JPH11177496A - 空間光伝送装置の電源装置 - Google Patents
空間光伝送装置の電源装置Info
- Publication number
- JPH11177496A JPH11177496A JP9340966A JP34096697A JPH11177496A JP H11177496 A JPH11177496 A JP H11177496A JP 9340966 A JP9340966 A JP 9340966A JP 34096697 A JP34096697 A JP 34096697A JP H11177496 A JPH11177496 A JP H11177496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply line
- fixed station
- spatial light
- light transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/11—Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
- H04B10/114—Indoor or close-range type systems
- H04B10/1149—Arrangements for indoor wireless networking of information
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電源投入時の突入電流を低減し、過電流による
電圧低下を防止して、安全・確実に起動することができ
る空間光伝送装置の電源装置を提供する。 【解決手段】この電源装置は、間隔をおいて配置された
複数の固定局Ｋ１〜Ｋｎと移動可能に配設された移動局
Ｐとの間で、空間光を用いて信号の伝送を行なう空間光
伝送装置の電源装置である。電源ユニット２から複数の
固定局Ｋ１〜Ｋｎに対し電源線路４ａがカスケード式に
順に接続される。電源線路に直列に接続された固定局内
の内部電源線路４ｂに直列に開閉接点５が接続され、固
定局に電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して電源供
給が開始された時点から、遅延回路９に設定した所定の
遅延時間後、開閉接点５が閉成するようにして、複数の
固定局に対し順に電源を投入していく。
電圧低下を防止して、安全・確実に起動することができ
る空間光伝送装置の電源装置を提供する。 【解決手段】この電源装置は、間隔をおいて配置された
複数の固定局Ｋ１〜Ｋｎと移動可能に配設された移動局
Ｐとの間で、空間光を用いて信号の伝送を行なう空間光
伝送装置の電源装置である。電源ユニット２から複数の
固定局Ｋ１〜Ｋｎに対し電源線路４ａがカスケード式に
順に接続される。電源線路に直列に接続された固定局内
の内部電源線路４ｂに直列に開閉接点５が接続され、固
定局に電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して電源供
給が開始された時点から、遅延回路９に設定した所定の
遅延時間後、開閉接点５が閉成するようにして、複数の
固定局に対し順に電源を投入していく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピッキング装置等
に適用される広域の空間光伝送装置において、特に、装
置の電源投入時の突入電流を低減する空間光伝送装置の
電源装置に関する。
に適用される広域の空間光伝送装置において、特に、装
置の電源投入時の突入電流を低減する空間光伝送装置の
電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、大型倉庫内に置ける物品
のピッキング装置として、倉庫内に物品搬送用の台車を
自在に走行可能に配置し、倉庫の天井等に通信用の固定
局を設置すると共に、台車に移動局を取り付け、固定局
と移動局間を空間光伝送により結び、物品のピッキング
情報を台車と制御装置間で、空間光を用いて通信を行な
う装置が使用されている。
のピッキング装置として、倉庫内に物品搬送用の台車を
自在に走行可能に配置し、倉庫の天井等に通信用の固定
局を設置すると共に、台車に移動局を取り付け、固定局
と移動局間を空間光伝送により結び、物品のピッキング
情報を台車と制御装置間で、空間光を用いて通信を行な
う装置が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種の空間光伝送装
置は、大型倉庫内で使用される場合、倉庫全体に光を放
射する必要がある。このため、図１に示すように、親機
となる制御装置に対し接続される複数の固定局は、倉庫
全体に光を放射するように、天井等に分散して十数台が
取り付けられる。
置は、大型倉庫内で使用される場合、倉庫全体に光を放
射する必要がある。このため、図１に示すように、親機
となる制御装置に対し接続される複数の固定局は、倉庫
全体に光を放射するように、天井等に分散して十数台が
取り付けられる。
【０００４】しかし、これらの固定局は、通常、制御装
置に対しカスケード式に接続され、電源線は別置きの電
源ユニットから各固定局に分配して接続される。このた
め、電源ユニットにおいて電源を投入した時、十数台の
固定局に同時に起動電流（突入電流）が流れ、これによ
り、電源ユニットには図５のように、各固定局の突入電
流を加算した電流が瞬間的に流れ、この電流値は定常時
の数倍から十数倍に達する。そのため、電源投入時に電
源ユニットの過電流保護回路が動作して、その出力電圧
が異常に低下し、起動時の動作が不安定となったり、装
置が正常に起動できなくなる問題があった。
置に対しカスケード式に接続され、電源線は別置きの電
源ユニットから各固定局に分配して接続される。このた
め、電源ユニットにおいて電源を投入した時、十数台の
固定局に同時に起動電流（突入電流）が流れ、これによ
り、電源ユニットには図５のように、各固定局の突入電
流を加算した電流が瞬間的に流れ、この電流値は定常時
の数倍から十数倍に達する。そのため、電源投入時に電
源ユニットの過電流保護回路が動作して、その出力電圧
が異常に低下し、起動時の動作が不安定となったり、装
置が正常に起動できなくなる問題があった。
【０００５】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、電源投入時の突入電流を低減し、過電流による電圧
低下を防止して、安全・確実に起動することができる空
間光伝送装置の電源装置を提供することを目的とする。
で、電源投入時の突入電流を低減し、過電流による電圧
低下を防止して、安全・確実に起動することができる空
間光伝送装置の電源装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源装置は、間隔をおいて配置された複数
の固定局と移動可能に配設された移動局との間で、空間
に放射した光を用いて信号の伝送を行なう空間光伝送装
置の電源装置において、１台の電源ユニットと、電源ユ
ニットから複数の固定局に対し電源を供給するためにカ
スケード式に順に接続された電源線路と、電源線路に直
列に接続された固定局内の内部電源線路と、内部電源線
路に直列に接続された開閉器と、固定局に電源線路、内
部電源線路を通して電源供給が開始された時点から、所
定の遅延時間後に開閉器を閉成する遅延制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
に、本発明の電源装置は、間隔をおいて配置された複数
の固定局と移動可能に配設された移動局との間で、空間
に放射した光を用いて信号の伝送を行なう空間光伝送装
置の電源装置において、１台の電源ユニットと、電源ユ
ニットから複数の固定局に対し電源を供給するためにカ
スケード式に順に接続された電源線路と、電源線路に直
列に接続された固定局内の内部電源線路と、内部電源線
路に直列に接続された開閉器と、固定局に電源線路、内
部電源線路を通して電源供給が開始された時点から、所
定の遅延時間後に開閉器を閉成する遅延制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の作用・効果】このような構成の電源装置では、
電源ユニットの電源を投入すると、まず、電源線路、内
部電源線路を通して第一の固定局に電源が供給される。
電源投入時、突入電流が瞬間的に流れるが、１台の固定
局のみへの突入電流であるため、この電流値は、それ程
大きくはない。第一固定局の遅延制御手段は、電源供給
が開始された時点から、所定の遅延時間後に内部電源線
路上の開閉器を閉成する。この開閉器の閉成により、電
源線路を通して次の第二固定局に電源が供給される。す
ると、第二固定局の遅延制御手段は、電源供給が開始さ
れた時点から、所定の遅延時間後に内部電源線路上の開
閉器を閉成し、これにより、電源線路を通して次の第三
固定局に電源が供給される。
電源ユニットの電源を投入すると、まず、電源線路、内
部電源線路を通して第一の固定局に電源が供給される。
電源投入時、突入電流が瞬間的に流れるが、１台の固定
局のみへの突入電流であるため、この電流値は、それ程
大きくはない。第一固定局の遅延制御手段は、電源供給
が開始された時点から、所定の遅延時間後に内部電源線
路上の開閉器を閉成する。この開閉器の閉成により、電
源線路を通して次の第二固定局に電源が供給される。す
ると、第二固定局の遅延制御手段は、電源供給が開始さ
れた時点から、所定の遅延時間後に内部電源線路上の開
閉器を閉成し、これにより、電源線路を通して次の第三
固定局に電源が供給される。
【０００８】このように、一台の電源ユニットから複数
の固定局に電源を供給する場合、第一固定局、第二固定
局、第三固定局……第ｎ固定局のように、所定の遅延時
間を介して順に電源を供給していくため、電源ユニット
の電源投入時に、各固定局の突入電流を加算した大きな
初期電流が流れることはなく、電源投入時に電源ユニッ
トの過電流保護回路が動作することはない。従って、電
源ユニットの出力電圧が、電源投入時、異常に低下し、
起動時の動作が不安定となったり、装置が正常に起動で
きなくなる不具合を防止することができる。
の固定局に電源を供給する場合、第一固定局、第二固定
局、第三固定局……第ｎ固定局のように、所定の遅延時
間を介して順に電源を供給していくため、電源ユニット
の電源投入時に、各固定局の突入電流を加算した大きな
初期電流が流れることはなく、電源投入時に電源ユニッ
トの過電流保護回路が動作することはない。従って、電
源ユニットの出力電圧が、電源投入時、異常に低下し、
起動時の動作が不安定となったり、装置が正常に起動で
きなくなる不具合を防止することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明をピッキング装置に
適用した空間光伝送装置の構成図を示し、図２はその電
源装置のブロック図を示している。この空間光伝送装置
は、倉庫内の天井等に所定間隔で配設された複数の固定
局Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎと、倉庫内を走行する台車に設置
された移動局Ｐとの間で、放射した空間光（例えば近赤
外線）にデータ信号をのせて双方向通信を行なう伝送装
置である。
に基づいて説明する。図１は本発明をピッキング装置に
適用した空間光伝送装置の構成図を示し、図２はその電
源装置のブロック図を示している。この空間光伝送装置
は、倉庫内の天井等に所定間隔で配設された複数の固定
局Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎと、倉庫内を走行する台車に設置
された移動局Ｐとの間で、放射した空間光（例えば近赤
外線）にデータ信号をのせて双方向通信を行なう伝送装
置である。
【００１０】制御装置１は、図示しない端末装置等から
送られたピッキング情報等のデータ信号を入力して変調
し、その送信信号を送信用の信号線路に出力すると共
に、受信用の信号線路を通して各固定局から送られた受
信信号を入力する。
送られたピッキング情報等のデータ信号を入力して変調
し、その送信信号を送信用の信号線路に出力すると共
に、受信用の信号線路を通して各固定局から送られた受
信信号を入力する。
【００１１】各固定局Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎには、電源ユ
ニット２から直流電源が供給されるが、これらの固定局
Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎの電源は、電源ユニット２に対しカ
スケード方式により順に接続される。つまり、図２に示
すように、電源ユニット２の出力側は、電源線路４ａに
より、まず、第一の固定局Ｋ１の電源入力端子３に接続
され、第二の固定局Ｋ２の電源入力端子３は、次の電源
線路４ａにより第一の固定局Ｋ１の電源出力端子６に接
続され、以後、第三、第四の固定局Ｋ３〜Ｋｎが順に接
続される。
ニット２から直流電源が供給されるが、これらの固定局
Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎの電源は、電源ユニット２に対しカ
スケード方式により順に接続される。つまり、図２に示
すように、電源ユニット２の出力側は、電源線路４ａに
より、まず、第一の固定局Ｋ１の電源入力端子３に接続
され、第二の固定局Ｋ２の電源入力端子３は、次の電源
線路４ａにより第一の固定局Ｋ１の電源出力端子６に接
続され、以後、第三、第四の固定局Ｋ３〜Ｋｎが順に接
続される。
【００１２】これらの固定局Ｋ１〜Ｋｎ内に配設された
内部電源線路（正極側）４ｂにはリレーＲの常開接点５
が直列に接続され、内部電源線路４ｂとグランドライン
８の末端は電源出力端子６に接続される。固定局回路７
の電源ラインは入力端子側、つまり接点５の入力側の内
部電源線路４ｂとグランドライン８に接続される。
内部電源線路（正極側）４ｂにはリレーＲの常開接点５
が直列に接続され、内部電源線路４ｂとグランドライン
８の末端は電源出力端子６に接続される。固定局回路７
の電源ラインは入力端子側、つまり接点５の入力側の内
部電源線路４ｂとグランドライン８に接続される。
【００１３】更に、固定局回路７の一部に遅延回路９が
接続され、その遅延回路９の出力側に、スイッチングト
ランジスタＴＲとリレーＲを直列に接続したリレー回路
が接続される。遅延回路９は、電源ユニット２の電源投
入時に、電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して初期
電流（突入電流）が固定局回路７に供給されたとき、一
定時間ｔ２の経過後に、出力を出すように構成される。
その時間ｔ２は、図４に示すように、突入電流の発生時
間ｔ１より長く設定される。
接続され、その遅延回路９の出力側に、スイッチングト
ランジスタＴＲとリレーＲを直列に接続したリレー回路
が接続される。遅延回路９は、電源ユニット２の電源投
入時に、電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して初期
電流（突入電流）が固定局回路７に供給されたとき、一
定時間ｔ２の経過後に、出力を出すように構成される。
その時間ｔ２は、図４に示すように、突入電流の発生時
間ｔ１より長く設定される。
【００１４】固定局Ｋ１、Ｋ２、…Ｋｎは全て同じ構成
であり、それらの固定局回路７は、概略的には、図３に
示すように、制御装置１の送信用信号線路に接続される
インターフェース回路１０、インターフェース回路１０
を通して送られた変調送信信号を入力し投光素子１２を
駆動するドライバ回路１１、移動局Ｐから投光された光
を受光する受光素子１３、受光素子１３の受光信号を増
幅する増幅器１４、増幅された受光信号を復調する復調
器１５、及び復調されたデータ信号を受信用の信号線路
に送出するインターフェース回路１６とから構成され
る。
であり、それらの固定局回路７は、概略的には、図３に
示すように、制御装置１の送信用信号線路に接続される
インターフェース回路１０、インターフェース回路１０
を通して送られた変調送信信号を入力し投光素子１２を
駆動するドライバ回路１１、移動局Ｐから投光された光
を受光する受光素子１３、受光素子１３の受光信号を増
幅する増幅器１４、増幅された受光信号を復調する復調
器１５、及び復調されたデータ信号を受信用の信号線路
に送出するインターフェース回路１６とから構成され
る。
【００１５】次に、上記構成の空間光伝送装置の動作を
説明する。電源ユニット２の電源を投入すると、まず、
電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して第一の固定局
Ｋ１に直流電源が供給され、電源入力端子３、電源線路
４、ダイオードＤを通して電流が固定局回路７に供給さ
れる。電源投入時、突入電流が瞬間的に（非常に短時
間）流れるが、１台の固定局回路７のみへの突入電流で
あるため、この電流値は、図４のグラフの左端のピーク
のように、それ程大きくはない。
説明する。電源ユニット２の電源を投入すると、まず、
電源線路４ａ、内部電源線路４ｂを通して第一の固定局
Ｋ１に直流電源が供給され、電源入力端子３、電源線路
４、ダイオードＤを通して電流が固定局回路７に供給さ
れる。電源投入時、突入電流が瞬間的に（非常に短時
間）流れるが、１台の固定局回路７のみへの突入電流で
あるため、この電流値は、図４のグラフの左端のピーク
のように、それ程大きくはない。
【００１６】そして、固定局回路７に電源が供給される
と、遅延回路９が動作し、所定の時間ｔ２が経過後、出
力を出し、トランジスタＴＲがオンする。このとき、リ
レーＲが付勢され、その接点５が閉路し、これにより、
第二の固定局Ｋ２への電源供給が開始される。
と、遅延回路９が動作し、所定の時間ｔ２が経過後、出
力を出し、トランジスタＴＲがオンする。このとき、リ
レーＲが付勢され、その接点５が閉路し、これにより、
第二の固定局Ｋ２への電源供給が開始される。
【００１７】第二の固定局Ｋ２への電源供給は、第一の
固定局Ｋ１の電源出力端子６、電源線路４ａを通して行
なわれ、上記第一固定局Ｋ１への電源供給と同様に、電
源入力端子３、電源線路４、ダイオードＤを通して電流
が固定局回路７に供給される。この時、固定局回路７へ
は突入電流が瞬間的に流れるが、１台の固定局回路７の
みへの突入電流であるため、この電流値は、図４のグラ
フの左端から２つめのピークのように発生し、それ程大
きくはない。
固定局Ｋ１の電源出力端子６、電源線路４ａを通して行
なわれ、上記第一固定局Ｋ１への電源供給と同様に、電
源入力端子３、電源線路４、ダイオードＤを通して電流
が固定局回路７に供給される。この時、固定局回路７へ
は突入電流が瞬間的に流れるが、１台の固定局回路７の
みへの突入電流であるため、この電流値は、図４のグラ
フの左端から２つめのピークのように発生し、それ程大
きくはない。
【００１８】そして、第二の固定局Ｋ２の固定局回路７
に電源が供給されると、上記と同様に遅延回路９が動作
し、所定の時間ｔ２が経過後、出力を出し、トランジス
タＴＲがオンする。すると、リレーＲが付勢され、その
接点５が閉路し、これにより、第三の固定局Ｋ３への電
源供給が開始される。
に電源が供給されると、上記と同様に遅延回路９が動作
し、所定の時間ｔ２が経過後、出力を出し、トランジス
タＴＲがオンする。すると、リレーＲが付勢され、その
接点５が閉路し、これにより、第三の固定局Ｋ３への電
源供給が開始される。
【００１９】このようにして、図１、２の如くカスケー
ド接続された複数の固定局Ｋ１〜Ｋｎに、順に電源が供
給されることにより、図４のグラフに示すように、各固
定局への突入電流が順にシフトして生じる。よって、従
来のように、全ての固定局への突入電流が同時に発生す
ることはないため、電源投入時、電源ユニット２には突
入電流に起因した過大な過電流が流れることはない。従
って、過電流による過電流保護回路の動作によって、回
路動作に悪影響を及ぼすような電圧低下が生じることは
なく、空間光伝送装置を電源投入時から安全かつ確実に
動作させることができる。
ド接続された複数の固定局Ｋ１〜Ｋｎに、順に電源が供
給されることにより、図４のグラフに示すように、各固
定局への突入電流が順にシフトして生じる。よって、従
来のように、全ての固定局への突入電流が同時に発生す
ることはないため、電源投入時、電源ユニット２には突
入電流に起因した過大な過電流が流れることはない。従
って、過電流による過電流保護回路の動作によって、回
路動作に悪影響を及ぼすような電圧低下が生じることは
なく、空間光伝送装置を電源投入時から安全かつ確実に
動作させることができる。
【００２０】固定局Ｋ１〜Ｋｎと移動局Ｐ間では、通
常、双方向通信が行なわれるが、固定局Ｋ１〜Ｋｎから
移動局Ｐにデータを伝送する場合、制御装置１からデー
タ信号により変調された信号は各固定局に接続された送
信用の信号線路に出力される。その伝送信号は、各固定
局Ｋ１〜Ｋｎの固定局回路７に送られ、インターフエー
ス１０を通してドライバ回路１１に入力され、ドライバ
回路１１によって投光素子１２が駆動され、データ信号
をのせた近赤外線が移動局Ｐに向けて放射・投光され
る。
常、双方向通信が行なわれるが、固定局Ｋ１〜Ｋｎから
移動局Ｐにデータを伝送する場合、制御装置１からデー
タ信号により変調された信号は各固定局に接続された送
信用の信号線路に出力される。その伝送信号は、各固定
局Ｋ１〜Ｋｎの固定局回路７に送られ、インターフエー
ス１０を通してドライバ回路１１に入力され、ドライバ
回路１１によって投光素子１２が駆動され、データ信号
をのせた近赤外線が移動局Ｐに向けて放射・投光され
る。
【００２１】一方、移動局Ｐから投光された近赤外線
は、固定局Ｋ１〜Ｋｎの受光素子１３で受光され、受光
素子１３から出力された受光信号は復調器１５で復調さ
れ、復調されたデータ信号はインターフェース１９を介
して受信用の信号線路に出力され、制御装置１に送られ
る。
は、固定局Ｋ１〜Ｋｎの受光素子１３で受光され、受光
素子１３から出力された受光信号は復調器１５で復調さ
れ、復調されたデータ信号はインターフェース１９を介
して受信用の信号線路に出力され、制御装置１に送られ
る。
【図１】本発明の一実施形態を示す空間光伝送装置の構
成図である。
成図である。
【図２】固定局Ｋｎの構成ブロック図である。
【図３】固定局回路７のブロック図である。
【図４】電源投入時の電源ユニット２の出力電流の変化
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
【図５】従来の電源装置の電源投入時の電源電流の変化
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
１−制御装置 ２−電源ユニット ４ａ−電源線路 ４ｂ−内部電源線路 ５−接点 ９−遅延回路 Ｋ１〜Ｋｎ−固定局
Claims (2)
- 【請求項１】 間隔をおいて配置された複数の固定局と
移動可能に配設された移動局との間で、空間に放射した
光を用いて信号の伝送を行なう空間光伝送装置の電源装
置において、 １台の電源ユニットと、 該電源ユニットから前記複数の固定局に対し電源を供給
するためにカスケード式に順に接続された電源線路と、 該電源線路に直列に接続された固定局内の内部電源線路
と、 該内部電源線路に直列に接続された開閉器と、 該固定局に該電源線路、該内部電源線路を通して電源供
給が開始された時点から、所定の遅延時間後に該開閉器
を閉成する遅延制御手段と、 を備えたことを特徴とする空間光伝送装置の電源装置。 - 【請求項２】 前記遅延制御手段は、固定局に電源供給
が開始された時点から所定の遅延時間後に出力を出す遅
延回路と、前記開閉器としての接点を有するリレーと、
該遅延回路の出力により該リレーを動作させるスイッチ
ングトランジスタと、からなることを特徴とする請求項
１記載の空間光伝送装置の電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340966A JPH11177496A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 空間光伝送装置の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340966A JPH11177496A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 空間光伝送装置の電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11177496A true JPH11177496A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18341963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9340966A Pending JPH11177496A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 空間光伝送装置の電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11177496A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003015279A2 (en) * | 2001-08-09 | 2003-02-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electronic device and powerup method |
| EP1388828A2 (de) * | 2002-08-05 | 2004-02-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben eines Gefahrenmeldesystems, Gefahrenmeldesystem und Linienelement für ein Gefahrenmeldesystem |
| JP2009071345A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Opnext Japan Inc | 光送受信モジュール、その制御方法およびプログラム |
| US7623794B2 (en) | 2004-03-09 | 2009-11-24 | Fujitsu Limited | Wavelength division-multiplex system |
| CN110299946A (zh) * | 2017-04-06 | 2019-10-01 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
| WO2021039071A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社バンダイ | 物品供給装置、物品供給システムおよび決済システム |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP9340966A patent/JPH11177496A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003015279A2 (en) * | 2001-08-09 | 2003-02-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electronic device and powerup method |
| WO2003015279A3 (en) * | 2001-08-09 | 2005-10-27 | Koninkl Philips Electronics Nv | Electronic device and powerup method |
| EP1388828A2 (de) * | 2002-08-05 | 2004-02-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben eines Gefahrenmeldesystems, Gefahrenmeldesystem und Linienelement für ein Gefahrenmeldesystem |
| EP1388828A3 (de) * | 2002-08-05 | 2010-04-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben eines Gefahrenmeldesystems, Gefahrenmeldesystem und Linienelement für ein Gefahrenmeldesystem |
| US7623794B2 (en) | 2004-03-09 | 2009-11-24 | Fujitsu Limited | Wavelength division-multiplex system |
| JP2009071345A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Opnext Japan Inc | 光送受信モジュール、その制御方法およびプログラム |
| CN110299946A (zh) * | 2017-04-06 | 2019-10-01 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
| CN110299946B (zh) * | 2017-04-06 | 2022-07-01 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
| WO2021039071A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社バンダイ | 物品供給装置、物品供給システムおよび決済システム |
| JP2021039400A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 株式会社バンダイ | 物品供給装置、物品供給システムおよび決済システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0622901B1 (en) | Signal processing circuit and control method with switch capable of reducing insertion loss | |
| US4893348A (en) | Power source control device in car telephone mobile station system | |
| US2912574A (en) | Power saving and decoding circuit for radio receiver | |
| KR970068366A (ko) | 마이크로 제어기를 가지는 전자장치의 버스-네트워크 동작장치 | |
| CA1210816A (en) | On-off arrangement in a microprocessor controlled remote transmitter for a consumer instrument | |
| JPH11177496A (ja) | 空間光伝送装置の電源装置 | |
| US4318006A (en) | Switching system | |
| JPS6190599A (ja) | スピ−カ切換装置 | |
| US3543053A (en) | Electronic single-pole,double-throw switch | |
| US3628068A (en) | Sequential timing system | |
| JPH03222533A (ja) | 電源供給制御回路 | |
| US7030516B2 (en) | Control apparatus | |
| US4164709A (en) | Signal priority device | |
| JP3287967B2 (ja) | 火災報知設備の伝送線路監視装置 | |
| JP2778346B2 (ja) | 移動通信システムの電源制御方式 | |
| JPS60229536A (ja) | 遠隔操作装置 | |
| US3339140A (en) | Solid-state two-way radio switching system application | |
| US4176320A (en) | Transmission trunk powering system | |
| JP2625814B2 (ja) | 給電電流切り替え回路 | |
| JPH0115239Y2 (ja) | ||
| JP2806138B2 (ja) | 無線システムにおける切替制御方式 | |
| KR960005959Y1 (ko) | 아우트 도어 유니트의 전원공급 제어회로 | |
| JP3033590B2 (ja) | シンプレックス方式無線機 | |
| JPH05244233A (ja) | コードレス通信機の停電検出回路 | |
| KR100411723B1 (ko) | 에너지 절약형 출입문 제어장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041203 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060815 |