JPH11179184A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

粉粒体処理装置

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JPH11179184A
JPH11179184A JP9357112A JP35711297A JPH11179184A JP H11179184 A JPH11179184 A JP H11179184A JP 9357112 A JP9357112 A JP 9357112A JP 35711297 A JP35711297 A JP 35711297A JP H11179184 A JPH11179184 A JP H11179184A
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rotary
container
shaped
disk valve
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Kaoru Kurita
薫 栗田
Hiroyuki Oishi
博之 大石
Shigemichi Takei
成通 武井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体処理装置の横型ドラム状回転容器と駆
動ユニットを互いに分離可能とし、装置の互換使用を可
能とする。 【解決手段】 粉粒体装置の横型ドラム状回転容器1A
と、この横型ドラム状回転容器1Aを回転駆動する中空
回転軸25および駆動装置35よりなる駆動ユニット1
Bとを分配器1Cを介して互いに分離可能に一体的に結
合できるよう構成する。分配器1Cは、横型ドラム状回
転容器1Aに通気可能に設けた通気ダクト33に連通可
能な第1回転ディスクバルブ34と、この第1回転ディ
スクバルブ34の連通孔33bに合致する連通孔50a
を有して中空回転軸25に一体的に設けられた第2回転
ディスクバルブ50とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品や食品など
の造粒、コーティング、乾燥、混合などの処理を行うた
めの粉粒体処理装置に関し、特に、異なる仕様の横型ド
ラム状回転容器を互換使用可能なドラム式造粒コーティ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式造粒コーティン
グ装置としては、例えば特公昭50−38713号公報
に示されるように、回転ドラムすなわち回転容器の回転
部と非回転部との境界部にディスクバルブ機構を設け、
このディスクバルブ機構を構成する回転ディスクと非回
転ディスクに互いに所定の位置で選択的に連通する通気
孔を形成し、その通気孔の選択的連通によりガスの給排
路を切り換える構造のものが使用されている。
【0003】しかしながら、従来の造粒コーティング装
置においては、ディスクバルブ機構が回転容器の後面
側、即ち操作側とは反対側に配設されているので、装置
の操作者がディスクバルブ機構の点検や着脱を行った
り、洗浄およびその確認を行うことが困難であるという
問題がある。また、従来のディスクバルブ機構は、回転
容器の軸線方向については位置が固定されているので、
その汚れの確認やその洗浄および確認、点検などが不便
ないし困難であるという問題もある。
【0004】そこで、本願出願人は特開平2−5623
4号公報に開示されたようなコーティング装置を提案し
た。このコーティング装置は、粉粒体を収容する回転容
器へのガスの給排路を切り換えるディスクバルブ機構を
該回転容器の操作側に配設したものであり、ディスクバ
ルブ機構は、回転容器とともに回転する回転ディスク
と、該回転ディスクに摺接され、回転ドラムの操作側に
引き出し可能な非回転ディスクを有する構造とすること
ができる、という構造のものである。
【0005】このコーティング装置によれば、ディスク
バルブ機構が操作側に設けられているので、操作者がデ
ィスクバルブ機構の汚れの点検や洗浄およびその確認な
どを容易に行うことができる。また、ディスクバルブ機
構の非回転ディスクが沿う側に引き出し可能であること
により、ディスクバルブ機構の汚れの点検や洗浄などが
さらに容易となる上に、回転容器の内部の点検や洗浄な
どもディスクバルブ機構で妨げられることなく容易に行
うことができる。
【0006】また、この種のドラム式造粒コーティング
装置には、図7に示すような特開平8−57289号公
報に開示されたドラム式造粒コーティング装置もある。
即ち、このドラム式造粒コーティング装置は横型ドラム
状回転容器3とモータ17など駆動装置を一括収納した
筐体2によって囲繞された構成をなしている。この筐体
2の内部には、回転容器3が略水平方向の回転軸線を中
心に回転自在に組み込まれている。この回転容器3は、
円筒形状の筒体部4と、この筒体部4の軸方向両端に一
体となった截頭円錐形状の端板部5a,5bとを有し、
一方の端板部5aには中空の開口部6aが設けられ、他
方の端板部5bには駆動軸部6bが設けられている。開
口部6a側は、端板部5aに固定された円筒部7aを支
持するベアリングローラ7bにより回転自在に支持され
ており、このベアリングローラ7bは筐体2に固定され
ている。駆動軸部6bは筐体2に取り付けられた軸受8
により回転自在に支持されている。
【0007】筐体2には開口部6aに連通する円筒部材
10が取り付けられており、この円筒部材10は、コー
ティング室9内に乾燥用気体を供給するための給気ダク
トが連結されている。コーティング室9内に粉粒体Pを
投入し得るようにするために、円筒部材10を開閉する
開閉蓋12が円筒部材10に開閉自在に設けられてい
る。
【0008】回転容器3の外側にはこの回転軸線に沿う
方向に複数の通気ダクト13が設けられており、それぞ
れの通気ダクト13の図7における右端部は連通部とな
っている。なお、図示する場合には筒体部4および端板
部5bの外側にこれに対して隙間を隔てて板材を取り付
けるとともに、これらの隙間の間に放射方向の区画板を
設けることによって、8つの連通ダクト13が形成され
ている。
【0009】駆動軸部6bの外側に位置させて分配器1
4が設けられており、この分配器14の通気機構は、下
端部と上端部とに連通孔15a,15bがそれぞれ形成
された固定円板(固定ディスクバルブ)14aと、回転
容器3に取り付けられ、それぞれの通気ダクト13に対
応した数の連通孔15cが形成された回転円板(回転デ
ィスクバルブ)14bとを有している。回転円板14b
は固定円板14aに対して摺動して接触するようになっ
ている。 固定円板14aにはこれの連通孔15aに連
通させて排気ダクト16が取り付けられている。この排
気ダクト16には図示しないファンが接続されており、
回転容器3の回転に伴って下側にまで移動した通気ダク
ト13内の空気がファンの作動により連通孔15c,1
5aを通って外部に排出される。これにより給気ダクト
11から導入された乾燥用気体は、図において実線の矢
印で示すように流れて、粉粒体Pの集積層を貫流する。
回転容器3を回転駆動するために、筐体2内にはモータ
17が設けられている。
【0010】筐体2にはさらに給気ダクト11aが設け
られており、この給気ダクト11aの開口部は固定円板
14aの連通孔15bに取り付けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例示したこ
れらのドラム式造粒コーティング装置は、共通してディ
スクバルブ機構を利用した分配器と称するロータリーエ
アーディスク方式を採用している点、および、共に回転
容器を回転駆動する駆動装置を配設使用している点にお
いて共通点が見い出される。しかしながら、何れのドラ
ム式造粒コーティング装置もその回転容器の容量の違い
やその分配器に設けられるディスクバルブの外形寸法の
相違などによってその仕様に適した型式毎のドラム式造
粒コーティング装置が製作されていた。
【0012】また、前記特開平2−56234号公報の
コーティング装置は、ディスクバルブ機構の汚れの点検
や洗浄およびその確認などを容易に行える反面、ディス
クバルブ機構を操作側に設けるという特殊な設計が施さ
れ、その分どうしてもコスト増が余儀なくされ、また、
操作面積や設置面積を比較的大きく必要とするものであ
った。
【0013】さらに、前記特開平8−57289号公報
に開示されたドラム式造粒コーティング装置の筐体は、
区画壁によって回転容器収納側とモータなど駆動機構収
納側とに仕切られて区画されていて、洗浄ノズルにより
回転ドラム内を洗浄するように構成されているが、分配
器など細部に至る洗浄が要求される。
【0014】そこで、本発明は、これらドラム式造粒コ
ーティング装置が共通してディスクバルブ機構を利用し
た分配器と称するロータリーエアーディスク方式を採用
している点、共に回転容器を回転駆動する駆動装置を配
設使用している点、および前記課題の解消に着目してな
されたもので、その1つの目的は、装置を回転容器側と
駆動装置側とにユニット化して互いに着脱可能に分離
し、横型ドラム状回転容器を互換使用可能として装置に
汎用性を持たせ、さらなるコスト低減化など経済効果を
もたらす粉粒体処理装置を提供することにある。
【0015】本発明の他の1つの目的は、装置の洗浄、
点検、メンテナンスを容易且つ確実にすることができる
粉粒体処理装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体処理装置
は、横型ドラム状回転容器と、該横型ドラム状回転容器
を回転する中空回転軸と、該中空回転軸を回転駆動する
駆動装置と、前記横型ドラム状回転容器と前記中空回転
軸との間に介設され、前記横型ドラム状回転容器に通気
可能に設けられた通気ダクトに連通する連通孔を形成し
て該通気ダクトの給排気を選択的に分配するディスクバ
ルブからなる分配器とよりなり、前記中空回転軸と前記
駆動装置を一体的にユニット化した駆動ユニットとな
し、前記横型ドラム状回転容器と該駆動ユニットとを前
記分配器を介して互いに分離可能に一体的に結合するよ
う構成したものである。
【0017】また、本発明の他の粉粒体処理装置におい
ては、前記横型ドラム状回転容器は、横型ドラム状回転
容器本体と、該横型ドラム状回転容器本体に通気可能に
設けられた通気ダクトとからなり、前記分配器は、前記
通気ダクトの連通孔を有して前記横型ドラム状回転容器
本体に一体的に固設された第1回転ディスクバルブと、
前記第1回転ディスクバルブの連通孔に合致する連通孔
を有して前記中空回転軸に一体的に設けられた第2回転
ディスクバルブとからなり、前記駆動ユニットは、前記
第2回転ディスクバルブに摺接する摺接面を有する固定
ディスクバルブと、該第2回転ディスクバルブの連通孔
に合致する連通孔と、前記中空回転軸を回転支持する軸
受部からなる固定ディスクバルブ付軸受部材とから構成
されてなり、前記横型ドラム状回転容器と駆動ユニット
は前記分配器の前記第1,第2回転ディスクバルブを介
して互いに結合離脱するように着脱可能に形成されてな
るものである。
【0018】さらに、本発明の他の粉粒体処理装置は、
横型ドラム状回転容器をハウジングに収納してなる横型
ドラム状回転容器側ハウジングユニットと、該横型ドラ
ム状回転容器を回転させる中空回転軸および該中空回転
軸を回転駆動する駆動装置をハウジングに収納してなる
駆動装置側ハウジングユニットと、前記横型ドラム状回
転容器と前記中空回転軸との間に介在され、前記横型ド
ラム状回転容器に通気可能に設けられた通気ダクトに連
通する連通孔を設けて該通気ダクトの給排気を選択的に
分配せしめるディスクバルブからなる分配器とよりな
り、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニットと駆動
装置側ハウジングユニットとをそれぞれユニット化し、
両ユニットを前記分配器を介して互いに分離可能に一体
的に結合するよう構成したものである。
【0019】また、本発明の他の粉粒体処理装置は、前
記横型ドラム状回転容器側ハウジングユニットは、前記
横型ドラム状回転容器本体を回転可能に支持してなる横
型ドラム状回転容器側ハウジングから構成され、前記分
配器は、前記通気ダクトの連通孔を有して前記横型ドラ
ム状回転容器本体に一体的に固設された第1回転ディス
クバルブと、前記第1回転ディスクバルブの連通孔に合
致する連通孔を有して前記中空回転軸に一体的に設けら
れた第2回転ディスクバルブとからなり、前記駆動装置
側ハウジングユニットは、前記第2回転ディスクバルブ
に摺接する摺接面を有する固定ディスクバルブと、該第
2回転ディスクバルブの連通孔に合致する連通孔と、前
記中空回転軸を回転支持する軸受部とからなる固定ディ
スクバルブ付軸受部材と、前記固定ディスクバルブ付軸
受部材および前記中空回転軸を回転駆動する駆動装置と
を有する駆動装置側ハウジングから構成され、前記横型
ドラム状回転容器側ハウジングユニットと駆動装置側ハ
ウジングユニットは前記分配器の前記第1,第2回転デ
ィスクバルブを介して互いに結合離脱するように着脱可
能に形成されてなるものである。
【0020】さらに、本発明の他の粉粒体処理装置にお
いては、前記横型ドラム状回転容器側ハウジングユニッ
トは、そのハウジング部材に、前記駆動装置側ハウジン
グユニットに向かって前後移動可能且つ上下調整可能な
移動部材を設けるとともに、前記横型ドラム状回転容器
本体とハウジング部材との間に案内部材を設け、前記駆
動装置側ハウジングユニットは、前記横型ドラム状回転
容器側ハウジングユニットの案内部材が係合案内可能な
ガイド部を形成し、前記移動部材および前記案内部材に
よって前記横型ドラム状回転容器本体の軸心と前記中空
回転軸の軸心とが互いに合致するように心出し可能にし
てなるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1(a)は横
型ドラム状回転容器を示す概略的縦断面図、(b)は駆
動ユニットを示す概略的縦断面図、図2は横型ドラム状
回転容器と駆動ユニットを結合合体して組み立てられた
ドラム式造粒コーティング装置を示す部分断面組立図で
ある。
【0022】図1中、1Aは横型ドラム状回転容器を示
し、1Bは駆動ユニットを示し、これら横型ドラム状回
転容器部1Aおよび駆動ユニット1Bは分配器1Cを介
して互いに分離可能に一体的に結合して、粉粒体処理装
置の一例としてのドラム式造粒コーティング装置を形成
するように構成されている。
【0023】まず、このドラム式造粒コーティング装置
を構成する横型ドラム状回転容器1Aについて説明する
と、この横型ドラム状回転容器1Aは、横型ドラム状回
転容器本体20を備え、該横型ドラム状回転容器本体2
0は後述するように水平方向の軸心Cの回転軸線の回り
で垂直方向に回転可能である。
【0024】なお、横型ドラム状回転容器本体20内に
は、錠剤などの被コーティング物としての粉粒体Pが収
容されるコーティング室20’が形成されており、図に
示すように、コーティング室20’の底部には粉粒体P
の集積層が形成される。横型ドラム状回転容器1Aの筒
体部20aには、その外側に設けられる後述の通気ダク
ト33とコーティング室20’とを連通させる多数の図
示しない通気細孔が形成されており、それぞれの通気細
孔は乾燥用の気体、通常は空気を通過させるためのもの
であり、その口径は粉粒体Pの粒径よりも小径となって
いる。
【0025】この横型ドラム状回転容器本体20の前記
通気細孔を設けた位置の外側には、その回転軸線に沿う
方向の筒体部20aと端板部20b’に沿って複数の通
気ダクト33が設けられており、それぞれの通気ダクト
33の図1(a)における右端部は連通部33aをなし
ている。なお、この連通ダクト33は、図示していない
が、これら筒体部20aおよび端板部20b’の外側に
これに対して隙間を隔てて板材を取り付けるとともに、
これらの隙間の間に放射方向の区画板を設けることによ
って、本例では8つの通気ダクト33が形成されてい
る。
【0026】横型ドラム状回転容器本体20の嵌合部2
0dには、その外縁部にディスクバルブ機構を利用した
ロータリーエアーディスク方式の分配器1Cを構成する
第1回転ディスクバルブ34が固着されている。
【0027】この第1回転ディスクバルブ34は円板形
状をなしており、その板面には連通部33aに対応した
個数の連通孔33bと位置決め孔33cが少なくとも2
個所に穿設されている。
【0028】一方、横型ドラム状回転容器本体20の端
板部20bの外側には、軸受部28を介して製品排出部
29が固定され、この製品排出部29の端面には、開閉
蓋29aが開閉自在に設けられ、この開閉蓋29aを開
けて粉粒体Pをコーティング室20’の中に投入できる
ようになっている。
【0029】次いで、駆動ユニット1Bについて説明す
ると、駆動ユニット1Bは、前記横型ドラム状回転容器
1Aを水平方向の回転軸線の回りに回転させる中空回転
軸25と、その中空回転軸25を回転可能に支持する固
定ディスクバルブ付軸受部材48と、その中空回転軸2
5を回転駆動する駆動装置35とから構成されている。
【0030】中空回転軸25は中空状の筒体より成り、
その一端に分配器1Cを構成する第2回転ディスクバル
ブ50を取着ボルト66で着脱自在に取着固定し、その
他端に駆動装置35を構成するスプロケットあるいはプ
ーリ52が固設され、その他端の終端部に閉塞蓋53が
被着されている。
【0031】駆動装置35は、モータ54と、そのモー
タ54の出力軸に設けられたスプロケットあるいはプー
リ55と、そのスプロケットあるいはプーリ55と中空
回転軸25側のスプロケットあるいはプーリ52との間
に掛け渡されたチェーンあるいはベルト56とから構成
され、さらに中空回転軸25と、スプロケットあるいは
プーリ55およびチェーンあるいはベルト56を介して
連結され、駆動ユニット1Bとしてユニット化されてい
る。
【0032】固定ディスクバルブ付軸受部材48は、第
2回転ディスクバルブ50が気密に摺接する摺接面48
eにシーリングリング49を取着するとともに第2回転
ディスクバルブ50の通気孔50aの一つに連通する連
通孔48dが穿設された固定ディスクバルブ48aと、
中空回転軸25を軸受けする筒状の軸受部48bとが一
体形成された形状をなしている。また、その軸受部48
bには中空回転軸25を回転自在に支持する軸受51が
嵌着されている。
【0033】第2回転ディスクバルブ50は、第1回転
ディスクバルブ34に対応した外形寸法の円板形状をな
しており、その板面には連通孔33bに対応した連通孔
50aと第1回転ディスクバルブ34の位置決め孔33
cに合致する少なくとも2個の位置決めピン50bが植
設されており、その第1回転ディスクバルブ34の位置
決め孔33cがこれら位置決めピン50bに嵌入されて
第1回転ディスクバルブ34との軸心が一致される。
【0034】なお、図4の符号58は固定ディスクバル
ブ48aの連通孔48dに接続される給気あるいは排気
ダクトであり、符号59は横型ドラム状回転容器1Aの
コーティング室20’に挿入されたインナーダクト60
に接続される給気あるいは排気ダクトであり、符号67
は横型ドラム状回転容器1Aのコーティング室20’に
挿入されたバッフル手段64を回動自在に接続した回動
軸である。これら給気あるいは排気ダクト59と回動軸
65は中空回転軸25内に押通されている。
【0035】分配器1Cは、横型ドラム状回転容器1A
の横型ドラム状回転容器本体20に設けた第1回転ディ
スクバルブ34と、駆動ユニット1Bの中空回転軸25
に設けた第2回転ディスクバルブ50と、軸受部48b
に設けた固定ディスクバルブ48aとから構成されてい
る。
【0036】そして、分配器1Cは、第2回転ディスク
バルブ50に、駆動ユニット1Bの第1回転ディスクバ
ルブ34を取着固定して、これら横型ドラム状回転容器
1Aと駆動ユニット1Bを結合して一体的なドラム式造
粒コーティング装置を形成する。
【0037】さて、この実施例における結合操作に際し
て、横型ドラム状回転容器1Aには第1回転ディスクバ
ルブ34が固着されており、駆動ユニット1Bの中空回
転軸25には第2回転ディスクバルブ50が取着ボルト
66によって予め取着固定されている。
【0038】そして、これら横型ドラム状回転容器1A
と駆動ユニット1Bを、図2に示すように、一つのドラ
ム式造粒コーティング装置として一体的に結合するに際
し、まず、床面G上に設置された駆動ユニット1Bとは
別体な横型ドラム状回転容器1Aを図示しないクレーン
あるいはウインチなどの荷役手段で駆動ユニット1Bに
向かって前後上下移動する。次に、その荷役手段によっ
て駆動ユニット1Bに向き合った横型ドラム状回転容器
1Aを上下調整して第1回転ディスクバルブ34の軸心
Cと第2回転ディスクバルブ50の軸心C’を略合致さ
せる。
【0039】そして第2回転ディスクバルブ50の位置
決めピン50bに第1回転ディスクバルブ34の位置決
め孔33cを嵌入し、位置決定し、第1回転ディスクバ
ルブ34の前面より押通された取着ボルト66で第1回
転ディスクバルブ34と第2回転ディスクバルブ50を
締め付け固定し、横型ドラム状回転容器1Aと駆動ユニ
ット1Bを一体的なドラム式造粒コーティング装置とし
て合体させる。
【0040】従って、横型ドラム状回転容器1Aの通気
ダクト33は駆動ユニット1B側の給気あるいは排気ダ
クト58に連通し、且つ横型ドラム状回転容器1Aは第
1,第2回転ディスクバルブ34,50の一体的結合に
より、モータ54から与えられる中空回転軸25の回転
動力が伝達されて回転する。
【0041】本実施の形態において、粉粒体の処理の一
例として、造粒、コーティングを行う場合、前記の要領
で横型ドラム回転容器1Aを分配器1Cを介して駆動ユ
ニット1Bと結合させた状態とし、開閉蓋29aを開け
て横型ドラム状回転容器本体20のコーティング室2
0’の中に被造粒コーティング物である粉粒体Pを投入
する。
【0042】そして、モータ54でチェーンあるいはベ
ルト56を介して中空回転軸25を回転させることによ
り、横型ドラム状回転容器1Aを回転させる一方、たと
えば給気あるいは排気ダクト58,59を経て、たとえ
ば加熱空気をコーティング室20’に供給する。この加
熱空気は、コーティング室20’から横型ドラム状回転
容器本体20の壁面の通気細孔を通過し、通気ダクト3
3を経て給気あるいは排気ダクト58,59から排出さ
れる。なお、給気あるいは排気ダクト58,59はそれ
ぞれ正逆の使用が可能である。
【0043】その際、通気ダクト33を通る排気は、第
1回転ディスクバルブ34の連通孔33bから、第2回
転ディスクバルブ50の通気孔50a、さらには固定デ
ィスクバルブ48aの連通孔48dが前記第1,第2回
転ディスクバルブ34,50の回転により、互いに連通
状態となった時に、これらの連通孔33b、通気孔50
a、連通孔48dを通って通気ダクト33から給気ある
いは排気ダクト59に排出される。
【0044】このような状態で、横型ドラム状回転容器
1Aを回転させながら、図示しないスプレーノズルでコ
ーティング室20’内にコーティング液あるいはバイン
ダ液、粉末原料などを供給することにより、造粒、コー
ティングなどの粉粒体処理が行われる。勿論、本実施の
形態による粉粒体処理装置は粉粒体の乾燥、混合のため
にも使用することができる。
【0045】前記のようにして粉粒体Pの所要の処理が
終了した後、製品は製品排出部29の開閉蓋29aを開
けて自動または手作業で装置外に取り出すことができ
る。
【0046】(実施の形態2)図3(a)は本発明の実
施の形態2における横型ドラム状回転容器側ハウジング
ユニットを示す概略的縦断面図、図3(b)は駆動装置
側ハウジングユニットを示す概略的縦断面図、図4は横
型ドラム状回転容器側ハウジングユニットと駆動装置側
ハウジングユニットを結合合体して組み立てられたドラ
ム式造粒コーティング装置を示す概略的縦断面図、図5
は図4のV−V線に沿う縦断面図、図6は結合合体され
た横型ドラム状回転容器側ハウジングユニットと駆動装
置側ハウジングユニットの部分拡大図である。
【0047】本実施の形態2においては、粉粒体処理装
置の横型ドラム状回転容器1Aや駆動ユニット1Bは基
本的に実施の形態1と同様であるが、粉粒体処理装置を
横型ドラム状回転容器側と駆動装置側とでそれぞれユニ
ット化したものである。
【0048】図中、2Aは横型ドラム状回転容器側ハウ
ジングユニットを示し、2Bは駆動装置側ハウジングユ
ニットを示している。これら横型ドラム状回転容器側ハ
ウジングユニット2Aおよび駆動装置側ハウジングユニ
ット2Bは分配器2Cを介して互いに一体的に結合して
ドラム式造粒コーティング装置を形成するように構成さ
れている。
【0049】まず、横型ドラム状回転容器側ハウジング
ユニット2Aについて説明すると、横型ドラム状回転容
器側ハウジングユニット2Aは、横型ドラム状回転容器
1Aを回転可能に支持し、横型ドラム状回転容器1Aを
囲繞して一括収納するように縦横に配設されたハウジン
グ部材としての押架部材21,30,30’と、その脚
部を形成する支柱部材22,24とからなる筐体構造の
横型ドラム状回転容器側ハウジング23を用いて組立構
築されている。
【0050】この横型ドラム状回転容器側ハウジング2
3の脚部を形成する支柱部材24には、駆動装置側ハウ
ジングユニット2Bに向かって横型ドラム状回転容器側
ハウジング23を移動する移動部材たる上下調整可能な
ジャッキ付きの移動車輪27と、駆動装置側ハウジング
ユニット2Bの中空回転軸25に対して心出しおよび位
置決め調整する案内部材たる案内車輪26とが装着され
ている。この案内車輪26には互いに内方に向かう側の
周縁を鍔状に形成し、後述する駆動装置側ハウジングユ
ニット2Bのガイド部57(以下、レール状ガイド部と
称す)に係合するようになっている。
【0051】支柱部材24の上部の支柱部材22は、そ
の内方に軸受部28を介して回転可能に横型ドラム状回
転容器1Aを片持ちしている。
【0052】押架部材21および上部の支柱部材22に
は、カバー31,31’が被着され、上部の支柱部材2
2下端部の押架部材30,30’には、横型ドラム状回
転容器1Aの洗浄液を受けて捕集排出する排出口32a
を設けた漏斗状の受け皿32が取着固定されている。
【0053】なお、ジャッキ付きの移動車輪27は、車
輪27aを回転自在に支持したキャスター本体27bを
支柱部材24に首振り自在に取着固定するべース板27
cと、このべース板27cの一端側に上端が固定された
長ナット27dと、この長ナット27dを介してベース
板27cを上下方向に貫通するように螺合するネジロッ
ド27eと、このネジロッド27eの上端に該ネジロッ
ド27eを回転可能に取り付け固定されたハンドル27
fと、このネジロッド27eの下端に取り付けられた着
底部材27gとから構成されてなるものである。
【0054】このジャッキ付移動車輪27は、横型ドラ
ム状回転容器側ハウジングユニット2Aを駆動装置側ハ
ウジングユニット2Bに向かって移動せしめ、横型ドラ
ム状回転容器側ハウジングユニット2Aの案内車輪26
が駆動装置側ハウジングユニット2Bのレール状ガイド
部57上を転動され、さらに第1回転ディスクバルブ3
4を第2回転ディスクバルブ50に近接させるべく横型
ドラム状回転容器側ハウジングユニット2Aを移動す
る。第1回転ディスクバルブ34を第2回転ディスクバ
ルブ50の中空回転軸25の軸心C’に同軸な軸心に合
致させる際に、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニ
ット2Aの底部4個所に取着固定されたこのジヤッキ付
移動車輪27のハンドル12fを回して着底部材27g
をキャスター本体27bの車輸27aより下方に移動し
て床面Gに着底させ、さらにハンドル12fを回転する
ことで横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット2A
を持ち上げて、横型ドラム状回転容器1Aの軸心Cと中
空回転軸25の軸心C’とを略合致させることが可能で
ある。
【0055】次いで、駆動装置側ハウジングユニット2
Bについて説明すると、駆動装置側ハウジングユニット
2Bは、駆動ユニット1Bを構成する中空回転軸25を
回転可能に支持し且つ駆動装置35を固設し、これらを
囲繞して一括収納するように図示する縦横に配設された
ハウジング部材としての押架部材36,37,38,3
9,40,41,42と、支柱部材43,44とからな
る筐体構造の駆動装置側ハウジング45を用いて組立構
築されている。
【0056】この駆動装置側ハウジング45において
は、その押架部材36と支柱部材44の内方に四方に配
設されたリブ46と、押架部材37に固設されたブラケ
ット47に固定ディスクバルブ付軸受部材48とが支持
され、固定されている。また、駆動装置側ハウジング4
5の底部を形成する押架部材39,40,41,42に
は、その上部に駆動装置35が設置されているととも
に、その下部に駆動装置側ハウジング45を上下調整自
在に床面G上に設置するジャッキ付設置台63が介装さ
れている。また、押架部材36、37および支柱部材4
3には、カバー65,65’が被着されている。
【0057】さらにその押架部材41,42は、横型ド
ラム状回転容器側ハウジングユニット2Aに向かって延
設しており、その上部に横型ドラム状回転容器側ハウジ
ングユニット2Aの案内車輸26,26,26,26を
案内するレール状ガイド部57が一体形成されている。
【0058】そして、一方の横型ドラム状回転容器側ハ
ウジング23の押架部材21および脚部をなす支柱部材
24には結合フレーム部材61が固設され、他方の駆動
装置側ハウジング45の押架部材36および41には結
合フレーム部材62が固設されており、これら結合フレ
ーム部材61,62をボルト締めすることで合体された
ドラム式造粒コーティング装置一式が構成される。
【0059】さて、この実施の形態2における結合操作
に際して、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット
2Aには第1回転ディスクバルブ34が固着されてお
り、駆動装置側ハウジングユニット2Bの中空回転軸2
5には第2回転ディスクバルブ50が取着ボルト66に
よって予め取着固定されている。
【0060】また、横型ドラム状回転容器側ハウジング
ユニット2Aと駆動装置側ハウジングユニット2Bがそ
れぞれ別体をなし、横型ドラム状回転容器側ハウジング
ユニット2Aはジャッキ付移動車輪27を介して移動自
在に床面G上に設置され、駆動装置側ハウジングユニッ
ト2Bはジャッキ付設置台63を介して床面G上に設置
固定されている。
【0061】横型ドラム状回転容器側ハウジングユニッ
ト2Aは、駆動装置側ハウジングユニット2Bと合体す
るべく駆動装置側ハウジングユニット2Bに向かって移
動する。そして向き合った横型ドラム状回転容器側ハウ
ジングユニット2Aに対して高さ調整するべく駆動装置
側ハウジングユニット2Bのジャッキ付設置台63を上
下調整する。
【0062】このジャッキ付設置台63の上下調整によ
って横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット2Aの
案内車輪26の高さと駆動装置側ハウジングユニット2
Bのレール状ガイド部57の高さとが略一致したところ
で、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット2Aの
案内車輪26をそのレール状ガイド部57上に乗設す
る。
【0063】そして、そのレール状ガイド部57上を転
動する案内車輪26を介して横型ドラム状回転容器側ハ
ウジングユニット2Aを移動し、その第1回転ディスク
バル34を第2回転ディスクバルブ50に接近せしめて
互いの第1,第2回転ディスクバルブ34,50の心出
しを行うべく、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニ
ット2Aのジャッキ付の移動車輪27を上下調整する。
【0064】第1,第2回転ディスクバルブ34,50
の心出しが行われたところで、横型ドラム状回転容器側
ハウジングユニット2Aを若干移動して駆動装置側ハウ
ジングユニット2Bの第2回転ディスクバルブ50の位
置決めピン50bに第1回転ディスクバルブ34の位置
決め孔33cを嵌入し、第1,第2回転ディスクバルブ
34,50をボルト締めして一体的に固定する。
【0065】さらに、これら横型ドラム状回転容器側ハ
ウジングユニット2Aと駆動装置側ハウジングユニット
2Bを一体的に合体すベく、横型ドラム状回転容器側ハ
ウジング23の結合フレーム部材61と駆動装置側ハウ
ジング45の結合フレーム部材62をボルト締めする。
斯くして、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット
2Aと駆動装置側ハウジングユニット2Bは単体の独立
したドラム式造粒コーティング装置を構成する。
【0066】従って、横型ドラム状回転容器側ハウジン
グユニット2A側の通気ダクト33は駆動装置側ハウジ
ングユニット2B側の給気あるいは排気ダクト58に連
通し、横型ドラム状回転容器1Aは第1,第2回転ディ
スクバルブ34,50の一体的結合により中空回転軸2
5の回転動力が伝達されて、モータ54からの回転駆動
力で回転する。
【0067】なお、インナーダクト60とその給気ある
いは排気ダクト59およびバッフル手段64とその回動
軸65は、横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット
2Aを駆動装置側ハウジングユニット2Bに移動し合体
する前に予め横型ドラム状回転容器1A内に収容してお
き、移動合体時に、中空回転軸25内に挿入し、駆動装
置側ハウジングユニット2Bにおいてフランジなどの継
手手段で接合することでその機能が達成される。
【0068】ジャッキ付設置台63は、駆動装置側ハウ
ジング2Bの底部を形成する押架部材39,40,4
1,42を支持する支持体63aと、頭部を着底して支
持体63aに挿通された長ボルト63bと、長ボルト6
3bに螺着された上下調整ナット63cとから構成され
ていて、駆動装置側ハウジングユニット2Bの上下調整
時は上下調整ナット63cをレンチで回すことで調整可
能とされている。
【0069】なお、本発明は前記した実施の形態のみに
限定されるものではなく、他の様々な変形が可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下の優れた諸作用効果が得られる。
【0071】(1).横型ドラム状回転容器と駆動ユニット
をユニット化でき、横型ドラム状回転容器をたとえば仕
様や容量などの異なるものとの間で互換使用可能として
装置に汎用性を持たせることができ、コストの低減等を
図ることもできる。
【0072】(2).また、横型ドラム状回転容器と駆動ユ
ニットを分離可能としたので、横型ドラム状回転容器と
駆動ユニットの洗浄、点検、メンテナンスを容易且つ確
実にし得、GMP上のバリデーションを向上させること
ができる。
【0073】(3).本発明によれば、ユニット化された横
型ドラム状回転容器と駆動ユニットを容易に着脱可能に
でき、粉粒体処理装置を容易に組み立てることができ
る。
【0074】(4).本発明によれば、横型ドラム状回転容
器側ハウジングユニットと駆動装置側ハウジングユニッ
トとにそれぞれユニット化したことにより、分配器を介
して駆動装置側ハウジングユニットに横型ドラム状回転
容器側ハウジングユニットを着脱可能として互換使用可
能とし、装置に汎用性を持たせることができる。
【0075】(5).また、横型ドラム状回転容器側ハウジ
ングユニットと駆動装置側ハウジングユニットを分離可
能としたので、装置の洗浄、メンテナンスを容易且つ確
実にし得、GMP上のバリデーションを向上させること
ができる。
【0076】(6).さらに、仕様毎に異なる粉粒体処理装
置を備えるべく予め工場等に設置収容する必要がないの
で、スペースを節約できるとともに、設備費用を軽減化
できる。
【0077】(7).本発明によれば、それぞれユニット化
された横型ドラム状回転容器側ハウジングユニットと駆
動装置側ハウジングユニット同士を容易に着脱可能にで
き、粉粒体処理装置を容易に組み立てることができる。
【0078】(8).本発明によれば、横型ドラム状回転容
器側ハウジングユニットと駆動装置側ハウジングユニッ
ト同士を容易に正確且つ確実に合致させて装着でき、組
立時の脱着作業および搬送作業を安全且つ容易に行うこ
とができ、しかも粉粒体処理装置の組立を迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は横型ドラム状回転容器を示す概略的縦
断面図、(b)は駆動ユニットを示す概略的縦断面図で
ある。
【図2】横型ドラム状回転容器と駆動ユニットとを合体
結合してドラム状コーティング装置とした状態を示す概
略的縦断面図である。
【図3】(a)は横型ドラム状回転容器側ハウジングユ
ニットを示す概略的縦断面図、(b)は駆動装置側ハウ
ジングユニットを示す概略的縦断面図である。
【図4】横型ドラム状回転容器側ハウジングユニットと
駆動装置側ハウジングユニットを合体結合してドラム状
コーティング装置とした状態を示す概略的縦断面図であ
る。
【図5】図4のV−V矢視に沿う縦断面図である。
【図6】結合合体された横型ドラム状回転容器側ハウジ
ングユニットと駆動装置側ハウジングユニットの部分拡
大図である。
【図7】従来例を示す概略的縦断面図である。
【符号の説明】
1A 横型ドラム状回転容器 1B 駆動ユニット 1C 分配器 2A 横型ドラム状回転容器側ハウジングユニット 2B 駆動装置側ハウジングユニット 2C 分配器 C 回転容器の軸心 C’ 中空回転軸の軸心 20 横型ドラム状回転容器本体 20’ コーティング室 23 横型ドラム状回転容器側ハウジング 24 支柱部材 25 中空回転軸 26 案内車輪 27 移動車輪 29 製品排出部 33 通気ダクト 33b 第1回転ディスクバルブの連通孔 34 第1回転ディスクバルブ 35 駆動装置 45 駆動装置側ハウジング 48 固定ディスクバルブ付軸受部材 48a 固定ディスクバルブ 48b 軸受部 48d 固定ディスクバルブの連通孔 48e 摺接面 50 第2回転ディスクバルブ 50a 第2回転ディスクバルブの連通孔 57 ガイド部(レール状ガイド部) 58,59 給排気ダクト
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 2/12 B01J 2/12 // B29B 9/16 B29B 9/16 F26B 11/04 F26B 11/04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横型ドラム状回転容器と、該横型ドラム
    状回転容器を回転する中空回転軸と、該中空回転軸を回
    転駆動する駆動装置と、前記横型ドラム状回転容器と前
    記中空回転軸との間に介設され、前記横型ドラム状回転
    容器に通気可能に設けられた通気ダクトに連通する連通
    孔を形成して該通気ダクトの給排気を選択的に分配する
    ディスクバルブからなる分配器とよりなり、 前記中空回転軸と前記駆動装置を一体的にユニット化し
    た駆動ユニットとなし、前記横型ドラム状回転容器と該
    駆動ユニットとを前記分配器を介して互いに分離可能に
    一体的に結合するよう構成したことを特徴とする粉粒体
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粉粒体処理装置であっ
    て、 前記横型ドラム状回転容器は、横型ドラム状回転容器本
    体と,該横型ドラム状回転容器本体に通気可能に設けら
    れた通気ダクトとからなり、 前記分配器は、前記通気ダクトの連通孔を有して前記横
    型ドラム状回転容器本体に一体的に固設された第1回転
    ディスクバルブと、前記第1回転ディスクバルブの連通
    孔に合致する連通孔を有して前記中空回転軸に一体的に
    設けられた第2回転ディスクバルブとからなり、 前記駆動ユニットは、前記第2回転ディスクバルブに摺
    接する摺接面を有する固定ディスクバルブと、該第2回
    転ディスクバルブの連通孔に合致する連通孔と、前記中
    空回転軸を回転支持する軸受部からなる固定ディスクバ
    ルブ付軸受部材とから構成されてなり、 前記横型ドラム状回転容器と前記駆動ユニットは前記分
    配器の前記第1,第2回転ディスクバルブを介して互い
    に結合離脱するように着脱可能に形成されてなることを
    特徴とする粉粒体処理装置。
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