JPH11178975A - スノーボード用ビンディング及びこれに取り付けられるスノーボード用シューズ - Google Patents

スノーボード用ビンディング及びこれに取り付けられるスノーボード用シューズ

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JPH11178975A
JPH11178975A JP9364842A JP36484297A JPH11178975A JP H11178975 A JPH11178975 A JP H11178975A JP 9364842 A JP9364842 A JP 9364842A JP 36484297 A JP36484297 A JP 36484297A JP H11178975 A JPH11178975 A JP H11178975A
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snowboard
shoe
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Yutaka Hara
豊 原
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HABU SYSTEMS Inc KK
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装着感の良く、また、滑走時の安定感を損なわ
ないスノーボード用ビンディング及びこれに取り付けら
れるスノーボード用シューズを提供することである。 【構成】スノーボード用シューズ14をスノーボード1
2に着脱自在に取付けるためのこの発明に係わるスノー
ボード用ビンディング10は、スノーボード用シューズ
14の前方部分の下面に取り付けられた取付フック14
Dに係合し、係合部14Dを中心としてスノーボード用
シューズ14を揺動可能に係止する取付ロッド16と、
取付フック14Dと取付ロッド16とが係合する状態
で、スノーボード用シューズ14の後方部分をステップ
イン状態で着脱自在にキャッチするキャッチ機構24
と、取付フック14Dの前端縁の中央部に、ここに開口
した状態で形成されたセンタリング溝14Gと係合可能
に、起立した状態で取り付けられたセンタリングピン2
8とを具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステップ・イン
動作でスノーボード用シューズをスノーボードに装着す
ることの出来るスノーボード用ビンディング、及び、こ
のスノーボード用ビンディングに取り付けられるスノー
ボード用シューズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステップ・イン動作でスキー
用シューズをスキーに装着することの出来るスキー用ビ
ンディングはよく知られており、広く用いられている。
一方、スノーボード用シューズをスノーボードに装着す
るには、従来は、ベルト等で固定する形式が主流であ
り、スキーと比較してその装着性の悪さが指摘されてい
た。
【0003】近年、スノーボード用ビンディングにおい
ても、ステップ・イン動作でスノーボード用シューズを
スノーボードに装着することの出来るスノーボード用ビ
ンディング及びスノーボード用シューズが開発され、使
用に供されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従前の
ステップ・インタイプのスノーボード用ビンディング及
びスノーボード用シューズにおいては、スノーボード用
シューズの前方部分を係止する部分で、幅方向の「が
た」が大きく、装着状態において、スノーボード用シュ
ーズが幅方向にがたついてしまい、装着感の悪さが指摘
されている。
【0005】一方で、このがたつきは、スノーボードで
雪面を滑っている際に、不用意な横方向のスノーボード
用シューズの移動をもたらすことになり、安定感を損な
う問題も指摘されている。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、この発明の主たる目的は、装着感の良く、ま
た、滑走時の安定感を損なわないスノーボード用ビンデ
ィング及びこれに取り付けられるスノーボード用シュー
ズを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わるスノーボード用
ビンディングは、請求項1の記載によれば、スノーボー
ド用シューズをスノーボードに着脱自在に取付けるため
のスノーボード用ビンディングにおいて、前記スノーボ
ード用シューズの前方部分の下面に取り付けられた取付
フックに係合し、該係合部を中心として該スノーボード
用シューズを揺動可能に係止する取付ロッドと、前記取
付フックと取付ロッドとが係合する状態で、前記スノー
ボード用シューズの後方部分をステップイン状態で着脱
自在にキャッチするキャッチ手段と、前記取付フックの
前端縁の中央部に、ここに開口した状態で形成されたセ
ンタリング溝と係合可能に、起立した状態で取り付けら
れたセンタリングピンとを具備することを特徴としてい
る。
【0008】また、この発明に係わるスノーボード用ビ
ンディングは、請求項2の記載によれば、前記センタリ
ングピンは、前記取付ロッドの中央部に取り付けられて
いることを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるスノーボード用ビ
ンディングは、請求項3の記載によれば、スノーボード
の上面に固定されるベース部材を更に具備し、前記セン
タリングピンは、その下端部を該ベース部材に固定され
ていることを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わるスノーボード用ビ
ンディングは、請求項4の記載によれば、取付ロッド
は、その両端を前記ベース部材に固定されていることを
特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるスノーボード用ビ
ンディングは、請求項5の記載によれば、前記取付ロッ
ド及びセンタリングピンは、前記ベース部材に対して、
これに装着されるスノーボード用シューズのサイズに応
じて、夫々の位置を可変に取り付けられることを特徴と
している。
【0012】また、この発明に係わるスノーボード用シ
ューズは、請求項6の記載によれば、ベース部材と、該
ベース部材に取り付けられた取付ロッドと、該取付ロッ
ドの幅方向中央部に取り付けられたセンタリングピンと
を備えたスノーボード用ビンディングに取り付けられる
スノーボード用シューズにおいて、シューズ本体と、こ
のシューズ本体の下部に一体的に連接されたソール部
と、このソール部の前方部分の下面に形成された取付溝
部と、この取付溝部に配設され、前記取付ロッドと係合
して、該係合部を中心として該スノーボード用シューズ
を揺動自在に係止する取付フックと、この取付フックの
前方縁の中央部に、ここに開口した状態で形成されたセ
ンタリング溝とを具備することを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わるスノーボード用シ
ューズは、請求項7の記載によれば、前記取付フックの
下面は、前記ソール部の下面よりも上方に偏倚している
ことを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるスノーボード用シ
ューズは、請求項8の記載によれば、前記取付溝部は、
前記ソール部の下面に、これの幅方向に沿って全体に渡
り延出する状態で形成されていることを特徴としてい
る。
【0015】
【発明を実施する形態】以下に、この発明に係わるスノ
ーボード用ビンディング及びこれに取り付けられる所の
この発明に係わるスノーボード用シューズの一実施例の
構成を、添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0016】{スノーボード用シューズの説明}先ず、
この一実施例のスノーボード用ビンディング(以下、単
にビンディングと呼ぶ。)10を説明する前に、この発
明の一の特徴をなす、ビンディング10を介してスノー
ボード12に着脱自在に取り付けられるスノーボード用
シューズ(以下、単にシューズと呼ぶ。)14の一実施
例の構成を、図1を参照して説明する。
【0017】このシューズ14は、図1に示すように、
スノーボーダーの足が挿入され、これを保持するシュー
ズ本体14Aと、このシューズ本体14Aの底部に一体
的に取り付けられたソール部14Bとを備えている。こ
のソール部14Bの底面の前方部分には、幅方向に延出
する取付溝部14Cが形成されており、この取付溝部1
4Cの幅方向に関して中央部には、側面視で略コ字状の
取付フック14Dが固着されている。この取付フック1
4Dは、後述するビンディング10の取付ロッド16に
前方に向けて引っ掛けられることにより、シューズ14
の前方部分がスノーボード12の上面に係止されるよう
に設定されている。尚、この取付フック14Dの下面
は、ソール部14Bの下面よりも僅かに上方に偏倚した
状態となるように設定されている。
【0018】一方、ソール部14Bの後面には、これか
ら後方に突出する状態で、取付ピン14Eが一体的に取
り付けられている。この取付ピン14Eが後述するビン
ディング10にキャッチされることにより、シューズ1
4の後方部分がスノーボード12の上面に係止されるよ
うに設定されている。このように、シューズ14は、そ
の前方を取付ロッド16に係止されることにより、ま
た、後方をビンディング10にキャッチされることによ
り、スノーボード12上に固定されることになる。
【0019】この取付ピン14Eの取付位置(中心位
置)は、このシューズ14がビンディング10を介して
スノーボード12に取り付けられた状態で、スノーボー
ド12の上面から1.5インチ(38.1mm)よりも
低い高さ位置、具体的には、38.0mmの高さ位置と
なるように設定されている。尚、この取付ピン14E
は、これの左右の両側に位置する一対の固定ネジ14F
を介してシューズ14のソール部14Bの後面に強固に
固着されている。
【0020】一方、上述した取付フック14Dの下面の
幅方向中央部には、後述するセンタリングピン28と共
同して、シューズ14の前方部分をセンタリングするた
めのセンタリング溝14Gが、その前端縁に開口した状
態で形成されている。このセンタリング溝14Gは、そ
の溝幅がセンタリングピン28の直径よりも僅かに大き
く設定された略U字形状に形成されている。この結果、
シューズ14の装着時に、このセンタリング溝14Gに
センタリングピン28が挿入されて係合されることによ
り、シューズ14の前方部分は、幅方向のがたつきを実
質的に取り除かれた状態で、確実にスノーボード12に
取り付けられることになる。
【0021】{スノーボード用ビンディング10の説
明}次に、この発明の他の特徴をなすビンディング10
の構成を、図2乃至図7Dを参照して、詳細に説明す
る。
【0022】このビンディング10は、大別して、スノ
ーボード10の表面に図示しない固定ネジを介して固着
される円盤状の取付基板18と、この取付基板18に対
して、その取付角度を自在に設定された状態でスノーボ
ード10に取付けられ、上述した取付ロッド16が装着
されるベース部材20と、平面U字状に形成され、この
ベース部材20に図示しない取付具を介して着脱自在に
取り付けられるサポートアーム22と、このサポートア
ーム22の後部に装着されたロック機能付きキャッチ機
構24と、このサポートアーム22にキャッチ機構24
を覆うように取り付けられるカバー部材26と、図示し
ていないが、サポートアーム22に取り付けられ、この
ビンディング10を介してスノーボード12に取り付け
られたシューズ14の後面をサポートするサポート部材
とを備えて、概略構成されている。
【0023】以下に、ビンディング10の各構成要件
を、順次説明する。
【0024】{取付基板18の説明}上述した取付基板
18は、図3A及び図3Bに示すように、金属製の円板
状に形成され、上下2段構造に構成されている。即ち、
この取付基板18は、上方に位置し、第1の直径d1を
有すると共に、円形状に形成された取付円板部18A
と、この取付円板部18Aの下面に一体的に取り付けら
れ、第1の直径d1よりも小径の第2の直径d2(ピッ
チ径)を有すると共に、第1の厚さt1を有して、外周
面に鋸状の係止用歯18Cが形成された係止円板部18
Bとを互いに同軸に備えている。
【0025】上述した係止用歯18Cは、この実施例に
おいては、互いに等間隔で離間した状態で配設された複
数の(例えば12個の)ブロックに分けられており、各
ブロックには、例えば3つの鋸状の係止用歯18Cが第
1のピッチp1で等間隔に配列されている。
【0026】尚、全ての係止用歯18Cは、これが同一
ピッチ径d2で内周面に全周に渡り第2のピッチp2で
配設された鋸状の係合用歯20E(後に詳細に説明す
る)と、この第2のピッチp2に対応した角度を最小設
定角度とした任意の角度位置で噛合することが出来るよ
うに、各々の配設位置を設定されている。
【0027】また、この取付基板18には、厚さ方向に
貫通した状態で、複数の取付穴18Dが形成されてい
る。これら取付穴18Dを介して、図示しない固定ネジ
により、この取付基板18は、スノーボード12の表面
の所定位置に固定される。
【0028】{ベース部材20の説明}このベース部材
20は、図4A及図4Bに示すように、上述した係止円
板部18Bの第1の厚さt1よりも厚い第2の厚さt2
を有し、上述した取付基板18により上方から押さえつ
けられた状態で、その取付角度を自由に設定された状態
で、スノーボード12上に取り付けられるように構成さ
れている。
【0029】このベース部材20は、全体として、第2
の厚さt2を有する金属板から、正面視で、略U字状に
折り曲げ成形されており、スノーボード12の上面に接
触する平板状の底板部20Aと、この底板部20Aの両
側から立ち上がった左右一対の起立片20B、20Cと
から一体的に形成されている。
【0030】このベース部材20の底板部20Aの略中
央部には、円形状の係合穴20Dが形成されており、こ
の係合穴20Dの内周面には、全周に渡り、上述した係
止円板部18Bの外周に形成された鋸状の係止用歯18
Cと噛合する鋸状の係合用歯20Eが、上述した第2の
ピッチp2で等間隔に形成されている。
【0031】尚、第1のピッチp1と第2のピッチp2
との関係は、p1=p2×n(nは自然数)で表わされ
る式により規定されており、第2のピッチp2により、
細かい取付け角度調整が可能な状態で、係止用歯18C
は、係合用歯20Eに噛合している。
【0032】ここで、このベース部材20の第2の厚さ
t2は、上述したように取付基板18の係止円板部18
Bの第1の厚さt1よりも厚く設定されている。これに
より、一旦、このベース部材20をスノーボード12上
にその取付け角度を設定した状態で仮置きし、このベー
ス部材20の係合穴20Dに、これに形成された係合用
歯20Eと係止用歯18Cとが噛合する状態で挿入し、
取付基板18をスノーボード12上にネジ止めすること
により、ベース部材20は、取付基板18の取付円板部
18Aの周囲の下面により押し付けられ、スノーボード
12の上面に密着した状態でその取付角度を固定された
状態で取付られることになる。
【0033】一方、左右一対の起立片20B、20Cの
前方部分には、互いに対応した位置に複数(この実施例
では4個)の丸穴20Fが横一列に並んだ状態で夫々形
成されている。そして、上述したシューズ14に取付け
られた取付フック14Dが係合する取付ロッド16が、
シューズ14のサイズに応じた位置にある互いに対向す
る丸穴20Fに、選択的に取付けられるように設定され
ている。
【0034】ここで、取付ロッド16の幅方向中央部に
は、上述したセンタリング溝14Gと係合して、シュー
ズ14の先端部のセンタリングを行うためのセンタリン
グピン28が取付けられている。一方、底板部20Aの
中央部であって、上述した互いに対向する各対の丸穴2
0Fの丁度中間に位置する部分に4つの取付孔20Gが
形成されている。そして、このセンタリングピン28の
下端部は、取付ロッド16の取付位置に対応する取付孔
20Gに挿着されて固定されている。このように取付ロ
ッド16の中央部がセンタリングピン28を介して固定
されているので、例えこれにシューズ14の取付フック
14Dが後方から係合したとしても、これら係合状態を
確実に確保することが出来ることになる。
【0035】尚、底板部20Aには、軽量化のために、
3つの透孔20H、20I、20Jが形成されている。
【0036】また、左右一対の起立片20B、20Cの
後方部分には、互いに対応した位置に複数(この実施例
では6個)の角穴20Kが横一列に並んだ状態で夫々形
成されている。そして、上述したサポートアーム22の
左右両端部が、シューズ14のサイズに応じた位置にあ
る互いに対向する角穴20Kに、選択的に取付けられる
ように設定されている。
【0037】{サポートアーム22の説明}このサポー
トアーム22は、図5Aに示すように、平面視で略U字
状に形成されており、これは、金属製の長板を緩やかに
湾曲するように折り曲げ成形することにより形成されて
いる。このサポートアーム22の左右の先端部には、図
5Bに示すように、上述した角穴20Kに対応した状態
で、角穴22Aが横一列状態で4個並んで形成されてい
る。そして、このサポートアーム22は、図示しない取
付具を介して、シューズ14のサイズに応じて6個の角
穴20Kの内の4つを選択した状態で、ベース部材20
に固着される。
【0038】以上の説明から明らかなとおり、このビン
ディング10は、取付ロッド16の取付位置及びサポー
トアーム22の取付位置を、夫々シューズ14のサイズ
に応じて調整できるので、シューズ14のサイズに応じ
た細かな設定が可能となり、シューズ14を確実にスノ
ーボード12に固定することが出来ることになる。
【0039】一方、図5Cに示すように、このサポート
アーム22の中央部には、その上縁に開口した状態で、
シューズ14の取付ピン14Eが上方から挿通される縦
スリット22Bが形成されている。尚、この縦スリット
22Bの後方から見て右側縁には、高さ方向略中央に位
置した状態で、略逆三角形状の凹所22Cが形成されて
いる。また、この凹所22Cの近傍のサポートアーム2
2には、上述したキャッチ機構24が取り付けられる上
下2個の取付穴22D、22Eが形成されている。
【0040】また、図5Bに再び示すように、このサポ
ートアーム22の側面視で長さ方向に関して略中央部に
は、上述したカバー部材26が取り付けられる複数の取
付穴22Fが形成されている。
【0041】{キャッチ機構24の説明}次に、上述し
たキャッチ機構24の構造を、図6A乃至図6Cを参照
して説明する。
【0042】このキャッチ機構24は、上述したように
ロック機能が付加されており、シューズ14が後述する
ようにステップ・イン状態で装着されてきた場合に、シ
ューズ14に固着された取付ピン14Eを確実にキャッ
チすると共に、そのキャッチ状態をロックすることが出
来るように構成されている。
【0043】詳細には、このキャッチ機構24は、図6
Aに示すように、取付ピン14Eをキャッチするキャッ
チアーム30と、このキャッチアーム30のキャッチ状
態をホールドするホールド部材32と、キャッチ状態を
ロックするロックレバー34とを概略備えて構成されて
いる。
【0044】ここで、キャッチアーム30は、上述した
サポートアームB22に形成された下方の取付穴22E
に挿着された第1の支持ピン36に回動自在に軸支され
ており、この第1の支持ピン34の軸部に巻回された第
1のトーションバネ38により、図中時計方向の回動偏
倚力を受けている。即ち、このキャッチアーム30は、
図6Aに示すキャッチ位置と図7Aに示すリリース位置
との間で回動自在であり、上述した第1のトーションバ
ネ38の付勢力により常にキャッチ位置からリリース位
置に向けて弾性的に付勢されている。
【0045】このキャッチアーム30には、図6Bに取
り出して示すように、図中左側縁部に開口した状態で、
取付ピン14Eが挿入される略半円状の受け溝30Aが
形成されている。ここで、このキャッチアーム30に
は、このように受け溝30Aが形成されているために、
図中左側縁部に、下方に位置する押し込み片30Bと、
上方に位置するキャッチ片30Cとが共に平行な状態
で、且つ、略横方向に延出する状態で規定されることに
なる。
【0046】この押し込み片30Bは、キャッチアーム
30がキャッチ位置に在ろうとリリース位置に在ろう
と、常に、サポートアーム22に形成された縦スリット
22Bを横切ることが出来るように、その長さを設定さ
れている。一方、キャッチ片30Cは、先端が前方に向
けて折曲しており、キャッチアーム30がキャッチ位置
にある場合には、縦スリット22Bを横切るが、リリー
ス位置にある場合には、図7Aに示すように、先端の折
曲片30Dが上述した凹所22C内に入り込み、縦スリ
ット22Bから実質的に退避するように、その長さを設
定されている。
【0047】また、キャッチアーム30の上面の右肩部
には、後述するホールド部材32の先端に形成された係
止片32B(後述する)が係合して、これを第1のトー
ションバネ38の付勢力に抗してキャッチ位置に保持さ
せる為の逆三角形状の凹所30Eが形成されている。換
言すれば、ホールド部材32の凹所30Eへの係合が解
除されると、キャッチアーム30は、キャッチ位置から
リリース位置に第1のトーションバネ38の付勢力によ
り回動させられることになる。
【0048】一方、上述したホールド部材32は、上述
したサポートアームB22に形成された上方の取付穴2
2Dに挿着された第2の支持ピン40が挿通される透孔
32Aが形成されており、この第2の支持ピン40回り
に回動自在に軸支されており、この第2の支持ピン40
の軸部に巻回された第2のトーションバネ42により、
図中反時計方向の回動偏倚力を受けている。即ち、この
ホールド部材32は、図6Aに示す保持位置と図7Aに
示す解除位置との間で回動自在であり、上述した第2の
トーションバネ42の付勢力により常に解除位置から保
持位置に向けて弾性的に付勢されている。
【0049】このホールド部材32には、図6Cに取り
出して示すように、軸支部よりも図中左側に、左斜め下
方に向けて延出する係止片32Bが一体的に設けられて
いる。この係止片32Bは、上述したように、保持位置
にもたらされた状態で、キャッチアーム30の凹所30
Eに係合可能になされている。また、このホールド部材
32の右側には、ロックレバー34の下端が回動自在に
軸支される取付穴32Cが形成されている。
【0050】一方、再び図6Aに示すように、ホールド
部材32の図中右側に形成された取付穴32Cには、支
軸44を介して、ロックレバー34の下端が、回動自在
に軸支されている。このロックレバー34は、下側に位
置する小径のシャフト部34Aと、これに上方に同軸に
連接された大径のロック部34Bと、このロック部34
Bの上方に同軸に連接された摘み部34Cとから一体的
に形成されている。
【0051】このロックレバー34は、支軸44に巻回
された第3のトーションバネ46により、図中反時計方
向回りの回動偏倚力を受けており、これに外力が作用し
ない状態で、図6Aに示すように、略起立する状態に弾
性的に保持されている。換言すれば、スノーボーダは、
このロックレバー34の摘み部34Cを掴んで、第3の
トーションバネ42の付勢力に抗して、図中時計方向に
これを回動させることが出来るように設定されている。
【0052】ここで、上述したカバー部材26の上面に
は、ホールド部材32の右側部分の略上方から図中右方
に延出した状態で、ロックレバー34が挿通され、これ
を一方向に沿って揺動するように案内するガイド溝48
が形成されている。このガイド溝48は、図6Dに示す
ように、ホールド部材32に形成された取付穴32Cの
直上方に位置する状態で配設されたロック溝部48A
と、これに図中右方に連接した状態で形成されたアンロ
ック溝部48Bとを備えて構成されている。
【0053】尚、ロック溝部48Aは、小径のシャフト
部34Aは挿通されるものの、大径のロック部34Bは
挿通されない溝幅を有するように細く形成され、一方、
アンロック溝部48Bは、大径のロック部34Bが挿通
される溝幅を有するように太く形成されている。以上の
説明から明白なように、ロックレバー34は、これに外
力が作用しない状態で、図6Aに示すように、ガイド溝
48のロック溝部48A内に弾性的に保持されるロック
位置にもたらされ、一方で、図7Aに示すように、ガイ
ド溝48のアンロック溝部48B内に位置する状態で、
アンロック位置にもたらされることになる。
【0054】{シューズ14の装着動作の説明}以下
に、上述した構成のビンディング10を介してシューズ
14をスノーボードに装着する動作を、図7A乃至7D
を参照して説明する。
【0055】先ず、シューズ14が装着されていない状
態において、図7Aに示すように、ビンディング10に
おいては、キャッチ機構24のロックレバー34は、第
3のトーションバネ46の付勢力に抗した状態で、傾斜
したアンロック位置に、換言すれば、ガイド溝48のア
ンロック溝部48Bに位置するようにもたらされてお
り、且つ、ホールド部材32が第2のトーションバネ4
2の付勢力に抗して、解除位置に弾性的に保持されてい
る。即ち、ホールド部材32は、その係止片32Bの先
端が、キャッチアーム30の上面に弾性的に当接した状
態で、解除位置に偏倚されている。
【0056】このようにホールド部材32が解除位置に
偏倚されていることに伴い、ホールド部材32に取付け
られたロックレバー34は、アンロック溝部48B内で
下方に引き込まれて、大径のロック部34Bがこのアン
ロック溝部48B内に入り込んだ状態になされている。
一方、キャッチアーム30は、これの凹所30Eへのホ
ールド部材32の係止片32Bの係合が解除されている
ので、第1のトーションバネ38の付勢力により、リリ
ース位置にもたらされている。既に上述したように、キ
ャッチアーム30がリリース位置にもたらされている状
態で、受け溝30Aはこれの上方の縦スリット22Bと
連通する状態にもたらされている。
【0057】この状態で、スノーボーダがシューズ14
をこのビンディング10を介してスノーボード12に装
着させようとすると、スノーボーダはシューズ14の前
方部分を、これの取付フック14Dが取付ロッド16に
係合するように前方に押し付け、取付フック14Dを取
付ロッド16に係合させる。この後、この係合部位を回
動中心として、シューズ14の後方部分を踏みつけるよ
うにして押し下げる。この押し下げ動作に応じて、シュ
ーズ14の取付ピン14Eは、図中1点鎖線で示すよう
に、サポートアーム22の縦スリット22Bに上方から
挿入されることになる。
【0058】この取付ピン14Eが、押し下げ動作によ
り、キャッチアーム30の受け溝30A内に入り込み、
実線で示すように、押し込み片30Bに上方から当接す
ると、このキャッチアーム30は、リリース位置から、
第1のトーションバネ38の付勢力に抗して、図7Bに
示すように、反時計方向に沿ってキャッチ位置まで強制
的に回動される。このようにキャッチアーム30がキャ
ッチ位置までもたらされることにより、キャッチアーム
30のキャッチ片30Cは、縦スリット22Bを横切
り、これを閉塞する位置にもたらされる。この結果、取
付ピン14Eは、縦スリット22Bの最下部にキャッチ
されることになる。即ち、シューズ14がステップ・イ
ン動作により、ビンディング10を介して、スノーボー
ド12に取付けられることになる。
【0059】一方、上述したキャッチアーム30のリリ
ース位置からキャッチ位置までの回動に伴い、ホールド
部材32は第2のトーションバネ42の付勢力により、
解除位置から反時計方向に沿って、図7Cに示すよう
に、保持位置まで回動されることになる。そして、この
ホールド部材32が保持位置にもたらされることによ
り、図示するように、ホールド部材32の係止片32B
がキャッチ部材30の凹所30Eに係合し、キャッチ部
材30はキャッチ位置に保持されることになる。
【0060】尚、図7Cから明らかなように、このよう
にホールド部材32が保持位置にもたらされた状態で、
ロックレバー34の大径のロック部34Bは、アンロッ
ク溝部48B内に位置しているものの、これの下端がロ
ック溝部48Aの周囲よりも上方に突出した位置に持ち
上げられている状態にもたらされることになる。
【0061】ここで、この図7Cに示す状態で、取付ピ
ン14Eは、ビンディング10にキャッチされることに
なるが、このままの状態であると、仮に、誤ってロック
レバー34を押し込んでしまうと、ホールド部材32は
保持位置から解除位置にもたらされ、この結果、キャッ
チアーム30のキャッチ状態がリリースされてしまうこ
とになる。即ち、ビンディング10によるシューズ14
のキャッチがリリースされ、シューズ14がスノーボー
ド12から取り外されてしまうことになり、好ましくな
い。
【0062】この為、この実施例においては、ビンディ
ング10にロック機構が付加されている。具体的には、
ビンディング10は図7Cに示すキャッチ状態にもたら
されると、ロックレバー34は第3のトーションバネ4
6の付勢力により、傾斜したアンロック位置から、図7
Dに示す起立したロック位置まで、反時計方向に沿って
自動的に回動偏倚されることになる。
【0063】この結果、ロックレバー34はその小径の
シャフト部34Aがガイド溝48のロック溝部48Aに
もたらされることとなり、従って、このロックレバー3
4を押し込み動作しようとしても、大径のロック部34
Bがロック溝部48Aの両側縁に係合して、折り込み動
作が禁止されることになる。即ち、取付ピン14Eのキ
ャッチ状態がロックされることになる。
【0064】このようにして、この実施例によれば、ス
テップ・イン動作での簡単な装着動作で、シューズ14
がスノーボード12に確実に装着(キャッチ)されると
共に、不用意にロックレバー34を押し込み動作するこ
とによるシューズ14の装着状態の予期せぬリリースが
確実に防止され、安全性の向上が図られることになる。
【0065】尚、以上の説明から明白なように、この実
施例におけるロック機構は、ロックレバー34の小径の
シャフト部34Aに一体的に連接された大径のロック部
34Bと、このロック部34Bが非挿通及び挿通される
ロック溝部48A及びアンロック溝部48Bとを有する
ガイド溝48とを備えて構成されている。
【0066】{シューズ14の取り外し動作の説明}次
に、図7Dに示すようにロックされた状態でシューズ1
4の取付ピン14Eがビンディング10にキャッチされ
た状態から、このロックをリリースすると共に、キャッ
チ状態を解除して、シューズ14をスノーボード12か
ら取り外すためには、上述した装着動作とは全く逆の動
作を実行することになる。
【0067】即ち、図7Dに示すロックされた装着状態
から、ロックレバー34をロック位置からアンロック位
置まで図中時計方向に第3のトーションバネ46の付勢
力に抗して揺動し、図7Cに示すアンロック状態を達成
する。このアンロック状態から、ロックレバー34を下
方に押し込み動作することにより、ホールド部材32は
第2のトーションバネ42の付勢力に抗して図中時計方
向に回動され、図7Cに示す保持位置から図7Bに示す
解除位置にもたらされることになる。
【0068】このようにホールド部材32が解除位置に
もたらされることにより、キャッチアーム30の凹所3
0Eを係止していたホールド部材32の係止片32Bが
移動して、係止状態が解除される。この結果、キャッチ
アーム30は、第1のトーションバネ38の付勢力によ
り、図中時計方向に回動して、キャッチ位置からリリー
ス位置まで回動し、図7Aに示す位置にもたらされる。
このようにして、シューズ14はスノーボード12から
取り外されることになる。
【0069】以上の説明から明白なように、ロックレバ
ー34は、図7Dに示すように、シューズ14の取付ピ
ン14Eをキャッチしている状態でロックされており、
これの押し込み動作が禁止されているが、このロックレ
バー34をアンロック位置まで揺動させることで、ロッ
ク状態が解除され、これの押し込み動作、即ち、キャッ
チ機構24におけるキャッチ状態の解除動作が可能とな
る。
【0070】このように、この実施例によれば、解除動
作とは異なる方向の動作をロック解除要件として規定
し、このロック解除要件を満足しない限りは、ロックが
解除されないようにすると共に、ロック解除要件が満足
さえすれば、このロックレバー34を単に押し込み動作
するだけの簡単な動作で、シューズ14の装着状態が解
除され、シューズ14はスノーボード12からスムース
に取り外されることになり、操作性が極めて向上した使
い勝手のよいビンディング10が提供されることにな
る。
【0071】特に、この一実施例においては、上述した
ように、シューズ14の装着時に、このセンタリング溝
14Gにセンタリングピン28が挿入されて係合される
ことにより、シューズ14の前方部分は、幅方向のがた
つきを実質的に取り除かれた状態で、確実にスノーボー
ド12に取り付けられることになる。また、取付ロッド
16の中央部がセンタリングピン28を介して固定され
ているので、例えこれにシューズ14の取付フック14
Dが後方から係合したとしても、これら係合状態を確実
に確保することが出来ることになる。このようにして、
この一実施例によれば、装着感の良く、また、滑走時の
安定感を損なわないスノーボード用ビンディング10及
びこれに取り付けられるスノーボード用シューズ14が
提供されることになる。
【0072】
【他の実施例の説明】この発明は、上述した実施例の構
成に限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
【0073】例えば、上述した実施例においては、キャ
ッチ機構24は、縦スリット22Bの図中右方に配設さ
れるように説明したが、この発明は、このような構成に
限定されることなく、反対側、即ち、縦スリット22B
の図中左方に配設するように構成してもうよいことは言
うまでもない。
【0074】また、上述した実施例において、ロック機
構は、ロックレバー34の小径のシャフト部34Aに一
体的に連接された大径のロック部34Bと、このロック
部34Bが非挿通及び挿通されるロック溝部48A及び
アンロック溝部48Bとを有するガイド溝48とを備
え、ロックレバー34を支軸44回りに揺動自在となる
ように、即ち、ロックレバー34がロック溝部34A内
に位置するロック位置と、アンロック溝48B内に位置
するアンロック位置との間で、移動自在となるように説
明した。
【0075】しかしながら、この発明は、このような構
成に限定されることなく、例えば、ロックレバー34を
自身の中心軸線回りに回動自在に設定しておき、ロック
レバー34のシャフト部34Aに非円形のロック部を設
けると共に、ガイド溝48の替わりに、非円形のロック
部がぎりぎりで挿通することの出来るロック溝を形成
し、ロックレバー34がロック溝を挿通できるような自
身の中心軸線回りの回転位置にある場合に、アンロック
位置を規定し、このアンロック位置以外の回転位置にあ
る場合に、ロック位置を規定することにより、上述した
実施例と同様なロック機能を発揮することが出来るもの
である。
【0076】また、上述した取付フック14Dは、側面
視で略コ字状を呈するように説明したが、この発明は、
このような構成に限定されることなく、例えば、取付溝
部14Cに隣接した後部にネジ止めされ、前方部分が都
立溝部14Cに張り出した状態で延出する平板状の部材
から形成されるように構成してもよい。この場合、上述
した実施例と同様に、この平板状の取付フック14Dの
下面は、シューズ14のソール部14B下面よりも上方
に僅かに偏倚した位置を取るように設定されている。勿
論、この平板状の取付フックDの前方縁には、センタリ
ング溝14Gが開口した状態で形成されている。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、装着感の良く、また、滑走時の安定感を損なわない
スノーボード用ビンディング及びこれに取り付けられる
スノーボード用シューズが提供されることになる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるスノーボード用ビンディング
でスノーボードに固定される、この発明に係わるスノー
ボード用シューズを、スノーボードと共に下方から見上
げた状態で示す斜視図である。
【図2】この発明に係わるビンディングの一実施例の構
成を、スノーボードに装着した状態で示す平面図であ
る。
【図3A】図2に示すビンディングを構成する取付基板
を取り出して示す平面図である。
【図3B】図2に示すビンディングを構成する取付基板
を取り出して示す正面図である。
【図4A】図2に示すビンディングを構成するベース部
材を取り出して示す平面図である。
【図4B】図2に示すビンディングを構成するベース部
材を取り出して示す正面図である。
【図5A】図2に示すビンディングを構成するアーム部
材を取り出して示す平面図である。
【図5B】図2に示すビンディングを構成するアーム部
材を取り出して示す正面図である。
【図5C】図2に示すビンディングを構成するアーム部
材を取り出して示す側面図である。
【図6A】図2に示すキャッチ機構の構成を示す正面図
である。
【図6B】図6Aに示すキャッチ機構を構成するキャッ
チアームを取り出して示す正面図である。
【図6C】図6Aに示すキャッチ機構を構成するホール
ド部材を取り出して示す正面図である。
【図6D】カバー部材に形成されたガイド溝の形状を示
す正面図である。
【図7A】、
【図7B】、
【図7C】、
【図7D】図2に示すビンディングによるシューズの取
付ピンをキャッチ及びロックする手順を順次示す正面図
である。
【符号の説明】
d1 第1の直径 d2 第2の直径(ピッチ径) p1 第1のピッチ p2 第2のピッチ t1 第1の厚さ t2 第2の厚さ 10 スノーボード用ビンディング 12 スノーボード 14 スノーボード用シューズ 14A シューズ本体 14B ソール部 14C 取付溝部 14D 取付フック 14E 取付ピン 14F 固定ネジ 14G センタリング溝 16 取付ロッド 18 取付基板 18A 取付円板部 18B 係止円板部 18C 係止用歯 18D 取付穴 20 ベース部材 20A 底板部 20B;20C 起立片 20D 係合穴 20E 係合用歯 20F 丸穴 20G 取付孔 20H;20I;20J 透孔 20K 角穴 22 サポートアーム 22A 角穴 22B 縦スリット 22C 凹所 22D;22E 取付穴 22F 取付穴 24 キャッチ機構 26 カバー部材 28 センタリングピン 30 キャッチアーム 30A 受け溝 30B 押し込み片 30C キャッチ片 30D 折曲片 30E 凹所 32 ホールド部材 32A 透孔 32B 係止片 32C 取付穴 34 ロックレバー 34A 小径のシャフト部 34B 大径のロック部 34C 摘み部 36 第1の支持ピン 38 第1のトーションバネ 40 第2の支持ピン 42 第2のトーションバネ 44 支軸 46 第3のトーションバネ 48 ガイド溝 48A ロック溝部 48B アンロック溝部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スノーボード用シューズをスノーボードに
    着脱自在に取付けるためのスノーボード用ビンディング
    において、 前記スノーボード用シューズの前方部分の下面に取り付
    けられた取付フックに係合し、該係合部を中心として該
    スノーボード用シューズを揺動可能に係止する取付ロッ
    ドと、 前記取付フックと取付ロッドとが係合する状態で、前記
    スノーボード用シューズの後方部分をステップイン状態
    で着脱自在にキャッチするキャッチ手段と、 前記取付フックの前端縁の中央部に、ここに開口した状
    態で形成されたセンタリング溝と係合可能に、起立した
    状態で取り付けられたセンタリングピンとを具備するこ
    とを特徴とするスノーボード用ビンディング。
  2. 【請求項2】前記センタリングピンは、前記取付ロッド
    の中央部に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1に記載のスノーボード用ビンディング。
  3. 【請求項3】前記スノーボードの上面に固定されるベー
    ス部材を更に具備し、 前記センタリングピンは、その下端部を該ベース部材に
    固定されていることを特徴とする請求項2に記載のスノ
    ーボード用ビンディング。
  4. 【請求項4】前記取付ロッドは、その両端を前記ベース
    部材に固定されていることを特徴とする請求項3に記載
    のスノーボード用ビンディング。
  5. 【請求項5】前記取付ロッド及びセンタリングピンは、
    前記ベース部材に対して、これに装着されるスノーボー
    ド用シューズのサイズに応じて、夫々の位置を可変に取
    り付けられることを特徴とする請求項4に記載のスノー
    ボード用ビンディング。
  6. 【請求項6】ベース部材と、該ベース部材に取り付けら
    れた取付ロッドと、該取付ロッドの幅方向中央部に取り
    付けられたセンタリングピンとを備えたスノーボード用
    ビンディングに取り付けられるスノーボード用シューズ
    において、 シューズ本体と、 このシューズ本体の下部に一体的に連接されたソール部
    と、 このソール部の前方部分の下面に形成された取付溝部
    と、 この取付溝部に配設され、前記取付ロッドと係合して、
    該係合部を中心として該スノーボード用シューズを揺動
    自在に係止する取付フックと、 この取付フックの前方縁の中央部に、ここに開口した状
    態で形成されたセンタリング溝とを具備することを特徴
    とするスノーボード用シューズ。
  7. 【請求項7】前記取付フックの下面は、前記ソール部の
    下面よりも上方に偏倚していることを特徴とすることを
    特徴とする請求項6に記載のスノーボード用シューズ。
  8. 【請求項8】前記取付溝部は、前記ソール部の下面に、
    これの幅方向に沿って全体に渡り延出する状態で形成さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載のスノーボー
    ド用シューズ。
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