JPH11178037A - 電気通信システム、並びに、電気通信システム用測位方法及び移動局 - Google Patents
電気通信システム、並びに、電気通信システム用測位方法及び移動局Info
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- JPH11178037A JPH11178037A JP10273157A JP27315798A JPH11178037A JP H11178037 A JPH11178037 A JP H11178037A JP 10273157 A JP10273157 A JP 10273157A JP 27315798 A JP27315798 A JP 27315798A JP H11178037 A JPH11178037 A JP H11178037A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、移動局が測位方法によって自分の
位置をシステムに供給するのに適した無線カバレッジエ
リア（１）を形成する基地無線局（３）を含む無線伝送
システムにおいて、ある時点に測位が失敗した場合、そ
の時点に充分な無線カバレッジをもたない移動局（４）
が全く通信を受信しなくなる時間間隔を短縮することを
目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、移動局は、移動局が通
る無線カバレッジの品質を評価し、無線カバレッジの品
質が満たされたときに新しい測位試行を自動的に始動す
る手段が設けられる。
位置をシステムに供給するのに適した無線カバレッジエ
リア（１）を形成する基地無線局（３）を含む無線伝送
システムにおいて、ある時点に測位が失敗した場合、そ
の時点に充分な無線カバレッジをもたない移動局（４）
が全く通信を受信しなくなる時間間隔を短縮することを
目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、移動局は、移動局が通
る無線カバレッジの品質を評価し、無線カバレッジの品
質が満たされたときに新しい測位試行を自動的に始動す
る手段が設けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも１台の
移動局と無線信号を交換するため適当である無線カバレ
ッジエリアを有する無線伝送システムに係わり、上記移
動局は、所定の時点で無線カバレッジエリア内の現在位
置測定を実行する第１のコントロールを含む測位手段
と、関連した品質レベルを生成するため無線信号の少な
くとも１個の受信品質パラメータを測定する測定手段と
を有する。
移動局と無線信号を交換するため適当である無線カバレ
ッジエリアを有する無線伝送システムに係わり、上記移
動局は、所定の時点で無線カバレッジエリア内の現在位
置測定を実行する第１のコントロールを含む測位手段
と、関連した品質レベルを生成するため無線信号の少な
くとも１個の受信品質パラメータを測定する測定手段と
を有する。
【０００２】本発明は、また、上記無線システムのカバ
レッジエリア内の移動局の位置を測定する測位方法に係
わり、上記測位方法は、所定の時点で上記カバレッジエ
リア内での無線局の位置を上記システムに知らせるた
め、上記移動局によって始動される測位段階を含む。最
後に、本発明は、移動局と無線伝送システムが測定可能
な受信品質を有する無線信号を交換し得るカバレッジエ
リアを含む無線伝送システムの移動局に係わり、上記移
動局は、上記カバレッジエリア内での位置を上記システ
ムに知らせる測位手段と、上記受信品質を測定する測定
手段とを含む。
レッジエリア内の移動局の位置を測定する測位方法に係
わり、上記測位方法は、所定の時点で上記カバレッジエ
リア内での無線局の位置を上記システムに知らせるた
め、上記移動局によって始動される測位段階を含む。最
後に、本発明は、移動局と無線伝送システムが測定可能
な受信品質を有する無線信号を交換し得るカバレッジエ
リアを含む無線伝送システムの移動局に係わり、上記移
動局は、上記カバレッジエリア内での位置を上記システ
ムに知らせる測位手段と、上記受信品質を測定する測定
手段とを含む。
【０００３】本発明は、あらゆる無線電気通信システ
ム、特に、ＧＳＭ標準（汎欧州ディジタル移動電話方
式）、ＮＭＴ標準（ノルディック移動体テレフォン）、
ＤＣＳ１８００標準（１８００ＭＨｚで動作するディジ
タル通信システム）、ＰＣＳ１９００標準（１９００Ｍ
Ｈｚで動作するパーソナル通信システム）等に適用され
る。
ム、特に、ＧＳＭ標準（汎欧州ディジタル移動電話方
式）、ＮＭＴ標準（ノルディック移動体テレフォン）、
ＤＣＳ１８００標準（１８００ＭＨｚで動作するディジ
タル通信システム）、ＰＣＳ１９００標準（１９００Ｍ
Ｈｚで動作するパーソナル通信システム）等に適用され
る。
【０００４】
【従来の技術】上記システムのセルラアークテクチャ
は、システムに接続された移動局の現在位置に関するデ
ータを中央エレメントに供給する測位処理を含むので、
このシステムは宛先局と効率的に通信できるようにな
る。この目的のため、中央エレメントは、通信を受信可
能な局を識別するため“システム接続可能”と称される
移動局のリストを管理する。
は、システムに接続された移動局の現在位置に関するデ
ータを中央エレメントに供給する測位処理を含むので、
このシステムは宛先局と効率的に通信できるようにな
る。この目的のため、中央エレメントは、通信を受信可
能な局を識別するため“システム接続可能”と称される
移動局のリストを管理する。
【０００５】かかる測位処理は無線チャネル上にかなり
の量のトラヒックを発生させるので、システムを飽和さ
せないようにできる限り測位処理を始動しないことが必
要である。ＥＴＳＩ（欧州電気通信標準化協会）のＧＳ
Ｍ標準に関する勧告ＥＴＳ ３００ ５５７は、上記の
測位処理の管理を最適化する規準を表明する。
の量のトラヒックを発生させるので、システムを飽和さ
せないようにできる限り測位処理を始動しないことが必
要である。ＥＴＳＩ（欧州電気通信標準化協会）のＧＳ
Ｍ標準に関する勧告ＥＴＳ ３００ ５５７は、上記の
測位処理の管理を最適化する規準を表明する。
【０００６】上記勧告によれば、無線カバレッジが非常
に弱くコネクションを確立できないこと（RANDOM＿ACCE
SS＿FAILEDの場合）に起因して測位の試みが失敗したと
き、移動局は、システムによって接続が不可能であると
みなされる状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に移る。実際上、
測位の試みが失敗した時点で、移動局は通信を受信する
ため良質のコネクションを確立するには無線カバレッジ
が不充分であるエリアに在る。したがって、この状態ID
LE＿NOT ＿UPDATED は、宛先に到達するチャンスが非常
に僅かしかない通信情報を伝送することによってシステ
ムが飽和することを回避するため、移動局に割り当てら
れる。
に弱くコネクションを確立できないこと（RANDOM＿ACCE
SS＿FAILEDの場合）に起因して測位の試みが失敗したと
き、移動局は、システムによって接続が不可能であると
みなされる状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に移る。実際上、
測位の試みが失敗した時点で、移動局は通信を受信する
ため良質のコネクションを確立するには無線カバレッジ
が不充分であるエリアに在る。したがって、この状態ID
LE＿NOT ＿UPDATED は、宛先に到達するチャンスが非常
に僅かしかない通信情報を伝送することによってシステ
ムが飽和することを回避するため、移動局に割り当てら
れる。
【０００７】かくして、移動局は、以下の三つのイベン
トの中のいずれか一つが発生するまで状態IDLE＿NOT ＿
UPDATED に留まる。 − 移動局がセルを変更する。 − 周期的な測位タイマが満了する（引用した上記勧告
に規定されたＴ３２１２である）。 − 移動局が通信の確立を２回試みる。
トの中のいずれか一つが発生するまで状態IDLE＿NOT ＿
UPDATED に留まる。 − 移動局がセルを変更する。 − 周期的な測位タイマが満了する（引用した上記勧告
に規定されたＴ３２１２である）。 − 移動局が通信の確立を２回試みる。
【０００８】周期的なタイマの役割は、周期的な測位に
よってＴ３２１２×６分毎に同一の地理的エリア内の移
動局の有無をシステムに確認することである。その移動
局が地理的エリアを変えた場合、通常のタイプの測位が
始動される。周期的な測位が失敗した場合、システム
は、移動局がターンオフされたか、又は、接続不可能で
あるとみなし、測位が巧く行われるまで接続可能な局の
リストからその移動局を削除する。
よってＴ３２１２×６分毎に同一の地理的エリア内の移
動局の有無をシステムに確認することである。その移動
局が地理的エリアを変えた場合、通常のタイプの測位が
始動される。周期的な測位が失敗した場合、システム
は、移動局がターンオフされたか、又は、接続不可能で
あるとみなし、測位が巧く行われるまで接続可能な局の
リストからその移動局を削除する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記勧告によ
れば、周期的なタイマは、スイッチがオンされた後、カ
バレッジエリアに依存して６分から２４時間の間で満了
する。これは、基地局が影（受信できない部分）の多い
領域を含む受信可能範囲の狭いエリアに在り、他の二つ
のイベントがどちらも周期的なタイマが満了する前に発
生しない非常に好ましくない場合に、移動局は数時間に
亘り接続できないままであり、極めて有害であることを
意味する。
れば、周期的なタイマは、スイッチがオンされた後、カ
バレッジエリアに依存して６分から２４時間の間で満了
する。これは、基地局が影（受信できない部分）の多い
領域を含む受信可能範囲の狭いエリアに在り、他の二つ
のイベントがどちらも周期的なタイマが満了する前に発
生しない非常に好ましくない場合に、移動局は数時間に
亘り接続できないままであり、極めて有害であることを
意味する。
【００１０】しかし、この時間期間中、移動局は、通信
の伝送のため充分なカバレッジから利益を得るため、セ
ルを変更することなく移動できる位置に在る。しかし、
測位処理は始動されていないので、上記勧告に従って、
移動局は依然として状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に留ま
り、システムは、この移動局の現在位置が不明であり、
この移動局に通信を伝送することができない。
の伝送のため充分なカバレッジから利益を得るため、セ
ルを変更することなく移動できる位置に在る。しかし、
測位処理は始動されていないので、上記勧告に従って、
移動局は依然として状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に留ま
り、システムは、この移動局の現在位置が不明であり、
この移動局に通信を伝送することができない。
【００１１】本発明の目的は、システム内で測位処理を
始めるための新しい条件を定義すると共に、上記の勧告
ＥＴＳ ３００ ３５７によって残された欠点を殆ど解
決する手段を提供することである。
始めるための新しい条件を定義すると共に、上記の勧告
ＥＴＳ ３００ ３５７によって残された欠点を殆ど解
決する手段を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、無線伝送システムは、少なくとも１台の移動局と無
線信号を交換するため適当である無線カバレッジエリア
を有し、上記移動局は、所定の時点で無線カバレッジエ
リア内の現在位置測定を実行する第１のコントロールを
含む測位手段と、関連した品質レベルを生成するため無
線信号の少なくとも１個の受信品質パラメータを測定す
る測定手段とを有し、上記測位手段は、上記測定手段と
協働する判定エレメントによって作動され、測定された
品質レベルの関数として特殊測位と称される測位を始め
る第２のコントロールを含む。
ば、無線伝送システムは、少なくとも１台の移動局と無
線信号を交換するため適当である無線カバレッジエリア
を有し、上記移動局は、所定の時点で無線カバレッジエ
リア内の現在位置測定を実行する第１のコントロールを
含む測位手段と、関連した品質レベルを生成するため無
線信号の少なくとも１個の受信品質パラメータを測定す
る測定手段とを有し、上記測位手段は、上記測定手段と
協働する判定エレメントによって作動され、測定された
品質レベルの関数として特殊測位と称される測位を始め
る第２のコントロールを含む。
【００１３】測位処理を発生させるため適当な新しい条
件は、システムを介して移動局に伝送された無線信号の
受信品質に依存する。判定エレメントは、測定された品
質の関数として、成功する可能性が非常に高い特殊測位
（標準によって予測されないので特殊測位である）の開
始を許可する。上記勧告に対して、本発明は、システム
によって接続不可能であるとみなされる移動局が、移動
局の位置を測定するのに足りる十分な無線カバレッジを
受信した瞬間に接続可能になることを許容する利点があ
る。現在位置の測定の失敗を検出する検出手段が設けら
れた上記のタイプのシステムは、第２のコントロールの
トリガが現在位置の検出の失敗（上記の引用された標準
による失敗RANDOM＿ACCESS＿FAILEDは、移動局を状態ID
LE＿NOT ＿UPDATED に変える）によって判定されること
を特徴とする。
件は、システムを介して移動局に伝送された無線信号の
受信品質に依存する。判定エレメントは、測定された品
質の関数として、成功する可能性が非常に高い特殊測位
（標準によって予測されないので特殊測位である）の開
始を許可する。上記勧告に対して、本発明は、システム
によって接続不可能であるとみなされる移動局が、移動
局の位置を測定するのに足りる十分な無線カバレッジを
受信した瞬間に接続可能になることを許容する利点があ
る。現在位置の測定の失敗を検出する検出手段が設けら
れた上記のタイプのシステムは、第２のコントロールの
トリガが現在位置の検出の失敗（上記の引用された標準
による失敗RANDOM＿ACCESS＿FAILEDは、移動局を状態ID
LE＿NOT ＿UPDATED に変える）によって判定されること
を特徴とする。
【００１４】本明細書の最初に説明したタイプの測位方
法に関して、本発明によれば、移動局が無線品質条件と
称される所定の条件を満たさない無線カバレッジをもつ
（即ち、移動局から検出されるカバレッジはコネクショ
ンを確立するために不充分である）時点で、測位段階が
失敗した場合に、新しい測位段階は上記条件が満たされ
たことを移動局に知らせるカバレッジ信号が検出された
ときに自動的にトリガされる。
法に関して、本発明によれば、移動局が無線品質条件と
称される所定の条件を満たさない無線カバレッジをもつ
（即ち、移動局から検出されるカバレッジはコネクショ
ンを確立するために不充分である）時点で、測位段階が
失敗した場合に、新しい測位段階は上記条件が満たされ
たことを移動局に知らせるカバレッジ信号が検出された
ときに自動的にトリガされる。
【００１５】実際上、ある時点で移動局によって検出さ
れる無線カバレッジは、使用された標準に規定されたよ
うな品質規準が満たされていることとは無関係にコネク
ションを確立するためには不充分である。この欠点を解
決するため、本発明の方法は、新しい品質条件を定義す
る。位置測定を始めるため標準に規定された品質規準と
匹敵する新しい品質条件を定義する。
れる無線カバレッジは、使用された標準に規定されたよ
うな品質規準が満たされていることとは無関係にコネク
ションを確立するためには不充分である。この欠点を解
決するため、本発明の方法は、新しい品質条件を定義す
る。位置測定を始めるため標準に規定された品質規準と
匹敵する新しい品質条件を定義する。
【００１６】本発明は、また、上記の方法を実現し得る
移動局に関係する。従って、本明細書の最初に定義され
たような移動局は、上記測定の結果の関数として測位を
始めるコントロールエレメントを更に有することを特徴
とする。本発明は、特に、山地の領域、並びに、カバレ
ッジエリアが影の多いエリアを有する平野の領域におい
て、即ち、無線システムのカバレッジの外側で測位が不
可能であるエリアにおいて、非常に有利である。実際
上、上記エリアを正確にカバーするため必要な基盤構造
への投資は、起伏及び／又は疎な人口に起因した伝送の
困難さがある場合、期待される収益性よりも非常に高
い。
移動局に関係する。従って、本明細書の最初に定義され
たような移動局は、上記測定の結果の関数として測位を
始めるコントロールエレメントを更に有することを特徴
とする。本発明は、特に、山地の領域、並びに、カバレ
ッジエリアが影の多いエリアを有する平野の領域におい
て、即ち、無線システムのカバレッジの外側で測位が不
可能であるエリアにおいて、非常に有利である。実際
上、上記エリアを正確にカバーするため必要な基盤構造
への投資は、起伏及び／又は疎な人口に起因した伝送の
困難さがある場合、期待される収益性よりも非常に高
い。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の上記面及び他の面を明確にし、かつ、解明する。図１
は、勧告ＥＴＳ ３００ ５５７に従って機能するＧＳ
Ｍタイプの無線サブシステムのアーキテクチャを表す図
である。このシステムは、本発明が有利に利用されるシ
ステムの一例である。
の上記面及び他の面を明確にし、かつ、解明する。図１
は、勧告ＥＴＳ ３００ ５５７に従って機能するＧＳ
Ｍタイプの無線サブシステムのアーキテクチャを表す図
である。このシステムは、本発明が有利に利用されるシ
ステムの一例である。
【００１８】本システムは、基地局と称される基地無線
局１のネットワークにより形成され、基地無線局１の役
割は、ネットワークに接続されたシステムと移動体と称
される移動局２との間の無線インタフェースを確立する
ことである。基地局のネットワークは、セル４に分割さ
れた地理的エリア３をカバーする無線カバレッジを有
し、各セル４は基地局１によってカバーされる。移動体
２は、一方のセルから別のセルに自由に移動し、これら
のセルをカバーする基地局を介して接続可能である。
局１のネットワークにより形成され、基地無線局１の役
割は、ネットワークに接続されたシステムと移動体と称
される移動局２との間の無線インタフェースを確立する
ことである。基地局のネットワークは、セル４に分割さ
れた地理的エリア３をカバーする無線カバレッジを有
し、各セル４は基地局１によってカバーされる。移動体
２は、一方のセルから別のセルに自由に移動し、これら
のセルをカバーする基地局を介して接続可能である。
【００１９】中央エレメントは、例えば、呼を宛先の移
動体に向けるため、各移動体の現在位置に関するデータ
を収容するデータファイルを管理する。これらのデータ
によって、システムは、単一セルから多数のセルの集合
まで変化する空間的精度を備えた測位エリアと称される
ある地理的エリア内の移動体の位置を知ることができ
る。
動体に向けるため、各移動体の現在位置に関するデータ
を収容するデータファイルを管理する。これらのデータ
によって、システムは、単一セルから多数のセルの集合
まで変化する空間的精度を備えた測位エリアと称される
ある地理的エリア内の移動体の位置を知ることができ
る。
【００２０】同図に示された例の場合、システムのカバ
レッジエリア３は、３個ずつのセルを含む二つの測位エ
リアＬＡＩ1 及びＬＡＩ2 に分割される。基地局１は、
データ、特に、例えば、測位エリア識別子ＬＡＩ及び基
地局識別子ＢＳＩのような環境に関するデータを連続的
に放送する。ＬＡＩによって、移動体は、会話の相手方
である基地局が属する測位エリアを知ることができる。
移動体がＬＡＩの変化をＢＳＩの変化と同時に検出した
場合、現在位置測定コントロール又は“通常”位置測定
コントロールと称される測位コントロールが作動され、
ネットワークに関する現在位置と関係したデータを更新
する測位処理を始めるので、システムは移動体の新しい
測位エリアに呼を送ることが可能になる。現在位置測定
コントロールと称される測位コントロールは、周期的な
タイプの測位を行うため作動され、移動体のスイッチが
オンされる毎にシステムが要求するならば、移動体がス
イッチオンされ、接続可能であることを表す“ＩＭＳＩ
アタッチ”タイプの測位が行われる。
レッジエリア３は、３個ずつのセルを含む二つの測位エ
リアＬＡＩ1 及びＬＡＩ2 に分割される。基地局１は、
データ、特に、例えば、測位エリア識別子ＬＡＩ及び基
地局識別子ＢＳＩのような環境に関するデータを連続的
に放送する。ＬＡＩによって、移動体は、会話の相手方
である基地局が属する測位エリアを知ることができる。
移動体がＬＡＩの変化をＢＳＩの変化と同時に検出した
場合、現在位置測定コントロール又は“通常”位置測定
コントロールと称される測位コントロールが作動され、
ネットワークに関する現在位置と関係したデータを更新
する測位処理を始めるので、システムは移動体の新しい
測位エリアに呼を送ることが可能になる。現在位置測定
コントロールと称される測位コントロールは、周期的な
タイプの測位を行うため作動され、移動体のスイッチが
オンされる毎にシステムが要求するならば、移動体がス
イッチオンされ、接続可能であることを表す“ＩＭＳＩ
アタッチ”タイプの測位が行われる。
【００２１】ある種の状況で、カバレッジが不充分であ
るため測位の試みが失敗する。即ち、移動体２によって
受信される無線信号の品質は基地局１との対話を行うた
め不充分な場合がある。これは、移動体によって受信さ
れた無線信号の受信パワーが低い場合に屡々生じる。以
下では、このパラメータだけについて説明するが、無線
品質と称される他のパラメータ、例えば、非常に高い伝
送誤り率又は使用されるシステムに重要な他のあらゆる
品質パラメータのようなパラメータも測位の失敗の原因
である。
るため測位の試みが失敗する。即ち、移動体２によって
受信される無線信号の品質は基地局１との対話を行うた
め不充分な場合がある。これは、移動体によって受信さ
れた無線信号の受信パワーが低い場合に屡々生じる。以
下では、このパラメータだけについて説明するが、無線
品質と称される他のパラメータ、例えば、非常に高い伝
送誤り率又は使用されるシステムに重要な他のあらゆる
品質パラメータのようなパラメータも測位の失敗の原因
である。
【００２２】ＧＳＭ標準の場合に、上記の失敗のケース
は引用された勧告に規定され、RANDOM＿ACCESS＿FAILED
と称される。非常に小さいカバレッジの結果として無線
コネクションの確立の際に位置測定に成功しなかった移
動体は、状態RANDOM＿ACCESS＿FAILEDを示し、測位の試
行を最大８回繰り返す。何れの試行も成功しなかった場
合、移動体は、自動的に状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に移
り、ネットワークはその移動体の現在位置が不明である
ため、ネットワークによる接続が不可能になる。
は引用された勧告に規定され、RANDOM＿ACCESS＿FAILED
と称される。非常に小さいカバレッジの結果として無線
コネクションの確立の際に位置測定に成功しなかった移
動体は、状態RANDOM＿ACCESS＿FAILEDを示し、測位の試
行を最大８回繰り返す。何れの試行も成功しなかった場
合、移動体は、自動的に状態IDLE＿NOT ＿UPDATED に移
り、ネットワークはその移動体の現在位置が不明である
ため、ネットワークによる接続が不可能になる。
【００２３】本発明によれば、移動体は、以下の四つの
イベントの中の少なくとも一つのイベントが発生したと
き、特殊測位コントロールをトリガする。 − 移動体がセルを変更する。 − 周期的な測位タイマが満了する（Ｔ３２１２に関係
する）。 − 移動局が通信の確立を試みる。 − 移動局が現在のセルのパワーレベルが測位の試行を
繰り返すため充分であると評価された閾値に達したか否
かを調べる。
イベントの中の少なくとも一つのイベントが発生したと
き、特殊測位コントロールをトリガする。 − 移動体がセルを変更する。 − 周期的な測位タイマが満了する（Ｔ３２１２に関係
する）。 − 移動局が通信の確立を試みる。 − 移動局が現在のセルのパワーレベルが測位の試行を
繰り返すため充分であると評価された閾値に達したか否
かを調べる。
【００２４】本発明の好ましい実施例によれば、特殊測
位コントロールは、測位の試行のため、移動体が基地局
から充分に無線パワーを受信していることを示すカバレ
ッジ信号と称される信号を検出し始める。ＧＳＭ標準に
よれば、移動体は、通信用に最も利用可能な周波数チャ
ネルを選択するため、ネットワークから受信した無線信
号のパワーレベルを頻繁に測定する。この測定結果は移
動体のランダムアクセスメモリに格納され、定期的に更
新される。
位コントロールは、測位の試行のため、移動体が基地局
から充分に無線パワーを受信していることを示すカバレ
ッジ信号と称される信号を検出し始める。ＧＳＭ標準に
よれば、移動体は、通信用に最も利用可能な周波数チャ
ネルを選択するため、ネットワークから受信した無線信
号のパワーレベルを頻繁に測定する。この測定結果は移
動体のランダムアクセスメモリに格納され、定期的に更
新される。
【００２５】本発明によれば、特殊測位コントロールは
上記の測定結果に基づいて開始される。例えば、マイク
ロプロセッサタイプの判定エレメントによって検出され
た場合に特殊測位コントロールをトリガするパワー閾値
が定義される。かくして、マイクロプロセッサは測定結
果を制御し、所定の閾値以上の結果が検出されたとき、
コントロールをトリガする。また、測定されたパワーレ
ベルの変動が監視され、変動振幅、即ち、関連したジャ
ンプ検出器による検出された場合に特殊測位コントロー
ルをトリガする電力ジャンプの値が定義される。本発明
の範囲を逸脱することなく、測位をトリガする上記測定
結果を利用する他の等価的な手段を想定してもよい。
上記の測定結果に基づいて開始される。例えば、マイク
ロプロセッサタイプの判定エレメントによって検出され
た場合に特殊測位コントロールをトリガするパワー閾値
が定義される。かくして、マイクロプロセッサは測定結
果を制御し、所定の閾値以上の結果が検出されたとき、
コントロールをトリガする。また、測定されたパワーレ
ベルの変動が監視され、変動振幅、即ち、関連したジャ
ンプ検出器による検出された場合に特殊測位コントロー
ルをトリガする電力ジャンプの値が定義される。本発明
の範囲を逸脱することなく、測位をトリガする上記測定
結果を利用する他の等価的な手段を想定してもよい。
【００２６】図２には、図１に示されたシステムの移動
局に実現することができる本発明による方法の一例が表
されている。この方法がステップ２０から始まるとき、
移動体は任意の状態である。ステップ２０を指す矢印に
よって表された３種類のイベント − ＬＡＩの変更（通常タイプの測位のトリガ２０ａ） − タイマＴ３２１２の満了（周期的なタイプの測位の
トリガ２０ｂ） − システムの要求に応じた移動体のスイッチオン
（“ＩＭＳＩ”タイプの測位のトリガ２０ｃ） の中の少なくとも一つのイベントの検出によって、現在
位置の測定コントロールと称されるコントロールがトリ
ガされる。
局に実現することができる本発明による方法の一例が表
されている。この方法がステップ２０から始まるとき、
移動体は任意の状態である。ステップ２０を指す矢印に
よって表された３種類のイベント − ＬＡＩの変更（通常タイプの測位のトリガ２０ａ） − タイマＴ３２１２の満了（周期的なタイプの測位の
トリガ２０ｂ） − システムの要求に応じた移動体のスイッチオン
（“ＩＭＳＩ”タイプの測位のトリガ２０ｃ） の中の少なくとも一つのイベントの検出によって、現在
位置の測定コントロールと称されるコントロールがトリ
ガされる。
【００２７】この方法は、次にステップ２１（ＬＯＣ）
に進み、等価的な測位処理をこの測位処理をトリガする
イベントの関数として実行する。ステップ２２におい
て、ステップ２１の結果、特に、状態RANDOM＿ACCESS＿
FAILEDが検出されたかどうかがテストされる。このテス
トの結果が否定的（Ｎ）である場合、移動体は、ステッ
プ２３においいて、ＧＳＭ標準によって与えられる通常
の処理を実行し、実行された測位処理の関数として製造
元を指定する。
に進み、等価的な測位処理をこの測位処理をトリガする
イベントの関数として実行する。ステップ２２におい
て、ステップ２１の結果、特に、状態RANDOM＿ACCESS＿
FAILEDが検出されたかどうかがテストされる。このテス
トの結果が否定的（Ｎ）である場合、移動体は、ステッ
プ２３においいて、ＧＳＭ標準によって与えられる通常
の処理を実行し、実行された測位処理の関数として製造
元を指定する。
【００２８】上記のテスト結果が肯定的（Ｙ）である場
合、即ち、測位が状態RANDOM＿ACCESS＿FAILEDの場合に
失敗したならば、タイマＴ３２１３がステップ２４でセ
ットされる。タイマの満了時、即ち、時間の期間τ3213
の経過後、ステップ２５において、タイマの連続的な満
了の回数を知るため、カウンタＣＰＴ3213の状態がテス
トされる（ＣＰＴ3213＜２）。
合、即ち、測位が状態RANDOM＿ACCESS＿FAILEDの場合に
失敗したならば、タイマＴ３２１３がステップ２４でセ
ットされる。タイマの満了時、即ち、時間の期間τ3213
の経過後、ステップ２５において、タイマの連続的な満
了の回数を知るため、カウンタＣＰＴ3213の状態がテス
トされる（ＣＰＴ3213＜２）。
【００２９】この回数が厳密に２回未満（Ｙ）である場
合、この方法はステップ２１に戻り、測位を再試行す
る。この回数が２回以上（Ｎ）である場合、この方法は
ステップ２６に進み、別のタイマＴ３２１１をセットす
る。タイマＴ３２１１が時間の間隔τ3211の経過後に満
了したとき、このタイマの連続的な満了の回数がテスト
される（ＣＰＴ3211＜４）。
合、この方法はステップ２１に戻り、測位を再試行す
る。この回数が２回以上（Ｎ）である場合、この方法は
ステップ２６に進み、別のタイマＴ３２１１をセットす
る。タイマＴ３２１１が時間の間隔τ3211の経過後に満
了したとき、このタイマの連続的な満了の回数がテスト
される（ＣＰＴ3211＜４）。
【００３０】この回数が厳密に４回未満（Ｙ）である場
合、この方法はステップ２８に進み、タイマＴ３２１１
を新たにセットする。このタイマが満了したとき、本方
法はステップ２１に戻り、測位処理を再度始める。この
タイマの連続的な満了の回数が４回以上（Ｎ）である場
合、ステップ２９に進む、移動体は状態IDLE＿NOT ＿UP
DATED に移る。これにより、移動体の位置はネットワー
クには不明であり、移動体は着呼を受信できない。移動
体は、本発明によって与えられ、ステップ２９を指示す
る矢印によって表現された以下の４通りのイベントの中
の一つのイベントが発生するまで、この状態に留まる。 − タイマＴ３２１２の満了２９ａ − 現在のセルの変更２９ｂ − 発呼２９ｃ − カバレッジ品質が十分であること（例えば、基地局
から来る無線信号の受信パワーが所定の閾値に達したこ
と）を示すカバレッジ信号の検出２９ｄ 上記のイベントの中の一つのイベントが発生したとき、
特殊測位コントロールがトリガされ、上記方法は測位を
実行するためステップ２１に戻る。
合、この方法はステップ２８に進み、タイマＴ３２１１
を新たにセットする。このタイマが満了したとき、本方
法はステップ２１に戻り、測位処理を再度始める。この
タイマの連続的な満了の回数が４回以上（Ｎ）である場
合、ステップ２９に進む、移動体は状態IDLE＿NOT ＿UP
DATED に移る。これにより、移動体の位置はネットワー
クには不明であり、移動体は着呼を受信できない。移動
体は、本発明によって与えられ、ステップ２９を指示す
る矢印によって表現された以下の４通りのイベントの中
の一つのイベントが発生するまで、この状態に留まる。 − タイマＴ３２１２の満了２９ａ − 現在のセルの変更２９ｂ − 発呼２９ｃ − カバレッジ品質が十分であること（例えば、基地局
から来る無線信号の受信パワーが所定の閾値に達したこ
と）を示すカバレッジ信号の検出２９ｄ 上記のイベントの中の一つのイベントが発生したとき、
特殊測位コントロールがトリガされ、上記方法は測位を
実行するためステップ２１に戻る。
【００３１】図３には、図１に示された移動体２のよう
な無線電話機の概略構成図が示されている。無線電話機
は、アンテナ３１に連結されたトランシーバ回路（Ｔｘ
／Ｒｘ）３０を含む。送信回路Ｔｘは、音声コーディン
グ回路（コーディックＣＯＤＥＣ）３３を介してマイク
ロホン３２に接続される。受信回路Ｒｘは、回路３３を
介してスピーカ３４に接続され、アンテナ３１によって
捕捉された無線信号の受信パワーを測定する測定手段を
含む。この測定手段は、少なくとも受信された信号のパ
ワーレベルをコントロールエレメント３７に通知し、で
きれば、特殊測位コントロールをトリガするため、閾値
検出装置３６又はパワージャンプ検出装置を含む。無線
電話機の動作は、回路３によって送受信された信号、並
びに、ディスプレイ３８及びキーボード３９により構成
されたユーザインタフェースから到来する信号の処理を
実行するマイクロプロセッサμＰを含むエレメント３７
によって検査される。また、エレメント３７は、マイク
ロプロセッサによって実行される電話機の動作プログラ
ムを格納するためＲＯＭ（読み出し専用メモリ）タイプ
の不揮発性メモリ４０を更に含む。本発明は、図２を参
照して説明した測位方法を統合するようにこのプログラ
ムを変更することにより具現化される。
な無線電話機の概略構成図が示されている。無線電話機
は、アンテナ３１に連結されたトランシーバ回路（Ｔｘ
／Ｒｘ）３０を含む。送信回路Ｔｘは、音声コーディン
グ回路（コーディックＣＯＤＥＣ）３３を介してマイク
ロホン３２に接続される。受信回路Ｒｘは、回路３３を
介してスピーカ３４に接続され、アンテナ３１によって
捕捉された無線信号の受信パワーを測定する測定手段を
含む。この測定手段は、少なくとも受信された信号のパ
ワーレベルをコントロールエレメント３７に通知し、で
きれば、特殊測位コントロールをトリガするため、閾値
検出装置３６又はパワージャンプ検出装置を含む。無線
電話機の動作は、回路３によって送受信された信号、並
びに、ディスプレイ３８及びキーボード３９により構成
されたユーザインタフェースから到来する信号の処理を
実行するマイクロプロセッサμＰを含むエレメント３７
によって検査される。また、エレメント３７は、マイク
ロプロセッサによって実行される電話機の動作プログラ
ムを格納するためＲＯＭ（読み出し専用メモリ）タイプ
の不揮発性メモリ４０を更に含む。本発明は、図２を参
照して説明した測位方法を統合するようにこのプログラ
ムを変更することにより具現化される。
【００３２】
【発明の効果】上記の通り、電気通信システム、並び
に、このようなシステムの測位方法及び移動局は、無線
カバレッジが満たされた瞬間に移動局が着呼を受信でき
る場合を例として説明されている。本発明は、カバレッ
ジが測位の失敗を頻繁に生じさせる不充分な受信エリア
しか提供しない場合に非常に有利である。一般的に、所
定の時点でシステムによって接続され得る移動局の割合
は、本発明によって増大される。
に、このようなシステムの測位方法及び移動局は、無線
カバレッジが満たされた瞬間に移動局が着呼を受信でき
る場合を例として説明されている。本発明は、カバレッ
ジが測位の失敗を頻繁に生じさせる不充分な受信エリア
しか提供しない場合に非常に有利である。一般的に、所
定の時点でシステムによって接続され得る移動局の割合
は、本発明によって増大される。
【図１】本発明によるシステムの例を説明する図であ
る。
る。
【図２】本発明による測位方法の例を示す図である。
【図３】本発明による移動局のブロック図である。
１ 基地無線局 ２ 移動局 ３ 地理的エリア ４ セル
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Ｇｒｏｅｎｅｗｏｕｄｓｅｗｅｇ １, 5621 ＢＡ Ｅｉｎｄｈｏｖｅｎ， Ｔｈ ｅ Ｎｅｔｈｅｒｌａｎｄｓ (72)発明者 フランク ルグピル フランス国，72000 ルマン，アヴニュ・ ボレ 156
Claims (14)
- 【請求項１】 少なくとも１台の移動局と無線信号を交
換するため適当である無線カバレッジエリアを有し、 上記移動局は、ある時点で上記無線カバレッジエリア内
の現在位置の測定を実行する第１のコントロールを含む
測位手段と、関連した品質レベルを生成するため無線信
号の少なくとも１個の受信品質パラメータを測定する測
定手段とを含む、無線伝送システムにおいて、 上記測位手段は、上記測定手段と協働する判定エレメン
トによって作動され、測定された品質レベルの関数とし
て特殊測位と称される測位を始める第２のコントロール
を含むことを特徴とするシステム。 - 【請求項２】 上記判定エレメントは、現在位置の測定
の失敗を検出する検出手段を含み、 上記第２のコントロールのトリガは、現在位置の測定の
失敗の検出による影響を受けることを特徴とする請求項
１記載のシステム。 - 【請求項３】 上記測定手段は、上記測定された品質レ
ベルのジャンプを検出する検出装置を含むことを特徴と
する請求項１又は２記載のシステム。 - 【請求項４】 上記無線信号は可変性の受信パワーを有
し、 上記受信パワーは上記品質パラメータを形成することを
特徴とする請求項１乃至３のうちいずれか１項記載のシ
ステム。 - 【請求項５】 ＥＴＳＩ（欧州電気通信標準化協会）に
よるＥＴＳ ３００５５７タイプの勧告に準拠して機能
することを特徴とする請求項１乃至４のうちいずれか１
項記載のシステム。 - 【請求項６】 ある時点で無線カバレッジエリア内の自
分の位置を電気通信システムに通知する移動体によりト
リガされる測位段階を含み、電気通信システムの無線カ
バレッジエリア内の移動局の位置を測定する測位方法に
おいて、 上記移動局が無線品質と称される所定の条件を満たさな
い無線カバレッジを有するある時点で上記測位段階が失
敗した場合に、上記条件が満たされたことを上記移動局
に通知するカバレッジ信号が検出されたとき、新しい測
位段階が自動的にトリガされることを特徴とする方法。 - 【請求項７】 上記条件は、上記電気通信システムと上
記移動局との間で交換される無線信号の受信品質のレベ
ルに依存することを特徴とする請求項６記載の方法。 - 【請求項８】 測位された局と称される移動局は、測位
段階の後、その位置が更新され上記電気通信システムの
メモリに格納され、 上記移動局が位置測定の失敗に続いて暫定的に位置測定
されていない間に、無線信号の受信品質のレベルは、測
定されたレベルの関数として上記カバレッジ信号をトリ
ガするため、ある時点に測定されることを特徴とする請
求項７記載の方法。 - 【請求項９】 上記カバレッジ信号は、第１の設定値よ
りも高いレベルの上記品質レベルの測定中にジャンプが
検出された後、トリガされることを特徴とする請求項８
記載の方法。 - 【請求項１０】 上記カバレッジ信号は、第２の設定値
よりも高いレベルの受信品質レベルが測定されたとき、
トリガされることを特徴とする請求項８記載の方法。 - 【請求項１１】 上記移動局は、ＥＴＳＩ（欧州電気通
信標準化協会）によるＥＴＳ ３００ ５５７タイプの
勧告に準拠する電気通信システムの中で使用されること
を特徴とする請求項６乃至１０のうちいずれか１項記載
の方法。 - 【請求項１２】 移動局とシステムが測定可能な受信品
質を有する無線信号を交換するカバレッジエリアを有す
る無線伝送システムにおいて、 上記無線カバレッジエリア内の現在位置を上記システム
に通知する測位手段と、上記受信品質を測定する測定手
段とを含む、移動局であって、 上記の測定の結果の関数として測位をトリガするコント
ロールエレメントを更に有することを特徴とする移動
局。 - 【請求項１３】 上記コントロールエレメントは、測定
結果中にジャンプが検出されたときに測位をトリガする
ため、ジャンプを検出する検出装置と協働することを特
徴とする請求項１２記載の移動局。 - 【請求項１４】 ＥＴＳＩ（欧州電気通信標準化協会）
によるＥＴＳ ３００ ５５７タイプの勧告に準拠して
動作する電気通信システムと無線信号を交換するため適
することを特徴とする請求項１２乃至１４のうちいずれ
か１項記載の移動局。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9712148 | 1997-09-30 | ||
| FR9712148A FR2769155A1 (fr) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | Systeme de telecommunications, procede de localisation et station mobile pour un tel systeme |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11178037A true JPH11178037A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=9511632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10273157A Pending JPH11178037A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-28 | 電気通信システム、並びに、電気通信システム用測位方法及び移動局 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6249679B1 (ja) |
| EP (1) | EP0905992A1 (ja) |
| JP (1) | JPH11178037A (ja) |
| KR (1) | KR19990030213A (ja) |
| CN (1) | CN1213233A (ja) |
| FR (1) | FR2769155A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005326412A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Agilent Technol Inc | 適応データ収集方法およびシステム |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100308927B1 (ko) * | 1999-10-05 | 2001-11-02 | 서평원 | 디이시티 시스템의 무선 고정장치의 셀 영역 측정 방법 |
| EP1405539B1 (en) | 2001-06-29 | 2006-07-19 | Nokia Corporation | Quality based location method and system |
| JP2003023655A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Ntt Docomo Inc | 位置登録システム、位置登録システムにおける移動通信端末、制御装置、位置登録方法 |
| JP3982604B2 (ja) * | 2001-07-10 | 2007-09-26 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 位置登録方法、位置登録システム、移動端末、及び、位置登録エリア設定装置、位置登録エリア設定プログラム |
| US8977284B2 (en) | 2001-10-04 | 2015-03-10 | Traxcell Technologies, LLC | Machine for providing a dynamic data base of geographic location information for a plurality of wireless devices and process for making same |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9016277D0 (en) * | 1990-07-25 | 1990-09-12 | British Telecomm | Location and handover in mobile radio systems |
| US5155689A (en) * | 1991-01-17 | 1992-10-13 | By-Word Technologies, Inc. | Vehicle locating and communicating method and apparatus |
| BR9206187A (pt) * | 1991-06-25 | 1994-11-14 | Motorola Inc | Processo para facilitar o uso de local de base específico e unidade de comunicação |
| FI88451C (fi) * | 1991-07-02 | 1993-05-10 | Telenokia Oy | Foerfarande foer att utfoera positionsdatering fraon ett roerligt cellradiotelefonsystem till ett annat cellradiotelefonsystem |
| US5546445A (en) * | 1991-12-26 | 1996-08-13 | Dennison; Everett | Cellular telephone system that uses position of a mobile unit to make call management decisions |
| SE470036B (sv) * | 1992-03-24 | 1993-10-25 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande att lokalisera en mobilstation i ett mobiltelefonsystem |
| GB2275848B (en) * | 1993-03-02 | 1995-09-06 | Ncr Int Inc | Mobile wireless station having communications quality indicator |
| DE4321418A1 (de) * | 1993-06-26 | 1995-01-05 | Deutsche Aerospace | Verfahren zur Ortung von Mobilstationen in einem zellular aufgebauten Mobilfunknetz sowie Mobilfunknetz zur Durchführung des Verfahrens |
| US6049715A (en) * | 1994-06-01 | 2000-04-11 | Nortel Networks Corporation | Method and apparatus for evaluating a received signal in a wireless communication utilizing long and short term values |
| US5669061A (en) * | 1994-08-19 | 1997-09-16 | Trimble Navigation Limited | Automatic cellular phone tracking |
| US6038444A (en) * | 1994-08-19 | 2000-03-14 | Trimble Navigation Limited | Method and apparatus for advising cellphone users of possible actions to avoid dropped calls |
| FI98694C (fi) * | 1994-08-23 | 1997-07-25 | Nokia Telecommunications Oy | Sijainninpäivitys matkaviestinjärjestelmässä |
| GB2305335B (en) * | 1995-09-14 | 2000-01-12 | Lucent Technologies Wireless L | Re-registering a mobile phone in response to local communication signals |
| US6021330A (en) * | 1997-07-22 | 2000-02-01 | Lucent Technologies Inc. | Mobile location estimation in a wireless system using designated time intervals of suspended communication |
-
1997
- 1997-09-30 FR FR9712148A patent/FR2769155A1/fr not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-07-21 US US09/119,889 patent/US6249679B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-23 EP EP98203189A patent/EP0905992A1/fr not_active Withdrawn
- 1998-09-28 KR KR1019980040357A patent/KR19990030213A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-09-28 JP JP10273157A patent/JPH11178037A/ja active Pending
- 1998-09-30 CN CN98120820.7A patent/CN1213233A/zh active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005326412A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Agilent Technol Inc | 適応データ収集方法およびシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2769155A1 (fr) | 1999-04-02 |
| KR19990030213A (ko) | 1999-04-26 |
| CN1213233A (zh) | 1999-04-07 |
| US6249679B1 (en) | 2001-06-19 |
| EP0905992A1 (fr) | 1999-03-31 |
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