JPH11177534A - 光分配システム - Google Patents

光分配システム

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JPH11177534A
JPH11177534A JP10275116A JP27511698A JPH11177534A JP H11177534 A JPH11177534 A JP H11177534A JP 10275116 A JP10275116 A JP 10275116A JP 27511698 A JP27511698 A JP 27511698A JP H11177534 A JPH11177534 A JP H11177534A
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optical
signal
optical signal
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downstream
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JP10275116A
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Nicholas J Frigo
ジェイ.フリゴー ニコラス
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Nokia of America Corp
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Lucent Technologies Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2587Arrangements specific to fibre transmission using a single light source for multiple stations

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ネットワーク用のコヒーレント光学通信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 本発明のコヒーレント光学通信システム
は、上流方向光学信号を生成するためにその一部が使用
される下流方向光学信号を生成する光ソース110と、
前記上流方向光学信号とローカル発振機の光学信号を結
合する光カプラ138と、前記光カプラに接続され、前
記上流方向光学信号上で変調された情報を取り出すため
に前記結合された光学信号を受信し処理するコヒーレン
ト受信機114とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学通信システム
に関し、特にコヒーレント光学通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバによる通信技術は、その低損
失性と幅広いバンド幅の特性により長距離の電話ネット
ワークに完全に利用されるようになっている。ローカル
ループのアプリケーションの領域においては、経済的に
魅力的な選択事項として徐々に展開されている。多くの
研究努力がローカルループのアプリケーション内におい
て光ファイバによる通信(ローカルループにおける光フ
ァイバ)を実現するための技術の開発に向けられてい
る。しかし、ローカルループのアプリケーションにおい
て光ファイバによる光学通信を実現するためのコスト,
容量,切り換えの問題は、依然として解決しなければな
らない。
【0003】近年、より費用効果的にローカルループに
光ファイバを導入する努力に向けて技術が開発されてい
る。例えば、受動型光ネットワーク(passive optical
network −PON)は、中央局(central office−C
O)またはホストデジタル端末とネットワークの加入者
の端末装置との間に光学信号をやりとりするための能動
的な素子を必要とすることのない光学通信システムであ
る。PONはCOから複数の遠端ノードの各々に延びる
複数の光ファイバからなる第1のスターとして具体化さ
れる。
【0004】各遠端ノードは、その遠端ノードから複数
の光ネットワークユニット(optical network nuits −
ONU)に延びる第2の複数の光ファイバから構成され
る第2スターへの中央局として見ることができる。光フ
ァイバをローカルループに展開すると考えられる2つの
公知のPONのアーキテクチャは、"Telephone OverPas
sive Optical Networks" (TPON)と、"Passive Ph
otonic Loops"(PPL)である。
【0005】TPONのアーキテクチャにおいては、C
Oは共通信号を全てのエンドユーザに放送する。情報
は、時分割多重化(TDM)信号および/またはサブキ
ャリア多重化チャネルの場合には個々のタイムスロット
内でブロードキャスト信号内で分離されている。遠端ノ
ードにおけるスターカプラは、このブロードキャスト信
号を光ネットワークユニットに分配する。
【0006】上流方向への情報は、各ONUから特定の
タイムスロット内で送信され、遠端ノードで受信され、
そしてCOに多重化されて向けられる。時間的な衝突の
管理および分配された光学パワーとエンドユーザの数と
の間のトレードオフにより、従来のTPONアーキテク
チャのアップグレードの可能性と展開が制限されてしま
う。
【0007】一方PPLアーキテクチャにおいては、各
ONUには唯一の波長が割り当てられ、光学情報は伝送
信号内で波長分離されている。波長分割多重化(WD
M)PONのスキームにおいては、COは各ONUに唯
一の波長を割り当てている。光学情報は、COから複数
の遠端ノードの1つのノードに波長にしたがって伝送さ
れる。各遠端ノードは、その受信信号を光学的に分離
し、波長により分離化された信号を各ONUに向けてい
る。
【0008】上流方向の伝送に対しては、各ONUは、
そのONUに割り当てられた波長における個々の光学送
信機を有する。各ONUは、信号を遠端ノードに送信
し、そこで信号は合成信号に組み込まれてCOに送信さ
れる。WDMPONにおいては、加入者に意図された全
ての光はその加入者に向けられ、そしてその逆も行われ
るために一般的にパワーバジェット(予算)が優れてい
るが、WDMPONを実現するには極めてコストが高
い。例えば、加入者はONUにおいて波長仕様のレーザ
を保有しなければならない。
【0009】ローカルループのアプリケーションの光フ
ァイバに対しWDMPONを実現し、その動作を改良す
るためのコストを低減するために、Communication Syst
em Based on Remote Interrogation of Terminal Equip
ment(RITE−Net(R))が開発され、これは米国
特許第5,559,624号に開示されている。この前
掲の624特許においては、COは下流方向情報により
変調された光学信号を加入者のONUに波長分割多重化
ネットワークを介して送信する。
【0010】この下流方向の光学信号の一部はONU内
で検出され、その結果下流方向の情報が再生され、そし
て残りの部分はONUの上流方向の情報により再変調さ
れCOに戻される。かくして624特許に開示されたシ
ステムは、各ONUにおいて波長仕様の光ソースの必要
性を回避している。かくしてRITE−Net(R) シス
テムは、各ONUに必要とされる装置のコストを低減し
ている。このRITE−Net(R) システムは、低コス
トでWDMの性能の潜在的能力を提供することに加え
て、RITE−Net(R) システムはフレキシブルであ
り、既存のシステムに組み込まれた際には、さらに余分
のパワーの消費が可能となる。
【0011】このRITE−Net(R) アーキテクチャ
は、多くの利点があるが、ある時点で容量に対する必要
性が課題となり、数百Mb/sの容量を有する専用レー
ザでさえ不十分となり得る。その時点においては、下流
方向と上流方向の信号の両方に対し中央局レーザが提供
する光のもつ本質的なパワーの限界によりネットワーク
の容量を制限してしまう。したがって、より高級な光学
受信機がCOで必要とされ、上流方向の信号の損失予想
を改善しなければならない。
【0012】一般的にコヒーレント光学受信機は光学ロ
ーカル発振レーザを有し、このレーザは遠端送信機から
の来入信号にロックされ、自乗法則の光検出機がヘテロ
ダインまたはホモダインモードで用いられる。ヘテロダ
インモードにおいては、光学ローカル発振レーザの波長
は、遠端送信機の波長とは区分され、受信機内でビート
周波数を生成する。
【0013】一方ホモダインモードにおいては、ローカ
ル発振機は同一の光学波長で来入キャリア波に位相ロッ
クされる。この両方の場合において、ローカル発振機か
らの基準情報は、光検出機の表面における来入光学信号
と組み合わされ、この光検出機が2つの光学信号の積に
比例する電流を生成する。特にキャリア光電流は、光学
信号フィールドに線形に依存し、ローカル発振機により
生成された電解に比例する係数で増幅される。
【0014】コヒーレント光ファイバシステムは、受信
機の感受性と選択性を大幅に改善する潜在的能力を有す
る。コヒーレント受信機により提供されるこれらの潜在
的能力の増加により光学周波数において、近接して離間
したキャリア上でより多くのチャネルが送信可能で、こ
れにより容量が増加することになる。ローカル発振機の
周波数を決定し,生成し,ロックするために受信信号を
復調するために、正確なローカル発振機の周波数を提供
するために、受信キャリア周波数を必要とするようなコ
ヒーレント光学システムの不利な点は、それを実現する
ことがコスト的に困難なことである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、このようなコヒーレントシステムの利点を提供
し、かつ前述したような欠点を取り除くような光通信シ
ステムを提供することである。さらに本発明は、光ネッ
トワークで使用されるコヒーレント光学通信システムを
提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のコヒーレント光
学システムは、光カプラ即ち受信した上流方向の光学信
号と光学ローカル発振機信号を組み合わせる結合機を有
する。さらに本発明のコヒーレント光学システムは、コ
ヒーレント光学受信機を有し、この受信機は上流方向の
光学信号から上流方向情報を取り出すために、光学カプ
ラからの組み合わされた光学信号を受信し、処理するよ
う構成されている。
【0017】一実施例においては、本発明のコヒーレン
ト光学通信システムは、特定の波長(または波長の組)
の下流方向の光学信号から構成される合成下流方向光学
信号を生成する光ソースを有する中央局を有する。特定
の波長(または波長の組)を有する下流方向の光学信号
は、下流方向の宛先に向けられ、この下流方向の光学信
号の1部(上流方向の上方でもって変調された後の)
は、合成上流方向光学信号の一部である特定の波長の上
流方向光学信号として中央局に戻される。
【0018】この中央局においては、光学カプラまたは
結合機が受信した上流方向光学信号と光学ローカル発振
機信号とを組み合わせ、そしてコヒーレント光学受信機
がこの組み合わされた光学信号を処理する。下流方向の
光学信号を生成する光ソースは、ローカル発振機信号を
生成する光ソースと同一または類似の構成をしている。
【0019】かくして、本発明のコヒーレント光学シス
テムは、ローカル発振機信号を生成する際の問題とコス
トを削除するが、その理由は同一または類似のソースが
既に利用できるからである。下流方向光学信号を生成す
る同一または類似構成の光学信号とローカル発振機シス
テムにより加入者の場所において、波長が登録され、安
定化された光ソースの余分のコストを必要とすることな
く容量の増加が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】光分配ネットワーク用に、本発明
によるコヒーレント光学分配システムの一実施例を現代
の光分配ネットワークに関連したコストを低減し、性能
を向上させるためにいかに実現されたかを以下説明す
る。本発明のコヒーレント光信号検出システムは、波長
選択性および効果的な増幅を行う等の優れた利点があ
る。光分配ネットワーク内に本発明のコヒーレント光通
信システムを用いることによりいくつかの利点がある。
【0021】コヒーレント検出を利用するための障害の
1つは、受信した上流方向信号を適正に復調するため
に、正確なローカル発振機(LO)信号周波数を提供す
るために、受信した上流方向キャリア周波数を獲得する
必要がある点である。ローカル発振機信号の周波数を決
定し、生成し、ロックすることは、実現するのは困難で
あり、コストのかかるものである。しかし、RITE−
Net(R) アーキテクチャを用いると上流方向信号は下
流方向信号の一部から得ることができる。したがって上
流方向信号を生成するソースは、復調が行われる中央局
にあるため、同一または類似のソースを用いてLO信号
を生成することができる。
【0022】図1にはコヒーレント上流方向通信リンク
を含む光ネットワーク100が示されている。この光ネ
ットワーク100は、遠端ノード104に下流方向光フ
ァイバ134,上流方向光ファイバ136を介して光学
的にリンクされた中央局102を有する。遠端ノード1
04は、1つあるいは複数の光ネットワークユニット
(ONU)106−a乃至106−nに1つあるいは複
数の対のファイバ(例、下流方向光ファイバ130a−
nと上流方向光ファイバ132a−n)を介して光学的
にリンクされている。
【0023】RITE−Net(R) アーキテクチャを用
いると、下流方向光学信号は中央局102において合成
した下流方向光学信号あるいは波長分割多重化(WD
M)信号に形成され、下流方向光ファイバ134を介し
て遠端ノード104に送られる。遠端ノード104は波
長選択デバイス、例えば導波路グレーティングルータ
(WGR)122を有し、このWGR122は下流方向
光ファイバ134上のWDM信号の適当な波長(あるい
は波長範囲)を適当なONU106に配送する。したが
ってONU106はその割り当てられた波長(または波
長の組)で、適当な信号を受信する。
【0024】同図に示すようにONU106a−nは、
それぞれスプリッタ124a−nを用いて下流方向光フ
ァイバ130a−nを介して受信した信号を分離する。
このスプリッタ124は、例えば光学信号のエネルギの
一部を受信機126に、そしてまた光学信号のエネルギ
の一部を変調器128に向けるような光学スプリッタか
らなる。これらの素子の一部または全ては、集積するの
が望ましい。さらに変調器128は、光学ゲインを与え
ることもできる。この変調器128は、上流方向情報を
用いて光学信号の分離部分をさらに変調する(例えば、
既に変調された来入信号を潜在的に変調する)、そして
それは遠端ノード104に上流方向光ファイバ132を
介して送信される。
【0025】遠端ノード104において、ONU106
a−nからの上流方向光学信号は、WGR122により
光学的に結合され、合成上流方向光学信号あるいはWD
M信号を形成し、この信号が中央局102に上流方向光
ファイバ136を介して送信される。多重化機能および
脱多重化機能の両方を実行するために、導波路グレーテ
ィングルータを用いることは、従来の独立した波長分割
マルチプレクサ対が追跡の問題,基準の問題を生成する
ために好ましい。
【0026】ONU106a−nおよび/または遠端ノ
ード104は、上流方向光ファイバ132a−nまたは
136上で伝送する前に上流方向光学信号を増幅するた
めに、エルビウムドープファイバ増幅機のような光学増
幅機(図示せず)を含むこともできる。しかし、本発明
によれば、コヒーレント検出は受信信号の効果的な増幅
を行うので、このような増幅機は増幅機の使用を回避で
き、その結果余分のコストの削減が可能となる。
【0027】図2Aは、本発明の一実施例による中央局
102を示す。同図に示すように中央局102はレーザ
のような光ソース110を有し、特定の波長(または波
長の組)を有する下流方向光学信号を変調し送信する。
この実施例においては、下流方向光学信号は導波路グレ
ーティングルータ(WGR)133による合成下流方向
光学信号に変形され、この合成下流方向光学信号は遠端
ノード104(図1)に下流方向光ファイバ134を介
して送信され、そこで合成下流方向光学信号は分離され
波長によりONU106に分配される。
【0028】合成上流方向光学信号は、中央局102が
上流方向光ファイバ136を介して受信し、WGR13
3はこの合成上流方向光学信号から特定の波長を有する
上流方向光学信号を光カプラ138に配送する。この光
カプラ138は、受信した上流方向光学信号と局部発振
機光学信号LOとを合成する。
【0029】この合成された光学信号はコヒーレント受
信機114に与えられ、このコヒーレント受信機114
は必要によりこの合成信号を処理する。この実施例にお
いては、コヒーレント受信機114は合成光学信号を受
信し,検出し,混合してそれを電気信号に変換する。コ
ヒーレント受信機114は自乗法則検出機として動作す
るホトダイオードのような光検出機を有し、この合成光
学信号の混合作用を実行する。
【0030】かくして混合は、光ダイオード上で行われ
るその理由は、光ダイオードは、光ダイオード上に入射
する合成光学信号の電解の自乗に比例する電流を生成す
るからである。この実施例においては、混合は自乗プロ
セス内で行われる。合成光学信号の非線形光学処理の別
の実施例を用いて、合成光学信号を混合することもでき
る。さらにこの実施例においては、光ソース110と光
カプラ138とコヒーレント受信機114は、それぞれ
の特定の波長(あるいは波長の組)として示されてい
る。
【0031】パワーバジェット,複雑さ,スループット
等を考慮する必要がない場合には、WGR133は必ず
しも必要ではない。特定の波長(または波長の組)を有
する光学信号を生成する複数の光ソース110と、それ
ぞれの合成光学信号を生成するために、LO信号と上流
方向光学信号とを組み合わせる複数の結合機と、合成信
号を受信し、処理する複数の受信機を含む実施例も可能
である。他の構成も当然のことながら可能である。例え
ば、特定の波長(または波長の組)を有する光学信号を
生成する1個の光ソース110を複数のコヒーレント受
信機114と複数の光カプラ138と共に用いることも
できる。
【0032】ローカル発振機信号と低振幅信号とを組み
合わせることによりコヒーレント検出は、低振幅光学信
号が受信機で容易に検出可能となる。その理由は、光学
信号はローカル発振機信号により生成される電解に比例
する係数でもって増幅されるからである。特にヘテロダ
インコヒーレント受信機においては、ローカル発振機信
号は受信端から送信されるために、ローカル発振機信号
の電解の振幅EL は、来入する光学信号の電解の振幅E
S よりもはるかに大きいと仮定することができる。ここ
で、ELcos(ωs+ω)t はローカル発振機の電解で、
EScosωst は来入信号の電解で、ωs は光学信号の周
波数で、ωはビート周波数である。
【0033】コヒーレント受信機114により生成され
る電流ic(t) は合成光学信号の自乗即ち、EL2+E
S2+2ELEScosωt に比例する。電流信号のEL2部分
は、DC成分で容易にフィルタで除去できる。電流信号
のES2部分は、ローカル発振機の電解が来入信号の電解
よりも十分に大きいと仮定すると無視可能の程小さく、
したがって無視する。残されたものは2ELEScosωt
の部分であるが、これは容易に受信可能で必要により処
理できる。かくしてコヒーレント検出は、有効な増幅を
与えることができ、これにより非常に小さいな振幅の光
学信号も受信機で検出が可能となる。
【0034】スター構成を用いることにより適当なロー
カル発振機の光ソース110は、中央局102に既に存
在した上流方向光学信号ソースの周波数にロックされ、
かくしてLO信号の周波数を生成し、ロックすることに
関連する困難さおよび費用を回避できる。即ち下流方向
信号を生成するために、そしてその結果上流方向光学信
号を生成するために用いられるまさに同一の光ソース1
10を用いてローカル発振機信号を生成することができ
る。LO信号を提供するこの方法は、コストを削減し効
率的である。
【0035】本発明の別の実施例においては、下流方向
信号を生成するのに用いられる光ソース110と同一の
別の信号ソースを用いてローカル発振機信号を生成する
ことができる。別のローカル発振機信号ソースを用いる
ことにより、下流方向光学信号とローカル発振機信号L
Oの両方を生成するために、光ソース110を用いるこ
とによるコヒーレント光学通信システムの実施例に関連
する時間をシェアする問題を回避することができる。
【0036】したがって、図2Bに示すように中央局1
02における別の光ソース110′は、ローカル発振機
信号LOを生成するために専用される。光ソース11
0′は光ソース110と同一のものでもよく、あるいは
受信した上流方向光学信号を復調するために必要とされ
る適当なローカル発振機信号LOを生成するために、光
ソース110にスレーブ即ちロックされる構成でもよ
い。
【0037】本発明は、かくして光学信号を通信する効
率的な方法を提供し、これにより各ONUにおける増幅
をする必要がなくなる。さらにまた、本発明によりスル
ープットを増加することにつながるより大きな周波数選
択性が得られる。例えば、図3は特定のONU106用
の光ソース110(図2A,2B)により生成された光
学周波数バンド300を表す。ローカル発振機信号を選
択的にチューニングすることにより、異なる周波数をコ
ヒーレント受信機114(図2A,2B)用に選択する
ことができる。
【0038】例えばES1のような1個の信号が光学周波
数バンド300内にあると、コヒーレント受信機114
はローカル発振機信号LO1 を同一の周波数に合わせる
ことにより信号ES1を受信する。コヒーレンスは周波数
選択性を与えるために、例えばES2のような別の信号が
光学周波数バンド300に加えることができ、これによ
りスループットが増加する。コヒーレント受信機114
は、ローカル発振機信号LO2 を適当な周波数に選択的
にチューニングすることにより信号ES2を受信する。
【0039】これを行うに際し、ローカル発振機信号L
O1 ,LO2 は、光学周波数バンド300内で互いに5
GHzまたは10GHz移動可能で、その結果信号ES1
は周波数LO1 で情報を有し、信号ES2は周波数LO2
で情報を有する。かくしてこのような選択的チューニン
グは、適切に同調されたフィルタ,別個のレーザまたは
ローカル発振機信号の周波数をシフトする別の方法によ
り達成することができる。
【0040】本発明により、中央局の場所からの診断動
作が可能となる。中央局で行われる公知の診断操作は、
時間領域の光反射計(OTDR)テストである。このテ
ストは、例えば J. M. Senior 著の "Optical Fiber Co
mmunication," pp. 822-27 (Prentice Hall 1992) に記
載されている。
【0041】OTDRテストにおいては、光パルスが光
ファイバの一端、例えば中央局に与えられる。後方散乱
効果(backscatter effects) に起因して反射されて戻
された光を測定することが行われる。この後方散乱され
た光を測定することにより光学リンクの状態をノードに
与えることができる。一般的に、特定のONUが中央局
と通信できない場合には、光ファイバケーブルが切断さ
れたかおよびそのおよその位置を決定するためにOTD
Rテストが実行される。しかし、後方散乱光は振幅が非
常に小さいためにその光を適切に受信し、処理すること
は困難である。
【0042】本発明はコヒーレント検出とそれに関連し
て行われる増幅を用いることにより低振幅の後方散乱光
を容易に受信し、処理することができる。図4に示すよ
うに光ソース401を用いて光パルスを生成し、それを
上流方向光ファイバ136に例えば光カプラ403を介
して送信する。光ソース405は、光ソース401にロ
ックされているが、それを用いて後方散乱光のコヒーレ
ント検出用に適切なローカル発振機信号LOを生成す
る。
【0043】ローカル発振機信号LOをミキサ407に
より後方散乱された光学信号と混合する。その後この混
合された信号を受信し、必要に応じて処理してバック散
乱光の測定を行い、その結果を用いて光ファイバケーブ
ルの故障点の位置を決定する。したがって、コヒーレン
ト検出を使用することにより非常に低い振幅の光学信号
を容易に受信し、処理して故障検出とその分離が可能と
なる。
【0044】本発明によるコヒーレント光通信システム
の別の構成は、素子を省略したりあるいは追加したり、
特定の実施例によっては異なる計を用いて現代の光分配
ネットワークに関連したコストを低減し、性能を向上さ
せるために上記の構成の変形例を用いることができる。
さらに、コヒーレント光通信システムの別の構成例は、
受信した光学信号を増幅し、スループットを増加し、性
能を改善することになるような周波数選択性を増加させ
るコヒーレント光信号検出に基づいて可能である。
【0045】受信した上流方向信号を適切に復調するた
めに正確なローカル発振機(LO)信号周波数を得るた
めに、ある種の実施例では下流方向信号を提供するため
に、上流方向信号を生成するために、同一の信号ソース
を用いている、そして下流方向信号を生成するソースは
中央局にあり、そこで受信した上流方向信号が復調され
るので、同一または類似の信号ソースを用いて上流方向
信号とLO信号を生成することができる。
【0046】本発明の実施例においては、複数の構成素
子を用いた例を用いて説明したがこれらの素子は集積回
路あるいは別の形態のWGR、あるいはONUにおける
別の受信機あるいはコヒーレント光学通信システムの別
の側面を実行する本発明の変形例を用いることもでき
る。例えば本発明によるコヒーレント光通信システムを
利用する中央局は、様々な形態をとることができる。さ
らにまた本発明は特定の集積回路、ソフトウェアにより
駆動される処理回路、あるいは他の個別の素子を組み合
わせて本発明のコヒーレント光学通信システムを実現す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライトネットシステムで使用されるようなスタ
ー光学分散アーキテクチャを表す図
【図2】本発明の一実施例を実行するための中央局のブ
ロック図
【図3】本発明の一実施例の利点を表すグラフ
【図4】本発明の一実施例による時間領域光反射計(op
tical time domain reflectometry −OTDR)を実行
するための中央局のブロック図
【符号の説明】
100 光ネットワーク 102 中央局 104 遠端ノード 106 光ネットワークユニット(ONU) 110 光ソース 114 コヒーレント受信機 122,133 導波路グレーティングルータ(WG
R) 124 スプリッタ 126 受信機 128 変調器 130,134 下流方向光ファイバ 132,136 上流方向光ファイバ 138,403 光カプラ 300 光学周波数バンド 401,405 光ソース 407 ミキサ 409 コヒーレント受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ上に上流方向光学信号を生成
    するために、下流方向光学信号の一部が使用され、この
    下流側の宛先で受信される下流方向光学信号を生成する
    光ソースと、 前記光ファイバに接続され、前記上流方向光学信号とロ
    ーカル発振機の光学信号を結合する光カプラと、 前記光カプラに接続され、前記上流方向光学信号上で変
    調された情報を取り出すために前記の結合された光学信
    号を受信し、処理するコヒーレント受信機とからなるこ
    とを特徴とする光分配システム。
  2. 【請求項2】 前記光ソースは、前記光カプラに接続さ
    れ、前記ローカル発振機信号を生成することを特徴とす
    る請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記光カプラに接続され、前記ローカル
    発振機信号を生成する第2光ソースをさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2光ソースは、前記光ソースにロ
    ックされることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 中央局と光ネットワークユニットと遠端
    ノードとを有する光分配ネットワークにおいて、 前記中央局は、 特定の波長を有する下流方向光学信号の合成下流方向光
    学信号を生成するよう構成された光ソースと、 上流方向光信号とローカル発振機光信号とを受信し、こ
    れらの信号を結合して合成光学信号を生成するよう構成
    された光カプラと、 前記光カプラに結合され、前記上流方向光学信号上で変
    調された情報を取り出すために、前記結合された光学信
    号を受信し、処理する受信機と、 を有し、 前記光ネットワークユニットは、前記上流方向光学信号
    を生成するために下流方向光学信号を受信し、前記下流
    方向光学信号の少なくとも一部を利用し、 前記遠端ノードは、前記合成下流方向光学信号を受領
    し、波長に応じて前記下流方向光学信号を前記光ネット
    ワークユニットに配送し、前記上流方向光学信号を受信
    し、この上流方向光学信号を前記中央局に与えることを
    特徴とする光分配ネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記光ソースは、前記光カプラに結合さ
    れ、前記下流方向光学信号と前記ローカル発振機信号と
    を生成することを特徴とする請求項5記載のネットワー
    ク。
  7. 【請求項7】 前記光カプラに結合され、前記ローカル
    発振機信号を生成する第2光ソースをさらに有すること
    を特徴とする請求項5記載のネットワーク。
  8. 【請求項8】 (A) 下流方向宛先に向けて光ソース
    により下流方向光学信号を生成するステップと、 (B) 前記下流方向宛先からの上流方向光学信号を受
    領し、そこに上流方向情報が変調された前記上流方向光
    学信号を生成するために、前記下流方向光学信号の一部
    を利用するステップと、 (C) 前記上流方向光学信号とローカル発振機信号と
    を結合するステップと、 (D) 前記上流方向光学信号上に変調された上流方向
    情報を再生するために前記結合された光学信号を処理す
    るステップとからなることを特徴とする光情報の通信方
    法。
  9. 【請求項9】 (E) 前記光ソースにより前記ローカ
    ル発振機信号を生成するステップをさらに有することを
    特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 (F) 前記第2光ソースにより前記
    ローカル発振機信号を生成するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 (G) 前記下流方向光学信号を受信
    するステップと、 (H) 上流方向情報が変調された前記上流方向光学信
    号を生成するために、前記下流方向光学信号の少なくと
    も一部を利用するステップとをさらに有することを特徴
    とする請求項8記載の方法。
JP10275116A 1997-09-30 1998-09-29 光分配システム Pending JPH11177534A (ja)

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