JPH1117660A - 可飽和吸収体を備えたソリトン信号のための光ファイバ波長多重化伝送システム - Google Patents

可飽和吸収体を備えたソリトン信号のための光ファイバ波長多重化伝送システム

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JPH1117660A
JPH1117660A JP10158189A JP15818998A JPH1117660A JP H1117660 A JPH1117660 A JP H1117660A JP 10158189 A JP10158189 A JP 10158189A JP 15818998 A JP15818998 A JP 15818998A JP H1117660 A JPH1117660 A JP H1117660A
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JP
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clock
transmission system
saturable absorber
soliton
multiplex
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Application number
JP10158189A
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English (en)
Inventor
Emmanuel Desurvire
エマニユエル・デシユルビール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel Lucent SAS
Original Assignee
Alcatel Alsthom Compagnie Generale dElectricite
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/25077Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion using soliton propagation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 能動通過を利用せずに遠距離伝送が可能な、
波長多重化ソリトン信号のシステムを提供する。 【解決手段】 本発明は、ソリトン信号のための光ファ
イバ波長多重化伝送システムであって、マルチプレクス
の種々のチャネル(λ1〜λn)のビット時間が少なくと
も一点においてほぼ同期であり、前記点に配設された少
なくとも一つの可飽和吸収体(6i)を特徴とする伝送
システムに関する。波長を適切に選択することにより、
あるいは光遅延線などの手段を使って、チャネルの同期
性を得ることができる。その場合、可飽和吸収体はマル
チプレクスの様々なチャネルのソリトン信号を強度変調
する。クロックを利用して、可飽和吸収体の遠隔操作を
行うことができる。本発明は対応する伝送方法にも関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所与の間隔で、ビ
ット時間の整数倍にほぼ等しい種々のチャネル間の相対
的なスリップを行うことができるようにマルチプレクス
の種々の波長が選択されるソリトン信号のための光ファ
イバ波長多重化伝送システムを対象とする。
【0002】本発明はまた、そのようなシステム内の伝
送方法にも関する。
【0003】
【従来の技術】異常分散光ファイバ部分内のソリトンパ
ルスまたはソリトンの伝送は既知の現象である。ソリト
ンは、sech2形状のパルス信号である。このパルス
形状では、ファイバの対応する部分内の非線形性によ
り、光信号の分散が補償される。ソリトン伝送は、シュ
レーディンガー非線形方程式により既知の方法でモデル
化される。
【0004】たとえば「Optical Letter
s」、第11巻、第10号、665−667ページ記載
のJ.P.GordonおよびH.A.Hausの論文
に記述されている、ソリトンと伝送システム内に存在す
るノイズとの相互作用により誘導されるジッタのような
種々の効果によりこのようなパルスの伝送が制約を受け
る。この、ゴードン−ハウス効果またはゴードン−ハウ
スジッタと呼ばれる効果により、ソリトンによる伝送の
品質または速度に理論的制約が課せられる。増幅器のノ
イズにより生じる振幅変動により、別の制約が課せられ
る。
【0005】半導体変調器を使用するソリトン信号の同
期変調を使用してこれらの制約を克服することができ
る。この技術は、半導体変調器の通過域に上限があるこ
とから、本質的にソリトン結合路の伝送速度を制約する
ものである。また、伝送ソリトンのジッタを制御するこ
とができる滑り導波フィルタシステムが提案されたが、
それについてはたとえばヨーロッパ出願EP−A−05
76208を参照のこと。
【0006】また、線路上での信号の再生を確実にする
ために、干渉計型の同期振幅または位相変調器内でカー
効果を活用することが提案された。この技術は、高周波
構成部品を必要とし、そこから全光学的手法の利益が示
される。この手法は、必要な線内変調器ならびに結合さ
れたその電子部品の数のため、および、予定される海底
での適用において部品の品質認証を行う必要があるた
め、コスト上の制約がある。
【0007】またさらに、ソリトン信号の再生を確実に
するために、可飽和吸収体(saturable absorber)を使
用することが提案された。この解決方法は三つの制限を
受ける。まず、高い伝送速度の適用に対しては可飽和吸
収体の時間応答が十分に速くはないこと、次に、可飽和
吸収体によるジッタの制御は同期変調の場合ほど効果的
ではないことである。最後に、可飽和吸収体は、チャネ
ルが非同期であるために、波長多重化伝播には適合しな
いと思われることである。
【0008】「Optical Letters」、第
19巻、第19号、1514−1516ページのD.A
tkinsonらの論文は、量子井戸可飽和吸収体およ
びスペクトルろ波を使用するソリトン信号伝送システム
の理論的シミュレーションについて記述している。この
論文では、100kmの一定間隔で配置した再生器によ
る、非多重化ソリトン信号の9000kmの距離の伝送
の可能性を理論的に証明している。各再生器は、増幅器
と、多重量子井戸すなわちMQW(「multiple
quantum well」の略語)可飽和吸収体
と、狭帯域フィルタとを備える。この論文は、「MQW
の吸収スペクトルにより、波長多重化システム内でのM
QWの使用が制約を受ける」としている。可飽和吸収体
を有するいくつかの材料は、原則として、特有の波長を
有することができ、従って波長多重化に適合することが
可能であることが示唆されているだけである。
【0009】「J.Opt.Soc.Am.」、B第1
2巻、第12号、2420−2425ページ記載のR.
J.EssiambreおよびG.P.Agrawal
の論文は、準断熱伝播状態における短ソリトン信号伝送
システムの理論的記述を提案している。シミュレーショ
ンされた伝送システムは、限定帯域幅増幅器と、高速可
飽和吸収体と、場合によっては周波数フィルタとを含む
再生器を備える。論文は、可飽和吸収体により、共振の
不安定性を軽減することができ二次ソリトンの発生が防
止されると説明している。より正確には本論文は、周波
数の上方偏移により各再生器内でソリトン周波数の下方
偏移を引き起こす、各パルスの内部のラマン散乱を補償
することを提案している。この解決方法は、増幅器に対
する帯域幅がきわめて狭いこと、および、ソリトンの周
波数と中継器の間隔の関係から、波長多重化伝送システ
ムに移植することはできない。
【0010】また、ソリトン信号光ファイバ伝送システ
ムの伝送速度を向上させるために、波長多重化(wavele
ngth division multiplexing「波長分割多重化」すなわ
ちWDM)を使用することも提案された。この場合、波
長多重化信号に対し完全な適合性を有するファブリー・
ペロー型滑り導波フィルタを使用することが有利とされ
ている。反対に、波長多重化ソリトン信号を再生するた
めに同期変調器または可飽和吸収体を使用することは、
種々のチャネルの信号間に群速度の差が生じるため問題
である。
【0011】「Optical Letters」、第
21巻、第14号、1026−1028ページ記載の
E.Desurvire、O.Leclercおよび
O.Audouinの論文は、同期変調器の使用に適合
する波長割り当て方式について記述している。この論文
は、所与の中継器の間隔について、種々のチャネルの信
号、より正確には、マルチプレクスの種々のチャネルの
ビット時間が、中継器への到達時にほぼ同期されるよう
に、マルチプレクスの種々のチャネルに波長を割り当て
ることを提案している。これにより、個別の同期変調器
を使用して、所与の間隔で全チャネルの線路内での同期
変調が可能である。より詳細な論文は、より一般的な場
合、すなわち分散の傾斜の補償がある場合またはない場
合の、波長割り当ての種々の可能性について記述してい
る(O.Leclerc、E.Desurvireおよ
びO.Audouin、Optical Fiber
Technologies、第3巻、第2号、1997
年4月、Academic Press Ed., 1
997)。マルチプレクスの波長の割り当ての全体的技
術は、Alcatel Submarine Netw
orks名義の1996年1月23日のフランス特許出
願9600732号にも記述されている。
【0012】たとえば、アルカテル・アルストム・コン
パニイ・ジエネラル・デレクトリシテ名義の1997年
2月10日のフランス特許出願9701476号に記述
されている方法または装置のような他の方法または装置
により、伝送システムに沿ったいくつかの位置における
マルチプレクスの種々のチャネルのビット時間の同期な
ど、同じ結果を得ることができる。この特許出願では、
マルチプレクスのチャネルを再同期化するために遅延線
または同等の装置を使用することが提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、波長多重化
ソリトン信号の変調という問題に対する独自で簡単な解
決方法を提供する。本発明により、同期変調装置の上記
の欠点を解消することができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】より詳細には本発明は、
ソリトン信号のための光ファイバ波長多重化伝送システ
ムであって、マルチプレクスの種々のチャネル(λ1
λn)のビット時間が少なくとも一点においてほぼ同期
されており、前記点に配設された少なくとも一つの可飽
和吸収体を特徴とする伝送システムを提供する。
【0015】有利には、可飽和吸収体の有効スペクトル
帯は、マルチプレクスの種々のチャネルを覆う。可飽和
吸収体の応答時間を、ビット時間の小部分未満、好まし
くはビット時間の10%未満であるようにすることがで
きる。
【0016】一実施形態では、所与の間隔ZRで、ビッ
ト時間1/Bの整数倍にほぼ等しい種々のチャネル間の
相対的なスリップ(slip)を確保するようにマルチプレ
クスのチャネルの種々の波長が選択され、本システム
は、前記間隔ZRの整数倍の距離だけ離れた少なくとも
二つの可飽和吸収体を含む。
【0017】この場合、kiをチャネルにより異なる整
数とし、Tをビット時間とする時、マルチプレクスの波
長λiに対し、チャネルi上と第一チャネル上の単位長
さあたりのスリップの差δτiは、有利には、 (ki×T−T/4)<δτi×ZR<(ki×T+T/
4) の関係を満たす。
【0018】別の実施形態では、本システムは光遅延線
式同期手段を備え、種々のチャネルに結合した群時間の
差を補償し、その結果、少なくとも前記箇所においてチ
ャネルの同期が確保される。
【0019】また、クロックを送信する手段、または伝
送システム内でクロックを回復する手段を設けることが
でき、クロックパルスの間、前記可飽和吸収体を完全ま
たはほぼ完全に飽和させるようにクロックのパワーが選
択される。
【0020】有利にはこのクロックは、信号の周期の
0.20倍から0.33倍の時間幅をそれぞれが有する
ソリトンの周期列で形成される。
【0021】さらに可飽和吸収体は、可飽和利得増幅
器、好ましくは半導体増幅器を備えることができる。
【0022】本システムは、ブラッククロック(black
clock)を送信する手段、または伝送システム内でブラ
ッククロックを回復する手段を有することもでき、クロ
ックパルス外のところで、増幅器の利得を完全またはほ
ぼ完全に飽和させるようにブラッククロックのパワーが
選択される。
【0023】有利にはこのブラッククロックは、信号の
周期の0.20倍から0.33倍の時間幅をそれぞれが
有するブラックソリトンの周期列で形成される。
【0024】本発明はまた、ソリトン信号伝送光ファイ
バ波長多重化システム内での伝送方法であって、マルチ
プレクスの種々のチャネル(λ1〜λn)のビット時間が
少なくとも一点においてほぼ同期されており、前記点に
配設された一つの可飽和吸収体を用いてマルチプレクス
のチャネルの信号を同期変調する少なくとも一つの段階
を含むことを特徴とする伝送方法も提供する。
【0025】有利には、可飽和吸収体の有効スペクトル
帯は、マルチプレクスの種々のチャネルを覆う。
【0026】可飽和吸収体の応答時間は、ビット時間の
小部分未満、好ましくはビット時間の10%未満とする
ことができる。
【0027】一実施形態では、所与の間隔ZRで、ビッ
ト時間1/Bの整数倍にほぼ等しい種々のチャネル間の
相対的なスリップを確保するようにマルチプレクスのチ
ャネルの種々の波長が選択され、この方法は、前記間隔
Rの整数倍の距離だけ離れた可飽和吸収体を用いて再
生する段階を少なくとも含む。
【0028】この場合、kiをチャネルにより異なる整
数とし、Tをビット時間とする時、マルチプレクスの波
長λiに対し、チャネルi上と第一チャネル上の単位長
さあたりのスリップの差δτiは、好ましくは (ki×T−T/4)<δτi×ZR<(ki×T+T/
4) の関係を満たす。
【0029】別の実施形態では、本方法は光遅延線式同
期手段によりマルチプレクスの種々のチャネルのビット
時間を同期する少なくとも一つの段階を含み、種々のチ
ャネルに結合した群時間の差を補償する。
【0030】好ましくは本方法は、クロックを送信し、
または伝送システム内でクロックを回復し、クロックパ
ルスの間、前記可飽和吸収体を完全またはほぼ完全に飽
和させるようにクロックのパワーが選択される。
【0031】この場合、クロックは、信号の周期の0.
20倍から0.33倍の時間幅をそれぞれが有するソリ
トンの周期列で形成される。
【0032】可飽和吸収体が、可飽和利得増幅器、好ま
しくは半導体増幅器を備えるようにすることができる。
【0033】この場合、有利には本方法は、ブラックク
ロックを送信し、または伝送システム内でブラッククロ
ックを回復し、クロックパルス外のところで、増幅器の
利得を完全またはほぼ完全に飽和させるようにブラック
クロックのパワーが選択される。
【0034】好ましくはブラッククロックは、信号の周
期の0.20倍から0.33倍の時間幅をそれぞれが有
するブラックソリトンの周期列で形成される。
【0035】本発明の他の特徴および長所は、例として
示し添付の図面を参照して行う本発明の実施形態につい
ての説明を読むことにより明らかになろう。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明は、ソリトン信号のための
光ファイバ波長多重化伝送システム用として可飽和吸収
体を使用することを提案するものであり、本システム内
では、少なくとも一点においてソリトンチャネルが同期
され、好ましくは一定間隔で同期される。そのために、
上記に記述した波長を割り当てる解決方法または遅延線
を用いることができる。より一般的には、変調点でチャ
ネルの同期を行うことができるあらゆる解決方法を用い
ることができる。
【0037】チャネルが同期される限り、可飽和吸収体
は、分離を行う必要なく種々のチャネルの信号の再生を
行うことができる。チャネルの伝送速度は結合路の伝送
速度未満であるので、可飽和吸収体の応答時間の問題に
は、もはやそれほど制限されなくなる。ただ、応答時間
は信号のビット時間の小部分よりも、たとえばビット時
間の10%よりも短いことが有利である。
【0038】本発明を実施する場合、ファイバに沿っ
て、所与の間隔ZRで、ビット時間の整数倍にほぼ等し
い種々のチャネル間の相対的なスリップを確保すること
ができる波長割り当て方式を選択することができる。こ
のことは、各チャネルについて、 (ki×T−T/4)<δτi×ZR<(ki×T+T/
4) の式で表すことができ、ここで、Tはビット時間であ
り、kiはチャネルによって異なる整数であり、δτi
チャネル1に対するチャネルiのスリップである。この
式は、間隔ZRでは、スリップにより生じる種々のチャ
ネル間のずれが、ビット時間の四分の一の範囲で、ビッ
ト時間の整数倍であることを示している。従って、ビッ
ト時間が正確にあるいはほぼ正確に送信と一致する限
り、ビット時間とZRの間隔とは正確にあるいはほぼ正
確に一致する。
【0039】とくに、上記のE.Desurvireら
およびO.Leclercらの論文に記述されている波
長の割り当て方式を使用することができるが、その主題
に関する詳細については同論文を参照されたい。もちろ
ん、他の波長割り当て方式さらには遅延線の使用も可能
であり、それによりマルチプレックスの種々のチャネル
の同期性に関して同じ結果に到達することができる。
【0040】図1は、たとえば、半導体材料を主成分と
するか、高非線形ファイバ型の可飽和吸収体を光変調用
に使用する場合の本発明の第一実施形態を示す図であ
る。図1の伝送システムは、送信器Tx1、ファイバの
一区間3に接続された受信器Rx2、およびn個の区間
i(i=1からn)を備える。送信器1は、波長マル
チプレクスの種々のチャネル内で、波長λ1〜λnにおい
て、ソリトンパルスを第一区間i=1に送信する。所与
の間隔ZRについて、ビット時間の整数倍にほぼ等しい
種々のチャネル間の相対的なスリップを確保することが
できる周波数割り当て方式に従って、種々の波長が選択
される。最終区間i=nは、ソリトンパルスを受信器2
に送信するファイバ3に接続される。
【0041】各区間4iは、ある長さのファイバ5iを備
え、ファイバのパワー部は可飽和吸収体6iに接続さ
れ、可飽和吸収体のパワー部はフィルタ7iの入力部を
構成し、フィルタのパワー部は増幅器8iに接続され、
増幅器のパワー部は次の区間のファイバ5i+1に、ある
いは区間nの場合はファイバ3に接続される。区間長は
間隔ZRに相当することが好ましく、それにより、必要
であれば、各区間の端部で変調を行うことができるよう
になる。
【0042】可飽和吸収体は、種々の部品、すなわち、
自由導波路または光路、たとえば量子井戸などの半導体
材料、または高非線形伝送セルまたはファイバの中から
選択することができる。
【0043】有利にはこのような可飽和吸収体は、数ナ
ノメートルの有効スペクトル帯を有し、その結果、波長
マルチプレクスの種々のチャネルを覆うことができる。
【0044】増幅器は、既知のあらゆる種類の増幅器、
たとえば、エルビウムドープファイバ増幅器(英語の略
称ではEDFA)のようなドープファイバ増幅器とする
ことができる。
【0045】たとえば図1の場合、各区間について、間
隔ZR毎に変調装置を設けることが可能であるが、これ
は強制的なものではないことはあきらかである。当業者
にとっては周知のように、増幅器8iと、可飽和吸収体
iと、フィルタ7iの相対位置を変えることも可能であ
る。また、たとえば各区間毎には増幅器を配置しないよ
うにする、あるいは区間あたり複数の増幅器を設けるな
ど、増幅器数を変えることもできる。また、結合路の種
類に応じて、フィルタおよび/または可飽和吸収体の数
および位置を変えることもできる。
【0046】図2は、種々のソリトン信号が可飽和吸収
体に到達した時の、四つのチャネルλ1〜λ4での同信号
のパワーの経時変化を示す図である。種々の信号は、図
2に示し上で説明したように、種々のソリトンパルスに
影響を及ぼすジッタと、種々のチャネルの同期性の制約
に関する余裕のため、それぞれ相対的な時間のずれを有
し、可飽和吸収体上に正確に同時に到達しない。
【0047】図3は、図2の種々のソリトン信号を受信
する可飽和吸収体の伝送応答性を、縦軸に伝送パワー、
横軸に時間をとって示した図である。可飽和吸収体は、
マルチプレクスの種々の波長を覆う有効スペクトル帯を
もつようにして選択される。
【0048】図4は、図3の可飽和吸収体内を通過した
後の図2のソリトンパルスに対する効果を示す図であ
る。図からわかるように、可飽和吸収体の応答は、各チ
ャネル内に存在する種々の波長の全パルスが非線形的に
平均化されることを示している。平均化は、全入射パワ
ーに依存するという意味において非線形的である。この
平均化効果により、可飽和吸収体に、ビット時間をほぼ
中心とする変調エンベロープが生じ、ジッタは種々のチ
ャネル上にランダムあるいは準ランダムに分布すること
から、エンベロープのジッタはチャネルのジッタよりも
かなり低い。可飽和吸収体により各チャネル上で発生す
る強度変調により、各チャネル上でソリトンパルスは時
間的に再度中心合せされる。ソリトンには、周知のフィ
ードバック効果という固有の特性があることから、たと
えばジッタなどランダムな非同期性により生じるパワー
損は狭帯域またはソリトンパルス導波フィルタにより補
償することができる。
【0049】とくに補償型分散傾斜システムの場合、分
散が一定であり、かつ、コームフィルタのオフセット
時、種々のチャネルの同期が維持される限り、フィルタ
は導波フィルタである。
【0050】従って図1の配線では、可飽和吸収体によ
り、種々のチャネルのソリトン信号の再生を同時に行う
ことができる。
【0051】本発明の別の実施形態では、可飽和吸収体
の制御用として、マルチプレクスの信号が占有する帯域
の外ではあるが吸収体の有効スペクトル帯の中にある搬
送波を有するパルスクロックを使用する。このようなク
ロックにより、受信ソリトン信号の如何にかかわらず、
ビット時間を中心とする時間窓内に吸収体を通過するよ
うにすることが可能となる。これは、チャネル数が少な
い場合、あるいは伝送密度に制限がある場合、とくに有
利である。
【0052】一例としては、1996年10月21日、
アルカテル・アルストム・コンパニイ・ジエネラル・デ
レクトリシテ名義で出願されたフランス特許出願961
2746に説明されているような、幅がビット時間の
0.20倍から0.33倍にほぼ含まれる非符号化ソリ
トン列を、クロックとして使用することができる。この
ような信号内では、ソリトン間の相互作用によりジッタ
の補償が行われ、その結果、信号はクロックとしてはた
らく。
【0053】このような場合、クロックパルスを中心と
する周期の間、可飽和吸収体を完全またはほぼ完全に飽
和させるようにクロックすなわちソリトン列のピークパ
ワーが選択される。こうすることにより、信号の再生に
関し、送信信号の性質を考慮しなくてもよくなる。その
結果、送信器1から変調のオフセット制御が得られる。
【0054】また、受信端末2からこのような変調クロ
ックを発信することも可能であり、この構成は、クロッ
クと伝播中のWDM信号との間の相互作用を軽減するこ
とが望ましいことが明らかな場合にとくに有利である。
この構成では、万一線路アイソレータがある場合、ダイ
クロイックカプラあるいは他の同様の装置を使用して、
線路内に位置するドープファイバ部分までポンプ信号を
搬送するのに付属ファイバが使用されるオフセット増幅
の場合に行われるのと同様の方法により、このアイソレ
ータを短絡することができる。
【0055】第三実施形態では、本発明は、図1の可飽
和吸収体5iの代わりに、可飽和利得増幅器(AG
S)、およびこの特性を有するたとえば半導体増幅器を
使用することを提案する。このような半導体増幅器は当
業者にはよく知られており、信号の偏波とは無関係であ
り、信頼性があり、さらに高速に飽和する(1ナノ秒未
満)動特性を有する。従って、再生器の高速応答性と、
マルチプレクスの各チャネル上での高い伝送速度とを実
現することができる。
【0056】このような増幅器の応答は、ブラックソリ
トンから成るクロックにより、任意の端末から制御する
ことができる。このようなクロックは上記フランス特許
出願9612746において記述されており、幅がビッ
ト時間の0.20倍から0.33倍のブラックソリトン
の連続列で形成される。
【0057】このようなブラッククロックは、ソリトン
パルス受信期間外、たとえばクロックパルス外のところ
で、増幅器の利得を飽和させる働きを有し、その結果、
マルチプレクスのソリトンの強度の同期変調が行われ
る。可飽和利得増幅器およびこのようなクロックを使用
することは、正常分散光ファイバの部分内、すなわちソ
リトン信号に対し可能なスペクトル帯の外にクロックを
送信することができるという利点がある。
【0058】本発明の種々の実施形態は、「受動」型、
すなわち無線周波数信号によって制御されず、低コスト
であって、海底での使用に対する品質認定がより簡単に
行える回線部品のみを使用することにより、伝送システ
ム内でソリトンの同期再生を行うことができるという利
点を有する。本発明では、オフセットクロックを使用す
るか、可飽和吸収体の場合、クロックなしとすることに
より、クロックの局所回復することに関する問題が解消
される。本発明により、伝送品質の効果的な管理が行
え、たとえば100km程度の短い再生間隔を有する伝
送システムが経済的に可能となる。
【0059】もちろん本発明は、図示し説明した例およ
び実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば
多くの変形形態が可能である。従って、たとえ現在、好
適な実施形態ではないとしても、たとえば、位相同期ル
ープで電圧制御される局部発振器、あるいは他のあらゆ
る周知の手段のようなクロックを回復する手段を使用す
ることにより、種々のチャネルのうちの一つのソリトン
信号から得られるクロックのように、上に記述したクロ
ック以外の種類のクロックを使用することができる。波
長割り当て方式は、記述した例に何ら限定されるもので
はない。また、必要に応じて、記述した実施形態に対
し、フィルタまたは増幅器を付加または削除することが
できることに留意すべきである。最後に、本発明は、単
方向送信の場合を記述したが、当然のことながら双方向
送信にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態による伝送システムの略
図である。
【図2】ソリトン信号が再生器に到達した時の、図1の
システムの四つのチャネル上での同信号の変化を示す図
である。
【図3】本発明による可飽和吸収体再生器内における伝
送の経時変化を示す図である。
【図4】図2の再生器内を通過した後の図2のソリトン
信号の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 送信器 2 受信器 3、5 ファイバ 4 区間 6 可飽和吸収体 7 フィルタ 8 増幅器

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリトン信号のための光ファイバ波長多
    重化伝送システムであって、マルチプレクスの種々のチ
    ャネル(λ1〜λn)のビット時間が少なくとも一点にお
    いてほぼ同期されており、前記点に配設された少なくと
    も一つの可飽和吸収体(6i)を含むことを特徴とする
    伝送システム。
  2. 【請求項2】 可飽和吸収体の有効スペクトル帯が、マ
    ルチプレクスの種々のチャネルを覆うことを特徴とする
    請求項1に記載の伝送システム。
  3. 【請求項3】 可飽和吸収体の応答時間が、ビット時間
    の小部分未満、好ましくはビット時間の10%未満であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送シス
    テム。
  4. 【請求項4】 所与の間隔(ZR)で、ビット時間(1
    /B)の整数倍にほぼ等しい種々のチャネル間の相対的
    なスリップを確保するようにマルチプレクスのチャネル
    の種々の波長が選択され、システムが前記間隔(ZR
    の整数倍の距離だけ離れた少なくとも二つの可飽和吸収
    体(6i)を含むことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の伝送システム。
  5. 【請求項5】 kiをチャネルにより異なる整数とし、
    Tをビット時間とする時、マルチプレクスの波長λi
    対し、チャネルi上と第一チャネル上の単位長さあたり
    のスリップの差δτiが、 (ki×T−T/4)<δτi×ZR<(ki×T+T/
    4) の関係を満たすことを特徴とする請求項4に記載の伝送
    システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記箇所においてチャネルの
    同期が確保されるように、種々のチャネルに結合した群
    時間の差を補償する光遅延線同期手段を含むことを特徴
    とする請求項1から3のいずれか一項に記載の伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 クロックを送信する手段、または伝送シ
    ステム内でクロックを取り込む手段を含み、クロックパ
    ルスの間、前記可飽和吸収体(6i)を完全またはほぼ
    完全に飽和させるようにクロックのパワーが選択される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載
    の伝送システム。
  8. 【請求項8】 信号の周期の0.20倍から0.33倍
    の時間幅をそれぞれ有するソリトンの周期列でクロック
    が形成されることを特徴とする請求項7に記載の伝送シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 可飽和吸収体が、可飽和利得増幅器、好
    ましくは半導体増幅器を備えることを特徴とする請求項
    1から6のいずれか一項に記載の伝送システム。
  10. 【請求項10】 ブラッククロックを送信する手段、ま
    たはブラッククロックを伝送システム内で回復する手段
    を含み、クロックパルス外のところで、増幅器の利得を
    完全またはほぼ完全に飽和させるようにブラッククロッ
    クのパワーが選択されることを特徴とする請求項9に記
    載の伝送システム。
  11. 【請求項11】 信号の周期の0.20倍から0.33
    倍の時間幅をそれぞれ有するブラックソリトンの周期列
    でブラッククロックが形成されることを特徴とする請求
    項10に記載の伝送システム。
  12. 【請求項12】 ソリトン信号のための光ファイバ波長
    多重化システム内での伝送方法であって、マルチプレク
    スの種々のチャネル(λ1〜λn)のビット時間が少なく
    とも一点においてほぼ同期されており、前記点に配設さ
    れた一つの可飽和吸収体(6i)を用いてマルチプレク
    スのチャネルの信号を同期変調する少なくとも一つの段
    階を含むことを特徴とする伝送方法。
  13. 【請求項13】 可飽和吸収体(6i)の有効スペクト
    ル帯が、マルチプレクスの種々のチャネルを覆うことを
    特徴とする請求項12に記載の伝送方法。
  14. 【請求項14】 可飽和吸収体の応答時間が、ビット時
    間の小部分未満、好ましくはビット時間の10%未満で
    あることを特徴とする請求項12または13に記載の伝
    送方法。
  15. 【請求項15】 所与の間隔(ZR)で、ビット時間
    (1/B)の整数倍にほぼ等しい種々のチャネル間の相
    対的なスリップを確保するようにマルチプレクスのチャ
    ネルの種々の波長が選択され、前記間隔(ZR)の整数
    倍の距離だけ離れた可飽和吸収体を用いて再生する段階
    を少なくとも含むことを特徴とする請求項12から14
    のいずれか一項に記載の伝送方法。
  16. 【請求項16】 kiをチャネルによって異なる整数と
    し、Tをビット時間とする時、マルチプレクスの波長λ
    iに対し、チャネルi上と第一チャネル上の単位長さあ
    たりのスリップの差δτiが、 (ki×T−T/4)<δτi×ZR<(ki×T+T/
    4) の関係を満たすことを特徴とする請求項15に記載の伝
    送方法。
  17. 【請求項17】 種々のチャネルに結合した群時間の差
    を補償する光遅延線同期手段によりマルチプレクスの種
    々のチャネルのビット時間を同期する少なくとも一つの
    段階を含むことを特徴とする請求項12から14のいず
    れか一項に記載の伝送方法。
  18. 【請求項18】 クロックを送信し、または伝送システ
    ム内でクロックを回復し、クロックパルスの間、前記可
    飽和吸収体を完全またはほぼ完全に飽和させるようにク
    ロックのパワーが選択されることを特徴とする請求項1
    2から17のいずれか一項に記載の伝送方法。
  19. 【請求項19】 信号の周期の0.20倍から0.33
    倍の時間幅をそれぞれ有するソリトンの周期列でクロッ
    クが形成されることを特徴とする請求項18に記載の伝
    送方法。
  20. 【請求項20】 可飽和吸収体が、可飽和利得増幅器、
    好ましくは半導体増幅器を備えることを特徴とする請求
    項12から17のいずれか一項に記載の伝送方法。
  21. 【請求項21】 ブラッククロックを送信し、または伝
    送システム内でブラッククロックを回復し、クロックパ
    ルス外のところで、増幅器の利得を完全またはほぼ完全
    に飽和させるようにブラッククロックのパワーが選択さ
    れることを特徴とする請求項20に記載の伝送方法。
  22. 【請求項22】 信号の周期の0.20倍から0.33
    倍の時間幅をそれぞれ有するブラックソリトンの周期列
    でブラッククロックが形成されることを特徴とする請求
    項21に記載の伝送方法。
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