JPH11176309A - 回路遮断器の本体カバー - Google Patents
回路遮断器の本体カバーInfo
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- JPH11176309A JPH11176309A JP36211197A JP36211197A JPH11176309A JP H11176309 A JPH11176309 A JP H11176309A JP 36211197 A JP36211197 A JP 36211197A JP 36211197 A JP36211197 A JP 36211197A JP H11176309 A JPH11176309 A JP H11176309A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】配線用遮断器と漏電遮断器の本体カバーを共用
化する。 【解決手段】本体カバー1の前面のハンドル穴2の一方
の側方に、漏電遮断器用のテストボタン穴8及び漏電表
示穴9を打ち抜き形成するための薄肉部13及び14を
設け、本体カバー1は配線用遮断器用としてはそのまま
使用するが、漏電遮断器用として使用する場合には、薄
肉部13,14を破断してテストボタン穴8及び漏電表
示穴9を打ち抜き形成し、テストボタン穴8には別途用
意したテストボタン受けを嵌め込みにより装着する。こ
れにより、一種類の本体カバー1を配線用遮断器と漏電
遮断器の双方に共用することができる。
化する。 【解決手段】本体カバー1の前面のハンドル穴2の一方
の側方に、漏電遮断器用のテストボタン穴8及び漏電表
示穴9を打ち抜き形成するための薄肉部13及び14を
設け、本体カバー1は配線用遮断器用としてはそのまま
使用するが、漏電遮断器用として使用する場合には、薄
肉部13,14を破断してテストボタン穴8及び漏電表
示穴9を打ち抜き形成し、テストボタン穴8には別途用
意したテストボタン受けを嵌め込みにより装着する。こ
れにより、一種類の本体カバー1を配線用遮断器と漏電
遮断器の双方に共用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線用遮断器及
び漏電遮断器に関し、特にこれらの回路遮断器の本体カ
バーに関する。
び漏電遮断器に関し、特にこれらの回路遮断器の本体カ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9はそれぞれ従来の配線用遮
断器及び漏電遮断器の本体カバーの正面図である。図8
において、モールド樹脂からなる配線用遮断器用の本体
カバー1は、幅方向中心のやや上部に図示しない開閉ハ
ンドルを突出させるハンドル穴2があけられ、その右下
にはトリップボタンを突出させるトリップボタン穴3が
あけられている。また、本体カバー1の上下両端部に
は、図示しない電源側及び負荷側端子に臨む相間バリア
が形成されている。図示の本体カバー1には、ハンドル
穴2の左右側方に図示しないが回路遮断器の付属装置
(補助スイッチ、警報スイッチ、電圧引外し装置、不足
電圧引外し装置など)を収容する前面が開口した凹部が
設けられており、これらの凹部は付属カバー4により覆
われている。
断器及び漏電遮断器の本体カバーの正面図である。図8
において、モールド樹脂からなる配線用遮断器用の本体
カバー1は、幅方向中心のやや上部に図示しない開閉ハ
ンドルを突出させるハンドル穴2があけられ、その右下
にはトリップボタンを突出させるトリップボタン穴3が
あけられている。また、本体カバー1の上下両端部に
は、図示しない電源側及び負荷側端子に臨む相間バリア
が形成されている。図示の本体カバー1には、ハンドル
穴2の左右側方に図示しないが回路遮断器の付属装置
(補助スイッチ、警報スイッチ、電圧引外し装置、不足
電圧引外し装置など)を収容する前面が開口した凹部が
設けられており、これらの凹部は付属カバー4により覆
われている。
【0003】ここで、付属カバー4は、ハンドル穴2の
周辺の一段高い部分の両側に跨がるように門形に形成さ
れ、上記凹部に被さる左右両脚部分にはヒンジ5を支点
に開閉可能な補助カバー6がそれぞれ設けられている。
この付属カバー4は左右2本のねじ7により、本体カバ
ー1に固定されている。
周辺の一段高い部分の両側に跨がるように門形に形成さ
れ、上記凹部に被さる左右両脚部分にはヒンジ5を支点
に開閉可能な補助カバー6がそれぞれ設けられている。
この付属カバー4は左右2本のねじ7により、本体カバ
ー1に固定されている。
【0004】一方、図9において、漏電遮断器用の本体
カバー1’は配線用遮断器用の本体カバー1と相違し
て、ハンドル穴2の右側方には付属装置用の凹部は設け
られず、その場所に漏電遮断器として必要なテストボタ
ンを突出させるテストボタン穴8及び漏電表示棒を臨ま
せる漏電表示穴9があけられ、補助カバー6を有する付
属カバー4は付属装置の収容凹部が設けられたハンドル
穴2の左側方にのみ取り付けられている。テストボタン
穴8の周縁には、図示しないテストボタンへの不用意な
接触を防止する環状壁10が本体カバー1’と一体に形
成されている。また、漏電遮断器用の本体カバー1’に
は特に、回路遮断器の接続方向を示す電源側及び負荷側
の表示11及び12が型成形によりそれぞれ一体に施さ
れている。
カバー1’は配線用遮断器用の本体カバー1と相違し
て、ハンドル穴2の右側方には付属装置用の凹部は設け
られず、その場所に漏電遮断器として必要なテストボタ
ンを突出させるテストボタン穴8及び漏電表示棒を臨ま
せる漏電表示穴9があけられ、補助カバー6を有する付
属カバー4は付属装置の収容凹部が設けられたハンドル
穴2の左側方にのみ取り付けられている。テストボタン
穴8の周縁には、図示しないテストボタンへの不用意な
接触を防止する環状壁10が本体カバー1’と一体に形
成されている。また、漏電遮断器用の本体カバー1’に
は特に、回路遮断器の接続方向を示す電源側及び負荷側
の表示11及び12が型成形によりそれぞれ一体に施さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の配線用遮断器と漏電遮断器の本体カバーは、テストボ
タン穴及び漏電表示穴の有無により形状が異なるため相
互に共用できずそれぞれ別々に成形している。また、付
属装置を本体カバーに収容設置するものでは付属カバー
も形状が異なり、それぞれ別々に成形している。そこ
で、この発明の課題は、配線用遮断器と漏電遮断器の本
体カバー更には付属カバーを共用化して成形費と部品点
数の低減を図ることにある。
の配線用遮断器と漏電遮断器の本体カバーは、テストボ
タン穴及び漏電表示穴の有無により形状が異なるため相
互に共用できずそれぞれ別々に成形している。また、付
属装置を本体カバーに収容設置するものでは付属カバー
も形状が異なり、それぞれ別々に成形している。そこ
で、この発明の課題は、配線用遮断器と漏電遮断器の本
体カバー更には付属カバーを共用化して成形費と部品点
数の低減を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、本体カバーの前面のハンドル穴の一方
の側方に、漏電遮断器用のテストボタン穴及び漏電表示
穴を打ち抜き形成するための薄肉部を設けるとともに、
打ち抜き形成した前記テストボタン穴にはテストボタン
受けを嵌め込みにより装着するようにするものである。
このような本体カバーにおいて、配線用遮断器用として
使用する場合にはテストボタン穴及び漏電表示穴は打ち
抜かずにそのままとし、漏電遮断器用として使用する場
合にはテストボタン穴及び漏電表示穴を打ち抜き形成
し、更にテストボタン穴にはテストボタン受けを嵌め込
んで接触防止用の環状壁を形成する。これにより、一種
類の本体カバーを配線用遮断器と漏電遮断器とに共用す
ることができる。
に、この発明は、本体カバーの前面のハンドル穴の一方
の側方に、漏電遮断器用のテストボタン穴及び漏電表示
穴を打ち抜き形成するための薄肉部を設けるとともに、
打ち抜き形成した前記テストボタン穴にはテストボタン
受けを嵌め込みにより装着するようにするものである。
このような本体カバーにおいて、配線用遮断器用として
使用する場合にはテストボタン穴及び漏電表示穴は打ち
抜かずにそのままとし、漏電遮断器用として使用する場
合にはテストボタン穴及び漏電表示穴を打ち抜き形成
し、更にテストボタン穴にはテストボタン受けを嵌め込
んで接触防止用の環状壁を形成する。これにより、一種
類の本体カバーを配線用遮断器と漏電遮断器とに共用す
ることができる。
【0007】上記本体カバーに付属装置を収容させる場
合には、本体カバーのハンドル穴の他方の側方及び上方
に回路遮断器の付属装置を収容する前面が開口した凹部
をそれぞれ設けるとともに、前記本体カバーに前記凹部
を一体に覆う付属カバーを前記本体カバーの左右側面に
ヒンジを介して開閉可能に結合するのがよい。ハンドル
穴の一方の側方に、テストボタン穴及び漏電表示穴を打
ち抜くための薄肉部を設けると、その場所には付属装置
の収容凹部を形成できなくなるが、その代わりとしてハ
ンドル穴の上方に付属装置の収容凹部を設けることによ
り、配線用遮断器として必要な付属装置の収容スペース
を確保することができる。
合には、本体カバーのハンドル穴の他方の側方及び上方
に回路遮断器の付属装置を収容する前面が開口した凹部
をそれぞれ設けるとともに、前記本体カバーに前記凹部
を一体に覆う付属カバーを前記本体カバーの左右側面に
ヒンジを介して開閉可能に結合するのがよい。ハンドル
穴の一方の側方に、テストボタン穴及び漏電表示穴を打
ち抜くための薄肉部を設けると、その場所には付属装置
の収容凹部を形成できなくなるが、その代わりとしてハ
ンドル穴の上方に付属装置の収容凹部を設けることによ
り、配線用遮断器として必要な付属装置の収容スペース
を確保することができる。
【0008】一方、漏電遮断器用として使用する場合、
電源側及び負荷側の表示を付属カバー及び本体カバーに
印刷により施すことにより、組立ラインでそれらを表示
することが可能となり、それらの型成形が不要となる。
電源側及び負荷側の表示を付属カバー及び本体カバーに
印刷により施すことにより、組立ラインでそれらを表示
することが可能となり、それらの型成形が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に基づいてこの
発明の実施の形態を説明する。なお、従来例と対応する
部分には同一の符号を用いるものとする。まず、図3は
本体カバーの正面図、図4は付属カバーの正面図であ
る。図3において、配線用遮断器及び漏電遮断器に共用
される本体カバー1は、その前面のハンドル穴2の右側
方に、漏電遮断器用のテストボタン穴8及び漏電表示穴
9を打ち抜くための薄肉部13及び14がそれぞれ形成
されている。ここで、薄肉部13及び14はテストボタ
ン穴8及び漏電表示穴9の内周3箇所にそれぞれ設けら
れ、テストボタン穴8及び漏電表示穴9は常時は薄肉部
13及び14を介して保持された円盤状の閉じ蓋15及
び16でそれぞれ閉塞されている。図5は図3のV−V
線に沿う拡大断面図である。
発明の実施の形態を説明する。なお、従来例と対応する
部分には同一の符号を用いるものとする。まず、図3は
本体カバーの正面図、図4は付属カバーの正面図であ
る。図3において、配線用遮断器及び漏電遮断器に共用
される本体カバー1は、その前面のハンドル穴2の右側
方に、漏電遮断器用のテストボタン穴8及び漏電表示穴
9を打ち抜くための薄肉部13及び14がそれぞれ形成
されている。ここで、薄肉部13及び14はテストボタ
ン穴8及び漏電表示穴9の内周3箇所にそれぞれ設けら
れ、テストボタン穴8及び漏電表示穴9は常時は薄肉部
13及び14を介して保持された円盤状の閉じ蓋15及
び16でそれぞれ閉塞されている。図5は図3のV−V
線に沿う拡大断面図である。
【0010】また、図3において、本体カバー1の前面
のハンドル穴2の左側方には付属装置を収容するための
正方形の凹部17が設けられ、更にハンドル穴2の上方
の左右2箇所にやはり付属装置を収容するための長方形
の凹部18及び19が設けられている。凹部17の左下
には、後述する付属カバー4を固定するためのねじ穴2
0が設けられている。なお、ハンドル穴2の右下には、
従来と同様にトリップボタン穴3が設けられている。
のハンドル穴2の左側方には付属装置を収容するための
正方形の凹部17が設けられ、更にハンドル穴2の上方
の左右2箇所にやはり付属装置を収容するための長方形
の凹部18及び19が設けられている。凹部17の左下
には、後述する付属カバー4を固定するためのねじ穴2
0が設けられている。なお、ハンドル穴2の右下には、
従来と同様にトリップボタン穴3が設けられている。
【0011】一方、図4において、付属カバー4は、凹
部17を覆う部分と本体カバー1の左右に渡って凹部1
8及び19を覆う部分とからなるL字形に形成され、左
右両端に図の上方に延び出る左右一対の腕部の内側にヒ
ンジ軸21が一体に突出形成されている。この付属カバ
ー4は、ヒンジ軸21が本体カバー1の左右両側面のヒ
ンジ穴22に嵌め込まれることにより開閉自在に本体カ
バー1に結合され、段付穴23を通してねじ穴20にね
じ込まれるねじ7(図1)により固定される。
部17を覆う部分と本体カバー1の左右に渡って凹部1
8及び19を覆う部分とからなるL字形に形成され、左
右両端に図の上方に延び出る左右一対の腕部の内側にヒ
ンジ軸21が一体に突出形成されている。この付属カバ
ー4は、ヒンジ軸21が本体カバー1の左右両側面のヒ
ンジ穴22に嵌め込まれることにより開閉自在に本体カ
バー1に結合され、段付穴23を通してねじ穴20にね
じ込まれるねじ7(図1)により固定される。
【0012】図1は図3の本体カバー1に図4の付属カ
バー4が上述のようにして締め付けられた状態を示すも
のである。図1の本体カバー1はこのままの状態で配線
用遮断器に用いられ、その場合にはハンドル穴2の右側
方には図示しない銘板が貼り付けられてテストボタン穴
8及び漏電表示穴9は覆われる。
バー4が上述のようにして締め付けられた状態を示すも
のである。図1の本体カバー1はこのままの状態で配線
用遮断器に用いられ、その場合にはハンドル穴2の右側
方には図示しない銘板が貼り付けられてテストボタン穴
8及び漏電表示穴9は覆われる。
【0013】これに対して、図2は本体カバー1を漏電
遮断器に用いる場合を示すものである。すなわち、その
場合には図6の拡大断面図に示すように、薄肉部13及
び14を破断して閉じ蓋15及び16を取り去り、その
跡にテストボタン穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成
する。そして、漏電表示穴9には予め用意したテストボ
タン受け24を図6に示すように上方から押し込み、図
7に示すように装着する。ここで、モールド樹脂からな
るテストボタン受け24は、図示しないテストボタンの
頭部を収容してその周囲に環状壁を形成するための円筒
空間24aを有する有底円筒状で、底部にテストボタン
の軸部を通す穴24bがあけられ、外周部のつば部24
cを介してテストボタン穴8の周縁部上面に当接し、つ
ば部24cの下方に突出形成された一対の爪24dが本
体カバー1の下面に係合して固定される。また、漏電遮
断器用としての本体カバー1には、組立ラインにおいて
電源側及び負荷側の表示11及び12が印刷により、付
属カバー4及び本体カバー1の図示箇所に施される。
遮断器に用いる場合を示すものである。すなわち、その
場合には図6の拡大断面図に示すように、薄肉部13及
び14を破断して閉じ蓋15及び16を取り去り、その
跡にテストボタン穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成
する。そして、漏電表示穴9には予め用意したテストボ
タン受け24を図6に示すように上方から押し込み、図
7に示すように装着する。ここで、モールド樹脂からな
るテストボタン受け24は、図示しないテストボタンの
頭部を収容してその周囲に環状壁を形成するための円筒
空間24aを有する有底円筒状で、底部にテストボタン
の軸部を通す穴24bがあけられ、外周部のつば部24
cを介してテストボタン穴8の周縁部上面に当接し、つ
ば部24cの下方に突出形成された一対の爪24dが本
体カバー1の下面に係合して固定される。また、漏電遮
断器用としての本体カバー1には、組立ラインにおいて
電源側及び負荷側の表示11及び12が印刷により、付
属カバー4及び本体カバー1の図示箇所に施される。
【0014】上述の通り、図示実施の形態においては、
本体カバー1は配線用遮断器に使用する場合にはテスト
ボタン穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成せずにその
ままとし、漏電遮断器に使用する場合にはテストボタン
穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成し、更にテストボ
タン穴9にテストボタン受け24を嵌め込む。これによ
り、一種類の本体カバー1を配線用遮断器と漏電遮断器
とに共用することができる。
本体カバー1は配線用遮断器に使用する場合にはテスト
ボタン穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成せずにその
ままとし、漏電遮断器に使用する場合にはテストボタン
穴8及び漏電表示穴9を打ち抜き形成し、更にテストボ
タン穴9にテストボタン受け24を嵌め込む。これによ
り、一種類の本体カバー1を配線用遮断器と漏電遮断器
とに共用することができる。
【0015】また、本体カバー1に付属装置を収容させ
る場合に、テストボタン穴8及び漏電表示穴9を設けな
いハンドル穴2の左側方に凹部17を設けるだけではな
く、ハンドル穴2の上方にも凹部17,18を設け、こ
れらの凹部17〜18を一体に覆う付属カバー4をヒン
ジ軸21及びヒンジ穴22からなるヒンジを介して、本
体カバー1の左右側面に開閉可能に結合しているので、
配線用遮断器として必要な付属装置の収容スペースを十
分に確保することができる。
る場合に、テストボタン穴8及び漏電表示穴9を設けな
いハンドル穴2の左側方に凹部17を設けるだけではな
く、ハンドル穴2の上方にも凹部17,18を設け、こ
れらの凹部17〜18を一体に覆う付属カバー4をヒン
ジ軸21及びヒンジ穴22からなるヒンジを介して、本
体カバー1の左右側面に開閉可能に結合しているので、
配線用遮断器として必要な付属装置の収容スペースを十
分に確保することができる。
【0016】更に、本体カバー1及び付属カバー4を漏
電遮断器用に使用する場合、電源側及び負荷側の表示1
1及び12を印刷により施しているので、組立ラインで
それらの表示が可能となり予め漏電遮断器用としてそれ
らの表示を型成形しておく必要がない。
電遮断器用に使用する場合、電源側及び負荷側の表示1
1及び12を印刷により施しているので、組立ラインで
それらの表示が可能となり予め漏電遮断器用としてそれ
らの表示を型成形しておく必要がない。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、一種類の本体カバー
及び付属カバーを配線用遮断器及び漏電遮断器に共用で
き、それらの成形費と部品点数を低減することができる
とともに、その場合にも本体カバーに必要十分な付属装
置の収容スペースを確保することができる。
及び付属カバーを配線用遮断器及び漏電遮断器に共用で
き、それらの成形費と部品点数を低減することができる
とともに、その場合にも本体カバーに必要十分な付属装
置の収容スペースを確保することができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す本体カバーの配線
用遮断器用としての正面図である。
用遮断器用としての正面図である。
【図2】図1の本体カバーの漏電遮断器用としての正面
図である。
図である。
【図3】図1における本体カバーの正面図である。
【図4】図1における付属カバーの正面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図5の本体カバーにテストボタン穴及び漏電表
示穴を打ち抜き形成した状態を示す図である。
示穴を打ち抜き形成した状態を示す図である。
【図7】図6におけるテストボタン穴にテストボタン受
けを嵌め込んだ状態を示す図である。
けを嵌め込んだ状態を示す図である。
【図8】従来の配線用遮断器用の本体カバーを示す正面
図である。
図である。
【図9】従来の漏電遮断器用の本体カバーを示す正面図
である。
である。
1 本体カバー 2 ハンドル穴 4 付属カバー 8 テストボタン穴 9 漏電表示穴 11 電源側表示 12 負荷側表示 13 薄肉部 14 薄肉部 17 付属装置収容凹部 18 付属装置収容凹部 19 付属装置収容凹部 24 テストボタン受け
フロントページの続き (72)発明者 川嶋 善明 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 小笠原 誠 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】モールド樹脂からなり、前面に開閉ハンド
ルを突出させるハンドル穴を有する回路遮断器の本体カ
バーにおいて、 前記本体カバーの前面の前記ハンドル穴の一方の側方
に、漏電遮断器用のテストボタン穴及び漏電表示穴を打
ち抜き形成するための薄肉部を設けるとともに、打ち抜
き形成した前記テストボタン穴にはテストボタン受けを
嵌め込みにより装着するようにしたことを特徴とする回
路遮断器の本体カバー。 - 【請求項2】本体カバーのハンドル穴の他方の側方及び
上方に回路遮断器の付属装置を収容する前面が開口した
凹部をそれぞれ設けるとともに、前記本体カバーに前記
凹部を一体に覆う付属カバーを前記本体カバーの左右側
面にヒンジを介して開閉可能に結合したことを特徴とす
る請求項1記載の回路遮断器の本体カバー。 - 【請求項3】電源側及び負荷側の表示を付属カバー及び
本体カバーに印刷により施したことを特徴とする請求項
2記載の回路遮断器の本体カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36211197A JPH11176309A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 回路遮断器の本体カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36211197A JPH11176309A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 回路遮断器の本体カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176309A true JPH11176309A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18475942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36211197A Pending JPH11176309A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 回路遮断器の本体カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11176309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106298382A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-01-04 | 绵阳和瑞电子有限公司 | 断路器实现电弧故障警示和电弧故障断电的切换方法 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36211197A patent/JPH11176309A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106298382A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-01-04 | 绵阳和瑞电子有限公司 | 断路器实现电弧故障警示和电弧故障断电的切换方法 |
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