JPH11183109A - 通過位置検出方法及び通過位置検出装置 - Google Patents

通過位置検出方法及び通過位置検出装置

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JPH11183109A
JPH11183109A JP35059297A JP35059297A JPH11183109A JP H11183109 A JPH11183109 A JP H11183109A JP 35059297 A JP35059297 A JP 35059297A JP 35059297 A JP35059297 A JP 35059297A JP H11183109 A JPH11183109 A JP H11183109A
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重光 倉野
Yoshiyuki Nomoto
好之 野本
Kunihiko Yoshimi
邦彦 吉見
Haruyuki Morishita
晴之 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体目標物の通過位置検出をその大きさに
関係なく可能とする。 【解決手段】 3軸磁気検出器1を備えた通過位置検出
装置において、所定レベル以上の磁気信号を検出する磁
気レベル検出器5と、サンプリング回路6と、サンプリ
ング信号発生毎に磁性体目標物の合成磁気信号を求める
磁気信号合成手段8と、合成磁気信号の最大値Ht0を検
出する最大値検出手段10と、サンプリング信号発生毎
に値Hn2(i)=|Hz|−√(Hx2+Hy2)を演算す
る演算手段9と、その値Hn2(i)を記憶するメモリ1
1と、合成磁気信号の最大値Ht0が検出されたとき、メ
モリ11から読み出された所定数の各値Hn2と最大値H
t0とから値Hn2/Ht0を計算する計算手段12と、その
各値Hn2/Ht0と、予め定められた重み付け値とを基に
ニューラルネットワーク演算処理を行い、波形識別を行
う波形識別処理手段13と、その出力と基準値とを比較
する比較手段14を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気的条件が未知
の磁性体目標物が、その位置や状態が静止し定点である
磁気検出器から一定範囲内を通過したかどうかをその磁
性体の大小にかかわらず確実に検出できるようにした通
過位置検出方法及び通過位置検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】地磁気中の磁性体は磁性体自身の磁化或
いは地磁気によって磁化されている。従って磁性体から
の磁気を検出して当該磁性体の存否を検出することはで
きるが、磁性体の磁化の程度が様々な場合には磁気検出
器の側方、すなわち直横に対しどの程度の距離を通過し
たかを検出することは不可能であった。
【0003】これを解決するものとして特開昭55−1
62078号が提案されている。すなわち3軸磁気検出
器を用いたこの磁性体の検出方法は、Z軸を垂直軸とす
る直交座標系(X,Y,Z)の3軸磁気検出器に対しZ
軸方向が一定のXY平面を移動する磁性体目標物のZ軸
方向最大磁気成分(絶対値)Hv とその時のXY平面の
磁気成分Hh との比C=Hv /Hh をとり、当該比Cを
しきい値と比べることにより磁気検出器の側方に対しど
の程度の距離を通過したかを検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁性体
のZ軸方向最大磁気成分(絶対値)Hv とその時のXY
平面の磁気成分Hh との比C=Hv /Hh をとり、当該
比Cをしきい値と比べる従来の磁性体の検出方法では、
直上通過時の磁気測定、例えば事前の測定による基準値
の決定を必要とすると共に、XY平面の磁気成分Hh が
0のとき当該比C=Hv /Hh が無限大となる欠点があ
り、また磁気的条件、すなわち磁性体目標物の磁気能率
の伏角や偏角が検出結果の精度に影響を及ぼす欠点があ
った。
【0005】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、事前の磁気測定を必要とせず、演算処理
の過程で無限大が生じる処理がなく、かつ船体の大きさ
や地磁気などの磁性体の磁気的条件の影響を受けにくい
磁性体目標物の通過位置検出方法及び通過位置検出装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の通過位置検出方法は、Z軸を垂直軸とす
る直交座標系(X,Y,Z)の各軸上に指向性を有する
磁気センサがそれぞれ配置されてなるその位置が固定の
3軸磁気検出器を備え、当該3軸磁気検出器に対しZ軸
方向が一定のXY平面を移動する磁性体目標物の予め定
められた範囲内の通過を検出する通過位置検出方法にお
いて、3軸磁気検出器のサンプリングされた各検出信号
から磁性体目標物の合成磁気信号値を求めると共に、そ
の最大値となるタイミングを求め、サンプリング信号毎
に、Z軸磁気センサの検出信号の絶対値|Hz|から、
X軸磁気センサ及びY軸磁気センサの検出信号から得ら
れる水平成分値√(Hx2+Hy2)を減じた値Hn2(i)
=|Hz|−√(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,
n)を演算してその演算結果を記憶手段に記憶し、磁性
体目標物の合成磁気信号値が最大となったとき、記憶手
段に最も新しく記憶されたものから順に前に逆上り記憶
手段に記憶されている予め定められた数の各値Hn2を合
成磁気信号の最大値Ht0でそれぞれ割った値S(i)=
Hn2/Ht0を求め、この各値S(i)=Hn2/Ht0と、
予め定められた重み付け値とを基にニューラルネットワ
ーク演算処理を行って波形識別を行い、波形識別の演算
値から、磁性体目標物の予め定められた範囲内の通過を
検出するようにしたことを特徴としている。
【0007】そして本発明の通過位置検出装置は、Z軸
を垂直軸とする直交座標系(X,Y,Z)の各軸上に指
向性を有する磁気センサがそれぞれ配置されてなるその
位置が固定の3軸磁気検出器を備え、当該3軸磁気検出
器に対しZ軸方向が一定のXY平面を移動する磁性体目
標物の予め定められた範囲内の通過を検出する通過位置
検出装置において、予め定められたレベル以上の磁気信
号を検出したとき出力を発生する磁気レベル検出器と、
磁気レベル検出器の出力で3軸磁気検出器の各検出信号
をサンプリングさせるサンプリング回路と、サンプリン
グ回路が出力するサンプリング信号毎に、3軸磁気検出
器の各検出信号から磁性体目標物の合成磁気信号を求め
る磁気信号合成手段と、磁気信号合成手段で求められた
合成磁気信号を基に、当該合成磁気信号の最大値Ht0
検出する最大値検出手段と、サンプリング回路が出力す
るサンプリング信号毎に、Z軸磁気センサの検出信号の
絶対値|Hz|から、X軸磁気センサ及びY軸磁気セン
サの検出信号から得られる水平成分値√(Hx2+Hy2
を減じた値Hn2(i)=|Hz|−√(Hx2+Hy2
(i=1,2,……,n)を演算する演算手段と、演算
手段の演算結果を記憶する記憶手段と、最大値検出手段
が上記合成磁気信号の最大値Ht0を検出したとき、当該
記憶手段に最も新しく記憶されたものから順に前に逆上
り記憶されている予め定められた数の各値Hn2を読み出
し、この値Hn2を最大値検出手段で検出された合成磁気
信号の最大値Ht0で割る計算Hn2/Ht0を実行する計算
手段と、計算手段で計算された各計算値S(i)=Hn2
/Ht0と予め定められた重み付け値とを基にニューラル
ネットワーク演算処理を行い、波形識別を行う波形識別
処理手段と、波形識別処理手段が処理した演算値と予め
定められた基準値とを比較する比較手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0008】ここで図17を用いて、磁性体目標物15
をその例として船体としたときの進行方向とその船体磁
気との関係について説明すると、図17(I)は磁性体
目標物15の針路が北の方向、(II)は磁性体目標物
15の針路が南の方向に向かっている場合をそれぞれ示
しており、(I),(II)の各上側の図は磁性体目標
物15を上らか見たときのもの、その各下側の図は磁性
体目標物15を横から見たときのものをそれぞれ表して
いる。
【0009】磁性体目標物15の船体磁気の永久成分H
P (図17(I)の(イ))、地磁気の方向およびその
大きさを点線で表したときの当該磁性体目標物15に誘
導されるその誘導成分をHI (図17(I)の(ロ))
としたとき、磁性体目標物15の船体磁気はこれらの合
成成分として求められ、図17(I)の(ハ)のHP
I (HP ,HI はいずれもベクトル)で表わすことが
できる。
【0010】一方、磁性体目標物15の針路が図17
(I)と逆方向の南の方向に向かっている場合、磁性体
目標物15の船体磁気の永久成分HP (図17(II)
の(イ))、その位置での地磁気の方向およびその大き
さは点線図示の如く変わらないので、このときの磁性体
目標物15の船体磁気は、上記船体磁気の永久成分HP
(図17(II)の(イ))と当該磁性体目標物15に
誘導されるその誘導成分HI (図17(II)の
(ロ))との合成成分となり、図17(II)の(ハ)
P +HI となる。
【0011】一般に磁性体目標物15の船体磁気の大き
さは、磁性体目標物15の大きさ、つまり船体の大きさ
に比例する。しかしながら、上述の図17の(I),
(II)から明らかなようにその進行方向がどちらを向
いていてもZ方向成分の大きさは同一となり、Z成分に
なおしてしまえば磁性体目標物15の進行方向について
は変わりはなくなり、Hn2=|Hz|−√(Hx2+H
y2)は磁性体目標物15の針路方向に関係がなくなる。
【0012】そこで、本発明では、船体磁気を磁気双極
子モーメント(磁気能率)で表示すると共に、3軸磁気
検出器で検出された各検出信号を演算処理する際、船体
の大きさに無関係とすべく値Hn2(i)=|Hz|−√
(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,n)を合成磁気信
号の最大値Ht0で割って無次元化を行い、その上でニュ
ーラルネットワーク演算を用いた波形識別処理により波
形識別を行い、3軸磁気検出器から一定範囲内であると
する基準値と比較するようにしているので、磁気的条件
が未知の磁性体目標物が3軸磁気検出器から一定範囲内
を通過したかどうかをその磁性体の大小にかかわらず、
また磁気的条件が未知の場合でも確実に検出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る通過位置検出
装置の一実施例構成を示している。同図において、3軸
磁気検出器1はZ軸を垂直軸とする直交座標系(X,
Y,Z)の各軸上に指向性を有するX軸磁気センサ2,
Y軸磁気センサ3,Z軸磁気センサ4を備えている。こ
れらの磁気センサは、例えばフラックスゲート型やリン
グコア型のものが用いられる。
【0014】3軸磁気検出器1が予め定められたレベル
以上の磁気信号を検出したとき、出力を発生する磁気レ
ベル検出器5が設けられており、当該磁気レベル検出器
5の出力発生でサンプリング回路6が駆動され、サンプ
リング回路6からサンプリング信号が出力するようにな
っている。
【0015】X軸磁気センサ2,Y軸磁気センサ3及び
Z軸磁気センサ4には、検出されたそれぞれの信号をそ
れぞれディジタル化するA/D変換器7が対応して設け
られている。A/D変換器7でディジタル化されたX軸
磁気センサ2,Y軸磁気センサ3及びZ軸磁気センサ4
の検出信号は、磁気信号合成手段8と演算手段9とに入
力されるようになっている。
【0016】いま、図3に示されている様に、磁性体目
標物15の磁気能率をM、磁気能率Mの伏角,偏角をそ
れぞれβ,γとし、図4図示の如く、3軸磁気検出器1
に対しZ軸方向が一定のXY平面を定速度Vで移動する
磁性体目標物15について、X軸磁気センサ2で検出さ
れた検出信号をHx、Y軸磁気センサ3で検出された検
出信号をHy、Z軸磁気センサ4で検出された検出信号
をHzとしたとき、磁気信号合成手段8は各磁気センサ
の検出信号を基に、当該磁性体目標物15の合成磁気信
号値√(Hx2+Hy2+Hz2)を演算するようになってい
る。
【0017】磁気レベル検出器5の出力信号をサンプリ
ング回路6が受けると、当該サンプリング回路6は磁気
信号合成手段8と演算手段9とにサンプリング信号を送
出し、磁気信号合成手段8及び演算手段9に上記A/D
変換器7でディジタル化された各検出信号Hx、Hy、
Hzを取り込ませる。
【0018】磁気信号合成手段8は、サンプリング回路
6が出力するサンプリング信号毎に、取り込まれる各検
出信号Hx、Hy、Hzから上記の合成磁気信号値√
(Hx2+Hy2+Hz2)を演算し、次段に設けられた最大
値検出手段10に当該合成磁気信号値√(Hx2+Hy2
Hz2)を送出する。
【0019】演算手段9は、サンプリング回路6が出力
するサンプリング信号毎に、取り込まれる各検出信号H
x、Hy、Hzを基に、Z軸磁気センサ4の検出信号の
絶対値|Hz|から、X軸磁気センサ2及びY軸磁気セ
ンサ3の検出信号から得られる水平成分値√(Hx2+H
y2)を減じた値Hn2、すなわちHn2(i)=|Hz|−
√(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,n)の演算を行
い、その演算結果Hn2(i)をメモリ11に順に記憶さ
せる。
【0020】最大値検出手段10は、磁気信号合成手段
8から送られてくる合成磁気信号値Ht(k)=√(H
x2+Hy2+Hz2)と一つ前に取り込まれた合成磁気信号
値Ht(k−1)=√(Hx2+Hy2+Hz2)とを順次比
較し、合成磁気信号値√(Hx2+Hy2+Hz2)の最大値
t0を求めるようになっている。
【0021】そして最大値検出手段10が合成磁気信号
値√(Hx2+Hy2+Hz2)の最大値Ht0を求めたとき、
すなわち最大値検出手段10が上記合成磁気信号の最大
値H t0を検出したとき、最大値検出手段10は上記合成
磁気信号の最大値Ht0を検出した旨の信号とその合成磁
気信号の最大値Ht0とを計算手段12に送出する。
【0022】計算手段12は、メモリ11に記憶された
上記演算手段9による演算結果の各値Hn2を、最も新し
く記憶されたものから順に前に逆上り予め定められた数
Nだけメモリ11から順に読み出すと共に、この各値H
n2を最大値検出手段10で検出された合成磁気信号の最
大値Ht0で割る計算のHn2/Ht0を順に行い、その各計
算値S(i)=Hn2/Ht0(i=1,2,……,N)を
波形識別処理手段13に入力させるようになっている。
【0023】この各値Hn2を合成磁気信号の最大値Ht0
で割ることにより、無次元化された磁性体モデルとする
ことができ、磁性体目標物15の磁気能率Mの大きさに
関係なく取り扱えるようになる。
【0024】波形識別処理手段13では、計算手段12
から入力された所定数N個の値Hn2と予め定められた重
み付け値とを基にニューラルネットワーク演算処理を行
い、積と和からなる演算の波形識別のための波形識別処
理を行う。波形識別処理手段13で処理された演算結果
値は比較手段14に出力される。この波形識別処理手段
13については次の図2で詳しく説明する。
【0025】比較手段14には、3軸磁気検出器1の側
方に対しどの程度の距離までの通過を、磁性体目標物1
5の予め定められた範囲内の通過とするかを意味する値
が予め基準値として設定されており、当該基準値と波形
識別処理手段13で処理された演算値とが比較手段14
で比較される。波形識別処理手段13で処理された演算
値が基準値より大きいとき、磁性体目標物15が予め定
められた範囲内の通過を意味する「1」が比較手段14
から出力され、波形識別処理手段13で処理された演算
値が基準値より小さいとき、磁性体目標物15が予め定
められた範囲外の通過を意味する「0」が比較手段14
から出力されるようになっている。
【0026】図2は波形識別処理手段の一実施例概念説
明図を示しており、波形識別処理手段13としてニュー
ラルネットワークが用いられたものである。同図におい
て、波形識別処理手段13のニューラルネットワーク
は、N個の入力ユニット21−1ないし21−N、N個
の隠れユニット22−1ないし22−N及び1個の出力
ユニット23で構成されている。そして入力ユニット2
1−1ないし21−Nには、図1で説明した様に最大値
検出手段10が合成磁気信号の最大値Ht0を検出したと
き、メモリ11に格納されている最も新しく記憶された
ものから順に前に逆上り、予め定められた数N個の各値
Hn2を合成磁気信号の最大値Ht0で割った値S(i)=
Hn2/Ht0(i=1,2,……,N)が、それぞれ入力
される。
【0027】最大値検出手段10が合成磁気信号の最大
値Ht0を検出したとき、メモリ11の中で最も新しく記
憶された演算結果の値をHn2(t1 )とすると、計算手
段12によって求められた計算結果の値S(t1 )=H
n2(t1 )/Ht0が入力ユニット21−1に入力され、
メモリ11の中で次に新しい演算結果の値S(t2 )=
Hn2(t2 )/Ht0が入力ユニット21−2に入力さ
れ、メモリ11の中でその次に新しい演算結果の値S
(t3 )=Hn2(t3 )/Ht0が入力ユニット21−3
に入力され、以下同様にして演算結果の値S(tN )=
Hn2(tN )/Ht0が入力ユニット21−Nに入力され
る。
【0028】入力ユニット21−1ないし21−Nと隠
れユニット22−1ないし22−Nとの間は、図示の如
くA1 ,A2 ,A3 ……,B1 ,B2 ,B3 ……,
1 ,C 2 ,C3 ……等の重み付け値で重み付けされて
それぞれリンクされており、また隠れユニット22−1
ないし22−Nと出力ユニット23との間も、図示の如
くM1 ,M2 ,M3 ……の重み付け値で重み付けされて
リンクされている。
【0029】このような値S(t1 )ないし値S
(tN )を入力とするニューラルネットワークで重み付
け処理、すなわち積と和とからなるニューラルネットワ
ーク演算を行うことにより、出力ユニット23から或る
値の演算値が出力される。
【0030】ニューラルネットワークで用いられる上記
の各重みA1 ,A2 ,A3 ……,B 1 ,B2 ,B3
…,C1 ,C2 ,C3 ……等とM1 ,M2 ,M3 ……
は、図5ないし図14に示された如き代表的な磁気モデ
ルでのHn2/Ht0波形パターンから求められたものであ
る。
【0031】図5ないし図14は条件を変え計算によっ
てシミュレートしたHn2/Ht0波形図をそれぞれ示しい
る。図5ないし図14において、横軸は磁性体目標物の
合成磁気信号値Ht=√(Hx2+Hy2+Hz2)が最大と
なる位置からの距離、すなわち図16の最近点Pの位置
から磁性体目標物15の進行方向と逆に向う距離(−
L)を表し、縦軸はHn2のHt0に対する割合を表してい
る。そして図5ないし図9は、磁性体目標物15の磁気
能率の伏角(β)、偏角(γ)の磁気的条件及び深度が
同一で進入角α=0°のときの横距離Wを0、10、2
0、30、40mに変えたものであり、図10ないし図
14は、磁性体目標物15の磁気能率の伏角(β)、偏
角(γ)の磁気的条件及び深度が同一で進入角α=0°
(αは図15参照)のときの横距離Wを0、10、2
0、30、40mに変えたものである。図5ないし図9
のそれぞれは、伏角(β)を変えた状態で図10ないし
図14のそれぞれに対応している。
【0032】その内の図5は3軸磁気検出器1の側方
(横距離W)0mのときのもの、つまり磁性体目標物1
5が3軸磁気検出器1の真上を通過するときのもので、
図6は3軸磁気検出器1の側方(横距離W)10mのと
きのもの、図7は3軸磁気検出器1の側方(横距離W)
20mのときのもの、図8は3軸磁気検出器1の側方
(横距離W)30mのときのもの、図9は3軸磁気検出
器1の側方(横距離W)40mのときのものである。
【0033】またその内の図10は3軸磁気検出器1の
側方(横距離W)0mのときのもの、つまり磁性体目標
物15が3軸磁気検出器1の真上を通過するときのもの
で、図11は3軸磁気検出器1の側方(横距離W)10
mのときのもの、図12は3軸磁気検出器1の側方(横
距離W)20mのときのもの、図13は3軸磁気検出器
1の側方(横距離W)30mのときのもの、図14は3
軸磁気検出器1の側方(横距離W)40mのときのもの
である。
【0034】図16は本発明の一実施例フローチャート
を示しており、当該図16を参照しながら図1の動作を
次に説明する。波形識別処理手段13には、上記説明の
代表的な磁気モデルでのHn2/Ht0波形パターンから求
めた各重みA1 ,A2 ,A3 ……,B1 ,B2 ,B3
…,C 1 ,C2 ,C3 ……等とM1 ,M2 ,M3 ……が
予め設定されている。比較手段14には、3軸磁気検出
器1の側方に対しどの程度の距離までの通過を、磁性体
目標物15の予め定められた範囲内の通過とするか定め
る基準値が予め設定されている。
【0035】このような状態の下で、3軸磁気検出器1
に対しZ軸方向が一定のXY平面を定速度で移動する磁
性体目標物15が3軸磁気検出器1に接近し(ステップ
1)、磁気レベル検出器5が3軸磁気検出器1のX軸磁
気センサ2,Y軸磁気センサ3,Z軸磁気センサ4のい
ずれかの検出信号の中で、予め定められたレベル以上の
磁気信号を検出したとき(ステップ2)、磁気レベル検
出器5は出力を発生する。磁気レベル検出器5の出力発
生でサンプリング回路6が駆動され、サンプリング回路
6からサンプリング信号が出力する。
【0036】X軸磁気センサ2,Y軸磁気センサ3及び
Z軸磁気センサ4で検出されたそれぞれの検出信号は、
対応して設けられているA/D変換器7でそれぞれディ
ジタル化され、このX軸磁気センサ2,Y軸磁気センサ
3及びZ軸磁気センサ4の検出信号は、サンプリング回
路6からのサンプリング信号発生毎に、磁気信号合成手
段8と演算手段9とに取り込まれる(ステップ3)。
【0037】磁気信号合成手段8では、各磁気センサの
検出信号Hx、Hy、Hzを基に当該磁性体目標物15
の合成磁気信号値√(Hx2+Hy2+Hz2)が演算され、
演算手段9では、取り込まれた各検出信号Hx、Hy、
Hzを基に、Z軸磁気センサ4の検出信号の絶対値|H
z|から、X軸磁気センサ2及びY軸磁気センサ3の検
出信号から得られる水平成分値√(Hx2+Hy2)を減じ
た値Hn2、すなわち、Hn2=|Hz|−√(Hx2+H
y2)の演算を行い、その演算結果の値Hn2をメモリ11
に記憶させる(ステップ4)。
【0038】最大値検出手段10は、磁気信号合成手段
8から送られてくる合成磁気信号値Ht(k)=√(H
x2+Hy2+Hz2)と一つ前に取り込まれた合成磁気信号
値Ht(k−1)=√(Hx2+Hy2+Hz2)とを比較
し、合成磁気信号値√(Hx2+Hy2+Hz2)の最大値H
t0を求める処理を行う。最大値検出手段10が上記合成
磁気信号の最大値Ht0を検出したとき(ステップ5)、
最大値検出手段10は合成磁気信号の最大値Ht0を検出
した旨の信号とその合成磁気信号の最大値Ht0とを計算
手段12に送出する。計算手段12はメモリ11に記憶
された上記演算手段9による演算結果の値Hn2を、最も
新しく記憶されたものから順に前に逆上り予め定められ
た数Nだけメモリ11から順に読み出し(ステップ
6)、そのN個の値Hn2(t1 )ないしHn2(tN )を
合成磁気信号の最大値Ht0で割ってS(i)=Hn2/H
t0(i=1,2,……,N)の値を求め(ステップ
7)、そのN個の計算値S(i)を波形識別処理手段1
3に入力させる。
【0039】波形識別処理手段13では、計算手段12
で計算された上記N個の値S(t1)ないしS(tN
と予め設定されている上記重み付け値A1 ,A2 ,A3
……,B1 ,B2 ,B3 ……,C1 ,C2 ,C3 ……等
とM1 ,M2 ,M3 ……とを基に、積と和とからなるニ
ューラルネットワーク演算の波形識別処理を行う(ステ
ップ8)。
【0040】ここで、計算手段12から波形識別処理手
段13に入力される計測値S(t1)ないし値S
(tN )を基に、波形識別処理手段13がニューラルネ
ットワーク演算の波形識別処理を行うとき、3軸磁気検
出器1が海底の所定の位置に配置される前に予め学習さ
せた学習練度に基づいた学習により、どの様な波形を形
成するかの予測認識が行われ、その結果としての3軸磁
気検出器1の側方の横距離Wが無次元化された形で出力
される。
【0041】波形識別処理手段13で処理された演算値
は、無次元化されたものであるので元の大きさに戻す演
算が実行される。すなわち波形識別処理手段13で処理
された演算値を基に、分散率η=演算値/センサの計測
レンジからHn2=η×Ht0を演算して元の大きさに戻さ
れる。
【0042】一方、別の測定手段で得られる磁性体目標
物15の速度をV、計測時間をtとしたとき、図15に
示されているP点からの距離Lは、L=V×tで表され
るので、当該計測時間tから、磁性体目標物15が3軸
磁気検出器1の側方を通過する時点(タイミイング)が
得られ、その時点での3軸磁気検出器1の側方の横距離
Wが求められる。
【0043】そして比較手段14で上記3軸磁気検出器
1の側方に対しどの程度の距離までの通過を、磁性体目
標物15の予め定められた範囲内の通過とするかを定め
る基準値と比較される(ステップ9)。波形識別処理手
段13で処理された上記の演算値が基準値より大きいと
き、磁性体目標物15が予め定められた範囲内の通過を
意味する「1」が比較手段14から出力され(ステップ
10)、波形識別処理手段13で処理された演算値が基
準値より小さいとき、磁性体目標物15が予め定められ
た範囲外の通過を意味する「0」が比較手段14から出
力される(ステップ11)。
【0044】なおステップ5で合成磁気信号値√(Hx2
+Hy2+Hz2)が最大値Ht0でないときには、当該合成
磁気信号の最大値Ht0が検出されるまでステップ3ない
しステップ5が繰り返される。
【0045】また磁気レベル検出器5が3軸磁気検出器
1のX軸磁気センサ2,Y軸磁気センサ3,Z軸磁気セ
ンサ4のいずれかの検出信号でも、予め定められたレベ
ル以上の磁気信号を検出できないときには(ステップ
2)、磁性体目標物が15定点である3軸磁気検出器1
から一定範囲内を通過しないものとして処理され、終了
となる。
【0046】上記説明では、波形識別処理手段13で処
理される上記計算値S(t1 )ないし値S(tN )の各
値が、無次元化されたものであるので元の大きさに戻す
演算を実行しているが、無次元化されたままの無次元の
下で次のようにして処理することもできる。
【0047】すなわち、計算手段12から波形識別処理
手段13に入力される計測値S(t 1 )ないし値S(t
N )を基に、波形識別処理手段13がニューラルネット
ワーク演算の波形識別処理を行うとき、3軸磁気検出器
1が海底の所定の位置に配置される前に予め学習させた
学習練度に基づいた学習により、どの様な波形を形成す
るかの予測認識が行われ、その結果としての3軸磁気検
出器1の側方の横距離Wが無次元化された形で出力され
る。
【0048】この出力と、上記無次元化された比率で
の、上記3軸磁気検出器1の側方に対しどの程度の距離
までの通過を磁性体目標物15の予め定められた範囲内
の通過とするかを定める無次元化対応の基準値(このと
きの当該無次元化対応の基準値は無次元化された比率の
基準値を最大値Ht0で割った値)とが、比較手段14で
比較される(ステップ9)。以下同様にして、波形識別
処理手段13で処理された上記の演算値が無次元化対応
の基準値より大きいとき、磁性体目標物15が予め定め
られた範囲内の通過を意味する「1」が比較手段14か
ら出力され(ステップ10)、波形識別処理手段13で
処理された演算値が基準値より小さいとき、磁性体目標
物15が予め定められた範囲外の通過を意味する「0」
が比較手段14から出力される(ステップ11)。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、磁
性体目標物を磁気双極子モーメントで表示した上で、検
出された磁気信号を演算処理するに当たり、無次元化を
行い、磁性体目標物の大きさに無関係となし、かつ磁性
体目標物の磁気センサへの接近方向の違いの通過位置検
出への影響を消去したHn2/Ht0波形を波形識別のため
の要素となし、様々な磁性体の磁気的条件(磁気能率の
伏角及び偏角)及び深度を想定した磁気モデルでパター
ン、すなわちHn2/Ht0波形を作成し、これから求めた
重みを用い、積と和とからなるニューラルネットワーク
演算によって演算値を求め、そして基準値と比較するよ
うにしたので、磁気的条件が未知の磁性体目標物が、定
点である磁気検出器から一定範囲内を通過したかどうか
をその磁気双極子モーメントの大小にかかわらず、また
磁気的条件が未知の場合でも確実に検出できる。そして
事前の磁気測定を必要とせず、かつ磁性体目標物の磁気
的条件の影響を受けにくい通過位置検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通過位置検出装置の一実施例構成
である。
【図2】波形識別処理手段の一実施例概念説明図であ
る。
【図3】磁性体目標物の磁気双極子モーメントMの伏角
と偏角説明図である。
【図4】磁性体目標物と3軸磁気検出器との直交座標系
(X,Y,Z)における配置関係説明図である。
【図5】計算によってシミュレートしたHn2/Ht0波形
図である。
【図6】条件を変え計算によってシミュレートしたHn2
/Ht0波形図である。
【図7】条件を変え計算によってシミュレートしたHn2
/Ht0波形図である。
【図8】条件を変え計算によってシミュレートしたHn2
/Ht0波形図である。
【図9】条件を変え計算によってシミュレートしたHn2
/Ht0波形図である。
【図10】条件を変え計算によってシミュレートしたH
n2/Ht0波形図である。
【図11】条件を変え計算によってシミュレートしたH
n2/Ht0波形図である。
【図12】条件を変え計算によってシミュレートしたH
n2/Ht0波形図である。
【図13】条件を変え計算によってシミュレートしたH
n2/Ht0波形図である。
【図14】条件を変え計算によってシミュレートしたH
n2/Ht0波形図である。
【図15】X−Y平面での磁性体目標物の進行方向と座
標を説明しているX−Y平面説明図である。
【図16】本発明の一実施例フローチャートである。
【図17】磁性体目標物の進行方向と船体磁気との磁気
能率についてのZ軸方向成分説明図である。
【符号の説明】
1 3軸磁気検出器 2 X軸磁気センサ 3 Y軸磁気センサ 4 Z軸磁気センサ 5 磁気レベル検出器 6 サンプリング回路 7 A/D変換器 8 磁気信号合成手段 9 演算手段 10 最大値検出手段 11 メモリ 12 計算手段 13 波形識別処理手段 14 比較手段 15 磁性体目標物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 好之 神奈川県横浜市金沢区富岡西7丁目12番地 の20 (72)発明者 吉見 邦彦 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)発明者 森下 晴之 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Z軸を垂直軸とする直交座標系(X,
    Y,Z)の各軸上に指向性を有する磁気センサがそれぞ
    れ配置されてなるその位置が固定の3軸磁気検出器を備
    え、当該3軸磁気検出器に対しZ軸方向が一定のXY平
    面を移動する磁性体目標物の予め定められた範囲内の通
    過を検出する通過位置検出方法において、 3軸磁気検出器のサンプリングされた各検出信号から磁
    性体目標物の合成磁気信号値を求めると共に、その最大
    値となるタイミングを求め、 サンプリング信号毎に、Z軸磁気センサの検出信号の絶
    対値|Hz|から、X軸磁気センサ及びY軸磁気センサ
    の検出信号から得られる水平成分値√(Hx2+Hy2)を
    減じた値Hn2(i)=|Hz|−√(Hx2+Hy2)(i
    =1,2,……,n)を演算してその演算結果を記憶手
    段に記憶し、 磁性体目標物の合成磁気信号値が最大となったとき、記
    憶手段に最も新しく記憶されたものから順に前に逆上り
    記憶手段に記憶されている予め定められた数の各値Hn2
    を合成磁気信号の最大値Ht0でそれぞれ割った値S
    (i)=Hn2/Ht0を求め、 この各値S(i)=Hn2/Ht0と、予め定められた重み
    付け値とを基にニューラルネットワーク演算処理を行っ
    て波形識別を行い、 波形識別の演算値から、磁性体目標物の予め定められた
    範囲内の通過を検出するようにしたことを特徴とする通
    過位置検出方法。
  2. 【請求項2】 Z軸を垂直軸とする直交座標系(X,
    Y,Z)の各軸上に指向性を有する磁気センサがそれぞ
    れ配置されてなるその位置が固定の3軸磁気検出器を備
    え、当該3軸磁気検出器に対しZ軸方向が一定のXY平
    面を移動する磁性体目標物の予め定められた範囲内の通
    過を検出する通過位置検出装置において、 予め定められたレベル以上の磁気信号を検出したとき出
    力を発生する磁気レベル検出器と、 磁気レベル検出器の出力で3軸磁気検出器の各検出信号
    をサンプリングさせるサンプリング回路と、 サンプリング回路が出力するサンプリング信号毎に、3
    軸磁気検出器の各検出信号から磁性体目標物の合成磁気
    信号を求める磁気信号合成手段と、 磁気信号合成手段で求められた合成磁気信号を基に、当
    該合成磁気信号の最大値Ht0を検出する最大値検出手段
    と、 サンプリング回路が出力するサンプリング信号毎に、Z
    軸磁気センサの検出信号の絶対値|Hz|から、X軸磁
    気センサ及びY軸磁気センサの検出信号から得られる水
    平成分値√(Hx2+Hy2)を減じた値Hn2(i)=|H
    z|−√(Hx2+Hy2)(i=1,2,……,n)を演
    算する演算手段と、 演算手段の演算結果を記憶する記憶手段と、 最大値検出手段が上記合成磁気信号の最大値Ht0を検出
    したとき、当該記憶手段に最も新しく記憶されたものか
    ら順に前に逆上り記憶されている予め定められた数の各
    値Hn2を読み出し、この値Hn2を最大値検出手段で検出
    された合成磁気信号の最大値Ht0で割る計算Hn2/Ht0
    を実行する計算手段と、 計算手段で計算された各計算値S(i)=Hn2/Ht0
    予め定められた重み付け値とを基にニューラルネットワ
    ーク演算処理を行い、波形識別を行う波形識別処理手段
    と、 波形識別処理手段が処理した演算値と予め定められた基
    準値とを比較する比較手段とを備えたことを特徴とする
    通過位置検出装置。
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