JPH11181908A - 立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法 - Google Patents

立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法

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JPH11181908A
JPH11181908A JP9351136A JP35113697A JPH11181908A JP H11181908 A JPH11181908 A JP H11181908A JP 9351136 A JP9351136 A JP 9351136A JP 35113697 A JP35113697 A JP 35113697A JP H11181908 A JPH11181908 A JP H11181908A
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JP
Japan
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sound absorbing
sound absorption
sound
truss
space truss
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Pending
Application number
JP9351136A
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English (en)
Inventor
Seishi Suzuki
征志 鈴木
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体トラス構造屋根による大空間構造物の室
内の反響騒音を天井部分において軽減する吸音構法を提
供する。 【解決手段】 立体トラス構造屋根による大空間構造物
の前記立体トラス構造のフレーム面に、吸音材を内蔵さ
せた吸音マットを、適正な吸音率を達成する配置で多面
的に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体トラス構造
屋根による大空間構造物の室内の反響騒音を天井部分に
おいて軽減する吸音構法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ドームに代表される大空間構造物は、野
球、サッカーを初めとする各種の運動競技、或いは各種
催し物の会場として多目的に使用される。従来、大空間
構造物に関しては、室内空間が格別大きいだけに、室内
の反響騒音については、さほど問題にされていない。
【0003】しかし、室内の反響騒音が全く問題ない訳
ではない。むしろ野球、サッカー、ラグビーなどの運動
競技については、例えば審判がジャッジする声が観客席
の観客の耳に直接届けば、それだけ観客の競技の内容に
対する参加の意識、臨場感が高まり、競技の楽しみも増
すことになる。現状の大空間構造物の場合、前記審判の
ジャッジする声は、室内の反響騒音の方が卓越してなか
なか観客の耳にまでは届き難い状況である。
【0004】従来、建造物の吸音技術としては、例えば
特開昭56ー105043号公報に記載された「防音構
造物」、或いは特公昭60ー10236号公報に記載さ
れた「低騒音排気塔」の発明が散見される。これらの従
来技術は、単に建造物の内部に発生する騒音を外へ出さ
ないための吸音技術でしかない。従って、建造物の内部
における音の吸音率を適正に調整して反響騒音を所望の
数値に設定する技術ではない。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目
的は、立体トラス構造屋根による大空間構造物を前提と
して、その室内の反響騒音を天井部分において可及的に
軽減する吸音構法を提供することである。本発明の更な
る目的は、立体トラスの構造的特徴を利用して実施さ
れ、施工が容易で、且つ安価に、しかも適正な吸音率を
達成する吸音構法を提供することである。
【0006】本発明は、大空間構造物の内部における音
の吸音率を調整して、反響音を所望の数値に設定するこ
と、換言すれば、大空間構造物に求められる吸音率を出
来るだけ簡単な施工で安価に実現することを目的とす
る。即ち、大空間構造物の用途によって適正な吸音率が
異なり、一律ではない。例えば、イベント会場に使用さ
れる場合に、吸音率が高すぎる(良すぎる)と反響がな
くて静かすぎ、却ってイベント会場の活気を削ぐことに
もなる。運動競技の場合にも同様のことが言えるので、
適正な吸音率の数値設定は構造物の用途などで様々に異
なる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載した発明に係る立体ト
ラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法は、立体ト
ラス構造屋根による大空間構造物の前記立体トラス構造
のフレーム面に、吸音材を内蔵させた吸音マットを、適
正な吸音率を達成する配置で多面的に設置することを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
た立体トラス構造のフレーム面の一面ずつ、又は半面ず
つ、或いは2面ずつ等の単位及び配置で吸音マットを設
置することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施形態及び実施例】請求項1及び2に記載し
た発明に係る立体トラス構造屋根による大空間構造物の
吸音構法は、一例として、図1に示したようなドーム構
造物の天井部分に、立体トラス構造屋根1を前提として
実施される。図1において、符号2は観客席、3はグラ
ンド乃至床面を指している。
【0010】本発明において言う立体トラス構造屋根1
は、公知、周知の立体トラスで構成されるもの全般を対
象にする。即ち、上弦材と下弦材及び斜材(ブレース)
又は柱材で構成される立体トラスであれば、例えば基本
パターンが三角形のもの、四角形のもの、そして、上下
弦材の位置が同じ構成の例えばブレーストラス、或いは
上下弦材の位置が半分ずれた構成の例えば角錐トラスな
どについても等しく実施可能である。
【0011】図2は、一例としてブレーストラスの基本
パターンを示している。但し、図示の便宜上、トラス上
面及び下面のブレースの記載は省略した。図2中の符号
4が上弦材、5が下弦材、6はブレース、7が柱材であ
る。図1の立体トラス構造屋根1は、このような立体ト
ラスの上面側に、図5に示したように、野地板8を張
り、更にその上に屋根葺き材9を葺いた構成とされる。
図5において符号10はトラスの継手(ノード)であ
る。
【0012】本発明は、図2のように多面体を構成する
立体トラスの各フレーム面に、一例を図3に示した構成
の吸音マット11を取り付けて室内の反響騒音の低減化
を図るものである。図3の吸音マット11は、適度な厚
さに構成した吸音材11aを引っ張りに強い材質の布状
又はネット状の袋11bの中に詰めた構成である。この
吸音マット11を、図4のように、立体トラスのフレー
ム面内に、一例としてロープ(又はワイヤー)12で縫
い付ける如くに止めて設置する。この場合、吸音マット
11の周辺部には、ロープ12による縫い付けに必要な
孔13をあけておく。
【0013】図4は、吸音マット11が、立体トラスの
フレーム面と略同形、同大に製作された実施例を示して
いるが、この限りではない。立体トラスの寸法仕様は大
空間構造物の規模、形式、構造様式などによって大小様
々であり、吸音マット11の大きさ、形状も立体トラス
の寸法仕様に応じて製作し使用する。例えば一つのフレ
ーム面に複数個の吸音マットを組み合わせて設置するこ
ともある。その他、立体トラスについて選択したフレー
ム面の一面ずつ、又は半面ずつ、或いは2面ずつ等の単
位及び配置で吸音マットを設置し、大空間構造物の用途
などに応じて適正な吸音率を達成する(請求項2記載の
発明)。
【0014】図4は吸音マット11を、立体トラスの弦
材へロープ12で縫い付ける手段で取り付けているが、
取付け手段もこの限りではない。たとえば立体トラスの
フレーム面内へ吸音マット取付け用の下地をネット材や
鋼材で作り、この下地へ吸音マット11を取り付ける方
式も実施出来る。図2に示したブレース6を利用して設
置することもできる。吸音効率は、音の入射面に適度な
割合の空隙があることを前提条件とするので、前記の取
付け手段も、空隙率の適正を考慮した内容とする。例え
ば図5の立体トラスの上面と屋根の野地板8との間(図
5中の符号G参照)にも適度な空間を形成することが重
要である。
【0015】立体トラスのいずれのフレーム面に吸音マ
ット11を設置するかの選択も、適正な吸音効果を上げ
ることを前提に注意深く設計し実施される。基本的パタ
ーンは、図2にAで指示したトラス下面、又はBで指示
したトラス上面、及びCで指示した側面に吸音マット1
1を設置することになる。そして、トラスの下面Aと上
面B及び側面Cへ吸音マット11を設置する組み合わせ
によって、望ましい吸音効果を達成することになる。一
例として、トラス下面Aに吸音マット11を張り付け率
にして80%設置するだけで、適正な吸音率を達成でき
ることもある。
【0016】吸音マット11の配置、及び色彩効果によ
っては、立体トラス構造屋根の天井面の意匠的美観の向
上も図れる。上記立体トラス屋根の架構法としては、予
め地上で屋根葺き材と共に吸音マットを立体トラスへ設
置しておいて、この立体トラスをクレーン等により屋根
位置へ組み立てる手順が採用される。
【0017】
【本発明が奏する効果】本発明に係る立体トラス構造屋
根による大空間構造物の吸音構法は、立体トラス構造を
利用して、室内の反響騒音を、天井部分において可及的
に軽減することが可能である。しかも本発明の吸音構法
は、立体トラスの構造的特徴を利用して実施するから、
施工が容易で、且つ安価である。そして、適正な吸音率
を達成することにより大空間構造物の室内で開催される
運動競技の観客に、例えば審判のジャッジの声が直接に
届いて臨場感を高めるほか、展示会その他のイベントの
開催においても、耳障りな反響騒音を排除したり、又は
逆に会場の活気、熱気を失わせることなく入場者の雰囲
気を良好ならしめるなど、構造物の付加価値を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸音構法が実施される立体トラス
構造屋根による大空間構造物の一例を概念的に簡略化し
て示した立面図である。
【図2】立体トラスの一例を示した斜視図である。
【図3】吸音マットの構造を簡単に示した断面図であ
る。
【図4】吸音マットの取付け例を示した斜視図である。
【図5】吸音構法が実施された立体トラス構造屋根部分
の説明図である。
【符号の説明】
1 立体トラス構造屋根 11 吸音マット 11a 吸音材 11b 袋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体トラス構造屋根による大空間構造物
    の前記立体トラス構造のフレーム面に、吸音材を内蔵さ
    せた吸音マットを、適正な吸音率を達成する配置に設置
    することを特徴とする、立体トラス構造屋根による大空
    間構造物の吸音構法。
  2. 【請求項2】 立体トラス構造のフレーム面の一面ず
    つ、又は半面ずつ、或いは2面ずつ等の単位及び配置で
    吸音マットを設置することを特徴とする、請求項1に記
    載した立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構
    法。
JP9351136A 1997-12-19 1997-12-19 立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法 Pending JPH11181908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9351136A JPH11181908A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法

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JP9351136A JPH11181908A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法

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JPH11181908A true JPH11181908A (ja) 1999-07-06

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ID=18415299

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JP9351136A Pending JPH11181908A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 立体トラス構造屋根による大空間構造物の吸音構法

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JP (1) JPH11181908A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101188485B1 (ko) * 2011-09-30 2012-10-08 테크스타 코리아 주식회사 경량 방음터널

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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