JPH11175903A - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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Publication number
JPH11175903A
JPH11175903A JP34350497A JP34350497A JPH11175903A JP H11175903 A JPH11175903 A JP H11175903A JP 34350497 A JP34350497 A JP 34350497A JP 34350497 A JP34350497 A JP 34350497A JP H11175903 A JPH11175903 A JP H11175903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
rotating
fixed
rotary
transmission means
Prior art date
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Pending
Application number
JP34350497A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nakamura
彰男 中村
Noritoshi Eguchi
典稔 江口
Yoshinori Takai
芳紀 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル間で電磁的干渉の生じない回転ド
ラム装置を提供する。 【解決手段】 下ドラム2と、下ドラム2に回転軸3a
を介して回転自在に設けた上ドラム3との対向部には、
固定部17aと回転部17bとからなる信号伝送用ロー
タリートランス17を設ける一方、回転軸3aを駆動す
るモータ4の内側の空間には、固定部22aと回転部2
2bとからなるパワーロータリートランス22を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばVTR等の
回転ドラムにおいて、この回転ドラムの回転ヘッド部分
に搭載されたプリント基板等に対して電力を供給するた
めに、パワーロータリトランスを内蔵した、回転ドラム
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばVTR等に用いられる回転
ドラムは、図3に示すように構成されている。図におい
て、回転ドラム装置1は、固定された固定ドラムとして
の下ドラム2と、回転軸3aの周りに回転可能に配設さ
れた回転ドラムとしての上ドラム3とから構成されてい
る。
【0003】回転軸3aと共に上ドラム3を回転駆動さ
せるために、回転軸3aの下部にはモータ4が設けられ
ている。即ち、下ドラム2に固定した状態でステータ
(固定子)5が設けられる一方、ステータ5を囲繞する
ロータ(回転子)6がボス7,円板8を介して回転軸3
aに固着されている。
【0004】この上ドラム3内には、映像及び音声信号
の記録再生用の回転ヘッド(図5にのみ符号10で示
す)が内蔵されていると共に、この回転ヘッドを駆動制
御するための回路等が実装されたプリント基板11が、
搭載されている。これら回転ヘッド及びプリント基板1
1は、上ドラム3と一体的に回転するようになってい
る。このため、上記回転ヘッド及びプリント基板11に
対して、駆動制御用の電力を供給するためには、外部か
ら回転する上ドラム3へ電気的接続を行う必要がある。
また、回転する上ドラム3と固定された下ドラム2との
間で信号を伝送する必要がある。
【0005】このため、駆動制御用の電力を供給するパ
ワー供給用ロータリートランス(以下、単にPRTとい
う)と、信号を伝送する信号伝送用ロータリートランス
(以下、単にSRTという)とが設けられる。従来はP
RT及びSRTを一体化した結合ロータリートランス9
(以下、単に結合RTという)を介して、回転する上ド
ラム3への給電と上ドラム3,下ドラム2間の信号伝送
とが行われている。結合RT9は、図3に示すように下
ドラム2に結合された固定部9aと、固定部9aと対向
するようにして上ドラム3に結合された回転部9bとで
構成される。この結合RT9のブロック図を図5(a)
に示す。図中、10は回転ヘッド、11はプリント基板
である。
【0006】一方、図4に示すように駆動制御用の電力
のみをスリップリングを介して供給する回転ドラム装置
がある。これは、円周方向に沿って形成されたハーネス
12を軸方向に沿って複数設けたスリップリング13を
回転軸3aの上端に設けて当該ハーネス12をプリント
基板に接続する一方、アーム14を介して下ドラム2に
結合したホルダ15にブラシ16を複数設け、当該ブラ
シ16が夫々の回転するハーネス12に当接するように
したものである。スリップリング13を用いた回転ドラ
ム装置のブロック図を図5(b)に示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、PRTとS
RTとを結合して一体化した結合RTを用いると、チャ
ンネル間で電磁的な干渉があり、信号系のレベルを悪化
させる。
【0008】一方、スリップリングを用いるものでは、
スリップリングが高価なうえに摩耗するため交換が必要
であり、ランニングコストがかかるという欠点がある。
また、金属接点のためにノイズが発生するという問題も
ある。
【0009】そこで本発明は、斯かる課題を解決した回
転ドラム装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る回転ドラム装置の構成は、固定され
た固定ドラムを回転自在に貫通する回転軸を介して固定
ドラムの一方側に回転ドラムを設け、他方側には回転軸
に連動連結してモータを設け、回転ドラムには回転ドラ
ムに取り付けた回転ヘッドを駆動制御するプリント基板
を設け、回転ヘッドを駆動制御するための電力を固定ド
ラムからプリント基板へ伝達する駆動用電力伝達手段
と、信号を伝送するための信号伝送用伝送手段とを設け
た回転ドラム装置において、前記駆動用電力伝達手段及
び信号伝送用伝送手段の双方を、固定された部材に巻線
を取り付けた固定部と、当該固定部に対向して配置され
るとともに回転する部材に巻線を取り付けた回転部とか
らなるロータリートランスで構成し、駆動用電力伝達手
段と信号伝送用伝送手段とのうちのいずれか一方の固定
部は前記固定ドラムに取り付けるとともに回転部は前記
回転ドラムに取り付け、他方の固定部は前記モータにお
けるステータの内側に取り付けるとともに回転部は前記
回転軸の外周面に取り付けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による回転ドラム装
置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態は従
来の回転ドラム装置の一部を改良したものなので、従来
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる
部分のみを説明する。
【0012】本発明は、駆動用電力伝達手段としてのP
RTと信号伝送用伝送手段としてのSRTとを分離して
相対的に離れた位置に設けたものである。
【0013】図1を図3と比較すればわかるように、結
合RT9が存在していた位置には固定部17aと回転部
17bとからなるSRT17が設けられている。
【0014】一方、PRTは、モータ4と回転軸3aと
の間の空間に配置されている。図1のA部の拡大図を図
2に示すように、回転軸3aにはPRTロータ18が結
合されるとともにPRTロータ18の外周面に形成され
た円周溝の中に、巻線23が収容されて回転部22bが
構成される一方、ステータ5の内側には下ドラム2に固
定した状態でPRTステータ19が配置されるととも
に、PRTステータ19の内周面に形成された円周溝の
中に巻線24が収容されて固定部22aが構成されてい
る。回転軸3aの軸心位置には貫通孔20が形成され、
貫通孔20に挿通されたリード線21を介して回転部2
2bの巻線23とプリント基板11とが接続されてい
る。
【0015】斯かる回転ドラム装置では、PRT22と
SRT17とが分離して相互に離れた位置に設けられて
いる。このため、PRT22による信号伝送系への電磁
的干渉が低減される。
【0016】近年、デジタル・オーディオ・テープレコ
ーダや8mm幅のテープを使用するカメラや6mm幅の
テープを使用するカメラ(デジタル・ビデオ・カメラ)
に用いる小形ドラムにおいても高周波信号を取り扱う傾
向があり、それに伴ってドラム内で微弱な信号を増幅さ
せる必要がある。このような機器に電力を供給する手段
として、本発明は好適なものである。
【0017】なお、本実施例ではモータの内側の空間に
PRTを配置したが、PRTとSRTを入れ替えて、モ
ータの内側にSRTを配置するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る回転ドラム装置によれば駆動用電力伝達手段と信
号伝送用伝送手段とを分離していずれか一方をモータの
内側に配置したので、信号伝送系である信号伝送用伝送
手段への駆動用電力伝達手段の電磁的干渉が低減され
る。
【0019】また、スリップリングを用いないので、ス
リップリングを用いることによるランニングコストがか
かる等の問題も解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転ドラム装置の実施例を示す断
面図。
【図2】図1のA部の拡大図。
【図3】従来の回転ドラム装置の断面図。
【図4】従来の回転ドラム装置に係り、(a)は正面
図、(b)は平面図。
【図5】(a)は図3と対応するブロック図、(b)は
図4と対応するブロック図。
【符号の説明】
1…回転ドラム装置 2…下ドラム 3…上ドラム 3a…回転軸 4…モータ 5…ステータ 6…ロータ 11…プリント基板 17…信号伝送用ロータリートランス(SRT) 17a,22a…固定部 17b,22b…回転部 20…貫通孔 21…リード線 22…パワー用ロータリートランス(PRT)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された固定ドラムを回転自在に貫通
    する回転軸を介して固定ドラムの一方側に回転ドラムを
    設け、他方側には回転軸に連動連結してモータを設け、
    回転ドラムには回転ドラムに取り付けた回転ヘッドを駆
    動制御するプリント基板を設け、回転ヘッドを駆動制御
    するための電力を固定ドラムからプリント基板へ伝達す
    る駆動用電力伝達手段と、信号を伝送するための信号伝
    送用伝送手段とを設けた回転ドラム装置において、 前記駆動用電力伝達手段及び信号伝送用伝送手段の双方
    を、固定された部材に巻線を取り付けた固定部と、当該
    固定部に対向して配置されるとともに回転する部材に巻
    線を取り付けた回転部とからなるロータリートランスで
    構成し、 駆動用電力伝達手段と信号伝送用伝送手段とのうちのい
    ずれか一方の固定部は前記固定ドラムに取り付けるとと
    もに回転部は前記回転ドラムに取り付け、 他方の固定部は前記モータにおけるステータの内側に取
    り付けるとともに回転部は前記回転軸の外周面に取り付
    けたことを特徴とする回転ドラム装置。
JP34350497A 1997-12-15 1997-12-15 回転ドラム装置 Pending JPH11175903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34350497A JPH11175903A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 回転ドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34350497A JPH11175903A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 回転ドラム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11175903A true JPH11175903A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18362031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34350497A Pending JPH11175903A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 回転ドラム装置

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JP (1) JPH11175903A (ja)

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