JPH11177339A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JPH11177339A JPH11177339A JP34017797A JP34017797A JPH11177339A JP H11177339 A JPH11177339 A JP H11177339A JP 34017797 A JP34017797 A JP 34017797A JP 34017797 A JP34017797 A JP 34017797A JP H11177339 A JPH11177339 A JP H11177339A
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- circuit
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- transistors
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源電圧に依存せず、安定した発振周波数で
動作可能な発振回路を実現する。 【解決手段】 トランジスタQ1とQ2により差動増幅
回路を構成し、インダクタンスコイルL1 と可変容量素
子CV により共振回路100を構成し、容量素子C1 ,
C2 を介して差動増幅回路に接続し、可変容量素子CV
を所定の電位に保持されているノードND1 と電源電圧
VCCに応じた電位V2 に保持されているノードND2 と
の間に接続し、電源電圧VCCに応じて共振回路の共振周
波数を制御し、さらに差動増幅回路を構成するトランジ
スタの寄生容量は、電源電圧VCCに応じて変動する。可
変容量素子CV の電源電圧依存性と寄生容量の電源電圧
依存性が互いにキャンセルするように設定されるので、
発振回路の発振周波数の電源電圧依存性を解消でき、安
定した発振信号を生成できる。
動作可能な発振回路を実現する。 【解決手段】 トランジスタQ1とQ2により差動増幅
回路を構成し、インダクタンスコイルL1 と可変容量素
子CV により共振回路100を構成し、容量素子C1 ,
C2 を介して差動増幅回路に接続し、可変容量素子CV
を所定の電位に保持されているノードND1 と電源電圧
VCCに応じた電位V2 に保持されているノードND2 と
の間に接続し、電源電圧VCCに応じて共振回路の共振周
波数を制御し、さらに差動増幅回路を構成するトランジ
スタの寄生容量は、電源電圧VCCに応じて変動する。可
変容量素子CV の電源電圧依存性と寄生容量の電源電圧
依存性が互いにキャンセルするように設定されるので、
発振回路の発振周波数の電源電圧依存性を解消でき、安
定した発振信号を生成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路(IC)
において高周波数の発振信号を発生する発振回路、特
に、電源電圧の変動に影響されず、安定した発振信号を
生成可能な発振回路に関するものである。
において高周波数の発振信号を発生する発振回路、特
に、電源電圧の変動に影響されず、安定した発振信号を
生成可能な発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機のチューナー用IC
において、高周波発振器を構成する場合に、希望周波数
はICチップの外部に接続されている、いわゆる外付け
のインダクターおよびキャパシタで構成された共振回路
の共振周波数によって、決定される。
において、高周波発振器を構成する場合に、希望周波数
はICチップの外部に接続されている、いわゆる外付け
のインダクターおよびキャパシタで構成された共振回路
の共振周波数によって、決定される。
【0003】図2は、ICチップに形成されているIC
内部回路20および外部に接続されている共振回路10
により構成された一般的な発振回路の回路図を示してい
る。図示のように、IC内部回路20は、トランジスタ
Q1,Q2、抵抗素子R1,R2および電流源IS1に
より構成された差動増幅回路により構成されている。差
動増幅回路の一方の入力端子と当該入力端子に対する非
反転出力端子間に接続されている共振回路10により、
発振回路が構成されている。
内部回路20および外部に接続されている共振回路10
により構成された一般的な発振回路の回路図を示してい
る。図示のように、IC内部回路20は、トランジスタ
Q1,Q2、抵抗素子R1,R2および電流源IS1に
より構成された差動増幅回路により構成されている。差
動増幅回路の一方の入力端子と当該入力端子に対する非
反転出力端子間に接続されている共振回路10により、
発振回路が構成されている。
【0004】ICチップの外部に接続されている共振回
路10の一例を図3に示している。図示のように、共振
回路10はキャパシタC1 ,C2 ,C3 、抵抗素子R
6、インダクタンスコイルL1 および可変容量素子CV
により構成されている。可変容量素子CV は、例えば、
バリキャップダイオードにより構成されている。キャパ
シタC1 は、ノードND1 と端子T1 との間に接続さ
れ、キャパシタC2 は、ノードND1 と端子T2 との間
に接続されている。ノードND1 とインダクタンスコイ
ルL1 との間に、キャパシタC3 が接続されている。直
列に接続されたキャパシタC3 とインダクタンスコイル
L1 は、可変容量素子CV と並列に接続されている。バ
リキャップのアノードが接地され、カソードはノードN
D1に接続されている。さらに、ノードND1 は、抵
抗素子R6を介して制御信号Vt の入力端子に接続され
ている。
路10の一例を図3に示している。図示のように、共振
回路10はキャパシタC1 ,C2 ,C3 、抵抗素子R
6、インダクタンスコイルL1 および可変容量素子CV
により構成されている。可変容量素子CV は、例えば、
バリキャップダイオードにより構成されている。キャパ
シタC1 は、ノードND1 と端子T1 との間に接続さ
れ、キャパシタC2 は、ノードND1 と端子T2 との間
に接続されている。ノードND1 とインダクタンスコイ
ルL1 との間に、キャパシタC3 が接続されている。直
列に接続されたキャパシタC3 とインダクタンスコイル
L1 は、可変容量素子CV と並列に接続されている。バ
リキャップのアノードが接地され、カソードはノードN
D1に接続されている。さらに、ノードND1 は、抵
抗素子R6を介して制御信号Vt の入力端子に接続され
ている。
【0005】制御信号Vt に応じてノードND1 の電圧
が設定される。ノードND1 の電圧により、可変容量素
子CV の容量値が決定されるので、共振回路10の共振
周波数は設定される。図2に示すICチップ内部回路2
0および共振回路10で構成した発振回路は、共振回路
10の共振周波数で定めた発振周波数で発振し、端子T
1 ,T2 から発振信号が出力される。
が設定される。ノードND1 の電圧により、可変容量素
子CV の容量値が決定されるので、共振回路10の共振
周波数は設定される。図2に示すICチップ内部回路2
0および共振回路10で構成した発振回路は、共振回路
10の共振周波数で定めた発振周波数で発振し、端子T
1 ,T2 から発振信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の発振回路においては、共振回路10の共振周波数以
外に、IC内部回路20を構成するトランジスタQ1,
Q2の寄生容量やベース入力容量も発振回路の発振周波
数に影響を与えるので、共振回路10で設定された周波
数と異なる発振周波数を持つ発振信号が発生される、い
わゆる発振周波数のドリフトが生ずるという不利益があ
る。
来の発振回路においては、共振回路10の共振周波数以
外に、IC内部回路20を構成するトランジスタQ1,
Q2の寄生容量やベース入力容量も発振回路の発振周波
数に影響を与えるので、共振回路10で設定された周波
数と異なる発振周波数を持つ発振信号が発生される、い
わゆる発振周波数のドリフトが生ずるという不利益があ
る。
【0007】トランジスタの寄生容量およびベース入力
容量は、トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧VCE
に依存するため、電圧VCEの変動によりトランジスタの
寄生容量およびベース入力容量が変化する。
容量は、トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧VCE
に依存するため、電圧VCEの変動によりトランジスタの
寄生容量およびベース入力容量が変化する。
【0008】また、従来ではICチップの外部に接続さ
れている共振回路10に、バリキャップ電圧を印加して
いるため、共振回路10を構成する可変容量素子CV の
容量値は一定であった。このため、電源電圧VCCの変動
により、トランジスタの寄生容量やベース入力容量の変
動が大きくみえてしまう。その結果、発振回路の発振周
波数は、電源電圧の依存性が生じ、電源電圧の変動が原
因に発振周波数が遷移する不利益がある。
れている共振回路10に、バリキャップ電圧を印加して
いるため、共振回路10を構成する可変容量素子CV の
容量値は一定であった。このため、電源電圧VCCの変動
により、トランジスタの寄生容量やベース入力容量の変
動が大きくみえてしまう。その結果、発振回路の発振周
波数は、電源電圧の依存性が生じ、電源電圧の変動が原
因に発振周波数が遷移する不利益がある。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、電源電圧に依存せず、安定した
発振周波数で動作可能な発振回路を提供することにあ
る。
のであり、その目的は、電源電圧に依存せず、安定した
発振周波数で動作可能な発振回路を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の発振回路は、所定の電位に保持されている
第1のノードと接地電位間に接続されているインダクタ
ンス素子と、一方の電極が上記第1のノードに接続さ
れ、他方の電極が電源電圧に応じた電位に保持されてい
る第2のノードに接続され、上記第1と第2のノード間
の電位差に応じた容量を持つ可変容量素子と、ベースが
上記第1のノードにカップリングされている第1のトラ
ンジスタと、コレクタが上記第1のノードにカップリン
グされ、エミッタが上記第1のトランジスタのエミッタ
と共通に接続され、上記第1のトランジスタとともに差
動増幅回路を構成する第2のトランジスタとを有する。
め、本発明の発振回路は、所定の電位に保持されている
第1のノードと接地電位間に接続されているインダクタ
ンス素子と、一方の電極が上記第1のノードに接続さ
れ、他方の電極が電源電圧に応じた電位に保持されてい
る第2のノードに接続され、上記第1と第2のノード間
の電位差に応じた容量を持つ可変容量素子と、ベースが
上記第1のノードにカップリングされている第1のトラ
ンジスタと、コレクタが上記第1のノードにカップリン
グされ、エミッタが上記第1のトランジスタのエミッタ
と共通に接続され、上記第1のトランジスタとともに差
動増幅回路を構成する第2のトランジスタとを有する。
【0011】また、本発明では、好適には上記インダク
タンス素子は、例えば、インダクタンスコイルにより構
成され、上記可変容量素子は、アノードが上記第2のノ
ードに接続され、カソードが上記第1のノードに接続さ
れているバリキャップダイオードにより構成されてい
る。当該インダクタンス素子と可変容量素子により、所
定の周波数を持つ共振回路が構成されている。
タンス素子は、例えば、インダクタンスコイルにより構
成され、上記可変容量素子は、アノードが上記第2のノ
ードに接続され、カソードが上記第1のノードに接続さ
れているバリキャップダイオードにより構成されてい
る。当該インダクタンス素子と可変容量素子により、所
定の周波数を持つ共振回路が構成されている。
【0012】また、本発明では、上記第1および第2の
トランジスタのコレクタに、上記第1および第2のトラ
ンジスタのコレクタ・エミッタ間電圧に応じて容量が設
定される寄生容量を有し、当該コレクタ・エミッタ間電
圧が上記電源電圧に応じて設定される。
トランジスタのコレクタに、上記第1および第2のトラ
ンジスタのコレクタ・エミッタ間電圧に応じて容量が設
定される寄生容量を有し、当該コレクタ・エミッタ間電
圧が上記電源電圧に応じて設定される。
【0013】さらに、本発明では、上記差動増幅回路
は、半導体チップ内に集積され、上記インダクタンス素
子と上記可変容量素子は、ICチップの外部に設けられ
ている。
は、半導体チップ内に集積され、上記インダクタンス素
子と上記可変容量素子は、ICチップの外部に設けられ
ている。
【0014】本発明によれば、第1と第2のトランジス
タにより構成されている差動増幅回路の一方の入力端
子、例えば、第1のトランジスタのベースと、当該入力
端子に対して非反転出力端子となる出力端子、例えば、
第2のトランジスタのコレクタに、所定の共振周波数を
持つ共振回路が接続されている。当該共振回路は、例え
ばインダクタンス素子と可変容量素子により構成され、
当該可変容量素子は、例えば、アノードに電源電圧に応
じた電圧が印加され、カソードに所定の電圧が印加され
るバリキャップダイオードにより構成される。電源電圧
の変動に応じて、共振回路を構成する可変容量素子の容
量値が変動する。さらに、差動増幅回路を構成第1およ
び第2のトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧が電
源電圧に応じて変動し、当該コレクタ・エミッタ間電圧
に応じてトランジスタの寄生容量も変動する。
タにより構成されている差動増幅回路の一方の入力端
子、例えば、第1のトランジスタのベースと、当該入力
端子に対して非反転出力端子となる出力端子、例えば、
第2のトランジスタのコレクタに、所定の共振周波数を
持つ共振回路が接続されている。当該共振回路は、例え
ばインダクタンス素子と可変容量素子により構成され、
当該可変容量素子は、例えば、アノードに電源電圧に応
じた電圧が印加され、カソードに所定の電圧が印加され
るバリキャップダイオードにより構成される。電源電圧
の変動に応じて、共振回路を構成する可変容量素子の容
量値が変動する。さらに、差動増幅回路を構成第1およ
び第2のトランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧が電
源電圧に応じて変動し、当該コレクタ・エミッタ間電圧
に応じてトランジスタの寄生容量も変動する。
【0015】可変容量素子と寄生容量の電源電圧依存性
を、互いにキャンセルする方向に働かせるように設定す
ることで、差動増幅回路と共振回路で構成された発振回
路の発振周波数は、電源電圧の変動による影響を低減で
きる。この結果、安定した発振周波数で動作可能な発振
回路を実現できる。
を、互いにキャンセルする方向に働かせるように設定す
ることで、差動増幅回路と共振回路で構成された発振回
路の発振周波数は、電源電圧の変動による影響を低減で
きる。この結果、安定した発振周波数で動作可能な発振
回路を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る発振回路の一
実施形態を示す回路図である。図示のように、本実施形
態の発振回路は、共振回路100およびIC内部回路2
0により構成されている。共振回路100は、ICチッ
プの外部に構成され、端子T1 とT2 を介して、ICチ
ップ内に形成されているIC内部回路20に接続されて
いる。
実施形態を示す回路図である。図示のように、本実施形
態の発振回路は、共振回路100およびIC内部回路2
0により構成されている。共振回路100は、ICチッ
プの外部に構成され、端子T1 とT2 を介して、ICチ
ップ内に形成されているIC内部回路20に接続されて
いる。
【0017】共振回路100は、キャパシタC1 ,
C2 ,C3 、抵抗素子R6、インダクタンスコイル
L1 、可変容量素子CV および分圧用抵抗素子RV1,R
V2により構成されている。キャパシタC1 ,C2 および
C3 は、直流成分をカットするための容量素子である。
可変容量素子CV は、例えば、バリキャップダイオード
により構成される。キャパシタC1 は、ノードND1 と
端子T1 との間に接続され、キャパシタC2 は、ノード
ND1 と端子T2 との間に接続されている。キャパシタ
C3 とインダクタンスコイルL1 はノードND1 と接地
電位GNDとの間に直列に接続されており、可変容量素
子CV はノードND1 とノードND2 との間に接続され
ている。ノードND1 は、抵抗素子R6を介して制御信
号Vt の入力端子に接続されている。ノードND2 は、
分圧用抵抗素子RV1とRV2との接続点により構成されて
いる。なお、図示のように、抵抗素子RV1とRV2は、電
源電圧VCCと接地電位GNDとの間に直列に接続されて
いる。
C2 ,C3 、抵抗素子R6、インダクタンスコイル
L1 、可変容量素子CV および分圧用抵抗素子RV1,R
V2により構成されている。キャパシタC1 ,C2 および
C3 は、直流成分をカットするための容量素子である。
可変容量素子CV は、例えば、バリキャップダイオード
により構成される。キャパシタC1 は、ノードND1 と
端子T1 との間に接続され、キャパシタC2 は、ノード
ND1 と端子T2 との間に接続されている。キャパシタ
C3 とインダクタンスコイルL1 はノードND1 と接地
電位GNDとの間に直列に接続されており、可変容量素
子CV はノードND1 とノードND2 との間に接続され
ている。ノードND1 は、抵抗素子R6を介して制御信
号Vt の入力端子に接続されている。ノードND2 は、
分圧用抵抗素子RV1とRV2との接続点により構成されて
いる。なお、図示のように、抵抗素子RV1とRV2は、電
源電圧VCCと接地電位GNDとの間に直列に接続されて
いる。
【0018】共振回路100において、ノードND1 の
電圧は、制御信号Vt に応じて設定され、ノードND2
の電圧は、分圧用抵抗素子RV1とRV2の抵抗値および電
源電圧VCCに応じて設定される。即ち、可変容量素子C
V を構成するバリキャップダイオードのアノードはノー
ドND2 に接続され、カソードはノードND1 に接続さ
れている。ノードND1 の電圧V1 が固定され、ノード
ND2 の電圧V2 が電源電圧VCCの変動に応じて変動す
るので、バリキャップダイオード、即ち、可変容量素子
CV の容量値は電源電圧VCCに依存する。
電圧は、制御信号Vt に応じて設定され、ノードND2
の電圧は、分圧用抵抗素子RV1とRV2の抵抗値および電
源電圧VCCに応じて設定される。即ち、可変容量素子C
V を構成するバリキャップダイオードのアノードはノー
ドND2 に接続され、カソードはノードND1 に接続さ
れている。ノードND1 の電圧V1 が固定され、ノード
ND2 の電圧V2 が電源電圧VCCの変動に応じて変動す
るので、バリキャップダイオード、即ち、可変容量素子
CV の容量値は電源電圧VCCに依存する。
【0019】ここで、インダクタンスコイルL1 と直列
に接続されているキャパシタC3 は容量値の小さなもの
で構成することで、共振回路100の発振周波数にほと
んど影響を与えないものとする。即ち、共振回路100
の共振周波数は、インダクタンスコイルL1 および可変
容量素子CV により決定される。ただし、共振回路10
0は、IC内部回路20とともに発振回路を構成するの
で、IC内部回路20の寄生容量に応じて、発振周波数
は共振回路100の共振周波数と異なることがある。即
ち、本実施形態の発振回路の発振周波数は、コイルL1
のインダクタンスと可変容量素子CV および上記寄生容
量の容量値に応じて決定される。
に接続されているキャパシタC3 は容量値の小さなもの
で構成することで、共振回路100の発振周波数にほと
んど影響を与えないものとする。即ち、共振回路100
の共振周波数は、インダクタンスコイルL1 および可変
容量素子CV により決定される。ただし、共振回路10
0は、IC内部回路20とともに発振回路を構成するの
で、IC内部回路20の寄生容量に応じて、発振周波数
は共振回路100の共振周波数と異なることがある。即
ち、本実施形態の発振回路の発振周波数は、コイルL1
のインダクタンスと可変容量素子CV および上記寄生容
量の容量値に応じて決定される。
【0020】IC内部回路20は、トランジスタQ1,
Q2、抵抗素子R1,R2および電流源IS1により構
成された差動増幅回路により構成されている。トランジ
スタQ1のベースは、抵抗素子R3を介して、ノードN
D3 に接続され、コレクタは抵抗素子R1を介して電源
電圧VCCに接続されている。トランジスタQ2のベース
は、抵抗素子R4を介して、ノードND3 に接続され、
コレクタは抵抗素子R2を介して電源電圧VCCに接続さ
れている。さらに、トランジスタQ1とQ2のエミッタ
同士が接続され、その接続点に、電流源IS1が接続さ
れている。
Q2、抵抗素子R1,R2および電流源IS1により構
成された差動増幅回路により構成されている。トランジ
スタQ1のベースは、抵抗素子R3を介して、ノードN
D3 に接続され、コレクタは抵抗素子R1を介して電源
電圧VCCに接続されている。トランジスタQ2のベース
は、抵抗素子R4を介して、ノードND3 に接続され、
コレクタは抵抗素子R2を介して電源電圧VCCに接続さ
れている。さらに、トランジスタQ1とQ2のエミッタ
同士が接続され、その接続点に、電流源IS1が接続さ
れている。
【0021】抵抗素子R5およびダイオードD1はトラ
ンジスタQ1とQ2のバイアス電圧を発生するバイアス
回路を構成している。図示のように、抵抗素子R5およ
びダイオードD1は、電源電圧VCCと接地電位GNDと
の間に直列に接続されている。その接続点がノードND
3 を構成している。ダイオードD1のアノードがノード
ND3 に接続され、カソードが接地されている。このた
め、ノードND3 の電圧V3 は、ダイオードD1の順方
向電圧降下により決定される。
ンジスタQ1とQ2のバイアス電圧を発生するバイアス
回路を構成している。図示のように、抵抗素子R5およ
びダイオードD1は、電源電圧VCCと接地電位GNDと
の間に直列に接続されている。その接続点がノードND
3 を構成している。ダイオードD1のアノードがノード
ND3 に接続され、カソードが接地されている。このた
め、ノードND3 の電圧V3 は、ダイオードD1の順方
向電圧降下により決定される。
【0022】ノードND3 の電圧V3 は、トランジスタ
Q1とQ2のベースバイアス電圧として、それぞれ抵抗
素子R3とR4を介して、トランジスタQ1とQ2のベ
ースに印加されている。
Q1とQ2のベースバイアス電圧として、それぞれ抵抗
素子R3とR4を介して、トランジスタQ1とQ2のベ
ースに印加されている。
【0023】トランジスタQ1のコレクタは端子T1 に
接続され、トランジスタQ2のベースは端子T2 に接続
されている。端子T1 およびT2 を介して、共振回路1
00が接続されている。このように、差動増幅回路の一
方の入力端子と当該入力端子に対する非反転出力端子間
に接続されている共振回路100により、発振回路が構
成されている。即ち、差動増幅回路の出力端子を構成す
るコレクタから得られた出力信号の内、共振回路100
によりほぼ決定される共振周波数成分を差動増幅回路の
入力側に正帰還させることによって、共振回路100で
設定された周波数で発振動作を行う発振回路が構成され
る。同様に、トランジスタQ1のベースを端子T1 に接
続し、トランジスタQ2のコレクタを端子T2 に接続す
ることによっても、発振回路を構成できることはいうま
でもない。
接続され、トランジスタQ2のベースは端子T2 に接続
されている。端子T1 およびT2 を介して、共振回路1
00が接続されている。このように、差動増幅回路の一
方の入力端子と当該入力端子に対する非反転出力端子間
に接続されている共振回路100により、発振回路が構
成されている。即ち、差動増幅回路の出力端子を構成す
るコレクタから得られた出力信号の内、共振回路100
によりほぼ決定される共振周波数成分を差動増幅回路の
入力側に正帰還させることによって、共振回路100で
設定された周波数で発振動作を行う発振回路が構成され
る。同様に、トランジスタQ1のベースを端子T1 に接
続し、トランジスタQ2のコレクタを端子T2 に接続す
ることによっても、発振回路を構成できることはいうま
でもない。
【0024】図示のように、トランジスタQ1とQ2の
ベースに、寄生容量であるベース入力容量Cp1およびC
p2が存在し、トランジスタQ2のコレクタに、寄生容量
Cp3が接続されている。なお、図示していないが、トラ
ンジスタQ1のコレクタにも寄生容量が存在する。
ベースに、寄生容量であるベース入力容量Cp1およびC
p2が存在し、トランジスタQ2のコレクタに、寄生容量
Cp3が接続されている。なお、図示していないが、トラ
ンジスタQ1のコレクタにも寄生容量が存在する。
【0025】電源電圧VCCが変動すると、トランジスタ
Q1,Q2のベース電位やコレクタ電位がそれに従って
変動する。電源電圧の変動によりトランジスタQ1,Q
2のコレクタ・エミッタ間電圧が変動し、これに応じて
コレクタの寄生容量も変動する。なお、図1に示すよう
に、ベース電位は、電源電圧VCCから、抵抗素子R5と
ダイオードD1により設定されているため、コレクタ電
位の変動より小さい。このため、トランジスタの寄生容
量の変動は、おもにコレクタ・エミッタ間電圧の変動に
よるものである。
Q1,Q2のベース電位やコレクタ電位がそれに従って
変動する。電源電圧の変動によりトランジスタQ1,Q
2のコレクタ・エミッタ間電圧が変動し、これに応じて
コレクタの寄生容量も変動する。なお、図1に示すよう
に、ベース電位は、電源電圧VCCから、抵抗素子R5と
ダイオードD1により設定されているため、コレクタ電
位の変動より小さい。このため、トランジスタの寄生容
量の変動は、おもにコレクタ・エミッタ間電圧の変動に
よるものである。
【0026】以下、図1を参照しつつ、本実施形態の発
振回路の動作について説明する。共振回路100のノー
ドND1 に、外部からの制御信号Vt が印加されてい
る。例えば、本実施形態の発振回路をテレビジョン受信
器の局部発振回路として使用する場合に、受信しようと
する放送局の搬送波周波数(以下、選局周波数という)
に応じて発振周波数を制御する必要がある。このため、
選局同調用電圧を上記制御信号Vt として、ノードND
1 に印加することにより、バリキャップダイオードに印
加されたバイアス電圧が選局同調用電圧に応じて変化す
るので、共振回路100の共振周波数も上記選局同調用
電圧により制御される。
振回路の動作について説明する。共振回路100のノー
ドND1 に、外部からの制御信号Vt が印加されてい
る。例えば、本実施形態の発振回路をテレビジョン受信
器の局部発振回路として使用する場合に、受信しようと
する放送局の搬送波周波数(以下、選局周波数という)
に応じて発振周波数を制御する必要がある。このため、
選局同調用電圧を上記制御信号Vt として、ノードND
1 に印加することにより、バリキャップダイオードに印
加されたバイアス電圧が選局同調用電圧に応じて変化す
るので、共振回路100の共振周波数も上記選局同調用
電圧により制御される。
【0027】IC内部回路20において、トランジスタ
Q1のコレクタが端子T1 に接続され、さらに端子T1
は直流カット用キャパシタC1 を介して、共振回路10
0のノードND1 に接続されている。トランジスタQ2
のベースが端子T2 に接続され、さらに端子T2 は直流
カット用キャパシタC2 を介して、共振回路100のノ
ードND1 に接続されている。このため、差動増幅回路
の出力端子であるトランジスタQ1のコレクタから出力
された信号の内、共振回路100で設定された周波数成
分が差動増幅回路の入力端子であるトランジスタQ2の
ベースに正帰還される。これによって、IC内部回路2
0と共振回路100で構成された発振回路は、共振回路
100の共振周波数で発振し、出力端子T1 およびT2
から同周波数を持つ発振信号VOSC1,VOSC2が
得られる。
Q1のコレクタが端子T1 に接続され、さらに端子T1
は直流カット用キャパシタC1 を介して、共振回路10
0のノードND1 に接続されている。トランジスタQ2
のベースが端子T2 に接続され、さらに端子T2 は直流
カット用キャパシタC2 を介して、共振回路100のノ
ードND1 に接続されている。このため、差動増幅回路
の出力端子であるトランジスタQ1のコレクタから出力
された信号の内、共振回路100で設定された周波数成
分が差動増幅回路の入力端子であるトランジスタQ2の
ベースに正帰還される。これによって、IC内部回路2
0と共振回路100で構成された発振回路は、共振回路
100の共振周波数で発振し、出力端子T1 およびT2
から同周波数を持つ発振信号VOSC1,VOSC2が
得られる。
【0028】さらに、共振回路100において、可変容
量素子CV は、例えばバリキャップダイオードにより構
成された場合に、当該バリキャップダイオードは、逆バ
イアス状態に保持されている。即ち、通常動作時にノー
ドND1 の電位V1 は、ノードND2 の電位V2 より高
く設定されている。ノードND2 の電位は電源電圧VCC
を抵抗素子RV1,RV2を分圧して得たため、電源電圧V
CCの変化に応じて、ノードND2 の電位V2 も変動す
る。
量素子CV は、例えばバリキャップダイオードにより構
成された場合に、当該バリキャップダイオードは、逆バ
イアス状態に保持されている。即ち、通常動作時にノー
ドND1 の電位V1 は、ノードND2 の電位V2 より高
く設定されている。ノードND2 の電位は電源電圧VCC
を抵抗素子RV1,RV2を分圧して得たため、電源電圧V
CCの変化に応じて、ノードND2 の電位V2 も変動す
る。
【0029】例えば、電源電圧VCCが上昇すると、ノー
ドND2 の電位V2 も上昇し、これに応じて、バリキャ
ップダイオードに印加されるバイアス電圧が低下し、そ
の容量も低下する。逆に、電源電圧VCCが低下すると、
ノードND2 の電位V2 も低下し、これに応じてバリキ
ャップダイオードに印加されるバイアス電圧が上昇し、
その容量も上昇する。
ドND2 の電位V2 も上昇し、これに応じて、バリキャ
ップダイオードに印加されるバイアス電圧が低下し、そ
の容量も低下する。逆に、電源電圧VCCが低下すると、
ノードND2 の電位V2 も低下し、これに応じてバリキ
ャップダイオードに印加されるバイアス電圧が上昇し、
その容量も上昇する。
【0030】一方、電源電圧VCCが上昇すると、差動増
幅回路においてトランジスタQ1およびQ2のコレクタ
・エミッタ間電圧差が大きくなり、これに伴いトランジ
スタQ1とQ2の寄生容量も大きくなる。逆に電源電圧
VCCが低下すると、トランジスタQ1とQ2のコレクタ
・エミッタ間電圧が小さくなり、これに伴いトランジス
タQ1とQ2の寄生容量も小さくなる。
幅回路においてトランジスタQ1およびQ2のコレクタ
・エミッタ間電圧差が大きくなり、これに伴いトランジ
スタQ1とQ2の寄生容量も大きくなる。逆に電源電圧
VCCが低下すると、トランジスタQ1とQ2のコレクタ
・エミッタ間電圧が小さくなり、これに伴いトランジス
タQ1とQ2の寄生容量も小さくなる。
【0031】このように、電源電圧VCCの変動に応じ
て、可変容量素子CV の容量値とトランジスタの寄生容
量の容量値が、常に相反する方向に変化するので、電源
電圧VCCの変動に応じて、可変容量素子CV の容量変化
とトランジスタQ1,Q2の寄生容量の変化による発振
周波数への影響を、互いにキャンセルする方向に働くの
で、発振回路の発振周波数の電源電圧依存性がなくな
り、電源電圧VCCの変動に影響されることなく、常に安
定した発振周波数を持つ発振信号を供給することが可能
となる。
て、可変容量素子CV の容量値とトランジスタの寄生容
量の容量値が、常に相反する方向に変化するので、電源
電圧VCCの変動に応じて、可変容量素子CV の容量変化
とトランジスタQ1,Q2の寄生容量の変化による発振
周波数への影響を、互いにキャンセルする方向に働くの
で、発振回路の発振周波数の電源電圧依存性がなくな
り、電源電圧VCCの変動に影響されることなく、常に安
定した発振周波数を持つ発振信号を供給することが可能
となる。
【0032】なお、実際の回路設計においては、例え
ば、電源電圧VCCを分圧する抵抗素子RV1,RV2の抵抗
値をトランジスタの寄生容量の電源電圧依存性に応じて
設定するなどの工夫により、電源電圧VCCが変動したと
き、トランジスタの寄生容量の変化を可変容量素子CV
の容量変化でキャンセルさせることができ、発振周波数
の電源電圧依存性をほぼ解消でき、高精度で且つ安定性
のよい発振信号を発生することができる。
ば、電源電圧VCCを分圧する抵抗素子RV1,RV2の抵抗
値をトランジスタの寄生容量の電源電圧依存性に応じて
設定するなどの工夫により、電源電圧VCCが変動したと
き、トランジスタの寄生容量の変化を可変容量素子CV
の容量変化でキャンセルさせることができ、発振周波数
の電源電圧依存性をほぼ解消でき、高精度で且つ安定性
のよい発振信号を発生することができる。
【0033】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、トランジスタQ1とQ2により差動増幅回路を構成
し、インダクタンスコイルL1 と可変容量素子CV によ
り所定の共振周波数を持つ共振回路100を構成し、直
流カット用容量素子C1 ,C2を介して、差動増幅回路
に接続し、可変容量素子CV を所定の電位V1 に保持さ
れている第1のノードND1 と電源電圧VCCに応じた電
位V2 に保持されている第2のノードND2 との間に接
続し、電源電圧VCCに応じて共振回路の共振周波数を制
御する。さらに、差動増幅回路を構成するトランジスタ
の寄生容量は、電源電圧VCCに応じて変動する。可変容
量素子CV の電源電圧依存性と寄生容量の電源電圧依存
性が互いに相殺するように働かせるので、発振回路の発
振周波数の電源電圧の依存性を解消でき、安定した発振
信号を生成できる発振回路を実現可能である。
ば、トランジスタQ1とQ2により差動増幅回路を構成
し、インダクタンスコイルL1 と可変容量素子CV によ
り所定の共振周波数を持つ共振回路100を構成し、直
流カット用容量素子C1 ,C2を介して、差動増幅回路
に接続し、可変容量素子CV を所定の電位V1 に保持さ
れている第1のノードND1 と電源電圧VCCに応じた電
位V2 に保持されている第2のノードND2 との間に接
続し、電源電圧VCCに応じて共振回路の共振周波数を制
御する。さらに、差動増幅回路を構成するトランジスタ
の寄生容量は、電源電圧VCCに応じて変動する。可変容
量素子CV の電源電圧依存性と寄生容量の電源電圧依存
性が互いに相殺するように働かせるので、発振回路の発
振周波数の電源電圧の依存性を解消でき、安定した発振
信号を生成できる発振回路を実現可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発振回路
によれば、電源電圧およびICの特性に依存することな
く、安定した発振周波数を持つ発振信号を生成できる利
点がある。さらに、本発明によれば、ICチップの外部
に接続されている共振回路を交換するだけで、所望の発
振周波数を持つ発振信号を獲得でき、発振回路の発振周
波数の調整が容易にできる。
によれば、電源電圧およびICの特性に依存することな
く、安定した発振周波数を持つ発振信号を生成できる利
点がある。さらに、本発明によれば、ICチップの外部
に接続されている共振回路を交換するだけで、所望の発
振周波数を持つ発振信号を獲得でき、発振回路の発振周
波数の調整が容易にできる。
【図1】本発明に係る発振回路の一実施形態を示す回路
図である。
図である。
【図2】従来の発振回路の一例を示す回路図である。
【図3】共振回路の構成例を示す回路図である。
10,100…共振回路、20…IC内部回路、R1,
R2,…,R6抵抗素子、RV1,RV2…分圧用抵抗素
子、D1…ダイオード、Q1,Q2…トランジスタ、I
S1…電流源、C1 ,C2 ,C3 …キャパシタ、CP1,
CP2,CP3…寄生容量、L1 …インダクタンスコイル、
CV …可変容量素子、VCC…電源電圧、GND…接地電
位。
R2,…,R6抵抗素子、RV1,RV2…分圧用抵抗素
子、D1…ダイオード、Q1,Q2…トランジスタ、I
S1…電流源、C1 ,C2 ,C3 …キャパシタ、CP1,
CP2,CP3…寄生容量、L1 …インダクタンスコイル、
CV …可変容量素子、VCC…電源電圧、GND…接地電
位。
Claims (11)
- 【請求項1】所定の電位に保持されている第1のノード
と接地電位間に接続されているインダクタンス素子と、 一方の電極が上記第1のノードに接続され、他方の電極
が電源電圧に応じた電位に保持されている第2のノード
に接続され、上記第1と第2のノード間の電位差に応じ
た容量を有する可変容量素子と、 ベースが上記第1のノードにカップリングされている第
1のトランジスタと、 コレクタが上記第1のノードにカップリングされ、エミ
ッタが上記第1のトランジスタのエミッタと共通に接続
され、上記第1のトランジスタとともに差動増幅回路を
構成する第2のトランジスタとを有する発振回路。 - 【請求項2】上記第1および第2のトランジスタは、上
記電源電圧に応じて設定される寄生容量を有する請求項
1記載の発振回路。 - 【請求項3】上記可変容量素子は、アノードが上記第2
のノードに接続され、カソードが上記第1のノードに接
続されているバリキャップ(可変容量)ダイオードによ
り構成されている請求項1記載の発振回路。 - 【請求項4】上記第1のトランジスタのベースと上記第
1のノードとの間に接続されている第1の容量素子と、 上記第2のトランジスタのコレクタと上記第1のノード
との間に接続されている第2の容量素子とを有する請求
項1記載の発振回路。 - 【請求項5】上記第2のノードは、上記電源電圧と接地
電位との間に接続されている少なくとも二つの抵抗素子
の接続点により形成されている請求項1記載の発振回
路。 - 【請求項6】上記第1および第2のトランジスタのベー
スに、所定のバイアス電圧を印加するバイアス電圧発生
回路を有する請求項1記載の発振回路。 - 【請求項7】上記第1および第2のトランジスタのコレ
クタに、上記第1および第2のトランジスタのコレクタ
・エミッタ間電圧に応じて容量が設定される寄生容量を
有する請求項1記載の発振回路。 - 【請求項8】上記第1および第2のトランジスタのコレ
クタ・エミッタ間電圧が上記電源電圧に応じて設定され
る請求項7記載の発振回路。 - 【請求項9】上記インダクタンス素子は、インダクタン
スコイルにより構成されている請求項1記載の発振回
路。 - 【請求項10】上記差動増幅回路は、半導体チップ内に
集積されている請求項1記載の発振回路。 - 【請求項11】上記インダクタンス素子と上記可変容量
素子は、半導体チップの外部に設けられている請求項1
記載の発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34017797A JPH11177339A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34017797A JPH11177339A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11177339A true JPH11177339A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18334470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34017797A Pending JPH11177339A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11177339A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110504A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nec Electronics Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2013121098A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Seiko Epson Corp | 発振回路、及び電子機器 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP34017797A patent/JPH11177339A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110504A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nec Electronics Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2013121098A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Seiko Epson Corp | 発振回路、及び電子機器 |
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