JPH11176741A - 走査型投影光学系及び投影露光装置 - Google Patents
走査型投影光学系及び投影露光装置Info
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Abstract
投影光学系及びそのような投影光学系を備える投影露光
装置を提供する。 【解決手段】 第1面101と第2面122を走査する
走査型投影光学系10において、第1面101の中間像
IMを形成する第1結像光学系100と、中間像IMを
第2面122上に形成する第2結像光学系120と、中
間像IMの近傍に配置され、第1結像光学系100から
の光を第2結像光学系120へ導く光路偏向部材111
と、光路偏向部材111と第2面122との間の光路中
に偏光面を変化させる第1偏光手段121とを備え、第
1結像光学系100は、屈折光学系G1、G2と凹面鏡
102とを含み、第1結像光学系100は、前記結像に
該第1結像光学系100の光軸からはずれた露光領域の
光を用いるように構成されている走査型投影光学系。第
2面122への光を円偏光にすることができる。また凹
面鏡102を含むので収差を抑えることができる。
Description
及び投影露光装置に関し、特に短波長域で使用される、
反射屈折光学系を含む走査型投影光学系及び投影露光装
置に関するものである。
ち比較的大きな開口数を実現し、実用的な大きさの光学
系の従来技術としては特公平7−111512号公報と
USP−4,779,966が挙げられる。これらに開
示された反射屈折光学系は、光軸を含まないスリット状
もしくは円弧状の視野を用い、物体面と結像面を同時に
走査して大きな露光領域を得る、所謂ステップ・アンド
・スキャン方式を採用し、中間像を作ってその付近に光
路偏向部材を配置することで、ビームスプリッターを用
いることなく光路分割を実現している。
うな光学系では光路偏向部材として反射膜のコーティン
グされた1つまたは複数の平面反射鏡を用いる。このよ
うな場合、平面反射鏡はP偏光とS偏光で反射率が違
い、特に露光波長が短くなると膜材料の減少等で反射膜
によるP偏光とS偏光で反射率の違いをなくすことがで
きなくなり、方向性をもった偏光光が生じてしまう。投
影露光に方向性をもった偏光光を用いるとレチクルパタ
ーンの方向性により結像性能が変化してしまう。特に結
像側で大きな開口数をもつ場合、この結像性能の変化が
顕著で大きな問題となる。
大きな開口数を達成し、光学系が実用的な大きさで、レ
チクルパターンの方向性に依存しない、クオーターミク
ロン単位の解像度を有する反射屈折光学系及び該光学系
を備える投影露光装置を提供することを目的とする。
に、請求項1に係る発明による走査型投影光学系は、図
1に示すように、第1面101と第2面122を相対的
に走査して、第1面101の像を第2面122に結像さ
せる走査型投影光学系10において;第1面101の中
間像IMを形成する第1結像光学系100と;中間像I
Mを第2面122上に形成する第2結像光学系120
と;中間像IMの近傍に配置され、第1結像光学系10
0からの光を第2結像光学系120へ導く光路偏向部材
111と;光路偏向部材111と第2面122との間の
光路中に偏光面を変化させる第1偏光手段121とを備
え; 第1結像光学系100は、屈折光学系G1、G2
と凹面鏡102とを含み;第1結像光学系100は、前
記結像に該第1結像光学系100の光軸からはずれた露
光領域の光を用いるように構成されている。
まない例えばスリット状や円弧状の露光領域である。ま
た第1面101と第2面122との相対的な走査は同期
して行われる。
に配置された光路偏向部材111を備えるので、第1結
像光学系100からの光が第2結像光学系120へ導か
れ、光路偏向部材111と第2面122との間の光路中
に偏光面を変化させる第1偏光手段121とを備えるの
で、第1偏光手段121までの光路でその光が非円偏光
になっていたとしても、それを円偏光にすることができ
る。また、第1結像光学系100は凹面鏡102を含む
ので、収差を抑えることができ、第1結像光学系100
は、前記結像に該第1結像光学系100の光軸からはず
れた露光領域の光を用いるように構成されているので、
光路偏向部材111は第1結像光学系100の光軸から
はずれた位置に置くことができ、透過反射面を用いない
構成が可能である。
載のように、前記第1面101を円偏光で照明する円偏
光供給手段を備え;第1偏光手段121は2分の1波長
板としてもよい。
請求項3に記載のように、第1面101を直線偏光で照
明する直線偏光供給手段を備え;前記第1偏光手段は4
分の1波長板としてもよい。
1等で生じる方向性を予めコントロールすることができ
る。
の走査型投影光学系では、凹面鏡102と光路偏向手段
111との間の光路中に、光路偏向手段111に入射す
る光を直線偏光にする第2偏光手段131を備えてもよ
い。
1が光を光路偏向手段111に入射する前に直線偏光に
する。このことにより、偏向面における光量損失を少な
くできる。
記載のように、第2結像光学系120が屈折光学系から
成るようにしてもよい。
載のように、前記屈折光学系は、石英と蛍石を含む硝材
で作られたレンズを有してもよい。
レンズと蛍石を含むレンズを有するので、短波長例えば
300nm以下の光に対しても使用することができ、し
かも凹面鏡を備えるので、アッベ数がお互いに近い石英
と蛍石であっても、色収差の補正が容易である。
1乃至請求項6のいずれかに記載の走査型投影光学系1
0と;第1面101を有するレチクルRを保持するレチ
クルステージと;第2面122を有する基板Wを保持す
る基板ステージとを備える。
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
ある走査型投影光学系10の概略構成図である。図中、
第1面であるパターンの形成された面101を下側に向
けてレチクルステージ151(図3参照)上に保持され
たレチクルRの下方に、第1結像光学系100が配置さ
れている。
ら、屈折光学系である正の屈折力を有する第1レンズ群
G1、屈折光学系である負の屈折力を有する第2レンズ
群G2、そして凹面鏡102がこの順に配列されてい
る。
2との間の、第1結像光学系100によって中間像IM
が結像される位置とほぼ一致する位置で、かつ両レンズ
群の光軸からはずれた位置に、光路偏向部材である反射
鏡111が配置されている。反射鏡111は、その反射
面が第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の光軸に対し
てほぼ45度をなすように置かれている。
路に沿って第2結像光学系120が配置されている。
側から、屈折光学系である正の屈折力を有する第3レン
ズ群G3、やはり屈折光学系である正の屈折力を有する
第4レンズ群G4がこの順に配列されて構成されてお
り、第2結像光学系120に関して中間像IMと共役な
位置に、第2面である基板の被露光面122を第4レン
ズ群G4の方に向けて、基板であるウエハWが置かれる
ようになっている。ウエハWはウエハステージ152
(図3参照)上に保持されるように構成されている。
間の瞳の位置には、開口絞りASが配置され、第3レン
ズ群G3と開口絞りASとの間には、偏光面を変化させ
る第1偏光手段である波長板121が、第3レンズ群G
3と第4レンズ群G4の光軸に直角に置かれている。な
お、第1偏光手段である波長板121を置く位置は、第
3レンズ群G3と開口絞りASとの間に限らず、光路偏
向部材である反射鏡111と第2面122との間ならど
こでもよい。
板や2分の1波長(λ/2)板である。この波長板12
1により、ウエハWの被露光面122に入射する光を円
偏光にする。4分の1波長板と2分の1波長板は、次の
ように使い分ける。
であるときは、偏向鏡111の後の状態はやはり直線偏
光であり、第1偏向手段121を4分の1波長板とすれ
ば、直線偏光が円偏光に変化され、第2面であるウエハ
面122に入射する光は円偏光となる。
偏光であるときは、偏向鏡111の後の状態は一般には
楕円偏光となり、第1偏向手段121を2分の1波長板
とすれば、楕円偏光が円偏光に変化され、第2面である
ウエハ面122に入射する光は円偏光となる。
2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4
は、硝材として合成石英あるいは蛍石、または合成石英
と蛍石とを併せて用いている。合成石英と蛍石を用いた
場合の作用については後述する。
152とは、相対的に同期して走査される。即ち図3に
おいて、投影光学系100の光軸方向をZ、Z軸に直交
する平面内の直交座標系であるXY座標を、図中紙面に
直角な方向にX軸、紙面内右方向にY軸をとると、レチ
クルステージ151がYの正の方向に移動するとき、ウ
エハステージ152はYの負方向に移動する。
ルステージ駆動装置153により行われ、レチクルステ
ージ151の位置はレチクルステージ干渉計154によ
り検出される。
テージ駆動装置155により行われ、ウエハステージ1
52の位置はウエハステージ干渉計156により検出さ
れる。
テージ干渉計156の出力は、制御装置157に入力さ
れ、制御装置157から出力される制御信号が、レチク
ルステージ駆動装置153とウエハステージ駆動装置1
55に入力され、所定の同期速度でお互いに相対的に走
査される。
光学系158が設けられている。
作用を説明する。照明光学系158により均一に照明さ
れたレチクルRの面101上のパターンからの光は、第
1レンズ群G1と第2レンズ群G2を透過して凹面鏡1
02に到る。凹面鏡102で反射された光は、第2レン
ズ群G2を再度透過した後、反射鏡111の置かれた位
置付近に中間像IMを結像する。
は偏向され、第3レンズ群G3を透過し、波長板121
で偏光面を変化され、開口絞りASにより照明σ値が決
定され、さらに第4レンズ群G4を介してウエハWの面
122に入射する。即ち、中間像IMは面122に結像
する。このとき、波長板121の作用により、面122
に入射する光は円偏光にされる。したがって、レチクル
Rのパターンの方向性によるウエハ面122上への結像
性能の劣化を防ぐことができる。これが円偏光でないと
すると、レチクルRのパターンの縦横ラインの太さの均
一性が崩れる。
蛍石が選択されて用いられているので、300nm以下
といった短い波長の照明光を使用しても光の吸収を抑え
ることができ、高い解像度の投影露光に適している。
を利用して、これらを用いた屈折光学系の色収差を補正
するが、両者のアッベ数はあまり離れていないので、こ
れらを用いたレンズだけでは色収差の補正が難しい。即
ちあまりにも多くのレンズを必要とするため、光学系が
大きくなりすぎる。
10は反射光学系である凹面鏡102を含んでおり、反
射光学系は色収差がなく、レンズとは逆のペッツバール
和への寄与を示すため、反射光学系と屈折光学系とを組
み合わせた反射屈折光学系である本実施の形態の光学系
では、レンズ枚数の増加を招くことなく、色収差をはじ
め諸収差を補正し、全体としてほぼ無収差にすることが
できる。このようにして、実用的な大きさで、集積度の
高い半導体素子の製造に求められる極めて高い光学性能
を達成することができる。
紫外線波長等の短波長域で大きな開口数を達成し、光学
系が実用的な大きさで、レチクルパターンの方向性に依
存しない、クオーターミクロン単位の解像度を有する反
射屈折光学系を備える走査型投影光学系及びそのような
走査型投影光学系を備える投影露光装置を提供すること
ができる。
0の光軸からはずれた位置に置かれているので、レチク
ルRのパターンの投影には、光軸を含まないスリット状
もしくは円弧状の露光領域が用いられ、レチクルRと結
像面にあるウエハWとを同期走査して大きな露光領域を
得る走査型投影光学系で、偏光ビームスプリッタ等の透
過反射面を用いずに光路分割を実現することができる。
まないスリット状もしくは円弧状の視野を用い、物体面
と結像面を同時に走査して大きな露光領域を得る、所謂
ステップ・アンド・スキャン方式を採用し、中間像を作
ってその付近に光路偏向部材を配置することで、ビーム
スプリッターを用いなくとも光路分割が実現できる。
偏光部材として反射膜のコーティングされた平面鏡を用
いる必要がない。したがって、平面反射鏡におけるP偏
光とS偏光で反射率が違い、特に露光波長が短くなると
膜材料の減少等で反射膜によるP偏光とS偏光で反射率
が違ってくるが、それらの違いによる、方向性をもった
偏光光の心配もない。
とレチクルパターンの方向性により結像性能が変化して
しまい、特に結像側で大きな開口数をもつ場合に大きな
問題となるが、この結像性能の変化も防止できる。
を直線偏光等の偏光光にすれば、光路偏向部材111等
で生まれる方向性を予めコントロールし、光路偏向部材
111と第2面102の間の光路中に、前記のように第
1偏光手段121であるλ/4波長板等を配置すること
で容易に方向性の全くない円偏光で第2面122上に像
を結像させることができる。
偏光等の偏光光にするには、照明光学系158の光源
(不図示)としてレーザーを用いる他、偏向子を通した
光を用いる方法がある。
ズ群G3と開口絞りASとの間に置かれているが、光路
偏向部材111と第2面122との間であればよく、例
えば開口絞りASと第4レンズ群G4との間、あるいは
光路偏向部材111と第3レンズ群G3との間、さらに
は第4レンズ群と第2面122との間であっても同様な
効果が得られる。但し、第3レンズ群G3と第4レンズ
群G4との間が好ましい。
の形態である走査型投影光学系11を説明する。図2は
その概略構成図である。図中、偏光面を変化させる第2
偏光手段131が第2レンズ群G2と光路偏向部材11
1との間に設けられている。その他の構成は図1の実施
の形態と同様である。
路偏向部材111の反射面の光量損失を考えると、光は
反射面に対してS偏光で入射することが望ましい。第2
偏光手段131は偏光子であればよいが、典型的には偏
光板が用いられ、光路偏向部材111に入射する光をS
偏光の直線偏光に変化させる。あるいは4分の1波長板
または2分の1波長板を用いてもよい。このようにし
て、光路偏向部材111での光量損失を最小限に抑え
る。
31は、図2に示されるように光路偏向部材111の直
前に設けるられた偏光板であるが、これに限らず、第1
面101と光路偏向部材111の間の光路中に設けて、
要は光路偏向部材111に入射する光をほぼS偏光の直
線偏光にするように構成すればよい。また光量損失を抑
えるということは、反射面に貼り付けられる反射膜の損
傷を防止することにもつながる。
光学系の結像性能を考えると、第1結像光学系100が
結像光学系であるレンズ群G1、G2と反射光学系であ
る1枚の凹面鏡102より構成され、光路偏向部材11
1は平面反射鏡で、第2結像光学系120が(パワーを
有する光学系として)レンズ群G3、G4のみにより構
成されることが好ましく、近時の半導体製造装置になら
い、第1面101の1/4〜1/6倍程度の縮小像を第
2面122の上に結像させることが好ましい。また、屈
折光学系であるレンズの硝材としては、合成石英、蛍石
を用いるのが好ましい。
特開平8−334695に開示された光学系等がある。
置は、図3に示されるように走査型投影光学系10と、
第1面101を有するレチクルRを保持するレチクルス
テージ151と、第2面122を有する基板Wを保持す
る基板ステージ152とを備える。図3は、投影光学系
10が用いられる場合を示しているが、投影光学系11
に置き換えてもよい。
Wの面122とレチクルRの面101とは平行に配置さ
れているが、このような配置は、図1あるいは図2の投
影光学系において、第2結像光学系120のいずれかの
位置に偏向ミラーを設置して、光軸を直角に下方に折り
曲げることにより実現できる。
を用いることによって、第1と第2の実施の形態につい
て説明したように、レチクルR上の微細なパターンをウ
エハのような基板W上に転写し、あるいは大きいプレー
トのような基板W上に転写して集積度の高い素子を製造
することができる。
液晶表示素子等をフォトリソグラフィ工程で製造する際
に使用される投影露光装置の光学系に関し、特に光学系
の要素として反射系を用いることにより、紫外線波長域
でクオーターミクロン単位の解像度を有する反射屈折光
学系とそのような光学系を備える投影露光装置を実現す
ることができる。
系と凹面鏡とを含み、結像に第1結像光学系の光軸から
はずれた露光領域の光を用い、第1偏光手段を用いるよ
うに構成しているので、レチクルパターンの方向性に依
存せず、高い解像度を有し、しかも実用的な大きさの走
査型投影光学系及びそのような投影光学系を備える投影
露光装置が得られる。
学系の概略構成図である。
学系の概略構成図である。
の概略構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 第1面と第2面を相対的に走査して、前
記第1面の像を前記第2面に結像させる走査型投影光学
系において;第1面の中間像を形成する第1結像光学系
と;前記中間像を第2面上に形成する第2結像光学系
と;前記中間像の近傍に配置され、第1結像光学系から
の光を前記第2結像光学系へ導く光路偏向部材と;前記
光路偏向部材と前記第2面との間の光路中に偏光面を変
化させる第1偏光手段とを備え;前記第1結像光学系
は、屈折光学系と凹面鏡とを含み;前記第1結像光学系
は、前記結像に該第1結像光学系の光軸からはずれた露
光領域の光を用いるように構成されたことを特徴とす
る;走査型投影光学系。 - 【請求項2】 前記第1面を円偏光で照明する円偏光供
給手段を備え;前記第1偏光手段は2分の1波長板であ
ることを特徴とする、請求項1に記載の走査型投影光学
系。 - 【請求項3】 前記第1面を直線偏光で照明する直線偏
光供給手段を備え;前記第1偏光手段は4分の1波長板
であることを特徴とする、ることを特徴とする、請求項
1に記載の走査型投影光学系。 - 【請求項4】 前記凹面鏡と前記光路偏向手段との間の
光路中に、前記光路偏向手段に入射する光を直線偏光に
する第2偏光手段を備えることを特徴とする、請求項3
に記載の走査型投影光学系。 - 【請求項5】 前記第2結像光学系が屈折光学系から成
ることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載の走査型投影光学系。 - 【請求項6】 前記屈折光学系は、石英と蛍石を含む硝
材で作られたレンズを有することを特徴とする、請求項
1乃至請求項5のいずれかに記載の走査型投影光学系。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の走査型投影光学系と;前記第1面を有するレチクルを
保持するレチクルステージと;前記第2面を有する基板
を保持する基板ステージとを備えることを特徴とする;
投影露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36274197A JP3852196B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 投影光学系、投影露光装置及び走査投影露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36274197A JP3852196B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 投影光学系、投影露光装置及び走査投影露光方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176741A true JPH11176741A (ja) | 1999-07-02 |
JP3852196B2 JP3852196B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=18477627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36274197A Expired - Lifetime JP3852196B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 投影光学系、投影露光装置及び走査投影露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852196B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006173305A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Canon Inc | 露光装置及び方法、並びに、デバイス製造方法 |
JP2018097037A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | リコーインダストリアルソリューションズ株式会社 | 投射光学系および投射装置および撮像装置 |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP36274197A patent/JP3852196B2/ja not_active Expired - Lifetime
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