JPH1118072A - 監視記録装置及び該監視記録装置を使用した記録方法 - Google Patents

監視記録装置及び該監視記録装置を使用した記録方法

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JPH1118072A
JPH1118072A JP9166946A JP16694697A JPH1118072A JP H1118072 A JPH1118072 A JP H1118072A JP 9166946 A JP9166946 A JP 9166946A JP 16694697 A JP16694697 A JP 16694697A JP H1118072 A JPH1118072 A JP H1118072A
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Kazuyuki Honda
和幸 本田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子スチルカメラで撮影した監視領域にある
被写体を記録する監視記録装置を提供する。 【解決手段】 複数の監視用センサ20、22、24か
らの所定閾値以上の検出信号をマイクロプロセッサ2に
取り込み、該マイクロプロセッサ2の制御によりそれぞ
れ作動する複数の電子スチルカメラ10〜10cを備え
ている。作動した電子スチルカメラが撮影した画像を記
録するフラッシュメモリ5と、フラッシュメモリ5に記
録された画像を転送して記録する光磁気記録媒体6を備
えているので、撮影された画像はフラッシュメモリ及び
光磁気記録媒体に記録されており、事故などで光磁気記
録媒体が破損してもフラッシュメモリの復元で直近の画
像から事故の状況を把握することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子的に被写体を撮影
して静止画をメモリに記録する電子スチルカメラを利用
した監視記録装置及び該監視記録装置を用いた記録方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子的に被写体を撮影して静止画
をメモリに記録する電子スチルカメラが使用されるよう
になってきた。この電子スチルカメラは撮影した画像を
カメラ内蔵のICメモリカード等の半導体メモリに記録
し、該記録した画像をコンピュータに伝送することでコ
ンピュータ上で画像処理が行えるようにした装置であ
る。
【0003】前記電子スチルカメラで静止画を処理する
以外に、動画を処理するビデオカメラが使用されること
がある。このビデオラメラで動画を処理する場合、該ビ
デオカメラはその画像がテレビ画像であり、その解像度
はNTSCなどテレビジョン方式の映像形態に依存して
いる。さらに前記ビデオカメラによる映像情報は情報量
が多く、記録媒体としては磁気テープに記録している。
【0004】これに対して、前記電子スチルカメラは特
にテレビジョン方式に依存するような規格はないから、
高解像度の撮影が可能となる。さらに撮影のコマとコマ
との時間的な間隔にも特に制限がない。さらに電子スチ
ルカメラによる画像情報は静止画であることから前記ビ
デオカメラによる情報量よりも少なく、基本的にはIC
メモリカード等の半導体メモリに記録されるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ビデオ
カメラの工業的応用として前記ビデオカメラを監視カメ
ラとして交差点に設置し、交差点の交通監視を行う監視
記録装置が提案されている(特開平8ー116528号
公報)。この監視記録装置は、交差点内を撮影する監視
カメラと、交差点内における交通事故発生をその衝撃音
により検出する衝撃音センサと、交通事故発生検出時に
監視カメラで撮影された映像を一定時間だけ記録するビ
デオデッキとを備え、交通事故発生時の映像のみを記録
するものである。そしてこの監視記録装置は、さらに監
視カメラとビデオデッキとの間にバッファメモリを設
け、該バッファメモリに監視カメラからの映像情報を順
次記憶させる一方、古い記憶情報から順次ビデオデッキ
へ出力させるようになっている。これによって、交通事
故発生検出時点からある程度遡った時点からの映像記録
を行わせ、交通事故発生前後の映像を連続的に記録でき
るように構成されている。
【0006】この監視記録装置は、テレビジョン方式で
動画を撮影するビデオカメラを利用するため、前記のよ
うな問題が存在せざるを得ない。そこで、本発明は、前
記電子スチルカメラの長所を生かして外部からの監視情
報を検出して状況を自動的に撮影し記録を行う電子スチ
ルカメラによる監視記録装置及び該監視記録装置を用い
た記録方法を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の監視記録装置
は、複数の監視信号検出手段と、前記複数の監視信号検
出手段からの検出信号に基づいて作動する複数の電子ス
チルカメラと、前記電子スチルカメラが撮影した画像を
記録する記録媒体とを備えている。監視信号検出手段か
ら信号が検出されると、電子スチルカメラが作動して被
写体の状況を撮影し、撮影された静止画像が記録媒体に
記録される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の監視記録装置を車
両に搭載した例で説明する。図1に示すブロック図は、
本発明の監視記録装置において、電子スチルカメラが撮
影した被写体の静止画像を記録するための構成図で、該
監視記録装置が後述するように例えば車両に搭載されて
いる。
【0009】監視記録装置1の制御部は、監視記録装置
1を制御するマイクロプロセッサ2、制御プログラムを
格納したROMなどの制御プログラム記録媒体3、制御
に関する各種情報を記憶しておくRAMなどのメモリ
4、画像の記録を行うフラッシュメモリ5などの第1の
記録媒体、外部記録装置を構成する光磁気記録媒体6等
の第2の記録媒体を制御する外部記録装置制御回路7を
備えている。さらに、時刻を発生する時刻発生回路8、
前記光磁気記録媒体6へ画像を記録する際に撮影時刻の
合成を行うかの設定を行うディップスイッチなどの撮影
時刻合成設定手段9を備えている。
【0010】次に、前記車両の前方や後方の状況を撮影
する電子スチルカメラの一例について説明する。電子ス
チルカメラ10は、被写体を入力する撮像レンズ11、
前記撮像レンズ11から入力した光信号を電気信号に変
換するCCD12、フレア補正などのアナログ処理を行
うアナログプロセス部13、アナログ信号をデジタル信
号に変換するA/D変換回路14、ガンマ補正などのデ
ジタル処理を行うデジタルプロセス部15、画像を画像
情報として処理し易い形態に変換するエンコーダ16、
画像圧縮などの処理のためのバッファメモリ17、撮像
レンズ11のピント位置調節を行うためのレンズ駆動部
18等で構成されている。
【0011】さらに、同様の構成の電子スチルカメラ1
0a〜10cを備えている。そして各電子スチルカメラ
は車両19の所定箇所に設置される。例えば、図3に示
すように、電子スチルカメラ10は車両の前右側(F
R)に、電子スチルカメラ10aは車両の前左側(F
L)に、電子スチルカメラ10bは車両の後右側(B
R)に、電子スチルカメラ10cは車両の後左側(B
L)に設置される。
【0012】次に、車両19に設置されて監視信号を検
出する各種監視センサーについて説明する。車両19に
はブレーキの圧力センサー20、前方車間距離センサー
22、後方車間距離センサー24が設置されている。図
3には前記各監視センサーをブロック的に示している。
ブレーキの圧力センサー20の出力はA/D変換回路や
撮影タイミング信号生成回路を含む入力インターフェー
ス21に入力される。前方車間距離センサー22の出力
はA/D変換回路や撮影タイミング信号生成回路を含む
入力インターフェース23に入力される。また後方車間
距離センサー24の出力はA/D変換回路や撮影タイミ
ング信号生成回路を含む入力インターフェース25に入
力される。
【0013】そして、これら各入力インターフェース2
1、23、25からのデジタル出力がマイクロプロセッ
サ2に取り込まれる。これら各センサー20、22、2
4は、図3に示すように車両19の所定位置に設置され
ている。
【0014】図2は前記構成の監視記録装置1の電子ス
チルカメラ10〜10cで撮影された画像の様子を示し
たもので、前記撮影時刻合成設定手段9のディップスイ
ッチを操作することにより、図2の(A)に示すような
設定によって撮影時刻の付かない画像と図2の(B)に
示すような撮影時刻の付く画像出力の選択ができるよう
になっている。ここで撮影時刻の合成を行う/行わない
を設定によるとしているのは、撮影時刻の合成処理に処
理時間が必要なためである。そのため、撮影時刻の合成
は前記第2の記録媒体である光磁気記録媒体6への記録
時のみ行う。
【0015】次に、前記光磁気記録媒体6上での画像フ
ァイル名として、例えばP000.JPG〜P999
9.JPGを使用する。この画像ファイル名は、先頭
の”P”、その後に4桁の数字、そして拡張子(JP
G)が続いている。ここで4桁の数字は、”0000”
を開始とし”9999”まで使用する。”9999”の
次のファイル番号は”0000”とし、循環させて上書
きを行う。実際には光磁気記録媒体6には1000程度
のファイルのみ記録するため、これらファイル番号”0
000”〜”9999”の使い回しでも同一ファイルが
存在することはない。また拡張子としてJPGを使用
し、このファイルはJPEG形式(カラー静止画圧縮形
式)により画像を圧縮して記録することを示している。
【0016】次に、前記電子スチルカメラ10〜10c
が撮影する被写体へのピント合わせの一例について説明
する。車両の前方または後方での被写体は同じ距離に複
数の被写体があるということは少なく、そこで複数の被
写体を一括して撮影を行うために複数の被写体のピント
合わせを次のように行う。
【0017】図4に示すような複数の監視領域の被写体
を一括して撮影するために、中距離10mの被写体のピ
ント(図4のA)と近距離2mの被写体のピント(図4
のB)に設定を行い撮影する。そしてこれらの被写体の
画像ファイルは前記光磁気記録媒体6上ではそれぞれ別
ファイルとして記録される。
【0018】図5は前記各センサーからの出力に対して
各入力インターフェース21、23、25に備えられた
撮影タイミング信号生成器の撮影タイミングの様子を示
したもので、例えばブレーキや車間距離のセンサー出力
の急激な立ち上がりがあると、ある閾値th以上の場合
に撮影タイミング信号を前記入力インターフェース2
1、23、25の撮影タイミング信号生成器が発生して
撮影装置10〜10cを作動して撮影を開始するように
なっている。ここで前記センサー出力がある閾値以上に
なった場合、長くても1秒おきに例えば5回程度撮影す
る。これは、例えばブレーキを一杯踏んでいる状態でそ
の間ずっと撮影すると無駄な映像となる可能性が高いた
めである。
【0019】前記撮影タイミングに対して実際の撮影に
はピント位置の変更のように時間がかかる設定の他、前
記光磁気記録媒体6へ画像を記録するための記録時間も
発生する。ここで前記発生した撮影タイミングを前記フ
ラッシュメモリ5への記録処理を順次処理しようとする
場合、光磁気記録媒体6への記録が未処理でフラッシュ
メモリ5への記録が進んで空き領域がない場合は、フラ
ッシュメモリ5への記録を判別して撮影タイミング信号
が発生してから5秒後になっている古い情報は遅れが大
きいを判断して処理を行わない(捨てる)ようにする。
この制御は前記マイクロプロセッサ2において行うが、
フローチャートに基づいて後述する。
【0020】次に、図6に示す前記タイミング信号生成
器からの情報に基づいて前記RAM4(図1)に生成さ
れる撮影タイミングのテーブル(以下、イベントテーブ
ルという。)、図7に示すフラッシュメモリでの画像情
報の持ち方、図8に示す光磁気記録媒体での情報の持ち
方について順次説明する。
【0021】図6に示すように、イベントテーブル先頭
の0/1でテーブルの各項目がイベント入力済かを表し
ている。ここで”0”で未入力、つまり入力可能を示
し”1”で入力済である。したがって、図6に示すイベ
ントテーブルでは0番目から2番目がイベントが発生し
ていることを示している。また、0/1以外の情報とし
て撮影すべき場所、ピント、発生時刻が文字化されて記
録されている。ピントの”L”は中距離へのピント、ピ
ントの”S”は近距離のピントを表している。このイベ
ントテーブルはイベントが(0〜19)の20個分あ
り、それぞれの情報が固定長の文字列情報として記録さ
れる。
【0022】また、図7に示すようにフラッシュメモリ
では、先頭の0/1/2で画像の記録状態を示し、さら
に場所、ピント情報、撮影時刻、フラッシュメモリ内の
位置の情報を記録する。ここで撮影時刻情報は、後述す
るように光磁気記録媒体6に記録される時刻情報をとな
る。
【0023】また、ここで前記先頭の0/1/2は、”
0”は該当する映像がフラッシュメモリ5内にないこと
を示し、”1”はフラッシュメモリ5に記録済み、”
2”は光磁気記録媒体6に記録するための転送中である
ことを示している。また、フラッシュメモリ5内の位置
情報とは、フラッシュメモリ5内の画像領域での先頭か
らの位置(バイト数)を示している。さらにこのテーブ
ルは20個分(0〜19)あり、それぞれの情報が固定
長の文字列情報として記録されている。
【0024】図8は、光磁気記録媒体6上での画像ファ
イル情報を示している。この画像情報ファイルには、フ
ァイル名、場所、ピント情報、撮影時刻が記録される。
先頭の0/1は情報が有効かどうかを示し、”1”で有
効となりファイルが存在することを示す。”0”の場合
は無効でファイルを生成できることを示している。この
テーブルは1000個(0〜999)あり、それぞれの
情報が固定長の文字列情報として記録されている。な
お、撮影時刻は、撮影時刻合成指示がある場合は画像に
合成されるが、撮影時刻合成指示がない場合はこのテー
ブルのファイルにより撮影時刻が判明する。
【0025】次に、前記構成の撮影までの監視記録装置
のマイクロプロセッサ2の処理の流れを図9〜図11に
示すフローチャートを参照しながら説明する。以下の3
つのフローチャートは平行して処理される。そのため、
前記各テーブルの処理では、ある処理が実行中には他の
処理が動作しないように、排他のための処理を行ってい
る。ここで、図9のフローチャートはイベントテーブル
作成のフローチャート、図10のフローチャートはフレ
ッシュメモリへの記録のフローチャート、図11は光磁
気記録媒体への記録のフローチャートである。
【0026】まず、図9のフローチャートに基づいてイ
ベントテーブルの作成を説明する。監視記録装置の各入
力インターフェースのタイミング信号生成器は各センサ
ーからの入力を待つ(ステップ100)。いずれかのセ
ンサーからの入力があり、入力の値の変化率がある値以
上の場合は撮影が必要であると判断してマイクロプロセ
ッサへ通知する。ここでセンサーからの値がある値以上
であれば1秒毎に最大5回の通知を行う。
【0027】マイクロプロセッサは撮影タイミング生成
器からの通知によりイベントテーブルに空きがある場合
にテーブル書き込みを行う。具体的には図6に示す20
個のテーブルをリングバッファとして利用し、テーブル
の先頭が”0”(生成可能)のものを検索(ステップ1
01)し、空きがあるかどうか判断(ステップ102)
して空きがあれば”1”を記録する。この際、場所、ピ
ントの設定、発生の時刻も記録しておく。
【0028】イベントテーブルに空きがない場合は、イ
ベントテーブルで古いものを検索し(ステップ10
3)、5秒以前のデータか判断(ステップ104)し、
5秒以前のものを削除(ステップ105)してテーブル
の値を”0”に設定する。
【0029】これらを1回の撮影タイミング信号生成器
からの通知に対し8回(ステップ106〜ステップ11
6)行う。8回とは車両には各撮影装置が4か所、つま
り前方右側(FR)、前方左側(FL)、後方右側(B
R)、後方左側(BL)にあり、且つ各撮影装置が各箇
所でピントを遠距離(L)、近距離(S)の2つの距離
に設定(ステップ114、115、116)して撮影す
るようにテーブルに記録する(ステップ117)ためで
ある。なお、ステップ112で”6”もしくは”7”で
の比較を行っているが、実際には比較が不要であり”
8”以上になることはない。
【0030】次にフラッシュメモリへの記録のフローを
図10を参照しながら説明する。前記マイクロプロセッ
サは、前記イベントテーブルの古いものから処理しよう
とする動作を行い、フラッシュメモリへ取り込み画像を
記録する。そこで、イベントテーブルから最も古いイベ
ントを取り出し(ステップ200)、フラッシュメモリ
テーブルの空き領域”0”を検索(ステップ201)し
空きがあれば(ステップ202)フラシュメモリへ画像
を記録(ステップ203)するとともに撮影時刻を記録
(ステップ204)する。そしてフラッシュメモリテー
ブルに”1”を記録(ステップ205)し、イベントテ
ーブルに処理済みを示す”0”を記録(ステップ20
6)する。フラッシュメモリに空きがなければ(ステッ
プ202)、前記処理を行わない。この場合の記録処理
は後述する。
【0031】次に、前記フラッシュメモリから前記光磁
気記録媒体への記録のフローについて図11を参照しな
がら説明する。マイクロプロセッサは、前記フラッシュ
メモリテーブルで値が”1”(書き込み済み)で最も古
いものを検索(ステップ300)し、あった場合(ステ
ップ301)には光磁気記録媒体へ記録中”2”を記録
する(ステップ302)。ここでフラッシュメモリの内
容を順次記録する場合に光磁気記録媒体に記録可能”
0”を検索し(ステップ303)、記録可能テーブルが
ない場合(ステップ304)には光磁気記録媒体上の最
も古いファイルを削除して(ステプ305)ファイルテ
ーブルの値を”0”へ戻す(ステップ306)。ここで
空き容量を検出して一定値の空きがない場合は次に古い
ファイルも削除する(ステップ307)。その後フラッ
シュメモリの画像を光磁気記録媒体に記録する。
【0032】ここで記録の際に撮影時刻合成の指示があ
る場合は(ステップ308)、フラッシュメモリ上の時
刻を一時的にビットマップ展開して図2のように合成し
て撮影時刻との合成画像を生成(ステップ309)して
光磁気記録媒体(MD)に記録して光磁気記録媒体上の
ファイル名を生成し(ステップ310)、光磁気記録媒
体(MD)ファイルテーブルにファイル名などを記録し
てファイルテーブルを更新する(ステップ311)。前
記ファイル名としては直前に記録したファイル名の番号
が”9999”であれば”0000”を記録し、それ以
外では直前の番号に”1”を加えた番号を生成する。
【0033】以上、本発明の監視記録装置を乗用車等の
車両に搭載した例で説明したが、車両に限らず、前記監
視記録装置を道路の交差点に設置して交通事故の状況な
どの撮影記録に適用することもできる。この場合は監視
信号検出手段として衝撃音検出手段を監視記録装置に設
け、該衝撃音を検出することにより電子スチルカメラを
作動させて記録することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、電子スチルカメラを利
用して監視記録装置を構成したから、従来のビデオカメ
ラを使うよりもその構成を小型化、簡略化することがで
き、任意の場所に容易に設置することが可能となる。ま
た、記録の際も第1の記録媒体であるフラッシュメモリ
へ予め記録するようにしたから、例えば車両の衝突事故
等で第2の記録媒体である光磁気記録媒体のファイルが
破損してもフラッシュメモリの復元により直近の映像を
入手できるから、事故の解析を的確に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視記録装置のブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の監視記録装置で撮影された静止画に時
刻を合成して記録したものと時刻を記録しないものの一
例を示す図である。
【図3】本発明監視記録装置を車両に設置する際の配置
の一例の模式図である。
【図4】本発明監視記録装置で撮影される監視領域のピ
ント合わせの説明図である。
【図5】撮影タイミングの説明図である。
【図6】イベントテーブルの一例を示す図である。
【図7】フラッシュメモリの記録テーブルを示す図であ
る。
【図8】光磁気記録媒体へ記録された画像ファイルの説
明図である。
【図9】イベントテーブル作成のフローチャートであ
る。
【図10】フラッシュメモリの記録テーブル作成のフロ
ーチャートである。
【図11】光磁気記録媒体の画像ファイル作成のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1・・監視記録装置 2・・マイクロプロセッサ 5・
・フラッシュメモリ 6・・光磁気記録媒体 10〜10c・・電子スチルカ
メラ 20、22、24・・監視センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の監視信号検出手段と、前記複数の監
    視信号検出手段からの所定閾値以上の検出信号に基づい
    てそれぞれ作動する複数の電子スチルカメラと、前記作
    動した電子スチルカメラが撮影した画像を記録する記録
    媒体とを備えることを特徴とする監視記録装置。
  2. 【請求項2】前記電子スチルカメラが撮影した画像を記
    録する第1の記録媒体と、該第1の記録媒体に記録され
    た画像を記録する第2の記録媒体を備えることを特徴と
    する請求項1の監視記録装置。
  3. 【請求項3】時刻発生手段と、該時刻発生手段が発生し
    た時刻信号と前記電子スチルカメラからの画像信号を合
    成する合成手段とを備え、 前記第1の記録媒体に記録された画像の撮影時刻を前記
    第2の記録媒体に前記画像と合成して記録することを特
    徴とする請求項1の監視記録装置。
  4. 【請求項4】前記第1の記録媒体はフラッシュメモリで
    あり、前記第2の記録媒体は光磁気記録媒体であること
    を特徴とする請求項2の監視記録装置。
  5. 【請求項5】複数の監視信号検出手段と、前記複数の監
    視信号検出手段からの検出信号に基づいて作動する複数
    の電子スチルカメラと、前記電子スチルカメラが撮影し
    た画像を記録する記録媒体とを備えた監視記録装置を用
    いて撮影記録する記録方法において、 前記電子スチルカメラに複数の監視領域に対応した光学
    的条件を設定し、前記複数の光学的条件で一括して撮影
    し、前記記録媒体に記録を行うことを特徴とする記録方
    法。
  6. 【請求項6】所定時間間隔で複数回監視領域を撮影する
    ことを特徴とする請求項5の記録方法。
JP9166946A 1997-06-24 1997-06-24 監視記録装置及び該監視記録装置を使用した記録方法 Pending JPH1118072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111882A (ja) * 2001-10-04 2003-04-15 Takeoka Golf Club Kk ホールインワン認定システム
JP2017509204A (ja) * 2014-01-15 2017-03-30 アビジロン コーポレイション ビデオソースデバイスからストリーム配信されるデータの格納管理

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