JPH11177824A - 画像記録装置および全系のガンマ取得方法 - Google Patents

画像記録装置および全系のガンマ取得方法

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JPH11177824A
JPH11177824A JP34137297A JP34137297A JPH11177824A JP H11177824 A JPH11177824 A JP H11177824A JP 34137297 A JP34137297 A JP 34137297A JP 34137297 A JP34137297 A JP 34137297A JP H11177824 A JPH11177824 A JP H11177824A
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calculating
image
gamma
unevenness
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JP34137297A
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Akio Suzuki
章雄 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像むらを軽減させる。 【解決手段】 記録ヘッド以降の系のむらを除去するた
めのむら除去手段を動作させた後に、所定のテストパタ
ーン画像を前記画像記録装置により用紙上に出力し、出
力されたテストパターンを光学的に読み取る。そして、
読み取られたテストパターンの画像の各記録素子に対応
する所定数の濃度の相加平均濃度を平均化部216によ
り算出し、全記録素子に対応する濃度の相加平均濃度を
CPU218により算出し、全記録素子に対応する濃度
の相加平均に対する、各記録素子に対応する所定数の濃
度の相加平均濃度の比をCPU218により各記録素子
ごとに算出する。ついで、算出された比に対応する全系
のガンマを、比と全系のガンマとを対応させて予めスト
アしたガンマ補正部213から取り出し設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置の全
系のガンマを取得する全系のガンマ取得方法に関し、記
録ヘッドのガンマを補正する機能を有する画像記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録ヘッドとしてインクジェ
ットヘッドやLED(light emittingdiode)ヘッドを用
いた画像記録装置では、記録ヘッドのむらがそのまま画
像むらとなって現われてしまうので、記録ヘッドのむら
を補正することが行われている。記録ヘッドのむらを補
正する方法としては、記録ヘッドにより実際にテストパ
ターンを形成し、得られたテストパターンを読み取り、
記録ヘッドのむら補正を行う方法が種々提案されてい
る。
【0003】例えば、記録ヘッドが信号パルスの幅や電
圧に応じて変調可能なヘッドである場合には、各吐出ノ
ズルや発光セルに与えるパルス信号のパルス幅や電圧
を、テストパターンから読み取ったむらに応じて補正す
ることにより、むら補正することが知られている。ま
た、オンかオフかの2値記録を行う場合でも、2値化さ
れる前の多値画像信号を補正することにより、ドットの
数を変調しむら補正することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、読み取られた
むらパターンは画像記録装置の全系のむらを反映してい
るのであって、記録ヘッドのみのむらを反映しているも
のではない。
【0005】記録ヘッドとして、例えば、インクジェッ
トヘッドを有する画像記録装置では、記録ヘッドにおけ
るインク吐出機構自体のむらだけでなく、インクジェッ
トヘッド表面の一時的な汚れに起因するむらが、形成さ
れたテストパターンに反映されるので、せっかくインク
ジェットヘッドのむら補正を行なっても、インクジェッ
トヘッド表面の汚れかたが変化すると、そのむら補正デ
ータが使えなくなった。
【0006】また、LEDヘッドと電子写真を組み合わ
せた記録装置は、LEDヘッドの発光画素の光量むら自
体はそれほど大きく変化するものではないので、光量を
補正することが有効であるが、現像むらなど、LEDヘ
ッド以外の要因でむらが出ることがある。そのむらが定
常的に同じパターンで出る場合は、この状態でむら補正
することは有効であるが、LEDヘッドの汚れや、帯電
器の汚れ、トナー補給直後の現像むらなど、一時的なむ
らである場合には、むら補正を行っても、またすぐにむ
らが変化してしまい、補正効果がはっきりしないという
問題点があった。このような一時的なむらの発生要因
は、作像プロセスが複雑な電子写真プロセスを使用した
記録装置の方が多く、このような問題点がより顕著に現
れ易い。
【0007】本発明の第1の目的は、上記のような問題
点を解決し、画像記録装置のより正確な全系のガンマを
求めることができる全系のガンマ取得方法を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第2の目的は、上記のような問題
点を解決し、画像むらを軽減させることができる画像記
録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の記録素子を並べた記録ヘッドと、該記録ヘッドのガン
マを補正するガンマ補正手段と、原稿を光学的に読み取
る読取手段とを有する画像記録装置において、前記複数
の記録素子の全記録素子に対応する濃度の相加平均に対
する、前記複数の記録素子の各記録素子に対応する所定
数の濃度の相加平均濃度の比と、全系のガンマとを対応
させてストアしたストア手段と、前記画像記録装置の全
系のむらのうち該記録ヘッド以降の系のむらを除去する
ためのむら除去手段と、該除去手段を動作させた後の前
記画像記録装置により記録された所定のテストパターン
画像を、前記読取手段により読み取って得られた画像の
前記各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度
を算出する第1算出手段と、前記読取手段により読み取
られたテストパターンの画像の前記全記録素子に対応す
る濃度の相加平均濃度を算出する第2算出手段と、前記
第1算出手段により算出された相加平均濃度に対する、
前記第2算出手段により算出された相加平均濃度の比を
前記各記録素子ごとに算出する比算出手段と、該比算出
手段により算出された比に対応する全系のガンマを前記
ストア手段から取り出し設定する設定手段とを備えてい
る。
【0010】請求項1において、記録ヘッドはLEDヘ
ッドとすることができる。
【0011】請求項1において、記録ヘッドはインクジ
ェットヘッドとすることができる。
【0012】請求項2において、むら除去手段は、LE
Dヘッドの発光面を清掃する手段と、帯電器を清掃する
手段と、現像器を空回転させる手段とを含むことができ
る。
【0013】請求項4において、むら除去手段は定着器
を清掃する手段をさらに含むことができる。
【0014】請求項3において、むら除去手段は、イン
クジェットヘッドのヘッド表面を清掃する手段を含むこ
とができる。
【0015】請求項7の発明は、複数の記録素子を並べ
た記録ヘッドと、該記録ヘッドのガンマを補正するガン
マ補正手段と、原稿を光学的に読み取る読取手段とを有
する画像記録装置において、前記複数の記録素子の全記
録素子に対応する濃度の相加平均に対する、前記複数の
記録素子の各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平
均濃度の比と、全系のガンマとを対応させてストアした
ストア手段と、前記画像記録装置の全系のむらのうち該
記録ヘッド以降の系のむらを除去するためのむら除去手
段と、該むら除去手段が動作される度に、該むら除去手
段が動作された後の前記画像記録装置により記録された
所定のテストパターン画像を、前記読取手段により読み
取って得られた画像の前記各記録素子に対応する所定数
の濃度の相加平均濃度を算出する第1算出手段と、該第
1算出手段により相加平均濃度が算出される度に、今回
算出された相加平均濃度の前回算出された相加平均濃度
に対する変化量を算出する変化量算出手段と、該変化量
算出手段により算出された変化量が予め定めた値以内で
あるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により肯
定判定された場合に、前記全記録素子に対応する濃度の
相加平均を算出する第2算出手段と、前記第1算出手段
により今回算出された相加平均濃度に対する、前記第2
算出手段より算出された相加平均濃度の比を各記録素子
ごとに算出する比算出手段と、該比算出手段により算出
された比に対応する全系のガンマを前記ストア手段から
取り出し設定する設定手段とを備えている。
【0016】請求項7において、判定手段により否定判
定される度に、累積否定判定回数が予め定めた回数を超
えたか否かを判定する回数判定手段と、該回数判定手段
により肯定判定された場合に、むら変化が収まらない旨
を報知する報知手段とをさらに備えることができる。
【0017】請求項7において、報知手段より報知が行
われた場合に、前記画像記録装置の動作を停止させる停
止手段をさらに備えることができる。
【0018】請求項10の発明は、複数の記録素子を並
べた記録ヘッドと該記録ヘッドのガンマを補正するガン
マ補正手段とを有する画像記録装置の全系のむらのうち
該記録ヘッド以降の系のむらを除去するためのむら除去
手段を動作させる動作ステップと、前記むら除去手段を
動作させた後に所定のテストパターン画像を前記画像記
録装置により用紙上に出力する出力ステップと、前記用
紙上に出力されたテストパターン画像を光学的に読み取
る読取ステップと、読み取られたテストパターンの画像
の前記複数の記録素子の各記録素子に対応する所定数の
濃度の相加平均濃度を算出する第1算出ステップと、読
み取られたテストパターンの画像の前記複数の記録素子
の全記録素子に対応する濃度の相加平均濃度を算出する
第2算出ステップと、前記全記録素子に対応する濃度の
相加平均に対する、前記各記録素子に対応する所定数の
濃度の相加平均濃度の比を前記各記録素子ごとに算出す
る比算出ステップと、求められた比に対応する全系のガ
ンマを、前記比と全系のガンマとを対応させて予めスト
アしたストア手段から取り出し設定する設定ステップと
を備えている。
【0019】請求項10において、記録ヘッドはLED
ヘッドとすることができる。
【0020】請求項10において、記録ヘッドはインク
ジェットヘッドとすることができる。
【0021】請求項11において、むら除去手段は、L
EDヘッドの発光面を清掃する手段と、帯電器を清掃す
る手段と、現像器を空回転させる手段とを含むことがで
きる。
【0022】請求項13において、むら除去手段は定着
器を清掃する手段をさらに含むことができる。
【0023】請求項12において、むら除去手段は、イ
ンクジェットヘッドのヘッド表面を清掃する手段を含む
ことができる。
【0024】請求項16の発明は、複数の記録素子を並
べた記録ヘッドと該記録ヘッドのガンマを補正するガン
マ補正手段とを有する画像記録装置の全系のむらのうち
該記録ヘッド以降の系のむらを除去するためのむら除去
手段を動作させる動作ステップと、前記むら除去手段を
動作させた後に所定のテストパターン画像を前記画像記
録装置により用紙上に出力する出力ステップと、前記用
紙上に出力されたテストパターン画像を光学的に読み取
る読取ステップと、読み取られたテストパターンの画像
の前記複数の記録素子の各記録素子に対応する所定数の
濃度の相加平均濃度を算出する第1算出ステップと、算
出された相加平均濃度をストアするストアステップと、
前記動作ステップと、前記出力ステップと、前記読取ス
テップと、前記第1算出ステップと、前記ストアステッ
プとをこの順に繰り返すたびに、今回求めた各記録素子
に対応する所定数の濃度の相加平均濃度の、前回求めた
各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度に対
する変化量を算出する変化量算出ステップと、算出され
た変化量が予め定めた値以内であるか否かを判定する判
定ステップと、肯定判定された場合に、全記録素子に対
応する濃度の相加平均を算出する第2算出ステップと、
前記第1算出ステップにて今回算出された相加平均濃度
に対する、前記第2算出ステップにて算出された相加平
均濃度の比を各記録素子ごとに算出する比算出ステップ
と、求められた比に対応する全系のガンマを、前記比と
全系のガンマとを対応させて予めストアしたストア手段
から取り出し設定する設定ステップとを備えている。
【0025】請求項16において、判定ステップにて否
定判定されるたびに、累積否定判定回数が予め定めた回
数を超えたか否かを判定するステップと、肯定判定され
た場合に、むら変化が収まらない旨を報知するステップ
とをさらに備えることができる。
【0026】請求項16において、報知が行われたとき
画像記録装置の動作を停止させるステップをさらに備え
ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0028】<第1の実施の形態>図1は本発明の一実
施の形態を示す。これは電子写真複写機の例であり、こ
の電子写真複写機の構造を図2に示す。図2に示す電子
写真複写機は、原稿を読み取るリーダ部Aと、リーダ部
Aにより読み取った原稿の画像データを電子写真プロセ
スによって記録出力するプリンタ部Bとを有する。
【0029】リーダ部Aを説明する。図2において、1
は原稿載置台であり、原稿を載置するためのものであ
る。2は照明ランプであり、原稿載置台1に載置された
原稿1を照明するためのものである。3はCCD(char
ge coupled device )であり、CCD3を保持する保持
部材4を図示しないモータによって図中矢印方向に移動
させることにより、原稿1を走査し、原稿1からの光信
号をブルー、グリーン、イエローの各色の電気信号に変
換するものである。5は画像処理装置であり、CCD3
からの電気信号を処理するものである。
【0030】プリンタ部Bを説明する。図2において、
160は用紙カセットであり、トナー像の転写先となる
画像形成用紙106を収納するためのものである。11
3aは給紙ローラであり、紙カセット160の画像形成
用紙106を分離するものである。113bはレジスト
ローラ113bであり、紙カセット160からの画像形
成用紙106の紙担持体108への給送タイミングをと
るためのものである。
【0031】紙担持体108はPETシートや、ポリフ
ッ化ビニリデン樹脂フイルムシートや、ポリウレタン樹
脂フイルムシートのような誘電体樹脂性のベルト状のフ
ィルムであり、その両端部を互いに重ね合せて接合して
無端ベルト状にしたものである。紙担持体108として
は、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトも用いられ
ている。なお、継ぎ目を有するベルトの場合には、継ぎ
目位置を検出する手段を設け、継ぎ目上でトナー像を転
写させないような構成をとることもある。紙担持体10
8は上流側のローラ対111と下流側のローラ110と
に掛け渡してあり、紙担持体108が回転を開始する
と、画像形成用紙106がレジストローラ113Bから
紙担持体108上へ搬送されるようになっている。
【0032】Pa、Pb、Pc、およびPdは、それぞ
れ、画像形成部であり、上流側(図2の右側)から順
に、紙担持体108に対向させて配設してあり、帯電、
露光、現像、転写の各プロセスを経て、異なった4色
(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)の画像
を形成するものである。
【0033】画像形成部Paは、像担持体としての電子
写真感光ドラム(以下、感光ドラムという)101a
と、帯電器102aと、露光ランプ121aと、画像信
号に基づき露光するLEDヘッド117aと、電位セン
サ122aと、現像器103aと、転写帯電器104a
とを有する。現像器103aには、シアン現像剤(トナ
ー)が図示しない補給装置によって、所定量充填されて
いる。
【0034】画像形成部Pbは、感光ドラム101b
と、帯電器102bと、露光ランプ121bと、露光す
るLEDヘッド117bと、電位センサ122bと、現
像器103bと、転写帯電器104bとを有する。現像
器103bには、マゼンタ現像剤(トナー)が図示しな
い補給装置によって、所定量充填されている。
【0035】画像形成部Pcは、感光ドラム101c
と、帯電器102cと、露光ランプ121cと、LED
ヘッド117cと、電位センサ122cと、現像器10
3cと、転写帯電器104cとを有する。現像器103
cには、イエロー現像剤(トナー)が図示しない補給装
置によって、所定量充填されている。
【0036】画像形成部Pdは、感光ドラム101d
と、帯電器102dと、露光ランプ121dと、LED
ヘッド117dと、電位センサ122dと、現像器10
3dと、転写帯電器104dとを有する。現像器103
dには、ブラック現像剤(トナー)が図示しない補給装
置によって、所定量充填されている。
【0037】各画像形成部Pa、Pb、Pc、PdのL
EDヘッド117a〜117dは、LEDヘッドの発光
面を清掃するための図示しないLED発光面清掃部材を
それぞれ有する。各LED発光面清掃部材はPETシー
トでできており、図示しないモータにより駆動されて、
LED発光面をワイピングし汚れを清掃するものであ
る。各LED発光面清掃部材はゴムブレードにより構成
しても良い。図3には、LEDヘッド117aの発光面
を清掃するためのLED発光面清掃部材118aのみを
示す。
【0038】114は分離帯電器であり、4色のトナー
像が転写された画像形成用紙106を除電するものであ
る。115は剥離帯電器であり、分離帯電器114によ
り除電された画像形成用紙106の静電吸着力を減衰さ
せ、紙担持体108から離脱させるものである。
【0039】107は定着部であり、搬送された画像形
成用紙106上のトナー像を加熱、加圧して定着するも
のであり、定着ローラ171と、加圧ローラ172と、
定着ローラ171を加熱するためのヒータ175と、加
圧ローラ172を加熱するためのヒータ176と、耐熱
性クリーニング部材173および174と、オイル塗付
ローラ177と、定着温度制御用のサーミスタ179と
を有する。定着ローラ171と加圧ローラ172が対向
して設けてあり、定着ローラ171と加圧ローラ172
により画像形成用紙106が加熱され加圧される。オイ
ル塗付ローラ177はジメチルシリコンのような離型剤
オイルを定着ローラ171に塗付するためのものであ
る。耐熱性クリーニング部材173および174は定着
ローラ171と加圧ローラ172をそれぞれクリーニン
グするものである。
【0040】112はベルト除電器であり、紙担持体1
08上に残留した現像剤を除電して静電吸着力を取り除
くものである。116は回転自在のファーブラシであ
り、ベルト除電器112により除電された紙担持体10
8上の現像剤を回収室109内に掻き落とすものであ
る。現像剤を除去する他の手段としては、ブレードまた
は不織布が用いられ、これらが併用されることもある。
【0041】図2に示す電子写真複写機は、帯電器10
2a〜102dと、転写帯電器104a〜104dと、
分離帯電器114と、剥離帯電器115の全ての帯電器
に、各帯電器のワイヤーを清掃するための帯電器清掃部
材を有するが、これら帯電器清掃部材は図2には図示し
ておらず、また、周知であるため詳細な説明は略す。ま
た、図2に示す電子写真複写機は、作像を行わずに現像
器103a〜103dを所定の時間だけ空回転させる現
像器空回転機構を有するが、この現像器空回転機構は図
2には図示していない。
【0042】次に、この電子写真複写機による画像形成
動作を説明する。画像形成部Paでは、帯電器102a
によって感光ドラム101aが一様に帯電され、つい
で、画像書き出し信号がONになると、あるタイミング
により最上流の感光ドラム101aに対して、画像処理
装置5からの画像信号に基づき、LEDヘッド117a
により光照射が行われ、感光ドラム101a上に画像信
号に応じた潜像が形成される。この潜像は、現像器10
3aシアンの現像剤(トナー)により現像されて可視像
(トナー像)にされる。そして、感光ドラム101aの
下部において、転写押圧部材141aにより均一な圧力
条件で、転写帯電器104aにより電界が付与され、感
光ドラム101a上のトナー像が画像形成用紙106上
に転写される。この画像形成用紙106は紙担持体10
8上に静電吸着力で保持されており、その後、次の画像
形成部Pbに搬送される。
【0043】画像形成部Pbは画像形成部Paと対応す
る各部が本質的に同様に動作して、感光ドラム101b
上に画像信号に応じて潜像を形成し、形成された潜像を
現像器103bによりマゼンタのトナーで現像してトナ
ー像にし、マゼンタのトナー像を、画像形成部Paから
搬送された画像形成用紙106上に転写する。同様に、
画像形成部Pcでは、感光ドラム101c上に画像信号
に応じて潜像を形成し、形成された潜像を現像器103
cによりイエローのトナーで現像してトナー像にし、イ
エローのトナー像を、画像形成部Pbから搬送された画
像形成用紙106上に転写する。さらに、画像形成部P
dでは、感光ドラム101d上に画像信号に応じて潜像
を形成し、形成された潜像を現像器103dによりブラ
ックのトナーで現像してトナー像にし、ブラックのトナ
ー像を、画像形成部Pcから搬送された画像形成用紙1
06上に転写する。
【0044】4色のトナー像が転写された画像形成用紙
106は、分離帯電器114と剥離帯電器115によっ
て除電され、静電吸着力が減衰され、紙担持体108か
ら離脱され、定着部107へと搬送される。定着部10
7では、画像形成用紙106上のトナー像が加熱および
加圧されてトナー像が定着され、その後、機外に排出さ
れる。
【0045】転写後の(つまりトナー像がなくなった)
各感光ドラム101a、101b、101cおよび10
1dは、その表面に残留した現像剤が各クリーニング部
105a、105b、105cおよび105dにより除
去され、引き続き行われる次の潜像形成に備える。
【0046】次に、図4を説明する。図4において、1
02a〜102d,103a〜103d,114,11
5,117a〜117dは図2と同一部分を示す。11
8a〜118dはLED発光面清掃部材であり、LED
ヘッド117a〜117dの発光面をそれぞれ清掃する
ためのものである。411はLED発光面清掃制御部で
あり、LED発光面清掃部材118a〜118dを駆動
制御するものである。
【0047】422は帯電器清掃部材であり、帯電器1
02a〜102dの各ワイヤを清掃するためのものであ
る。423は帯電器清掃部材であり、転写帯電器104
a〜104dの各ワイヤを清掃するためのものである。
424は帯電器清掃部材であり、分離帯電器114のワ
イヤを清掃するためのものである。425は帯電器清掃
部材であり、剥離帯電器115のワイヤを清掃するため
のものである。421は帯電器清掃制御部であり、帯電
器清掃部材422〜425を駆動制御するものである。
【0048】432は現像器空転機構であり、作像を行
わずに現像器103a〜103dを所定の時間だけ空回
転させるためのものである。431は現像器空転制御部
であり、現像器空転機構432を駆動制御するものであ
る。
【0049】400はCPUであり、むらデータを作成
するたびに、LED発光面清掃制御部411および帯電
器清掃制御部421を駆動制御するとともに、現像器空
転制御部431を約30秒間駆動制御するものである。
【0050】図1を説明する。図1において、3は図2
と同一部分を示す。117a〜117dは図4と同一部
分を示す。210はLOG変換部であり、CCD3から
の各色信号をC,M、Yの濃度データに変換するもので
ある。211は黒抽出部であり、MIN(Y、M,C)
を計算して黒信号を生成するものである。212は色処
理部であり、マスキング処理等の色処理を行うものであ
る。213はガンマ補正部であり、図5に示す傾き1.
00の直線を中心として傾き0.70から1.30まで
0.01刻みの直線がストアしてあり、後述するCPU
(central processing unit )218により求められた
比Dav/Dnに対応する傾きを選択し、選択された傾き
のガンマによりガンマ補正を行う、例えば、Dav/D
nが1.2である場合、傾き1.20のガンマを選択し
てガンマ補正を行うものである。214は2値化部であ
り、ガンマ補正部213からの色信号を2値化処理する
ものである。
【0051】216は平均化部であり、LEDヘッド1
17aの各発光画素ごとに、同一発光画素に対応するn
個(例えば、256個)の濃度の相加平均濃度、すなわ
ち、平均濃度Dnを求めるものである。217はメモリ
であり、平均化部216により得られた平均濃度Dnを
各発光画素に対応させてストアするためのものである。
218はCPUであり、LEDヘッド117aの全発光
画素に対する相加平均濃度、すなわち、平均濃度Davを
求め、得られた平均濃度Davと、平均化部216により
求められた平均濃度Dnとから、比Dav/Dnを求める
ものである。
【0052】図6は本電子写真複写機によるむら補正デ
ータ作成手順の一例を示すフローチャートである。CP
U400によりLED発光面清掃制御部411と帯電器
清掃制御部421と現像器空転制御部431とを制御し
て、むら除去手段を動作させる(S601)。すなわ
ち、LED発光面清掃制御部411によりLED発光面
清掃部材118a〜118dを動作させ、また、帯電器
清掃制御部421により帯電器清掃部材422〜425
を動作させ、さらに、現像器空転制御部431により現
像器空転制御部431を約30秒間空回転させる。
【0053】そして、本電子写真複写機の上述した画像
形成動作により、均一テストパターンをハーフトーン濃
度で4色(イエロー、マゼンク、シアン、ブラック)で
用紙上にプリントアウトする(S602)。ついで、L
EDヘッド117a〜117dの並び方向がリーダ部A
の画像走査方向になるように原稿載置台1に載置された
用紙のテストパターンを読み取0(S603)る。CC
3からの信号としては、イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの色に対し、それぞれ、ブルー、グリーン、レ
ッド、の信号を用いる。CCD3からのそれぞれの信号
をLOG変換部210によりLOG変換して濃度データ
に変換し(S604)、その後、同一のLED発光画素
に対応する256個のデータを平均化部216により相
加平均し(S605)、得られた相加平均濃度を各LE
D発光画素に対応させてメモリ217に保存する(S6
06)。さらに、全LED発光画素に対応する濃度の相
加平均をCPU218により演算し(S607)、得ら
れた全LED発光画素に対応する濃度の相加平均に対す
る、各LED発光画素に対応する濃度の相加平均の比を
CPU218により算出し(S608)、得られた比に
対応するガンマを当該LED発光画素に対応させた補正
データを作成して(S609)保存する(S610)。
【0054】本実施の形態では、2値記録を行うため、
画像信号の変換は2値化前の多値信号に対して行う。す
なわち、濃度が平均濃度よりも薄いところでは画像信号
を大きくし、濃ければ小さく変換する。この変換はルッ
クアップテーブルで行う。
【0055】実際の画像形成時には、このようにして得
られた補正データに従って、LED発光画素ごとに、L
ED発光画素に対応するガンマをガンマ補正部213か
ら取り出し、取り出されたガンマでガンマ補正部213
によりガンマ補正を行なう。
【0056】このように、LEDヘッド117a〜11
7d以降の系のむらをむら除去手段により除去するよう
にしたので、本電子写真複写機のより正確な全系のガン
マを求めることができ、画像むらを軽減させることがで
き、その上、一度補正したむらが、またすぐに変化する
ことがなく、むら補正の回数を減らすことができる。 <第2の実施の形態>本実施の形態は第1の実施の形態
との比較でいえば、全系のガンマを求める方法が相違す
る。すなわち、画素ごとのむら補正データを作成するの
に、第1の実施の形態では、ステップS601からステ
ップS606のステップを1回だけ実行するようにした
が、本実施の形態では、ステップS601からステップ
S606のステップを、平均化部216により求められ
た今回の相加平均濃度と前回の相加平均濃度の差が予め
定めた値以内になるまで実行するようにした。
【0057】図7は本電子写真複写機によるむら補正デ
ータ作成手順の一例を示すフローチャートである。図7
において、S601ないしS606は図6と同一ステッ
プを示す。ステップS601からステップS606の実
行の繰り返しが2回以上になった場合(S701)、今
回求めた各LED発光素子に対応する256個のの濃度
の相加平均濃度の、前回求めた各LED発光素子に対応
する256個の濃度の相加平均濃度に対する変化量を算
出し(S702)、得られた変化量が予め定めた値以内
にあるか否かを判定し(S703)、否定判定された場
合は、ステップS601に戻り、肯定判定された場合に
は、ステップS704に移行する。そして、全LED発
光画素に対応する濃度の相加平均を演算し、得られた全
LED発光画素に対応する濃度の相加平均に対する、今
回得られた各LED発光画素に対応する濃度の相加平均
の比を算出し、得られた比に対応するガンマを当該LE
D発光画素に対応させた補正データを作成して(S70
4)保存する(S705)。
【0058】このように、LEDヘッド117a〜11
7d以降の系のむらをむら除去手段により除去するよう
にしたので、本電子写真複写機のより正確な全系のガン
マを求めることができ、画像むらを軽減させることがで
きる。また、むら変化がおきないことを確認した上でむ
ら補正データを作成することができるので、LEDヘッ
ド117a〜117d以降の系のむらを確実に排除する
ことができる。
【0059】<第3の実施の形態>第2の実施の形態で
は、今回求めた各LED発光素子に対応する256個の
の濃度の相加平均濃度の、前回求めた各LED発光素子
に対応する256個の濃度の相加平均濃度に対する変化
量が予め定めた値以内になるまで、ステップS601か
らステップS606の実行の繰り返すようにした。これ
に対して、本実施の形態では、変化量が予め定めた値以
内に入らない回数が予め定めた回数以上になった場合
に、その旨を報知するようにした。その旨が報知された
場合には、プロセス条件が著しく不安定になっており、
たまたま、変化量が少なくても、また直ぐに変化する可
能性が高いので、ステップS601からステップS60
6の実行は繰り返さない方がよい。また、その旨を報知
する場合には、この報知を行うと同時に、本電子写真複
写機を停止させるようにしても良い。
【0060】以上、第1ないし第3の実施の形態におい
て、LEDヘッドを有する電子写真複写機の例を説明し
たが、インクジェット記録ヘッドを有する画像記録装置
にも、本発明を適用することができる。インクジェット
記録ヘッドを用いた画像記録装置の場合は、テストパタ
ーンを印字する前に、ヘッド表面の清掃を行うようにす
る。
【0061】また、むら補正方法は2値記録の場合に限
定されず、入力パルスのパルス幅や電圧に応じてドット
の大きさや濃度が変調可能な記録方法にも、本発明を適
用することができる。
【0062】さらに、むら除去手段に定着器を含める場
合には、当然、定着ローラを清掃して定着器のむらを除
去するようにする。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録ヘッド以降の系のむらをむら除去手段により除去す
るようにしたので、より正確な全系のガンマを求めるこ
とができ、画像むらを軽減させることができ、その上、
一度補正したむらが、またすぐに変化することがなく、
むら補正の回数を減らすことができる。
【0064】また、本発明によれば、記録ヘッド以降の
系のむらをより確実に排除するようにしたので、より正
確な全系のガンマを求めることができ、画像むらを軽減
させることができる。
【0065】さらに、本発明によれば、変化量が予め定
めた値以内に入らない回数が予め定めた回数以上になっ
た場合に、その旨を報知するようにしたので、不安定な
画像形成条件下でむら補正を行なわずに、不安定要因の
排除を優先させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】第1の実施の形態の電子写真複写機の構造を示
す断面図である。
【図3】LED発光面清掃部材118aの外観を示す図
である。
【図4】むら除去手段の構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示すガンマ補正部213にストアされる
ガンマの一例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態における電子写真複写機によ
るむら補正データ作成手順の一例を示すフローチャート
である。
【図7】第2の実施の形態における電子写真複写機によ
るむら補正データ作成手順の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 原稿載置台 2 照明ランプ 3 CCD 4 保持部材 5 画像処理部 101a,101b,101c,101d 感光ドラム 102a,102b,102c,102d 帯電器 103a,103b,103c,103d 現像器 104a,104b,104c,104d 転写帯電器 105a,105b,105c,105d クリーニン
グ部 106 画像形成用紙 107 定着部 108 紙担持体 109 トナー回収室 110 駆動ローラ 111 ローラ 112 ベルト除電器 113a 給紙ローラ 113b レジストローラ 114 分離帯電器 115 剥離帯電器 116 ファーブラシ 117a,117b,117c,117d LEDヘッ
ド 118a,118b,118c,118d LED発光
面清掃部材 121a,121b,121c,121d 前露光ラン
プ 122a,122b・122c,122d 電位センサ 160 用紙カセット 171 定着ローラ 172 加圧ローラ 173,174 クリーニング部材 175、176 ヒータ 177 オイル塗布ローラ 179 サーミスタ 210 LOG変換部 211 色処理部 212 黒抽出部 213 ガンマ補正部 214 2値化部 215 LED 216 平均化部 217 メモリ 218 CPU

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を並べた記録ヘッドと、 該記録ヘッドのガンマを補正するガンマ補正手段と、 原稿を光学的に読み取る読取手段とを有する画像記録装
    置において、 前記複数の記録素子の全記録素子に対応する濃度の相加
    平均に対する、該複数の記録素子の各記録素子に対応す
    る所定数の濃度の相加平均濃度の比と、全系のガンマと
    を対応させてストアしたストア手段と、 前記画像記録装置の全系のむらのうち該記録ヘッド以降
    の系のむらを除去するためのむら除去手段と、 該除去手段を動作させた後の前記画像記録装置により記
    録された所定のテストパターン画像を、前記読取手段に
    より読み取って得られた画像の前記各記録素子に対応す
    る所定数の濃度の相加平均濃度を算出する第1算出手段
    と、 前記読取手段により読み取られたテストパターンの画像
    の前記全記録素子に対応する濃度の相加平均濃度を算出
    する第2算出手段と、 前記第1算出手段により算出された相加平均濃度に対す
    る、前記第2算出手段により算出された相加平均濃度の
    比を前記各記録素子ごとに算出する比算出手段と、 該比算出手段により算出された比に対応する全系のガン
    マを前記ストア手段から取り出し設定する設定手段とを
    備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記録ヘッドはL
    EDヘッドであることを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記記録ヘッドはイ
    ンクジェットヘッドであることを特徴とする画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記むら除去手段
    は、前記LEDヘッドの発光面を清掃する手段と、帯電
    器を清掃する手段と、現像器を空回転させる手段とを含
    むことを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記むら除去手段は
    定着器を清掃する手段をさらに含むことを特徴とする画
    像記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記むら除去手段
    は、前記インクジェットヘッドのヘッド表面を清掃する
    手段を含むことを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 複数の記録素子を並べた記録ヘッドと、 該記録ヘッドのガンマを補正するガンマ補正手段と、 原稿を光学的に読み取る読取手段とを有する画像記録装
    置において、 前記複数の記録素子の全記録素子に対応する濃度の相加
    平均に対する、前記複数の記録素子の各記録素子に対応
    する所定数の濃度の相加平均濃度の比と、全系のガンマ
    とを対応させてストアしたストア手段と、 前記画像記録装置の全系のむらのうち該記録ヘッド以降
    の系のむらを除去するためのむら除去手段と、 該むら除去手段が動作される度に、該むら除去手段が動
    作された後の前記画像記録装置により記録された所定の
    テストパターン画像を、前記読取手段により読み取って
    得られた画像の前記各記録素子に対応する所定数の濃度
    の相加平均濃度を算出する第1算出手段と、 該第1算出手段により相加平均濃度が算出される度に、
    今回算出された相加平均濃度の前回算出された相加平均
    濃度に対する変化量を算出する変化量算出手段と、 該変化量算出手段により算出された変化量が予め定めた
    値以内であるか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により肯定判定された場合に、前記全記録素
    子に対応する濃度の相加平均を算出する第2算出手段
    と、 前記第1算出手段により今回算出された相加平均濃度に
    対する、前記第2算出手段より算出された相加平均濃度
    の比を各記録素子ごとに算出する比算出手段と、 該比算出手段により算出された比に対応する全系のガン
    マを前記ストア手段から取り出し設定する設定手段とを
    備えたことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記判定手段により否定判定される度に、累積否定判定
    回数が予め定めた回数を超えたか否かを判定する回数判
    定手段と、 該回数判定手段により肯定判定された場合に、むら変化
    が収まらない旨を報知する報知手段とをさらに備えたこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記報知手段より報
    知が行われた場合に、前記画像記録装置の動作を停止さ
    せる停止手段をさらに備えたことを特徴とする画像記録
    装置。
  10. 【請求項10】 複数の記録素子を並べた記録ヘッドと
    該記録ヘッドのガンマを補正するガンマ補正手段とを有
    する画像記録装置の全系のむらのうち該記録ヘッド以降
    の系のむらを除去するためのむら除去手段を動作させる
    動作ステップと、 前記むら除去手段を動作させた後に所定のテストパター
    ン画像を前記画像記録装置により用紙上に出力する出力
    ステップと、 前記用紙上に出力されたテストパターン画像を光学的に
    読み取る読取ステップと、 読み取られたテストパターンの画像の前記複数の記録素
    子の各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度
    を算出する第1算出ステップと、 読み取られたテストパターンの画像の前記複数の記録素
    子の全記録素子に対応する濃度の相加平均濃度を算出す
    る第2算出ステップと、 前記全記録素子に対応する濃度の相加平均に対する、前
    記各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度の
    比を前記各記録素子ごとに算出する比算出ステップと、 求められた比に対応する全系のガンマを、前記比と全系
    のガンマとを対応させて予めストアしたストア手段から
    取り出し設定する設定ステップとを備えたことを特徴と
    する全系のガンマ取得方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記記録ヘッド
    はLEDヘッドであることを特徴とする全系のガンマ取
    得方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記記録ヘッド
    はインクジェットヘッドであることを特徴とする全系の
    ガンマ取得方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記むら除去手
    段は、前記LEDヘッドの発光面を清掃する手段と、帯
    電器を清掃する手段と、現像器を空回転させる手段とを
    含むことを特徴とする全系のガンマ取得方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記むら除去手
    段は定着器を清掃する手段をさらに含むことを特徴とす
    る全系のガンマ取得方法。
  15. 【請求項15】 請求項12において、前記むら除去手
    段は、前記インクジェットヘッドのヘッド表面を清掃す
    る手段を含むことを特徴とする全系のガンマ取得方法。
  16. 【請求項16】 複数の記録素子を並べた記録ヘッドと
    該記録ヘッドのガンマを補正するガンマ補正手段とを有
    する画像記録装置の全系のむらのうち該記録ヘッド以降
    の系のむらを除去するためのむら除去手段を動作させる
    動作ステップと、 前記むら除去手段を動作させた後に所定のテストパター
    ン画像を前記画像記録装置により用紙上に出力する出力
    ステップと、 前記用紙上に出力されたテストパターン画像を光学的に
    読み取る読取ステップと、 読み取られたテストパターンの画像の前記複数の記録素
    子の各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度
    を算出する第1算出ステップと、 算出された相加平均濃度をストアするストアステップ
    と、 前記動作ステップと、前記出力ステップと、前記読取ス
    テップと、前記第1算出ステップと、前記ストアステッ
    プとをこの順に繰り返すたびに、今回求めた各記録素子
    に対応する所定数の濃度の相加平均濃度の、前回求めた
    各記録素子に対応する所定数の濃度の相加平均濃度に対
    する変化量を算出する変化量算出ステップと、 算出された変化量が予め定めた値以内であるか否かを判
    定する判定ステップと、 肯定判定された場合に、全記録素子に対応する濃度の相
    加平均を算出する第2算出ステップと、 前記第1算出ステップにて今回算出された相加平均濃度
    に対する、前記第2算出ステップにて算出された相加平
    均濃度の比を各記録素子ごとに算出する比算出ステップ
    と、 求められた比に対応する全系のガンマを、前記比と全系
    のガンマとを対応させて予めストアしたストア手段から
    取り出し設定する設定ステップとを備えたことを特徴と
    する全系のガンマ取得方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記判定ステップにて否定判定されるたびに、累積否定
    判定回数が予め定めた回数を超えたか否かを判定するス
    テップと、 肯定判定された場合に、むら変化が収まらない旨を報知
    するステップとをさらに備えたことを特徴とする全系の
    ガンマ取得方法。
  18. 【請求項18】 請求項16において、前記報知が行わ
    れたとき、前記画像記録装置の動作を停止させるステッ
    プをさらに備えたことを特徴とする全系のガンマ取得方
    法。
JP34137297A 1997-12-11 1997-12-11 画像記録装置および全系のガンマ取得方法 Pending JPH11177824A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254491A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 補正装置、および画像形成装置
US7431210B2 (en) 2005-08-22 2008-10-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus, image processing apparatus and method
JP2011056961A (ja) * 2010-10-25 2011-03-24 Canon Inc 記録装置

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