JP3473492B2 - Ａｓｋ変調器およびそれを用いた通信装置 - Google Patents
Ａｓｋ変調器およびそれを用いた通信装置Info
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- JP3473492B2 JP3473492B2 JP12250999A JP12250999A JP3473492B2 JP 3473492 B2 JP3473492 B2 JP 3473492B2 JP 12250999 A JP12250999 A JP 12250999A JP 12250999 A JP12250999 A JP 12250999A JP 3473492 B2 JP3473492 B2 JP 3473492B2
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/02—Amplitude-modulated carrier systems, e.g. using on-off keying; Single sideband or vestigial sideband modulation
- H04L27/04—Modulator circuits; Transmitter circuits
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＡＳＫ変調器、特に
ＥＴＣ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃ ＴｏｌｌＣｏｌｌｅｃｔ
ｉｏｎ、自動料金収受システム）用のＡＳＫ変調器に関
する。
ＥＴＣ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃ ＴｏｌｌＣｏｌｌｅｃｔ
ｉｏｎ、自動料金収受システム）用のＡＳＫ変調器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】図５に従来のＡＳＫ（Ａｍｐｌｉｔｕｄ
ｅ Ｓｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ）変調器を示す。図５に
おいて、ＡＳＫ変調器１は、約−１Ｖの負のピンチオフ
電圧を有するＦＥＴ２のドレインをインダクタ３を介し
て電源端子４に接続するとともに、コンデンサ５を介し
て変調信号出力端子６に接続している。電源端子４には
正電圧が印加されている。また、ＦＥＴ２のソースは抵
抗７とコンデンサ８をそれぞれ介して接地している。ま
た、ＦＥＴ２のゲートはキャリア信号入力端子９に接続
されている。そして、データ信号入力端子１０は抵抗１
１と抵抗１２を直列に介して接地されており、抵抗１１
と抵抗１２の接続点はＦＥＴ２のゲートに接続されてい
る。
ｅ Ｓｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ）変調器を示す。図５に
おいて、ＡＳＫ変調器１は、約−１Ｖの負のピンチオフ
電圧を有するＦＥＴ２のドレインをインダクタ３を介し
て電源端子４に接続するとともに、コンデンサ５を介し
て変調信号出力端子６に接続している。電源端子４には
正電圧が印加されている。また、ＦＥＴ２のソースは抵
抗７とコンデンサ８をそれぞれ介して接地している。ま
た、ＦＥＴ２のゲートはキャリア信号入力端子９に接続
されている。そして、データ信号入力端子１０は抵抗１
１と抵抗１２を直列に介して接地されており、抵抗１１
と抵抗１２の接続点はＦＥＴ２のゲートに接続されてい
る。
【０００３】図６に、ＡＳＫ変調器１のキャリア信号入
力端子９およびデータ信号入力端子１０に入力される信
号、および変調信号出力端子６から出力される信号の波
形を示し、これを併用してＡＳＫ変調器１の動作を説明
する。なお、図６における各信号の振幅の大きさには特
に意味はなく、たとえばキャリア信号の振幅はデータ信
号の振幅に比べて小さく、変調信号の振幅はキャリア信
号の振幅より大きいものである。
力端子９およびデータ信号入力端子１０に入力される信
号、および変調信号出力端子６から出力される信号の波
形を示し、これを併用してＡＳＫ変調器１の動作を説明
する。なお、図６における各信号の振幅の大きさには特
に意味はなく、たとえばキャリア信号の振幅はデータ信
号の振幅に比べて小さく、変調信号の振幅はキャリア信
号の振幅より大きいものである。
【０００４】まず、ＡＳＫ変調器１のキャリア信号入力
端子９からは、図６（ａ）に示すような正弦波のキャリ
ア信号が入力される。一方、データ信号入力端子１０か
らは、図６（ｂ）に示すようなデジタルのデータ信号が
入力される。ここで、データ信号の電位はＨ（Ｈｉｇ
ｈ）レベルにおいて例えば０Ｖで、Ｌ（Ｌｏｗ）レベル
において例えば−５Ｖの信号である。その結果、ＦＥＴ
２のゲートにはデータ信号にキャリア信号が重畳された
ものが入力される。
端子９からは、図６（ａ）に示すような正弦波のキャリ
ア信号が入力される。一方、データ信号入力端子１０か
らは、図６（ｂ）に示すようなデジタルのデータ信号が
入力される。ここで、データ信号の電位はＨ（Ｈｉｇ
ｈ）レベルにおいて例えば０Ｖで、Ｌ（Ｌｏｗ）レベル
において例えば−５Ｖの信号である。その結果、ＦＥＴ
２のゲートにはデータ信号にキャリア信号が重畳された
ものが入力される。
【０００５】まず、データ信号がＨレベルの時は、ＦＥ
Ｔ２のゲート−ソース間電圧がピンチオフ電圧より高く
なり、ＦＥＴ２は増幅動作をする。そのため、変調信号
出力端子６からはキャリア信号が増幅されて出力され
る。逆に、データ信号がＬレベルの時は、ＦＥＴ２のゲ
ート−ソース間電圧がピンチオフ電圧より低くなるた
め、ＦＥＴ２は増幅動作をしない。そのため、変調信号
出力端子６からは何も出力されない。
Ｔ２のゲート−ソース間電圧がピンチオフ電圧より高く
なり、ＦＥＴ２は増幅動作をする。そのため、変調信号
出力端子６からはキャリア信号が増幅されて出力され
る。逆に、データ信号がＬレベルの時は、ＦＥＴ２のゲ
ート−ソース間電圧がピンチオフ電圧より低くなるた
め、ＦＥＴ２は増幅動作をしない。そのため、変調信号
出力端子６からは何も出力されない。
【０００６】その結果、変調信号出力端子６からは、図
６（ｃ）に示すように、データ信号に連動して増幅され
たキャリア信号が出力されたり、何も出力されなかった
りする。これは、キャリア信号をデータ信号でデジタル
的にＡＳＫ変調（振幅変調）していることに他ならな
い。
６（ｃ）に示すように、データ信号に連動して増幅され
たキャリア信号が出力されたり、何も出力されなかった
りする。これは、キャリア信号をデータ信号でデジタル
的にＡＳＫ変調（振幅変調）していることに他ならな
い。
【０００７】このようにしてＡＳＫ変調器１ではＡＳＫ
変調動作が実現される。
変調動作が実現される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＡＳＫ変調
器１においては、変調動作をさせるためにはデータ信号
の少なくともＬレベルの電位を、ＦＥＴ２のピンチオフ
電圧以下に、すなわち負の電位にする必要がある。そし
て、データ信号のＬレベルを負の電位にするためには負
電圧の電源が必要となる。しかしながら、電源端子４に
印加する正電圧を供給する電源の他に負電圧の電源を用
意することは、ＡＳＫ変調器１や、それを備えたモジュ
ールのサイズの小型化や低価格化を妨げる原因になると
いう問題がある。
器１においては、変調動作をさせるためにはデータ信号
の少なくともＬレベルの電位を、ＦＥＴ２のピンチオフ
電圧以下に、すなわち負の電位にする必要がある。そし
て、データ信号のＬレベルを負の電位にするためには負
電圧の電源が必要となる。しかしながら、電源端子４に
印加する正電圧を供給する電源の他に負電圧の電源を用
意することは、ＡＳＫ変調器１や、それを備えたモジュ
ールのサイズの小型化や低価格化を妨げる原因になると
いう問題がある。
【０００９】そこで、本発明では、正電圧の電源のみで
動作させることのできるＡＳＫ変調器およびそれを用い
た通信装置を提供する。
動作させることのできるＡＳＫ変調器およびそれを用い
た通信装置を提供する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のＡＳＫ変調器は、負のピンチオフ電圧を有
するＦＥＴと、該ＦＥＴのゲートに接続されたキャリア
信号入力端子およびデータ信号入力端子と、前記ＦＥＴ
のドレインに接続された変調信号出力端子と、前記ＦＥ
Ｔのソースと接地の間に接続された抵抗と、前記ＦＥＴ
のソースに接続された正電圧の電源と該正電圧の電源と
前記ＦＥＴのソースとの間に接続された第２の抵抗から
なるソース電圧切換回路とからなることを特徴とする。
に、本発明のＡＳＫ変調器は、負のピンチオフ電圧を有
するＦＥＴと、該ＦＥＴのゲートに接続されたキャリア
信号入力端子およびデータ信号入力端子と、前記ＦＥＴ
のドレインに接続された変調信号出力端子と、前記ＦＥ
Ｔのソースと接地の間に接続された抵抗と、前記ＦＥＴ
のソースに接続された正電圧の電源と該正電圧の電源と
前記ＦＥＴのソースとの間に接続された第２の抵抗から
なるソース電圧切換回路とからなることを特徴とする。
【００１１】また、本発明の通信装置は、上記のＡＳＫ
変調器を用いたことを特徴とする。
変調器を用いたことを特徴とする。
【００１２】
【００１３】このように構成することにより、本発明の
ＡＳＫ変調器は、正電圧の電源のみで動作させることが
できる。
ＡＳＫ変調器は、正電圧の電源のみで動作させることが
できる。
【００１４】また、本発明の通信装置は、小型化や低価
格化を実現することができる。
格化を実現することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１に、本発明のＡＳＫ変調器の
一実施例を示す。図１において、図５と同一もしくは同
等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
一実施例を示す。図１において、図５と同一もしくは同
等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【００１６】図１において、ＡＳＫ変調器２０は、ＦＥ
Ｔ２のソースにソース電圧切換回路２１が接続されてい
る。そして、ソース電圧切換回路２１は正電圧の電源２
２と、正電圧の電源２２で発生する電圧をＦＥＴ２のソ
ースに印加したりしなかったりを切り換えるためのスイ
ッチ２３で構成されている。ここで、正電圧の電源２２
の出力電圧はＦＥＴ２のピンチオフ電圧の絶対値よりも
大きな正電圧を発生する。また、スイッチ２３は、デー
タ信号入力端子１０に入力されるデータ信号に連動し、
データ信号がＨレベルの時に非導通となり、データ信号
がＬレベルの時に導通するように構成されている。
Ｔ２のソースにソース電圧切換回路２１が接続されてい
る。そして、ソース電圧切換回路２１は正電圧の電源２
２と、正電圧の電源２２で発生する電圧をＦＥＴ２のソ
ースに印加したりしなかったりを切り換えるためのスイ
ッチ２３で構成されている。ここで、正電圧の電源２２
の出力電圧はＦＥＴ２のピンチオフ電圧の絶対値よりも
大きな正電圧を発生する。また、スイッチ２３は、デー
タ信号入力端子１０に入力されるデータ信号に連動し、
データ信号がＨレベルの時に非導通となり、データ信号
がＬレベルの時に導通するように構成されている。
【００１７】図２に、ＡＳＫ変調器２０のキャリア信号
入力端子９およびデータ信号入力端子１０に入力される
信号、および変調信号出力端子６から出力される信号の
波形を示し、これを併用してＡＳＫ変調器２０の動作を
説明する。
入力端子９およびデータ信号入力端子１０に入力される
信号、および変調信号出力端子６から出力される信号の
波形を示し、これを併用してＡＳＫ変調器２０の動作を
説明する。
【００１８】まず、ＡＳＫ変調器２０のキャリア信号入
力端子９からは、図２（ａ）に示すような正弦波のキャ
リア信号が入力される。この点はＡＳＫ変調器１の場合
と同じである。一方、データ信号入力端子１０からは、
図２（ｂ）に示すようなデジタルのデータ信号が入力さ
れる。ここで、データ信号の電位はＨレベルにおいて例
えば５Ｖで、Ｌレベルにおいて例えば０Ｖの信号であ
る。すなわち、データ信号は正電圧の電源で作ることが
できる。その結果、ＦＥＴ２のゲートにはデータ信号に
キャリア信号が重畳されたものが入力される。
力端子９からは、図２（ａ）に示すような正弦波のキャ
リア信号が入力される。この点はＡＳＫ変調器１の場合
と同じである。一方、データ信号入力端子１０からは、
図２（ｂ）に示すようなデジタルのデータ信号が入力さ
れる。ここで、データ信号の電位はＨレベルにおいて例
えば５Ｖで、Ｌレベルにおいて例えば０Ｖの信号であ
る。すなわち、データ信号は正電圧の電源で作ることが
できる。その結果、ＦＥＴ２のゲートにはデータ信号に
キャリア信号が重畳されたものが入力される。
【００１９】まず、データ信号がＨレベルの時は、ソー
ス電圧切換回路２１のスイッチ２３は非導通となってい
るため、ＦＥＴ２のソースには正電圧の電源２２の電圧
は印加されない。そのため、ＦＥＴ２のゲート−ソース
間電圧がピンチオフ電圧より高くなり、ＦＥＴ２は増幅
動作をするため、変調信号出力端子６からはキャリア信
号が増幅されて出力される。
ス電圧切換回路２１のスイッチ２３は非導通となってい
るため、ＦＥＴ２のソースには正電圧の電源２２の電圧
は印加されない。そのため、ＦＥＴ２のゲート−ソース
間電圧がピンチオフ電圧より高くなり、ＦＥＴ２は増幅
動作をするため、変調信号出力端子６からはキャリア信
号が増幅されて出力される。
【００２０】逆に、データ信号がＬレベルの時は、ソー
ス電圧切換回路２１のスイッチ２３が導通するために、
ＦＥＴ２のソースに正電圧の電源２２の電圧が印加され
る。データ信号はＬレベルの時にはほぼ０Ｖであるた
め、ＦＥＴ２のゲート−ソース間電圧はピンチオフ電圧
より低くなる。そのため、ＦＥＴ２は増幅動作をせず、
変調信号出力端子６からは何も出力されない。
ス電圧切換回路２１のスイッチ２３が導通するために、
ＦＥＴ２のソースに正電圧の電源２２の電圧が印加され
る。データ信号はＬレベルの時にはほぼ０Ｖであるた
め、ＦＥＴ２のゲート−ソース間電圧はピンチオフ電圧
より低くなる。そのため、ＦＥＴ２は増幅動作をせず、
変調信号出力端子６からは何も出力されない。
【００２１】その結果、変調信号出力端子６からは、図
２（ｃ）に示すように、データ信号に連動して増幅され
たキャリア信号が存在したり存在しなかったりするＡＳ
Ｋ変調信号が出力される。
２（ｃ）に示すように、データ信号に連動して増幅され
たキャリア信号が存在したり存在しなかったりするＡＳ
Ｋ変調信号が出力される。
【００２２】このように、ＡＳＫ変調器２０において
は、負電圧の電源を用いることなくＡＳＫ変調動作を実
現することができる。しかも、正電圧の電源２２は電源
端子４に印加する電圧を供給する電源と共通化すること
ができる。そのため、ＡＳＫ変調器２０や、それを備え
たモジュールのサイズの小型化や低価格化を図ることが
できる。
は、負電圧の電源を用いることなくＡＳＫ変調動作を実
現することができる。しかも、正電圧の電源２２は電源
端子４に印加する電圧を供給する電源と共通化すること
ができる。そのため、ＡＳＫ変調器２０や、それを備え
たモジュールのサイズの小型化や低価格化を図ることが
できる。
【００２３】なお、ＡＳＫ変調器２０においてはスイッ
チ２３を機械的なスイッチのように表記したが、トラン
ジスタやＦＥＴを用いた電子的なスイッチであっても構
わないものである。
チ２３を機械的なスイッチのように表記したが、トラン
ジスタやＦＥＴを用いた電子的なスイッチであっても構
わないものである。
【００２４】図３に、本発明のＡＳＫ変調器の別の実施
例を示す。図３において、図１と同一もしくは同等の部
分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
例を示す。図３において、図１と同一もしくは同等の部
分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【００２５】図３において、ＡＳＫ変調器３０は、スイ
ッチ２３に代えて第２の抵抗３２が設けられ、正電圧の
電源２２と第２の抵抗３２とでソース電圧切換回路３１
を構成している。また、電源端子４は正電圧の電源２２
に接続されている。ここで、ＡＳＫ変調器３０の動作を
説明するために、電源電圧や抵抗などの値を決める。ま
ず、正電圧の電源２２の発生する電圧は５Ｖで、抵抗７
は０．３ｋΩ、抵抗１１は４ｋΩ、抵抗１２は６ｋΩ、
抵抗３２は１ｋΩとする。また、データ信号は、Ｈレベ
ルの時が５Ｖ、Ｌレベルの時が０Ｖになるものとする。
そして、ＦＥＴ２のピンチオフ電圧は−１Ｖであるとす
る。
ッチ２３に代えて第２の抵抗３２が設けられ、正電圧の
電源２２と第２の抵抗３２とでソース電圧切換回路３１
を構成している。また、電源端子４は正電圧の電源２２
に接続されている。ここで、ＡＳＫ変調器３０の動作を
説明するために、電源電圧や抵抗などの値を決める。ま
ず、正電圧の電源２２の発生する電圧は５Ｖで、抵抗７
は０．３ｋΩ、抵抗１１は４ｋΩ、抵抗１２は６ｋΩ、
抵抗３２は１ｋΩとする。また、データ信号は、Ｈレベ
ルの時が５Ｖ、Ｌレベルの時が０Ｖになるものとする。
そして、ＦＥＴ２のピンチオフ電圧は−１Ｖであるとす
る。
【００２６】このように構成されたＡＳＫ変調器３０の
動作を以下に説明する。まずデータ信号がＨレベルであ
るとすると、ＦＥＴ２のゲートにはデータ信号の５Ｖの
電圧が抵抗１１と抵抗１２で分割されて３Ｖになって、
さらにキャリア信号が重畳されて印加される。一方、Ｆ
ＥＴ２のソースには、正電圧の電源２２の５Ｖの電圧が
抵抗３２と抵抗７で分割されて約１．１５Ｖの電圧とな
って印加される。この時、ＦＥＴ２のゲート−ソース間
電圧は１．８５Ｖとなり、ピンチオフ電圧の−１Ｖより
高くなる。そのため、ＦＥＴ２は増幅動作し、変調信号
出力端子６からはキャリア信号が増幅されて出力され
る。なお、この場合のＦＥＴ２が増幅動作をしていると
きのソース電位は約２．７Ｖ程度となり、ゲート−ソー
ス間電圧は０．３Ｖである。
動作を以下に説明する。まずデータ信号がＨレベルであ
るとすると、ＦＥＴ２のゲートにはデータ信号の５Ｖの
電圧が抵抗１１と抵抗１２で分割されて３Ｖになって、
さらにキャリア信号が重畳されて印加される。一方、Ｆ
ＥＴ２のソースには、正電圧の電源２２の５Ｖの電圧が
抵抗３２と抵抗７で分割されて約１．１５Ｖの電圧とな
って印加される。この時、ＦＥＴ２のゲート−ソース間
電圧は１．８５Ｖとなり、ピンチオフ電圧の−１Ｖより
高くなる。そのため、ＦＥＴ２は増幅動作し、変調信号
出力端子６からはキャリア信号が増幅されて出力され
る。なお、この場合のＦＥＴ２が増幅動作をしていると
きのソース電位は約２．７Ｖ程度となり、ゲート−ソー
ス間電圧は０．３Ｖである。
【００２７】逆に、データ信号がＬレベルであるとする
と、ＦＥＴ２のゲートにはキャリア信号が重畳された０
Ｖの電圧が印加される。一方、ＦＥＴ２のソースには、
正電圧の電源２２の５Ｖの電圧が抵抗３２と抵抗７で分
割されて約１．１５Ｖの電圧となって印加される。その
ため、ＦＥＴ２のゲート−ソース間電圧は−１．１５Ｖ
となり、ピンチオフ電圧の−１Ｖより低くなる。そのた
め、ＦＥＴ２は増幅動作をせず、変調信号出力端子６か
らは何も出力されない。
と、ＦＥＴ２のゲートにはキャリア信号が重畳された０
Ｖの電圧が印加される。一方、ＦＥＴ２のソースには、
正電圧の電源２２の５Ｖの電圧が抵抗３２と抵抗７で分
割されて約１．１５Ｖの電圧となって印加される。その
ため、ＦＥＴ２のゲート−ソース間電圧は−１．１５Ｖ
となり、ピンチオフ電圧の−１Ｖより低くなる。そのた
め、ＦＥＴ２は増幅動作をせず、変調信号出力端子６か
らは何も出力されない。
【００２８】このようにして、変調信号出力端子６から
は、データ信号に連動して増幅されたキャリア信号が存
在したり存在しなかったりするＡＳＫ変調信号が出力さ
れる。
は、データ信号に連動して増幅されたキャリア信号が存
在したり存在しなかったりするＡＳＫ変調信号が出力さ
れる。
【００２９】このように、ＡＳＫ変調器３０において
は、負電圧の電源を用いることなくＡＳＫ変調動作を実
現することができる。しかも、ソース電圧切換回路３１
を１つの抵抗３２と１つの正電圧の電源２２で構成する
ことができる。さらに、正電圧の電源２２を電源端子４
に印加する電圧を供給する電源と共通化しているため、
実質的に従来のＡＳＫ変調器１に対して１つの第２の抵
抗３２を追加しただけの構成とすることもできる。その
結果、ＡＳＫ変調器３０やそれを備えたモジュールのサ
イズをさらに小型化し、低価格化することができる。
は、負電圧の電源を用いることなくＡＳＫ変調動作を実
現することができる。しかも、ソース電圧切換回路３１
を１つの抵抗３２と１つの正電圧の電源２２で構成する
ことができる。さらに、正電圧の電源２２を電源端子４
に印加する電圧を供給する電源と共通化しているため、
実質的に従来のＡＳＫ変調器１に対して１つの第２の抵
抗３２を追加しただけの構成とすることもできる。その
結果、ＡＳＫ変調器３０やそれを備えたモジュールのサ
イズをさらに小型化し、低価格化することができる。
【００３０】図４に、本発明のＡＳＫ変調器を用いた通
信装置の一実施例を示す。図４において、通信装置４０
は、ＡＳＫ変調器２０と、ＡＳＫ変調器２０のキャリア
信号入力端子に接続された発振器４１と、同じくデータ
信号入力端子に接続されたデータ信号作成回路４２と、
ＡＳＫ変調器２０の出力に接続されたアンプ４３と、ア
ンプ４３の出力に接続されたアンテナ４４から構成され
ている。
信装置の一実施例を示す。図４において、通信装置４０
は、ＡＳＫ変調器２０と、ＡＳＫ変調器２０のキャリア
信号入力端子に接続された発振器４１と、同じくデータ
信号入力端子に接続されたデータ信号作成回路４２と、
ＡＳＫ変調器２０の出力に接続されたアンプ４３と、ア
ンプ４３の出力に接続されたアンテナ４４から構成され
ている。
【００３１】通信装置４０において、ＡＳＫ変調器２０
は発振器４１から入力されたキャリア信号にデータ信号
作成回路４２から入力されたデータ信号でＡＳＫ変調を
かけ、変調信号をアンプ４３で増幅してアンテナ４４か
ら電波として放射する。
は発振器４１から入力されたキャリア信号にデータ信号
作成回路４２から入力されたデータ信号でＡＳＫ変調を
かけ、変調信号をアンプ４３で増幅してアンテナ４４か
ら電波として放射する。
【００３２】このように通信装置４０においては、ＡＳ
Ｋ変調器２０が小型化、低価格化することによって通信
装置４０自身の小型化と低価格化を図ることができる。
Ｋ変調器２０が小型化、低価格化することによって通信
装置４０自身の小型化と低価格化を図ることができる。
【００３３】なお、通信装置４０においてはＡＳＫ変調
器２０を用いているが、ＡＳＫ変調器３０を用いても構
わないもので、ＡＳＫ変調器２０を用いた場合と同様の
作用効果を奏するものである。
器２０を用いているが、ＡＳＫ変調器３０を用いても構
わないもので、ＡＳＫ変調器２０を用いた場合と同様の
作用効果を奏するものである。
【００３４】
【発明の効果】本発明のＡＳＫ変調器によれば、負のピ
ンチオフ電圧を有するＦＥＴのゲートをキャリア信号入
力端子およびデータ信号入力端子に接続し、ドレインを
変調信号出力端子に接続し、ソースを抵抗を介して接地
するとともに、データ信号入力端子に入力されるデータ
信号に連動してデータ信号がＬレベルの時にＦＥＴのソ
ースに正の電圧を印加するソース電圧切換回路に接続し
て構成することによって、負電圧の電源を用いることな
く変調動作を実現することができる。また、ＡＳＫ変調
器や、それを備えたモジュールのサイズの小型化や低価
格化を図ることができる。
ンチオフ電圧を有するＦＥＴのゲートをキャリア信号入
力端子およびデータ信号入力端子に接続し、ドレインを
変調信号出力端子に接続し、ソースを抵抗を介して接地
するとともに、データ信号入力端子に入力されるデータ
信号に連動してデータ信号がＬレベルの時にＦＥＴのソ
ースに正の電圧を印加するソース電圧切換回路に接続し
て構成することによって、負電圧の電源を用いることな
く変調動作を実現することができる。また、ＡＳＫ変調
器や、それを備えたモジュールのサイズの小型化や低価
格化を図ることができる。
【００３５】また、ソース電圧切換回路を、正電圧の電
源と、正電圧の電源とＦＥＴのソースとの間に接続され
た第２の抵抗から構成することによって、非常に簡単な
構成とすることができ、ＡＳＫ変調器や、それを備えた
モジュールのサイズのさらなる小型化や低価格化を図る
ことができる。
源と、正電圧の電源とＦＥＴのソースとの間に接続され
た第２の抵抗から構成することによって、非常に簡単な
構成とすることができ、ＡＳＫ変調器や、それを備えた
モジュールのサイズのさらなる小型化や低価格化を図る
ことができる。
【００３６】また、本発明の通信装置によれば、本発明
のＡＳＫ変調器を用いることによって、小型化と低価格
化を図ることができる。
のＡＳＫ変調器を用いることによって、小型化と低価格
化を図ることができる。
【００３７】
【図１】本発明のＡＳＫ変調器の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図２】図１のＡＳＫ変調器に入力されるキャリア信号
およびデータ信号と、出力される変調信号の波形を示す
図である。
およびデータ信号と、出力される変調信号の波形を示す
図である。
【図３】本発明のＡＳＫ変調器の別の実施例を示す回路
図である。
図である。
【図４】本発明の通信装置の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【図５】従来のＡＳＫ変調器を示す回路図である。
【図６】図５のＡＳＫ変調器に入力されるキャリア信号
およびデータ信号と、出力される変調信号の波形を示す
図である。
およびデータ信号と、出力される変調信号の波形を示す
図である。
２…ＦＥＴ
３…インダクタ
４…電源端子
５、８…コンデンサ
６…変調信号出力端子
７、１１、１２、３２…抵抗
９…キャリア信号入力端子
１０…データ信号入力端子
２０、３０…ＡＳＫ変調器
２１、３１…ソース電圧切換回路
２２…電源
２３…スイッチ
４０…通信装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−186485（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−213891（ＪＰ，Ａ)
実開 昭64−7450（ＪＰ，Ｕ)
実開 平５−43622（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04L 27/04
Claims (3)
- 【請求項１】 負のピンチオフ電圧を有するＦＥＴと、
該ＦＥＴのゲートに接続されたキャリア信号入力端子お
よびデータ信号入力端子と、前記ＦＥＴのドレインに接
続された変調信号出力端子と、前記ＦＥＴのソースと接
地の間に接続された抵抗と、前記ＦＥＴのソースに接続
された正電圧の電源と該正電圧の電源と前記ＦＥＴのソ
ースとの間に接続された第２の抵抗からなるソース電圧
切換回路とからなることを特徴とするＡＳＫ変調器。 - 【請求項２】 請求項１記載のＡＳＫ変調器を用いたこ
とを特徴とする通信装置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のＡＳＫ変調器
を用いたことを特徴とする通信装置。
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