JPH11177344A - 変調回路 - Google Patents

変調回路

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JPH11177344A
JPH11177344A JP9336239A JP33623997A JPH11177344A JP H11177344 A JPH11177344 A JP H11177344A JP 9336239 A JP9336239 A JP 9336239A JP 33623997 A JP33623997 A JP 33623997A JP H11177344 A JPH11177344 A JP H11177344A
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carrier
carrier wave
modulation
modulated
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JP9336239A
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English (en)
Inventor
Tadatami Bun
忠民 文
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03CMODULATION
    • H03C1/00Amplitude modulation
    • H03C1/36Amplitude modulation by means of semiconductor device having at least three electrodes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調特性が良く、MMIC化が可能で、小型
で低コストの変調回路を提供する。 【解決手段】 搬送波S2はキャパシタ23及び抵抗2
4を通してFET25のゲートに与えられ、該FET2
5によって搬送波S2が増幅されてドレインに出力され
る。変調波S1はキャパシタ21及びインダクタ22を
通してFET25のドレインに印加され、該ドレイン電
圧が制御される。FET25のドレインから、インダク
タ22及びキャパシタ28によって被変調波Vout が選
択的に取出され、キャパシタ29を通して負荷RLへ出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車等の交
通車両と道路との間の知能化に関する高度道路交通シス
テム(以下、「ITS」という)新産業分野でのコアで
あるノンストップ自動料金収受システム(以下、「ET
C」という)等において、モノリシック・マイクロ波集
積回路(Monolithic Microwave Integrated Circuit 、
以下「MMIC」という)化等した変調回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような変調回路に関する技術
としては、例えば、次のような文献に記載されるものが
あった。 文献1:トランジスタ技術編集部「実用電子回路ハンド
ブック1」(1997)CQ出版社、P.228 文献2:IEEE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEORY AND
TECHNIQUES、MTT-23[6](1975-6)(米) C.A.Liechti,
P.461 図2は、前記文献1に記載された従来の変調回路を示す
概略の回路図である。この変調回路は、搬送波S2を入
力する分離型の変圧器(以下、「トランス」という)か
らなる搬送波入力部1、分離型の増幅用バイポーラトラ
ンジスタ(以下、「BTR」という)2、変調波S1を
入力する分離型のトランスからなる変調波入力部3、及
び被変調波Vout を出力する分離型のトランスからなる
被変調波出力部4より構成されている。このような構成
の変調回路では、搬送波S2が搬送波入力部1から入力
されてBTR2のベースに与えられ、該BTR2で増幅
される。変調波S1は変調波入力部3より入力されてB
TR2のコレクタに印加され、この変調波S1によっ
て、該BTR2で増幅された搬送波S2の出力が制御さ
れる。これにより、搬送波S2が変調波S1で変調され
て被変調波Vout が生成され、この被変調波Voutが被
変調波出力部4から出力される。また、前記文献2に記
載された変調回路では、デュアルゲート型の電界効果ト
ランジスタ(以下、「FET」という)のゲートに変調
波S1を入力して、搬送波S2を変調する構成になって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記文
献1及び文献2に記載された従来の変調回路では、次の
(1),(2)のような課題があった。 (1) 前記文献1に記載された変調回路は、分離型の
トランス型の搬送波入力部1及び変調波入力部3と、分
離型のBTR2と、分離型のトランス型の被変調波出力
部4とで構成されているので、MMIC化することが困
難であり、回路の寸法が大きくなると共に、生産コスト
が高いという課題がある。また、使用する搬送波S2の
周波数がわずか数十MHzであり、例えば、5.8GH
z帯のETCシステム等に使用することが不可能であ
る。 (2) 前記文献2に記載された変調回路では、デュア
ルゲート型FETのゲートに変調波S1を入力する方式
であるため、被変調波Vout と変調波S1との間の変調
特性には非線形性が大きい。そのため、隣接チャネルへ
の電力漏洩が大きいという課題がある。本発明は、前記
従来技術が持っていた課題を解決し、変調特性が良く、
MMIC化が可能で、小型で低コストの変調回路を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明では、変調回路
において、搬送波を直接入力する搬送波入力手段と、前
記搬送波入力手段から入力された搬送波が直接ゲートに
印加され、該搬送波を増幅してドレインに出力するFE
Tと、変調波を直接入力し、該変調波によって前記FE
Tのドレイン電圧を制御し、前記増幅された搬送波を変
調して被変調波を生成させる変調波入力手段と、前記F
ETのドレインから直接前記被変調波を選択的に取出し
て出力する選択出力手段とを、備えている。請求項2に
係る発明では、請求項1の変調回路において、前記変調
波入力手段は、前記搬送波及び前記被変調波の流入を阻
止する素子を有している。請求項3に係る発明では、請
求項1または2の変調回路を、MMICで構成してい
る。請求項1〜3の発明では、以上のような構成を採用
したことにより、搬送波入力手段によって搬送波が入力
されると、この搬送波がFETのゲートに印加され、該
FETで増幅されてドレインに出力される。変調波入力
手段によって変調波が入力されると、この変調波によっ
てFETのドレイン電圧が制御され、該FETで増幅さ
れた搬送波が変調されて被変調波が生成される。選択出
力手段では、FETのドレインから被変調波を選択的に
取出して出力する。
【0005】請求項4に係る発明では、変調回路におい
て、搬送波を直接入力する搬送波入力手段と、前記搬送
波入力手段から入力された搬送波が直接ベースに印加さ
れ、該搬送波を増幅してコレクタに出力するBTRと、
変調波を直接入力し、該変調波によって前記BTRのコ
レクタ電流を制御し、前記増幅された搬送波を変調して
被変調波を生成させると共に、前記搬送波の流入を阻止
する変調波入力手段と、前記BTRのコレクタから直接
前記被変調波を選択的に取出して出力する選択出力手段
とを、MMICで構成している。このような構成を採用
したことにより、搬送波入力手段によって搬送波が入力
されると、この搬送波がBTRのベースに印加され、該
BTRによって該搬送波が増幅されてコレクタに出力さ
れる。変調波入力手段によって変調波が入力されると、
この変調波によってBTRのコレクタ電流が制御され、
該BTRによって増幅された搬送波が変調されて被変調
波が生成される。選択出力手段では、BTRのコレクタ
から被変調波を選択的に取出して出力する。
【0006】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すドレイン変調方
式を採用した変調回路の概略の回路図である。この変調
回路10は、変調波入力端子12a,12bから入力さ
れる変調波S1に基づき、搬送波入力端子13a,13
bから入力される搬送波S2を変調し、変調された被変
調波Vout を、負荷RLが接続された被変調波出力端子
14a,14bから出力する回路である。変調波入力端
子12b、搬送波入力端子13b及び被変調波出力端子
14bは、後述する図3に示すように、例えば金(A
u)の接地配線11aを介して接地端子11bに共通接
続されている。変調波入力端子12aは、変調回路10
のノードN1に接続され、このノードN1が、搬送波S
2及び被変調波Vout の入力を阻止する素子(例えば、
キャパシタ)21を介して接地端子11bに接続され、
さらに該ノードN1が、インダクタ22を介してノード
N2に接続されている。また、搬送波入力端子13a
は、キャパシタ23を介してノードN3に接続され、こ
のノードN3が、抵抗24を介して接地端子11bに接
続されると共に、FET25のゲートに接続されてい
る。FET25のドレインはノードN2に接続され、該
FET25のソースが、並列接続された抵抗26及びキ
ャパシタ27を介して接地端子11bに接続されてい
る。FET25のドレイン側のノードN2は、キャパシ
タ28を介して接地端子11bに接続されると共に、キ
ャパシタ29を介して被変調波出力端子14aに接続さ
れている。
【0007】ノードN1に接続されたキャパシタ21及
びインダクタ22は、変調波S1を直接入力し、該変調
波S1によってFET25のドレイン電圧を制御し、該
FET25で増幅された搬送波S2を変調して被変調波
Vout を生成させる変調波入力手段としての機能を有し
ている。搬送波入力端子13aに接続されたキャパシタ
23及び抵抗24は、搬送波S2を直接入力する搬送波
入力手段としての機能を有している。ノードN3にゲー
トが接続されたFET25は、入力された搬送波S2が
直接ゲートに印加され、該搬送波S2を増幅してドレイ
ンに出力する機能を有している。FET25のソースに
接続された抵抗26及びキャパシタ27は、該FET2
5にバイアス電圧を印加する自己バイアス手段としての
機能を有している。ノードN2に接続されたインダクタ
22及びキャパシタ28は、共振回路を構成してFET
25のドレインから直接被変調波Vout を選択的に取出
す搬送波選択手段としての機能を有している。ノードN
2に接続されたキャパシタ29は、被変調波Vout を出
力する被変調波出力手段としての機能を有している。そ
して、キャパシタ28及び29は、FET25のドレイ
ンから直接被変調波Vout を選択的に取出して出力する
選択出力手段としての機能を有している。
【0008】図3は、図1の変調回路を実現するMMI
CのCAD(Computer Aided Design )レイアウトの一
例を示す概略の平面図である。この変調回路は、例え
ば、ガリウム砒素(GaAs)の半導体基板に形成され
ており、全体の寸法が入、出力端子を含んで0.67mm
×0.49mmである。接地配線11aは、Auで形成さ
れている。キャパシタ21,23,27,29はMIM
キャパシタで形成され、キャパシタ28はインタデジタ
ル型キャパシタで形成されている。インダクタ22はス
パイラル型インダクタで形成され、抵抗24,26はN
P型半導体で形成されている。FET25は、AWP
3.2プロセス(沖電気製)に用いられるGaAs半導
体のMES(Metal Semiconductor )FETで形成され
ている。図4は、MDS(Microwave Design System )
を用いて行った図1の変調回路10の動作と変調特性の
シミュレーション結果を示す基本動作の特性図である。
この図4では、FET25の直流特性31と搬送波S2
の負荷曲線32とが示されている。搬送波S2の周波数
は約5.8GHzである。VdsはFET25のドレイ
ン・ソース間電圧、IdsはFET25のドレイン・ソ
ース間電流、VgはFET25のゲート電圧、Vs1は
変調波S1の電圧である。図5は、図1の変調回路10
の変調波S1による被変調波Vout の大きさの変化を示
す特性図である。
【0009】次に、図4及び図5を参照しつつ、図1及
び図3の変調回路10の動作を説明する。変調波S1及
び搬送波S2が与えられると、該変調波S1はキャパシ
タ21及びインダクタ22を通してほぼ減衰なしでFE
T25のドレインに印加される。搬送波S2は、キャパ
シタ23及び抵抗24からなる搬送波入力手段を通過し
て、FET25のゲートに印加される。FET25で
は、搬送波S2をゲートから入力し、該搬送波S2を増
幅してドレインに出力する。図4に示すように、FET
25は、搬送波S2が入力し、変調波S1が最大である
場合、負荷RLと、抵抗26及びキャパシタ27による
バイアス等の設定によって、搬送波S2の負荷曲線32
が楕円ではなく、該FET25は飽和状態に入ってい
る。インダクタ22及びキャパシタ28からなる搬送波
選択手段により、FET25で増幅された搬送波S2が
選択され、被変調波出力手段であるキャパシタ25を通
して、被変調波Vout が負荷RLへ送られる。変調波S
1が小さくなる場合、負荷曲線32はFET25の出力
特性からみると、原点へ近づいていき、該FET25の
ドレイン・ソース間電流Idsとドレイン・ソース間電
圧Vdsが小さくなり、該FET25がやはり飽和状態
で変調波S1の大きさと比例する出力で変調された被変
調波Vout が得られる。図5に示すように、被変調波V
out の大きさと変調波S1との関係は、大範囲及び大信
号で線形の特性となる。
【0010】以上のように、本実施形態では次の(a)
〜(c)のような効果がある。 (a) 本実施形態の変調回路10では、変調波S1に
対するドレイン変調方式を採用しているため、大信号の
範囲で線形的な変調が可能である。本実施形態の変調回
路10は、直接的に大信号と線形で動作するので、この
ような変調回路10を通信システムの送信部等に使用す
れば、該通信システム中のアンプ回路を省略することも
可能である。 (b) 変調波入力手段をキャパシタ21及びインダク
タで構成し、搬送波入力手段をキャパシタ23及び抵抗
24で構成し、さらに、被搬送波出力手段をキャパシタ
29で構成している。そのため、図3に示すようにFE
T25を例えばGaAsのMESFETで構成すること
により、低周波の変調波S1(例えば、数MHz)で直
接にマイクロ波の搬送波S2(例えば、数GHz〜数十
GHz)を変調することができる。これにより、中間周
波数用の変調回路が不要になる。 (c) 図1の変調回路10は、図3に示すようにMM
IC化が可能であるので、回路が小型になってコストも
低減できる。従って、車載通信システム、衛星システ
ム、移動体通信分野等の種々の分野に使用可能である。
【0011】第2の実施形態 図6は、本発明の第2の実施形態を示すコレクタ変調方
式を採用した変調回路の概略の回路図であり、第1の実
施形態を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号
が付されている。この変調回路10Aでは、図1のFE
T25に代えて、NPN型のBTR25Aが設けられ、
さらに、図1の抵抗24,26に代えて、抵抗24a,
24b,26からなる該BTR25Aのバイアス手段が
設けられている。変調回路10Aは、例えば、シリコン
(Si)基板に形成され、BTR25AがSiで作製さ
れている。ノードN1に接続されたキャパシタ21は、
搬送波S2の流入を阻止する機能を有している。キャパ
シタ23は、搬送波S2を入力する搬送波入力手段とし
ての機能を有している。BTR25Aのエミッタと接地
端子11bとの間に接続されたキャパシタ27は、搬送
波S2の減衰を削減する手段としての機能を有してい
る。BTR25Aのコレクタは、ノードN2に接続され
ている。図7は、図6の変調回路10Aの動作原理を示
す概略の特性図である。この図7において、VccはB
TR25Aのコレクタに印加される変調電圧、Vceは
BTR25Aのコレクタ・エミッタ間電圧、IcはBT
R25Aのコレクタ電流、IbはBTR25Aのベース
電流、符号33は搬送波S2に対する負荷直線33であ
る。
【0012】次に、図7を参照しつつ、図6の変調回路
10Aの動作を説明する。変調波S1を入力すると、キ
ャパシタ21及びインダクタ22を通して、BTR25
Aのコレクタに変調電圧Vccが印加される。搬送波S
2が、キャパシタ23を通してBTR25Aのベースに
入力され、該BTR25Aによって搬送波S2が増幅さ
れてコレクタに出力される。このコレクタ電圧が、印加
された変調電圧Vccによって制御される。そのため、
搬送波S2に対する負荷直線33が変調電圧Vccの変
調によって移動する。これにより、BTR25Aのコレ
クタ電流Icのピーク値も変調電圧Vccの波形の通り
に変化する。この被変調電流はインダクタ22及びキャ
パシタ28によって被変調電圧として選択され、該被変
調波Vout がキャパシタ29を通して負荷RLへ出力さ
れる。この第2の実施形態では、第1の実施形態の効果
(a),(b)とほぼ同様の効果がある上に、次の
(i),(ii)のような効果もある。 (i) 本実施形態では、SiのBTR25AとSi基
板を用いて、MMICの直接型の変調回路10Aを作製
することが可能である。 (ii) MMIC製造にはBTR25Aの基板がコスト
の大部分を占めるので、MMIC製造コストを大幅に低
減することが可能である。
【0013】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形や利用形態が可能である。この変形や利
用形態としては、例えば、次の(a)〜(d)のような
ものがある。 (a) 図1のFET25は、図3ではMESFETを
用いて構成したが、これに限定されない。例えば、図1
のFET25をHMETやMOS(Metal OxideSemicon
ductor )FET等で構成しても、第1の実施形態とほ
ぼ同様にMMICを実現することが可能である。 (b) 図5のBTR25Aでは、NPN型トランジス
タを用いているが、電源の極性等を変えることによって
PNP型トランジスタを用いることも可能である。 (c) 図1及び図6では、FET25あるいはBTR
25Aの入、出力手段を簡単なキャパシタを用いた構成
にしたが、これに代えて、複数のインダクタ及びキャパ
シタ型、あるいは分布型の伝送線等を用いて構成して
も、上記実施形態とほぼ同様の作用効果が得られる。 (d) 第1の実施形態では、例えば、5.8GHzの
周波数を搬送波S2としてシミュレーションしたが、こ
れに限定されない。例えば、マイクロ波の全帯域及びミ
リ波の帯域までも実現の可能性が十分にある。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のう
ちの請求項1及び2の発明によれば、FETを用いたド
レイン変調方式で搬送波を変調するようにしたので、ダ
イナミックレンヂが広く、線形性が大きい。これによ
り、大信号の範囲で線形的な変調が可能になり、従来の
ような非線形性が強いために隣接チャネルに電力が漏れ
るといった課題を解決できる。しかも、本発明の変調回
路は、直接的に大信号と線形で動作するので、通信シス
テムの送信部等におけるアンプ回路を省略することが可
能となる。請求項3に係る発明によれば、変調回路をM
MICで構成したので、低周波の変調波(例えば、数M
Hz)で直接にマイクロ波の搬送波(例えば、数GHz
〜数十GHz)を変調することができ、これによって中
間周波数用の変調回路を省略できる。しかも、MMIC
化したので、回路が小型で、低コスト化も可能になる。
従って、車載通信システム、衛星システム、移動体通信
分野等の種々の分野に使用可能である。請求項4に係る
発明によれば、BTRを用いてコレクタ変調方式で搬送
波を変調するようにしたので、前記請求項1、2及び3
に係る発明とほぼ同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す変調回路の回路
図である。
【図2】従来の変調回路を示す回路図である。
【図3】図1のMMICレイアウトの例を示す平面図で
ある。
【図4】図1の基本動作を示す特性図である。
【図5】図1の変調波による被変調波の大きさの変化を
示す特性図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す変調回路の回路
図である。
【図7】図6の動作原理を示す特性図である。
【符号の説明】
10,10A 変調回路 21,23,27,28,29 キャパシタ 22 インダクタ 24,24a,24b,26 抵抗 25 FET 25A BTR RL 負荷 S1 変調波 S2 搬送波 Vout 被変調波

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波を直接入力する搬送波入力手段
    と、 前記搬送波入力手段から入力された搬送波が直接ゲート
    に印加され、該搬送波を増幅してドレインに出力する電
    界効果トランジスタと、 変調波を直接入力し、該変調波によって前記電界効果ト
    ランジスタのドレイン電圧を制御し、前記増幅された搬
    送波を変調して被変調波を生成させる変調波入力手段
    と、 前記電界効果トランジスタのドレインから直接前記被変
    調波を選択的に取出して出力する選択出力手段とを、備
    えたことを特徴とする変調回路。
  2. 【請求項2】 前記変調波入力手段は、前記搬送波及び
    前記被変調波の流入を阻止する素子を有することを特徴
    とする請求項1記載の変調回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の変調回路を、モ
    ノリシック・マイクロ波集積回路で構成したことを特徴
    とする変調回路。
  4. 【請求項4】 搬送波を直接入力する搬送波入力手段
    と、 前記搬送波入力手段から入力された搬送波が直接ベース
    に印加され、該搬送波を増幅してコレクタに出力するバ
    イポーラトランジスタと、 変調波を直接入力し、該変調波によって前記バイポーラ
    トランジスタのコレクタ電流を制御し、前記増幅された
    搬送波を変調して被変調波を生成させると共に、前記搬
    送波の流入を阻止する変調波入力手段と、 前記バイポーラトランジスタのコレクタから直接前記被
    変調波を選択的に取出して出力する選択出力手段とを、 モノリシック・マイクロ波集積回路で構成したことを特
    徴とする変調回路。
JP9336239A 1997-12-08 1997-12-08 変調回路 Withdrawn JPH11177344A (ja)

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