JPH11182720A - ボ―ル逆止弁 - Google Patents
ボ―ル逆止弁Info
- Publication number
- JPH11182720A JPH11182720A JP36345397A JP36345397A JPH11182720A JP H11182720 A JPH11182720 A JP H11182720A JP 36345397 A JP36345397 A JP 36345397A JP 36345397 A JP36345397 A JP 36345397A JP H11182720 A JPH11182720 A JP H11182720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- inlet
- fluid
- valve seat
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体の輸送が止められた休止時に入口の流体
を出口へ通過させることのできるボ―ル逆止弁を提供す
る。 【解決手段】 入口３を有する入口部材１と出口５を有
する出口部材２で弁ケ―シングを形成する。入口３と出
口５の間に環状弁座７を設ける。環状弁座７の出口５側
に球形のボ―ル弁体８を配置する。ボ―ル弁体８を環状
弁座７へ付勢するコイルばね１５を設ける。コイルばね
１５は入口３と出口５の流体圧力が等しいときにボ―ル
弁体８を環状弁座７から少し離座した位置に変位させ
る。
を出口へ通過させることのできるボ―ル逆止弁を提供す
る。 【解決手段】 入口３を有する入口部材１と出口５を有
する出口部材２で弁ケ―シングを形成する。入口３と出
口５の間に環状弁座７を設ける。環状弁座７の出口５側
に球形のボ―ル弁体８を配置する。ボ―ル弁体８を環状
弁座７へ付勢するコイルばね１５を設ける。コイルばね
１５は入口３と出口５の流体圧力が等しいときにボ―ル
弁体８を環状弁座７から少し離座した位置に変位させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は流体配管に取り付け
て、内部に設けたばね付勢ボ―ル弁体により流体の入口
から出口への順方向の流れは許容するが、その逆方向の
流れは閉止するボ―ル逆止弁に関し、特に、流体の輸送
が止められた休止時に入口の流体を出口へ通過させるこ
とのできるボ―ル逆止弁に関する。
て、内部に設けたばね付勢ボ―ル弁体により流体の入口
から出口への順方向の流れは許容するが、その逆方向の
流れは閉止するボ―ル逆止弁に関し、特に、流体の輸送
が止められた休止時に入口の流体を出口へ通過させるこ
とのできるボ―ル逆止弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のボ―ル逆止弁の一例が特開平６−
１８５６４３号公報に示されている。これは、入口と弁
室と出口を上下方向に並べて形成し、ばねで環状弁座へ
付勢されるボ―ル弁体を中空フロ―トで形成することに
より、ボ―ル弁体をガイドするリブの摩耗を低減して流
体を確実に閉止することができるものである。
１８５６４３号公報に示されている。これは、入口と弁
室と出口を上下方向に並べて形成し、ばねで環状弁座へ
付勢されるボ―ル弁体を中空フロ―トで形成することに
より、ボ―ル弁体をガイドするリブの摩耗を低減して流
体を確実に閉止することができるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボ―ル逆止
弁は、流体の輸送が止められて入口の流体圧力が出口の
流体圧力とほぼ等しくなるまで低下してくると、ばね付
勢されたボ―ル弁体が環状弁座に着座して閉弁するため
に、入口側に流体の溜り部が形成される。
弁は、流体の輸送が止められて入口の流体圧力が出口の
流体圧力とほぼ等しくなるまで低下してくると、ばね付
勢されたボ―ル弁体が環状弁座に着座して閉弁するため
に、入口側に流体の溜り部が形成される。
【０００４】この流体の溜り部が細菌の培養地となり、
休止時に細菌が繁殖して、特に食品や医療の分野等で使
用される場合には重大な事故を引き起こすことがあると
言う問題点があった。
休止時に細菌が繁殖して、特に食品や医療の分野等で使
用される場合には重大な事故を引き起こすことがあると
言う問題点があった。
【０００５】従って本発明の課題は、流体の輸送が止め
られた休止時に入口の流体を出口へ通過させることので
きるボ―ル逆止弁を提供することである。
られた休止時に入口の流体を出口へ通過させることので
きるボ―ル逆止弁を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、弁ケ―シングで入口と出口
を形成し、入口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座
の出口側に球形のボ―ル弁体を配置し、ボ―ル弁体を環
状弁座へ付勢するばねを設けることにより、順方向の流
体の通過は許容するが逆方向の流体は閉止するものにお
いて、ばねは入口と出口の流体圧力が等しいときにボ―
ル弁体を環状弁座から少し離座した位置に変位させるこ
とを特徴とするボ―ル逆止弁にある。
めに講じた本発明の手段は、弁ケ―シングで入口と出口
を形成し、入口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座
の出口側に球形のボ―ル弁体を配置し、ボ―ル弁体を環
状弁座へ付勢するばねを設けることにより、順方向の流
体の通過は許容するが逆方向の流体は閉止するものにお
いて、ばねは入口と出口の流体圧力が等しいときにボ―
ル弁体を環状弁座から少し離座した位置に変位させるこ
とを特徴とするボ―ル逆止弁にある。
【０００７】
【発明の実施の形態】入口と出口の流体圧力が等しい休
止時、ボ―ル弁体はばねによって環状弁座から少し離座
した位置に変位せしめられるので、入口の流体を出口へ
通過させることができる。
止時、ボ―ル弁体はばねによって環状弁座から少し離座
した位置に変位せしめられるので、入口の流体を出口へ
通過させることができる。
【０００８】入口の流体圧力が出口の流体圧力よりも高
くなってくると、ボ―ル弁体は入口の流体圧力によって
ばねに抗して環状弁座から更に離れることにより、更に
多くの流体を出口へ通過させる。
くなってくると、ボ―ル弁体は入口の流体圧力によって
ばねに抗して環状弁座から更に離れることにより、更に
多くの流体を出口へ通過させる。
【０００９】入口の流体圧力よりも出口の流体圧力が高
くなると、ボ―ル弁体は出口の流体圧力とばねによって
環状弁座に着座することにより、入口への流体の逆流を
防止する。
くなると、ボ―ル弁体は出口の流体圧力とばねによって
環状弁座に着座することにより、入口への流体の逆流を
防止する。
【００１０】
【実施例】図１において、入口部材１と出口部材２で弁
室４を形成し、入口部材１に入口３と出口部材２に出口
５を設け、弁室４内に球形のボ―ル弁体８と環状弁座７
及びコイルばね１５を配してボ―ル逆止弁を構成する。
室４を形成し、入口部材１に入口３と出口部材２に出口
５を設け、弁室４内に球形のボ―ル弁体８と環状弁座７
及びコイルばね１５を配してボ―ル逆止弁を構成する。
【００１１】弁室４内にはボ―ル弁体８の外周と摺接す
るリブ９を複数箇所設けると共に、ボ―ル弁体８の出口
５側にはボ―ル弁体８を環状弁座７側へ付勢するコイル
ばね１５をばね保持部材１２との間に取り付ける。コイ
ルバネ１５は入口３と出口５の流体圧力が等しいときに
ボ―ル弁体８を環状弁座７から少し離座した位置に変位
させるばね力に形成する。ばね保持部材１２は出口部材
２の段部１１に圧入して取り付けると共に、貫通孔１
３，１４を複数設ける。
るリブ９を複数箇所設けると共に、ボ―ル弁体８の出口
５側にはボ―ル弁体８を環状弁座７側へ付勢するコイル
ばね１５をばね保持部材１２との間に取り付ける。コイ
ルバネ１５は入口３と出口５の流体圧力が等しいときに
ボ―ル弁体８を環状弁座７から少し離座した位置に変位
させるばね力に形成する。ばね保持部材１２は出口部材
２の段部１１に圧入して取り付けると共に、貫通孔１
３，１４を複数設ける。
【００１２】入口３と出口５の流体圧力が等しい休止
時、ボ―ル弁体８はコイルばね１５によって環状弁座７
から少し離座した位置に変位せしめられるので、入口３
の流体を出口５へ通過させることができる。
時、ボ―ル弁体８はコイルばね１５によって環状弁座７
から少し離座した位置に変位せしめられるので、入口３
の流体を出口５へ通過させることができる。
【００１３】入口３の流体圧力が出口５の流体圧力より
も高くなってくると、ボ―ル弁体８は入口３の流体圧力
によってコイルばね１５に抗して環状弁座７から更に離
れることにより、更に多くの流体を出口５へ通過させ
る。
も高くなってくると、ボ―ル弁体８は入口３の流体圧力
によってコイルばね１５に抗して環状弁座７から更に離
れることにより、更に多くの流体を出口５へ通過させ
る。
【００１４】入口３の流体圧力よりも出口５の流体圧力
が高くなると、ボ―ル弁体８は出口５の流体圧力とコイ
ルばね１５によって環状弁座７に着座することにより、
入口３への流体の逆流を防止する。
が高くなると、ボ―ル弁体８は出口５の流体圧力とコイ
ルばね１５によって環状弁座７に着座することにより、
入口３への流体の逆流を防止する。
【００１５】
【発明の効果】上記のように本発明によるボ―ル逆止弁
は、入口と出口の流体圧力が等しい休止時に、ボ―ル弁
体がばねによって環状弁座から少し離座した位置に変位
せしめられるので、入口の流体を出口へ通過させること
ができる。そのため、細菌の繁殖を防止でき、食品や医
療の分野で使用することができる。
は、入口と出口の流体圧力が等しい休止時に、ボ―ル弁
体がばねによって環状弁座から少し離座した位置に変位
せしめられるので、入口の流体を出口へ通過させること
ができる。そのため、細菌の繁殖を防止でき、食品や医
療の分野で使用することができる。
【図１】本発明のボ―ル逆止弁の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
３ 入口 ４ 弁室 ５ 出口 ７ 環状弁座 ８ ボ―ル弁体 ９ リブ １５ コイルばね
Claims (1)
- 【請求項１】 弁ケ―シングで入口と出口を形成し、入
口と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の出口側に球
形のボ―ル弁体を配置し、ボ―ル弁体を環状弁座へ付勢
するばねを設けることにより、順方向の流体の通過は許
容するが逆方向の流体は閉止するものにおいて、ばねは
入口と出口の流体圧力が等しいときにボ―ル弁体を環状
弁座から少し離座した位置に変位させることを特徴とす
るボ―ル逆止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36345397A JPH11182720A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | ボ―ル逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36345397A JPH11182720A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | ボ―ル逆止弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182720A true JPH11182720A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18479350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36345397A Pending JPH11182720A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | ボ―ル逆止弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182720A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103470821A (zh) * | 2013-09-22 | 2013-12-25 | 太仓康茂电子有限公司 | 一种直通单向阀 |
| CN105299274A (zh) * | 2014-06-09 | 2016-02-03 | 芜湖德孚转向系统有限公司 | 一种新型安全阀 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP36345397A patent/JPH11182720A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103470821A (zh) * | 2013-09-22 | 2013-12-25 | 太仓康茂电子有限公司 | 一种直通单向阀 |
| CN105299274A (zh) * | 2014-06-09 | 2016-02-03 | 芜湖德孚转向系统有限公司 | 一种新型安全阀 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1124160A (en) | Check valve | |
| HRP940720B1 (en) | Safety stop valve for gas pipeline | |
| EP0760418A3 (en) | Check valve and check valve seat | |
| JPS606686Y2 (ja) | 流量制御弁 | |
| JP2005508730A5 (ja) | ||
| ATE76949T1 (de) | Absperr- und regulierventil. | |
| MX9204754A (es) | Valvula obturadora. | |
| DE59303865D1 (de) | Kugelhahn | |
| US4355653A (en) | Vented check valve | |
| US6899127B1 (en) | Non-vibrating ball check valve | |
| JP4428501B2 (ja) | 逆止弁 | |
| JPH11182720A (ja) | ボ―ル逆止弁 | |
| US20050139267A1 (en) | Valve device having solid engaging structure | |
| US20050263187A1 (en) | Check valve barbed casing | |
| FR2853947B1 (fr) | Dispositif a clapet de regulation du debit d'un fluide | |
| JP6018004B2 (ja) | 逆止弁 | |
| JP3924045B2 (ja) | ばね付勢逆止弁 | |
| JPH10288266A (ja) | ばね付勢逆止弁 | |
| US6668857B2 (en) | Flow reversal control valve | |
| JP3954170B2 (ja) | ばね付勢逆止弁 | |
| JPS57200772A (en) | Check valve | |
| CA2330002A1 (en) | Water hammering prevention device | |
| JPH11325279A (ja) | ばね付勢ディスク式逆止弁 | |
| JPH11325280A (ja) | ばね付勢ディスク式逆止弁 | |
| JPS6131263Y2 (ja) |