JPH11177159A - 磁歪素子の駆動回路 - Google Patents

磁歪素子の駆動回路

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JPH11177159A
JPH11177159A JP10016101A JP1610198A JPH11177159A JP H11177159 A JPH11177159 A JP H11177159A JP 10016101 A JP10016101 A JP 10016101A JP 1610198 A JP1610198 A JP 1610198A JP H11177159 A JPH11177159 A JP H11177159A
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陽 來 李
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載 衡 金
Eui-Su Lim
義 洙 林
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    • B06B1/02—Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁歪素子の安定的な動作が保障できる磁歪素
子の駆動回路を提供する。 【解決手段】 電源スイッチのスイッチング動作によっ
て瞬間的に誘起される高電圧を遮断する高電圧遮断回路
部と、入力電圧の正（＋）の半週期間だけ整流して貯蔵
する電圧貯蔵部と、入力電圧の周波数と同一の周波数の
制御信号によってスイッチングされて前記電圧貯蔵部に
貯蔵された電圧を磁歪素子に供給するスイッチング回路
部と、電源の遮断時に前記貯蔵回路部に残留する電圧を
消去する電圧消去回路部とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁歪素子の駆動回路
に係り、特に、電源供給時には瞬間的に誘起される高電
圧を遮断して、電源遮断時には残留電圧を消去して磁歪
素子に電源を安定的に供給する磁歪素子の駆動回路に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的に磁歪素子は、音響探知機、魚群
探知機、超音波加工機、超音波洗浄機、超音波発信機等
において振動子で使用される素子で、磁性体に捲線され
たコイルに電流を印加すると超音波発信機の固有周波数
によって磁性体が伸縮振動して超音波を発生させる。
【０００３】このような磁歪素子が安定的に動作するた
めには、磁性体に捲線されたコイルで電源を安定的に供
給する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の磁歪素
子の駆動回路では、磁歪素子に電源を供給するため電源
スイッチをオンさせる場合には瞬間的に誘起された高電
圧が磁歪素子に印加されて、また、電源の遮断時には駆
動回路に残留している電圧が磁歪素子に供給されて磁歪
素子の安定的な動作を阻害する問題点があった。
【０００５】したがって、本発明はこのような問題点を
解決するため案出されたもので、その目的は、電源の供
給時には瞬間的に誘起される高電圧を遮断して、電源の
遮断時には残留電圧を消去して磁歪素子に電源を安定的
に供給することにより、磁歪素子の安定的な動作が保障
できる磁歪素子の駆動回路を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の特徴によると、電源スイッチのスイッチン
グ動作によって瞬間的に誘起される高電圧を遮断する高
電圧遮断回路部と、入力電圧の正（＋）の半週期間だけ
整流して貯蔵する電圧貯蔵部と、入力電圧の周波数と同
一の周波数の制御信号によってスイッチングされて前記
電圧貯蔵部に貯蔵された電圧を磁歪素子に供給するスイ
ッチング回路部と、電源の遮断時に前記貯蔵回路部に残
留する電圧を消去する電圧消去回路部とを具備する磁歪
素子の駆動回路が開示される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面によって本発明の
好ましい実施例について詳細に説明する。図１は本発明
による磁歪素子の駆動回路を示す回路図である。図示の
ように、電源コードＦ２には並列結合された電源スイッ
チＳＷと第２キャパシタＣ２が接続されて、電源スイッ
チＳＷの出力端にはヒューズＦ１を通して変圧器Ｔ１の
入力端及び第１抵抗Ｒ１が各々接続されて、第１抵抗Ｒ
１の出力端には第１ダイオードＤ１のアノード端が接続
されている。
【０００８】また、第１ダイオードＤ１のカソード端に
はシリコン制御整流器Ｑ１の入力端が接続されて、変圧
器Ｔ１の一側出力端には第３ダイオードＤ３のアノード
端が接続されて、第３ダイオードＤ３のカソード端には
並列結合された第２抵抗Ｒ２及び第４抵抗Ｒ４が接続さ
れている。前記第２抵抗Ｒ２及び第４抵抗Ｒ４により分
圧された電圧はシリコン制御整流器Ｑ１のゲート端子に
印加されて、シリコン制御整流器Ｑ１の出力端は磁歪素
子Ｔ２の入力端に接続されている。
【０００９】また、第１ダイオードＤ１のカソード端に
は並列結合された第１キャパシタＣ１と第５抵抗Ｒ５が
接続されて、変圧器Ｔ１の他側出力端には直列接続され
た発光ダイオードＤ２と第３抵抗Ｒ３が接続されてい
る。以下、前記のように構成された磁歪素子の駆動回路
の動作方法について詳細に説明する。
【００１０】磁歪素子Ｔ２を駆動させるため電源スイッ
チＳＷをオンさせると、電源コードＦ２を通して印加さ
れた電圧がシリコン制御整流器Ｑ１の入力端に印加され
る。この時、第１抵抗Ｒ１と第２キャパシタＣ２は電源
スイッチＳＷのスイッチング時に瞬間的に誘起される高
電圧を遮断して、第１ダイオードＤ１により整流された
正（＋）の半週期間の電圧が第１キャパシタＣ１に貯蔵
される。
【００１１】一方、変圧器Ｔ１により分圧された一側電
圧は第３ダイオードＤ３により整流されて、正（＋）の
半週期間の電圧が第２抵抗Ｒ２及び第４抵抗Ｒ４により
分圧されてトリガ信号でシリコン制御整流器Ｑ１のゲー
ト端子に印加される。前記のように入力電圧の周波数と
同一な６０Ｈｚのトリガ信号がシリコン制御整流器Ｑ１
のゲート端子に印加されるとシリコン制御整流器Ｑ１は
ターンオンされて、この時第１キャパシタＣ１に貯蔵さ
れた電圧がシリコン制御整流器Ｑ１を通して磁歪素子Ｔ
２に印加されて磁歪素子Ｔ２を駆動させる。
【００１２】また、変圧器Ｔ１により分圧された他側電
圧は発光ダイオードＤ２に印加されて発光ダイオードＤ
２を点燈させることにより、使用者は磁歪素子Ｔ２に電
源が印加されたことが確認できる。一方、電源スイッチ
ＳＷがオフされると、シリコン制御整流器Ｑ１のゲート
端子に印加されるトリガ信号が遮断されることによりシ
リコン制御整流器Ｑ１はターンオフされて、シリコン制
御整流器Ｑ１を通して磁歪素子Ｔ２に印加された電圧も
遮断され、第１キャパシタＣ１に残留する電圧は第５抵
抗Ｒ５により消去される。
【００１３】以上、本発明の好ましい実施形態について
詳細に記述したが、本発明が属する技術分野において通
常の知識を持つ者であれば、添付された請求の範囲に定
義された本発明の精神及び範囲を離脱せず本発明を多様
に変形または変更して実施できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明は高電圧及び大き
い電流の制御が容易で制御利得が高く周波数特性が優秀
なシリコン制御整流器を利用することにより、磁歪素子
に電源を安定的に供給するだけではなく、電源の供給時
には瞬間的に誘起される高電圧を遮断して、電源の遮断
時には残留電圧を消去して磁歪素子を安定的に駆動させ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による磁歪素子の駆動回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
Ｆ１ ヒューズ Ｆ２ 電源コード Ｔ１ 変圧器 Ｔ２ 磁歪素子 ＳＷ 電源スイッチ Ｒ１〜Ｒ５ 抵抗 Ｃ１，Ｃ２ キャパシタ Ｑ１ シリコン制御整流器（ＳＣＲ） Ｄ１，Ｄ３ ダイオード Ｄ２ 発光ダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１２月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の特徴によると、電源スイッチのスイッチン
グ動作によって瞬間的に誘起される高電圧を遮断する高
電圧遮断回路部と、入力電圧の正（＋）の半周期間だけ
整流して貯蔵する電圧貯蔵部と、入力電圧の周波数と同
一の周波数の制御信号によってスイッチングされて前記
電圧貯蔵部に貯蔵された電圧を磁歪素子に供給するスイ
ッチング回路部と、電源の遮断時に前記貯蔵回路部に残
留する電圧を消去する電圧消去回路部とを具備する磁歪
素子の駆動回路が開示される。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】また、第１ダイオードＤ１のカソード端に
はシリコン制御整流器（サイリスタ）Ｑ１の入力端が接
続されて、変圧器Ｔ１の一側出力端には第３ダイオード
Ｄ３のアノード端が接続されて、第３ダイオードＤ３の
カソード端には並列結合された第２抵抗Ｒ２及び第４抵
抗Ｒ４が接続されている。前記第２抵抗Ｒ２及び第４抵
抗Ｒ４により分圧された電圧はシリコン制御整流器Ｑ１
のゲート端子に印加されて、シリコン制御整流器Ｑ１の
出力端は磁歪素子Ｔ２の入力端に接続されている。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】磁歪素子Ｔ２を駆動させるため電源スイッ
チＳＷをオンさせると、電源コードＦ２を通して印加さ
れた電圧がシリコン制御整流器Ｑ１の入力端に印加され
る。この時、第１抵抗Ｒ１と第２キャパシタＣ２は電源
スイッチＳＷのスイッチング時に瞬間的に誘起される高
電圧を遮断して、第１ダイオードＤ１により整流された
正（＋）の半周期間の電圧が第１キャパシタＣ１に貯蔵
される。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】一方、変圧器Ｔ１により分圧された一側電
圧は第３ダイオードＤ３により整流されて、正（＋）の
半周期間の電圧が第２抵抗Ｒ２及び第４抵抗Ｒ４により
分圧されてトリガ信号でシリコン制御整流器Ｑ１のゲー
ト端子に印加される。前記のように入力電圧の周波数と
同一な６０Ｈｚのトリガ信号がシリコン制御整流器Ｑ１
のゲート端子に印加されるとシリコン制御整流器Ｑ１は
ターンオンされて、この時第１キャパシタＣ１に貯蔵さ
れた電圧がシリコン制御整流器Ｑ１を通して磁歪素子Ｔ
２に印加されて磁歪素子Ｔ２を駆動させる。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 Ｆ１ ヒューズ Ｆ２ 電源コード Ｔ１ 変圧器 Ｔ２ 磁歪素子 ＳＷ 電源スイッチ Ｒ１〜Ｒ５ 抵抗 Ｃ１，Ｃ２ キャパシタ Ｑ１ シリコン制御整流器（サイリスタ） Ｄ１，Ｄ３ ダイオード Ｄ２ 発光ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 磁歪素子駆動回路において、 電源スイッチのスイッチング動作によって順次的に誘起
    される高電圧を遮断する高電圧遮断回路部と、 入力電圧の正（＋）の半週期間だけ整流して貯蔵する電
    圧貯蔵部と、 入力電圧の周波数と同一の周波数の制御信号によってス
    イッチングされて前記電圧貯蔵部に貯蔵された電圧を磁
    歪素子に供給するスイッチング回路部と、 電源遮断時に前記貯蔵回路部に残留する電圧を消去する
    電圧消去回路部とを具備することを特徴とする磁歪素子
    駆動回路。
  2. 【請求項２】 前記磁歪素子への電源の印加有無を示す
    表示回路部をさらに含むことを特徴とする請求項１記載
    の磁歪素子駆動回路。
  3. 【請求項３】 前記スイッチング回路部は、ＳＣＲを含
    むことを特徴とする請求項１記載の磁歪素子駆動回路。
JP10016101A 1997-11-29 1998-01-28 磁歪素子の駆動回路 Expired - Fee Related JP2916455B2 (ja)

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EP0919291A2 (en) 1999-06-02
US5914841A (en) 1999-06-22
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