JPH1117685A - 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム - Google Patents

帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム

Info

Publication number
JPH1117685A
JPH1117685A JP9163893A JP16389397A JPH1117685A JP H1117685 A JPH1117685 A JP H1117685A JP 9163893 A JP9163893 A JP 9163893A JP 16389397 A JP16389397 A JP 16389397A JP H1117685 A JPH1117685 A JP H1117685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burst
signal source
signal
transmission
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9163893A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Karasawa
柄澤  智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9163893A priority Critical patent/JPH1117685A/ja
Priority to US09/031,792 priority patent/US6091740A/en
Publication of JPH1117685A publication Critical patent/JPH1117685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1694Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5638Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
    • H04L2012/5646Cell characteristics, e.g. loss, delay, jitter, sequence integrity
    • H04L2012/5651Priority, marking, classes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5672Multiplexing, e.g. coding, scrambling
    • H04L2012/5675Timeslot assignment, e.g. TDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/5679Arbitration or scheduling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非バーストトラヒックに加えて、バーストト
ラヒックをも効率よく、パッシブダブルスター構成の伝
送システムが収容する。 【解決手段】 帯域管理する信号源として、非バースト
的な信号出力を行う非バースト信号源と、バースト的な
信号出力を行うバースト信号源との混在を許容する。非
バースト信号源に対しては、予め定められているタイム
スロット間隔設定値に基づいて、共通伝送路上のタイム
スロットに対する割振りタイミングを演算して割振り要
求信号を発生させる。バースト信号源に対しては、予め
定められている割振り連続回数だけ割振り要求信号を連
続して発生させる。各信号源についての割振り要求信号
を調整して、各タイムスロットを割り当てる信号源を決
定し、その決定された信号源からの信号をタイムスロッ
トに挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通伝送路上のタ
イムスロットに各信号源からの信号を割り振って各信号
源からの信号帯域を管理する帯域管理回路、この帯域管
理回路が適用された通信装置及び通信システムに関し、
例えば、パッシブダブルスター構成の加入者線信号伝送
システムにATM伝送方式を適用したシステムに適用し
得るものである。
【0002】
【従来の技術】
文献1『中島、滝川著、“ATM−PDSにおけるタイ
ムスロット割り当て法”、1993年電子情報通信学会
秋季大会B−668、1993年』 文献2『Y.Takizawa et al、“ATM based Passive Doub
le Star system offering B-ISDN, N-ISDN, and POT
S”、GLOBCOM’93、pp.14-18、1993年』 ATM(Asynchronous Transfer Mode)サービスの加入
者系構成として、パッシブダブルスター(PDS:Pass
ive Double Star )構成が検討、開発されている(文献
1及び2参照)。
【0003】このようなATM−PDS構成を備えた加
入者系は、図2に示すように、加入者宅内に設置され
た、ユーザネットワークインタフェース(UNI:User
Network Inteeface)に従って対応する加入者端末を収
容しているオプティカルネットワークユニット(以下、
ONU(Optical Network Unit)と略す)1−1、…、
1−Nと、複数のONU1−1、…、1−Nを収容して
いる加入者回線ターミナル(以下、SLT(Subscriber
Line Terminal)と略す)2と、各ONU1−1、…、
1−Nから延出されている光ファイバ4−1、…、4−
N及びSLT2から延出されている光ファイバ5とを相
互接続してSLT2及び各ONU1−1、…、1−Nを
つなぐスターカプラ3とから構成されている。なお、S
LT2及び各ONU1−1、…、1−Nはそれぞれ、光
/電気相互変換回路を備えている。
【0004】SLT2は、内部に複数のオプティカル加
入者ユニット(以下、OSU(Optical Subscriber Uni
t )と略す;図2では1個だけ示している)2Aを備え
ており、各OSU2Aが自己に係るONU1−1、…、
1−Nとのインタフェース機能を担っている。OSU2
A及びスターカプラ3は1対1で光ファイバ5によって
接続されている。
【0005】OSU2Aからの光信号は、スターカプラ
3で分岐され、複数のONU1−1、…、1−Nに伝送
される(以下、この伝送方向を下り方向と呼ぶ)。ま
た、逆に、各ONU1−1、…、1−Nからの光信号
(下り方向の光信号の波長とは異なる波長を有する)は
スターカプラ3で多重されて、OSU2Aに伝送される
(以下、この伝送方向を上り方向と呼ぶ)。
【0006】ここで、上り方向で各ONU1−1、…、
1−Nが勝手に光信号を出力した場合、スターカプラ3
において信号の衝突が生じてしまう。そこで、上り方向
で信号を出力しても良いONU1−i(iは1〜N)
を、OSU2Aが下り方向の信号で指定する(以下、
「送出許可を与える」と称す)方法が提案されている。
【0007】例えば、具体的には、下り方向の信号は6
0バイト(うち53バイトはATMセルのデータそのも
の)のATM−PDSセル(以下、単にPDSセルと呼
ぶ)を1単位として信号を伝送している(文献2参
照)。このPDSセルの先頭2バイトに送信許可を与え
るONU1−iの識別番号などを載せ、各ONU1−
1、…、1−Nでは自分の識別番号を載せたセルを受信
したら、その受信時点から所定時間後に、上り方向にセ
ルを送信する。
【0008】ここで、ATM−PDS構成では各ONU
1−1、…、1−Nに分配する上り方向の帯域幅は任意
である。すなわち、下り方向のPDSセルにのせる送信
許可のONU識別番号は、各ONU1−1、…、1−N
に均等に分配するのではなく、加入者との契約に従って
分配している。すなわち、OSU2Aの内部における送
信許可の分配方法(帯域管理方法)を決定する従来の回
路(帯域管理回路)においては、下り方向のPDSセル
にのせる送信許可のONU識別番号を各ONU1−1、
…、1−Nに係る加入者との契約に従って分配し、各加
入者に対しては、その分配帯域(契約)を満足するよう
にできるだけ等間隔で送信許可を与えるものであった。
【0009】例えば、光ファイバ5(4−1〜4−N)
の伝送路速度をF、各加入者(従って、ONU)に分配
する帯域をmx (xはONUの識別番号を意味する)と
すると、加入者に送信許可を与えるPDSセルの間隔は
F/mx で与えられ、このセル間隔の設定値を満足する
ように、各加入者(従って、ONU)に対して、送信許
可を与えるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、上
述したように、ONU識別番号は設定した帯域を各ON
Uに与えるように下りセルに付与され、あるONU識別
番号はほぼ等間隔に下りセルに付与される。この方法
は、CBR(Constant Bit Rate;一定ビットレート)
トラヒックのように、一定帯域を占有するトラヒックを
加入者線で収容する場合には好適なものである。
【0011】しかし、今後、バーストトラヒックも増加
すると予想されており、CBRトラヒックとバーストト
ラヒックの双方に対応しなければならず、このようなバ
ーストトラヒックを収容する場合には、従来の帯域管理
方法では不都合が生じてしまう。
【0012】つまり、バーストトラヒックはある時間帯
では加入者線に出力するPDSセルが多くなるが、別の
時間帯ではほとんど出力するPDSセルがないという特
性を有する。このため、定期的にONU識別番号により
加入者線へのセル出力が許可されても、バーストトラヒ
ックの発生タイミングによってはONUにセルがたまっ
てしまったり、出力するセルがなかったりという状態が
多く生じ、通信効率が必ずしも良好ではなくなる。
【0013】一方、バーストトラヒックのピークの帯域
に合わせてONUにONU識別番号を付与すると(送信
許可を与えると)、バーストトラヒックをONUで遅延
させることなく、加入者線に収容可能であるが、出力す
るPDSセルがほとんどない時間でも、共通する加入者
線を1つのONUに占有させることになり、収容効率が
悪くなる。
【0014】そのため、CBRトラヒックに加えて、バ
ーストトラヒックをも効率よく収容することができる帯
域管理回路、伝送装置及び伝送システムが望まれてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、複数の信号源が時間軸上でタイム
スロットを割り振って1本の伝送路を共用させるための
帯域管理回路であって、帯域管理する信号源として、非
バースト的な信号出力を行う非バースト信号源と、バー
スト的な信号出力を行うバースト信号源とが混在してい
る帯域管理回路において、(1)上記各非バースト信号
源に対応してそれぞれ設けられ、対応する信号源につい
て予め定められているタイムスロット間隔設定値に基づ
いて、上記共通伝送路上のタイムスロットに対する割振
りタイミングを演算し、割振り要求信号を出力する複数
の非バースト割振りタイミング演算手段と、(2)上記
各バースト信号源に対応してそれぞれ設けられ、対応す
る信号源について予め定められている割振り連続回数だ
け割振り要求信号を連続して出力する複数のバースト割
振りタイミング演算手段と、(3)上記各非バースト割
振りタイミング演算手段からの割振り要求信号と、上記
各バースト割振りタイミング演算手段からの割振り要求
信号とに基づいて、各タイムスロットを割り当てる信号
源を決定する競合制御手段と、(4)決定された信号源
の情報を、その信号源に係る上記非バースト割振りタイ
ミング演算手段又は上記バースト割振りタイミング演算
手段に通知する割当て信号源通知手段とを有することを
特徴とする。
【0016】また、第2の本発明は、それぞれが1又は
複数の信号源を有する対向する複数の伝送装置と、パッ
シブダブルスター接続形態で接続されている伝送装置に
おいて、(1)第1の本発明の帯域管理回路と、(2)
タイムスロットに割り当てられた信号源情報を対向する
上記各伝送装置に送信する割当て情報送信手段とを有す
ることを特徴とする。
【0017】さらに、第3の本発明は、対向する伝送装
置から、タイムスロットに割り当てられた信号源情報が
与えられる伝送装置において、(1)非バースト的な信
号出力を行う非バースト信号源と、(2)バースト的な
信号出力を行うバースト信号源と、(3)対向する上記
伝送装置が送信したタイムスロットに割り当てられた信
号源情報を受信し、その信号源情報が、自己が有する上
記非バースト信号源又は上記バースト信号源を指示して
いるかを検出する割当て信号源検出手段と、(4)対向
する上記伝送装置からの信号源情報が、自己が有する上
記非バースト信号源又は上記バースト信号源を指示して
いるもののときに、その上記非バースト信号源又は上記
バースト信号源から信号をタイムスロットに挿入する信
号選択手段とを有することを特徴とする。
【0018】さらにまた、第4の本発明は、第1の伝送
装置と、この第1の伝送装置から、タイムスロットに割
り当てられた信号源情報が与えられる複数の第2の伝送
装置とを、パッシブダブルスター接続形態で接続してい
る伝送システムにおいて、上記第1の伝送装置として第
2の本発明の伝送装置を適用すると共に、全て又は一部
の上記第2の伝送装置として第3の本発明の伝送装置を
適用することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、パッシブダブル
スター構成の加入者線信号伝送システムにATM伝送方
式を適用したATM−PDSシステムに適用した一実施
形態を図面を参照しながら詳述する。すなわち、図2に
示したと同様なシステムに適用した一実施形態を詳述す
る。なお、以下の説明においては、適宜図2に示した符
号をも用いて説明する。
【0020】図3は、この実施形態のONU1−n(n
は1〜N)の要部構成を示すブロック図である。
【0021】図3において、各ONU1−nは、BSC
検出部40、遅延制御部41、CBR用キュー(CBR
用先入れ先出しメモリ)43、バースト用キュー(バー
スト用先入れ先出しメモリ)44及びセレクタ42を有
している。
【0022】加入者端末が出力しUNIを介して当該O
NU1−nに到達したATMセルに対して、図示しない
セルヘッダ抽出判別部が、そのVCI(仮想チャネル識
別子)やVPI(仮想パス識別子)などを判別して、そ
のATMセルがCBRトラヒックに係るものかバースト
トラヒックに係るものかを判別する。
【0023】CBR用キュー(CBR用先入れ先出しメ
モリ)43は、このようにして判別されたCBRトラヒ
ックに係るATMセルをキューイングするものである。
【0024】また、バースト用キュー(バースト用先入
れ先出しメモリ)44は、このようにして判別されたバ
ーストトラヒックに係るATMセルをキューイングする
ものである。
【0025】BSC検出部40には、自己ONU1−n
を収容しているSLT2内のOSU2Aが出力し、スタ
ーカプラ3を介して到来したた光信号でなる下り信号
を、自己ONU1−n内の図示しない光−電気相互変換
回路が電気信号に変換した下り信号が与えられる。
【0026】BSC検出部40は、下り信号に基づい
て、自己ONU1−nからのPDSセルの送出が許可さ
れているかを監視するものである。下り信号は、PDS
セルが連続して並んで構成されており、各PDSセルの
一部(例えば先頭の2バイト)にはONU識別番号(以
下、BSCと呼ぶ)が挿入されており、BSC検出部4
0は、下り信号を受信すると、自己ONU1−nを指示
するBSCがあるか否かを検出し、あった場合にそのB
SCを遅延制御部41に引き渡すものである。
【0027】この実施形態の場合、各ONU1−n宛の
BSC(ONU識別番号)として、CBR用とバースト
用の2種類が用意されている。
【0028】例えば、PDSセルの先頭2バイトをBS
C用に割り当てて1バイトでなるBSCを2回繰り返
す。また、3ビット誤り訂正符号を付加して情報を伝達
することとする。この場合、情報ビットとしては5ビッ
トとなり、32パターンを識別可能である。このとき、
15個のONUに、CBR信号用BSCを示すパターン
とバースト用BSCを示すパターンとを割り当てること
ができ、どのONUにも上り信号の送出を禁止するパタ
ーンを1つ割り当てることができる。
【0029】ここで、同一のONUに係るCBR信号用
BSCを示す5ビットパターンとバースト用BSCを示
す5ビットパターンとを、例えば最下位ビットだけが異
なるようにしておくと、BSC検出部40の照合構成を
簡単なものとすることができる。
【0030】遅延制御部40は、BSC検出部40から
自己に係るCBR用BSC又はバースト用BSCが与え
られると、そのBSCに所定量の遅延を付加してセレク
タ42に与えるものである。この遅延制御部40は、ス
ターカプラ3において、各ONU1−nから出力された
PDSセルを多重したときに隣り合うPDSセルが重な
らないように、伝送遅延を微調整するのである。
【0031】セレクタ42は、遅延制御部40からCB
R用BSCが与えられたときには、CBR用キュー43
にキューイングされている最古のATMセルを取り出し
てPDSセルを組み立てて出力し、また、遅延制御部4
0からバースト用BSCが与えられたときには、バース
ト用キュー44にキューイングされている最古のATM
セルを取り出してPDSセルを組み立てて出力するもの
である。すなわち、キュー43又は44から読み出され
る際には、53バイトのATMセルにPDSヘッダ領域
が付加されて60バイトのPDSセルに組み立てられて
出力される。
【0032】ここで、上り方向のPDSヘッダは、隣り
合うPDSセルの間隔を確保するためのガードタイム、
SLT2においてビット同期を確立するためのプリアン
ブル、バイト同期を確立するためのデリミタより構成さ
れている。
【0033】なお、BSCが規定するキュー43又は4
4にATMセルがキューイングされていない場合には、
セレクタ42は、空きセル(空き状態のPDSセル)を
出力する。また、他の実施形態を構成するものとなる
が、遅延制御部40からCBR用BSCが与えられたと
きにCBR用キュー43にキューイングされているAT
Mセルがないときにおいて、バースト用キュー44にキ
ューイングされているATMセルがあれば、そのATM
セルから組み立てたPDSセル(BSCはバーストにつ
いてのもの)を出力するようにしても良い。
【0034】図示は省略しているが、光−電気相互変換
回路がセレクタ42から出力された電気信号でなるPD
Sセルを、下り方向とは異なる波長の光信号(PDSセ
ル)に変換して光ファイバ4−nに射出する。
【0035】以上のような各部を有するこの実施形態の
各ONU1−nにおいては、以下のように動作する。
【0036】加入者端末が出力したATMセルがUNI
を介して当該ONU1−nに到達したときには、そのA
TMセルのVCI(仮想チャネル識別子)やVPI(仮
想パス識別子)などを判別して、そのATMセルがCB
Rトラヒックに係るものかバーストトラヒックに係るも
のかを判別し、その判別結果に応じたCBR用キュー4
3又はバースト用キュー44に、到着したATMセルを
キューイングする。
【0037】また、BSC検出部40においては、常時
到来する下り信号を監視し、自己ONU1−nを指示す
るCBR用BSC又はバースト用BSCが検出されたと
きには、そのBSCが遅延制御部41を介して遅延を付
加されてセレクタ42に与えられる。
【0038】これにより、セレクタ42において、CB
R用BSCが与えられたときには、CBR用キュー43
にキューイングされている最古のATMセルが取り出さ
れてPDSセルが組み立てられて出力され、又は、バー
スト用BSCが与えられたときには、バースト用キュー
44にキューイングされている最古のATMセルが取り
出されてPDSセルが組み立てられて出力される。BS
Cが規定するキュー43又は44にATMセルがキュー
イングされていない場合には、セレクタ42から、空き
セルが出力される。この出力されたPDSセル(空きセ
ルのことがある)が下り方向とは異なる波長の光信号
(PDSセル)に変換されて光ファイバ4−nに射出さ
れる。
【0039】図1は、各ONU1−1、…、1−Nに与
える下り方向のPDSセルの送出タイミングを定める、
SLT2におけるOSU2A内に設けられているこの実
施形態の帯域管理回路の構成を示すブロック図である。
【0040】図1において、この実施形態の帯域管理回
路は、競合制御部11、BSCデコーダ12、上りセル
種別検出部13、N個のCBR用送出許可タイミング演
算部20−1〜20−N、及び、N個のバースト用送出
許可タイミング演算部30−1〜30−Nを有してい
る。
【0041】各CBR用送出許可タイミング演算部20
−n(nは上述したように、1〜N)はそれぞれ、例え
ば、後述する図4に示す詳細構成を有し、対応するON
U1−nからCBRトラヒックに係るPDSセルの送出
許可タイミングを演算するものである。すなわち、各C
BR用送出許可タイミング演算部20−nは、対応する
ONU1−nに設定されているセル間隔設定値(言い換
えるとCBR情報)を内蔵しており、このセル間隔設定
値を満たすセル送出タイミングを演算するものである。
この実施形態の場合、CBR用送出許可タイミング演算
部20−nは、後述するBSCデコーダ12からの信号
により認識した前回のセル送出が許可されたタイミング
からセル間隔設定値が経過していないときには0を取
り、前回のセル送出が許可されたタイミングからセル間
隔設定値が経過した以降は待ち時間を表す値をとる待ち
時間情報を競合制御部11に出力するものである。0以
外の値をとるこの待ち時間情報は、BSC送出許可要求
となっている。
【0042】なお、この帯域管理回路においては、時間
の計時は、下り方向のPDSセルの送出タイミングを規
定しているセル送出タイミング信号(当該SLT2内部
で発生している)の周期数で行っている。
【0043】各バースト用送出許可タイミング演算部3
0−nはそれぞれ、例えば、後述する図5に示す詳細構
成を有し、対応するONU1−nからバーストトラヒッ
クに係るPDSセルの送出許可タイミングを演算するも
のである。
【0044】各バースト用送出許可タイミング演算部3
0−nは、後述する上りセル種別検出部13からの検出
信号に応じて、2種類の演算モードのいずれかで動作す
る。一方の演算モードは、対応するONU1−n内のバ
ースト用キュー44にATMセルがキューイングされて
いるかを所定周期毎に確認する演算モードであり、他方
の演算モードは、対応するONU1−n内のバースト用
キュー44にATMセルがキューイングされていること
を認識したときに実行され、キューイングされているA
TMセルをできるだけ連続させて出力させるようにする
演算モードである。各バースト用送出許可タイミング演
算部30−nからの出力も、送出許可となったタイミン
グからの待ち時間情報(0を含む)であり、競合制御部
11に与えられる。
【0045】競合制御部11は、全てのCBR用送出許
可タイミング演算部20−1〜20−N、及び、全ての
バースト用送出許可タイミング演算部30−1〜30−
Nの出力(待ち時間)を比較して、現セル送出タイミン
グにおいて、当該SLT2から出力するPDSセルに付
加するBSCを形成するものである。各ONU1−n
は、上述したように動作するので、この決定されたBS
Cは、各ONU1−nからの上り方向のPDSセルの送
出タイミングを当然に規定しているものである。
【0046】この実施形態の競合制御部11は、全ての
CBR用送出許可タイミング演算部20−1〜20−N
の出力(待ち時間)を優先的に比較し、出力値(待ち時
間)が最も大きいCBR用送出許可タイミング演算部2
0−i(iは1〜N)に対応したONU1−iについて
のCBR用BSCを出力する。競合制御部11は、全て
のCBR用送出許可タイミング演算部20−1〜20−
Nの出力(待ち時間)が全て0であるときには、全ての
バースト用送出許可タイミング演算部30−1〜30−
Nの出力(待ち時間)の中で最も大きい出力を出してい
るバースト用送出許可タイミング演算部30−j(jは
1〜N)に対応したONU1−jについてのバースト用
BSCを出力する。
【0047】CBR用BSCの送出を、バースト用BS
Cの送出より優先させているのは、以下の理由による。
【0048】当該帯域管理回路から出力されるBSC
は、上り方向のPDSセルを送出しても良いONUを規
定するものとなっている。このような状況において、C
BR用BSCの送出をバースト用BSCの送出より優先
させない場合には、CBR用送出許可タイミング演算部
20−nが規定されているCBR(セル送出間隔設定
値)を満足するように演算処理しても、非常に大きな時
間待機することも生じ、CBRを定めていることが無意
味になることもある。そのため、CBR用BSCの送出
をバースト用BSCの送出より優先させている。
【0049】競合制御部11から出力されたBSCは、
BSCデコーダ12及び上りセル種別検出部13に与え
られると共に、当該帯域管理回路からの出力として回路
外部に出力される。
【0050】なお、当該帯域管理回路の外部に出力され
たBSCは、図示しない多重部によって、そのBSCに
係るONUへの情報やその他のヘッダ情報などと多重さ
れて下り方向のPDSセルが完成され、完成された電気
信号でなるPDSセルが図示しない光−電気相互変換回
路によって光信号に変換されて光ファイバ5に(従っ
て、全てのONUに向けて)射出される。
【0051】BSCデコーダ12は、競合制御部11か
ら出力されたBSCをデコードし、今回のセル送出タイ
ミングで出力が選択された送出許可タイミング演算部2
0−1、…、20−N、30−1、…、又は30−Nを
とらえて、その送出許可タイミング演算部に対して、出
力が選択されたことをフィードバックするものである。
なお、上述から明らかなように、BSCの各パターンは
それぞれ、送出許可タイミング演算部20−1、…、2
0−N、30−1、…、又は30−Nのいずれかに1対
1で対応するものである。
【0052】上りセル種別検出部13は、当該帯域管理
回路以外の処理回路も利用するものであるが、帯域管理
方法に関連する機能について説明する。
【0053】上りセル種別検出部13は、競合制御部1
1からBSCが与えられると、今回のBSCに対応した
ONUからの上り方向のPDSセル(バーストトラヒッ
ク又はCBRトラヒックに係るPDSセル)が受信され
るタイミングを管理し、セル受信タイミング信号に基づ
いて定まるそのタイミングに該当するPDSセルが受信
できたか否かを判別する。すなわち、空きセルか否かを
判別する。
【0054】上りセル種別検出部13は、競合制御部1
1からのBSCがあるONU1−jについてのバースト
用BSCであって、その受信タイミングでの受信信号が
空きセルである場合には、そのONU1−jのバースト
用キュー44にはATMセルがキューイングされていな
いことを表す信号を、そのONU1−jに対応したバー
スト用送出許可タイミング演算部30−jに出力し、一
方、その受信タイミングでの受信信号がPDSセルであ
る場合には、そのONU1−jのバースト用キュー44
にATMセルがキューイングされていることを表す信号
を、そのONU1−jに対応したバースト用送出許可タ
イミング演算部30−jに出力する。
【0055】バースト用送出許可タイミング演算部30
−jは、このような上りセル種別検出部13からの信号
に応じて、上述したように、第1又は第2の演算モード
を切り替える。
【0056】各CBR用送出許可タイミング演算部20
−nの詳細構成としては、文献1や、本件出願人が既に
出願した特願平8−222132号明細書及び図面に記
載されているような既知のものを適用することができ
る。ここでは、参考までに、特願平8−222132号
明細書及び図面に第1の実施形態として記載されている
ものを図4を用いて説明する。
【0057】各CBR用送出許可タイミング演算部20
−nはそれぞれ、図4に示すように、セル間隔計数用の
カウンタとしてのダウンカウンタ51と、待ち時間計数
用のカウンタとしてのアップカウンタ52と、これらカ
ウンタに対するロード値を決定するロード値決定部53
とから構成されている。
【0058】ダウンカウンタ51は、BSCデコーダ1
2によるデコード結果が自己を指示しているときに、ロ
ード値決定部53からの第1の出力値をロードし、その
後、セル送出タイミング信号が与えられる毎に1デクリ
メントし、カウント値が0に達した以降はそのカウント
値を維持するものである。
【0059】アップカウンタ52は、BSCデコーダ1
2によるデコード結果が自己を指示しているときに、ロ
ード値決定部53からの第2の出力値をロードし、対応
するダウンカウンタ51のカウント値が0である期間に
おいて、セル送出タイミング信号が与えられる毎に1イ
ンクリメントするものである。このアップカウンタ52
のカウント値は、競合制御部11に与えられると共にロ
ード値決定部53に与えられる。
【0060】ロード値決定部53は、当該送出許可タイ
ミング演算部20−nに係るONU1−nについての契
約帯域(CBR)によって定まっているセル間隔設定値
53aを内部保持している。ロード値決定部53は、ア
ップカウンタ52のカウント値(セル送出許可の待ち時
間)と、セル間隔設定値とから、ダウンカウンタ51に
対するロード値及びアップカウンタ52に対するロード
値を決定する。
【0061】ロード値決定部53は、アップカウンタ5
2のカウント値(セル送出許可の待ち時間)がセル間隔
設定値より小さいときは、その差分絶対値をダウンカウ
ンタ51に対するロード値とすると共に0をアップカウ
ンタ52に対するロード値とし、これに対して、アップ
カウンタ52のカウント値(セル送出許可の待ち時間)
がセル間隔設定値以上のときは、0をダウンカウンタ5
1に対するロード値とすると共にその差分絶対値をアッ
プカウンタ52に対するロード値とする。
【0062】なお、ロード値決定部53からは常時ロー
ド用の値が出力されるが、デコード内容(ロード指令信
号)が、当該送出許可タイミング演算部20−nを指示
していない限り、その出力値は意味をなさない。
【0063】以上のようなロード値決定処理によって、
今回の送出許可から次に送出許可が発行されるまでの期
間を、前回の送出許可から今回の送出許可までの期間の
本来のセル送出間隔より長くなった分だけセル間隔設定
値より短くすることとし、実際の平均セル送出間隔をセ
ル送出間隔設定値に近付けるようにしている。また、送
出許可が発行されても良い状態になってからの待ち時間
がセル間隔設定値以上になった場合には、送出許可が発
行されても、新たな待ち時間を、(今までの待ち時間−
セル間隔設定値)とし、競合制御部11が当該送出許可
タイミング演算部20−nに係るONU1−iにCBR
用BSCを発行するのを早めるようにしている。
【0064】図5は、各バースト用送出許可タイミング
演算部30−nの詳細構成例を示すブロック図である。
【0065】図5において、各バースト用送出許可タイ
ミング演算部30−nはそれぞれ、セル間隔計数用のカ
ウンタとしてのダウンカウンタ61と、待ち時間計数用
のカウンタとしてのアップカウンタ62と、許可連続数
計数用のカウンタとしてのアップカウンタ64と、演算
モードによってこれらカウンタの処理を切換制御する演
算モード制御部63とから構成されている。
【0066】ダウンカウンタ61は、BSCデコーダ1
2によるデコード結果が自己を指示しているときに、演
算モード制御部63からの出力値をロードし、その後、
セル送出タイミング信号が与えられる毎に1デクリメン
トし、カウント値が0に達した以降はそのカウント値を
維持するものである。
【0067】アップカウンタ62は、BSCデコーダ1
2によるデコード結果が自己を指示しているときに、演
算モード制御部63からの出力値をロードし、ダウンカ
ウンタ61のカウント値が0である期間において、セル
送出タイミング信号が与えられる毎に1インクリメント
するものである。このアップカウンタ62のカウント値
は、競合制御部11に与えられる。
【0068】アップカウンタ64は、演算モード制御部
63によりリセットされた以降、BSCデコーダ12か
ら自己を指示しているデコード結果が与えられる毎に1
インクリメントするものである。このアップカウンタ6
4のカウント値は、演算モード制御部63によって監視
されている。
【0069】演算モード制御部63は、モードフラグ6
3aと、バースト監視周期設定値63bと、バースト許
可連続回数63cとを内部記憶している。
【0070】演算モード制御部63は、モードフラグ6
3aが、対応するONU1−n内のバースト用キュー4
4にATMセルがキューイングされているかを確認する
第1の演算モードを示しているときに、上りセル種別検
出部13からバーストトラヒックのPDSセルの受信検
出信号が与えられたときに、モードフラグ63aを、対
応するONU1−n内のバースト用キュー44にATM
セルがキューイングされていることを表す第2の演算モ
ードを指示するものに変更する。また、演算モード制御
部63は、モードフラグ63aが、第2の演算モードを
示しているときに、上りセル種別検出部13から空きセ
ルの受信検出信号が与えられたときに、モードフラグ6
3aを、第1の演算モードを指示するものに変更する。
【0071】演算モード制御部63は、第1の演算モー
ドにおいては、常時、ダウンカウンタ61に対してはバ
ースト監視周期設定値63bをロード値として出力し、
アップカウンタ62に対しては0をロード値として出力
する。これにより、第1の演算モードが継続する限り、
競合制御部11は、バースト監視周期設定値63b以上
の時間を置いて、このバースト用送出許可タイミング演
算部30−nに対応したバースト用BSCを出力するこ
とになる。
【0072】演算モード制御部63は、第2の演算モー
ドに切り替わたときには、アップカウンタ64の値を0
とすると共に、また、ダウンカウンタ61に対してはロ
ード値0を出力し、アップカウンタ62に対してはロー
ド値1を出力する。
【0073】また、演算モード制御部63は、第2の演
算モードにおいては、アップカウンタ64の値を監視し
ており、その値がバースト許可連続回数63cより1だ
け小さい値に到達すると、アップカウンタ64の値を1
にすると共に、ダウンカウンタ61に対してはロード値
0を出力し、アップカウンタ62に対してはロード値1
を出力する。
【0074】以上のような演算モード制御部63の機能
により、第2の演算モードでは、仮に、競合制御部11
に対して当該バースト用送出許可タイミング演算部30
−nだけが送出許可要求(0以外の待ち時間)を出力し
ている状況では、バースト許可連続回数63cだけ連続
して当該バースト用送出許可タイミング演算部30−n
に係るBSCが出力され、その後、更に時間を置いて、
バースト許可連続回数63cだけ連続して当該バースト
用送出許可タイミング演算部30−nに係るBSCが出
力され、以下、このような動作が繰り返される。
【0075】バースト許可連続回数63cとしては、5
セル又は10セルといった固定値でも良く、また、単位
時間当り(例えば1msec)にバースト用に割り当てるセ
ル数を、分岐しているONU数で割った値としても良
い。さらに、ONUによってその値を変えるようにして
も良い。
【0076】図6は、あるONU1−nについてのバー
スト用BSCの発行例のイメージを示すものである。
【0077】バーストトラヒックに係るATMセルの存
在を確認するバースト用BSCがONU1−nに到達
し、そのとき、バースト用キューにATMセルがキュー
イングされていると、バーストトラヒックに係るPDS
セルがONU1−nから出力される。
【0078】これにより、バースト用BSCがバースト
許可連続回数63cだけ連続して発行され(優先制御に
より他のBSCが発行されることがあるが)、ONU1
−nからバーストトラヒックに係るPDSセルがバース
ト許可連続回数63cだけ連続して出力される。
【0079】その後、優先制御や他のONUへのバース
ト用BSCによりある程度の時間間隔を置いて、バース
ト許可連続回数63cだけ連続してバースト用BSCが
発行される。このとき、その連続回数に見合う数のAT
Mセルがキューイングされていなければ、ONU1−n
からバーストトラヒックに係るPDSセルがバースト許
可連続回数63cより少ない回数だけ連続して出力され
る。すなわち、空きセルが出力される。
【0080】空きセルが出力されたので、ONU1−n
のバースト用キューにキューイングされているATMセ
ルがなくなったことをSLT2側が検出し、バースト監
視周期設定値63b毎に1個の監視用のバースト用BS
Cの発行状態に戻る。
【0081】上記実施形態によれば、ONUにおいてバ
ーストトラヒックとCBRトラヒックのATMセルを別
個にキューイングすると共に、SLT2内のOSU2A
が、バースト用BSCとCBR用BSCとを別個に発行
するようにしたので、CBRトラヒックに加えて、バー
ストトラヒックをも効率よく収容することができるAT
M−PDSシステムを実現できる。
【0082】なお、上記実施形態においては、各ONU
がそれぞれ、バーストトラヒック及びCBRトラヒック
に対応できるものを示したが、このようなONUの他
に、バーストトラヒック専用のONUやCBRトラヒッ
ク専用のONUを有するようにしても良い。
【0083】また、上記実施形態においては、本発明
を、ATM−PDS構成を備えた加入者系の帯域管理回
路に適用したものを示したが、他の装置やシステムの帯
域管理回路に本発明を適用することができる。
【0084】例えば、図7に示すように、契約帯域が定
まっている入線やバースト的な入力がある入線でなる複
数の入線IN−1〜IN−Mからのセルを多重して共通
伝送路OUTに出力するセル多重装置の帯域管理回路に
本発明を適用することができる。セル多重装置において
は、一般に、入線からのセルの到着時点に基づいて、出
力するセルのスケジュールを決定して帯域管理を行なっ
ているが、到着を確認することなく帯域を管理するよう
にした場合には、本発明の帯域管理回路を適用すること
ができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、帯域管
理する信号源として、非バースト的な信号出力を行う非
バースト信号源と、バースト的な信号出力を行うバース
ト信号源との混在を許容し、非バースト信号源に対して
は、予め定められているタイムスロット間隔設定値に基
づいて、共通伝送路上のタイムスロットに対する割振り
タイミングを演算し、割振り要求信号を発生させると共
に、バースト信号源に対しては、予め定められている割
振り連続回数だけ割振り要求信号を連続して発生させ、
各信号源についての割振り要求信号を調整して、各タイ
ムスロットを割り当てる信号源を決定し、その決定され
た信号源からの信号をタイムスロットに挿入するように
したので、非バーストトラヒックに加えて、バーストト
ラヒックをも効率よく伝送システムが収容できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の帯域管理回路の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】ATM−PDS構成を備えた加入者系構成を示
すブロック図である。
【図3】実施形態におけるONUの要部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】実施形態におけるCBR用送出許可タイミング
演算部の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態におけるバースト用送出許可タイミン
グ演算部の詳細構成を示すブロック図である。
【図6】実施形態のバーストトラヒックに係るPDSセ
ルの出力例を示す説明図である。
【図7】本発明の帯域管理回路を適用できる装置の説明
図である。
【符号の説明】
1−1〜1−N…オプティカルネットワークユニット
(ONU)、2…加入者回線ターミナル(SLT)、1
1…競合制御部、12…BSC(ONU識別番号)デコ
ーダ、13…上りセル種別検出部、20−1〜20−N
…CBR用送出許可タイミング演算部、30−1〜30
−N…バースト用送出許可タイミング演算部、40…B
SC検出部、41…遅延制御部、42…セレクタ、43
…CBR用キュー、44…バースト用キュー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号源が時間軸上でタイムスロッ
    トを割り振って1本の伝送路を共用させるための帯域管
    理回路であって、帯域管理する信号源として、非バース
    ト的な信号出力を行う非バースト信号源と、バースト的
    な信号出力を行うバースト信号源とが混在している帯域
    管理回路において、 上記各非バースト信号源に対応してそれぞれ設けられ、
    対応する信号源について予め定められているタイムスロ
    ット間隔設定値に基づいて、上記共通伝送路上のタイム
    スロットに対する割振りタイミングを演算し、割振り要
    求信号を出力する複数の非バースト割振りタイミング演
    算手段と、 上記各バースト信号源に対応してそれぞれ設けられ、対
    応する信号源について予め定められている割振り連続回
    数だけ割振り要求信号を連続して出力する複数のバース
    ト割振りタイミング演算手段と、 上記各非バースト割振りタイミング演算手段からの割振
    り要求信号と、上記各バースト割振りタイミング演算手
    段からの割振り要求信号とに基づいて、各タイムスロッ
    トを割り当てる信号源を決定する競合制御手段と、 決定された信号源の情報を、その信号源に係る上記非バ
    ースト割振りタイミング演算手段又は上記バースト割振
    りタイミング演算手段に通知する割当て信号源通知手段
    とを有することを特徴とする帯域管理回路。
  2. 【請求項2】 上記競合制御手段は、上記各非バースト
    割振りタイミング演算手段からの割振り要求信号と、上
    記各バースト割振りタイミング演算手段からの割振り要
    求信号との競合時には、上記各非バースト割振りタイミ
    ング演算手段からの割振り要求信号を優先させて、各タ
    イムスロットを割り当てる信号源を決定するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の帯域管理回路。
  3. 【請求項3】 それぞれが1又は複数の信号源を有する
    対向する複数の伝送装置と、パッシブダブルスター接続
    形態で接続されている伝送装置において、 請求項1又は2に記載の帯域管理回路と、 タイムスロットに割り当てられた信号源情報を対向する
    上記各伝送装置に送信する割当て情報送信手段とを有す
    ることを特徴とする伝送装置。
  4. 【請求項4】 対向する伝送装置から、タイムスロット
    に割り当てられた信号源情報が与えられる伝送装置にお
    いて、 非バースト的な信号出力を行う非バースト信号源と、 バースト的な信号出力を行うバースト信号源と、 対向する上記伝送装置が送信したタイムスロットに割り
    当てられた信号源情報を受信し、その信号源情報が、自
    己が有する上記非バースト信号源又は上記バースト信号
    源を指示しているかを検出する割当て信号源検出手段
    と、 対向する上記伝送装置からの信号源情報が、自己が有す
    る上記非バースト信号源又は上記バースト信号源を指示
    しているもののときに、その上記非バースト信号源又は
    上記バースト信号源から信号をタイムスロットに挿入す
    る信号選択手段とを有することを特徴とする伝送装置。
  5. 【請求項5】 第1の伝送装置と、この第1の伝送装置
    から、タイムスロットに割り当てられた信号源情報が与
    えられる複数の第2の伝送装置とを、パッシブダブルス
    ター接続形態で接続している伝送システムにおいて、 上記第1の伝送装置として請求項3に記載の伝送装置を
    適用すると共に、全て又は一部の上記第2の伝送装置と
    して請求項4に記載の伝送装置を適用することを特徴と
    する伝送システム。
JP9163893A 1997-06-20 1997-06-20 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム Pending JPH1117685A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9163893A JPH1117685A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム
US09/031,792 US6091740A (en) 1997-06-20 1998-02-27 Bandwidth management method and circuit, communication apparatus, communication system, and dual-queue network unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9163893A JPH1117685A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1117685A true JPH1117685A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15782817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9163893A Pending JPH1117685A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6091740A (ja)
JP (1) JPH1117685A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001099351A1 (fr) * 2000-06-19 2001-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de commande de transmission-reception par rafales de lumiere, dispositif de station parent utilise dans ledit systeme, dispositif de station enfant, et procede de commande de transmission-reception par rafales de lumiere
JP2007251653A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Sony Corp 通信装置及び送信制御方法及び送信制御プログラム
US7317688B2 (en) 2001-05-16 2008-01-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical communication system with dynamic bandwidth allocation
WO2018003117A1 (ja) * 2016-07-01 2018-01-04 三菱電機株式会社 通信システムおよび通信方法

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2331659A (en) * 1997-11-21 1999-05-26 Ericsson Telefon Ab L M Resource reservation
JP3628204B2 (ja) * 1999-03-10 2005-03-09 沖電気工業株式会社 帯域管理回路
US6480506B1 (en) * 1999-04-15 2002-11-12 Sharewave Inc Co-location negotiation scheme for wireless computer networks
AU749328B2 (en) * 1999-05-12 2002-06-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for supporting a discontinuous transmission mode in a base station in a mobile communication system
US6891834B1 (en) * 1999-09-09 2005-05-10 Avici Systems Apparatus and method for packet scheduling
DE50013628D1 (de) * 1999-09-16 2006-11-30 Philips Intellectual Property Netzwerk mit mehreren Netzknoten und wenigstens einem Sternknoten
US6415367B1 (en) * 1999-12-16 2002-07-02 Intel Corporation Apparatus for reducing asynchronous service latency in a time slot-based memory arbitration scheme
US6412049B1 (en) * 1999-12-16 2002-06-25 Intel Corporation Method for minimizing CPU memory latency while transferring streaming data
US6363461B1 (en) * 1999-12-16 2002-03-26 Intel Corportion Apparatus for memory resource arbitration based on dedicated time slot allocation
JP3734661B2 (ja) * 2000-01-31 2006-01-11 三菱電機株式会社 ネットワークによるデジタルコンテンツ配信システム
US7123622B2 (en) * 2000-04-13 2006-10-17 International Business Machines Corporation Method and system for network processor scheduling based on service levels
US6862292B1 (en) * 2000-04-13 2005-03-01 International Business Machines Corporation Method and system for network processor scheduling outputs based on multiple calendars
US6594718B1 (en) * 2000-04-29 2003-07-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Arbitration scheme for equitable distribution of bandwidth for agents with different bandwidth requirements
JP3770063B2 (ja) * 2000-08-23 2006-04-26 日本電気株式会社 通信システムにおけるタイムスロット割当てシステム及び方法並びに網側装置
US6907002B2 (en) * 2000-12-29 2005-06-14 Nortel Networks Limited Burst switching in a high capacity network
WO2002079837A1 (en) * 2001-03-28 2002-10-10 Prima Luci, Inc. All optical multiplexer
US7215666B1 (en) * 2001-11-13 2007-05-08 Nortel Networks Limited Data burst scheduling
US7212551B1 (en) * 2001-11-13 2007-05-01 Nortel Networks Limited Time-coordination in a burst-switching network
US7447228B1 (en) * 2002-03-15 2008-11-04 Nortel Networks Limited Technique for delivering bursted native media data flows over an ethernet physical layer
KR100441885B1 (ko) * 2002-04-17 2004-07-27 한국전자통신연구원 홈네트워크 시스템에서 타임 슬롯 생성 장치 및 그 방법
DE602004023433D1 (de) * 2003-12-19 2009-11-12 Ecole Technologie Superieure Satellitenmodem mit einer dynamischen bandbreite
US7768936B2 (en) * 2006-06-23 2010-08-03 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and apparatus for transporting deterministic traffic in a gigabit passive optical network
KR100905136B1 (ko) * 2007-05-14 2009-06-29 한국정보통신대학교 산학협력단 광 버스트 교환시스템에서의 버스트 스케쥴링 방법
KR100905140B1 (ko) * 2007-09-28 2009-06-29 한국정보통신대학교 산학협력단 광 도파로가 적층된 광 인쇄회로기판을 이용한 광연결시스템
US8767565B2 (en) 2008-10-17 2014-07-01 Ixia Flexible network test apparatus
US8243760B2 (en) * 2009-07-01 2012-08-14 Ixia Scheduler using a plurality of slow timers
JP5032543B2 (ja) * 2009-09-16 2012-09-26 株式会社東芝 スケジューリング装置、方法及びプログラム
JP5238829B2 (ja) 2011-01-13 2013-07-17 株式会社東芝 データ収集装置、データ収集プログラム、およびデータ収集システム
GB2532054B (en) * 2014-11-07 2016-10-12 Ibm NC-SI port controller
GB2532052A (en) 2014-11-07 2016-05-11 Ibm NC-SI port controller
GB2532053A (en) 2014-11-07 2016-05-11 Ibm NC-SI port controller

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4726040A (en) * 1984-10-09 1988-02-16 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Burst demodulator
GB2172478A (en) * 1985-03-12 1986-09-17 Philips Electronic Associated Handing data in television signals
JPH06103864B2 (ja) * 1988-03-01 1994-12-14 日本電気株式会社 回線割当パターン切替方式
LU87840A1 (fr) * 1990-05-04 1991-05-07 Siemens Ag Passives optisches telekommunikationssystem
JPH0870291A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Nec Corp 時分割多方向多重通信方式

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001099351A1 (fr) * 2000-06-19 2001-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de commande de transmission-reception par rafales de lumiere, dispositif de station parent utilise dans ledit systeme, dispositif de station enfant, et procede de commande de transmission-reception par rafales de lumiere
US7139487B2 (en) 2000-06-19 2006-11-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Light burst transmission/reception control system, parent station device used in the same, child station device, and light burst transmission/reception control method
US7317688B2 (en) 2001-05-16 2008-01-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical communication system with dynamic bandwidth allocation
JP2007251653A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Sony Corp 通信装置及び送信制御方法及び送信制御プログラム
US7924721B2 (en) 2006-03-16 2011-04-12 Sony Corporation Communication apparatus, transmission control method, and transmission control program
WO2018003117A1 (ja) * 2016-07-01 2018-01-04 三菱電機株式会社 通信システムおよび通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6091740A (en) 2000-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1117685A (ja) 帯域管理回路、伝送装置及び伝送システム
JP3798259B2 (ja) Atm−ponに対する部分的バックプレッシャ(pbp)伝送技法
JP4283375B2 (ja) ネットワーク端末に上流向きタイムスロットを割り当てる方法およびかかる方法を実行するためのネットワーク端末と媒体アクセス制御装置
JP3795254B2 (ja) Atm−ponにおける上り送信速度制御方法および通信システム
JP4717068B2 (ja) 分散型波長(lambda)ルーテッド(dlr)ネットワークのための方法及びシステム
EP1178698B1 (en) Unused bandwidth allocation in passive optical networks
CA2469142A1 (en) Optical network communication system
KR100786527B1 (ko) 수동광분기망에서 맥을 위한 승인 요청 방법
US6064652A (en) Cell grant mechanism
EP2192723B1 (en) Optical burst transmission/reception control system, slave station apparatus to be used therein and optical burst transmission/reception control method
EP0952693B1 (en) Packet multiplexing apparatus
Angelopoulos et al. Delay priorities enhance utilisation of ATM PON access systems
EP1365623B1 (en) Timeslot management method and upstream signal frame structure
US5995810A (en) Method and apparatus for controlling transmission band
KR100758784B1 (ko) 수동광분기망의 광대역국사장치에서의 맥 스케줄링 장치및 그 방법
KR19990070901A (ko) 비동기전송방식 수동광통신망(atmpon) 매체접속제어(mac) 프로토콜 구현 방법
Chang et al. A novel WDM EPON architecture with wavelength spatial reuse in high-speed access networks
KR100367091B1 (ko) 버스에 기반한 셀 스위칭 장치
KR100243392B1 (ko) 통신 시스템의 알에이유 정보 제어방법
US7324446B2 (en) Communication method, related buffering element and line termination element
CA2132854A1 (en) Process for allotting transmission time slots in a passive optical network
Panken A TDMA based access control scheme for an ATM passive optical tree network
Choi Performance analysis of a bandwidth guaranteed medium access control protocol for WDM local networks
JP3471630B2 (ja) 加入者終端装置
JP3776409B2 (ja) パケット通信方法およびパケット多重装置