JPH11175883A - 交通量計測装置および信号機制御装置 - Google Patents

交通量計測装置および信号機制御装置

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JPH11175883A
JPH11175883A JP9363232A JP36323297A JPH11175883A JP H11175883 A JPH11175883 A JP H11175883A JP 9363232 A JP9363232 A JP 9363232A JP 36323297 A JP36323297 A JP 36323297A JP H11175883 A JPH11175883 A JP H11175883A
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vehicle
traffic
image
measuring
road
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JP9363232A
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English (en)
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Masatoshi Kurumi
雅俊 來海
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路上に設置した撮像装置によって交通量を
計測する交通量計測装置に関し、時間遅れなくリアルタ
イムで交通量の計測およびそれに基づく信号機の制御を
行うことを目的とする。 【解決手段】 道路上の同一方向を撮像する複数台の撮
像装置1a,1bを備えた撮像手段1と、撮像手段から
出力された画像信号を入力する画像入力手段2と、画像
信号から交差点に進入する車両の特徴を抽出する特徴抽
出手段3と、抽出した特徴の対応付けを行って3次元計
測を行う3次元計測手段4と、予め登録した車両モデル
との照合を行うモデルマッチング手段5と、照合結果か
ら車両の台数を判定する存在台数計測手段6とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上に撮像装置
を設置し、この撮像装置によって撮像した画像に基づい
て交通量を計測する交通量計測装置および計測した交通
量から信号機の点灯時間を制御する信号機制御装置に関
し、道路交通を安全かつ円滑に制御する信号制御システ
ムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交差点の交通量を計測する装置と
しては、交差点から少し離れた位置に車両感知器を設置
し、通過する車両を感知して車両の通過台数を計測する
装置が知られている。また、最近では交差点にテレビカ
メラを設置し、このテレビカメラの画像から車両の流れ
を計測する装置も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両感知器は
車両の通過を感知するのみであるため、時間当りの通過
台数や時間占有率などの交通量は、一定時間当りの通過
台数を積分することで求めている。このため、交通量の
計測結果を出力するには、一定の演算時間が必要であ
り、この時間遅れによって刻々と変化する交通状況に合
わせてリアルタイムで交通量を計測し、信号機を制御す
るということができないといった不都合があった。
【0004】また、テレビカメラを用いる装置では、走
行中の車両の認識は容易であるが、停止中の車両の認
識、とくに車両が連なって停止する交差点での車両の認
識は困難であった。また、車両の影を実際の車両と誤認
する不都合もあった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、一定領域の車両台数を正確に
計測し、しかも時間遅れなくリアルタイムで交通量の計
測およびそれに基づく信号機の制御が行える交通量計測
装置および信号機制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
交通量計測装置は、道路上の同一方向を撮像する複数台
の撮像装置を備えた撮像手段と、撮像手段から得られた
画像信号を入力する画像入力手段と、画像信号から道路
上を走行する車両の特徴を抽出する特徴抽出手段と、抽
出した特徴の対応付けを行って3次元計測を行う3次元
計測手段と、予め登録した車両モデルとの照合を行うモ
デルマッチング手段と、照合結果から車両の台数を判定
する存在台数計測手段とを備える。
【0007】本発明の請求項2記載の交通量計測装置
は、道路上の同一方向を撮像する複数台の撮像装置を備
えた撮像手段と、撮像手段から得られた画像信号を入力
する画像入力手段と、画像信号から道路上を走行する車
両の特徴を抽出する特徴抽出手段と、抽出した特徴の対
応付けを行って3次元計測を行う3次元計測手段と、予
め登録した車両モデルとの照合を行うモデルマッチング
手段と、モデルマッチング手段における照合結果から車
両を追跡する車両追跡手段と、追跡結果から車両の速度
を計測する速度計測手段とを備える。
【0008】本発明の請求項3記載の交通量計測装置
は、道路上の同一方向を撮像する複数台の撮像装置を備
えた撮像手段と、撮像手段から得られた画像信号を入力
する画像入力手段と、画像信号から道路上を走行する車
両の特徴を抽出する特徴抽出手段と、抽出した特徴の対
応付けを行って3次元計測を行う3次元計測手段と、予
め登録した車両モデルとの照合を行うモデルマッチング
手段と、モデルマッチング手段における照合結果から車
両を追跡する車両追跡手段と、追跡結果から車両の停車
時間を計測する停車時間計測手段とを備える。
【0009】本発明の請求項4記載の交通量計測装置
は、請求項1記載の交通量計測装置を道路上の異なる位
置に複数系統設置し、各系の存在台数計測手段の計測値
を合計する存在台数合計手段を備える。
【0010】本発明の請求項5記載の交通量計測装置
は、請求項1記載の交通量計測装置を道路上の異なる位
置に複数系統設置し、各系毎に各系のモデルマッチング
手段における照合結果から車両を追跡する車両追跡手段
を設置し、各系の車両追跡手段の追跡結果から複数地点
間で車両を追跡する地点間追跡手段と、地点間追跡手段
の追跡結果から車両の信号待ち時間を計測する待ち時間
計測手段とを備えるものである。
【0011】本発明の請求項6記載の信号機制御装置
は、請求項1記載の交通量計測装置を交差点の異なる位
置に複数系統設置し、各系の存在台数計測手段の計測値
から交差点に設置した信号機の点灯時間を制御する信号
制御手段を備える。
【0012】本発明の請求項7記載の信号機制御装置
は、請求項3記載の交通量計測装置を交差点の異なる位
置に複数系統設置し、各系の待ち時間計測手段の計測値
から交差点に設置した信号機の点灯時間を制御する信号
制御手段を備える。
【0013】本発明の請求項8記載の信号機制御装置
は、請求項7記載の発明において、各系の待ち時間計測
手段は、自系内の全車両の待ち時間を計測して合計し、
信号制御手段は各系の待ち時間計測手段の合計値から信
号機の点灯時間を制御する。
【0014】本発明の請求項9記載の交通量計測装置
は、道路上の同一方向を撮像する複数台の撮像装置を備
えた撮像手段と、撮像手段から得られた画像信号を入力
する画像入力手段と、画像信号から道路上を走行する車
両のナンバープレートを抽出するプレート抽出手段と、
抽出したナンバープレートの中から各文字および各数字
を切り出す文字切出し手段と、切出した各文字および各
数字を認識する文字認識手段とを備える。
【0015】請求項1の発明では、2台以上の撮像装置
による画像から特徴部分を抽出し、画像間の特徴部分の
対応関係から各特徴部分の3次元座標を抽出し、この抽
出した3次元座標を仮想垂直平面上に投影することで車
両の形状を抽出する。この投影結果とモデルデータとを
比較することで車両の車種および位置を把握し、台数を
計測する。
【0016】請求項2,3の各発明では、2台以上の撮
像装置による画像を所定の時間毎に取り込み、上記と同
様にして車両の車種および位置を把握し、車両の位置変
化から車両の速度および信号待ち時間を計測する。
【0017】請求項4の発明では、請求項1の交通量計
測装置を道路上の異なる位置に複数系統設置し、各系統
毎に上記と同様にして車両の車種および位置を把握し、
各系統毎の台数およびその合計台数を計測する。
【0018】請求項5の発明では、請求項1の交通量計
測装置を道路上の異なる位置に複数系統設置し、各系統
毎に上記と同様にして車両の車種および位置を把握し、
各系統毎の車両の位置変化から全系統に渡る車両の信号
待ち時間を計測する。
【0019】請求項6の発明では、請求項1の交通量計
測装置を交差点の異なる位置に複数系統設置し、各系で
計測した存在台数を比較して、存在台数の大きい方の道
路の青信号点灯時間が長くなるように信号機を制御す
る。
【0020】請求項7,8の各発明では、請求項3の交
通量計測装置を交差点の異なる位置に複数系統設置し、
各系で計測した信号待ち時間を比較して、待ち時間の長
い方の道路の青信号点灯時間が長くなるように信号機を
制御する。
【0021】請求項9の発明では、請求項1の交通量計
測装置と並行に、撮像装置による画像から車両のナンバ
ープレートの各文字および各数字を認識し、交差点を通
過する車両を特定する。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
による交通量計測装置の実施の形態を示すブロック構成
図である。本実施の形態による交通量計測装置は、2台
の撮像装置(カメラ)1a,1bからなる撮像部1、画
像入力部2、特徴抽出部3、3次元計測部4、モデルマ
ッチング部5および存在台数計測部6から構成されてい
る。
【0023】カメラ1a,1bは焦点距離を同じくする
レンズを有し、同一方向を撮像するために撮像面が同一
平面上に位置するように調整され、光軸が道路の方向に
向けて互いに平行になるように設置されている。
【0024】図2は、交差点の一部を示す平面図で、横
断歩道CWの手前上方の道路RDの脇に撮像部1を設置
し、道路RDを交差点に向って進入して来る車両VHを
斜め上方から撮像する状態を示している。なお、TSは
信号機である。
【0025】図3は、撮像部1の設置例を示す平面図
(図a)および正面図(b)である。カメラ1a,1b
は、道路脇に立設した支柱31の上方に道路に突出した
状態で取り付けられた横桟32に、縦並びに固定されて
いる。また、支柱31の基部付近には、画像入力部2な
どが収納された制御盤33が取り付けられている。図4
は、撮像部1の他の設置例を示す平面図(図a)および
正面図(図b)である。この例ではカメラ1a,1bは
横桟32に横並びに固定されている。
【0026】画像入力部2は、カメラ1a,1bから得
られるアナログ画像信号をディジタル画像データに変換
し、変換後の画像データを内部の画像メモリに格納す
る。なお、以下の説明では、カメラ1aの画像を第1画
像、カメラ1bの画像を第2画像という。
【0027】特徴抽出部3は、第1画像および第2画像
毎にラプラシアンフィルタなどのエッジ抽出フィルタを
走査してゼロクロッシング点を抽出する。そして、ゼロ
クロッシング点の座標位置の画素を黒画素、他の画素を
白画素とした2値のエッジ画像を生成し、内部のエッジ
画像メモリに格納する。
【0028】図5は、第1画像(図a)および第2画像
(図b)の一例と、第1画像および第2画像について生
成された第1のエッジ画像(図c)および第2のエッジ
画像(図d)を示す図で、それぞれ車両や車両の影の輪
郭に相当するエッジ成分が抽出されている。図a,bの
斜線部分は自動車の影である。なお、カメラ1a,1b
は縦並びに固定されているものとする。
【0029】3次元計測部4は、2つのエッジ画像内の
エッジ構成点を対応付ける処理を行い、各エッジ構成点
に対する3次元座標の算出処理を行う。この対応付け処
理の具体例を、図6を参照しながら説明する。
【0030】まず、3次元計測部4は第1のエッジ画像
E1(図a)から所定のエッジ構成点p(x,yu )を
抽出する。そして、第2のエッジ画像E2(図b)内で
エッジ構成点pのエピボーララインL上に位置するエッ
ジ構成点q1,q2,q3,q4,q5をエッジ構成点
pの対応候補点として抽出する。
【0031】次に、第1画像G1(図c)上にエッジ構
成点pと同じ位置の点Pを中心とする所定の大きさの窓
Wuを設定する。また、第2画像G2(図d)上にも対
応候補点q1〜q5と同じ位置の点Q1〜Q5を中心と
する窓Wuと同じ大きさの窓W1〜W5を設定する。
【0032】次いで、窓Wuと窓W1〜W5との相違度
Cを、
【0033】
【数1】 を用いて算出する。なお、上式において、gu(x,y)
は窓Wu内の所定の画素の輝度値を表し、gv(x,y)
は窓Wv(v=1〜5)内の所定の画素の輝度値を表
す。また、i,jは各窓の大きさに応じて変動する変数
である。
【0034】次に、窓W1〜W5について求めた窓Wu
との相違度Cを比較し、相違度Cが最も小さくなる窓W
vを窓Wuに対応するものとする。そして、その窓Wv
の中心点Qvと同じ座標上にある第2のエッジ画像E2
上の点qv を、第1のエッジ画像E1のエッジ構成点p
の対応点と決定する。この例では、窓W2における相違
度が最も小さくなっており、したがってエッジ構成点p
に対する第2のエッジ画像E2中での対応点はq2であ
るとみなされる。
【0035】この対応付け処理が両エッジ画像E1,E
2内の全てのエッジ構成点について行われると、3次元
計測部4は、各エッジ画像E1,E2間の対応するエッ
ジ構成点p,qの座標と、カメラ1a,1bのパラメー
タとを用いて、三角計測の原理をもとに各エッジ構成点
に対応する3次元座標を算出する。
【0036】図7は、三角計測の原理を示す説明図であ
る。いま、対象物である車両VHの特徴点P(X,Y,
Z)が、第1画像G1および第2画像G2にそれぞれ物
点像Pu,Pvとして現れているとする。なお、点U,
Vはカメラ1a,1bの焦点である。
【0037】物点像Pu,Pvに対応する3次元座標
(X,Y,Z)は、特徴点Pの空間位置に相当する。従
って、車両VHの全ての特徴点について前記の方法を実
行すれば、車両VHの立体形状を把握することができ
る。この原理に基づき、次の式から各エッジ構成点に対
応する3次元座標を算出する。
【0038】
【数2】 なお、Bは各カメラの基線長、Fは各カメラのレンズの
焦点距離、Hは第2のカメラ1bの高さ、θはカメラの
俯角である。
【0039】全てのエッジ構成点に対応する3次元座標
が算出されると、道路の長さ方向に沿って仮想垂直平面
を設定し、算出した3次元座標をこの仮想垂直平面上に
投影する。
【0040】図8(a)は、投影処理の一例を示す図で
ある。図中、X,Y,Zは各3次元座標点を特定するた
めの空間座標軸であり、Rで示す仮想垂直平面は道路に
沿う位置においてZ軸に平行する水平軸HLとY軸に平
行する垂直軸VLとにより特定される。仮想垂直平面R
には、各3次元座標点の高さ(Y座標)と、撮像した画
像の正面から見た場合の奥行き(Z座標)とを反映した
点が投影される。従って、この仮想垂直平面Rを正面か
ら見ると、同図(b)に示すように、各エッジ成分を道
路の側方から見た状態が抽出される。
【0041】次いで、モデルマッチング部5では、図9
に示すように、内部に記憶されている乗用車、トラッ
ク、バスなどの車両の側面形状を表す2次元データのモ
デルMD1,MD2,MD3,…によって、仮想垂直平
面Rに対して順次走査し、仮想垂直平面R上に表される
投影点が何を示しているかを判定する。
【0042】図10は、図8(b)に示した投影結果に
対して、モデルMD1を用いて比較処理を行った例を示
す。モデルマッチング部5では、仮想垂直平面Rの原点
Oを初期位置として、モデルMD1を水平方向に走査
し、各走査位置においてモデルMD1に含まれる投影点
の数nを計数し、この投影点の数nが所定の閾値TH以
上であったときは、次式からモデルMD1と重なり合う
投影部分の評価値Ehiを算出する。
【0043】
【数3】 なお、hk ,vk は仮想垂直平面R上の点の座標、hi
はモデルの左端点の水平座標、LNはモデルの水平軸方
向の長さ、V(h)は座標h(h<0<LN)における
モデルの高さ表す関数である。
【0044】一方、モデルに重なる投影点の数nが閾値
THを下回った場合は、その走査位置における評価値に
最大値MAXを設定する。全てのモデルによって仮想垂直
平面R上を走査し、各走査位置における評価値を算出す
る。得られた結果の中から極小の評価値が得られたモデ
ルの車種を投影部分の車種と判定し、さらにその極小の
評価値が得られた時点での座標ho をその車両の先頭位
置とする。
【0045】モデルマッチング部5は、こうして決定し
た各車両の先頭位置の座標ho を内部メモリに格納す
る。以下、所定時間毎に同様の処理が実行され、その処
理結果が内部メモリに順次格納される。従って、内部メ
モリには各処理時刻毎に抽出された各車両の先頭位置を
示す各座標ho の数値が格納される。
【0046】存在台数計測部6は、モデルマッチング部
5で決定した各車両の先頭位置の各座標ho の数から撮
像部1の撮像領域内に存在する車両の台数を計測し、そ
の計測結果を図示せぬ上位装置(例えば信号制御システ
ムの集中監視装置)に通知する。
【0047】このように、本実施の形態によれば、従来
の感知器のように過去の一定期間の通過台数ではなく、
今現在の存在台数が計測できるので、時間遅れのない交
通量の計測が行える。
【0048】(実施の形態2)図11は、本発明による
交通量計測装置の他の実施の形態を示すブロック構成図
である。同図において、撮像部1から存在台数計測部6
までの構成は前述の実施の形態1と同様である。本実施
の形態では、モデルマッチング部5の出力側に車両追跡
部7を設け、この車両追跡部7の出力側に速度計測部8
および停車時間計測手段としての待ち時間計測部9を設
けた点が新たな構成となっている。
【0049】車両追跡部7は、モデルマッチング部5で
各処理時刻毎に内部メモリに格納された車両の先頭位置
を表す座標ho のデータを取り出し、それぞれ1段階前
の処理時刻におけるいずれかの検出値と対応づけること
によって、車両の時間的な位置変化を判別する。
【0050】いま、ある処理時刻ti においてJ台の車
両が検出されたものとし、このうちj番目(1≦j≦
J)に検出された車両の先頭位置をhj(ti)としたと
き、車両追跡部7は次の処理時刻ti+1 の時点での各検
出結果中、hj(ti)との差分が所定の閾値以下となるも
のの中から、さらにhj(ti)との距離が最小となる検出
結果を抽出し、これを処理時刻ti+1 におけるj番目の
車両の先頭位置hj+1(ti+1)と認識する。
【0051】図12は、この対応付け処理に基づき判別
された各車両の位置変化を示すグラフで、図中、×印は
各処理時間毎の検出結果をプロットしたもので、破線で
示す軌跡は対応付けられた検出結果、すなわち各車両の
位置変化を示す。このグラフでは3台の車両の軌跡を示
している。
【0052】検出ラインDetは、道路上の所定の水平ラ
インに対応するもので、速度計測部8は、各軌跡がこの
ラインDetを越えた時点で通過車両のカウント処理を実
行し、この通過直後の検出値およびその直前の数回分の
検出結果をサンプリングし、これらの検出結果を用いて
車両の通過速度を算出する。
【0053】いま、u番目の軌跡についてN個の検出値
をサンプリングし、このうちn番目にサンプリングした
検出値の座標を(tun ,hun )とすると、この軌跡
により示される車両の通過速度Vuは、
【0054】
【数4】 で表される。
【0055】なお、各車両がスムーズに進行している状
態では、図12(a)に示すような右下がりの軌跡が得
られるが、信号待ちや渋滞などにかかっている場合は、
同図(b)に示すように、各処理時間における検出値が
殆ど変化しない軌跡が得られる。待ち時間計測部9は、
検出値が殆ど変化しない状態の時間から待ち時間を計測
する。
【0056】(実施の形態3)図13は、本発明による
交通量計測装置の他の実施の形態を示すブロック構成図
である。本実施の形態による交通量計測装置は、交差点
進入路の異なる2地点に撮像部1A,1Bを設け、それ
に伴って撮像部1Aに対応して画像入力部2A〜存在台
数計測部6Aを設け、撮像部1Bに対応して画像入力部
2B〜存在台数計測部6Bを設ける2系統の構成とし、
さらに存在台数計測部6A,6Bの計測結果を合計する
存在台数合計部10を設けた構成となっている。
【0057】図14は、交差点の一部を示す平面図で、
撮像部1Aを交差点からやや離れた道路RDの脇の地点
に設置し、撮像部1Bを交差点の近くの道路RDの脇の
地点に設置した様子を示している。
【0058】各系統の動作は前述の図1に示す実施の形
態と同様であるので詳細説明は省略するが、本実施の形
態によれば、前述の実施の形態と同様に過去の一定期間
の通過台数ではなく、今現在の存在台数が計測できるの
で、時間遅れのない交通量の計測が行え、加えて複数の
地点で計測するので、交差点に向って進入して来る車両
を幅広い範囲で計測することができる。
【0059】(実施の形態4)図15は、本発明による
交通量計測装置の他の実施の形態を示すブロック構成図
である。本実施の形態による交通量計測装置は、図13
に示す実施の形態の構成において、モデルマッチング部
5A,5Bの出力側に車両追跡部7A,7Bを設け、こ
の車両追跡部7A,7Bの出力側に地点間追跡部11お
よび待ち時間計測部9をそれらの順に直列に設けた点が
新たな構成となっている。
【0060】地点間追跡部11は、各系統の車両追跡部
7A,7Bで行った追跡処理を対応付けることで、複数
の撮像部1A,1Bに渡る追跡処理を行い、より広い範
囲の渋滞に対して、待ち時間計測部9での計測を可能と
する。
【0061】(実施の形態5)図16は、本発明による
信号機制御装置の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。本実施の形態による信号機制御装置は、四差路の交
差点の各進入路に撮像部1A,1B,1C,1Dを設
け、それに伴い撮像部1Aに対応して画像入力部2A〜
存在台数計測部6Aを設け、撮像部1Bに対応して画像
入力部2B〜存在台数計測部6Bを設け、撮像部1Cに
対応して画像入力部2C〜存在台数計測部6Cを設け、
撮像部1Dに対応して画像入力部2D〜存在台数計測部
6Dを設けた4系統の構成とし、さらに存在台数計測部
6A〜6Dの計測結果によって信号機を制御する信号制
御部12を設けた構成となっている。
【0062】図17は、四差路の交差点を示す平面図
で、交差点に進入する4本の道路RDa〜RDdに対し
て撮像部1A〜1Dを設置し、各道路RDa〜RDdを
交差点に向って進入して来る車両VHを4地点から撮像
する様子を示している。
【0063】各系統の動作は前述の図1に示す実施の形
態と同様であるので詳細説明は省略するが、本実施の形
態によれば、各系統の存在台数を信号制御部12で比較
し、それによって信号機TSa〜TSdの青信号または
赤信号の点灯時間を制御することができる。
【0064】図18は、信号制御部12による信号機T
Sa〜TSdの制御動作を示すフローチャート図であ
る。
【0065】まず、第1系統の存在台数計測部6Aの計
測値Daと、その反対車線である第2系統の存在台数計
測部6Bの計測値Dbとを比較し、大きい方の値を最大
存在台数D1とする。また、交差する道路の第3系統の
存在台数計測部6Cの計測値Dcと、その反対車線であ
る第4系統の存在台数計測部6Dの計測値Ddとを比較
し、大きい方の値を最大存在台数D2とする(ステップ
S11)。
【0066】そして、最大存在台数D1,D2を比較し
(ステップS12)、最大存在台数D1の方が最大存在
台数D2よりも大きければ、信号機TSa,TSbの青
信号時間Tabをより長く設定し、信号機TSc,TSd
の青信号時間Tcdをより短く設定する(ステップS1
3)。
【0067】これに対し、最大存在台数D2の方が最大
存在台数D1よりも大きければ、信号機TSc,TSd
の青信号時間Tcdをより長く設定し、信号機TSa,T
Sbの青信号時間Tabをより短く設定する(ステップS
14)。こうして存在台数の多い道路側の信号機の青信
号時間を長くすることによって、交差点の道路交通を円
滑に制御することができる。
【0068】(実施の形態6)図19は、本発明による
信号機制御装置の他の実施の形態を示すブロック構成図
である。本実施の形態による信号機制御装置は、四差路
の交差点の各進入路に撮像部1A,1B,1C,1Dを
設け、撮像部1Aに対応して画像入力部2A〜モデルマ
ッチング部5A,車両追跡部7A,待ち時間計測部9A
をそれらの順に設け、他の系統も撮像部1Bに対応して
画像入力部2B〜待ち時間計測部9Bを設け、撮像部1
Cに対応して画像入力部2C〜待ち時間計測部9Cを設
け、撮像部1Dに対応して画像入力部2D〜待ち時間計
測部9Dを設けた4系統の構成とし、さらに待ち時間計
測部9A〜9Dの計測結果によって信号機を制御する信
号制御部12を設けた構成となっている。
【0069】各系統の動作は前述の図11に示す実施の
形態と同様であるので詳細説明は省略するが、本実施の
形態によれば、各系統の待ち時間を信号制御部12で比
較し、それによって信号機TSa〜TSdの青信号また
は赤信号の点灯時間を制御することができる。
【0070】図20は、信号制御部12による信号機T
Sa〜TSdの制御動作を示すフローチャート図であ
る。
【0071】まず、第1系統の待ち時間計測部9Aの計
測値Waと、その反対車線である第2系統の待ち時間計
測部9Bの計測値Wbとを比較し、大きい方の値を最大
待ち時間W1とする。同様にして、交差する道路の第3
系統の待ち時間計測部9Cの計測値Wcと、その反対車
線である第4系統の待ち時間計測部9Dの計測値Wdと
を比較し、大きい方の値を最大待ち時間W2とする(ス
テップS21)。
【0072】次いで、最大待ち時間W1,W2を比較し
(ステップS22)、最大待ち時間W1の方が最大待ち
時間W2よりも大きければ、信号機TSa,TSbの青
信号時間Tabをより長く設定し、信号機TSc,TSd
の青信号時間Tcdをより短く設定する(ステップS2
3)。
【0073】これに対し、最大待ち時間W2の方が最大
待ち時間W1よりも大きければ、信号機TSc,TSd
の青信号時間Tcdをより長く設定し、信号機TSa,T
Sbの青信号時間Tabをより短く設定する(ステップS
24)。こうして最大待ち時間の大きい道路側の信号機
の青信号時間を長くすることによって、交差点の道路交
通を円滑に制御することができる。
【0074】(実施の形態7)図21は、本発明による
信号制御装置の他の実施の形態を示すブロック構成図で
ある。本実施の形態による信号制御装置は、前述した図
19に示す実施の形態の構成において、待ち時間計測部
9A〜9Dに代えて待ち時間総和計測部13A〜13D
を設けた点を除いては前述した実施の形態と同一の構成
を有している。待ち時間総和計測部13A〜13Dは、
自己の系内で認識した全車両の待ち時間を計測し、さら
にその合計値を算出するものである。
【0075】図22は、信号制御部12による信号機T
Sa〜TSdの制御動作を示すフローチャート図であ
る。
【0076】まず、第1系統の待ち時間総和計測部13
Aの計測値Saと、その反対車線である第2系統の待ち
時間総和計測部13Bの計測値Sbとを比較し、大きい
方の値を最大待ち時間総和S1とする。同様にして、交
差する道路の第3系統の待ち時間総和計測部13Cの計
測値Scと、その反対車線である第4系統の待ち時間総
和計測部13Dの計測値Sdとを比較し、大きい方の値
を最大待ち時間総和S2とする(ステップS31)。
【0077】次いで、最大待ち時間総和S1,S2を比
較し(ステップS32)、最大待ち時間総和S1の方が
最大待ち時間総和S2よりも大きければ、信号機TS
a,TSbの青信号時間Tabをより長く設定し、信号機
TSc,TSdの青信号時間Tcdをより短く設定する
(ステップS33)。
【0078】これに対し、最大待ち時間総和S2の方が
最大待ち時間総和S1よりも大きければ、信号機TS
c,TSdの青信号時間Tcdをより長く設定し、信号機
TSa,TSbの青信号時間Tabをより短く設定する
(ステップS34)。こうして待ち時間の総和が大きい
道路側の信号機の青信号時間を長くすることによって、
交差点の道路交通を円滑に制御することができる。
【0079】(実施の形態8)図23は、本発明による
交通量計測装置の他の実施の形態8を示すブロック構成
図である。同図において、撮像部1から存在台数計測部
6までの構成は前述の実施の形態1と同様であり、画像
入力部2の出力側にプレート抽出部21を設け、このプ
レート抽出部21の出力側に文字切出し部22および文
字認識部23を直列に設けた点が新たな構成となってい
る。
【0080】この構成において、プレート抽出部21は
カメラ1a,1bのいずれか一方の画像から車両のナン
バープレートを抽出する。文字切出し部22はプレート
抽出部21で抽出したナンバープレートの中から各文字
および各数字を切り出す。文字認識部23は切出した各
文字および各数字毎にモデル画像とのパターンマッチン
グを行い、その車両のナンバーを認識する。
【0081】本実施の形態によれば、交差点を通過する
車両のナンバープレートを認識することで車両を特定で
きるので、隣接する交差点での車両特定結果と照合する
ことにより交差点間の移動時間や交差点の方向別交通量
など計測が可能となる。
【0082】(他の実施の形態)前述の実施の形態で
は、撮像部1のカメラ1a,1bを信号機TSと別の支
柱に設置するようにしたが、図24に示すように、撮像
部1を信号機TSと同じ支柱に設置したり(図a)、撮
像部1と信号機TSとを一体的に構成するようにしても
よい(図b)。このように構成すれば、撮像部専用の支
柱31が不要となるため、設置コストを大幅に低減する
ことができる。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明では、2台以上の撮像装
置による画像から特徴部分を抽出し、画像間の特徴部分
の対応関係から各特徴部分の3次元座標を抽出し、この
抽出した3次元座標を仮想垂直平面上に投影することで
車両の形状を抽出する。この投影結果と車両のモデルデ
ータとを比較することで車両の車種および位置を把握
し、台数を計測する。こうすることで車両の存在台数が
リアルタイムで計測でき、時間遅れのない交通量の計測
を行うことができる。
【0084】請求項2,3の各発明では、2台以上の撮
像装置による画像を所定の時間毎に取り込み、上記と同
様にして車両の車種および位置を把握し、車両の位置変
化から車両の速度および信号待ち時間を計測する。こう
することで車両の速度および信号待ち時間がリアルタイ
ムで計測でき、時間遅れのない交通量の計測を行うこと
ができる。
【0085】請求項4の発明では、道路上の異なる位置
に複数系統の交通量計測装置を設置し、各系統毎に台数
を計測し、その合計台数を計測する。こうすることで走
行する車両の存在台数を幅広い範囲でリアルタイムで計
測でき、時間遅れのない交通量の計測を行うことができ
る。
【0086】請求項5の発明では、道路上の異なる位置
に複数系統の交通量計測装置を設置し、各系統毎に計測
した車両の位置変化から全系統に渡る車両の信号待ち時
間を計測する。こうすることで広い範囲の渋滞に対して
待ち時間の計測を行うことができる。
【0087】請求項6の発明では、交差点の異なる位置
に複数系統の交通量計測装置を設置し、各系統毎に計測
した存在台数を比較し、存在台数が多い方の道路の青信
号の点灯時間が長くなるように信号機を制御する。こう
することで交差点の道路交通を円滑に制御することがで
きる。
【0088】請求項7,8の各発明では、交通量計測装
置を交差点の異なる位置に複数系統設置し、各系毎に計
測した信号待ち時間を比較し、待ち時間の長い方の道路
の青信号の点灯時間が長くなるように信号機を制御す
る。こうすることで交差点の道路交通を円滑に制御する
ことができる。
【0089】請求項9の発明では、交通量計測装置と並
行に、撮像装置による画像から車両のナンバープレート
の各文字および各数字を認識し、交差点を通過する車両
を特定することで隣接する交差点での車両特定結果と照
合し、交差点間の移動時間や交差点の方向別交通量など
の計測が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交通量計測装置の実施の形態を示すブ
ロック構成図である。
【図2】交差点の一部を示す平面図で、道路脇に設置し
た撮像部によって進入する車両を斜め上方から撮像する
様子を示す説明図である。
【図3】撮像部の設置例を示す平面図(図a)および正
面図(b)である。
【図4】撮像部の他の設置例を示す平面図(図a)およ
び正面図(b)である。
【図5】撮像部の各カメラからの入力画像およびそのエ
ッジ画像の抽出例を示す説明図である。
【図6】対応付け処理の方法を示す説明図である。
【図7】三角測量の原理を示す説明図である。
【図8】3次元座標の投影方法と(図a)、その仮想垂
直平面への投影結果を例示する説明図である。
【図9】側面形状モデルを示す説明図である。
【図10】仮想垂直平面への投影結果と側面形状モデル
との比較判別処理結果を示す説明図である。
【図11】本発明の交通量計測装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図12】各処理時点での車両位置の検出値を対応付け
た結果を示す説明図である。
【図13】本発明の交通量計測装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図14】交差点の一部を示す平面図で、道路脇の異な
る2地点に設置した撮像部によって進入する車両を斜め
上方から撮像する様子を示す説明図である。
【図15】本発明の交通量計測装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図16】本発明の信号機制御装置の実施の形態を示す
ブロック構成図である。
【図17】四差路の交差点を示す平面図で、4地点に設
置した撮像部によって各道路を進入する車両を斜め上方
から撮像する様子を示す説明図である。
【図18】信号制御部による信号機の制御動作を示すフ
ローチャート図である。
【図19】本発明の信号機制御装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図20】信号制御部による信号機の制御動作を示すフ
ローチャート図である。
【図21】本発明の信号機制御装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図22】信号制御部による信号機の制御動作を示すフ
ローチャート図である。
【図23】本発明の交通量計測装置の他の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【図24】カメラと信号機とを同じ支柱に設置した例を
示す構成図(図a)および撮像部と信号機とを一体的に
構成するようにした例を示す構成図(図b)である。
【符号の説明】
1,1A〜1D 撮像部 1a,1b カメラ 2,2A〜2D 画像入力部 3,3A〜3D 特徴抽出部 4,4A〜4D 3次元計測部 5,5A〜5D モデルマッチング部 6,6A〜6D 存在台数計測部 7,7A〜7D 車両追跡部 8 速度計測部 9 待ち時間計測部 10 存在台数合計部 11 地点間追跡部 12 信号制御部 13A〜13D 待ち時間総和計測部 21 プレート抽出部 22 文字切出し部 23 文字認識部 31 支柱 32 横桟 33 制御盤 CW,CWa〜CWd 横断歩道 MV 自動車 RD,RDa〜RDd 道路 TS,TSa〜TSd 信号機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/62 415

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上の同一方向を撮像する複数台の撮
    像装置を備えた撮像手段と、 前記撮像手段から得られた画像信号を入力する画像入力
    手段と、 前記画像信号から道路上を走行する車両の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 前記抽出した特徴の対応付けを行って3次元計測を行う
    3次元計測手段と、 予め登録した車両モデルとの照合を行うモデルマッチン
    グ手段と、 前記照合結果から車両の台数を判定する存在台数計測手
    段と、を備えることを特徴とする交通量計測装置。
  2. 【請求項2】 道路上の同一方向を撮像する複数台の撮
    像装置を備えた撮像手段と、 前記撮像手段から得られた画像信号を入力する画像入力
    手段と、 前記画像信号から道路上を走行する車両の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 抽出した特徴の対応付けを行って3次元計測を行う3次
    元計測手段と、 予め登録した車両モデルとの照合を行うモデルマッチン
    グ手段と、 前記モデルマッチング手段における照合結果から前記車
    両を追跡する車両追跡手段と、 前記追跡結果から前記車両の速度を計測する速度計測手
    段と、を備えることを特徴とする交通量計測装置。
  3. 【請求項3】 道路上の同一方向を撮像する複数台の撮
    像装置を備えた撮像手段と、 前記撮像手段から得られた画像信号を入力する画像入力
    手段と、 前記画像信号から道路上を走行する車両の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 抽出した特徴の対応付けを行って3次元計測を行う3次
    元計測手段と、 予め登録した車両モデルとの照合を行うモデルマッチン
    グ手段と、 前記モデルマッチング手段における照合結果から前記車
    両を追跡する車両追跡手段と、 前記追跡結果から前記車両の停車時間を計測する停車時
    間計測手段と、を備えることを特徴とする交通量計測装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の交通量計測装置を道路上
    の異なる位置に複数系統設置し、各系の存在台数計測手
    段の計測値を合計する存在台数合計手段を備えることを
    特徴とする交通量計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の交通量計測装置を道路上
    の異なる位置に複数系統設置し、各系毎に各系のモデル
    マッチング手段における照合結果から車両を追跡する車
    両追跡手段を設置し、 前記各系の車両追跡手段の追跡結果から複数地点間で車
    両を追跡する地点間追跡手段と、 前記地点間追跡手段の追跡結果から前記車両の信号待ち
    時間を計測する待ち時間計測手段と、を備えることを特
    徴とする交通量計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の交通量計測装置を交差点
    の異なる位置に複数系統設置し、各系の存在台数計測手
    段の計測値から前記交差点に設置した信号機の点灯時間
    を制御する信号制御手段を備えることを特徴とする信号
    機制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の交通量計測装置を交差点
    の異なる位置に複数系統設置し、各系の待ち時間計測手
    段の計測値から前記交差点に設置した信号機の点灯時間
    を制御する信号制御手段を備えることを特徴とする信号
    機制御装置。
  8. 【請求項8】 前記各系統の待ち時間計測手段は、自系
    統内の全車両の待ち時間を計測して合計し、前記信号制
    御手段は前記各系の待ち時間計測手段の合計値から前記
    信号機の点灯時間を制御することを特徴とする請求項7
    記載の信号機制御装置。
  9. 【請求項9】 道路上の同一方向を撮像する複数台の撮
    像装置を備えた撮像手段と、 前記撮像手段から得られた画像信号を入力する画像入力
    手段と、 前記画像信号から道路上を走行する車両のナンバープレ
    ートを抽出するプレート抽出手段と、 抽出したナンバープレートの中から各文字および各数字
    を切り出す文字切出し手段と、 切出した各文字および各数字を認識する文字認識手段
    と、を備えることを特徴とする交通量計測装置。
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