要を示
すブロック図である。
【図2】 本発明のデータ通信システムの基本構成を示
すブロック図である。
【図3】 本発明のデータ通信システムの実施例1にお
ける構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明のデータ通信システムの実施例1にお
けるクライアント管理テーブルの例を示す図である。
【図5】 本発明のデータ通信システムにおけるHTM
L処理部の処理を説明する図である。
【図6】 本発明のデータ通信システムにおいて、ファ
イル名を受信したサーバにおける処理実行プログラムの
例である。
【図7】 本発明のデータ通信システムの実施例1にお
けるサーバの処理フローを説明する図である。
【図8】 本発明のデータ通信システムの実施例1にお
けるクライアントの処理フローを説明する図である。
【図9】 本発明のデータ通信システムの実施例1にお
けるサーバおよびクライアント間のメッセージおよびデ
ータの流れを説明する図である。
【図10】 本発明のデータ通信システムの実施例2に
おける構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明のデータ通信システムの実施例2に
おけるクライアント管理テーブルの例を示す図である。
【図12】 本発明のデータ通信システムの実施例2に
おけるサーバおよびクライアント間のメッセージおよび
データの流れを説明する図である。
【図13】 本発明のデータ通信システムの実施例2に
おけるサーバの処理フローを説明する図である。
【図14】 本発明のデータ通信システムの実施例2に
おけるクライアントの処理フローを説明する図である。
【図15】 本発明のデータ通信システムの実施例3に
おける構成を示すブロック図である。
【図16】 本発明のデータ通信システムの実施例3に
おけるクライアント管理テーブルの例を示す図である。
【図17】 本発明のデータ通信システムの実施例3に
おけるサーバの処理フローを説明する図である。
【図18】 本発明のデータ通信システムの実施例3に
おけるサーバおよびクライアント間のメッセージおよび
データの流れを説明する図である。
【図19】 本発明のデータ通信システムの実施例4に
おける構成を示すブロック図である。
【図20】 本発明のデータ通信システムの実施例4に
おけるサーバの処理フローを説明する図である。
【図21】 本発明のデータ通信システムの実施例4に
おけるサーバおよびクライアント間のメッセージおよび
データの流れを説明する図である。
【符号の説明】
101 ファイルサーバ 102 クライアント・グループA 103 クライアント・グループB 200 サーバ 201 受信部 202 ファイル解析手段 203 デイスパッチ手段 204 グループ管理手段 205 修飾手段 206,207 送信部 208 ファイルサーバ 220 クライアント装置 221 送信部 222,223 受信部 224 表示部 241 リクエスト手段 242 プッシュ手段 243 レスポンス手段 300 サーバ 301 URL受信部 302 URLパーザ 303 メソッドインタプリタ 304 クループ管理手段 305 URL修飾部 306 URL送信部 307 登録結果生成部 308 HTML入力部 309 HTML処理部 310 HTML送信部 320 クライアント装置 321 URL送信部 322 URL受信部 323 HTML受信・表示部 330 ファイルサーバ 1001 マルチキャストルータ及びネットワーク 1002,1003 マルチキャストグループ参加部 1501 グループ管理手段 1502,1503 メンバチェック部 1504 メンバ登録部 1505 メンバ配信部 1506 クライアント管理テーブル 1507 内部情報保持部 1508,1510 HTML入力部 1509 HTML編集部 1511 登録結果生成部 1512 URL修飾部 1513 URL送信部 1901 メソッドインタプリタ 1902 グループ管理手段 1903 メンバチェック部 1904 メンバ登録部 1905 メンバ配信部 1906 クライアント管理テーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータファイルを管理するサーバ
    と、 データ通信手段によって前記サーバに接続可能な構成を
    有し、前記サーバの管理する複数のデータファイルから
    特定のデータファイルを指定したリクエストを前記サー
    バに対して出力し、該データファイルを閲覧可能な複数
    のクライアント装置とを有するデータ通信システムにお
    いて、 前記クライアントは、前記サーバの管理するデータファ
    イル中、特定のデータファイルを共有する1以上のクラ
    イアントによってグループを構成し、 前記クライアントは、前記サーバに対するデータファイ
    ルリクエストにおいて、前記サーバ中で起動可能な1以
    上の処理フローである1以上のメソッド中から特定の実
    行メソッドを指定するメソッド識別子と、前記グループ
    を識別するグループ識別子とを該データファイル・リク
    エストの修飾名として出力する構成を有し、 前記サーバは、 前記クライアントから受領したデータファイル・リクエ
    スト中からデータファイル名を取り出すとともに、前記
    修飾名からメソッド識別子とグループ識別子とを取り出
    すファイル名解析手段と、 1以上のクライアントの各々の識別子を該クライアント
    によって構成されるグループのグループ識別子に対応さ
    せて登録したクライアント管理テーブルを有し、グルー
    プの管理を行うグループ管理手段と、 前記クライアントからのデータファイル・リクエストに
    応答して、予め登録された複数のメソッドから起動メソ
    ッドを決定するメソッド選択手段と、を有することを特
    徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記グループ識別子によ
    って識別されたグループに属するクライアント装置に前
    記データファイル名を送信する送信手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記データファイル名
    に加えて前記メソッド識別子および前記グループ識別子
    を送信する構成を有することを特徴とする請求項2記載
    のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記データファイル名に
    対して、メソッド識別子およびグループ識別子を修飾さ
    せて修飾名を生成する修飾手段を有し、 前記送信手段は、前記修飾手段によってメソッド識別子
    およびグループ識別子が修飾されたデータファイル名を
    メッセージ・データとして送信する構成を有することを
    特徴とする請求項3記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、前記クライアントをグル
    ープのメンバとして登録するレジスト・メソッドを実行
    する構成を有し、 前記サーバは、前記クライアントから受領するデータフ
    ァイル・リクエストの修飾名としてレジスト・メソッド
    の指定がある場合に、該レジスト・メソッドを実行し、
    前記クライアントを識別するクライアント識別データを
    前記クライアント管理テーブル中に登録する構成を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のデ
    ータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、クライアントからのデー
    タファイル・リクエストによって指定されたデータ・フ
    ァイルの更新処理を可能とするリフレッシュ・メソッド
    を実行する構成を有し、 前記サーバは、前記クライアントから受領するデータフ
    ァイル・リクエストの修飾名としてリフレッシュ・メソ
    ッドの指定がある場合に、該リフレッシュ・メソッドを
    実行し、前記指定されたデータ・ファイルの更新を可能
    とするとともに、該更新データ・ファイルを、前記クラ
    イアントのデータファイル・リクエストにおける修飾名
    として指定されたグループ識別子に対応するグループに
    属するクライアントに送信する構成を有することを特徴
    とする請求項1乃至5いずれかに記載のデータ通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、前記クライアント管理テ
    ーブルに登録されたグループに属するクライアントにメ
    ッセージを通知するノーティファイ・メソッドを実行す
    る構成を有し、 前記サーバは、前記クライアントから受領するデータフ
    ァイル・リクエストの修飾名としてノーティファイ・メ
    ソッドの指定がある場合に、該ノーティファイ・メソッ
    ドを実行し、クライアントからのデータファイル・リク
    エストによって指定されたデータファイルに関する処理
    の実行を、前記クライアントのデータファイル・リクエ
    ストにおける修飾名として指定されたグループ識別子に
    対応するグループに属するクライアントに通知する構成
    を有することを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記
    載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、さらに前記ノーティファ
    イ・メソッドの実行において、前記修飾手段において、
    クライアントからのデータ・リクエスト中の修飾名とし
    て指定されたノーティファイ・メソッドのリフレッシュ
    ・メソッドへの書き換えを実行し、該書き換えの完了し
    たメッセージ・データを前記クライアントのデータファ
    イル・リクエストにおける修飾名として指定されたグル
    ープ識別子に対応するグループに属するクライアントに
    通知する構成を有することを特徴とする請求項7記載の
    データ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバの修飾手段において書き換え
    られたメッセージ・データを受領したクライアントは、
    該書き換えメッセージ・データを前記サーバに対するデ
    ータファイル・リクエストとして出力し、前記サーバは
    該リクエストを受領することにより、前記リフレッシュ
    ・メソッドを実行する構成を有することを特徴とする請
    求項8記載のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、さらに前記リフレッシ
    ュ・メソッドの実行において、前記修飾手段において、
    クライアントからのデータ・リクエスト中の修飾名とし
    て指定されたリフレッシュ・メソッドのノーティファイ
    ・メソッドへの書き換えを実行し、該書き換えの完了し
    たメッセージ・データを前記クライアントのデータファ
    イル・リクエストにおける修飾名として指定されたグル
    ープ識別子に対応するグループに属するクライアントに
    通知する構成を有することを特徴とする請求項7記載の
    データ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記サーバの修飾手段において書き換
    えられたメッセージ・データを受領したクライアント
    は、該書き換えメッセージ・データを前記サーバに対す
    るデータファイル・リクエストとして出力し、前記サー
    バは該リクエストを受領することにより、前記ノーティ
    ファイ・メソッドを実行する構成を有することを特徴と
    する請求項10記載のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記サーバは、前記クライアント管理
    テーブルに登録されたグループ内情報の編集処理を可能
    とするエディット・メソッドを実行可能な構成を有し、 前記サーバは、前記クライアントから受領するデータフ
    ァイル・リクエストの修飾名としてエディット・メソッ
    ドの指定がある場合に、該エディット・メソッドを実行
    し、前記グループ内情報の編集し、編集内容を新たなグ
    ループ内情報として登録するとともに、該新たなグルー
    プ内情報に関するノーティファイ・メソッドを起動する
    構成を有することを特徴とする請求項7乃至11いずれ
    かに記載のデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 前記サーバおよび前記クライアント装
    置は、マルチキャストルータ及びネットワークを介して
    接続可能な構成を有し、 前記サーバは、前記クライアント管理テーブル中に登録
    されたグループに対応してマルチキャストグループ・ア
    ドレスを登録データとして有し、 前記クライアントによって構成されるグループ内のクラ
    イアントと前記サーバ間のデータ通信は、グループ識別
    子に対して一意的に決定されるマルチ・キャスト・アド
    レスに基づいて実行されることを特徴とする請求項1乃
    至12いずれかに記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記クライアントの指定するデータフ
    ァイルは、HTMLページによって構成され、該クライ
    アントおよび前記サーバ間でのデータ転送はHTTPに
    従って実行する構成を有し、 前記サーバの有する前記修飾手段はURL修飾手段によ
    って構成され、データファイル名に対するメソッド識別
    子およびグループ識別子の修飾はURLの書き換えによ
    って実行する構成であることを特徴とする請求項1乃至
    13いずれかに記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 前記サーバの実行するリフレッシュ・
    メソッドにおけるデータファイルの編集はHTMLペー
    ジの編集であり、サーバは該編集HTMLページ中に他
    のサーバの管理するリンクデータが含まれる場合、該他
    のサーバの管理するリンクデータのURLにノーティフ
    ァイ・メソッドを呼び出す識別子を付加するURLの書
    き換えを実行する構成を有することを特徴とする請求項
    14記載のデータ通信システム。
JP9352612A 1997-12-22 1997-12-22 データ通信システム Pending JPH11184813A (ja)

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