JPH11183595A - 位置通報機能付玩具 - Google Patents

位置通報機能付玩具

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JPH11183595A
JPH11183595A JP35698697A JP35698697A JPH11183595A JP H11183595 A JPH11183595 A JP H11183595A JP 35698697 A JP35698697 A JP 35698697A JP 35698697 A JP35698697 A JP 35698697A JP H11183595 A JPH11183595 A JP H11183595A
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JP
Japan
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toy
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point
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Application number
JP35698697A
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English (en)
Inventor
Keiji Kuzutani
谷 啓 司 葛
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡単で、対話的にやり取りを行いマス
コット的に位置通報を行う位置通報機能付き玩具を提供
する。 【解決手段】 位置を測位するGPS受信機4と、特徴
となる目標物に関しての名称および位置を記憶したデー
タベース6と、GPS受信機4からの位置情報とデータ
ベースの記憶情報に基づいて音声合成を行う音声合成回
路7と、音声合成回路7からの出力を使用者に知らせる
スピーカ8と、データベースへ6の情報を管理すると共
に音声合成回路7を制御するコントローラ2とを備え、
使用者の位置を音声合成により通報する位置通報機能付
玩具1において、コントローラ2は使用者に対して位置
に関する質問をし、使用者は操作スイッチ10,11,
12により質問に対して応答するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はGPS衛星からの情
報を利用し、使用者が良く行くところを学習により記憶
していき、使用者と対話形式で位置を記憶してゆき、気
まぐれに位置を知らせるGPSを利用した対話可能な位
置通報機能付玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GPS(グローバル ポジショニ
ング システム)の機能は位置を知らせることであり、
地球上での絶対位置を計測するという目的で、航空、船
舶、自動車等で位置を確定する位置センサとして用いら
れている。また、近年ではGPSの機能をもつ携帯可能
な小型の位置計測装置も製造されており、このような装
置は、例えば、携帯可能な小型のハンディナビ 「コロ
ンブス」(ソニー株式会社製)等が市販され、このよう
なハンディ型のナビを用いれば、使用者は山道などでも
自分の位置確認が行える。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両
等のナビゲーション装置に用いられ位置検出を行うGP
S受信機は、従来では非常に高価なものとなっていた
が、近年では技術開発が進歩して改良の結果、数千円程
度の低コストで製造することが可能となってきた。
【0004】そこで、このようなGPSの機能をもった
ものを玩具に応用する場合、GPSの機能をどのように
玩具に結び付けるかが問題となり、GPSの機能を玩具
に結び付けるかの検討を色々と行った。検討の結果、そ
れは子供用の腕時計からヒントを得ることができると判
明した。つまり、子供用の腕時計は時計自体の低コスト
化により、子供でも気軽に購入できるものとなり、これ
は子供用ということで、外形やデザインに対して子供の
興味を引く工夫が施こされ、しかも操作が簡単で扱い易
くする必要がある。しかし、子供用の玩具とすることで
問題となるのは機能であり、子供用の工夫が必要となっ
てくるが、機能は携帯液晶ペットにヒントを得ることが
できる。これは、使用者と対話形式でペットを育ててい
くものであり、ペットに要求があると気まぐれに使用者
に知らせるという機能をもっている。
【0005】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、操作が簡単で、対話的にやり取りを
行いマスコット的に位置通報を行う位置通報機能付き玩
具を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、位置を測位するGPS受信機
と、特徴となる目標物に関しての名称および位置を記憶
したデータベースと、GPS受信機からの位置情報とデ
ータベースの記憶情報に基づいて音声合成を行う音声合
成回路と、音声合成回路からの出力を使用者に知らせる
スピーカと、データベースへの情報を管理すると共に音
声合成回路を制御するコントローラとを備え、使用者の
位置を音声合成により通報する位置通報機能付玩具にお
いて、コントローラは使用者に対して位置に関する質問
をし、使用者は操作スイッチにより質問に対して応答す
るようにした。
【0007】上記の構成により、使用者に対して位置に
関する質問を行い、使用者は操作スイッチにより質問に
応答できるので、玩具と使用者は対話的なやりとりが行
えるものとなる。
【0008】この場合、データベースには一般的な目標
物の位置座標と、目標物への接近状態を判別するエリア
情報を含むようにすれば、使用者の現在位置に近い目標
物に対してのメッセージ出力が可能となる。
【0009】コントローラはGPS受信機からの測位デ
ータの中断点または受信開始点を検出し、その発生頻度
から目標点を前記データベースに記憶して自動的に特徴
となる目標点を記憶する機能をもつようにすれば、測位
データの中断点、受信開始点の発生頻度に基づくデータ
ベースへの目標点の自動記憶が可能となり、個人毎の独
自のデータベースが構築できる。
【0010】目標物に対してランダムに地点名の質問を
繰り返し、使用者の応答に基づいて名称を決定して前記
データベースに記憶させるようにすれば、ランダムに質
問が繰り返されることにより、気まぐれさを出すことが
可能となり、使用者の応答に基づき、正確さをもってデ
ータベースの情報量を増やすことが可能となる。
【0011】使用者の質問に対しての応答はYES、N
Oスイッチ、および、きろくスイッチにより学習を行
い、前記データベースに記憶させるようにすれば、簡単
なスイッチ操作により、目標物の名称をコントローラに
対して、徐々に学習させることが可能となる。
【0012】音声合成回路は記憶されている基本文体
に、具体的名称を当てはめて文章を合成し、使用者に知
らせるようにすれば、使用者に対して音声合成により質
問を行うことが可能となる。
【0013】音声合成の内容およびタイミングはランダ
ムに行われるようにすれば、色々なタイミングで質問が
成されるようにでき、気まぐれな対話的なやりとりが行
え、マスコット的な玩具となる。
【0014】玩具は使用者の服装の一部、または帽子に
装着されるようにすれば、持ち運びが楽になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0016】図1は、位置通報機能付玩具(以下、玩具
と称す)1のシステム構成を示している。この玩具1は
GPSアンテナ3を介して現在位置を測位するGPS受
信機、主要な目標物(特徴物ともいう)の位置座標と名
称および目標物の存在するエリアの情報を関連づけて記
憶した地点座標名称データベースROM(データベー
ス)6、例えば、カタカナ、ひらがな等の簡単なテキス
ト文章から音声合成を行うテキスト音声合成回路7、音
声合成回路7からの出力をボリューム15で音量調節を
行い使用者に伝えるスピーカ8、現在時刻や自分の位置
等の表示またはデータ入力時の表示出力等を行う表示器
(例えば、ここでは省電力であるLCDディスプレィを
用いる)、使用者からの操作入力を行うYES,NO,
きろくといった比較的大きく簡単な操作スイッチ10,
11,12、コントローラ2のシステムリセットを行う
リセットスイッチ13、および全ての制御を行うコント
ローラ(ここでは、ワンチップのCPU)2、玩具1の
電源となるバッテリ9をもっている。
【0017】図2にその玩具1の外観図を示す。玩具1
はバッテリ収納部14の中に設けられたバッテリ9また
は電池で動作し、小型ケースに一体化された構成になっ
ている。表面にはLCDディスプレィ5、GPSアンテ
ナ3、スピーカ8と操作入力スイッチ10,11,12
が設けられ、操作スイッチ10,11,12は手探りで
操作できるように、大きくスイッチ面に突出またはくぼ
み等を設け、触って感覚による操作が可能となってい
る。また、側面にはリセットスイッチ13とボリューム
15が設けられ、ボリューム15はスピーカ8の音量を
調節したり、玩具1を起動するスイッチとして使用でき
る。
【0018】図3に実際に玩具1を使用した例を示す。
玩具1は(a)に示されるように使用者の肩の部分に安
全ピンやマジックテープ等により装着可能となってお
り、通常は位置を判断し、適当なメッセージを自動的に
出力するスピーカ8が使用者の耳元近くに配置されたよ
うにする。玩具1からの各種質問文に対して使用者が応
答する方法としてはYES,NOスイッチ10,11が
ある。また、現在位置または名称を記録に残すために、
きろくスイッチ12があり、これらのスイッチは手探り
でも簡単に操作できるようになっている。更に、別の使
用例としては、(b)に示されるように帽子本体17に
玩具1を一体化しても良い。具体的には帽子本体17の
上部にGPSアンテナ3をベルト形状にしてもってき
て、側部に玩具1を固定する。この場合、玩具1からの
出力はスピーカ8の代わりに、イヤホン16を使用する
ことで、玩具1を帽子本体17に一体化することで子供
の興味を引くことができると共に、取り扱いが簡単とな
る。尚、この玩具1の取り付けに関しては、他にもいろ
いろ考えられるが、図示した例の他、ベルトを用いて使
用者の腰のまわりに固定して使用することも可能であ
る。
【0019】次に、図4を参照して情報を提供するデー
タベースとなる地点座標名称データベースROM(以
下、地点データベースと称す)6の構成について説明す
る。地図データベース6は主要な特徴となる目標物の地
点座標と名称(カタカナ:音声合成回路へ直接出力が可
能)、2次メッシュ数、および目標物が位置するエリア
の形状を円または多角形近似で表現するためのデータ組
を記憶している。
【0020】ここに記憶される位置データは、国土地理
院の発行する1/25000の地形図の分割と等しいも
のとし、2次メッシュコード(緯度/経度から変換式で
示される6桁のコード)で管理されグループ化されて記
憶されている。位置データは大きく分けるとヘッダ部
と、2次メッシュテーブル部と、個別の2次メッシュ別
データ部より構成される。ヘッダ部には作成日付、地域
名、2次メッシュ数等の管理データが記憶され、2次メ
ッシュコードテーブル部には2次メッシュコード(緯度
/経度から求めた534528,534529等)と実
データ部へのアドレスポインタおよびデータサイズが2
次メッシュ数分存在する。実データ部は目標物点数(ポ
イント数)Nと8バイト固定サイズの各ポイントデータ
(ポイント#*,*:1〜N)、および、必要に応じて
参照データ(#*参照データ,*:1〜N)が存在す
る。
【0021】各ポイントデータにはX座標、Y座標、標
高、および参照データへのデータポインタ、テキストバ
イト数、エリア形状パラメータが図示の如く記憶され、
エリア形状パラメータはMSBが0,1より円形エリア
(MSB=0)か多角形エリア(MSB=1)かを示
す。
【0022】参照データ部は大別するとテキストデータ
部とエリアデータ部より成り、エリア形状パラメータの
MSBが1のときエリア外形を特定するためにエリアデ
ータが存在し、目標物座標(X,Y)を中心とした相対
座標系で目標物を取り囲む多角形の頂点のXY座標(X
*,Y*, *:1〜m)を記憶している。
【0023】図5では位置記録ポイントの例を示す。地
点データベース6に記憶された特徴となる目標物以外
に、使用者の実際の走行軌跡から目標物座標を検出する
ための概念図をここでは示している。一般に、特徴とな
る目標物が存在する地点は屋根等をもっており、GPS
衛星からの電波が受信できない状態となる。このため、
GPSによる測位が中断状態になる地点、または、GP
S衛星からの電波が受信開始となる地点を検出すること
で、目標物に相当する地点を検出し、これらの地点は、
使用者に固有のデータとなりうる。
【0024】図5では使用者が自宅からX駅に移動し、
X駅から電車によりY駅に行き、Y駅から学校まで通学
する1日の行動を示すものであり、この場合、地点A,
B,C,D,E等が検出される。ここに示した地点A〜
Eまでの具体的な検出方法については、図12で説明す
る。
【0025】図6は、例えば、使用者が1日に行動した
位置記録テーブルであり、図5で示した地点が検出され
る毎に、図6に示す位置記録テーブルを参照して、更新
処理が行われるものである。この位置記録テーブルへの
記録方法は後述するが、概略は既に位置記録テーブルに
登録された登録済のデータと比較して、緯度/経度の位
置、その位置にいた時刻、受信が開始されたか中断され
たかの受信区分、受信が何回行われたかの頻度をインク
リメントした発生頻度、更に後述する名称番号が付き、
発生頻度に基づき新規データを追加する方法をとる。
【0026】図7はメッセージ出力の概要を示したもの
であり、このメッセージ出力は現在の測位状態、地点デ
ータベース6のデータ検索による接近目標物との関係、
位置記録テーブルに記録された固有データとの接近状
態、現在時刻等のデータを比較判断して、ランダムな要
素を取り入れて自動的に出力するものである。
【0027】図7を参照して説明すると、GPSの測位
状態から4種の状態を判断する。即ち、現在位置不明
(ST=0)、受信検出(ST=1)、現在位置判明
(ST=2)、中断検出(ST=3)の4状態である。
本機(玩具を示す)1は一度バッテリが入れられると、
常時通電状態となり、リセットスイッチ13が押されリ
セット信号が入力されるまでは、過去の状態が保持され
るようになっている。初期スタート時は現在位置不明
(ST=0)状態になり、GPSによる測位データ出力
が検出されると受信検出(ST=1)となる。そして、
1分以上継続して安定受信されると、現在位置判明(S
T=2)となる。この場合、GPSの測位データ出力は
1秒毎であるものとし、継続して10秒間受信が中断す
ると中断検出状態(ST=3)となる。この状態が更に
1分継続すると現在位置不明(ST=0)となるが、1
分以内で再受信すれば現在位置判明(ST=2)に戻
る。
【0028】そこで、各状態に対応するメッセージをテ
ーブル#1〜#4に示す。本機1はメッセージの中から
ランダムまたは適当な方法で文章を選定し、必要に応じ
てパラメータ部(“〜”となっているところ)に地名、
時刻等の可変部を埋め込み、文章を合成して出力する方
法をとる。具体的な出力手順にはいろいろな方法がある
が、決められた判断手順によりランダムな要素を取り入
れて文章を選択し、出力する。
【0029】次に、図8のフローチャートについて説明
する。
【0030】ステップS101の初期設定に後、無限ル
ープに入る。まず、ステップS102ではスイッチ入力
をし、YES,NO,きおくの各操作スイッチ10,1
1,12の状態をチェックする。次に、ステップS10
3ではGPS受信機4からの測位データを読み込み、測
位状態が不能であるか可能であるか、測位位置の情報を
入力しメモリに記憶し、ステップS104では現在時刻
等のGPS衛星から受信したデータをメモリに入力す
る。次のステップS106ではGPS衛星より受信した
位置データや、操作スイッチ10,11,12のスイッ
チ入力等により位置データ学習、推定処理を実施して、
地点の登録処理や自動地点検出を行う。次のステップS
106におけるメッセージ出力判定処理ではデータベー
ス6のデータや学習地点データとの近接状態等を判断
し、ステップS107において出力すべきメッセージ文
章を生成する。最後に生成されたいくつかのメッセージ
文章をリストから読み出し、音声合成回路に出力する。
その後、ステップS102からステップS107の処理
を繰り返す。
【0031】図9はステップS106の位置データ学習
・推定を示し、ここでは、ステップS210においてき
ろくスイッチ12が押されたかが判定され、きろくスイ
ッチ12が押された場合には、ステップS202で現在
位置記憶処理を行いステップS203に移るが、きろく
スイッチ12が押されていない場合には何もせず、次に
GPSによる現在位置の出力データに基づいて、ステッ
プS203で後述する地点検出グループ化処理を行う。
【0032】図10はステップS202の現在位置記憶
処理を示し、ステップS301において図15の名称テ
ーブルに示されるテーブルの先頭より順に地点名音声出
力とステップS302においてLCDディスプレィ5へ
の表示出力を行い、使用者と対話形式で地名を確定す
る。つまり、名称を使用者に対して質問する形式で行わ
れ、ステップS303において使用者は音声とディスプ
レィ上に表示される名称と現在位置が違っていれば、N
Oスイッチ11を押してステップS301に戻り同じ処
理により名称の確定を繰り返すが、現在位置と表示され
た名称が合っていればYESスイッチ10を使用者は押
し、YESならステップS304において、そのデータ
を現在位置データと関連づけて図6に示す位置記録テー
ブルに記録する。この時、位置記録テーブルの中におい
て既に同じ位置データが存在するかをチェックし、同じ
位置データが存在する場合には発生頻度をインクリメン
トする。名称番号と時刻は新しいデータに置き換えら
れ、受信区分と共に登録されるようにする。
【0033】図11ではステップS203の地点検出グ
ループ化処理を示し、目標点の自動検出のためにステッ
プS401において端点検出処理を行う。これは図12
の説明図に示すようにGPS衛星からの電波に対し、非
受信から受信への移り変わりを5分および1分の検出時
間で検出して端点とする。端点座標はデータのばらつき
を軽減するために連続3点の平均とする。ステップS4
02において図11において端点が検出されない(N
O)場合、図11の処理を終了するが、端点が検出(Y
ES)された場合、ステップS403において位置記
録、テーブル更新処理を行う。この後、ステップS40
4においてこの点に関して地点名称を設定する目的で名
称の質問処理を行うが、これは常に行なわれるわけでは
なく、図13に示すように、名称番号の設定状態と同じ
ところに何回行ったかの頻度に基づいて、指定された確
率で質問の実施の有無を決定する。この場合、見知らぬ
場所での質問を多くし、学習能力が高まるように確率が
高く設定され、良く知っている場所では場所が明らかで
あるので、質問を行う確率が低く設定されている。従っ
て、既に名称データが設定されている場合でも質問が行
われ、ステップS405の質問を行う確率が一定の基準
値以上であれば、ステップS406において使用者に対
して質問を行うが、基準値よりも小さい場合には質問せ
ず、図11の処理を終了する。ステップS406におい
て質問を行う場合は、後述する質問ルーチンを実施す
る。尚、確率判定には公知の乱数発生アルゴリズムを使
用する。
【0034】図12にステップS401における端点を
検出方法を示す。非受信が5分以上連続している条件の
基で1分間継続して受信した場合、これを受信開始点と
し、逆に、5分以上連続受信している状態の基で連続し
て1分間非受信となった場合には、これを受信終了点と
する。この場合、座標の確率には、連続する3つのデー
タを平均化してばらつきを軽減する方法をとっている。
【0035】図13にステップS404において用いら
れる質問実施の確率テーブルを示す。この場合、人間的
な気まぐれさを出すために、質問の実施に対して確率的
要素を取り入れる。この確率テーブルにより検出頻度と
名称番号の設定状態とから、質問実施確率を定義し、こ
れに基づいて乱数発生結果から質問実施の可否を判定す
る。
【0036】図14はステップS406の質問の実施を
示し、これは検出された目標地点に対してコントローラ
2からの質問により名称を確定して決定する処理であ
る。これは、必ず決定するのではなく気まぐれなコント
ローラ2からの質問によりYESスイッチ10が押され
た場合に決定とする。まず、ステップS501において
図15に示す名称テーブルより乱数により1つ選択し、
これをステップS502において「ここは・・・(選択
された名称が入る)ですか ?」という形式にして音声
合成出力する。ステップS503で音声出力がなされて
からの時刻をカウントするタイマをクリアして、音声出
力がなされてから所定時間経過したかがステップS50
4で判定され、10秒以内にYESスイッチ10が押さ
れれば、これを確定データとしてステップS506にお
いて図6に位置記録テーブルの名称番号に書き込む。し
かし、NOスイッチ11が押された場合にはステップS
507において、再度質問するかを乱数により、例えば
50%の確率で決定し、再度行うか、やめるかを決め
る。再度質問を行う場合にはステップS501に戻り、
ステップS501からの同じ処理を繰り返すが、再度質
問を行わない場合には、図14の処理を終了する。
【0037】図15は名称テーブルリストであり、これ
は自動検出されたり、自主登録した地点に対して名称を
付与するためのリストである。尚、日常的な名称につい
て予め名称番号が固定記録(例えば、自宅:名称番号
1、駅:名称番号2が決められており、記録されている
のは上記のカタカナ分である)されている。
【0038】図16はステップS403の位置記録テー
ブルの更新方法であり、図12で示した方法により検出
された端点を目標点として、図6に示す位置記録テーブ
ルに登録する方法について説明する。ステップS601
では検出された新しい位置座標をP0 、その時刻をT0
とする。テーブル中の各地点の記録されている位置座標
を時刻をPi,tiとした場合、 |P0 −Pi| < 30 m, |t0 −ti| < 5 分 の条件に一致し、かつ受信区分の同じものを検索する。
この検索の結果ステップS602の判定において同一デ
ータが見つかれば、ステップS603においてこの頻度
をインクリメントし、次のステップS604において位
置と時刻を図示の如く平均化処理して書き換え更新す
る。また、ステップS602の判定によりテーブル中に
同一データがない場合は、ステップS605でテーブル
に空きスペースがあるかが判定され、空きスペースがあ
る場合、ステップS606においてテーブルの空き行を
選択し、ステップS608においてステップS606で
選択されたスペースに新規データとして追加する。この
場合、頻度=1となる。一方、ステップS605におい
て空きスペースがない場合は、ステップS607におい
て最低頻度の行を選択し、ステップS608において最
低頻度の行を選択して書き換える。
【0039】図17にステップS106のメッセージ出
力判定処理を示す。ステップS701において最初にG
PS受信状態より状態を判定して、ステップS702に
おいてSTを更新するものであり、これは図7に示す状
態遷移図の基で行われる。次に更新されたSTの値によ
りステップS703において図7に対応する4つの状態
に区分し、ステップS704からステップS709で
は、図7に示す各テーブル#1〜#4より該当する文章
を乱数により選択して図23に示すテキストリストに登
録するものである。特に、現在位置判定時(ST=2)
の場合、ステップS706において位置データ進行方
向、現在時刻等のデータを基に、ステップS707では
地点データベース中の目標点の検索および位置記録テー
ブル中の目標点の検索を行い、後述する図18で示す方
法により出力すべきメッセージを合成して、テキストリ
ストに登録する。
【0040】図18にステップS707の候補ポイント
選定を示す。ステップS801において地点データベー
ス6の検索を行い、ステップS802において図6に示
す位置記録テーブル検索により適当なメッセージ出力の
元になる目標物情報を選定する。
【0041】図19にステップS802の地点データベ
ース検索を示す。ステップS901では現在位置の緯度
/経度の座標により、2次メッシュコードを公知の方法
で決定し、ステップS902ではポイントデータがある
かが判定され、ポイントデータがない場合にはこの処理
を終了するが、ポイントデータがある場合には地点デー
タベース6の2次メッシュコードテーブルから個別デー
タへのポインタアドレスを取り出し、ステップS903
において各ポイントデータとの距離比較によりエリア内
外を判定して、ステップS904でエリア外の場合には
ステップS902に戻り同じ処理を繰り返すが、エリア
内と判定された場合にはステップS905においてポイ
ントデータの名称テキストを出力する。
【0042】図20にステップS904に示すエリア内
判定を示す。このエリア内判定はデータべース中の各ポ
イントデータ部のエリア形状パラメータのMSBの値に
より2通りの判定方法がある。一つは単純な円形エリア
の場合(MSB=0)、半径Rを与えて、現在位置との
直線距離Rとの比較で内外判定を行い、もう一つの方法
はMSB=1の多角形エリアの場合から判断する方法で
あるが、これは目標物を囲む多角形エリアの閉領域に関
し、現在位置を起点とする半垂直線とこの多角形の外周
線分との交点数を計算し、その個数から偶数個の場合は
外部、奇数の場合は内部として判定するものである。こ
の具体的アルゴリズムは、公知に付き説明を省略する。
【0043】図21にステップS802の位置記録テー
ブル検索を示す。これは現在位置と図6に示す位置記録
テーブル内の各目標点との近接を検出し、その接近を知
る。まず、ステップSA01において位置記録テーブル
の先頭より順次距離を調べ、ステップSA02において
候補を判定する。判定の結果、候補がない場合にはこの
処理を終了するが、複数個見つかればステップSA05
において現在の時刻に最も近いテーブルデータを一つ選
択し、ステップSA06においてこの名称番号に基づき
図15の名称テーブルより名称データを選択する。一
方、候補が単一であればステップSA04において時刻
をチェックし、30分以内の誤差ならステップSA06
において図15の名称番号から名称を選択する。ステッ
プSA04において時刻差が30分以上である場合、い
つもより早いか遅いかを判定し、いつもより早い到着、
または、いつもより遅い到着の場合にはステップSA0
3において図23に示すような形式で音声合成データと
なるテキストリストに登録する。
【0044】図22にステップS107のメッセージ出
力処理を示す。図23に登録されたメッセージのテキス
トリストを読み出し、これはステップSB01に示され
るようにテキスト音声合成回路7にテキストリストの信
号を出力して音声合成により使用者に対してメッセージ
出力を行い、音声出力後、テキストリストはクリアされ
る。
【0045】尚、上記した目標物の選択方法としては、
現在位置からの進行方向に対して、例えば、数100m
先に目標物があった場合にこの目標物を選択したり、現
在位置の右手または左手に目標物がある場合の目標物を
選択する方法が考えられるが、これらの方法により得ら
れた目標物は、同様な処理が可能である。
【0046】また、ここではスイッチ10,11,12
による操作でコントローラ2への使用者の意志を反映さ
せるようにしたが、コントローラ2への入力形態はこれ
に限定されるものではなく、音声認識技術を用いて対話
を行うことも可能である。
【0047】
【効果】本発明によれば、位置を測位するGPS受信機
と、特徴となる目標物に関しての名称および位置を記憶
したデータベースと、GPS受信機からの位置情報とデ
ータベースの記憶情報に基づいて音声合成を行う音声合
成回路と、音声合成回路からの出力を使用者に知らせる
スピーカと、データベースへの情報を管理すると共に音
声合成回路を制御するコントローラとを備え、使用者の
位置を音声合成により通報する位置通報機能付玩具にお
いて、コントローラは使用者に対して位置に関する質問
をし、使用者は操作スイッチにより質問に対して応答す
るようにしたことにより、使用者に対して位置に関する
質問を行い、使用者は操作スイッチにより質問に応答で
きるので、玩具と使用者は対話的なやりとりができる。
【0048】この場合、データベースはコントローラが
目標物への接近状態を判別するエリア情報を含むように
すれば、使用者の現在位置に近い目標物に対してのメッ
セージ出力ができる。
【0049】コントローラはGPS受信機からの測位デ
ータの中断点または受信開始点を検出し、その発生頻度
から目標点を前記データベースに記憶して自動的に特徴
となる目標点を記憶する機能をもつようにすれば、測位
データの中断点、受信開始点の発生頻度に基づくデータ
ベースへの目標点の自動記憶ができ、個人毎の独自のデ
ータベースが構築できる。
【0050】目標物に対してランダムに地点名の質問を
繰り返し、使用者の応答に基づいて名称を決定して前記
データベースに記憶させるようにすれば、ランダムに質
問が繰り返されることにより、気まぐれさを出すことが
可能となり、使用者の応答に基づき、正確さをもってデ
ータベースの情報量を増やせる。
【0051】使用者の質問に対しての応答はYES、N
Oスイッチ、および、きろくスイッチにより学習を行
い、前記データベースに記憶させるようにすれば、簡単
なスイッチ操作により、目標物の名称をコントローラに
対して、徐々に学習させることができる。
【0052】音声合成回路は記憶されている基本文体
に、具体的名称を当てはめて文章を合成し、使用者に知
らせるようにすれば、使用者に対して音声合成により質
問を行える。
【0053】音声合成の内容およびタイミングはランダ
ムに行われるようにすれば、色々なタイミングで質問が
成されるようにでき、気まぐれな対話的なやりとりが行
え、マスコット的な玩具となる。
【0054】玩具は使用者の服装の一部、または帽子に
装着されるようにすれば、持ち運びが楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具のシステム構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具の外形図である。
【図3】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具の使用例、(a)はショルダー装着タイプ、(b)
は帽子タイプである。
【図4】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具のもつ地点データベースの構成を示す図である。
【図5】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具の位置記録ポイントを示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具の位置記録テーブルである。
【図7】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具のメッセージ出力の状態遷移図である。
【図8】 本発明の一実施形態における位置通報機能付
玩具のコントローラの処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】 図8に示す位置データ学習・推定のフローチ
ャートである。
【図10】 図9に示す現在位置記憶処理のフローチャ
ートである。
【図11】 図9に示す地点検出グループ化処理のフロ
ーチャートである。
【図12】 図11に示す端点検出方法の説明図であ
る。
【図13】 図11に示す質問実施の確率テーブルであ
る。
【図14】 図11に示す質問の実施のフローチャート
である。
【図15】 本発明の一実施形態における位置機能付玩
具の名称テーブルリストである。
【図16】 図11に示す位置記録テーブルの更新方法
のフローチャートである。
【図17】 図8に示すメッセージ出力処理のフローチ
ャートである。
【図18】 図17に示す候補ポイント選択のフローチ
ャートである。
【図19】 図18に示す地点データベースROM検索
のフローチャートである。
【図20】 図19に示すエリア内判定の説明図であ
る。
【図21】 図18に示す位置記録テーブル検索のフロ
ーチャートである。
【図22】 図8に示すメッセージ出力処理のフローチ
ャートである。
【図23】 図22に示すテキストリストの例である。
【符号の説明】
1 位置通報機能付玩具(玩具) 2 コントローラ 4 GPS受信機 5 表示器(LCDディスプレィ) 6 地点座標名称データベースROM(地点名称データ
ベース) 7 テキスト音声合成回路(音声合成回路) 8 スピーカ 10 YESスイッチ(操作スイッチ) 11 NOスイッチ(操作スイッチ) 12 きろくスイッチ(操作スイッチ) 13 リセットスイッチ 17 帽子本体(帽子)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置を測位するGPS受信機と、特徴と
    なる目標物に関しての名称および位置を記憶したデータ
    ベースと、前記GPS受信機からの位置情報と前記デー
    タベースの記憶情報に基づいて音声合成を行う音声合成
    回路と、該音声合成回路からの出力を使用者に知らせる
    スピーカと、前記データベースへの情報を管理すると共
    に前記音声合成回路を制御するコントローラとを備え、
    使用者の位置を音声合成により通報する位置通報機能付
    玩具において、 前記コントローラは使用者に対して位置に関する質問を
    し、使用者は操作スイッチにより質問に対して応答する
    ことを特徴とする位置通報機能付玩具。
  2. 【請求項2】 前記データベースは前記コントローラが
    前記目標物への接近状態を判別するエリア情報を含む請
    求項1に記載の位置通報機能付玩具。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは前記GPS受信機か
    らの測位データの中断点または受信開始点を検出し、そ
    の発生頻度から目標点を前記データベースに記憶して自
    動的に特徴となる目標点を記憶する機能をもつ請求項2
    に記載の位置機能付玩具。
  4. 【請求項4】 目標物に対してランダムに地点名の質問
    を繰り返し、使用者の応答に基づいて、名称を決定して
    前記データベースに記憶させる請求項3に記載の位置通
    報機能付玩具。
  5. 【請求項5】 使用者の質問に対しての応答はYES、
    NOスイッチおよびきろくスイッチにより学習を行い、
    前記データベースに記憶させる請求項4に記載の位置通
    報機能付玩具。
  6. 【請求項6】 前記音声合成回路は記憶されている基本
    文体に、具体的名称を当てはめて文章を合成し、使用者
    に知らせる請求項5に記載の位置通報機能付玩具。
  7. 【請求項7】 音声合成の内容およびタイミングはラン
    ダムに行われる請求項6に記載の位置通報機能付玩具。
  8. 【請求項8】 前記玩具は使用者の服装の一部、または
    帽子に装着される請求項1に記載の位置通報機能付玩
    具。
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