JPH11177611A - 状態監視システム - Google Patents

状態監視システム

Info

Publication number
JPH11177611A
JPH11177611A JP34528197A JP34528197A JPH11177611A JP H11177611 A JPH11177611 A JP H11177611A JP 34528197 A JP34528197 A JP 34528197A JP 34528197 A JP34528197 A JP 34528197A JP H11177611 A JPH11177611 A JP H11177611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
browser
server
information
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34528197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3884549B2 (ja
Inventor
Isao Hayakawa
勲 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP34528197A priority Critical patent/JP3884549B2/ja
Publication of JPH11177611A publication Critical patent/JPH11177611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3884549B2 publication Critical patent/JP3884549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ側コンピュータを経由して各種管理ポ
イントの状態情報をブラウザ側コンピュータでリアルタ
イムに監視する。 【解決手段】 サーバ側コンピュータ2への情報送信要
求後、通信プログラムBを起動して、通信プログラムB
とCとの接続を行う。そして、通信プログラムBより、
状態情報送信要求(状態変化の通知を希望する管理ポイ
ントのキー情報xと現在表示しているその管理ポイント
の状態情報)を通信プログラムCへ送る。これを受信し
た通信プログラムCは、BAシステム3へアクセスし、
指定された管理ポイントの現在の状態情報を取得し、送
信されてきた現在表示中の状態情報と比較し、取得した
現在の状態情報が現在表示中の状態情報と違っていれ
ば、その管理ポイントを状態変化のあった管理ポイント
とし、その状態情報を通信プログラムBへ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
やイントラネットを利用して各種管理ポイントの状態を
監視する状態監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の状態監視システムについて、図6
に示すビル・オートメーション・システム(以下、BA
システムという)を例にとって説明する。ビル内には、
冷温水発生機やボイラ等の熱源機器、エアハンドリング
ユニットや室温センサ等の空調機器、入退室管理装置や
防犯センサ等のセキュリティ機器等の様々な設備機器5
が配置されている。これらの設備機器5は監視制御のた
めのコントローラ6に接続され、これらのコントローラ
6は専用に設けられた通信回線により上位コントローラ
7を介してビル管理室の中央監視装置8に接続されてい
る。そして、設備機器5(BAシステムでは管理ポイン
トと呼ばれる)に状態変化が生じると、その情報がコン
トローラ6,7から中央監視装置8へ送信されて、中央
監視装置8に表示・記録されるように構成されている。
【0003】一方、近年、インターネット、イントラネ
ットと称するコンピュータ・ネットワーク・システムが
急速に普及している。この中でもWWW(World Wide W
eb)という情報閲覧技術がよく利用されている。WWW
はHTML(Hyper Text Markup Language)という言語
で記述されたデータをHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)という通信プロトコルを用いて供与する仕組
みである。このWWWでは、ネットワークのいたるとこ
ろに接続されたコンピュータ(サーバ側コンピュータ)
の中にサーバプログラムが置かれ、その管理下にデータ
ファイルが置かれる。
【0004】利用者は、各自のパーソナルコンピュータ
等(ブラウザ側コンピュータ)に置かれたブラウザプロ
グラム(閲覧プログラム)を起動し、所定のデータファ
イルの格納場所を示すURL(Uniform Resource Locat
or )を入力する。ブラウザプログラムは、指定されたサ
ーバ側コンピュータのサーバプログラムとTCP/IP
という接続方法で接続し、サーバプログラムから送られ
てくるデータを受信して、これを画面上に表示する。デ
ータが送られた後、プラウザプログラムとサーバプログ
ラムとの間の接続は切断され、次に利用者が新たなデー
タを要求すると再度接続が行われてデータ通信が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の状態監視システ
ムでは、中央監視装置の設置された場所(例えば、ビル
管理室)でしか状態変化を監視できず、また新たに中央
監視装置を増設するにしても増設分だけ専用の通信回線
に接続する必要があった。本発明はこのような課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、状態監視システムの通信回線の一部または全部をイ
ンターネットまたはイントラネットで構成することによ
り、柔軟な運用が可能な状態監視システムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、ブラウ
ザ側コンピュータ設けられたブラウザ手段からの情報送
信要求に応じて、ネットワークに接続されたサーバ側コ
ンピュータに設けられたサーバ手段が、各種管理ポイン
トの状態情報を収集する状態情報収集手段からの各種管
理ポイントの現在の状態情報をブラウザ手段へ送り、こ
の送られてきた各種管理ポイントの現在の状態情報を表
示装置の画面上に表示するようにしたものである。この
発明によれば、ブラウザ側コンピュータのブラウザ手段
が情報送信要求を送ると、サーバ側コンピュータのサー
バ手段が状態情報収集手段からの各種管理ポイントの現
在の状態情報をブラウザ手段へ送り、この送られてきた
各種管理ポイントの現在の状態情報が表示装置の画面上
に表示される。
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、ブラウザ側コンピュータに、サーバ手段
(サーバプログラム)への情報送信要求後に起動されサ
ーバ側コンピュータと通信を行う第1の通信手段(プロ
グラムB)と、サーバ手段および第1の通信手段を介し
て送られてくる管理ポイントの状態情報を表示装置の画
面上に表示するための画面情報を作成する表示情報処理
手段(プログラムA1〜An)とを設け、サーバ側コン
ピュータに、ブラウザ手段(ブラウザプログラム)が停
止するまで、状態情報収集手段(BAシステム)からの
各種管理ポイントの状態情報のうち少なくとも状態変化
のあった管理ポイントの状態情報を第1の通信手段へ送
る第2の通信手段(プログラムC)を設けたものであ
る。この発明によれば、ブラウザ側コンピュータのブラ
ウザ手段が情報送信要求を送ると、サーバ側コンピュー
タのサーバ手段が状態情報収集手段からの各種管理ポイ
ントの現在の状態情報をブラウザ手段へ送り、この送ら
れてきた各種管理ポイントの現在の状態情報が表示装置
の画面上に表示される。この場合、サーバ手段への情報
送信要求後にブラウザ側コンピュータ内の第1の通信手
段が起動され、サーバ側コンピュータと通信が行われ
る。サーバ側コンピュータ内の第2の通信手段は、ブラ
ウザ手段が停止するまで、状態情報収集手段からの各種
管理ポイントの状態情報のうち少なくとも状態変化のあ
った管理ポイントの状態情報(例えば、各種管理ポイン
トの状態情報の全部、状態変化のあった管理ポイントの
状態情報のみ)を第1の通信手段に送り続ける。この第
1の通信手段への状態情報は表示情報処理手段へ送られ
る。これにより、表示装置の画面上には、各種管理ポイ
ントの現在の状態情報がリアルタイムで表示されるよう
になる。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、第2
発明において、第1の通信手段より、サーバ側コンピュ
ータに対し管理ポイントを指定して状態情報送信要求を
送るようにしたものである。この発明によれば、第1の
通信手段からの状態情報送信要求に応じて、サーバ側コ
ンピュータ内の第2の通信手段は、ブラウザ手段が停止
するまで、状態情報収集手段からの指定された管理ポイ
ントの状態情報のうち少なくとも状態変化のあった管理
ポイントの状態情報(例えば、指定された管理ポイント
の状態情報の全部、指定された管理ポイントのうち状態
変化のあった管理ポイントの状態情報のみ)を第1の通
信手段に送り続ける。
【0009】第4発明(請求項4に係る発明)は、第2
発明および第3発明において、ブラウザ手段が停止され
るまで、第1の通信手段と第2の通信手段との接続を保
持し続けるようにしたものである。この発明によれば、
第1の通信手段と第2の通信手段との間を常に接続状態
として、第2の通信手段から第1の通信手段へ管理ポイ
ントの状態情報がリアルタイムで送られる。第5発明
(請求項5に係る発明)は、第2発明および第3発明に
おいて、状態変化が発生したときにのみ第1の通信手段
と第2の通信手段との接続を行い、その状態変化のあっ
た管理ポイントの状態情報を第2の通信手段より第1の
通信手段へ送るようにしたものである。この発明によれ
ば、状態変化が発生した場合にのみ第1の通信手段と第
2の通信手段とが接続され、第2の通信手段から第1の
通信手段へ管理ポイントの状態情報が送られる。この場
合、接続手順にかかる時間だけ状態情報伝達の同時性は
損なわれるが、プッシュ技術などに比べればほゞリアル
タイムと言える。
【0010】第6発明(請求項6に係る発明)は、第2
〜第5発明において、表示情報処理手段と第1の通信手
段をサーバ側コンピュータからブラウザ側コンピュータ
へ送信するようにしたものである。この発明によれば、
サーバ側コンピュータでアップロードされた表示情報処
理手段と第1の通信手段が、ブラウザ側コンピュータへ
ダウンロードされる。第7発明(請求項7に係る発明)
は、第2〜第4発明において、第2の通信手段より、状
態変化のあった管理ポイントの状態情報のみを第1の通
信手段へ送るようにしたものである。この発明によれ
ば、第1の通信手段からの状態情報送信要求に応じて、
サーバ側コンピュータ内の第2の通信手段は、ブラウザ
手段が停止するまで、状態情報収集手段からの状態変化
のあった管理ポイントのみ(第2発明)、状態情報手段
からの状態変化のあった指定された管理ポイントの状態
情報のみ(第3発明)を、第1の通信手段に送り続け
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。 〔実施の形態1:第1発明〕本出願人は、WWWによる
情報閲覧技術を各種管理ポイントの状態監視に利用する
ことを考えている。例えば、BAシステムによってビル
内の各種管理ポイントの状態情報を収集し、それをサー
バプログラムの管理下に置いて、そのビル内のテナント
の各自のパーソナルコンピュータ(パソコン)で自由に
見られるようにする状態監視システムの構築を考えてい
る。BAシステムは、管理ポイントに状態変化が生じた
とき、ほとんど瞬時にデータを得ることができる。BA
システムからサーバプログラムへのデータ送信もほゞ瞬
時に行われる。
【0012】図5はWWWによる情報閲覧技術を利用し
た状態監視システムの概略を示すシステム構成図であ
る。同図において、1はブラウザ側コンピュータ(テナ
ント側のパソコン本体)、2はネットワークに接続され
たサーバ側コンピュータ、3はBAシステム、4はブラ
ウザ側コンピュータ1に接続された表示装置である。な
お、このサーバ側コンピュータ2は、図6に破線で示す
位置においてBAシステム3の通信回線に接続されてい
る。ブラウザ側コンピュータ1はブラウザプログラム1
−1を備え、サーバ側コンピュータ2はサーバプログラ
ム2−1を備えている。
【0013】この場合、ブラウザ側コンピュータ1のブ
ラウザプログラム1−1を起動し、サーバ側コンピュー
タ2に対して情報送信要求を行う。すると、サーバプロ
グラム2−1が起動して、BAシステム3が収集してい
る各種管理ポイントの現在の状態情報をブラウザ側コン
ピュータ1へ送る。ブラウザプログラム1−1はサーバ
側コンピュータ2からの各種管理ポイントの現在の状態
情報を表示装置4の画面上に表示する。
【0014】〔実施の形態2:第2〜第7発明〕実施の
形態1のシステム構成では、ブラウザ側コンピュータ1
からの情報送信要求に応ずる各種管理ポイントの現在の
状態情報の送信後、ブラウザプログラム1−1とサーバ
プログラム2−1との通信が途絶えてしまう。このた
め、次に利用者が情報送信要求を送るまで、表示装置4
の画面上に表示されている各種管理ポイントの状態情報
は更新されず、利用者は管理ポイントの状態変化の発生
をリアルタイムに知ることができない。
【0015】なお、最近では、プッシュ(Push)技術と
いう自動配信方法が提案されている。このプッシュ技術
は、サーバ側コンピュータ2に対して情報送信要求を繰
り返し自動的に送るものであって、本質的な解決策とは
ならない。すなわち、前回の情報送信要求から今回の情
報送信要求までの間の管理ポイントの状態変化を知るこ
とができず、管理ポイントの状態をリアルタイムに監視
することはできない。
【0016】そこで、実施の形態2では、サーバ側コン
ピュータ2を経由して各種管理ポイントの状態情報をブ
ラウザ側コンピュータ1でリアルタイムに監視すること
ができるようにする。図1はこの実施の形態2の状態監
視システムの概略を示すシステム構成図である。同図に
おいて、図5と同一符号は同一或いは同等構成要素を示
し、その説明は省略する。
【0017】この状態監視システムにおいて、ブラウザ
側コンピュータ1は、ブラウザプログラム1−1とは別
に、表示情報処理プログラムA1〜Anと通信プログラ
ムBとを備えている。表示情報処理プログラムA1〜A
nと通信プログラムBは、後述する如く、サーバ側コン
ピュータ2から送信されてくる。サーバ側コンピュータ
2は、サーバプログラム2−1とは別に、通信プログラ
ムCを備えている。また、サーバプログラム2−1内に
は、拡張プログラムDが設けられている。
【0018】図2はブラウザ側コンピュータ1での特徴
的な処理動作を示すフローチャート、図3はサーバ側コ
ンピュータ2での特徴的な処理動作を示すフローチャー
トである。以下、このフローチャートに従い、ブラウザ
プログラム1−1,サーバプログラム2−1,表示情報
処理プログラムA1〜An,通信プログラムB,通信プ
ログラムCおよび拡張プログラムDの機能を交えなが
ら、この状態監視システムの動作について説明する。
【0019】ブラウザ側コンピュータ1において、ブラ
ウザプログラム1−1を起動すると(図2に示すステッ
プ201)、プラウザプログラム1−1はサーバ側コン
ピュータ2へ情報送信要求を送る(ステップ202)。
この情報送信要求を受けて(図3に示すステップ30
1)、サーバプログラム2−1は、拡張プログラムDを
起動して、BAシステム3からの各種管理ポイントの現
在の状態情報を初期表示情報として作成する(ステップ
302)。そして、この作成した初期表示情報と表示情
報処理プログラムA1〜Anと通信プログラムBをブラ
ウザ側コンピュータ1へアップロードする(ステップ3
03)。
【0020】ブラウザ側コンピュータ1は、サーバ側コ
ンピュータ2からの初期表示情報と表示情報処理プログ
ラムA1〜Anと通信プログラムBを受信し、ダウンロ
ードする(ステップ203)。この時点で、プラウザプ
ログラム1−1とサーバプログラム2−1との接続は切
断される。この後、プラウザプログラム1−1は、ダウ
ンロードした表示情報処理プログラムA1〜Anを起動
して、受信した初期表示情報を表示装置4の画面上に表
示する(ステップ204)。
【0021】図4に表示装置4における初期表示情報の
表示例を示す。この場合、ウインドウW1〜Wnが縦方
向に並置され、各ウインドウWの左側に管理ポイントの
名称が右側に管理ポイントの状態が表示される。ウイン
ドウW1,W2〜Wnにその状態が表示される管理ポイ
ントをx1,x2〜xnとした場合、x1,x2〜xn
の状態情報を表示するための画面情報は情報表示処理プ
ログラムA1,A2〜Anによって作成される。
【0022】一方、プラウザプログラム1−1は、ダウ
ンロードした通信プログラムBを起動して、この通信プ
ログラムBとサーバ側コンピュータ2の通信プログラム
Cとの接続を行う(ステップ205、ステップ30
4)。そして、通信プログラムBより、状態情報送信要
求として、状態変化の通知を希望する管理ポイントのキ
ー情報xと現在表示しているその管理ポイントの状態情
報を通信プログラムCへ送る(ステップ206)。
【0023】これを受信した通信プログラムCは(ステ
ップ305)、BAシステム3へアクセスし、通信プロ
グラムBから指定された管理ポイント(状態変化の通知
を要求された管理ポイント)の現在の状態情報を取得
し、送信されてきた現在表示中の状態情報と比較し、取
得した現在の状態情報が現在表示中の状態情報と違って
いれば、その管理ポイントを状態変化のあった管理ポイ
ントとし、その状態情報を通信プログラムBへ送る(ス
テップ306)。また、BAシステム3から能動的に状
態変化の通知を受けたときにも、同様に処理する。すな
わち、BAシステム3から能動的に状態変化の通知を受
けた管理ポイントが通信プログラムBから指定されてい
る管理ポイントならば、通信プログラムBへその状態情
報を送信する。
【0024】通信プログラムBは、状態変化のあった管
理ポイントの状態情報を受信すると(ステップ20
7)、この状態情報をその管理ポイントに対応する表示
処理プログラムAへ送る。これにより、表示装置4の画
面上のウインドウW1〜Wnにおいて、指定の管理ポイ
ントのうち状態変化のあった管理ポイントの表示情報の
みが更新される(ステップ208)。
【0025】通信プログラムBは、ブラウザプログラム
1−1が停止されるまで(ステップ209)、ステップ
207,208の動作を繰り返す。また、通信プログラ
ムCは、通信プログラムBより切断指示が出されるまで
(ステップ307)、ステップ306の動作を繰り返
す。これにより、表示装置4の画面上には、指定の管理
ポイントの現在の状態情報がリアルタイムで表示される
ようになる。
【0026】なお、実施の形態2では、通信プログラム
Cより通信プログラムBに対して指定の管理ポイントの
うち状態変化のあった管理ポイントの状態情報のみを送
るようにしたが、状態変化の有無に拘わらず指定された
全ての管理ポイントの現在の状態情報をプログラムBへ
送るようにしてもよい。すなわち、状態変化の有無に関
係なく、指定された全ての管理ポイントの状態情報を表
示装置4の画面上のウインドウWにおいて刻々と表示す
るようにしてもよい。状態変化のあった管理ポイントの
状態情報のみを送るようにすることによって、すなわち
必要不可欠な状態情報のみを送るようにすることによっ
て、ネットワークの負荷を軽くすることができる。
【0027】また、実施の形態2では、通信プログラム
Bより通信プログラムCに対して状態変化の通知を希望
する管理ポイントを指定するようにしたが、管理ポイン
トを指定せず全ての管理ポイントを状態変化の通知対象
とするようにしてもよい。管理ポイントを指定すること
によって、不必要な管理ポイントの状態情報が通信プロ
グラムBへ送られることがなくなり、ネットワークの負
荷を軽くすることができる。なお、管理ポイントを指定
しない場合にも、状態変化の有無に関係なく全ての管理
ポイントの状態情報を送るようにしてもよい。
【0028】また、実施の形態2では、ブラウザプログ
ラム1−1が停止するまで通信プログラムBとCとの間
の接続を保持し続けるようにしたが、状態変化のあった
管理ポイントが生じた場合にのみ、通信プログラムBと
Cとの間を接続するようにしてもよい(この場合は通信
プログラムCからBへ接続する)。通信プログラムBと
Cとの間の接続を保持し続けることによって、状態変化
のあった管理ポイントを即座に通信プログラムBへ送る
ことができ、リアルタイムな監視を行うことができる。
状態変化のあった管理ポイントが生じた場合にのみ通信
プログラムBとCとの間を接続することによって、通信
プログラムBとCとの間が電話回線で接続されるような
場合、回線使用料金を抑えることができる。なお、この
場合、接続手順にかかる時間だけ状態情報伝達の同時性
が損なわれが、プッシュ技術などに比べればほゞリアル
タイムと言える。
【0029】また、実施の形態2では、表示情報処理プ
ログラムA1〜Anと通信プログラムBをサーバ側コン
ピュータ2から送信するようにしたが、ブラウザ側コン
ピュータ1の使用者側でインストールさせるようにして
もよい。しかし、この場合、プログラムの改版(バージ
ョンアップ)などがあると、表示情報処理プログラムA
1〜Anと通信プログラムBをブラウザ側コンピュータ
1の使用者に配布してインストールし直さなければなら
ず、手間がかかる。これに対して、表示情報処理プログ
ラムA1〜Anと通信プロラムBをサーバ側コンピュー
タ2から送信すれば、これらのプログラムをブラウザ側
コンピュータ1の使用者に配布してインストールする手
間が省け、プログラムの改版(バージョンアップ)など
に容易に適応可能となる。
【0030】また、実施の形態1や2では、サーバ側コ
ンピュータ2を図6のようなBAシステム3に接続する
とともにインターネットまたはイントラネットに接続し
ているが、このような形態である必要はない。すなわ
ち、上位コントローラ7を直接サーバ側コンピュータ2
に接続したり、あるいは上位コントローラ7にサーバ側
コンピュータ2を内蔵させたりすれば、BAシステム2
の専用通信回線の一部または全部をインターネット(イ
ントラネット)で兼用できることになり、通信回線の敷
設費用等を低減できる。さらに、実施の形態1や2で
は、BAシステムを例にとって説明したが、これに限ら
れることはなく、化学プラントや組立工場等の設備にも
適用することができる。また、監視対象としての管理ポ
イントは、設備機器に限られるものでないことは言うま
でもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、ブラウザ側コンピュータ
のブラウザ手段が情報送信要求を送ると、サーバ側コン
ピュータのサーバ手段が状態情報収集手段からの各種管
理ポイントの現在の状態情報をブラウザ手段へ送り、こ
の送られてきた各種管理ポイントの現在の状態情報が表
示装置の画面上に表示されるものとなり、インターネッ
トまたはイントラネットに接続されたコンピュータであ
ればどこでも状態監視を行うことができ、極めて柔軟な
運用が可能となる。第2発明では、サーバ手段への情報
送信要求後にブラウザ側コンピュータ内の第1の通信手
段が起動され、サーバ側コンピュータと通信が行われ、
サーバ側コンピュータ内の第2の通信手段より、ブラウ
ザ手段が停止するまで、状態情報収集手段からの各種管
理ポイントの状態情報のうち少なくとも状態変化のあっ
た管理ポイントの状態情報が第1の通信手段に送り続け
られるものとなり、サーバ側コンピュータを経由して各
種管理ポイントの状態情報をブラウザ側コンピュータで
リアルタイムに監視することができるようになる。
【0032】第3発明では、第2発明において、サーバ
側コンピュータに対し管理ポイントを指定して状態情報
送信要求を送るようにしたので、第2発明の効果に加
え、不必要な管理ポイントの状態情報を第1の通信手段
へ送らないようにして、ネットワークの負荷を軽くする
ことができる。第4発明では、第2発明および第3発明
において、ブラウザ手段が停止されるまで、第1の通信
手段と第2の通信手段との接続を保持し続けるようにし
たので、第2発明および第3発明の効果に加え、状態変
化のあった管理ポイントを即座に第1の通信プログラム
へ送ることができ、リアルタイムな監視を行うことがで
きる第5発明では、第2発明および第3発明において、
状態変化が発生したときにのみ第1の通信手段と第2の
通信手段との接続を行うようにしたので、第2発明およ
び第3発明の効果に加え、第1の通信プログラムと第2
の通信プログラムとの間が電話回線で接続されるような
場合、回線使用料金を抑えることができる。
【0033】第6発明では、第2〜第5発明において、
表示情報処理手段と第1の通信手段をサーバ側コンピュ
ータからブラウザ側コンピュータへ送信するようにした
ので、第2〜第5発明の効果に加え、これらの手段をブ
ラウザ側コンピュータ1の使用者に配布してインストー
ルし直す手間が省け、改版(バージョンアップ)などに
容易に適応可能となる。第7発明では、第2〜第4発明
において、状態変化のあった管理ポイントの状態情報の
みを第1の通信手段へ送るようにしたので、第2〜第4
発明の効果に加え、状態変化のない管理ポイントの状態
情報を第1の通信手段へ送らないようにして、ネットワ
ークの負荷を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る状態監視システムの概略を示す
システム構成図(実施の形態2)である。
【図2】 ブラウザ側コンピュータでの特徴的な処理動
作を示すフローチャートである。
【図3】 サーバ側コンピュータでの特徴的な処理動作
を示すフローチャートである。
【図4】 表示装置における初期表示情報の画面上での
表示例を示す図である。
【図5】 本発明に係る状態監視システムの概略を示す
システム構成図(実施の形態1)である。
【図6】 BAシステムの構成を例示する図である。
【符号の説明】
1…ブラウザ側コンピュータ、1−1…ブラウザプログ
ラム、B…通信プログラム、A1〜An…表示情報処理
プログラム、2…サーバ側コンピュータ、1−1…サー
バプログラム、C…通信プログラム、D…拡張プログラ
ム、3…BAシステム、4…表示装置、W1〜Wn…ウ
インドウ、5…設備機器、6…コントローラ、7…上位
コントローラ、8…中央監視装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 311

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザ側コンピュータ設けられたブラ
    ウザ手段と、ネットワークに接続されたサーバ側コンピ
    ュータに設けられたサーバ手段と、各種管理ポイントの
    状態情報を収集する状態情報収集手段とを備え、 前記ブラウザ手段からの情報送信要求に応じて前記サー
    バ手段が前記状態情報収集手段からの各種管理ポイント
    の現在の状態情報を前記ブラウザ手段へ送り、この送ら
    れてきた各種管理ポイントの現在の状態情報を表示装置
    の画面上に表示することを特徴とする状態監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ブラウザ側コンピュータは、 前記サーバ手段への情報送信要求後に起動され前記サー
    バ側コンピュータと通信を行う第1の通信手段と、 前記サーバ手段および前記第1の通信手段を介して送ら
    れてくる管理ポイントの状態情報を前記表示装置の画面
    上に表示するための画面情報を作成する表示情報処理手
    段とを備え、 前記サーバ側コンピュータは、 前記ブラウザ手段が停止するまで、前記状態情報収集手
    段からの各種管理ポイントの状態情報のうち少なくとも
    状態変化のあった管理ポイントの状態情報を前記第1の
    通信手段へ送る第2の通信手段を備たことを特徴とする
    状態監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、第1の通信手段は、
    前記サーバ側コンピュータに対し管理ポイントを指定し
    て状態情報送信要求を送ることを特徴とする状態監視シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記ブラウザ
    手段が停止されるまで、前記第1の通信手段と前記第2
    の通信手段との接続が保持され続けることを特徴とする
    状態監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3において、状態変化が発
    生したときにのみ前記第1の通信手段と前記第2の通信
    手段との接続を行い、その状態変化のあった管理ポイン
    トの状態情報を前記第2の通信手段より前記第1の通信
    手段へ送るようにしたことを特徴とする状態監視システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の何れか1項において、前
    記表示情報処理手段と前記第1の通信手段が前記サーバ
    側コンピュータから前記ブラウザ側コンピュータへ送信
    されることを特徴とする状態監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項2〜4において、前記第2の通信
    手段は、状態変化のあった管理ポイントの状態情報のみ
    を前記第1の通信手段へ送ることを特徴とする状態監視
    システム。
JP34528197A 1997-12-15 1997-12-15 状態監視システム Expired - Fee Related JP3884549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34528197A JP3884549B2 (ja) 1997-12-15 1997-12-15 状態監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34528197A JP3884549B2 (ja) 1997-12-15 1997-12-15 状態監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11177611A true JPH11177611A (ja) 1999-07-02
JP3884549B2 JP3884549B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=18375538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34528197A Expired - Fee Related JP3884549B2 (ja) 1997-12-15 1997-12-15 状態監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3884549B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032273A1 (fr) * 2001-10-04 2003-04-17 Omron Corporation Appareil de gestion de capteurs, programme de commande de l'appareil de gestion de capteurs, support d'enregistrement lisible par ordinateur contenant le programme et procede de commande de l'appareil de gestion des capteurs
JP2003289586A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Asahi Kasei Corp ホームネットワーク
WO2004082318A1 (ja) * 2003-03-12 2004-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 遠隔制御装置、遠隔制御方法および被遠隔制御装置
JP2010087682A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Brother Ind Ltd ウェブサーバ機能を有するプリンタ
JP2013122623A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Mitsubishi Electric Corp 状態監視システム
US8836972B2 (en) 2008-09-30 2014-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having web server function

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032273A1 (fr) * 2001-10-04 2003-04-17 Omron Corporation Appareil de gestion de capteurs, programme de commande de l'appareil de gestion de capteurs, support d'enregistrement lisible par ordinateur contenant le programme et procede de commande de l'appareil de gestion des capteurs
US7406401B2 (en) 2001-10-04 2008-07-29 Omron Corporation Sensor manager device, computer program for controlling sensor manager device, computer-readable storage medium containing computer program, and method controlling sensor manager device
JP2003289586A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Asahi Kasei Corp ホームネットワーク
WO2004082318A1 (ja) * 2003-03-12 2004-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 遠隔制御装置、遠隔制御方法および被遠隔制御装置
US7839299B2 (en) 2003-03-12 2010-11-23 Panasonic Corporation Remote control device, remote control method, and remotely controlled device
JP2010087682A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Brother Ind Ltd ウェブサーバ機能を有するプリンタ
US8836972B2 (en) 2008-09-30 2014-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having web server function
US9049316B2 (en) 2008-09-30 2015-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having web server function
US9131082B2 (en) 2008-09-30 2015-09-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having web server function
JP2013122623A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Mitsubishi Electric Corp 状態監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3884549B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4157180B2 (ja) 機器の操作装置および操作方法
US20090094326A1 (en) Control system methods and apparatus with services
JP5976210B2 (ja) 監視システム、設備管理装置、監視方法及びプログラム
JP2004510275A (ja) 遠隔デバイスとの動的なインタラクションのためのシステムおよび方法
US20010047420A1 (en) System and method for the operator control and for the monitoring of an automation system over the internet using an asymmetric internet connection
JP3387000B2 (ja) 空気調和機の監視システム及び遠隔監視装置
US20020103894A1 (en) Information processing system, apparatus, method, and storage medium
JP2006268470A (ja) 非同期通信方法
JP2003240318A (ja) 監視装置
JP2001022438A (ja) 監視システム
JPH11177611A (ja) 状態監視システム
JP3378148B2 (ja) 遠隔地監視装置
EP2093510B1 (en) Air-conditioning system and air-conditioning control and monitoring apparatus
JP3455681B2 (ja) 広域プラント監視制御システム
JP2005291610A (ja) 空調制御監視装置およびビル管理システム
JP2003228416A (ja) 設備管理装置
JPH11161322A (ja) 生産ライン監視システム
JP2002099975A (ja) 遠隔監視システム
JP4221335B2 (ja) 監視システム
JP2002071246A (ja) 監視システム
JPH1117678A (ja) 網管理装置の遠隔操作方式
JPH10207527A (ja) 施設監視制御方式
JP3909330B2 (ja) 監視システム
JP2005346257A (ja) 情報処理装置及びデバイス
JP3286938B2 (ja) ビル管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040409

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees