JPH11183330A - 内燃エンジンの失火判別方法 - Google Patents

内燃エンジンの失火判別方法

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JPH11183330A
JPH11183330A JP35158297A JP35158297A JPH11183330A JP H11183330 A JPH11183330 A JP H11183330A JP 35158297 A JP35158297 A JP 35158297A JP 35158297 A JP35158297 A JP 35158297A JP H11183330 A JPH11183330 A JP H11183330A
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Japan
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crank angle
cylinder pressure
internal combustion
combustion engine
misfire
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JP35158297A
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English (en)
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Hideyuki Oki
秀行 沖
Yuichi Shimazaki
勇一 島崎
Hironao Fukuchi
博直 福地
Kazutomo Sawamura
和同 澤村
Kenji Nakano
賢至 中野
Hiroaki Kato
裕明 加藤
Kenji Abe
賢二 安部
Shunichi Tsuzuki
俊一 都築
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒内圧信号にノイズが混入しても悪影響を受
けることなく、的確に内燃エンジンの失火を判別するこ
とが出来る内燃エンジンの失火判別方法を提供する。 【解決手段】 筒内圧を示す筒内圧信号の値が最大とな
るときのクランク角が所定のクランク角度範囲内に含ま
れ、かつ、筒内圧信号から算出される筒内圧の平均有効
圧が所定の値より小さいときに、内燃エンジンが失火し
たと判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気筒内の圧力(以
下、筒内圧と称する)を検出する筒内圧センサを用いた
内燃エンジンの失火判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの失火を判別する方法として、
正常燃焼時における最大筒内圧に対応するクランク角度
と失火時における最大筒内圧に対応するクランク角度が
異なることを利用して、失火を判別する方法が知られて
いる。図1に基づいて、この失火判別方法について説明
する。図1は、クランク角の変化に従って変化する筒内
圧を示す図である。実線で示した筒内圧の変化が正常燃
焼時におけるもので、破線で示した筒内圧の変化が失火
時におけるものである。失火時に筒内圧が最大となるの
は、エンジンの燃焼室が最小となる上死点(以下、TD
Cと称する)近傍であるので、失火時における最大筒内
圧に対応するクランク角度θIは、正常燃焼時における
最大筒内圧に対応するクランク角度θMよりも小さい。
この失火判別の方法は、このクランク角度の関係を利用
したものである。以下に、失火判別の方法を記す。ま
ず、筒内圧が最大となるときを検出し、このときのクラ
ンク角度θPXを取り込む。次に、このクランク角θ
PXが、θTDC−Δθ以上θTDC+Δθ以下のクランク角度
範囲内に含まれるか否かで判断する。このθTDCは、ピ
ストンがTDCに位置するときのクランク角であり、Δ
θは、実機試験等の予備実験で予め定められた角度であ
る。上述したクランク角度範囲内にクランク角度θPX
含まれる場合には、失火と判別し、含まれない場合に
は、正常燃焼と判別するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、混合気の燃焼
が正常であっても、何らかの原因で発生したノイズ(図
1に示す1点鎖線)が、θTDC近傍で筒内圧信号に混入
した場合には、混入したノイズレベルが最大となるとき
の筒内圧を最大筒内圧と誤検出するが故に、このときの
クランク角度θNが上述した如きクランク角度範囲内に
含まれると判別して、失火の判別を誤まるという不都合
が生じる。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、筒内圧信号にノイズ
が混入しても悪影響を受けることなく、的確に内燃エン
ジンの失火を判別することが出来る内燃エンジンの失火
判別方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による内燃エンジ
ンの失火判別方法は、筒内圧を示す筒内圧信号を発生す
る筒内圧センサを備えた内燃エンジンの失火を判別する
内燃エンジンの失火判別方法であって、前記筒内圧信号
の値が最大となるときのクランク角をエンジンサイクル
毎に検出するステップと、前記筒内圧信号によって前記
筒内圧の平均有効圧をエンジンサイクル毎に算出するス
テップと、前記クランク角が所定のクランク角度範囲内
に含まれ、かつ、前記平均有効圧が所定の値より小さい
ときに、前記内燃エンジンが失火したと判別するステッ
プと、からなることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。図2は、本発明の実施例の内
燃エンジンの制御装置を示す。図2において、内燃エン
ジン1は、吸入管11から吸入される空気とインジェク
タ12から噴射される燃料との混合気を燃焼室13に吸
入し、点火プラグ14における火花放電により、この混
合気を燃焼させて、このときの混合気の体積の増大によ
りピストン15を下方に移動させ、このピストン15の
運動をクランク軸16に伝達させてクランク軸16の回
転運動に変換するものである。
【0007】燃焼室13内の筒内圧に応じた筒内圧信号
を生成する筒内圧センサ21は、例えば圧電素子からな
り、点火プラグ14のエンジンシリンダに接する部分に
埋没されている。筒内圧センサ21から発せられた筒内
圧信号は、増幅回路28に供給され、増幅回路28の出
力は、MPX31を介して高速A/Dコンバータ32に
供給される。高速A/Dコンバータ32は、入出力バス
33と接続されており、高速A/Dコンバータ32から
発せられる出力信号は、入出力バス33に供給される。
入出力バス33は、CPU34にデータ信号又はアドレ
ス信号が入出力されるようになされている。一方、MP
X31は、所定のタイミングでCPU34から発せられ
る命令に応じて、MPX31に供給されるいずれか1つ
の信号を選択的に高速A/Dコンバータ32に供給する
スイッチである。このような構成とすることで、例え
ば、多気筒を有する内燃エンジンの場合においては、各
気筒ごとに設けられている筒内圧センサから発せられる
筒内圧信号を取り込むことが可能となるのである。
【0008】クランク軸基準位置検出装置22及びクラ
ンク角検出装置23は、クランク軸16近傍に設けられ
ている。クランク軸基準位置検出装置22は、波形整形
回路24の入力端に接続され、波形整形回路24の出力
端は入出力バス33に接続されている。このクランク軸
基準位置検出装置22は、クランク軸が所定の基準位置
に達したとき、例えばピストンが上死点(以下、TDC
と称する)に位置したときに、1つのパルス信号を発生
するものである。一方、クランク角検出装置23は、所
定のクランク角度毎、例えば1度毎に1つのパルス信号
を発生する装置であり、その出力信号は、波形整形回路
25において波形整形され、回転数カウンタ26及び角
度位置カウンタ27に供給される。回転数カウンタ26
は、内燃エンジンの回転数に応じたデジタル値が出力さ
れるようになされている。また、角度位置カウンタ27
は、クランク角度位置に応じたデジタル値が出力される
ようになされている。
【0009】上述した入出力バス33には、ROM3
5、RAM36及び点火回路を駆動するための点火回路
駆動回路41、インジェクタ12を駆動するためのイン
ジェクタ駆動回路42が接続されている。CPU34か
ら発せられる点火制御指令が点火プラグ14に供給され
ると点火プラグ14が点火されて、燃料室内の混合気を
燃焼させるのである。一方、CPU34からインジェク
タ制御指令がインジェクタ12に供給されると、インジ
ェクタ12の燃料噴射弁(図示せず)を制御し、燃料供
給量が制御されるのである。また、ROM35は、図6
及び図7において説明するフローチャートに従った内燃
エンジンの失火判別処理ルーチンを実行するためのプロ
グラムを記憶している。
【0010】上述した如き構成とすることで、クランク
角度に対応した筒内圧をサンプリングして取り込むこと
ができ、取り込んだクランク角度の値及び筒内圧の値
は、RAM36に記憶される。図3は、正常燃焼時にお
ける燃焼室の体積と筒内圧との関係を示す。図中の点P
において、吸気弁(図示せず)が開弁され、吸気行程が
始まる。この吸入行程においては、空気若しくは混合気
が燃焼室に吸入される。筒内圧は、ピストンの行程がT
DCである点Nを経て最小筒内圧点Uに至るまで減少す
る。その後、筒内圧は増加しながら、ピストンの行程は
下死点(以下、BDCと称する)である点Kを経て点Q
に至る。この点Qにおいて、吸気弁は閉弁され圧縮行程
に入る。圧縮行程においては、筒内圧は、燃焼室内の空
気若しくは混合気が圧縮されるが故に増加していく。ま
た、直噴型エンジンの場合においては、この圧縮行程に
おいて、燃料が燃焼室に噴射される。点Rにおいて点火
プラグが点火され、燃焼行程に入る。混合気の燃焼によ
り、筒内圧は急激に増加し、点Sにおいて最大筒内圧と
なる。この燃焼する混合気により、ピストンに対して筒
内圧が加えられ、ピストンは点Mで示されるBDC側に
移動する。このピストンの移動により燃焼室の体積が増
加し、筒内圧は減少する。点Tにおいて、排気弁が開弁
され、排気行程が始まる。排気行程においては、燃焼し
た混合気が排気され、筒内圧は更に減少する。再び、点
Pにおいて、次のエンジンサイクルの吸気行程が開始さ
れる。
【0011】図4は、失火時における燃焼室の体積と筒
内圧との関係を示す。点Pから点Qまでの吸気行程及び
点Qから点Rまでの圧縮行程における筒内圧の変化は、
図3で説明した正常燃焼時のものと同じである。失火時
においては、点Rにおいて、点火プラグが点火されて
も、燃焼室の混合気が燃焼しないが故に、筒内圧は急激
に増加せず、TDCである点Lを経た後、減少する。
【0012】上述した図3及び図4を比較して明らかな
如く、筒内圧変化の曲線で囲まれる面積を算出すること
により、失火を判別することができるのである。以下に
おいては、筒内圧変化の曲線で囲まれる面積をピストン
の行程容積で割った量を平均有効圧と称する。この平均
有効圧とは、燃焼する混合気がピストンに対してする仕
事に応じた量である。また、特にBDCである点Kから
TDCである点Lを経てBDCである点Mに至るまでの
平均有効圧を図示平均有効圧Pmiと称する。即ち、図示
平均有効圧Pmiは、ピストンがTDCに位置するときの
燃焼室の体積をVTDC、ピストンがBDCに位置すると
きの燃焼室の体積をVBDCとすると、
【0013】
【数1】
【0014】と表すことができる。図5は、図3に示し
た如き燃焼室の体積に対応する筒内圧の変化を、クラン
ク角度に対応する筒内圧の変化に置き換えた図である。
図5中のK,L,M,N,P,Q,R,S,T及びUの
各点の符号は、図3及び図4に示した符号と対応し、点
Pから点Qまでの行程が吸気行程、点Qから点Rまでの
行程が圧縮行程、点Rから点Tまでの行程が燃焼行程、
点Tから点Pまでの行程が排気行程である。また、この
図5は、上述した図2に示した装置において、クランク
角に対応した筒内圧をサンプリングして取り込んだデー
タを、クランク角度に対応する筒内圧として示した図で
もある。図5に示した如く、所定のクランク角度毎、例
えば1度毎のクランク角度に対して順に符号を付し、ク
ランク角度がi番目のクランク角度θiであるときに取
り込んだ筒内圧の値をPiとする。また、以下において
は、1つのエンジンサイクル内におけるTDCとBDC
を区別するために、図5に示す如く、点KをBDC1、
点LをTDC1、点MをBDC2及び点NをTDC2と
称する。
【0015】また、1つのクランク角度が定まれば、そ
のクランク角度に対応した燃焼室の体積が決定できるが
故に、式(1)において示した燃焼室の体積についての積
分をクランク角についての積分に置き換えることができ
る。従って、上述した式(1)の分子の第1項を図5にお
ける面積BB’C’Cに置き換え、式(1)の分子の第2
項を図5における面積AA’B’Bに置き換えることが
できる。また、面積BB’C’C及び面積AA’B’B
の算出は、筒内圧の和に置き換えることができる。更
に、燃焼室の体積VTDC及びVBDCは、定数であるので以
下の図示平均有効圧の算出においては、省略することと
すると、上述した式(1)は、
【0016】
【数2】
【0017】とすることができ、失火判別をするには、
この式(2)のPmiを算出すれば良いのである。この式(2)
において、kはBDC1におけるクランク角の番号、l
はTDC1におけるクランク角の番号、mはBDC2に
おけるクランク角の番号である。図6は、上述した図示
平均有効圧から内燃エンジンの失火を判別するサブルー
チンを示すフローチャートである。
【0018】まず、エンジンの行程がBDC1であるか
否かを判断する(ステップS11)。このBDC1と
は、上述した如く、図3、図4及び図5に示す点Kであ
る。BDC1でないと判別した場合には、直ちに本サブ
ルーチンを終了する。ステップS11において、エンジ
ンの行程がBDC1であると判別した場合には、変数S
CMPを初期値、例えば0に初期化する(ステップS1
2)。このSCMPは、BDC1からTDC1までにおけ
る筒内圧の積算値を示すものである。次いで、i番目の
クランク角度θiにおける筒内圧Piをサンプリングして
取り込み(ステップS13)、PiをSCMPに加算する
(ステップS14)。次に、エンジン行程がTDC1に
達したか否かを判断する(ステップS15)。このTD
C1は、図3、図4及び図5における点Lである。TD
C1に達していないと判別した場合には、ステップS1
3に戻り、次のクランク角度に対応した筒内圧を取り込
み積算処理を行い、TDC1に達したと判別した場合に
は、変数SCMPの値をRAM36に記憶する(ステップ
S16)。次に、変数SEXPを初期値、例えば0に初期
化する(ステップS17)。このSEXPは、TDC1か
らBDC2までにおける筒内圧の積算値を示すものであ
る。次いで、j番目のクランク角度θjにおける筒内圧
jをサンプリングして取り込み(ステップS18)、
jをSEXPに加算する(ステップS19)。次に、エン
ジン行程がBDC2に達したか否かを判断する(ステッ
プS20)。このBDC2は、図3、図4及び図5にお
ける点Mの状態である。BDC2に達していないと判別
した場合には、ステップS18に戻り積算処理を続行す
る。一方、BDC2に達したと判別した場合には、変数
EXPの値をRAM36に記憶する(ステップS2
1)。次に、RAM36に記憶されている変数SEXP
びSCMPの値の差をとり、所定の値SCとの比較を行う
(ステップS22)。この所定値SCは、予め実機試験
等の予備実験で定められた値である。差がSCより大で
ある場合には、内燃エンジンは、今回エンジンサイクル
においては、正常に燃焼したと判別し(ステップS2
3)、差がSC以下である場合には、内燃エンジンは、
今回エンジンサイクルにおいては、失火したと判別し
(ステップS24)、本サブルーチンを終了する。
【0019】図7は、本発明の実施例による内燃エンジ
ンの失火を判別するサブルーチンを示すフローチャート
である。まず、サンプリングして取り込んだ筒内圧が最
大となるときを検出し、このときのクランク角度が所定
のクランク角度範囲内に入っているか否かを判断する
(ステップS31)。クランク角の値が所定の範囲に入
っていないと判別した場合には、直ちに本サブルーチン
を終了する。一方、クランク角度が所定の範囲に入って
いると判別した場合には、図6のフローチャートで説明
した如く、筒内圧から算出した平均有効圧が所定値より
も大であるか否かを判断する(ステップS32)。平均
有効圧が所定値以下であると判別した場合には、本サブ
ルーチンを終了する。一方、平均有効圧が所定値より大
であると判別した場合には、内燃エンジンは、今回エン
ジンサイクルにおいては、失火したと判別し(ステップ
S33)、本サブルーチンを終了するのである。この
後、この判別結果に基づいて、燃料供給量の制御等の内
燃エンジンの制御を行うのである。
【0020】尚、上述した実施例においては、平均有効
圧として図示平均有効圧Pmiを用いて算出したが、式
(3)で定義される正味平均有効圧Pmeを用いても良いこ
とは明らかである。この正味平均有効圧Pmeは、1つの
エンジンサイクルにおける筒内圧の変化の曲線で囲まれ
た面積を示すものである。
【0021】
【数3】
【0022】また、多気筒を有する内燃エンジンの場合
においては、上述の如く、各気筒毎に筒内圧信号を得る
ことが可能であるので、各気筒毎に失火判別することが
可能なのである。尚、本明細書において、内燃エンジン
とは直噴型エンジン及びハイブリッドエンジン等を含む
流体燃焼によるエンジンをいう。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による内燃エ
ンジンの失火判別方法によれば、筒内圧信号にノイズが
混入しても悪影響を受けることなく、的確に内燃エンジ
ンの失火を判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常燃焼時、失火時及びノイズ混入時における
筒内圧の変化を示すグラフである。
【図2】本発明の実施例による内燃エンジンの失火を判
別する装置を示すブロック図である。
【図3】正常燃焼時における燃焼室の体積と筒内圧との
関係を示すグラフである。
【図4】失火時における燃焼室の体積と筒内圧との関係
を示すグラフである。
【図5】図3に示した燃焼室の体積をクランク角度に置
き換えて、筒内圧の変化を示した図である。
【図6】本発明の実施例による筒内圧から算出した平均
有効圧を用いて内燃エンジンの失火を判別処理するサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例による内燃エンジンの失火を判
別処理するサブルーチンを示すフローチャートである。
【主要部分の符号の説明】
1 内燃エンジン 12 インジェクタ 14 点火プラグ 21 筒内圧センサ 22 クランク角検出装置 23 クランク軸基準位置検出装置 27 角度位置カウンタ 30 エンジン制御装置 31 MPX 32 高速A/Dコンバータ 33 入出力バス 34 CPU 35 ROM 36 RAM 41 点火プラグ駆動回路 42 インジェクタ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 和同 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 中野 賢至 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 加藤 裕明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 安部 賢二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 都築 俊一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒内圧を示す筒内圧信号を発生する筒内
    圧センサを備えた内燃エンジンの失火を判別する内燃エ
    ンジンの失火判別方法であって、 前記筒内圧信号の値が最大となるときのクランク角をエ
    ンジンサイクル毎に検出するステップと、 前記筒内圧信号によって前記筒内圧の平均有効圧をエン
    ジンサイクル毎に算出するステップと、 前記クランク角が所定のクランク角度範囲内に含まれ、
    かつ、前記平均有効圧が所定の値より小さいときに、前
    記内燃エンジンが失火したと判別するステップと、から
    なることを特徴とする内燃エンジンの失火判別方法。
  2. 【請求項2】 前記平均有効圧は、図示平均有効圧であ
    ることを特徴とする請求項1記載の内燃エンジンの失火
    判別方法。
  3. 【請求項3】 前記平均有効圧は、正味平均有効圧であ
    ることを特徴とする請求項1記載の内燃エンジンの失火
    判別方法。
JP35158297A 1997-12-19 1997-12-19 内燃エンジンの失火判別方法 Pending JPH11183330A (ja)

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