JPH11183134A - 対向している部品間の隙間とずれ量を測定する方式 - Google Patents

対向している部品間の隙間とずれ量を測定する方式

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JPH11183134A
JPH11183134A JP9332170A JP33217097A JPH11183134A JP H11183134 A JPH11183134 A JP H11183134A JP 9332170 A JP9332170 A JP 9332170A JP 33217097 A JP33217097 A JP 33217097A JP H11183134 A JPH11183134 A JP H11183134A
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ダランコン トーマ
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マルタ サンドロ
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ミュティウス ベルナール
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レブラ ローラン
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COORD 3 SpA
ESPACE IND CONTROLE SA
ABB Barras Provence SA
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    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/14Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの対向している部品間の隙間とずれ量を
測定するための改善された方法と器具を提供する。 【解決手段】 光学的な三角測量によって隙間とずれ量
を測定する方式は、2つの輝度線を形成するように、特
徴とされる部品1,2上に2つの平行な光の平面を投射
する。部品の3次元の輪郭が、輝度線に沿って計算され
る。それから、これらの生の数値が、光の平面間の離間
距離と、ある輝度線から別の輝度までの部品の1つの輪
郭の基準の点の位置の変化とを参照して修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寸法の測定、特に
対向している表面間の隙間及びずれ量を測定するための
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】工業の分野において、2つの対向してい
る表面間に存在する間隔を、ある目的、例えば、これら
の間隔が、予め決められた数値に本当にほぼ等しいこと
を保証するため、またこれらの数値が時間とともにどの
ように変化しているかを知るために測定することは、し
ばしば重要である。2つの表面間の隙間は、全体の機械
的な作用を考察する上で、しばしば意義のあることであ
る。ずれ量は、部品が接触している複雑な形状の隙間に
密接に関係しているが、それは、しばしば、審美的な及
び空気力学上の考慮に関係している。図1は、2つの対
向している部品間の隙間とずれ量とを図示したものであ
る。
【0003】隙間及びずれ量を測定するための従来の方
法、特に自動車又は航空工業における方法は、カリパス
又はゲージブロックを使用したものである。測定装置自
身は、しばしば、集計されたデータを保管及び処理する
構成要素を含む筐体と結びついており、及び/又はコン
ピューター又はプリンターと結びついている。これらの
従来の方式は、多くの不利な点がある。
【0004】第1に、身体との接触のあるどんな測定方
式も、測定される表面を損傷する危険がある。その表面
上にひっかき傷をつくるという問題に加えて、一組のカ
リパスの腕によるその表面上に及ぼす力が、その表面間
の隙間寸法の増大をもたらし、こうして測定をゆがめて
しまう。特に後者の問題は、薄い片持ち梁の金属パネル
になされた測定の場合は、重大である。さらに、これら
従来の装置においては、工業界でさらに一段と厳しくな
る測定の分析と速度の必要性を満足させることが不可能
である。最後に、かつさらに重要なことに、そのような
計器によってなされた測定の質は、測定がなされる表面
に対する器具の位置に、非常に依存していることであ
る。このように、得られた測定の反復性と信頼性は、使
用者に非常に依存している。
【0005】さらに最近になって、非接触式の方式、例
えば光学的な三角測量方式のようなものが、隙間及びず
れ量の測定に対して提案されている。(光学的な三角測
量による隙間及びずれ量の測定のための方式の例として
は、EDIXIA社によって製作された、名称AFFL
EUREDIXとして公知の製品がある。)そのような
方式の一般的な構造が、図2に示されている。
【0006】図2に示された光学的な三角測量による隙
間及びずれ量の測定のための方式の根底にある基本原理
は、写真測量法に由来する。レーザー光の薄板状のビー
ムが、光学要素と結びついた源(例えばレーザーダイオ
ード)によって発生する。この平板状の光が、測定され
る表面1,2に、これらの表面間の界面を含む領域を照
らし、このようにして、もし可能なら、隙間の中心に垂
直な輝度線を作るような方法で、放射される。光線は、
整列した(CCD型)映像センサーを構成するビデオカ
メラ7の視野内に置かれる。カメラの整列したセンサー
が、輝度線からくる光線によって示されている。
【0007】予備の較正段階のおかげで、カメラ7の内
部の幾何学的な構造が知られており、このようにして、
センサーの各々の画素に空間内を直線で結び付けること
が可能となる。このように、空間の直線は、輝度線上の
各々の映像点と結ばれる。この直線と投射光平面を構成
する光線の1つとの交点が、“エピポラー平面”と呼ば
れている平面に置かれた三角形を形成する。予備の較正
もまた、基本線と輝度線上の各々の点との角度と同様
に、カメラ7と決められた光源5(基本線)との離間距
離を与える。輝度線上の各々の点に対して、3次元でこ
の点の位置を決めるために、エピポラー平面に置かれた
一致した三角形を解析することが、こうして可能とな
る。
【0008】輝度線上の3次元の点の位置が決められた
とき、2つの対向している表面の縁の位置が見い出さ
れ、かつこれらの縁間の離間距離(隙間とずれ量)が見
い出される。ずれ量の計算は、対向している部品の各々
の大部分の表面の位置の決定とこれらの大部分の表面間
と高低差の計算を含んでいる。
【0009】公知の光学的な三角測量方式は、表面に損
傷を与える危険なしに、形成された隙間とずれ量をすば
やく測定できる。しかしながら、計測された測定の質
は、まだ測定器具の方位に依存している。この問題は、
図3を参照して説明する。
【0010】図3は、隙間の中心に垂直でない投射輝度
線の場合を示している。そのような場合、測定された数
値J* は、表面1と2間に存在する真正な隙間を表わし
ていない。隙間の真正な数値Jは、J* cosθに等し
い。この場合、θは隙間の中心に垂直な輝度線を形成す
る方位に対する測定器具の回動を表わしている。同じよ
うな問題は、この器具が別の方向に回動した場合に、ず
れ量に関しても起きる。
【0011】公知の方式による測定の反復性は、特に曲
げられた(例として凸状に曲げられた)表面である場合
に、測定される基準の点と線の間隔の選択にもまた影響
される。
【0012】隙間とずれ量の計算に用いられるどんなア
ルゴリズムも、測定される基準の点と線(又は平面)と
の間隔の定義を含めなければならない。隙間とずれ量の
測定の質と反復性は、これらの基準の点と線の定義の賢
明な選択に依存している。この定義は、テストされる異
なる見本部品の間に安定している位置に一致しなければ
ならない。それらはまた、この表現によって通常は理解
されている物理上の寸法に一致しており、得られた隙間
又はずれ量の測定ができる幾何学形状の構造物の確立を
容易にしなければならない。
【0013】基準の点、線及び平面のこの選択の重要性
は、特に、車体構造における現在の傾向が、平面と筒の
組合せよりも、もっと一段と曲げられ、もっとぴったり
と似ている非基準表面である形状に向かう傾向にあると
いうことである。公知の方式に用いられる基準の変数の
定義は、この形状の型をもつ部品の特徴にあまりよく採
用されていない。
【0014】ここでは、“非基準表面”という表現は、
方程式によって厳密に記述できないような全ての幾何学
形状の表面を意味している。
【0015】米国特許第5,416,590号明細書に
は、2つの対向している部品間の隙間及びずれ量を測定
する器具が記載されている。これによれば、光の収束す
る2つの平面によって形成される2つの輝度線上にある
3次元の点の位置を決定するために、光学的な三角測量
の原理を使用している。2つの輝度線の各々は、2つの
部品間の交点を照らし、多分隙間の中心に垂直に延びて
いる(この方位は理想的な場合を表わしている)。この
器具によって計測された測定は、この器具が理想的な方
位に対し10°回動している場合でさえも、信頼できる
ものであると述べられている。隙間とずれ量の計算は、
対向している部品の各々に対して定義している基準の線
と平面の段階を含んでいる。各々の部品に対して、これ
らの基準の変数は、2つの輝度線に対する位置のデータ
から計算されている(さらに特に、この部品上にある2
つの線の部分に対するデータに基づいている)。それか
ら、隙間とずれ量が、各々の部品に対して決められた基
準の変数の間の間隔と空間の解析により計算される。
【0016】米国特許第5,416,590号明細書に
記載された装置に使用されている光の平面が収束してい
るために、2つの輝度線間の離間距離が、測定器具と測
定される表面との距離に依存している。このことが、器
具の位置に関して使用者に制約を強いている。なぜな
ら、使用者は、2つの輝度線がカメラの視野内に置か
れ、かつカメラによって2つの輝度線を解析できる十分
な距離によって離されていることを保証しなければなら
ないからである。この問題は、米国特許第5,416,
590号明細書に記載の測定装置によって解決された。
これによれば、使用者が測定される部品に対して正しく
上方に測定装置を置かねばならない。しかしながら、こ
の解決策は、部品を損傷する危険を内包している。その
上、使用者は、測定がされる正確な場所を見ることがで
きないし、かつそのことが、正しい位置に器具を置くこ
とを一層難しくしている。
【0017】米国特許第5,416,590号明細書に
記載の装置に用いられている光の平面を収束するという
事実は、平面の各々が、斜めの角度、典型的には40°
〜45°の角度で部品に投射していることを意味してい
る。このように、部品の光の平面の交差によって生じた
映像は、部品の幾何学形状に一致しないで、それぞれに
よって引き起こされた歪められた形になる。
【0018】さらに、米国特許第5,416,590号
明細書に記載の装置においては、映像データが、3次元
の基準点の位置を計算する前に、2進化されている。こ
の手順が、映像内の輝度線の位置の“副画素”の補間を
行う可能性をなくしている。このことが、解析の損失を
もたらしている。加えて、この公知の装置における隙間
とずれ量の計算は、少くとも平方の方法を使用して決め
られた平面によって、各々の部品を模式化することを含
んでいる。この方法は、曲げられた表面をもつ部品に対
してなされた測定の場合では、信頼できる結果(又は、
どんな結果であれ)を得ることはできない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、測定器具の
回動が補償されるのに従った、2つの対向している部品
間の隙間とずれ量の測定のための改善された方法と器具
を提供することを捜している。
【0020】本発明はまた、2つの対向している部品間
の隙間とずれ量を測定する改善された方法と器具であっ
て、特に、しわ付けされた(又は、タックされかつ留め
られた)表面の場合のように、一部分は大きな曲率半径
を有し、端部において、一部分は比較的に小さな曲率半
径を有することから成る輪郭の表面を有する部品に対し
てなされる測定の場合に、測定値の質と反復性を改善す
るために、アルゴリズムによる計算が、固定及び繰り返
しの基準の点と線の定義にもとづいてなされる改善され
た方法と器具を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品の各々が
大きな表面と縁とを有している2つの対向している部品
間の隙間とずれ量を測定するための方式であって、 −2つの平行な平板状の光が、2つの部品の縁に横断し
てそれぞれ延びている2つの輝度線を形成するような方
法で、部品上に投射しており、 −これらの2つの輝度線の映像がカメラによって検知さ
れ、 −表面の3次元の輪郭が、各々の輝度線に沿って計算さ
れ、 −2つの部品の表面間の隙間とずれ量の生の数値が、こ
れらの2つの輪郭の少くとも1つから計算され、かつ隙
間及び/又はずれ量の生の数値が、器具の可能な回動に
対して補償するのに応じて、前記生の数値、2つの光の
平面間の離間距離、及び2つの輪郭の1つの基準の点の
位置と他の輪郭の対応する基準の点の位置との差を用い
て計算を行うことによって、修正されることを特徴とす
る対向している部品間の隙間とずれ量を測定する方式を
提供している。
【0022】2つの平行に投射された平面の使用が、隙
間とずれ量の生の数値の決定に加えて、測定器具の可能
な回動に対する補償をしている。このように、本発明
は、測定装置の位置についていくらかの不確実性を受け
ている一方で、2つの表面間の隙間とずれ量の正確な測
定が得ることができる。また、本発明は、良好な反復性
を保証している。
【0023】本発明に使用されたアナゴリズムのおかげ
で、隙間とずれ量の正確な数値が、公知の方式と比較し
て、改善された測定の解析と反復性をもってすぐに見積
もれる。
【0024】本発明の好ましい実施態様においては、2
つの表面間の隙間とずれ量の計算は、2つの輪郭の各々
の特定の基準の点と線とを選択する段階を含んでいる。
基準の変数のこれらの定義のおかげで、本発明によって
得られた隙間とずれ量の数値は、しわ付けされた部品の
場合でさえも、非常に良い反復性を有し、かつ理論上の
設計書にぴったりと一致している。
【0025】本発明の好ましい実施態様においては、光
の平面を形成するのに使用される光源又は複数の光源
は、単色の源、特にレーザーダイオードにより構成さ
れ、かつカメラによって検知された光は、通される。こ
のことが、カメラによって検知される輝度線からの光
と、周囲の他の源から来る光との干渉による影響を除去
できる。後者の特徴が、測定器具が対向している部品か
ら離されている間に測定が行えるが故に、使用者が光の
平面がこれらの部品を照らす正確な場所を見ることがで
きるという、非常に大きな利点となる。
【0026】本発明の他の特徴と利点は、以下の添付図
面と結びついた、実例として示された好ましい実施態様
の記載から明らかになるであろう。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明で用いられたアルゴリズム
と計算について述べる前に、本発明の第1の実施態様に
おける方式の要素の構成と配置について、簡単に述べ
る。
【0028】図4は、隙間とずれ量を測定するための本
発明の好ましい実施態様における方式の主要な要素を示
している配置図である。この装置は、データの処理と蓄
積のユニット30と結びついた映像装置20よりなる。
この実施態様においては、映像装置20とデータ処理ユ
ニット30との接続は、無線によって行われる。好まし
くは、データ処理ユニット30は、5つの異なる映像装
置20から来るデータを受けることができるように、い
くつかの通信チャンネル、例えば5チャンネルを有して
いる。
【0029】無線による通信方法は、従来の有線による
接続方法よりも使用者にもっと自由な動きを与える。自
動車工業における良質な操作性という状況では、この方
法は、一群の乗り物の測定を単純にしている。しかしな
がら、本発明はまた、映像装置20とデータ処理ユニッ
ト30とが、有線によって通信する装置でも実行でき
る。
【0030】映像装置20は、柔かい接触部分を先に付
けた2つの堅い棒21を備えた測定銃の形をとってい
る。作業中、作業者は、測定される隙間の中心に測定銃
を置き、隙間の片側の表面に接触するように棒を置く。
これが、データを取得中に装置20の位置を固定させて
いる。さらに、測定銃と測定が行われる表面との間に存
在する空間が、測定中に使用される2つの輝度線が当た
っている場所を、使用者が正確に見ることができる。こ
のように、測定が正確な場所でなされていることを、使
用者が保証することが容易であり、このことは、生産ラ
イン上での良質な操作性が求められる状況のもとで測定
がなされる場合は重要である。
【0031】測定銃はまた、表面間の界面に測定銃を特
徴づけて整列させるのを簡単にするために、多くの標識
が与えられる。しかしながら、以下に説明する理由のた
めに、装置の方位の誤りが、処理ユニット30により行
われる計算によって補償される。
【0032】映像装置20は、測定銃の銃身から出され
た2つの実質的に平行で、平板状の光を形成するのに適
した光学的要素をもつ2つの光源(図5に示されてい
る)よりなる。好ましい実施態様においては、これらの
光源は、レーザーダイオードである。そのようなレーザ
ーダイオードと平面を発生する光学要素は、レーザーの
業者から簡単に得られる。代りに、単一光源もまた、光
学手段により2つのビームに分割して使用できる。
【0033】本発明によれば、光源又は複数の光源が、
単一色であることが好ましい(例えば、その場合はレー
ザーダイオードが使用される場合である)。このこと
が、光源から来る光と周囲の他の光源から来る異なった
波長の光とを区別することを可能にしている。
【0034】カメラ23は、レーザーダイオードによっ
て出された光の平面が、カメラの視野内にあるような方
法で、測定銃の中に設置される。カメラ23の映像セン
サーは、例えば、マトリックスに整列した画素を構成す
る電荷−結合装置(CCD装置)でもよいし、又は映像
を電子的に得るための他のどんな手段でもよい。好まし
くは、測定銃は、カメラに投射する光を通すようなフィ
ルター(図示されていない)より構成される。このフィ
ルターは、測定銃で使用される単一の光源の波長の中央
に置かれる。
【0035】測定銃20は、作業者にとって有用な情報
を写し出すディスプレイ24を備えており、これによ
り、現在の測定点の基準番号、隙間とずれ量の数値又は
理論上の数値との差及び許容差を越えた測定の結果等を
写し出す。このディスプレイは、例えば液体水晶ディス
プレイ(LCD)でもよい。
【0036】この実施態様における映像装置は、既に公
知であり、従ってここでは詳細には述べられていない構
成要素と方法を使用している。例えば、映像装置20の
較正、各々のレーザー源とカメラ間の距離の決定、CC
Dカメラ23の各画素と各々の光の平面上の点との間の
それぞれの直線の代数学上の定義等の較正が、従来の光
学的な三角測量方式に用いられた公知の方法により、等
しく行われる。
【0037】測定の計画が、理論上の数値と関連する許
容差と同様に、データが必要とされる一連の測定点を決
めるために予めプログラムされる。この実施態様におい
ては、映像装置20は、少なくとも使用者の人手による
作業のための引き金(トリガー)を含んでいる。映像装
置はまた、使用者が装置に様々な情報を与えられるよう
に、いくつかの押しボタンを含んでいる。様々な情報と
は、使用者が次の測定点へ移動していること、測定が繰
り返えされること及び器具の作業の方法が変えられてい
ること等の事実である。
【0038】この実施態様においては、映像装置は、携
帯可能な送信器/受信器モジュール25、例えば使用者
のベルトで運ばれるもの、に結びついている。携帯無線
通信機モジュール25は、データ処理ユニットと接続し
ている携帯無線通信機モジュール35と、両方向のRS
232型のラジオのリンクを経由して通信する。このリ
ンクは、映像装置20におけるディスプレイ24の離れ
た操作と、カメラ23とレーザーダイオード22の調整
の離れた操作を可能にしている。ビデオデータが、携帯
無線通信機モジュール25からデータ処理ユニット30
に、補足の無線のリンクにより伝送される。
【0039】データ処理ユニットは、好ましくはデジタ
ル化され、映像処理されたカードと測定計画がプログラ
ムされたコンピュータープログラムとの組み合せ、及び
どんなテキストの編集機によっても読むことが可能なフ
ォーマットで作成された操作と測定データとを備えたP
C型のマイクロコンピューターである。好ましくは、デ
ータ処理ユニットは、ディスプレイユニット32に接続
している。測定中、得られた数値は、ディスプレイユニ
ットのスクリーンと映像装置20のディスプレイ24と
に写し出される。映像データ処理の初期の段階において
は、輝度線の各々に対して3次元の輪郭を形成するため
に、従来の光学的な三角測量方式から既に公知である方
法が使用される。本発明による輪郭データの処理が、以
下により詳細に述べられている。
【0040】幾何学形状の構造物の基準の点の決定が、
2次元の映像の利用に基づかないで、光学的な三角測量
によって計算された3次元の輪郭に基づいているという
事実が、隙間とずれ量の計算を非常に高く正確なものと
している。事実、光の平面の投射による映像の2次元の
処理が、寸法の要因(対象物の大きさによる映像の大き
さ)の変化に関連している基準の点の位置を不確かなも
のにしている。基準の点の決定のこの方法は、特徴とす
る表面に対する測定装置の空間を一定にすることを少く
とも保証する必要があり、これは、部品の形態のために
必ずしも実行できないものである。本発明の主題である
器具の正確さは、測定された見本に関して測定銃の位置
に、器具が関係していないために、最適化される。これ
は、位置の距離と角度に関する限り、この見本が、この
銃の光学的な仕事の範囲内にとどまっているからであ
る。
【0041】この実施態様による方式の様々な変更が、
本発明を離れることなく予想される。例えば、対向して
いる部品間の界面を表わしている映像データを発信する
ために設けられた映像装置は、第1のカメラでは視るこ
とのできない点を視られるように追加のカメラを使用で
きる。
【0042】本発明による、しわ付けされた対向してい
る部品間の隙間とずれ量の計算の段階を述べる。この形
状を有している部品は、自動車又は航空工業において、
しばしば用いられている。
【0043】本発明のアルゴリズムは、2つの主要な段
階よりなる。それは、隙間とずれ量の生の数値の計算
と、理想の方位に対し測定器具が回動しているために、
これらの数値を補償するための修正計算とである。読む
者の理解を助けるために、隙間とずれ量の生の数値の存
在を仮定して、まず第一に修正計算について述べる。そ
れから、隙間とずれ量の初期の数値が、本発明の好まし
い実施態様によりどのように見積られているかについて
説明する。
【0044】図5は、本発明の好ましい実施態様による
方式の光学的な検出器に関する基準の枠組みを示してい
る。起点は、2つのレーザー光源の1つの投射の中心で
あり、X軸は、光の平面に垂直であり、y軸はレーザー
光源の軸に垂直で、かつ第1のレーザー光の平面に含ま
れており、Z軸はレーザー光源の軸と共通で、光の投射
方向に方位付けられている。
【0045】図6a〜6cは、測定器具が理想的な方位
にある場合に、特徴とされる部品間の界面上に投射され
ている光の平面を示している。図6aは、X−Z平面の
図を示している。図6bは、y−Z平面の図を示してい
る。図6cは、X−y平面での図を示している。測定さ
れた寸法をよく理解するために、これらの図(図7と同
じ)は、直線部分を含む輪郭のある部品を示している。
【0046】図7a,7bと7cは、理想の位置に対
し、測定器具がそれぞれX,Y,Z軸のまわりを回動し
た場合における2つの部品間の界面上に投射されている
光の平面を示している。
【0047】測定器具がX−軸のまわりを回動した場合
において、これらの測定が、投射された光の平面の単一
面により生じた映像点から計算される範囲では、隙間と
ずれ量の見積り数値に何ら影響しない(それは、y−Z
平面に平行な共通の平面内に全てが置かれている点を使
用して、隙間とずれ量の計算をするからである)。
【0048】測定器具がy−軸又はZ−軸のまわりを回
動した場合において、隙間とずれ量の数値は、それぞれ
変えられる。本発明によれば、この問題は、最初に計算
された隙間とずれ量の数値を修正することによって解決
される。これらの修正のそれぞれを行えるために、基準
の点が、特徴とされている部品の1つに指定され、この
基準の点の同等の点が、2つの輝度線のこの部品の映像
にそれぞれ対応している半分の輪郭の各々に決められ、
かつこの基準の点の位置の明らかな差が、この修正を行
うのに使われる。
【0049】測定器具が、y−軸のまわりを回動してい
る場合において、測定された隙間は変わらない。しかし
ながら、明らかなずれ量は、真正のずれ量にもはや一致
しない。本発明によれば、この問題は、初期に計算され
たずれ量の数値を、下記の式に従って修正することによ
って解決される。
【数3】 Aはずれ量の修正された数値を、A* はずれ量の初期の
数値を、Δxは光の平面間の較正された離間距離を、Δ
zは2つの半分の輪郭の基準の点の、投射方向(z)に
おける位置の差をそれぞれ表わしている。
【0050】測定器具がz−軸のまわりを回動している
場合において、ずれ量は影響を受けない。しかしなが
ら、明らかな隙間はもはや真正な隙間に一致しない。本
発明によれば、この問題は、初期に計算された隙間の数
値を、下記の式に従って修正することによって解決され
る。
【数4】 Jは修正された隙間の数値を、J* は初期の隙間の数値
を、Δxは光の平面間の較正された離間距離を、Δyは
投射方向(z)と照明平面に垂直な方向(x)との両方
に直交する方向(y)内で、2つの半分の輪郭の対応す
る基準の点の位置の差をそれぞれ表わしている。
【0051】本発明による好ましい、隙間とずれ量の初
期の数値の計算方法は、図8〜図10を参照して説明す
る。第1に、輝度線の1つから生じたデータが、2つの
部品の各々に対してそれぞれ基準の点と線を決めるため
に処理される。次に、これらの基準の点と線との間の空
間が、隙間とずれ量の初期の数値を作るために見積られ
る。以下に説明する理由で、好ましくは、輝度線の他方
から生じたデータが、隙間とずれ量の第2番目の組の数
値を生じるように、それから同じ方法で処理される。
【0052】対向している部品の1つの輪郭上の基準の
点と線の指定を、図8を参照して述べる。同じ方法が、
他の部品の輪郭上の対応している基準の点と線を指定す
るために用いられる。
【0053】図8の例は、対向している部品の両者が、
しわ付された表面を有している部品に関する。そのよう
な部品に対しては、曲率半径が、しわ付された縁部で一
定であると考える単純な理論に反して、本発明者は、当
該の曲線がいくぶん平担化されているかのように、この
曲率半径がその場所で変化していることを認識してい
る。基準の点と線を指定するための以下の方法は、しわ
付された部品に対して最適化されている。
【0054】まず第1に、固定の基準の点Iが、しわ付
された金属板の典型的な非基準の曲線を特別に使用して
指定され、この非基準の曲線は常に曲率半径が急激に変
化している領域を有している(図8aを参照)。曲線の
端部(最も低い曲率を有している)から出発して、点々
と曲率半径の数値を解析して、この曲率半径の数値が、
出発点の数値RS よりも小さくなった曲線上の位置が決
められる。この位置が、点Iを指定する。
【0055】出発点の数値RS の選択が、測定が行われ
る部品の見本の形状の統計上の解析に従ってなされる。
その数値があまりにも大きいならば、そのときは、測定
のノイズが点Iの位置を反復性のないものとするであろ
う。その数値があまりにも低すぎるならば、そのとき
は、この曲率の変化が検知不可能とすることが、可能で
ある。実際、しわ付された金属板の場合、適切な出発点
の数値RS は、しばしばその板の厚さに関係しているこ
とが見い出された。例えば、出発点の数値3mmは、しわ
付された金属板の板厚が0.7mmである場合は、最適で
ある(さらに一般的には、この数値は、しわ付されたど
んな金属板の板厚が通常の厚さ、0.67〜0.8mmの
範囲である場合には、適当である)。
【0056】一度びこの基準の点Iが見い出せたら、幾
何学形状の構造物の第1の点P1 が、Iから距離R1
地点で得られ、それから第2の幾何学形状の構造物の点
2が、P1 から距離R2 の地点で得られる。それから
直線DI が、点P1 とP2 を通るように指定して引かれ
る。この表面がわずかに曲げられている場合、第1の基
準の線DI はまた、幾何学形状の構造物の2つの点
1 ,P2 の間の全ての点に対し最もよく近似している
最高に適合した直線によって定義される。距離R1 とR
2 は、望ましい測定範囲と同様に光学装置の変数次第で
選択され、一方選択された基準の点と線の固定を最適化
している。
【0057】当該の部品の大部分の表面の代表的な基準
の線を見つけるために、幾何学形状の構造物の点P1
表面のより平担な部分に置かれることが必要である。基
準の線DI に対して固定され、繰り返えされるために、
映像データが点P2 に対して検知されることが必要であ
る。このように、この点P2 はカメラの視野外にあるべ
きではない。
【0058】映像装置が、ある視野を有し、また、もし
測定が望まれている隙間の数値範囲が、最大の隙間の場
合に、視野範囲の1/2,2/3等を占めているなら
ば、2つの部品の部分をカメラが見れるように、視野の
範囲の半分、1/3等にのみとどめておくことが、分か
るであろう。例えば、器具の視野が25mmに限られてい
て、装置の測定可能な最大の隙間が12mmである場合、
対向している部品の検知された映像は、その表面の13
mmのみに関係している(部品間の空間の片側の6.5m
m)。距離R1 とR2 の合計が、幾何学形状の構造物の
点P2 が、カメラによって見られる当該の部品の部分に
設けられた点に一致していることが続いて起きる。
【0059】幾何学形状の構造物の点P1 とP2 との間
の距離は、基準の線の固定を保証するに十分なほど長く
なければならないことも見い出された。実際、数値R1
は部品の大部分の表面上に設けられた点に一致している
か、部品の縁部のさらに曲げられた部分には、出来るだ
け接近するように選らばれ、また数値R2 は点P1 とP
2 との間の距離を最大にするように選らばれる。上記で
考慮されている例によれば、各々の部品の6.5mmの長
さ部分が視られる場所として、R1 =1mm、R 2 =5.
5mmが選らばれる。しかしながら、そのような数値の選
択は、隙間の中心に対する器具の位置の非常に厳密な正
確さが必要である。このように、この例に従ってR2
4mmを選択することが好ましい。
【0060】基準の線DI の決定後、別の固定された基
準の点Kが次に決定される(図8bを参照)。構造物の
直線DK の位置が、基準の線DI に平行な線で、部品の
内方に向って、低くされ、距離RP だけ離れた位置に見
い出される。この線DK と部品の輪郭との交点が、点K
である。
【0061】隙間は、2つの対向している部品の点Kの
間の空間を決定することにより計算される。このよう
に、この点Kは、部品が90°又はそれ以上折られた場
合には、最大の曲率に近い点に一致させるべきであるこ
とが好ましい。本質的には、身体上の接触を用いている
測定装置における一組のカリパスの腕に触れられる点に
一致した点を見い出すことが求められている。この点
で、本発明により器具によって計測された隙間の測定
は、コーチマーカー(車体を扱う作業者)がその言葉に
より理解している身体による質に非常によく一致してい
る。
【0062】しわ付けされた金属板の場合、金属板が別
の同じ厚さの板の縁のまわりに曲げられているのに対し
ては、この点Kは、当該金属板の3つの厚さの半分に一
致する位置に、おおよそしか一致しない。通常用いられ
ている金属板の厚さは、0.67〜0.8mmで、かつ最
大で1mmであり、そのため、特別な力をかけることな
く、従来の機械によりプレスされ又はつなぎ合わされ、
生産費用が減らせる。このように、金属板の板厚が0.
7mmの場合、理論上の距離RP は1.05mmである。し
かしながら、この点Kが映像データがカメラによって検
出された点に一致することが、有利である。このよう
に、距離RP が当該の例においては、0.8mmであるこ
とが好ましい。
【0063】もし線DK と曲線との交点が、見本の点が
不十分である輪郭の部分上に位置しているならば、y方
向において、曲線の推定が、次数nの選択された多項
式、例えば3次多項式を作り計算によりなされる。この
推定でも、見本の点のもっとも近い点からあまりにも離
れすぎている交点を見い出した場合は、エラー状態が知
らせられる。
【0064】隙間の生の数値の計算について、図9を参
照して述べる。部品の1つの基準の線DI が基準の位置
として取られる。それから、それぞれ点K,K′を通
り、かつ線DI に両者共垂直な2つの直線DB ,DB
の間の距離が見積られる。
【0065】いくつかの場合においては、得られた隙間
の生の数値は、計算のための基準の位置として用いられ
ている線DI 又はDI ′の位置に依存している。このよ
うに、例えば、常に左方の部品に対して指定されたDI
を基準の位置として使用するような一定の慣行を適用す
ることが好ましい。もし適用した慣行が、測定計画の一
定の測定点に関する限り、変らないのであれば、異なる
慣行が、異なる測定点に対して適用されることは、満足
のいくことである。どのような不明確さをもなくすため
に、映像装置の正しい方位が、目で見える標識をもつ映
像装置を提供することによって保証される。別のやり方
としては、映像装置の正しい方位は、この装置の方位が
当該の測定点に対して必要とされていることを使用者に
指示する指令を、ディスプレイ24上に表示することに
よって保証される。
【0066】ずれ量の計算を、図10を参照して述べ
る。別の基準の点Lが、部品の1つの線DB と線DI
交点に一致して指定される。他の部品の線DI ′が基準
の位置として取られる。線Lと線DI ′との間の最小の
距離(線DI ′に垂直な方向で)が、それから、ずれ量
として見積られる。
【0067】本発明の好ましい実施態様において、隙間
とずれ量の2組の生の数値が、それぞれ2つの輝度線の
各々からのデータを処理することによって計算される。
隙間の2つの生の数値は、それらの間の数値の差が出発
点レベルを越えているかどうかを決定するために比較さ
れる。隙間の2つの生の数値の差が非常に大きい場合、
2つの部品間に存在する隙間の大きさが、一定でなく
て、その隙間の長さに沿って増加しているか減少してい
るかどうかであるがために、このことが起きる。同じよ
うな方法で、ずれ量の2つの生の数値が、それらの間の
数値の差が出発点レベルを越えているかどうかを見積る
ために比較される。ずれ量の2つの生の数値間の差が非
常に大きい場合、このことは、ずれ量が一定でなくて変
化している場合に相当する。関係する変数が変化してい
る測定点に対して、隙間又はずれ量の数値を採らないこ
とが好ましい。
【0068】本発明の好ましい実施態様において、デー
タ処理ユニット30が、隙間(又はずれ量)の変化する
数値の存在を見分け、関係する測定点に対する隙間(又
はずれ量)の数値を維持すべきでないと指示する通信を
映像装置20に送るために、設けられている。
【0069】隙間とずれ量の生の数値が計算された後、
これらは、理想の方位に対する映像装置の回動を補償す
るという前述の方法に従って修正される。本発明の好ま
しい実施態様において、この補償の計算は、その位置が
変化する基準の点が見積られるように、前に定義された
基準の点Iを使用する。
【0070】本発明の好ましい実施態様に従って測定方
式を用いると、隙間とずれ量は、隙間0〜10mm及びず
れ量0〜8mmの測定範囲における、全体の不確かさが
0.1mmの測定(基準の偏差値σの3σで)内で測定さ
れる。
【0071】前述のアナゴリズムは、しわ付けされた、
対向している表面上で測定がなされる場合は、非常に良
い結果をもたらす。これは、自動車工業で直面する事例
の約80%を示す。しかしながら、前述した方法の変形
がよりよく適用される別の事例もある。
【0072】対向している表面の1つが、しわ付けされ
た表面以外の非基準の表面である場合、第1の基準の点
Iの決定に用いられる出発点の数値RS を確立するのに
必要とされる十分な解柝は長く、それを行うのにもちろ
ん価値のないものである。本発明による別の方法は、曲
げられた表面(この例では、しわ付けされた表面)に対
向している非基準の表面の場合においても、隙間とずれ
量の数値が決定でき、図11を参照して述べる。
【0073】この別の方法によれば、第1の基準の点I
と基準の線DI とが、前述の方法と同じ手順で、しわ付
けされた表面に対し決められる。次に、しわ付けされた
表面の点Iと対向している非基準の表面との間の最も短
いベクトルαを決定するために計算が行われる。それぞ
れ平行で、かつしわ付けされた表面の基準の線DI に垂
直であるこのベクトルαの要素の数値は、隙間とずれ量
の生の数値を定めるであろう。
【0074】部品が曲げられた縁へとつながっている実
質的に平担な主要な表面を有している場合、図8を参照
とする前述の方法から出発することにより、第1の基準
の点Iの位置を決めることが好ましい。
【0075】図12に示された変形例によれば、部品の
主要な表面は、直線DM 、特に輪郭上の大多数の点を通
る直線によって模式化される。コード(翼弦)への距
離、すなわち各々の点と線DM との間の距離が次に見積
られ、対向している部品間の空間に対しこの線DM を推
定する。コードへの距離が出発点の数値RC に等しい
か、又はより大きい第1の点が、第1の基準の点Iとし
て指定される。
【0076】出発点の数値RC が、表面のあらさが計算
をゆがめないような十分な大きさであって、表面の平担
部分と曲がった部分との間の界面の点を表わす程に十分
に小さい数値が選らばれる。自動車工業でいつも用いら
れている金属板の場合、このRC は、RC =0.1mmで
ある。1度びこの第1の基準の点Iが指定されると、基
準の線と点を決定する方法が、図8〜10を参照して前
述した方法のように同じ段階を踏んで行われる。
【0077】
【発明の効果】本発明の好ましい実施態様によれば、隙
間とずれ量の数値が、前述した基準の点と線を用いて決
められ、それから、この得られ数値が、測定器具の回動
に対して補償するように修正され、この修正は、特徴と
される部品上に2つの平行な光の平面を投射することに
よって可能となる。この測定の組み合せにより、従来の
装置と比較して、解柝と反復性の点で著しく改善された
性能が得られる。しかしながら、隙間とずれ量の初期の
数値が、基準の点と線(及び/又は平面)の別の選択を
用いて1つの輝度線の映像から決められても、第2の輝
度線を作るために、2つの平行な光の平面を使用するこ
とが、正確な方位に測定器具を位置付ける必要から、使
用者を束縛しないように、これらの数値の修正を可能と
している。
【0078】さらに、本発明の好ましい実施態様による
隙間とずれ量との生の数値の計算に用いられる基準の線
と点は、単一光の平面を使用し、かつ映像装置の回動の
補償を欠いている方式においてでさえ、その使用者が改
善された測定の反復性を導けるように最適化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、2つの対向している部品間の“隙間”
と“ずれ量”の変数の定義を示す解説図である。
【図2】図2は、従来の光学的な三角測量による隙間と
ずれ量の測定のための方式の主要な構成要素を示す解説
図である。
【図3】図3は、測定された隙間の数値が、測定器具の
方位にどのように依存しているかを示す解説図である。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施態様における測
定方式の主要な構成要素を示す解説図である。
【図5】図5は、この方式の基準の枠組みを示してい
る。
【図6】図6の(a)〜(c)は、測定器具の理想の位
置に従って、特徴とされる部品上に投射された光の平面
を示すもので、(a)はy−軸方向から見たものを、
(b)はx−軸方向から見たものを、(c)はz−軸方
向から見たものを示している。
【図7】図7の(a)〜(c)は、器具の方位を理想の
方位に対して回動した場合に、特徴とされる部品上に投
射された光の平面を示すもので、(a)はx−軸のまわ
りに回動した場合を、(b)はy−軸のまわりに回動し
た場合を、(c)はz−軸のまわりに回動した場合を示
している。
【図8】図8の(a)と(b)は、本発明の好ましい実
施態様に従って定義された基準の点と線とを示してい
る。
【図9】図9は、本発明の好ましい実施態様に従って、
隙間の数値がどのように計算されているかを示す解説図
である。
【図10】図10は、本発明の好ましい実施態様に従っ
て、ずれ量の数値が、どのように計算されているかを示
す解説図である。
【図11】図11は、隙間とずれ量の数値を決定できる
本発明による別の方法を示す解説図である。
【図12】図12は、第1の基準の点Iの位置を決定で
きる本発明による別の方法を示す解説図である。
【符号の説明】
20…映像装置 21…堅い棒 22…光源 23…カメラ 24…ディスプレイ 25…送信器/受信器モジュール(携帯無線通信機モジ
ュール) 30…データ処理装置 32…ディスプレイユニット 35…携帯無線通信機モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597168619 アーベーベー バーラ プロバンス フランス国,04100 マノスク,セ ジョ セフ ゼット.イ. (72)発明者 トーマ ダランコン フランス国,78280 ギュヤンクール,ス クアール マラ 3 (72)発明者 サンドロ マルタ イタリア国,10091 アルピニャーノ,ビ ア イクスイクスビ アプリーレ 47 (72)発明者 ベルナール ミュティウス フランス国,13005 マルセイユ,リュ アベ ドゥ レペ 168 (72)発明者 ローラン レブラ フランス国,04100 マノスク,ロティス モン デ アンバリデ ヌメロ 1

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの対向している部品の表面間の隙間
    とずれ量とを測定する方式において、 −2つの部品の縁を横断して、それぞれに延びている2
    つの輝度線を作るように、2つの平行で、平板状の光が
    部品上に投射され、 −これらの2つの輝度線がカメラによって検知され、 −3次元の表面の輪郭が、それぞれの輝度線に沿って計
    算され、 −2つの部品の表面間の隙間(J* )とずれ量(A*
    の生の数値が、これら2つの輪郭の少くとも1つから計
    算され、かつ −隙間及び/又はずれ量の生の数値が、器具の回動を補
    償するために、前記生の数値、2つの光の平面間の離間
    距離(Δx)及び2つの輪郭の1つの基準の点の位置と
    他の輪郭の対応する基準の点の位置との間の差を使用し
    て計算を行うことにより、修正されることより構成され
    る隙間とずれ量を測定する方式。
  2. 【請求項2】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、ずれ量の生の数値A* が、以下の
    式により修正される、 【数1】 Aは、ずれ量の修正された数値を、Δxは、光の平面間
    の離間距離を、Δzは、投射方向(z)における2つの
    輪郭の対応する基準の点の位置の差を、それぞれ表して
    いる。ことより構成される請求項1に記載の隙間とずれ
    量を測定する方式。
  3. 【請求項3】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、隙間の生の数値(J* )が、以下
    の式により修正される、 【数2】 Jは、隙間の修正された数値を、Δxは、光の平面間の
    離間距離を、Δyは、投射方向(z)と光の平面に垂直
    な方向(x)との両方に直交する方向(y)内で、2つ
    の輪郭の対応する基準の点の位置の差を、それぞれ表わ
    している。ことより構成される請求項1又は2に記載の
    隙間とずれ量を測定する方式。
  4. 【請求項4】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定し、かつ輪郭の少くとも1つに対して、2つの
    対向している部品の1つを表わしているその部分上にあ
    って、輪郭の曲率半径が予め決められた出発点の数値
    (RS )を取る第1の基準の点(I)を決定する段階を
    含んでいる、ことより構成される請求項1,2又は3に
    記載の隙間とずれ量を測定する方式。
  5. 【請求項5】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、予め決められた出発点の数値(R
    S )が、測定が行われる部品の統計上の解析の結果によ
    り選択され、これにより、曲線の変化が検出できる程に
    十分に大きく、しかし測定のノイズが測定の反復性を害
    さないレベルに制限される程に十分に低い数値であるこ
    とより構成される請求項4に記載の隙間とずれ量を測定
    する方式。
  6. 【請求項6】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定し、かつ前記輪郭から決められる段階を構成し
    ており、対向している部品の各々に対する第1の基準の
    線(DI ,DI ′)が、以下の方法に従ってなされる、 a)前記部品を表わしている輪郭のその部分上に、第1
    の基準の点(I)を決定する、 b)第1の基準の点(I)を中心に半径R1 の円の円周
    と輪郭の前記部分との交点を表わしている幾何学形状の
    構造物の第1の点(P1 )を決定する、 c)幾何学形状の構造物の第1の点(P1 )を中心に半
    径R2 の円の円周と輪郭の前記部分との交点を表わして
    いる幾何学形状の構造物の第2の点(P2 )を決定す
    る、 d)幾何学形状の構造物の2つの点(P1 ,P2 )を通
    る直線を第1の基準の線(DI )として指定する、こと
    より構成される請求項4又は5に記載の隙間とずれ量を
    測定する方式。
  7. 【請求項7】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、ずれ量の生の数値(A* )が、2
    つの対向している部品に対してそれぞれ指定された2つ
    の第1の基準の線(DI ,DI ′)の間の空間を計算す
    ることによって、前記輪郭から見積られる、ことより構
    成される請求項6に記載の隙間とずれ量を測定する方
    式。
  8. 【請求項8】 2つの対向している部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、隙間の生の数値(J* )が、対向
    している部品の各々の1つに対して指定された2つの第
    2の基準の点(K)の間の空間を計算することによって
    前記輪郭の1つから見積られ、部品の各々に対して第2
    の基準の点(K)が、下記の方法により決定される、 a)前記部品を表わしている輪郭の部分上に、この部品
    に対して指定された第1の基準の線に実質的に平行であ
    る後退した基準の線(DK )を決定し、この後退した基
    準の線が前記第1の基準の線から部品の内部に向って距
    離(RP )だけ離れていること、及び b)前記後退した基準の線(DK )と輪郭との交点を第
    2の基準の線として指定する、ことより構成される請求
    項6又は7に記載の隙間とずれ量を測定する方式。
  9. 【請求項9】 対向している2つの部品間の隙間とずれ
    量を測定するために、距離RP が、第2の基準の点
    (K)が当該の表面の最も大きな曲率半径に対応するよ
    うに選らばれる、ことより構成される請求項8に記載の
    隙間とずれ量を測定する方式。
  10. 【請求項10】 対向している2つの部品間の隙間とず
    れ量を測定するために、前記方法に基づいて確定した第
    2の基準の点(K)が、映像データが利用不可能である
    輪郭の一部に対応している場合に、第2の基準の点
    (K)の位置が、利用可能な映像データに基づいて、選
    択されたn次の多項式を用いて模式化を行うことにより
    計算される、ことより構成される請求項8又は9に記載
    の隙間とずれ量を測定する方式。
  11. 【請求項11】 対向している2つの部品間の隙間とず
    れ量を測定するために、隙間(J* )の生の数値が、輪
    郭の1つから、以下の方法により計算される a)部品の第1のものに対して指定された第2の基準の
    点(K)を通り、かつ前記第1の部品の第1の基準の線
    (DI )に垂直である直線(DB )を、この第1の部品
    に対する第2の基準の線として指定する、 b)部品の別のものに対して指定された第2の基準の点
    (K)を通り、かつ前記第1の部品に対して指定された
    第1の基準の線(DI )に垂直である直線(D B ′)
    を、この別の部品に対する第3の基準の線として指定す
    る、 c)これらの第2と第3の基準の線(DB ,DB ′)の
    間の距離を、隙間(J * )の生の数値として計算する、
    ことより構成される請求項8,9又は10に記載の隙間
    とずれ量を測定する方式。
  12. 【請求項12】 対向している部品間の隙間とずれ量を
    測定するために、ずれ量の生の数値が、輪郭の1つか
    ら、以下の方法により計算される a)部品の第1のものに対して指定された第2の基準の
    点(K)を通り、かつ前記部品の第1の基準の線に垂直
    である直線(DB )を、この第1の部品の第2の基準の
    線として指定する、 b)この第1の部品に指定された第1の基準の線
    (DI )と、第1の部品に対して指定されたこの第2の
    基準の線(DB )との交点(L)を決定し、かつ c)前記交点(L)と対向している別の部品に対して指
    定された第1の基準の線(DI ′)との最小の距離を、
    ずれ量の生の数値(A* )として計算する、ことより構
    成される請求項8,9,10又は11に記載の隙間とず
    れ量を測定する方式。
  13. 【請求項13】 対向している2つの部品間の隙間とず
    れ量を測定するために、隙間とずれ量の生の数値を修正
    する計算が、対向している部品の1つに対して指定され
    た第1の基準の点(I)を、位置の変化が見積られてい
    る基準の点として用いる、ことより構成される請求項4
    乃至12のどれか1つに記載の隙間とずれ量を測定する
    方式。
  14. 【請求項14】 対向している2つの部品間の隙間とず
    れ量を測定するために、2つの光の平面が、波長λをも
    つ単一色の光源又は複数の光源から形成され、かつカメ
    ラによって受け入れられた光が、波長λから波長を取り
    除くようにフィルターされている、ことより構成される
    請求項1乃至13のどれか1つに記載の隙間とずれ量を
    測定する方式。
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